難病の治療費を公費で負担してもらえる制度があります 指定難病で一定以上の重症度の患者さんは 公費負担 ( 医療費助成 ) を受けられることになっています 指定難病とは 1 発病の機構が明らかでなく 2 治療方法が確立していない 3 希少な疾病であって 4 長期の療養を必要とするもの という 難病 一
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- たみえ かわらい
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1 知っておきたい公費負担医療制度 ~ 指定難病制度について ~ 公費負担医療制度を上手に活用しましょう!
2 難病の治療費を公費で負担してもらえる制度があります 指定難病で一定以上の重症度の患者さんは 公費負担 ( 医療費助成 ) を受けられることになっています 指定難病とは 1 発病の機構が明らかでなく 2 治療方法が確立していない 3 希少な疾病であって 4 長期の療養を必要とするもの という 難病 一般の定義に加えて 5 患者数が本邦において人口の 0.1% 程度以下で 6 客観的な診断基準が確立している という定義に基づく疾病です 次の疾病は指定難病で 公費負担の対象です 平成 27 年 7 月 1 日現在 次の 306 疾病が指定難病として公費負担の対象となっています 番号 番号 1 球脊髄性筋萎縮症 31 ベスレムミオパチー 2 筋萎縮性側索硬化症 32 自己貪食空胞性ミオパチー 3 脊髄性筋萎縮症 33 シュワルツ ヤンペル症候群 4 原発性側索硬化症 34 神経線維腫症 5 進行性核上性麻痺 35 天疱瘡 6 パーキンソン病 36 表皮水疱症 7 大脳皮質基底核変性症 37 膿疱性乾癬 ( 汎発型 ) 8 ハンチントン病 38 スティーヴンス ジョンソン症候群 9 神経有棘赤血球症 39 中毒性表皮壊死症 10 シャルコー マリー トゥース病 40 高安動脈炎 11 重症筋無力症 41 巨細胞性動脈炎 12 先天性筋無力症候群 42 結節性多発動脈炎 13 多発性硬化症 / 視神経脊髄炎 43 顕微鏡的多発血管炎 14 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 / 多巣性運動ニューロパチー 多発血管炎性肉芽腫症好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 15 封入体筋炎 46 悪性関節リウマチ 16 クロウ 深瀬症候群 47 バージャー病 17 多系統萎縮症 48 原発性抗リン脂質抗体症候群 18 脊髄小脳変性症 ( 多系統萎縮症を除く ) 49 全身性エリテマトーデス 19 ライソゾーム病 50 皮膚筋炎 / 多発性筋炎 20 副腎白質ジストロフィー 51 全身性強皮症 21 ミトコンドリア病 52 混合性結合組織病 22 もやもや病 53 シェーグレン症候群 23 プリオン病 54 成人スチル病 24 亜急性硬化性全脳炎 55 再発性多発軟骨炎 25 進行性多巣性白質脳症 56 ベーチェット病 26 HTLV-1 関連脊髄症 57 特発性拡張型心筋症 27 特発性基底核石灰化症 58 肥大型心筋症 28 全身性アミロイドーシス 59 拘束型心筋症 29 ウルリッヒ病 60 再生不良性貧血 30 遠位型ミオパチー 61 自己免疫性溶血性貧血 2
3 番号 番号 62 発作性夜間ヘモグロビン尿症 98 好酸球性消化管疾患 63 特発性血小板減少性紫斑病 99 慢性特発性偽性腸閉塞症 64 血栓性血小板減少性紫斑病 100 巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症 65 原発性免疫不全症候群 101 腸管神経節細胞僅少症 66 IgA 腎症 102 ルビンシュタイン テイビ症候群 67 多発性嚢胞腎 103 CFC 症候群 68 黄色靱帯骨化症 104 コステロ症候群 69 後縦靱帯骨化症 105 チャージ症候群 70 広範脊柱管狭窄症 106 クリオピリン関連周期熱症候群 71 特発性大腿骨頭壊死症 107 全身型若年性特発性関節炎 72 下垂体性 ADH 分泌異常症 108 TNF 受容体関連周期性症候群 73 下垂体性 TSH 分泌亢進症 109 非典型溶血性尿毒症症候群 74 下垂体性 PRL 分泌亢進症 110 ブラウ症候群 75 クッシング病 111 先天性ミオパチー 76 