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やすはるりゅうとう
6 years ago
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1 WTOS シンクライアント (S10/V10L) システムフォルトトレランス設定ワイズテクノロジー株式会社松浦淳

2 Agenda Web サーバーによる WTOS 管理 FTP サーバーによる WTOS 管理 WTOS 管理サーバーの設定ファイル例

3 Web サーバーによる WTOS 管理 ~ システムフォルトトレランス ~

4 WTOS の中央管理 : Web サーバーによる管理導入システム概要特徴 1. WTOS( シンクライアント ) 管理サーバーを Web サーバー 2. DHCP オプションタグに WTOS 管理サーバー URL を登録 3. DNS ラウンドロビンによる冗長化 4. WTOS の端末設定は全て WTOS 管理サーバーで管理 (WTOS 上に初期設定 / カスタマイズは一切不要 )

WTOS の中央管理 : Web サーバーによる管理概要 (WTOS 起動シーケンス ) DHCP Server DHCP Option Tag WTOS 管理サーバーのFQDNを指定 UDP(DHC P) 1 DHCP IP 自動設定 DNS Server DNSラウンドロビン代表 FQDNに対して複数のサーバー IPアドレスを登録

5 WTOS の中央管理 : Web サーバーによる管理概要 (WTOS 起動シーケンス ) DHCP Server DHCP Option Tag WTOS 管理サーバーのFQDNを指定 UDP(DHC P) 1 DHCP IP 自動設定 DNS Server DNSラウンドロビン代表 FQDNに対して複数のサーバー IPアドレスを登録 UDP(DNS) 2 DNS による S10 管理サーバー名前解決 (Web サーバー ) HTTP 3 設定情報の取得 (Web サーバー ) HTTP/ICA 4 ICA Browse デスクトップ起動 CPS User01 WTOS(S10/V10L) CPS: Citrix Presentation Server ( 現 : XenApp)

6 WTOSの中央管理 : Webサーバーによる管理各コンポーネントの詳細説明提案構成概要説明効果 ( メリット ) WTOS 管理サーバー Web サーバー (IIS) を CPS に同居 DHCP サーバー DHCP オプションタグの設定 DNS サーバー DNS ラウンドロビン設定シンクライアント (Wyse S10) ローカルコンフィグレーション無 HTTP による WTOS の管理のため CPS 上に IIS を搭載する WTOS は起動時に IIS より 2KByte( ペイロード ) 程度の設定情報 ( テキストベース ) を取得するだけなので CPS のパフォーマンスの影響は無い DHCP サーバー利用時に管理サーバー (IIS) の URL 指定を実施し WTOS へのローカル設定 / カスタマイズを完全に無くす WTOS は管理サーバーから Citrix Presentation Server の IP アドレス起動アプリケーション情報を取得し起動後すぐに CPS へ接続開始 DNS ラウンドロビンを利用し CPS(IIS) 障害発生時には他の CPS(IIS) が管理サーバーとして機能する ICA Browse(HTTP) 用のプロトコルと同じなため中間ネットワークの変更は不要 DHCP サーバー ( オプションタグ ) の導入により WTOS のローカル ( 手動 ) 設定は一切不要 ( シンクライアント上の初期設定も不要 ) 設定の変更はファイルの記述だけで実施可能ファームウェアのアップデート ( 必要な場合 ) も中央から一括で実施障害発生時若干の WTOS 起動が遅くなる端末が出るが障害の CPS(IP アドレス ) エントリを DNS サーバーから一時的に取り除くことですぐに回避可能

7 WTOS の中央管理 : Web サーバーによる管理障害発生時その 1: S10 管理サーバーの障害 DHCP Server DHCP Option Tag 161: S10conf. UDP(DHCP) DNS Server DNS ラウンドロビン Host (A) レコード S10conf. = = UDP(DNS) ( ) 1 台のサーバーダウン ARP Request ( ) HTTP 通常の CPS HTTP/ICA 1 DHCP IP 自動設定 2 DNS による WTOS 管理サーバー名前解決 3 指定 IP へアクセス応答無し 4 第二の IP アドレスに対して設定値の取得を試みる! 5 ICA Browse デスクトップ起動 User01 WTOS(S10/V10L) 障害発生時は WTOS は DNS ラウンドロビンにより二番の IP アドレス上 (Web サーバー ) 上のファイルより設定情報を取得する

8 WTOS の中央管理 : Web サーバーによる管理障害発生時その 2: WTOS シンクライアントのハードウェア障害 DHCP Server DHCP Option Tag WTOS 管理サーバーのFQDNを指定 DNS Server DNSラウンドロビン代表 FQDNに対して複数のサーバー IPアドレスを登録 (Web サーバー ) (Web サーバー ) 通常の CPS UDP(DHCP) UDP(DNS) HTTP HTTP/ICA 1 DHCP IP 自動設定 2 DNS による WTOS 管理サーバー名前解決 3 設定情報の取得 4 ICA Browse デスクトップ起動箱から出した工場出荷時の製品を物理的に交換 ( 初期設定等不要 ) User01 WTOS(S10/V10L)

9 FTP サーバーによる WTOS 管理 ~ システムフォルトトレランス ~

10 WTOS の中央管理 : FTP サーバーによる管理導入概要特徴 1. S10( シンクライアント ) 管理サーバーを FTP サーバー 2. DHCP オプションタグに FTP サーバー ( 複数 IP アドレス ) を登録 3. WTOS の端末設定は全て WTOS 管理サーバーで管理 (WTOS 上に初期設定 / カスタマイズは一切不要 )

