2 争いのない事実等 ( 弁論の全趣旨により容易に認められる事実を含む ) (1) 平成 21 年 8 月 7 日午前 9 時 55 分ころ 平戸税務署個人課税部門の上席国税調査官である乙 ( 以下 乙上席 という ) は 所得税及び消費税の税務調査 ( 以下 本件税務調査 という ) を行うため
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- たけなり ひめい
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1 税務訴訟資料第 260 号 -58( 順号 11414) 佐世保簡易裁判所平成 年 ( ) 第 号損害賠償請求事件国側当事者 国平成 22 年 3 月 30 日棄却 控訴 判原告被告同代表者法務大臣同指定代理人同同同同同同同同同 決 甲国千葉景子松山哲夫古賀知茂青島喜夫森川崇弘松本秀一岩元亙酒井敏明大里正幸河野玲子右近秀二 主文 1 原告の請求を棄却する 2 訴訟費用は原告の負担とする 事実及び理由第 1 請求被告は 原告に対し 10 万円及びこれに対する平成 21 年 10 月 2 日 ( 訴状送達の日の翌日 ) から支払済みまで年 5 分の割合による金員を支払え 第 2 事案の概要 1 請求原因の要旨本件は 平戸税務署の職員が原告方の事務所 ( 以下 単に 原告方 という ) において税務調査を行うに当たり 原告が 同調査の対象範囲 法的根拠等の説明を求めたにもかかわらず 同職員がこれらの求めに対応することができなかった上 原告方に居合わせた来客者に対し 同所から退席するよう要求したことについても 同様に法的根拠等の合理的説明ができず 原告は 同職員との対応に貴重な営業時間を費やされたことから 同職員の行為は 刑法上の威力業務妨害罪 公務員職権濫用罪 強要罪等に該当する違法な行為であるとして 原告が被告に対し 国家賠償法 1 条 1 項に基づく損害賠償として 慰謝料 10 万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成 21 年 10 月 2 日から支払済みまで年 5 分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である 1
2 2 争いのない事実等 ( 弁論の全趣旨により容易に認められる事実を含む ) (1) 平成 21 年 8 月 7 日午前 9 時 55 分ころ 平戸税務署個人課税部門の上席国税調査官である乙 ( 以下 乙上席 という ) は 所得税及び消費税の税務調査 ( 以下 本件税務調査 という ) を行うため 原告方に臨場した なお 同日の本件税務調査に当たっては 同月 4 日に臨場した際に 原告が不在であったことから お願い と題する連絡用紙に 下記の内容を記載した不在票 ( 以下 不在票 1 という ) を作成し 原告の名前を書いた封筒に入れた上で 原告の妻に対し 原告に渡してほしい旨伝えて手渡していた 記所得税及び消費税の調査について本日 所得税及び消費税の調査のため10 時頃お伺いしましたが ご不在でした つきましては 8 月 7 日 ( 金 ) 午前 10 時頃 再度お伺いしますので ご在宅願います なお 当日は平成 年分の帳簿書類を提示していただき 調査にご協力いただきますよう重ねてお願いいたします また 当日ご都合が悪い場合は8 月 6 日午後 5 時までに 下記担当者へ電話連絡願います ( 末尾に平戸税務署個人課税部門の電話番号が記載されたもの ) ア乙上席は 臨場した原告方において 原告に対し 自分の氏名を伝え 身分証明書を提示した上で 所得税及び消費税の調査のため臨場したこと 調査年分は3 年分であること 行政指導の責任者は平戸税務署長 担当者は乙上席であることを説明した また 乙上席は 原告に対し 原告方に同席していた男女各 1 名と原告との関係を確認したところ 男性がA 商工会の丙会長であること 女性が同商工会の戊事務局長 ( 以下 総称して A 商工会役員 という ) であることが判明した イその後 原告は 本件税務調査について 強制調査か 任意調査か と質問し 