下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症 112 マリネスコ シェーグレン症候群 77 下垂体性成長ホルモン分泌亢進症 113 筋ジストロフィー 78 下垂体前葉機能低下症 114 非ジストロフィー性ミオトニー症候群 79 家族性高コレステロール血症 ( ホモ接合体 ) 115 遺伝性周期性四肢麻痺 80 甲状腺ホルモン不応症 116 アトピー性脊髄炎 81 先天性副腎皮質酵素欠損症 117 脊髄空洞症 82 先天性副腎低形成症 118 脊髄髄膜瘤 83 アジソン病 119 アイザックス症候群 84 サルコイドーシス 120 遺伝性ジストニア 85 特発性間質性肺炎 121 神経フェリチン症 86 肺動脈性肺高血圧症 122 脳表ヘモジデリン沈着症 肺静脈閉塞症 / 肺毛細血管腫症慢性血栓塞栓性肺高血圧症 123 禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症 リンパ脈管筋腫症網膜色素変性症 124 皮質下梗塞と白質脳症を伴う常染色体優性脳動脈症 バッド キアリ症候群特発性門脈圧亢進症 125 神経軸索スフェロイド形成を伴う遺伝性びまん性白質脳症 93 原発性胆汁性肝硬変 126 ペリー症候群 94 原発性硬化性胆管炎 127 前頭側頭葉変性症 95 自己免疫性肝炎 128 ビッカースタッフ脳幹脳炎 96 クローン病 129 痙攣重積型 ( 二相性 ) 急性脳症 97 潰瘍性大腸炎 130 先天性無痛無汗症 3
4 番号 番号 131 アレキサンダー病 177 有馬症候群 132 先天性核上性球麻痺 178 モワット ウィルソン症候群 133 メビウス症候群 179 ウィリアムズ症候群 134 中隔視神経形成異常症 / ドモルシア症候群 180 ATR-X 症候群 135 アイカルディ症候群 181 クルーゾン症候群 136 片側巨脳症 182 アペール症候群 137 限局性皮質異形成 183 ファイファー症候群 138 神経細胞移動異常症 184 アントレー ビクスラー症候群 139 先天性大脳白質形成不全症 185 コフィン シリス症候群 140 ドラベ症候群 186 ロスムンド トムソン症候群 141 海馬硬化を伴う内側側頭葉てんかん 187 歌舞伎症候群 142 ミオクロニー欠神てんかん 188 多脾症候群 143 ミオクロニー脱力発作を伴うてんかん 189 無脾症候群 144 レノックス ガストー症候群 190 鰓耳腎症候群 145 ウエスト症候群 191 ウェルナー症候群 146 大田原症候群 192 コケイン症候群 147 早期ミオクロニー脳症 193 プラダー ウィリ症候群 148 遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん 194 ソトス症候群 149 片側痙攣 片麻痺 てんかん症候群 195 ヌーナン症候群 150 環状 20 番染色体症候群 196 ヤング シンプソン症候群 151 ラスムッセン脳炎 197 1p36 欠失症候群 152 PCDH19 関連症候群 198 4p 欠失症候群 153 難治頻回部分発作重積型急性脳炎 199 5p 欠失症候群 154 徐波睡眠期持続性棘徐波を示すてんかん性脳症 第 14 番染色体父親性ダイソミー症候群アンジェルマン症候群 155 ランドウ クレフナー症候群 202 スミス マギニス症候群 156 レット症候群 q11.2 欠失症候群 157 スタージ ウェーバー症候群 204 エマヌエル症候群 158 結節性硬化症 205 脆弱 X 症候群関連疾患 159 色素性乾皮症 206 脆弱 X 症候群 160 先天性魚鱗癬 207 総動脈幹遺残症 161 家族性良性慢性天疱瘡 208 修正大血管転位症 162 類天疱瘡 ( 後天性表皮水疱症を含む ) 209 完全大血管転位症 163 特発性後天性全身性無汗症 210 単心室症 164 眼皮膚白皮症 211 左心低形成症候群 165 肥厚性皮膚骨膜症 212 三尖弁閉鎖症 166 弾性線維性仮性黄色腫 213 心室中隔欠損を伴わない肺動脈閉鎖症 167 マルファン症候群 214 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症 168 エーラス ダンロス症候群 215 ファロー四徴症 169 メンケス病 216 両大血管右室起始症 170 オクシピタル ホーン症候群 217 エプスタイン病 171 ウィルソン病 218 アルポート症候群 172 低ホスファターゼ症 219 ギャロウェイ モワト症候群 173 VATER 症候群 220 急速進行性糸球体腎炎 174 那須 ハコラ病 221 抗糸球体基底膜腎炎 175 ウィーバー症候群 222 一次性ネフローゼ症候群 176 コフィン ローリー症候群 223 一次性膜性増殖性糸球体腎炎 4
