EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup OpenStorage

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1 EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup OpenStorage プランニングのベスト プラクティス US ホワイトペーパー翻訳版 概要 EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup の概念を理解することにより これら 2 つのソリューションを IT インフラストラクチャ上で統合するビジネス上の価値と技術的なメリットを明確に把握できます このホワイト ペーパーでは 概念の段階からソリューション プランニングおよび導入までを取り上げます ソリューションの導入に伴う課題の解決を目標として ベスト プラクティスのガイドラインを提供します DD Boost ソリューションを Symantec NetBackup OpenStorage とともに使用する総合的なメリットを理解していただけるように 多くの顧客導入環境で培われた知識と経験を論理的に紹介します 2010 年 7 月

2 Copyright 2010 EMC Corporation. 不許複製 EMC Corporation は この資料に記載される情報が 発行日時点で正確であるとみなしています この情報は予告なく変更されることがあります この資料に記載される情報は 現状有姿 の条件で提供されています EMC Corporation は この資料に記載される情報に関する どのような内容についても表明保証条項を設けず 特に 商品性や特定の目的に対する適応性に対する黙示の保証はいたしません この資料に記載される いかなる EMC ソフトウェアの使用 複製 頒布も 当該ソフトウェア ライセンスが必要です 最新の EMC 製品名については 上の EMC Corporation Trademarks を参照してください 記載されている他のすべての商標は 各社の所有物です パーツ番号 h7296-j プランニングのベスト プラクティス 2

3 目次 エグゼクティブ サマリー... 4 はじめに... 4 対象読者... 6 DD Boost for Symantec NetBackup OpenStorage について... 6 用語と命名規則... 6 Data Domain のホスト名... 7 ストレージ サーバ... 7 LSU( 論理ストレージ ユニット )... 7 ディスク プール... 7 ネットワークの計画... 9 ネットワーク トポロジーの例... 9 推奨されるネットワーク構成 DD Boost のアドバンスド ロード バランシング & リンク フェイルオーバー機能 DD Boost の分散セグメント処理 導入オプション Optimized Duplication ストレージ ユニットとストレージ サーバへのアクセス ネットワークに関する考慮事項 Optimized Duplication のスロットリング DD Replicator の低帯域幅の最適化 Optimized Duplication の失敗 リモート Data Domain システムのシーディング Data Domain のジョブ ストリーム総数 複製ジョブの構成オプション テープへの複製 階層型複製 複数の NetBackup ドメイン構成 バックアップとリカバリ NetBackup バージョン 6.5~ NetBackup バージョン NetBackup バージョン 結論 関連資料 プランニングのベスト プラクティス 3

4 エグゼクティブ サマリー EMC Data Domain 重複除外ストレージと Data Domain Boost (DD Boost) for Symantec NetBackup OpenStorage ソフトウェアは ほとんどの環境で簡単にインストールして使用することができます ただし 複数のサイトや複雑な環境への導入では ネーミング規則やネットワーク インフラストラクチャに絡む課題を検討する必要があります したがって すべての導入プロジェクトでは その場限りの技法を採用するのではなく 問題を減らしてより迅速にソリューションを導入できるように慎重に計画を練り 文書化する必要があります ソリューションの導入後は 多くの場合 ソリューションが計画どおりに機能することを実証するための 一連の試用またはテスト期間が設けられます このホワイト ペーパーでは ソリューションの導入および機能テストにおけるボトルネックをなくす OpenStorage のベスト プラクティスについて考察し 説明します はじめに このホワイト ペーパーでは OpenStorage を使用したバックアップおよび重複バックアップ コピーの作成について重点的に説明します ネットワーク構成 Optimized Duplication 機能 一元的なテープ運用 およびリカバリについて考察します OpenStorage ソリューションのプランニングおよび導入を強化することを目標に据え 推奨されるベスト プラクティスと代替手法を紹介します 表 1 は Data Domain システム NetBackup および OpenStorage についてすでに熟知しているユーザーを対象として 推奨されるベスト プラクティスをまとめたものです これらの推奨方法の詳細な考察 説明 および理論については 後続のセクションで取り上げます 表 1: 推奨オプションおよび設定 オプション / 設定名前解決 ストレージ サーバ LSU( 論理ストレージ ユニット ) ディスク プール 推奨の内容 hosts ファイルを使用して ホスト名を IP アドレスに変換します ストレージ サーバの構成時にホスト名を使用する Data Domain システムごとにストレージ サーバ 1 台を構成する Data Domain システムを複数の NetBackup ドメインで共有する場合 各 NetBackup ドメインごとにストレージ サーバ 1 台を構成する Data Domain システムごとに 1 個の LSU を作成する Data Domain システムを複数の NetBackup ドメインで共有する場合 Data Domain システム上に 1 個の LSU を各 NetBackup ドメインごとに作成する 注 :LSU を複数の NetBackup ドメインで共有しないでください LSU には 50 文字以下のマイナス記号 (-) および下線 (_) を含む ASCII 文字から成る名前を付ける LSU ごとに 1 個のディスク プールを作成する 対応する EMC Data Domain Operating System(DD OS) Administration Guide に記載された Total Data Streams ( データ ストリームの総数 ) の値に基づいて ボリュームあたりの I/O ストリームを制限する プランニングのベスト プラクティス 4

5 オプション / 設定 メディア サーバのロード バランシング バックアップ ネットワークのトポロジー 分散セグメント処理 ストレージ ユニット Optimized Duplication 階層型のテープ複製 複数の NetBackup ドメイン構成バックアップとリカバリ 推奨の内容同じ OS とサーバ プラットフォームのパフォーマンス属性を持つ NetBackup メディア サーバ プラットフォームのみが使用されるように 負荷を分散した OpenStorage ストレージ ユニットを構成する NetBackup メディア サーバとターゲットの Data Domain システムの間では 可能な場合 バックアップ専用ネットワークを使用する NetBackup メディア サーバと Data Domain システム間では 可能な場合 複数のネットワーク接続を使用した OpenStorage インタフェース グループを有効にして使用する インタフェース グループを使用する場合 NetBackup に登録するインタフェースは Data Domain システム上にフェイルオーバー ペアとして構成した仮想インタフェースを使用する インタフェース グループは 同じ特性を持つインタフェースのみが含まれるように設定します インタフェース グループを設定する際は 同じサブネット内の IP アドレスを使用する DD Boost 分散セグメント処理機能を有効にする アウトバウンドの Optimized Duplication ジョブおよびテープ複製ジョブで必要なストリーム数を検討した後 バックアップの並行ジョブとインバウンドの Optimized Duplication ジョブの最大数を制限する 複数のストレージ ユニットで同じターゲットのディスク プールを使用する場合 それらを合計した並行ジョブの最大数を EMC Data Domain Operating System(DD OS) Administration Guide に記載されたストリーム数以下に制限する 可能な場合 Optimized Duplication ジョブのトラフィックをレプリケーション専用ネットワークに分離する NetBackup バージョン 以降を使用している場合 NetBackup のデフォルト設定 RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = FALSE を使用する この設定により Optimized Duplication ジョブが失敗した場合に 重複データを含むすべてのデータを NetBackup メディア サーバや WAN 接続経由で再送信する動作を抑止できます WAN の帯域幅が 6 Mb/ 秒未満の場合 Data Domain システムで低帯域幅最適化モードを使用する NetBackup ストレージのライフサイクル ポリシーを使用して Optimized Duplication を制御します 固定の保存期間を使用する 地理的に最も近くにあるバックアップ イメージ コピーを使用し 新しい複製コピーを作成する ソースおよび宛先ストレージ ユニットに地理的に最も近い NetBackup 代替読み込みサーバの使用を選択する 複数の NetBackup ドメインでの Data Domain システムの共有を簡単にする命名規則を使用します 使用している NetBackup のバージョンとサイト固有の要件に応じて 適切なカタログ バックアップ / リカバリ ソリューションをテストし 手順書化する プランニングのベスト プラクティス 5