乙上席は 任意調査である 旨回答した さらに 乙上席は 原告に対し 調査内容が原告の取引に関するものであるから 税務署職員には国家公務員法 所得税法 消費税法の規定により守秘義務があること 調査に関係のない第三者の立会いが税理士法にも抵触するおそれがあることを説明し A 商工会役員を退席させるよう要請したところ 原告が 私が頼んでいるのだからいいだろう と発言したことから 乙上席は 再度原告に対し A 商工会役員の退席を要請した ウこれに対し 原告は 乙上席に対し 声を荒げて 俺は 小学校しか出ていない それは 何条に書いてあるのか 説明してくれ 俺の申告が間違っているというのか どこがおかしいか言ってみろ 税理士法の何条にどう書いているのか 小学校しか出ていない俺でも分かるように説明してくれ などと 矢継ぎ早に詰問して 本件税務調査に対する協力要請を聞き入れない上 平戸税務署に電話をかけて 乙上席を無能呼ばわりするなどして 乙上席の対応に抗議した この間 A 商工会役員は 退席要請に応じず その場に在席していた エ乙上席は 原告の電話が終わった後 改めて原告に対し A 商工会役員の退席を求め 本件税務調査に協力するように依頼したが 原告は 税理士法のどの条文に第三者の同席を認めないとする規定があるのか教えろ 乙上席の行為が営業妨害に当たる などと言い その後 B 警察署に電話をかけて 同署職員に対し 乙上席を原告方から退去させるよう求めた 2
3 オ乙上席は 午前 10 時 20 分ころ 原告方を退去した (2) 乙上席は 改めて本件税務調査を行うため 同月 21 日午後 2 時ころ 原告方に臨場したが 原告が不在であったことから 同月 4 日に臨場した際と同様に お願い と題する連絡用紙に 下記の内容を記載した不在票 ( 以下 不在票 2 という ) を作成し 原告の名前を書いた封筒に入れた上で 原告の妻に対し 原告に渡してほしい旨伝えて手渡し 退去した 記所得税及び消費税の調査について本日 所得税及び消費税の調査のため2 時頃お伺いしましたが ご不在でした つきましては 8 月 27 日 ( 木 ) 午前 10 時頃 再度お伺いしますので ご在宅願います なお 当日は平成 年分の帳簿書類を提示していただき 調査にご協力いただきますようお願いいたします 当日ご都合が悪い場合は8 月 26 日午後 5 時までに 下記担当者へ電話連絡願います ( 末尾に平戸税務署個人課税部門の電話番号が記載されたもの ) (3) 乙上席は 同月 24 日午後 4 時 35 分ころ 原告に電話をかけて 不在票 2に記載していた臨場日時等について都合を確認しようとしたところ 原告は 乙上席が同月 7 日に臨場した際にA 商工会役員の退席を求めたことに抗議し 原告から説明を求められたがこれに応じなかったなどと 一方的にまくしたてた これに対し 乙上席は 臨場した際に法律関係も合わせて説明すると話したが 原告は 税務署長名の文書で回答するよう求め 乙上席の説明を聴こうともせず 同日午後 4 時 40 分ころ 一方的に電話を切った (4) 乙上席は 丁統括国税調査官 ( 以下 丁統括官 という ) とともに 不在票 2に記載された時刻である同月 27 日午前 10 時ころ 原告方に臨場した ア丁統括官及び乙上席は 税務調査に関係のない第三者の退席を求める根拠について 国家公務員法等の根拠条文を示して説明しようとしたところ 原告は 自分がA 商工会役員の立会いを認めているから問題はないなどとして説明を聴こうとしない上 丁統括官及び乙上席に対し 馬鹿 無能 などと罵声を浴びせた イさらに 原告は 丁統括官及び乙上席が勤務する平戸税務署に電話をかけて 同署長を電話口に出すように求め 同署長が対応しないことが分かると 電話の応対者に対し 大声を上げて 同署長が対応しないことの法令上の根拠を示すように求めて抗議した ウその後 原告は 丁統括官及び乙上席に対し お前ら このくそ忙しいのに 帰れ 威力業務妨害だ 警察に電話する などと怒声を浴びせ 同月 7 日の臨場の際と同様に B 警察署に電話をかけて 同署職員に対し 丁統括官及び乙上席を原告方から退去させるように求めた エ以上のやりとりの間 