5 番号 紫斑病性腎炎先天性腎性尿崩症間質性膀胱炎 ( ハンナ型 ) オスラー病閉塞性細気管支炎肺胞蛋白症 ( 自己免疫性又は先天性 ) 肺胞低換気症候群 α1- アンチトリプシン欠乏症カーニー複合ウォルフラム症候群 ペルオキシソーム病 ( 副腎白質ジストロフィーを除く ) 副甲状腺機能低下症偽性副甲状腺機能低下症副腎皮質刺激ホルモン不応症ビタミン D 抵抗性くる病 / 骨軟化症ビタミン D 依存性くる病 / 骨軟化症フェニルケトン尿症高チロシン血症 1 型高チロシン血症 2 型高チロシン血症 3 型メープルシロップ尿症プロピオン酸血症メチルマロン酸血症イソ吉草酸血症グルコーストランスポーター 1 欠損症グルタル酸血症 1 型グルタル酸血症 2 型 尿素サイクル異常症リジン尿性蛋白不耐症先天性葉酸吸収不全ポルフィリン症複合カルボキシラーゼ欠損症 筋型糖原病肝型糖原病ガラクトース -1- リン酸ウリジルトランスフェラーゼ欠損症 レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症シトステロール血症タンジール病原発性高カイロミクロン血症脳腱黄色腫症無 βリポタンパク血症脂肪萎縮症家族性地中海熱高 IgD 症候群 番号 中條 西村症候群化膿性無菌性関節炎 壊疽性膿皮症 アクネ症候群慢性再発性多発性骨髄炎強直性脊椎炎進行性骨化性線維異形成症肋骨異常を伴う先天性側弯症骨形成不全症タナトフォリック骨異形成症軟骨無形成症リンパ管腫症 / ゴーハム病巨大リンパ管奇形 ( 頚部顔面病変 ) 巨大静脈奇形 ( 頚部口腔咽頭びまん性病変 ) 巨大動静脈奇形 ( 頚部顔面又は四肢病変 ) クリッペル トレノネー ウェーバー症候群先天性赤血球形成異常性貧血後天性赤芽球癆ダイアモンド ブラックファン貧血ファンコニ貧血遺伝性鉄芽球性貧血エプスタイン症候群自己免疫性出血病 クロンカイト カナダ症候群非特異性多発性小腸潰瘍症ヒルシュスプルング病 ( 全結腸型又は小腸型 ) 総排泄腔外反症総排泄腔遺残先天性横隔膜ヘルニア乳幼児肝巨大血管腫胆道閉鎖症アラジール症候群遺伝性膵炎嚢胞性線維症 IgG4 関連疾患黄斑ジストロフィーレーベル遺伝性視神経症アッシャー症候群若年発症型両側性感音難聴遅発性内リンパ水腫好酸球性副鼻腔炎 平成 27 年 1 月 1 日より施行の 難病法 で定められた 1~110 に加え 平成 27 年 7 月 1 日より新たに 111 ~306 の疾病が 指定難病 として追加されました 5
6 公費負担を受けるには 1 最寄りの市区町村の窓口に 以下の書類を提出します 申請に必要な書類 ( 詳細は市区町村の窓口にお問い合わせください ) 特定医療費支給認定申請書 ( ご自身で記入 ) 臨床調査個人票 ( 診断書 )( 難病指定医が記入 ) 住民票 ( 世帯全員がのっているもの ) 市町村民税課税証明書 ( 課税状況あるいは非課税を確認できる書類 ) 健康保険証等 ( 公的医療保険の被保険者証 ) のコピー 該当する場合のみ必要な書類の例 介護保険被保険者証のコピー 医療保険上の同一世帯内で小児慢性特定疾病として医療費助成を受けている小児等の受給者証のコピー 医療保険上の同一世帯内で指定難病として医療費助成を受けている人の受給者証のコピー 保険者からの情報提供についての同意書 ( 高額療養費の区分に関する照会に使用 ) 2 医療受給者証が交付されます ( 申請から約 2~3 ヵ月後 ) 都道府県が申請内容を審査し 認定されれば医療受給者証が交付されます 非認定の場合は その旨の通知があります 3 医療受給者証を指定医療機関の窓口に提示します 都道府県が指定した医療機関 ( 指定医療機関 ) を受診し 窓口に医療受給者証を提示した場合に限って 公費負担 ( 医療費助成 ) を受けることができます 医療受給者証により助成を受けられるのは 市区町村の窓口で申請書等を受付けた日からです 注意 医療受給者証の有効期間は申請日から 1 年後の月末までです 医療受給者証の有効期間は 申請日から 1 年後の月末までのため 1 年ごとに更新する必要があります 医療受給者証が届くまでは療養証明書を交付してもらいましょう 申請から医療受給者証が届くまでに約 2~3 ヵ月かかります その間は 受診した医療機関に療養証明書を交付してもらいましょう 後日 医療受給者証が届いたら その療養証明書を都道府県に提出し 差額となる医療費について還付請求の手続きをしましょう 6