6 対象読者 OpenStorage 導入プロジェクトに携わるシステム管理者およびベンダーの担当者の方は EMC が他のお客様の支援業務を通じて会得した多くの実際的な知識を活用するために このホワイト ペーパーを参照されることをお勧めします DD Boost for Symantec NetBackup OpenStorage について OpenStorage ソフトウェアは Data Domain ストレージ システムと NetBackup の統合を API ベースの連携で実現します この API を使用すると Data Domain(DD) ストレージ システムのプロパティと機能に関する情報を NetBackup が認識でき DD システムに保存されたバックアップ イメージを制御し WAN 経由で効率的にリモートの DD ストレージ システムにレプリケーションすることができます DD Boost for Symantec NetBackup OpenStorage によって NetBackup と Data Domain システム間の統合が強化されます DD Boost for Symantec NetBackup OpenStorage は 重複除外プロセスの一部をメディア サーバに分散します それにより バックアップのスループットが最大で 50% 向上し メディア サーバの負荷を 80~90% 軽減し LAN 帯域幅の要件を 20~40% 縮小します また Ethernet リンク層でのアドバンスド ロード バランシング & フェイルオーバー機能を利用できます DD Boost for NetBackup には 2 つのコンポーネントが含まれます DD Boost Library は NetBackup メディア サーバで実行される OpenStorage プラグインに組み込まれています DD Boost Server は DD OS 4.8 以降に組み込まれており Data Domain システム上で実行されます この 2 つのコンポーネントは IT インフラストラクチャ上でシームレスに統合され 様々なメリットを実現しています OpenStorage を導入した Data Domain 重複除外ストレージ システムと Symantec NetBackup OpenStorage Disk Option は NetBackup 6.5 以降でサポートされ ディスク ベースのデータ保護手法のために以下の重要な機能を提供します NetBackup の Optimized Duplication EMC Data Domain Replicator を使用してバックアップ イメージを複製 ネットワーク効率の高いレプリケーションを実行し NetBackup による制御 モニタ およびカタログが可能です Data Domain レプリケーション ジョブ ステータスを統合した NetBackup のレポーティング NetBackup ユーザー インタフェースを使用し レプリケートされたバックアップ イメージ全体 または より細かい単位でのリカバリ 異機種の NetBackup メディア サーバ間での OpenStorage ストレージ ユニットを共有 NetBackup メディア サーバのロード バランシング OpenStorage ストレージ ユニットを使用して NetBackup メディア サーバ間でクライアント バックアップを手作業で分割する作業が不要になります テープ デバイス統合 リモート ロケーションや支店オフィスから送信されたバックアップ イメージを中央サイトにレプリケートし 中央サイトで NetBackup の制御下でテープに複製できます 用語と命名規則 OpenStorage 固有のコンポーネントに対する名前の割り当て ( 標準名称 ) については 十分な考慮が必要です ベスト プラクティスとしては OpenStorage ソリューションにかかわるユーザー システム エンジニア またはサポート担当者にとって理解しやすい命名規則を導入することです ここでは 標準名称に関する重要な推奨事項を説明します プランニングのベスト プラクティス 6

7 Data Domain のホスト名 Data Domain のホスト名は システムを識別するために使われます ホスト名は ホスト ファイルまたは DNS などのネーム サービスによって IP アドレスに変換されます ホスト名は 特に NetBackup におけるオブジェクトではありませんが ストレージ サーバ名として使用される場合は TCP/IP レベルでストレージ サーバへの接続方法を NetBackup メディア サーバに通知する役割を果たします 割り当てられた完全修飾ホスト名 (FQDN) を使用します hosts ファイルを使用して ホスト名を IP アドレスに変換します DNS などのネーミング サービスは 一般的に信頼性は高いものの データ保護インフラストラクチャにおいて意図しない処理の遅延やエラー状態が発生することがあります 可能な場合 プライマリ以外の IP インタフェースに関連づけるセカンダリ ホスト名は作成しないでください ストレージ サーバ ストレージ サーバは NetBackup 内で定義された論理オブジェクトで Data Domain システムを ポイント しています NetBackup は ストレージ サーバと通信し tpconfig 認証情報を使用して バックアップ / リストア オペレーション用ディスク プールの使用を要求します Data Domain システムあたり NetBackup1 ドメイン内に 1 台のストレージ サーバしか定義できません ストレージ サーバの構成時にホスト名を使用します ホスト名の代わりに IP アドレスを使用しないでください IP アドレスを使用すると Optimized Duplication のトラフィックの経路指定オプションが制限されてしまいます ストレージ サーバには 企業内でユニークな名前を付けます LSU( 論理ストレージ ユニット ) LSU( 論理ストレージ ユニット ) は ストレージ サーバ内のディスク ターゲットです 単一の NetBackup ドメイン内に導入する場合 Data Domain システムごとに 1 個の LSU を作成します これには LSU が 単一の NetBackup ドメイン内で異なる Optimized Duplication ジョブのソースと宛先の両方として使用されるケースも含まれます NetBackup ドメインを追加した場合は 適宜 LSU を追加作成します ただし 1 つの Data Domain システムに 101 個以上の LSU を作成しないでください LSU には 50 文字以下のマイナス記号 (-) および下線 (_) を含む ASCII 文字から成る名前を付けます 可能な場合 LSU オブジェクトであることを判別しやすいように オブジェクト名に拡張子 -lsu を付けます 1 つの Data Domain システムに複数の LSU を構成できます ただし NetBackup の高度な機能 ( メディア サーバのロード バランシング 容量レポーティングなど ) で競合が発生することがあるため この方法は Data Domain システムを複数の NetBackup ドメイン環境で構成する場合にのみ推奨できるベスト プラクティスです ディスク プール ディスク プールは LSU とストレージ サーバの組み合わせに対応する NetBackup オブジェクトです ( 図 1) ディスク プールは LSU ごとに 1 つしか作成できません 1 台の Data Domain システムに対して複数のストレージ サーバが定義されている場合は 各ストレージ サーバに 1 つのディスク プールを作成します プランニングのベスト プラクティス 7