A 商工会役員も退席しなかった オ丁統括宮及び乙上席は 午前 10 時 45 分ころ 原告方を退去した (5) 乙上席は 同年 9 月 9 日午後 4 時 45 分ころ 原告に電話をかけて 次回の調査を同月 1 5 日 ( 火 ) 午前 10 時から行う旨伝えたところ 原告は 乙上席に対し 税務調査に臨場したら警察官を呼ぶ 原告が了承しているのだからA 商工会役員を同席させることに問題はない などと発言し さらに 大声で 馬鹿 ゴキブリ以下 などと罵声を浴びせて 乙上席の説明を聴こうとせずに 午後 4 時 49 分ころ 一方的に電話を切った (6) ア丁統括官及び乙上席は 同月 15 日午前 9 時 55 分ころ ( 同月 9 日に電話で伝えた時刻 3
4 である午前 10 時の5 分前ころ ) 原告方に臨場し 原告方の外からあいさつをしたところ 中にいた原告が 臨場の件は聞いていないし来客中である旨を発言したことから 原告に対し 後刻改めて伺う 1 時間程して再度臨場する旨を伝えて 午前 9 時 56 分ころ 退去した イ丁統括官及び乙上席は 同日午前 11 時 30 分ころ 改めて原告方に臨場し 原告方の入り口のドア越しに中をうかがったところ 原告は いきなり中から 何回言ったら分かるとか 客が居るやろうが と怒鳴った そこで 乙上席が原告に対し 今日 10 分か1 5 分でも お時間を取っていただけませんか と依頼したところ 原告は これに対し うるさい 110 番する と怒鳴り これまでの臨場の際と同様に 警察署に電話をかけて 丁統括官及び乙上席を退去させるように求めた ウ丁統括官及び乙上席は 午前 11 時 36 分ころ 原告方を退去した 3 争点丁統括官及び乙上席 ( 以下 両名を 乙上席ら という ) の行為に違法性が認められるか否か (1) 乙上席らは 原告に対し 本件税務調査を行うに当たり 合理的な説明を行ったか否か ア原告が乙上席らに対し 本件税務調査の対象範囲 法的根拠等の説明を求めたにもかかわらず 乙上席らは これらの求めに対応することができたか否か イ本件税務調査を行うに当たり 乙上席らが原告に対し A 商工会役員の同席を認めないから退席させるよう要求したことについて 乙上席らは 原告に対し 法的根拠等の合理的説明を行ったか否か (2) 乙上席らが行った説明及び退席要求等は 合理的な根拠に基づくものであったか否か ア税務調査の際の質問検査及び受忍義務についてイ税務調査における第三者の立会いについて第 3 当裁判所の判断 1 争点 (1) についてア前記第 2の2 争いのない事実等のとおり 乙上席は 原告の妻に対し 平成 21 年 8 月 4 日に不在票 1を 同月 21 日に不在票 2をそれぞれ手渡していたのであるから この不在票 1 及び2の記載内容によれば 本件税務調査は 所得税及び消費税に関するものであること 対象範囲としては 平成 年分の帳簿書類を提示することを依頼していたことが明らかである また 乙上席は 同月 7 日に原告方に臨場した際 原告に対し 自分の氏名を伝え 身分証明書を提示した上 所得税及び消費税の調査で臨場したこと 調査年分は3 年分であること 行政指導の責任者は平戸税務署長であることなどを説明していることは明らかである よって 乙上席は 本件税務調査を行うに当たり 原告に対し 合理的な説明を行ったといえる イ乙上席が原告に対し A 商工会役員を退席させるよう求めたことについては 前記第 2の2 争いのない事実等のとおり 乙上席は 同月 7 日に原告方に臨場した際に 原告に対し 調査内容が原告の取引に関するものであることから 税務署職員には 国家公務員法 所得税法 消費税法の規定により守秘義務があることを説明し さらに 調査に関係のない第三者の立会いが税理士法にも抵触するおそれがあることを説明したことが明らかである 4