7 一部自己負担が生じる場合と 全額公費負担になる場合があります [1] 一部自己負担金あり医療保険上の世帯での所得に応じて6 区分の自己負担上限額 ( 月額 ) が設定されています 入院及び外来で支払う自己負担額 ( 月額 ) のうち 月単位での規定の自己負担上限額 ( 外来 + 入院 ) を超える部分が助成 ( 公費負担 ) の対象となります 平成 27 年から始まった指定難病の制度では これまで特定疾患治療研究事業の対象として医療費助成を受けていた人たちには 3 年間の経過措置が設けられています この間は指定難病の 既認定者 として扱われて 新たに認定された人たちとは異なる自己負担上限額 ( 月額 ) が設定されています 新たに指定難病に認定された人については 原則 での自己負担上限額 ( 月額 ) が設定されています 医療保険 70% 一部負担公費 [2] 全額公費負担対象生活保護を受けている場合に限り 全額が助成の対象となります 自己負担上限額 ( 月額 ) 階層区分 生活保護 低所得 Ⅰ 低所得 Ⅱ 階層区分の基準 (( ) 内の数字は 夫婦 2 人世帯の場合における年収の目安 ) 市町村民税非課税 ( 世帯 ) 医療保険 70% 公費 30% 本人年収 ~80 万円本人年収 80 万円超 ~ 一般 0 2,500 5,000 ( 単位 : 円 ) 患者負担割合 :2 割 自己負担上限額 ( 外来 + 入院 ) 原則 既認定者 ( 経過措置 3 年間 ) 高額かつ人工呼吸器旧制度の人工呼吸器 一般長期等装着者重症患者等装着者 ,500 2,500 2,500 5,000 5,000 市町村民税 一般所得 Ⅰ 課税以上 7.1 万円未満 10,000 5,000 1,000 5,000 ( 約 160 万円 ~ 約 370 万円 ) 1,000 一般所得 Ⅱ 市町村民税 7.1 万円以上 25.1 万円未満 ( 約 370 万円 ~ 約 810 万円 ) 20,000 10,000 10,000 5,000 市町村民税 25.1 万円以上上位所得 ( 約 810 万円 ~) 30,000 20,000 20,000 入院時の食費 全額自己負担 1/2 自己負担 高額かつ長期 とは 月ごとの医療費総額が5 万円を超える月が年間 6 回以上ある者 ( 例えば医療保険の2 割負担の 場合 医療費の自己負担が1 万円を超える月が年間 6 回以上 ) 特定疾患治療研究事業制度 人工呼吸器等装着者や重症患者の認定について指定難病の制度では 人工呼吸器等を装着している人の自己負担上限額が 一般 と比べると低く設定されています 人工呼吸器等を装着している人は 別途 人工呼吸器等装着者用診断書を提出するようにしましょう また 既認定者 で重症の場合は 重症認定用診断書を提出すると 新制度においても 特定疾患治療研究事業の重症患者 として 自己負担上限額が 一般 と比べると低く設定されています 7
8 次のような費用は指定難病の制度において給付対象外となります 医療受給者証に記載されている有効期間以外にかかった医療費 指定医療機関以外を受診した場合の医療費 介護保険制度で支払った費用 認定申請時等に提出した診断書 ( 臨床調査個人票 ) の作成費用 認定されている病気以外の治療 ( 風邪や虫歯など ) にかかった医療費や薬代 健康保険や国民健康保険など公的医療保険の適用が受けられない 保険診療外の治療や薬の費用 入院中に支払った差額ベッドの代金や シーツ 電気 テレビなど保険適用外の料金 高額療養費制度によって各医療保険組合等からの払戻しを受けられる金額 往診療などで医療機関に支払う保険適用外の交通費や手間賃 手数料など 診断書などの各種証明書料金 めがねやコルセット 車椅子などの補装具 治療用装具の費用 海外での治療に支払った医療費用 鍼灸 マッサージ 柔道整復にかかった治療費 上記は例示です このほか医療給付の対象となるか分からない場合は かかりつけの医師または市区町村や都道府県の窓口へお問い合わせください 軽快した場合 公費負担医療の対象外になることがあります 指定難病の制度では 多くの場合 重症度あるいは障害の程度が中等度以上に相当する場合に限って公費負担 ( 医療費助成 ) が受けられる仕組みになっています よって 軽度の場合は助成の対象外となることがほとんどです 