8 ディスク プール オブジェクトであることを判別しやすいように オブジェクト名に拡張子 -dp を付けます Data Domain システム上にディスク プールを構成する場合は ボリュームあたりの I/O ストリーム数を制限します 図 1: ディスク プール設定ウィザード この図で ディスク プールには サフィックスに -dp を含む名前が付けられています [Limit I/O streams] チェックボックスをオンにします 対応する EMC Data Domain Operating System(DD OS)Administration Guide に記載された値に基づき ボリュームあたりの I/O ストリーム数として 180 を設定しています ボリュームあたりの I/O ストリーム制限の設定に関する詳細については Data Domain のジョブ ストリーム総数ページの 22 のセクションを参照してください プランニングのベスト プラクティス 8

9 ネットワークの計画 OpenStorage 導入環境におけるネットワークの複雑さの程度はさまざまです ストレージ サーバとして構成された 1 つの Data Domain システムは 尐なくとも NetBackup メディア サーバにネットワークで接続されています NetBackup の Optimized Duplication およびメディア サーバのロード バランシング機能を使用すると ネットワーク要件がさらに増加します ネットワーク トポロジーの例 ここでは ネットワーク トポロジーの例を挙げて説明します NetBackup メディア サーバと Data Domain システムが Optimized Duplication を実行するために構成された共通 LAN を共有するケース ( 図 2) 図 2 図 2: 共通ネットワークを使用する Optimized Duplication この図は 2 台の Data Domain システムに接続する NetBackup マスター / メディア サーバ ネットワークの例を示しています この使用例では 特定の Data Domain システムに装備された同じ NIC( ネットワーク インタフェース カード ) を使用して バックアップと Optimized Duplication の両方のトラフィックが送信されます プランニングのベスト プラクティス 9

10 NetBackup メディア サーバと Data Domain システムが バックアップと最 Optimized Duplication で別個のネットワークを使用するケース ( 図 3) 図 3: 異なるネットワークを使用する Optimized Duplication この図には 3 台の NetBackup メディア サーバと 2 台の Data Domain システムが示されています 各 NetBackup メディア サーバは 両方の Data Domain システムに LAN 接続 ( 青色 ) ができます Data Domain システムは WAN( 緑色 ) にも接続しています バックアップのトラフィックには いずれかの NetBackup メディア サーバと Data Domain システムの間の LAN 接続を使用します Optimized Duplication のトラフィック転送には 各 Data Domain システム上のもう一方の NIC を使用します バックアップ / リストアのデータ転送速度で 10 GbE ネットワークが必要な場合に この構成がお勧めです Optimized Duplication のトラフィックは 低帯域幅ネットワークで対応できます プランニングのベスト プラクティス 10

11 Data Domain システムを使用した NetBackup メディア サーバ ロード バランシングのケース ( 図 4) 図 4:NetBack メディア サーバ ロード バランシング NetBackup クライアントは 多数の異なる NetBackup メディア サーバを使用してバックアップできます Data Domain OpenStorage ストレージ ユニットは 各 NetBackup メディア サーバがそのリソースにアクセスできるように構成されています このように構成すると NetBackup メディア サーバ ロード バランシング機能を使用することができ 負荷の低いメディア サーバにバックアップ要求を処理させます さらに この構成では バックアップまたはリストア要求を実行する際に NetBackup がオフラインのメディア サーバをバイパスできます メディア サーバ ロード バランシング機能を使用し 特定のストレージ ユニット内で類似した特性を持つ NetBackup メディア サーバを使用してください 特定のストレージ ユニット内に異なるハードウェアや OS の NetBackup メディア サーバを混在させると ランタイムに NetBackup によって選択されるリソースによっては バックアップ ジョブ実行の整合性が保たれない場合があります NetBackup メディア サーバのすべてのリソースの属性が類似しているほうが 一貫したサービス レベルが保たれる確率が高くなります プランニングのベスト プラクティス 11

12 推奨されるネットワーク構成 このホワイト ペーパーでは 期待される動作およびパフォーマンス特性を示す既知のリファレンス導入実績に基づく ベスト プラクティスの推奨事項を提示しています 複雑なものより簡潔なものが望ましいと考えます 容易な導入 簡略化された管理 想定内の効果を実現するために 一般的に推奨される事項を以下に説明します NetBackup メディア サーバと Data Domain システムを 専用のバックアップ エリア ネットワークで相互接続します NetBackup クライアントと NetBackup メディア サーバは 理想的には 別のフロントエンド ネットワーク経由で相互接続します ( 図 5) 10 GbE プライベート ネットワーク 図 5: バックアップ専用ネットワーク 上の図に示したバックアップ専用ネットワークには 具体的なメリットが多数あります NetBackup メディア サーバとストレージ ユニットのトラフィックを他のネットワーク トラフィックと分けることにより 競合が発生する可能性をバックアップおよびリカバリ内で閉じることができます また 高いレベルのデータ保護およびリカバリのサービス レベルを達成するために 使用可能な帯域幅をうまく管理できます 拡張性の高いインフラストラクチャが構築され データ保護ネットワークの帯域幅要件が随時変更された場合に対応できます 顧客要件や従来からある NetBackup メディア サーバおよびネットワーク環境の導入条件によっては必ずしも実現可能ではありませんが 複合用途型ネットワーク構成と比べた場合 バックアップ専用ネットワークの使用をお勧めします プランニングのベスト プラクティス 12

13 DD Boost のアドバンスド ロード バランシング & リンク フェイルオーバー機能 OpenStorage プラグインのバージョン 2.0 以降とともに使用した場合に DD OS バージョン 4.8 以降でサポートされる DD Boost Library は アプリケーション層で拡張性のあるリンク統合を実現して 単一のインタフェース グループを作成します この DD Boost 機能を使用すると OpenStorage プラグインと Data Domain システム間のデータ転送が このインタフェース グループ内のネットワーク ポート間で自動的にロード バランシングされます グループ内のあるネットワーク ポートが使用できなくなった場合 その使用不能になったポートが NetBackup 内で登録されたインタフェースでない限り 後続のデータ転送はアクセス可能な残りのネットワーク ポートを使用して行われます 詳細については EMC Data Domain OpenStorage(OSTA)Administration Guide を参照してください NetBackup メディア サーバと Data Domain システム間で使用可能なネットワーク帯域幅を増やすには インタフェース グループを使用します 複数のネットワーク接続の使用における詳細な推奨事項が 以前のホワイト ペーパーでも公開されていました そこでは Data Domain システムのホスト名を NetBackup メディア サーバ間で異なる IP Address に名前解決するよう推奨していましたが その方法はもはや有効でなくなります GbE プライベート ネットワーク インタフェイスグループ 図 6: 推奨される複数の GbE ネットワークの使用 図 6 では 4 台ある各 NetBackup メディア サーバが 1 台のストレージ サーバとして構成した Data Domain システムに接続しています Data Domain システムは 4 つのネットワーク インタフェースから成るインタフェース グループを使用して構成されています アドバンスド ロード バランシング & フェイルオーバー機能によって このインタフェース グループ内のすべてのインタフェースの間で Data Domain システムと NetBackup メディア サーバ間のデータ転送が自動的に分散されます 1 つのインタフェースで障害が発生した場合 それ以降に開始されるジョブは自動的にグループ内の別の使用可能なインタフェースに経路指定されます プランニングのベスト プラクティス 13