5 また 乙上席は 同月 24 日の電話で 臨場した際に法律関係も合わせて説明すると話したことは明らかである これに対し 原告は 乙上席に対し 税理士法のどの条文に第三者の同席を認めないと書いてあるのか教えろ などと詰問していたにもかわらず 原告は 乙上席が法律関係も説明すると述べると 税務署長の文書で回答するように求め 乙上席の説明を聴こうとしなかったこと さらに 同月 27 日に乙上席らが原告方に臨場した際に 国家公務員法等の根拠条文を示して説明しようとすると 自分がA 商工会役員の立会いを認めているから問題はないなどと言って 乙上席らの説明を聴こうとしない上 乙上席らに対し 馬鹿 無能 などと罵声を浴びせたことは明らかである ウよって 乙上席らは 原告に対し 合理的な説明を行ったといえる 2 争点 (2) についてア税務調査を担当する職員には 税に関する調査について必要があるときは 納税義務がある者 納税義務があると認められる者等に質問し 又はその者の事業に関する帳簿書類等を検査することができる旨規定され 質問検査権が認められており ( 所得税法 234 条 1 項 消費税法 62 条 1 項 2 項 ) この質問検査権を根拠とする税務調査は 任意調査に該当するものの 理由なくその質問検査権の行使に従わなかった者に対して罰則を科することが規定されている ( 所得税法 242 条 9 号 消費税法 68 条 1 号 ) ことからすると 税務調査を受ける相手方に対し 直接強制力を用いて調査することができないだけであって 罰則により間接的心理的に強制されているものであると解され 当該相手方には 受忍義務があるというべきである さらに 税務運営方針 ( 甲 1) によれば 税務行政の使命は 税法を適正に執行し 租税収入を円滑に確保することにあり 税務運営の基本として 納税者が自ら進んで適正な申告と納税を行うような態勢にするとともに 適正な課税の実現に努力すること すなわち 申告が適正でない納税者については 的確な調査を行って確実にその誤りを是正することに努め 特に悪質な脱税に対しては 厳正な措置を執ることが求められているのであるから 乙上席らが本件税務調査を行うこととしたのは 税務行政の担い手である税務署職員として通常求められている職務を遂行しようとしたものであったといえる 原告も 税務調査そのものについては 当初からいまだかつて1 回も否定していないと自認している イそもそも 税務調査に係る質問検査に第三者を立ち会わせることの可否については 所得税法 消費税法又は関連法令には 特段定められていないことからすると 税務調査を担当する職員の合理的な裁量に委ねられていると解するのが相当である 国家公務員法 100 条 1 項に守秘義務が 同法 109 条 12 号に守秘義務に違反した場合の罰則がそれぞれ規定され さらに 所得税法 243 条及び消費税法 69 条に 国家公務員法の特則として 守秘義務及びこれに違反した場合の罰則がそれぞれ規定され 税務調査を担当する税務職員に対し 一般の国家公務員よりも重い守秘義務が課せられている このことからすると 税務調査に第三者を立ち会わせることが守秘義務に抵触するかどうかの判断についても 税務調査を担当する職員の合理的裁量に委ねられていると解される また 税理士法 52 条に 税理士又は税理士法人でない者は この法律に別段の定めがある場合を除くほか 税理士業務を行ってはならない と規定され 同法 59 条 1 項 3 号にこれに違反した場合の罰則が規定されているから 税務調査を担当する税務職員は 税理士の資格を有しない者が税務調査に立ち会おうとしている場合には その合理的裁量に基づき 質問検査 5
6 の場からその者を退席させるように求めることができると解される ウよって 乙上席らが行った説明及び退席要求等は 上記合理的裁量を明らかに逸脱したという事情も認められないから 合理的な根拠に基づくものであったといえる 3 さらに述べると 前記第 2の2 争いのない事実等によれば 乙上席らは 本件税務調査を行うに当たり 租税行政の基本理念 関連法規等に則り 原告の理解と協力を得た上で 円滑に質問検査等を実施することができるよう 原告に対し 粘り強く対応してきたことがうかがえる これに対し 原告は 乙上席らに対し 本件税務調査の法的根拠等の詳細な説明を求めておきながら 乙上席らがこれらに対する回答を説明しようとすると これを聴こうともせず 本件税務調査にA 商工会役員を立ち会わせることを求めた原告の要求が認められないとみるや さらに新たな要求を突きつけるとともに 乙上席らに対し 馬鹿 無能 ゴキブリ以下 などと罵声を浴びせたものであって 原告は 乙上席らからの詳細な説明を聴く機会を自ら放棄しておきながら 乙上席らからの合理的説明がないなどと理不尽な主張を展開しているにすぎない 4 以上によれば 乙上席らの行為は まさに適法に職務が行われたものといえ 国家賠償法 1 条 1 項に規定する違法性が何ら認められないことは明らかである よって 原告の請求は理由がないからこれを棄却することとし 主文のとおり判決する 佐世保簡易裁判所裁判官末廣元保 6