毎年 1 回 指定難病の更新のために難病指定医あるいは協力難病指定医を受診し 更新のための診断書を交付してもらうことになりますが この段階で病気が軽快していたら 医療費助成の対象にならない可能性があります ただし 軽症者に対する特例もありますので その仕組みも知っておきましょう ( 下記参照 ) 軽症者の特例 指定難病で軽症者 ( 公費負担の対象外 ) であっても 高額な医療を継続すること が必要な場合は 医療費助成の対象となります 高額な医療を継続すること とは 月ごとの医療費総額 ( 自己負担分以外を含む ) が 33,330 円を超える月が年間 3 回以上ある場合 とされています 例えば 普段は健康保険を使って 3 割の自己負担をしているのであれば その自己負担が 1 万円以上の月が年間で 3 回以上ある場合 軽症者の特例が適用されます 8
9 [ 参考 ] 特発性血小板減少性紫斑病の重症度分類 重症度分類 StageⅡ 以上を対象とする ( 血小板 ) 特発性血小板減少性紫斑病重症度基準 臨床症状 *1 血小板数無症状皮下出血 粘膜出血 *2 重症出血 *3 5 万 /μl 以上 10 万 /μl 未満 Ⅰ Ⅰ Ⅱ Ⅳ 2 万 /μl 以上 5 万 /μl 未満 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 2 万 /μl 未満 Ⅲ Ⅳ Ⅳ Ⅴ *1 皮下出血 : 点状出血 紫斑 斑状出血 *2 粘膜出血 : 歯肉出血 鼻出血 下血 血尿 月経過多など *3 重症出血 : 生命を脅かす危険のある脳出血や重症消化管出血など 重症度区分注 1) Stage Ⅰ Stage Ⅱ Stage Ⅲ Stage Ⅳ Stage Ⅴ 経過観察のみ注 2) 外来治療のみ注 2) 外来治療 要注意入院治療入院 集中管理 注 1 ) 高血圧 胃潰瘍など出血リスクの高い疾病を併発する患者ならびに重労働 スポーツ等にて外傷 出血の危険がある患者あるいは観血的処置を受ける患者においては 重症度をそれぞれ 1Stage あげることが望ましい 注 2) ただし ステロイド初回投与時は入院治療を原則とする なお 症状の程度が上記の重症度分類等で一定以上に該当しない者であるが 高額な医療を継続することが必要な者については 医療費助成の対象とする 出典 難病情報センター 特発性血小板減少性紫斑病 ( 年 9 月 ) 9
10 10 MEMO
11 MEMO 11
12 Q&A Q 指定難病の申請をしないと どうなりますか? A 通常の保険診療となり 治療費の 3 割相当 ( サラリーマンの場合 ) を自己負担します 自己負担額の大きい治療を受けられる場合は 治療開始前に申請を済ませておくようにしましょう Q A 申請した場合 いつから医療費の公費負担の対象となりますか? 申請書が市区町村の窓口に提出された日からとなります 初診日や診断確定日にさかのぼって適用することはできませんので 十分ご注意ください Q A どこの医療機関の治療費でも負担してもらえますか? 都道府県知事が指定した医療機関 ( 指定医療機関 ) を受診した場合のみ 公費負担の対象となります 指定医療機関については 都道府県のホームページ等をご確認ください Q A 同じ月に 2 ヵ所の医療機関にかかった場合 自己負担上限額はどうなりますか? 例えば 指定医療機関の病院を受診して そこで交付された処方箋を指定医療機関の薬局で調剤してもらう場合 病院と薬局の 2 ヵ所で自己負担が発生します このように 2 ヵ所で医療費を支払った場合は それらの合計が自己負担上限額を超えれば その分が公費負担となります 複数の医療機関 ( 病院及び診療所 薬局 訪問看護ステーション等 ) にかかる場合は 自己負担上限額管理票 を使用して 月単位の自己負担額の合計を管理する必要があります お問い合わせ先各都道府県あるいは市区町村では それぞれの政策に基づいて医療費等の公費負担を行っています 詳細は 市区町村あるいは都道府県の窓口にお問い合わせください また 指定難病における各疾病の詳しい内容は 難病情報センター ( もご参照ください RVL00002GG 年 11 月作成
平成 27 年 1 月 1 日からの月額自己負担上限額表 階層区分 階層区分の基準 ( 単位 : 円 ) 患者負担割合 :2 割自己負担上限額 ( 外来 + 入院 + 薬代 ) 原則既認定者 ( 経過措置 3 年間 ) 一般 高額かつ長期 人工呼吸器等装着者 一般 現行の重症患者 人工呼吸器等装着者