14 インタフェース グループは NetBackup 内に登録されたストレージ サーバ名がフェイルオーバー ペアとして構成された Data Domain システム上の仮想インタフェースと対応するように設定します nbdevconfig creatests コマンドを実行したときに NetBackup 内で設定されたストレージ サーバ名に対応している Data Domain システムのインタフェースは 登録済みインタフェースとして参照することができます 登録済みの Data Domain システム インタフェースが非稼働状態になってしまうと NetBackup メディア サーバと Data Domain システム間のすべてのバックアップ / リストア ジョブが失敗します 1 か所のインタフェースの障害によるインパクトを緩和するには 登録済みの Data Domain システム インタフェースをフェイルオーバー ペアとして構成します ( 図 7) GbE プライベート ネットワーク 仮想インタフェース インタフェイスグループ 図 7: インタフェース グループ内の仮想インタフェースをフェイルオーバー ペアとして構成する Data Domain システムは インタフェース グループを使用して構成されており ネットワーク接続の 1 つは フェイルオーバー ペアとして構成された仮想インタフェースです この仮想インタフェースは NetBackup 内で登録した Data Domain システムのストレージ サーバ名に対応させます インタフェース グループは 同じ特性を持つインタフェースのみが含まれるように設定します ロード バランシングは インタフェース グループ内で使用可能なすべてのインタフェースの間で分散され 新規のジョブが開始されたときの実行中のジョブの数を基準とします 1 つのインタフェース グループに異なるパフォーマンス特性を持つインタフェースを追加すると サービス レベルの整合性を維持できなくなるおそれがあります たとえば 1 GbE と 10 GbE インタフェースの両方が 1 つのインタフェース グループに含まれていると どちらのインタフェースの使用が選択されたかによって バックアップまたはリストア ジョブのデータ転送速度が一致しない場合があります NetBackup に登録済みの Data Domain システム インタフェースは インタフェース グループに追加する必要がないことに注意してください このため 2 つの 10 GbE インタフェースを同じインタフェース グループ内で使用しながら フェイルオーバー ペアとして構成された 2 つの 1 GbE インタフェースを登録済みインタフェースとして使用することが可能です プランニングのベスト プラクティス 14

15 インタフェース グループを設定する際は 1 つのサブネット内の IP アドレスを使用します ( 図 8) ネットマスク = 仮想インタフェース インタフェイスグループ 図 8:1 つのサブネット内の IP アドレスを使用して構成されたインタフェース グループ 図 8 の Data Domain システムは 同じサブネット上の 4 つのネットワーク アドレスから成るインタフェース グループを使用して構成されています この構成では Data Domain システムとネットワーク スイッチ間でロード バランシングとフェイルオーバーが有効になります 推奨はしませんが 1 つのインタフェース グループ内の複数のサブネットを使用する方法はあります これにより NetBackup メディア サーバと Data Domain システム間で使用可能なネットワーク帯域幅の合計を増やすことができます ( 図 9) これを実現するには NetBackup メディア サーバと Data Domain システムの両方で 使用する各サブネットのネットワーク インタフェースを構成する必要があります この構成で NetBackup メディア サーバと IP スイッチ間の任意のネットワーク接続に対してラボ環境で意図的に障害を発生させたところ そのネットワークを含め その他のすべてのネットワークで ネットワーク切断 エラーが発生しました この構成を使用する際は 本番環境に導入する前に NetBackup メディア サーバと IP スイッチ間でネットワーク障害が発生した場合のインパクトを調査して この構成の有効性を確認することをお勧めします プランニングのベスト プラクティス 15

16 図 9: 非推奨の構成 : 複数のサブネットを持つインタフェース グループ この図の Data Domain システムは 異なるサブネット上にある 2 つのネットワーク アドレスから成るインタフェース グループを使用して構成されています この構成では Data Domain システムと NetBackup メディア サーバ間でロード バランシングとフェイルオーバーが有効になります NetBackup メディア サーバとどちらかのスイッチの間で発生した障害に対するフェイルオーバー機能は DD Boost のアドバンスド ロード バランシング & フェイルオーバー機能の想定障害範囲外となります もう一つ推奨事項があります 可能な限り Ethernet 層でのフェイルオーバー対応したネットワーク接続を検討してください DD Boost の分散セグメント処理 DD Boost 分散セグメント処理では 重複除外処理の一部を NetBackup メディア サーバに割り当てます 通常 トータルのバックアップ データ転送速度が増加し NetBackup メディア サーバと Data Domain システムの CPU 負荷が低減されます さらに 一意のデータのみがバックアップ ネットワーク上で転送されるようになるため NetBackup メディア サーバと Data Domain システム間の LAN トラフィックが削減されます 詳細については EMC Data Domain OpenStorage(OST)Administration Guide を参照してください DD Boost 分散セグメント処理は DD OS のバージョン 4.8 以降を初期インストールした Data Domain システムではデフォルトで有効になります 旧バージョンから DD OS 4.8 にアップグレードした Data Domain システムでは 分散セグメント処理オプションはデフォルトで無効に設定されます NetBackup OpenStorage 環境で分散セグメント処理を有効にしてください このオプションを有効にするには コマンド ライン インタフェースで ost option set boost enabled コマンドを実行するか ( 図 10) EMC Data Domain Enterprise Manager GUI を使用します プランニングのベスト プラクティス 16

17 図 10:DD Boost のオプションの有効化 DD Boost のオプションのステータスを ost option show コマンドを使用して確認します ここでのコマンド結果は Boost オプションが無効であることを示しています 続いて ost option set boost enabled コマンドを実行すると DD Boost オプションが有効になります とくに NetBackup メディア サーバと Data Domain システムが WAN( 広域ネットワーク ) 経由で接続される構成 ( 図 11) は 推奨しません 図 11: 非推奨の WAN 経由での接続構成 メモ : この構成は EMC または Symantec 社でテストされていません NetBackup NBRMMS サービス (NetBackup Remote Manager および Monitor Service) では ディスク プールのステータスを頻繁にチェックします レイテンシーの高い WAN 接続の場合 NBRMMS でディスク プールが down または非稼働状態と表示されることがあります プランニングのベスト プラクティス 17