丙は 平成 12 年 7 月 27 日に死亡し 同人の相続が開始した ( 以下 この相続を 本件相続 という ) 本件相続に係る共同相続人は 原告ら及び丁の3 名である (3) 相続税の申告原告らは 法定の申告期限内に 武蔵府中税務署長に対し 相続税法 ( 平成 15 年法律第 8 号による改正前の
税務訴訟資料第 263 号 -249( 順号 12373) 東京地方裁判所平成 年 ( ) 第 号裁決取消請求事件 国側当事者 国 ( 国税不服審判所長 ) 平成 24 年 4 月 24 日棄却 控訴 判原告被告同代表者法務大臣裁決行政庁同指定代理人 決 選定当事者甲 ( 選定者は別紙選定者目録記載のとおり ) 国小川敏夫国税不服審判所長孝橋宏渡邊未来子野村昌也山口克也阿部晃子小板橋賢一甲斐香 主文
最高裁○○第000100号
平成 28 年 2 月 15 日判決言渡同日原本交付裁判所書記官 平成 27 年 ( ワ ) 第 17362 号損害賠償請求事件 口頭弁論終結日平成 27 年 12 月 9 日 判 決 原告株式会社ティアラ 被告 A 同訴訟代理人弁護士冨田烈 同河野佑果 主 文 1 原告の請求を棄却する 2 訴訟費用は原告の負担とする 事実及び理由 第 1 請求被告は, 原告に対し,375 万円及びこれに対する平成
た損害賠償金 2 0 万円及びこれに対する遅延損害金 6 3 万 9 円の合計 3 3 万 9 6 円 ( 以下 本件損害賠償金 J という ) を支払 った エなお, 明和地所は, 平成 2 0 年 5 月 1 6 日, 国立市に対し, 本件損害賠償 金と同額の 3 3 万 9 6 円の寄附 (
平成 2 6 年 9 月 2 5 日午後 1 時 1 5 分判決言渡し ( 3 号法廷 ) 平成 2 3 年 ( ワ ) 第 4 1 号損害賠償請求事件 東京地方裁判所民事第 2 部 増田稔 ( 裁判長 ), 替藤充洋, 不破大輔 判決要旨 当事者 原告国立市 被告上原公子 ( 元国立市長 ) 主文 原告国立市の請求を棄却する 訴訟費用は原告国立市の負担とする 事案の概要 本件訴訟に至る経過 1 (
原告は 昭和 58 年度分以降の年分の所得税について 当時の所轄税務署長である保士ヶ谷税務署長から 所得税法 143 条所定の青色の申告書により提出することの承認を受けた (2) 原告は 平成 15 年分から平成 17 年分の所得税の確定申告において 不動産所得金額の計算上 収入金額に比して多額の借
税務訴訟資料第 259 号 -190( 順号 11303) 横浜地方裁判所平成 年 ( ) 第 号青色申告の承認取消処分取消等請求事件国側当事者 国 ( 戸塚税務署長 ) 平成 21 年 11 月 4 日棄却 確定 判決原告同訴訟代理人弁護士同被告同代表者法務大臣処分行政庁被告指定代理人同同同同同同 甲栃木義宏柳澤憲国千葉景子戸塚税務署長磯村建嶺山登小松欣子萬健一古嶋敬三荒井豊米本邦典 主文 1 原告の請求をいずれも棄却する
滞納処分によって財産の差押えを受け 被告がその売却代金等の配当を受けたことについて 本件各申告の一部は錯誤に基づく無効なものであり これを前提としてされた滞納処分も無効であるから 被告は法律上の原因なく配当を受けているとして 不当利得返還請求権に基づき 前記第 1の請求記載の各金員の支払を求めている