平成 27 年 1 月 1 日から新たな難病の医療費助成制度が始まります! ( 医療機関等用 ) 難病制度の改正について 難病の患者に対する医療等に関する法律 が施行され 平成 27 年 1 月 1 日から 特定疾患の制度が変わります 大きく変わる点は 次のとおりです 1 月額自己負担上限額の金額 算定方法の変更 2 指定医療機関 指定医制度 3 対象疾患の拡大 4 特定医療費 ( 新たな難病の医療費助成
61 完全大血管転位症 62 眼皮膚白皮症 63 偽性副甲状腺機能低下症 偽性副甲状腺機能低下症 64 ギャロウェイ モワト症候群 65 急性壊死性脳症 66 急性網膜壊死 67 球脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 68 急速進行性糸球体腎炎 急速進行性糸球体腎炎 69 強直性脊椎炎 70 強皮症
新 ( 平成 27 年 7 月 1 日以降 ) 旧 ( 現行 ) 1 アイカルディ症候群 2 アイザックス症候群 3 IgA 腎症 IgA 腎症 4 IgG4 関連疾患 5 亜急性硬化性全脳炎 亜急性硬化性全脳炎 (SSPE) 6 アジソン病 副腎低形成 ( アジソン病 ) 7 アッシャー症候群 8 アトピー性脊髄炎 9 アペール症候群 10 アミロイドーシス アミロイドーシス 11 アラジール症候群
対象となる疾病 ( 国疾病 ) ( 平成 27 年 7 月 1 日から対象となる疾病 : その 1) 番号 病名 番号 病名 111 先天性ミオパチー 159 色素性乾皮症 112 マリネスコ シェーグレン症候群 160 先天性魚鱗癬 113 筋ジストロフィー 161 家族性良性慢性天疱瘡 114
対象となる疾病 ( 国疾病 ) ( 平成 27 年 1 月 1 日から対象となっている疾病 ) 番号病名番号病名 1 球脊髄性筋萎縮症 56 ベーチェット病 2 筋萎縮性側索硬化症 57 特発性拡張型心筋症 3 脊髄性筋萎縮症 58 肥大型心筋症 4 原発性側索硬化症 59 拘束型心筋症 5 進行性核上性麻痺 60 再生不良性貧血 6 パーキンソン病 61 自己免疫性溶血性貧血 7 大脳皮質基底核変性症
指定難病の医療費助成制度について 厚生労働省が指定する指定難病 306 疾病 ( 下表参照 ) に罹患し 医療機関においてその治療をしている方で 病状等が一定の基準を満たす方に対し 医療費助成を行います ( ただし 所得に応じた自己負担がある場合があります ) 難病とは 原因不明で治療法が確立してい
指定難病の医療費助成制度について 平成 27 年 7 月 1 日から対象となる疾病が 現在の 110 疾病から 306 疾病に拡大されました 医療費助成を希望される方は 申請書に添付書類を添えてお住まいの地域を管轄する保健所に提出してください 申請が認定されましたら 申請受理日にさかのぼって医療費助成が受けられます 奈良県 指定難病の医療費助成制度について 厚生労働省が指定する指定難病 306 疾病
手続きのご案内(0701~)ver02
員必当者の難病医療費助成制度のご案内 難病医療費助成制度とは 効果的な治療方法が確立されるまでの間 難病のための長期の療養による医療費の経済的な負担が大きい方を支援するという目的に加えて 医療費助成を通じて患者の方の病状や治療状況を把握し 治療研究を推進するという目的の二つを併せ持つ制度です 医療費の支給を受けるには 申請のうえ認定される必要がありますので この案内をお読みいただいた上でご提出をお願いいたします
平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重
平成 27 年 1 月から難病医療費助成制度が変わりました! (H26 年 12 月末までに旧制度の医療費助成を受けている人は 3 年間の経過措置 を受けられます ) 分かり難い場合は協会又は自治体の窓口へお問い合わせください H27 年 1 月からの新制度 1. 難病医療費助成の対象は ALS 重症度分類の 2 以上平成 27 年 1 月以降は 難病医療費助成の対象は ALS 重症度分類 (1~5
参考資料
難病の患者に対する医療等に関する法律案の概要法案提出の趣旨 持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律に基づく措置として 難病の患者に対する医療費助成 ( 注 ) に関して 法定化によりその費用に消費税の収入を充てることができるようにするなど 公平かつ安定的な制度を確立するほか 基本方針の策定 調査及び研究の推進 療養生活環境整備事業の実施等の措置を講ずる ( 注 ) 現在は法律に基づかない予算事業