18 導入オプション Optimized Duplication NetBackup の Optimized Duplication は ソース システムと宛先システムの間で重複を除外したデータをレプリケートします 通常は ごくわずかなネットワーク帯域幅しか使用しません さらに DD Boost で管理されるファイル レプリケーションでは NetBackup が Optimized Duplication のコントロールを使用して Data Domain のネットワーク効率の高いレプリケーションを運用できます Optimized Duplication は基本的にシンプルな機能で 要件が明確であれば 設定も簡単です ストレージ ユニットとストレージ サーバへのアクセス 最初に考慮すべき点は ソースと宛先のストレージ ユニットです (Data Domain システムなど ) ソースと宛先の両方が同じ NetBackup メディア サーバに接続している場合 そのサーバでソースと宛先の両方の Data Domain システムにアクセスするための認証情報が必要です また ソースと宛先のストレージ ユニットが異なる NetBackup メディア サーバ上にある場合 Optimized Duplication ジョブを開始するサーバでは ソースと宛先の両方の Data Domain システムにアクセスするための認証情報が必要です したがって 特定の NetBackup メディア サーバが特定の Data Domain システムから直接バックアップまたはリカバリしなくとも Optimized Duplication を開始する場合には Optimized Duplication の宛先に指定された Data Domain システムの認証情報が必要になります NetBackup メディア サーバ & OpenStorage ストレージ ユニット NetBackup メディア サーバ & OpenStorage ストレージ ユニット 10 GbE プライベート ネットワーク 10 GbE プライベート ネットワーク 1 GbE パブリック ネットワーク Optimized Duplication ソース ストレージ ユニット Optimized Duplication 宛先ストレージ ユニット 図 12: ソースと宛先の NetBackup メディア サーバを分ける プランニングのベスト プラクティス 18

19 図 12 は 2 つの OpenStorage ストレージ ユニット間で Optimized Duplication を実行するケースを示しています Optimized Duplication ジョブを開始する NetBackup メディア サーバでは ソースと宛先の両方の OpenStorage ストレージ ユニットにアクセスするための認証情報が必要となります 認証情報は 使用する NetBackup のバージョンによって設定が異なります NetBackup 7.0 より前のバージョンでは 特定の OpenStorage ストレージ ユニットへのアクセスが必要な各 NetBackup メディア サーバで tpconfig コマンドを実行する必要があります NetBackup 7.0 以降のバージョンを使用する場合も GUI ベースのストレージ サーバ作成ウィザードを実行して 認証情報を指定します どの方法で認証情報を設定しても NetBackup メディア サーバによるバックアップ / リカバリ ジョブだけでなく Optimized Duplication ジョブにも OpenStorage ストレージ ユニットを使用できます Optimized Duplication ジョブで このジョブを開始する NetBackup メディア サーバから地理的に離れている宛先ストレージ ユニットを使用する場合 地理的に遠い NetBackup メディア サーバからバックアップ ジョブにこのストレージ ユニットを使用できないように ストレージ ユニットを定義する必要があります この定義は 図 13 に示される NetBackup の [Change Storage Unit] ダイアログボックスで簡単に設定できます プランニングのベスト プラクティス 19

20 図 13:[Change Storage Unit] ダイアログボックス 指定したメディア サーバのみを使用する 図 13 では dd120b-stu という名前の NetBackup ストレージ ユニットが NetBackup メディア サーバの NBU65OST_Media2 のみをバックアップ ジョブに使用できるように設定されています NetBackup メディア サーバの NBU65OST_Media1 は 同じストレージ ユニットに Optimized Duplication ジョブを開始する目的でアクセスできる認証情報が定義されています ネットワークに関する考慮事項 NetBackup の Optimized Duplication の制御下でレプリケートされるバックアップ イメージは バックアップやリストア オペレーションに使用される同じネットワークを使用することも 異なるネットワークを使用することもできます Optimized Duplication のトラフィック フローが地理的に離れた場所との間で発生する場合 Optimized Duplication 用に専用ネットワーク接続を使用することを選択されるお客様もいます このネットワークは NetBackup が開始する Optimized Duplication によって制御されるレプリケーションのためにだけに ソースおよび宛先の Data Domain システムを結びます WAN リンクの使用状況をモニタする必要がある場合も このアプローチが望ましいかもしれません Optimized Duplication のために使用されるネットワークは ソース Data Domain システム上で行われるネットワークの名前の解決により確立されます 宛先 Data Domain システムは DNS が提供する IP アドレスまたはローカル ホストのファイル エントリによって ソース Data Domain システムに対して既知となります ソース Data Domain システムの hosts ファイルに宛先 Data Domain システムの適切な IP アドレスが設定されるだけで 指定の NIC およびネットワークを使用することができます このアドレス値が存在しない場合 NetBackup は バックアップおよびリストア ジョブでソースおよび宛先 Data Domain システムへのアクセスに使用するネットワークと同じネットワークを使用して Optimized Duplication を実行します Optimized Duplication のスロットリング Optimized Duplication のスロットリングは 各 Data Domain システムでシステム レベルで制御されます レプリケーション プロセスで使用するネットワーク帯域幅の制限値は スケジュールによる設定 または 一時的な設定としてなど さまざまな基準により決定されます ネットワーク帯域幅消費のスロットリングは Optimized Duplication ジョブのランタイムを長引かせ 災害復旧のための RPO( 目標復旧時点 ) に影響を及ぼすことがあります その他にも Optimized Duplication ジョブによってストレージ ユニットが最大並行ジョブ数のパラメータを超過した場合に バックアップ ジョブがキューに入れられるなどの影響も考えられます スロットリング以外にサービス レベル要求に合致する方法として レプリケートする必要があるデータ量に上限を設けることにより 必要なネットワーク帯域幅を低減させることも可能です 別の方法としては 完全バックアップのみの Optimized Duplication 機能を実行する方法も考えられます その場合 増分バックアップの複製は実行されません この方法がサービス レベル目標に一致する場合 完全バックアップと増分バックアップで異なるストレージ ライフサイクル ポリシーを適用できます DD Replicator の低帯域幅の最適化 DD OS バージョン 4.8 以降でサポートされる DD Replicator の低帯域幅の最適化機能は 6 Mb/ 秒未満の WAN リンクで Optimized Duplication 機能を実行する場合の効率を向上させます この DD Replicator 機能を使用するために NetBackup メディア サーバを変更する必要は一切ありません これは NetBackup でこの Data Domain システム構成オプションが認識されないためです プランニングのベスト プラクティス 20