税務訴訟資料第 261 号 -63( 順号 11653) 大阪地方裁判所平成 年 ( ) 第 号不当利得返還請求事件国側当事者 国 ( 旭税務署長 ) 平成 23 年 3 月 24 日棄却 控訴 判決原告甲原告乙原告丙原告丁原告戊原告 A 原告ら訴訟代理人弁護士谷口房行被告国同代表者法務大臣江田五月同指定代理人山口智子同杉浦弘浩同小松啓訓同田中庸喜同歌橋一美同西沢幸一 主文 1 原告らの請求をいずれも棄却する
控訴人は, 控訴人にも上記の退職改定をした上で平成 22 年 3 月分の特別老齢厚生年金を支給すべきであったと主張したが, 被控訴人は, 退職改定の要件として, 被保険者資格を喪失した日から起算して1か月を経過した時点で受給権者であることが必要であるところ, 控訴人は, 同年 月 日に65 歳に達し
平成 25 年 7 月 4 日判決言渡平成 25 年 ( 行コ ) 第 71 号不作為の違法確認請求控 訴事件 主 文 1 本件控訴を棄却する 2 控訴費用は控訴人の負担とする 事実及び理由第 1 控訴の趣旨 1 原判決を取り消す 2 厚生労働大臣が平成 22 年 4 月 15 日付けで控訴人に対してした被保険者期間を411 月, 年金額を179 万 4500 円とする老齢厚生年金支給処分を取り消す
株式等に係る譲渡損失の額を控訴人申告に係る3196 万 8863 円から813 万 9478 円と更正したため 控訴人が 処分行政庁の属する国に対し 本件更正処分のうち上記更正に係る部分が違法であると主張してその取消しを求める事案である 原判決は 控訴人の請求を棄却したため 控訴人が控訴した 1 法
税務訴訟資料第 266 号 -48( 順号 12826) 大阪高等裁判所平成 年 ( ) 第 号所得税更正処分取消請求控訴事件国側当事者 国 ( 伏見税務署長 ) 平成 28 年 3 月 17 日棄却 上告 上告受理申立て ( 第一審 京都地方裁判所 平成 年 ( ) 第 号 平成 27 年 7 月 3 日判決 本資料 26 5 号 -106 順号 12689) 判決控訴人 ( 原告 ) 同訴訟代理人弁護士同同被控訴人
平成 年 月 日判決言渡し 同日判決原本領収 裁判所書記官
平成 27 年 1 月 29 日判決言渡平成 26 年 ( ネ ) 第 10095 号不正競争行為差止等請求控訴事件 ( 原審東京地方裁判所平成 25 年 ( ワ ) 第 28860 号 ) 口頭弁論終結日平成 26 年 12 月 17 日 判 決 控訴人 ( 一審原告 ) X 訴訟代理人弁護士勝部環震 被控訴人 ( 一審被告 ) Y 被控訴人 ( 一審被告 ) 株式会社宝島社 両名訴訟代理人弁護士芳賀淳
従業員 Aは, 平成 21 年から平成 22 年にかけて, 発注会社の課長の職にあり, 上記事業場内にある発注会社の事務所等で就労していた (2) 上告人は, 自社とその子会社である発注会社及び勤務先会社等とでグループ会社 ( 以下 本件グループ会社 という ) を構成する株式会社であり, 法令等の
平成 28 年 ( 受 ) 第 2076 号損害賠償請求事件 平成 30 年 2 月 15 日第一小法廷判決 主 文 原判決中上告人敗訴部分を破棄する 前項の部分につき, 被上告人の控訴を棄却する 控訴費用及び上告費用は被上告人の負担とする 理 由 上告代理人後藤武夫ほかの上告受理申立て理由 ( ただし, 排除されたものを除く ) について 1 本件は, 上告人の子会社の契約社員として上告人の事業場内で就労していた被上告人が,
求めるなどしている事案である 2 原審の確定した事実関係の概要等は, 次のとおりである (1) 上告人は, 不動産賃貸業等を目的とする株式会社であり, 被上告会社は, 総合コンサルティング業等を目的とする会社である 被上告人 Y 3 は, 平成 19 年当時, パソコンの解体業務の受託等を目的とする
平成 27 年 ( 受 ) 第 766 号損害賠償請求事件 平成 28 年 9 月 6 日第三小法廷判決 主 文 1 原判決中, 上告人の被上告人ら各自に対する1 億 6 500 万円及びこれに対する平成 20 年 1 月 23 日から支払済みまで年 5 分の割合による金員の支払請求に関する部分を破棄する 2 前項の部分につき, 本件を東京高等裁判所に差し戻す 3 上告人のその余の上告を却下する 4