基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,
訪問看護料金表 ( 医療保険 ) 健康保険 国民健康保険 後期高齢者医療保険等の加入保険の負担金割合 (1~3 割 ) により算定します 介護保険から医療保険への適用保険変更介護保険の要支援 要介護認定を受けた方でも 次の場合は 自動的に適用保険が介護保険から医療保険へ変更になります 1 厚生労働大臣が定める疾病等の場合 1 多発性硬化症 2 重症筋無力症 3スモン 4 筋萎縮性側索硬化症 5 脊髄小脳変性症
制度による助成 1 身体障害者手帳の取得者助成の対象となるのは 呼吸器機能障害 3 級以上又は同程度の身体障害であって必要と認められる者 となっています 窓口申請窓口はお住まいの市役所で 紀の川市は障害福祉課 ( 各支所でも可 ) 岩出市は福祉課です 申請にあたって申請までに事前に準備が必要となる場
別冊 在宅吸引パンフレット 第 1 版 モノクロ / カラー印刷はどちらでも可 在宅療養のための 吸引器の取得 - 医師向け別冊 - 1 身体障害者手帳の取得者 2 難病 の患者さん 吸引器の購入にあたり上記の方々は 制度による助成 ( 日常生活用具の電気式たん吸引器 に該当 ) を受けられる場合があります そのためには市役所へ申請が必要となります 市の審査 支給の可否の決定まで1 週間程度を要することが多いので
対象疾病一覧 50 音順 疾病番号 障害者総合支援法 難病患者等居宅生活支援事業 疾患群 41 広範脊柱管狭窄症 広範脊柱管狭窄症 骨 関節系 42 高プロラクチン血症 PRL 分泌異常症 内分泌系 43 抗リン脂質抗体症候群 抗リン脂質抗体症候群 免疫系 44 骨髄異形成症候群 不応性貧血 ( 骨
対象疾病一覧 50 音順 疾病番号障害者総合支援法難病患者等居宅生活支援事業疾患群 1 IgA 腎症 IgA 腎症 腎 泌尿器系 2 亜急性硬化性全脳炎 亜急性硬化性全脳炎 (SSPE) 3 アジソン病 副腎低形成 ( アジソン病 ) 内分泌系 4 アミロイド症 アミロイドーシス 代謝系 5 アレルギー性肉芽腫性血管炎 アレルギー性肉芽腫性血管炎 免疫系 6 ウェゲナー肉芽腫症 ウェゲナー肉芽腫症
= 愛難連第 43 回定期大会のご案内 = 10 月 12 日 ( 月 体育の日 ) ウインクあいち小ホール ( 名古屋駅前 ) 10:30~12:00 JPA( 一般社団法人日本難病 疾病団体協議会 ) 共催 厚生労働省補助事業 平成 27 年度難病患者サポート事業 知ってほしい難病法 難病対策こ
平成 2 年 5 月 1 日第三種郵便物承認 ( 年 4 回 2 5 8 11 月の 20 日発行 ) 平成 27 年 8 月 20 日発行 ANG325 号定価 150 円 ANG 第 81 号発行人 NPO 法人愛知県難病団体連合会 453-0041 名古屋市中村区本陣通 5-6-1 地域資源長屋なかむら 101 URL http://www.ainanren.org/ TEL 052-485-6655
リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ
リハビリテーションに関わる 医療 福祉の仕組み NTT 東日本関東病院 総合相談室 ソーシャルワーカー井手宏人 リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように
指定難病 110 疾患一覧表 ( 平成 27 年 1 月 1 日助成スタート分 ) 1 球脊髄性筋萎縮症 38 スティーヴンス ジョンソン症候群 75 クッシング病 2 筋萎縮性側索硬化症 39 中毒性表皮壊死症 76 下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症 3 脊髄性筋萎縮症 40 高安動脈炎 77 下
2015 年 難病対策が約 40 年ぶりに大きく改革し 難病法 難病の患者に対する医療等に関する法律 が 1 月 1 日から施行され 指定難病 に指定された 110 疾患に対して医療費助成が行われます 指定難病 は夏には 300 疾患まで拡大される見込みです と新聞やニュースに大きく取り上げられましたが これまでと何が違うの? 自分の疾患が指定難病の中にあるけど 手続きって面倒じゃないの? 誰でも医療費がタダになるの?