21 Optimized Duplication の失敗 Optimized Duplication ジョブが失敗した場合 NetBackup で実行されるアクションは 使用している NetBackup のバージョンにより異なります EMC Data Domain OpenStorage(OST) Administration Guide に 導入要件と追加情報が記載されています NetBackup より前のバージョンでは Optimized Duplication ジョブが失敗した場合 重複除外を行わず 最適化されない通常の複製を再試行します これは ソース OpenStorage ストレージ ユニットから 1 台 ( 場合によっては 2 台 ) の NetBackup メディア サーバを経由して宛先 OpenStorage ストレージ ユニットへ すべてのデータ量をもつバックアップ イメージが送信されることを意味します この NetBackup の動作が本番データの保護オペレーションに悪影響を及ぼす場合は NetBackup 以降の使用を検討されることをお奨めします NetBackup バージョン 以降を使用する場合は ストレージのライフサイクル ポリシーを使用して開始しない限り デフォルトで失敗した Optimized Duplication ジョブが再試行されることはありません ストレージのライフサイクル ポリシーを使用して再試行する場合 Optimized Duplication 機能のみを使用して再試行します 一般的にはお奨めできませんが 通常の複製が再試行されるように NetBackup を設定することにより このデフォルトの動作をオーバーライドすることができます NetBackup の bp.conf ファイルに RESUME_ORIG_DUP_ON_OPT_DUP_FAIL = TRUE を追加すると デフォルトの動作が変更されます Symantec Veritas NetBackup Shared Storage Guide UNIX, Windows, Linux Release ( またはそれ以降のバージョン ) のドキュメントに詳細情報があります リモート Data Domain システムのシーディング 新規の導入環境で Optimized Duplication 機能を使用する場合は サイト間でネットワークの帯域幅を制限することにより 最初の 1 週間の複製ジョブが長期間実行される場合があります 1 つの解決策としては リモート Data Domain システムを最初にローカルに設置してデータを蓄積し 1 週間程度経過後に目的のリモート サイトに再配置します この方法で難しい点は リモート システムで転送中に Optimized Duplication ジョブが失敗してしまうであろう点です 解決策として ジョブ失敗とならないように 該当する NetBackup ストレージ ユニットを調整します ストレージ ユニットを設定することにより [Maximum concurrent jobs]( 最大並行ジョブ数 ) パラメータをゼロの値に設定すると Optimized Duplication ジョブが失敗せずに 図 14 のようにキューイング状態になります プランニングのベスト プラクティス 21

22 図 14:[Change Storage Unit] ダイアログボックス 最大並行ジョブ数 ストレージ ユニットの [Maximum concurrent jobs]( 最大並行ジョブ数 ) パラメータは 0 に設定されています ローカル サイトから宛先サイトに Data Domain システムを移設する際にこの方法を使用すると 関連する Optimized Duplication ジョブが失敗せずにキューイング状態になります Data Domain のジョブ ストリーム総数 Data Domain システムには モデル NVRAM メモリ および DD OS バージョンごとに推奨される 書き込み 読み取り およびレプリケーション ストリームの最大カウント数があります バックアップ時にこれらの推奨数に従うことは Optimized Duplication およびテープ複製において 想定されるパフォーマンスを達成するために役立ちます ストリーム カウント情報は EMC Data Domain Operating System (DD OS) Administration Guide に記載されています 推奨されるストリーム カウントの例を表 2 に示します プランニングのベスト プラクティス 22

23 表 2: 推奨されるストリーム カウント数の例 プラットフォーム RAM データ ストリーム総数 最大書き込みストリーム数 Optimized Duplication 機能利用時の最大書き込みストリーム数 DD GB 最大読み取りストリーム数 読み取り / 書き込み混在時のストリーム数 書き込み 180 以下 および 読み取り 50 以下 NetBackup でジョブ ストリーム総数を制限する機能は 以下の 2 つの構成オプションから成ります ボリュームあたりの I/O ストリーム制限 1 つめの構成オプションとして 1 つのディスク プール内で ボリュームあたりの I/O ストリーム制限 を設定します このホワイト ペーパーの推奨事項に従って構成された Data Domain システムにおいては ファイル システム全体を表す単一の LSU を表示します そのため I/O ストリームを制限する単一ボリュームになります このパラメータを使用すれば ストリーム ユニットの [Maximum concurrent jobs]( 最大並行ジョブ数 ) パラメータに左右されずに 読み取りおよび書き込みストリームの総数を制限することができます 最大並行ジョブ数 2 つめの構成オプションとして 1 つのストレージ ユニット内で 最大並行ジョブ数 を設定します NetBackup は 並行ジョブの最大数を施行するために ストレージ ユニット上で実行されるジョブの数を監視しています 監視されるジョブは バックアップおよびインバウンドの Optimized Duplication ジョブなどです ( 注 :NetBackup では バックアップ ジョブとインバウンドの Optimized Duplication ジョブは区別されません ) NetBackup には バックアップ ジョブとインバウンドの複製ジョブを個別に制限する詳細な設定はありません アウトバウンドの Optimized Duplication ジョブは ストレージ ユニットの Maximum concurrent jobs ( 最大並行ジョブ数 ) パラメータのカウントには含まれず 制御されません テープ複製の一環として発生する読み取りも同様です ) 表 3 は 表 2 のデータを元にした 2 つの使用例を示しています 表 3: 使用例 使用例 1 概要 Data Domain システムをバックアップに使用し Optimized Duplication ジョブのソースとしても使用する ディスク プールの設定 ストレージ ユニットの設定 2 Data Domain システムを Optimized Duplication ジョブの宛先として使用し テープ複製ジョブのソースとしても使用する プランニングのベスト プラクティス 23

24 Data Domain システムには 推奨されるストリーム数の値があります NetBackup では 1 つのディスク プール上の I/O ストリームを高レベルで制限したり ストレージ ユニット内のより詳細なレベルで制限することができます ソリューション アーキテクトは パフォーマンスを最適化するために 所定の制限値に基づいて同時に実行できるバックアップ ジョブおよび複製ジョブ数に配慮する必要があります 構成する Data Domain システムの データ ストリーム総数 に対応する設定値を使用して ボリュームあたりの I/O ストリームを制限します ストレージ ユニットの [ Maximum concurrent jobs ]( 最大並行ジョブ数 ) の値は アウトバウンドの Optimized Duplication ジョブまたはテープ複製ジョブに必要なストリーム数を検討したうえで バックアップ ジョブおよびインバウンドの Optimized Duplication ジョブを基準にして設定します ディスク プールの [Limit I/O streams per volume]( ボリュームあたりの I/O ストリーム制限 ) 機能は NetBackup バージョン で使用できますが Optimized Duplication オペレーションの読み取り側はストリームとしてカウントされません そのため このバージョンの NetBackup でバックアップ ジョブと Optimized Duplication ジョブをスケジュールする場合 カウントされないストリームを考慮に入れる必要があります 詳細については 使用している NetBackup のバージョンに応じて Symantec Veritas NetBackup Documentation Updates NetBackup または Symantec NetBackup Shared Storage Guide UNIX, Windows, Linux Release 7.0 を参照してください 複製ジョブの構成オプション NetBackup のストレージ ライフサイクル ポリシーは プライマリ コピーのバックアップ イメージ作成の理想的手段であるのに加え 複製バックアップ イメージも作成することができます ( 図 15) ストレージ ライフサイクル ポリシーの複製タスクでは OpenStorage ストレージ ユニット上で Optimized Duplication ジョブが開始されます 次の点を検討してください NetBackup ストレージのライフサイクル ポリシーを使用して Optimized Duplication を制御します バックアップ ジョブと複製ジョブで異なる保存期間を設定するには ストレージ ライフサイクル ポリシーを使用します 保存期間オプションの [Fixed] を使用するか [Staged capacity managed] および [Expire after duplication] を使用します 必要に応じて ストレージ ライフサイクル ポリシーとともにデータ分類を使用します ただし そうすることは Optimized Duplication の必須の要件ではありません ストレージ ライフサイクル ポリシー内のバックアップ宛先としてストレージ ユニット グループを使用し 複製の宛先としては使用しないようにします プランニングのベスト プラクティス 24