式会社 (A) の債務に係る保証債務及び清算人を務める株式会社 (B) の債務の履行にそれぞれ充てた控訴人が 上記各債務の履行に伴って生じた求償権を一部行使することができなくなったとして これに相当する金額につき 譲渡所得の金額の計算上なかったものとみなす所得税法 ( 法 )64 条 2 項の規定を
税務訴訟資料第 262 号 -191( 順号 12041) 福岡高等裁判所平成 年 ( ) 第 号所得税更正処分等取消請求控訴事件国側当事者 国 ( 福岡税務署長 ) 平成 24 年 9 月 20 日棄却 上告 上告受理申立て ( 第一審 福岡地方裁判所 平成 年 ( ) 第 号 平成 23 年 11 月 11 日判決 本資料 2 61 号 -217 順号 11807) 判決控訴人同訴訟代理人弁護士被控訴人同代表者法務大臣処分行政庁同指定代理人
平成 年(オ)第 号
平成 25 年 ( 行ヒ ) 第 35 号固定資産税等賦課取消請求事件 平成 26 年 9 月 25 日第一小法廷判決 主 文 原判決を破棄する 被上告人の控訴を棄却する 控訴費用及び上告費用は被上告人の負担とする 理 由 上告代理人岩谷彰, 同水島有美, 同谷川光洋の上告受理申立て理由について 1 本件は, 被上告人が, 坂戸市長から自己の所有する家屋に係る平成 22 年度の固定資産税及び都市計画税
平成 30 年 10 月 26 日判決言渡同日原本領収裁判所書記官 平成 30 年 ( ワ ) 第 号発信者情報開示請求事件 口頭弁論終結日平成 30 年 9 月 28 日 判 決 5 原告 X 同訴訟代理人弁護士 上 岡 弘 明 被 告 G M O ペパボ株式会社 同訴訟代理人弁護士
平成 30 年 月 26 日判決言渡同日原本領収裁判所書記官 平成 30 年 ( ワ ) 第 21931 号発信者情報開示請求事件 口頭弁論終結日平成 30 年 9 月 28 日 判 決 原告 X 同訴訟代理人弁護士 上 岡 弘 明 被 告 G M O ペパボ株式会社 同訴訟代理人弁護士 佐 藤 明 夫 尾 西 祥 平 塩川理恵 松本雄真 主 文 1 被告は, 原告に対し, 別紙侵害行為目録記載の行為に係る別紙発信者
●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案
第一七四回閣第一五号租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案 ( 目的 ) 第一条この法律は 租税特別措置に関し 適用の実態を把握するための調査及びその結果の国会への報告等の措置を定めることにより 適用の状況の透明化を図るとともに 適宜 適切な見直しを推進し もって国民が納得できる公平で透明性の高い税制の確立に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第二条この法律において 次の各号に掲げる用語の意義は
平成 30 年 ( 受 ) 第 269 号損害賠償請求事件 平成 31 年 3 月 12 日第三小法廷判決 主 文 原判決中, 上告人敗訴部分を破棄する 前項の部分につき, 被上告人らの控訴を棄却する 控訴費用及び上告費用は被上告人らの負担とする 理 由 上告代理人成田茂ほかの上告受理申立て理由第
平成 30 年 ( 受 ) 第 269 号損害賠償請求事件 平成 31 年 3 月 12 日第三小法廷判決 主 文 原判決中, 上告人敗訴部分を破棄する 前項の部分につき, 被上告人らの控訴を棄却する 控訴費用及び上告費用は被上告人らの負担とする 理 由 上告代理人成田茂ほかの上告受理申立て理由第 5について 1 本件は, 統合失調症により精神科の医師である上告人の診療を受けていた患者 ( 以下 本件患者
社会福祉法人○○会 個人情報保護規程
社会福祉法人恩心会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 個人の尊厳を最大限に尊重するという基本理念のもと 社会福祉法人恩心会 ( 以下 本会 という ) が保有する個人情報の適正な取り扱いに関して必要な事項を定めることにより 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守することを目的とする ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱うに当たっては その利用目的をできる限り特定する