新制度移行に伴う請求に係る主な変更点について 1 難病医療費助成 現行制度 ( 平成 26 年 12 月診療分まで ) 制度名 法別番号 公費負担者番号 請求方法 都内 / 都外契約医療機関 難病医療費助成 ( 国 都 ) ( 自己負担あり ) ( 自己負担
医療助成費の請求方法 略称 法制 負担者番号 名 称 難病 54 54136015 難病医療 ( 国疾病 )( 本則 ) 54135017 難病医療 ( 国疾病 )( 経過措置 ) 小慢 52 52138013 小児慢性疾患 ( 本則 ) 52137015 小児慢性疾患 ( 経過措置 ) 51136026 難病医療 ( スモン 劇症肝炎 重症急性膵炎 ) 51 51136018 難病医療 ( スモン
平成10年度高額レセプト上位の概要
平成 29 年度高額レセプト上位の概要 健保連では 高額な医療費の発生が個々の健康保険組合財政に及ぼす影響を全組合拠出の財源により緩和するため 健 康保険法附則第 2 条に基づき 高額医療交付金交付事業 を実施している 平成 29 年度 (29 年 1 月 16 日から30 年 1 月 15 日 ) に申請された医療費のうち 1ヵ月の医療費が1,000 万円以上の件数は 前年度より48 件増加 (
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で必当する方は必要小児慢性特定疾病医療費助成制度申請手続について 手続きに必要な書類 全員共通要 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 申請書 ( 小児慢性特定疾病医療費支給認定申請書 ) 様式第 1 号 2ページをご覧ください 医療意見書の研究利用についての同意書 様式第 3 号 2ページをご覧ください 医療意見書 ( 診断書 ) 医師が記入する必要があります 2ページをご覧ください 住民票
指定難病名比較一覧
番号 指定難病名 日本医学会用語辞典日本語 ( 代表語は ) 日本医学会用語辞典英語 ( 代表語は ) 一致状況 ( 不一致の場合は 指定難病名は医学辞典にあるものの医学用語管理委員会が定めた代表語になっていない場合は 医学用語辞典にないものは とする ) 備考 id 難病用語判定 1 球脊髄性筋萎縮症 X 連鎖性球脊髄性筋萎縮症 xlinked bulbospinal atrophy Spinal
○国民健康保険税について
国民健康保険の給付について お医者さんにかかったときの給付医療費の一部を負担することで 次のような医療が受けられます 診察 治療 薬や注射などの処置 入院および看護 ( 入院時の食事代は別途負担 ) かかりつけ医の訪問診療および看護 訪問看護 ( 医師の指示による ) 医療機関で支払う医療費の自己負担割合 義務教育就学前 義務教育就学後 ~69 歳 2 割 3 割 70 ~ 74 歳昭和 19 年
千葉県特定疾患治療研究費をお受けになる方へ
指定難病医療費助成制度をお受けになる方へ H30.7.1~ 1. 指定難病医療費助成制度とは 平成 27 年 1 月 難病 ( 発病の機構が明らかでなく かつ 治療方法が確立していない希少な疾病であって長期にわたり療養を必要とすることとなるもの ) の患者に対する良質かつ適切な医療の確保及び療養生活の質の維持向上を図り もって国民保険の向上を図ることを目的に 難病の患者に対する医療等に関する法律 が施行されました