25 図 15:[Change Storage Lifecycle Policy] ダイアログボックス 図 15 には 固定保存期間を 1 週間に設定したストレージ ユニット dd120a-stu がバックアップ ストレージ宛先として表示されています この例には 固定保存期間を 6 か月に指定した 複製の宛先となるストレージ ユニット dd120b-stu も含まれます このストレージ ライフサイクル ポリシーには オプションでデータ分類値 Platinum が割り当てられています 複製タスクを実行すると Optimized Duplication ジョブが NetBackup のアクティビティ モニタに表示されます ストレージ ライフサイクル ポリシーの複製ジョブは 複製ジョブをどの時点で開始するかを制御するデフォルトの設定値に依存しています オプションの構成ファイルを作成して 複製ジョブが顧客要件に基づいて実行されるライフサイクルをカスタマイズすることができます 一部の環境ではデフォルトの設定で十分ですが 必要な場合は LIFECYCLE_PARAMETERS ファイルを作成することによって値を変更することができます 設定値の変更の詳細については Symantec Veritas NetBackup Administrator s Guide, Volume I を参照してください テープへの複製 DD Boost for NetBackup を実装している Data Domain ストレージ システムは OpenStorage ソリューションを簡単に統合して 複製されたバックアップ イメージの長期間にわたるコピーをリムーバブル テープ メディア上に保存することができます NetBackup は メディアや特定のテープ カートリッジの複製ではなく バックアップ イメージの複製をサポートします NetBackup は 特定のバックアップ イメージに対して最大 10 コピーの作成 カタログ および追跡管理をサポートします [Maximum backup copies]( 最大バックアップ コピー数 ) のデフォルト値は 2 です この値は NetBackup のカタログ内に配置できる特定のバックアップ イメージのバックアップ コピー総数を表します 1 つのバックアップ イメージについて 3 コピー以上を保存する必要がある環境では このパラメータ値を適宜変更してください 1 つの使用例としては Data Domain システムにプライマリ コピーのバックアップを作成した後 リモートの Data Domain システムに Optimized Duplication を実行し さらに長期保存用にテープに複製します この場合は [Maximum backup copies]( 最大バックアップ コピー数 ) パラメータを 3 に設定する必要があります プランニングのベスト プラクティス 25

26 [Maximum backup copies]( 最大バックアップ コピー数 ) パラメータを変更するには NetBackup の管理 GUI で [Host Properties]>[Master Servers]>[Global Attributes] を選択します ( 図 16) 図 16: 最大バックアップ コピー数 NetBackup のグローバル属性の [Maximum backup copies]( 最大バックアップ コピー数 ) は デフォルトでは 2 の値に設定されています コピー数を増やす場合は 管理 GUI を使用して簡単に値を変更できます 階層型複製 NetBackup バージョン 以降では 階層型複製 と呼ばれるストレージ ライフサイクル ポリシー機能がサポートされます ( 図 17) 階層型複製を実行すると 特定の古いバックアップ イメージ コピーを基に新しい複製バックアップ イメージのコピーを作成することができます プランニングのベスト プラクティス 26

27 図 17: 階層型複製を使用するストレージ ライフサイクル ポリシー 図 17 に示したストレージ ライフサイクル ポリシーの例には プライマリ コピーのバックアップの宛先に加え 2 つの複製宛先が含まれています 先頭の複製宛先は プライマリ コピーのバックアップ イメージを基に作成されます 2 番目の複製宛先 ( インデントされた行 ) は 直前の複製されたコピーを基に作成されます コピー 1 はプライマリ コピーのバックアップ自身であり コピー 2 はコピー 1 から コピー 3 はコピー 2 から作成されます 階層型複製は 既存のバックアップ イメージをテープに複製する際に使用できます 地理的にローカルな場所にあるバックアップ イメージ コピーを複製したほうが 同じイメージのリモート コピーを使用するよりも効率的です この場合 該当する NetBackup のストレージ ライフサイクル ポリシーの複製宛先を ローカルのメディア サーバが代替読み込みサーバとして指定されるように設定する必要があります ( 図 18) テープ上に複製バックアップ イメージを作成する場合 ローカルの NetBackup メディア サーバ リソースの使用を指定します プランニングのベスト プラクティス 27

28 図 18: 階層型複製での代替読み込みサーバの選択 [Alternate read server] プルダウン メニューを使用して 複製オペレーションでの指定 NetBackup メディア サーバを選択します ソースおよび宛先ストレージ ユニットと地理的に最も近くにある NetBackup メディア サーバを選択すると 距離が遠いリソースを使用せずに済みます ローカルの NetBackup メディア サーバを選択することで 想定通りの効率的なパフォーマンスの複製を実行できます 複数の NetBackup ドメイン構成 定義上の NetBackup ドメイン とは 一意の NetBackup インストールまたはインスタンスを意味します NetBackup ドメインは 1 台のマスター サーバ 複数のメディア サーバ およびクライアントで構成されます ここでは 複数の NetBackup ドメインで使用できるように構成された Data Domain システムを使用するケースについて考察します この使用例では 2 台以上の NetBackup マスター サーバを 1 台の Data Domain 物理サーバに接続してバックアップを保存しています ( 図 19) プランニングのベスト プラクティス 28

29 ドメイン 1 ドメイン 2 マスターサーバ 1 マスターサーバ 2 ストレージ ユニット 1 ストレージ ユニット 2 ストレージ ユニット 2 ストレージ ユニット 1 ディスク プール 1 ディスク プール 2 ディスク プール 2 ディスク プール 1 DD1-MS1-LSU DD1-MS2-LSU DD2-MS1-LSU DD2-MS2-LSU 図 19: 複数の NetBackup ドメインで使用する Data Domain システム 図 19 に示される 2 台の Data Domain システムは 各々が 2 つの異なる NetBackup ドメインの間で共有されています 各 Data Domain システムは 2 つの LSU を使用するように構成されています ( 各 NetBackup マスター サーバが 1 つずつ ) このような導入環境では 各 NetBackup ドメインでどのリソースを使用するか混乱するのを避けるため 命名規則を使用することを強くお奨めします 複数の NetBackup ドメインに 1 台の Data Domain システムを配備する場合 各 NetBackup ドメインで異なる Data Domain システムを使用するのに比べてコスト面でメリットがあります たとえば 2 つの NetBackup ドメインがあり 各ドメインが異なるデータセンターにあるとします データセンター 1 で Data Domain システムにローカル バックアップを実行します 次に データセンター 2 で Optimized Duplication 機能を使用して バックアップ イメージのコピーを作成します 同様に データセンター 2 のすべてのローカル バックアップを Data Domain システムに作成し データセンター 1 で Optimized Duplication を作成します Data Domain システムを複数の NetBackup ドメインで共有しているのでなければ この構成で 4 台の異なる DD システムが必要になるはずです ドメイン間で共有する構成であれば 必要なシステムは 2 台で済むため コスト パフォーマンスが高くなります 複数の NetBackup ドメインでの Data Domain システムの共有を簡単にする命名規則を使用します たとえば 1 台の Data Domain システムを 2 つの NetBackup ドメインで共有する場合 2 つの LSU を構成することになります 両方の LSU は それぞれ異なる NetBackup ドメインから見ることができます LSU に Data Domain システム名 NetBackup マスター サーバ名 サフィックス -lsu を含む名前を付けると 各 LSU を NetBackup 内のディスク プールとして正しく構成しやすくなります 1 つの Data Domain システムを共有する NetBackup ドメインの数が増えると 複雑さが増幅するということを踏まえて計画してください プランニングのベスト プラクティス 29