H 刑事施設が受刑者の弁護士との信書について検査したことにつき勧告
福弁平成 20 年 ( 人権 ) 第 2 号の 1 平成 22 年 5 月 31 日 福島刑務所 所長佐藤洋殿 福島県弁護士会 会長高橋金一 勧告書 当会は, 申立人 氏からの人権救済申立事件について, 当会人権擁護委員会の調査の結果, 貴所に対し, 下記のとおり勧告致します 記第 1 勧告の趣旨申立人が, 当会所属 弁護士に対して, 貴所の申立人に対する措置 処遇に関する相談の信書 ( 平成 20
に表現したものということはできない イ原告キャッチフレーズ1は, 音楽を聞くように英語を聞き流すだけ/ 英語がどんどん好きになる というものであり,17 文字の第 1 文と12 文字の第 2 文からなるものであるが, いずれもありふれた言葉の組合せであり, それぞれの文章を単独で見ても,2 文の組合
D-102 キャッチフレーズ 著作権侵害等差止等請求事件 : 東京地裁平成 26( ワ )21237 平成 27 年 3 月 20 日 ( 民 29 部 ) 判決 < 請求棄却 > キーワード 広告 ( 新聞 ウェブサイト ), キャッチフレーズ, 著作物, 不正競争 ( 商品等 表示 ), 一般不法行為, 競争関係の有無 事案の概要 1 本件は, 原告 ( 株式会社エスプリライン ) が, 被告
改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引
復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人
法第 20 条は, 有期契約労働者の労働条件が期間の定めがあることにより無期契約労働者の労働条件と相違する場合, その相違は, 職務の内容 ( 労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度をいう 以下同じ ), 当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して, 有期契約労働者にとって不合
Q45. 有期契約労働者が正社員と同じ待遇を要求する 1 問題の所在有期契約労働者の労働条件は個別労働契約, 就業規則等により決定されるべきものですので, 正社員と同じ待遇を要求することは認められないのが原則です しかし, 有期契約労働者が正社員と同じ仕事に従事し, 同じ責任を負担しているにもかかわらず, 単に有期契約というだけの理由で労働条件が低くなっているような場合には, 期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止
う ) を事業所得の金額の計算上必要経費に算入して所得税額を算出して確定申告をし また 平成 22 年 1 月 1 日から同年 12 月 31 日までの課税期間 ( 以下 平成 22 年課税期間 という ) の消費税及び地方消費税 ( 以下 消費税等 という ) について 本件広告宣伝費に係る消費税
税務訴訟資料第 264 号 -186( 順号 12567) 横浜地方裁判所平成 年 ( ) 第 号所得税更正処分等取消請求事件 国側当事者 国 ( 横浜中税務署長 ) 平成 26 年 11 月 19 日棄却 控訴 判決原告同訴訟代理人弁護士被告同代表者法務大臣処分行政庁同指定代理人同同同同同同同 甲辰野友彦国上川陽子横浜中税務署長土橋智幸長谷川武久増永寛仁今井努箕輪英美下村和正安藤和信森光明岩間真希
社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱
社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱う際は その利用目的をできる限り特定する 2 本会が取得した個人情報の利用目的を変更する場合には 変更前の利用目的と変更後の利用目的とが相当の関連性を有する合理的な範囲内になければならない