11 WTOS の中央管理 : FTP サーバーによる管理概要 (WTOS 起動シーケンス ) DHCP Server DHCP Option Tag WTOS 管理サーバー複数 IPアドレス指定 (FTP サーバー ) (FTP サーバー ) CPS UDP(DHCP) FTP HTTP/ICA 1 DHCP IP 自動設定 2 設定情報の取得 3 ICA Browse デスクトップ起動 User01 WTOS(S10/V10L) CPS: Citrix Presentation Server ( 現 : XenApp)

12 WTOS の中央管理 : FTP サーバーによる管理各コンポーネントの詳細説明提案構成概要説明効果 ( メリット ) WTOS 管理サーバー FTP サーバー (IIS) を CPS に同居 DHCP サーバー DHCP オプションタグの設定シンクライアント (WTOS) ローカルコンフィグレーション無 FTP による WTOS の管理のため CPS 上に IIS(FTP) を搭載する WTOS は起動時に IIS より 2KByte( ペイロード ) 程度の設定情報 ( テキストベース ) を取得するだけなので CPS のパフォーマンスの影響は無 DHCP サーバー利用時に管理サーバー (FTP) の IP アドレスを複数指定を実施し WTOS への手動設定を完全になくす WTOS 上に FTP の冗長化設定がリモートで実施されるため CPS(IIS) 障害発生時には他の CPS(IIS) が管理サーバーとして機能する ICA Browse(HTTP) 用のプロトコルと同じなため中間ネットワークの変更は不要 DHCP サーバー ( オプションタグ ) の導入により WTOS のローカル ( 手動 ) 設定は一切不要 ( シンクライアント上の初期設定も不要 ) 障害発生時若干の WTOS 起動が遅くなる端末が出るが障害の CPS(IP アドレス ) エントリは WTOS 上に複数登録 ( 冗長化 ) される

13 WTOS の中央管理 : FTP サーバーによる管理障害発生時 1: S10 管理サーバーの障害 DHCP Server DHCP Option Tag 161: ; ( ) ( ) CPS UDP(DHCP) 1 台のサーバーダウン ARP Request FTP HTTP/ICA 1 DHCP IP 自動設定 2 指定 IP へアクセス応答無し 3 第二の IP アドレスに対して設定値の取得を試みる! 4 ICA Browse デスクトップ起動 User01 WTOS(S10/V10L) 障害発生時は WTOS は DHCP Option Tag で設定された二番の IP アドレス上 (Web サーバー ) 上のファイルより設定情報を取得する

14 WTOS の中央管理 : FTP サーバーによる管理障害発生時 1: S10 管理サーバーの障害 DHCP Server DHCP Option Tag 161: ; (FTP サーバー ) (FTP サーバー ) CPS UDP(DHCP) FTP HTTP/ICA 1 DHCP IP 自動設定 2 設定情報の取得 3 ICA Browse デスクトップ起動箱から出した工場出荷時の製品を物理的に交換 ( 初期設定等不要 ) User01 WTOS(S10/V10L)

15 WTOS 管理サーバーの設定ファイル例 ~ 設定例 ~

Description="CPS Desktop" Application=desktop Browserip=19

16 WTOS 管理サーバーの設定ファイル例設定例 ( ) User01 HTTP/FTP HTTPもしくはFTP 通信により WTOSの設定情報を中央管理サーバーより自動的に取得 WTOS(S10/V10L) ### エンド様用設定 ### #WTOS ローカルの権限 Privilege=High 設定例 #WTOS ローカルログオンモード Signon=no #CPS(XenApp) 接続設定 Connect=ICA Description="CPS Desktop" Application=desktop Browserip= ; Fullscreen=yes LocalCopy=yes Autoconnect=1 #WTOS セッションログオフ時自動シャットダウン Autosignoff=yes Shutdown=yes Shutdowncount=0 設定パラメータの説明パラメータ Privilege Signon Connect 設定内容 WTOS ローカルデスクトップの権限設定 [High, Low, None] の三つのレベルが設定可能 WTOS ローカルログオンモードの設定 [No, Yes, NTLM] の三つのレベルが設定可能 WTOS ローカル認証は必要ないため No を設定接続プロトコル設定 (ICA or RDP) Description WTOS ローカルに表示される接続名 ( 任意 ) Application Browserip CPS 上で設定されている公開アプリケーション名この接続で接続するアプリケーション ICA ブラウズ用の CPS の IP アドレス CPS との接続に複数の IP アドレスを登録することが可能 Fullscreen ICA 接続プロパティ ( 全画面設定 ) LocalCopy Autoconnect Autosignoff Shutdown Shutdowncount この接続設定を WTOS のローカル NVRAM に保存する設定 WTOS 起動時にこの接続設定を自動的に起動する設定 ICA/RDP セッションがログオフ / 切断された時にクライアント端末の電源を OFF にする設定 ICA/RDP セッションがログオフ / 切断された時にクライアント端末の電源を OFF にする設定電源を OFF にする前に待機する時間 (sec)

1. Wyse Thin OS シンクライアントのローカル設定を用いた構成図 1 に示すように Wyse Thin OS シンクライアントから Citrix Presentation Server 上の公開アプリケーション ( 公開デスクトップ ) へ接続するための環境を構築しますネットワーク環境

1. Wyse Thin OS シンクライアントのローカル設定を用いた構成図 1 に示すように Wyse Thin OS シンクライアントから Citrix Presentation Server 上の公開アプリケーション ( 公開デスクトップ ) へ接続するための環境を構築しますネットワーク環境 Wyse Thin OS スタートアップガイド 2008 年 11 月 7 日ワイズテクノロジー株式会社概要 Wyse Thin OS シンクライアント (Wyse S10/V10L) は ICA/RDP クライアントに特化した画面転送方シンクライアント専用ターミナルです Wyse Thin OS( 以下 WTOS) は Microsoft ターミナルサービス Citrix デリバリセンターまたは