30 NetBackup ドメインを Data Domain システムに複数追加すると LSU ストレージ サーバ ディスク プール およびストレージ ユニットが増加し 管理が困難になる点に留意してください 複数ドメインの構成はコスト面で明らかにメリットがありますが いくつか注意点があります 各 NetBackup ドメインが Data Domain システムをユニークなストレージ プールと見なし 使用可能な容量全体と総使用量を自ドメインの値として対応した場合 NetBackup の容量レポートにずれが発生する場合があります 1 台の Data Domain システムでサポートされる最大数の並行ジョブは 2 つ以上の NetBackup ドメインの間で共有されます 異なる NetBackup ドメイン間でバックアップ リストア または Optimized Duplication ストリームの使用を調整するメカニズムはありません これらのストリーム数はユーザーによって手動で設定されるため リソースが最適な状態で使用されない可能性があります ある NetBackup ドメインで使用するように Data Domain システム上に構成された 1 つの LSU は 他の ( おそらくは意図していない )NetBackup ドメイン上にディスク プールを構成する場合にも表示され 使用することもできてしまう点に注意してください バックアップとリカバリ OpenStorage と連携したカタログ バックアップおよびリカバリに関する特性は NetBackup のバージョンごとに異なります 使用している NetBackup のバージョンとサイト固有の要件に応じて 適切なカタログ バックアップ / リカバリ ソリューションを導入 テスト および手順書化してください NetBackup バージョン 6.5~6.5.3 これらのバージョンでは OpenStorage ストレージ ユニット (DD Boost for NetBackup を使用した Data Domain システムを含む ) へのカタログ バックアップの実行はサポートされません OpenStorage ストレージ ユニットでカタログ バックアップ ポリシーを設定しようとする ストレージ ユニットのタイプがカタログ バックアップでサポートされないことを示す警告ダイアログボックスが表示されることがあります このような NetBackup のバージョンの場合 基本ディスク ストレージ ユニットを構成に追加します この構成では Data Domain システムが OpenStorage ストレージ ユニットと基本ディスク ストレージ ユニットの両方の役割を果たします カタログ バックアップは 基本ディスク ストレージ ユニットを使用するように構成する必要があります カタログ バックアップの 2 つ目のコピーが必要な場合は DD Replicator ディレクトリ レプリケーションを使用して Data Domain システム間のカタログをレプリケートします レプリケートされるディレクトリは OpenStorage で使用するように構成された LSU ではなく カタログでなければなりません NetBackup バージョン OpenStorage ストレージ ユニットへのカタログ バックアップは このバージョン以降でサポートされます ただし Symantec Veritas NetBackup Shared Storage Guide UNIX, Windows, Linux Release では OpenStorage ストレージ ユニットにカタログ バックアップを送信しないよう推奨しています Symantec 社がこのように推奨している根拠は カタログのリカバリ時に OpenStorage ストレージ サーバを構成する余分な作業が必要になるためです この NetBackup バージョンでは Symantec 社の推奨ではありませんが OpenStorage ストレージ ユニットを使用したカタログ バックアップおよびリカバリを行うことができます プランニングのベスト プラクティス 30

31 とはいえ この NetBackup バージョンを使用してカタログ バックアップを複製する場合は ストレージ ライフサイクル ポリシーを使用しないことをお奨めします NetBackup version でアドバンスド ディスク テープ および OpenStorage を使用する場合 複製コピーからのカタログ リカバリにおいて既知の問題が発生します これらの問題の詳細については Symantec 社の文書を参照してください 以下の URL からこの文書へのリンクが張られています このバージョンの NetBackup でカタログ バックアップの 2 つ目のコピーが必要な場合は 基本ディスク ストレージ ユニットを構成に追加する必要があります この構成では Data Domain システムが OpenStorage ストレージ ユニットと基本ディスク ストレージ ユニットの両方の役割を果たします カタログ バックアップは 基本ディスク ストレージ ユニットを使用するように構成する必要があります DD Replicator のディレクトリ レプリケーションを使用して Data Domain システム間でカタログをレプリケートします レプリケートされるディレクトリは OpenStorage で使用するように構成された LSU ではなく カタログでなければなりません NetBackup バージョン 7.0 NetBackup バージョン 7.0 では OpenStorage ストレージ ユニットへのカタログ バックアップが引き続きサポートされます Symantec 社が OpenStorage ストレージ ユニットへのカタログ バックアップの送信を推奨しないという前述の記述は Symantec NetBackup Shared Storage Guide UNIX, Windows, Linux Release 7.0 では削除されました NetBackup バージョン 7.0 では カタログ リカバリ時に OpenStorage ストレージ サーバを構成するタスクを支援する ウィザード ベースのユーティリティが追加されました NetBackup バージョン 7 では 以前あったストレージ ライフサイクル ポリシーを使用するカタログ バックアップの複製に関する制約も解決されました プライマリ コピー以外からの NetBackup カタログのリカバリの詳細については 以下の URL を参照してください 結論 DD Boost for Symantec NetBackup は Data Domain システムと Symantec NetBackup 間の OpenStorage の統合を強化します Data Domain システムを OpenStorage とともに使用すると Disk 装置をディスク ボリュームとして使用できるようになり 重複除外をインラインで実行してより多くのデータをディスクに保存できます また Optimized Duplication により バックアップ コピーの作成も簡略化されます DD Boost を追加することにより OpenStorage のユーザーは バックアップのスループットが向上し LAN 帯域幅の要件が削減され メディア サーバの負荷が軽減されます DD Boost を使用すると Optimized Duplication を用いてリモート サイトで複製バックアップ コピーを作成する DD Replicator を NetBackup で管理でき 高度な災害復旧計画を実施できるようになります Data Domain のネットワーク効率の高いレプリケーションでは テープを使用するソリューションに比べて バックアップ イメージの災害復旧用コピーがより高速に作成され より迅速に災害復旧ロケーションでバックアップが利用可能になります 初期バックアップまたは Optimized Duplication のコピーから複製を入手して 必要なテープ ベースの複製バックアップ コピーを作成することで バックアップ イメージをかなりの長期間に渡って保存することができます テープ オペレーションを統合して テープ ベースのバックアップ コピーを作成するデータセンターが尐なくなると ソースまたは宛先データセンターのいずれかでテープに複製することが可能になります プランニングのベスト プラクティス 31

32 関連資料 EMC Data Domain OpenStorage(OST)Administration Guide EMC Data Domain OpenStorage(OST)Quick Start EMC Data Domain Operating System(DD OS)Administration Guide プランニングのベスト プラクティス 32

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