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なごみののした
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1 概要版平成 17 年 (2005 年 ) 奈良県産業連関表平成 22 年 1 月 8 日奈良県総務部知事公室統計課

3 平成 17 年 (2005 年 ) 奈良県産業連関表 1. 県内生産額の推移経済活動の低下低下とデフレデフレの影響影響によりにより初めてめて減少減少に転じる平成 17 年の奈良県奈良県の県内生産額県内生産額 6 兆 7, 億円平成 12 年比 3.5% の減少減少 ( 図 1) ( 平成 17 年の国内生産額 972 兆 0,146 億円平成 12 年比 +1.4% の増加増加 ( 図 2)) 県内生産額 ( 全国シェア %) の減少減少は奈良県奈良県が産業連関表産業連関表を作成作成してして初めてのことめてのこと ( 億円 ) 図 1 初めてのめての減少! 県内生産額の推移国内生産額の推移図 2 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10, 右目盛 S60 H2 H7 H17 (%) ( 兆円 ) (%) 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1, S60 H2 H7 H 県内生産額増加率 ( 奈良県 ) 国内生産額増加率 ( 国内生産額 ) 注 1 ) 奈良県は S55 年の産業連関表を作成していないため S55 S60 の増加率を明示出来ません注 2 ) 県内生産額県内生産額は県内総生産県内総生産と違う概念概念ですです県内生産額 = 売り上げ県内総生産 = 付加価値 ( 儲け ) 2. 県内生産額の産業別伸産業別伸びとびと国内生産額国内生産額の産業別伸産業別伸びのびの比較県内生産額が減少減少したした主因主因はの不振平成 12 年平成 17 年の間に県内生産額県内生産額は農林水産業農林水産業建設建設等で減少減少 ( 図 3) 県内生産額県内生産額が 3.5% も減少減少したした主因主因はの % 減少 ( 寄与度 3.5)( 表 1) (%) 図農林水産業鉱業 3.5 県内 ( 国内 ) 生産額の産業別産業別の伸び 1.7 建設電力ガス水道右目盛り商業金融保険不動産運輸情報通信公務サービス (%) 4.0 県内生産額 3.0 国内生産額 2.0 寄与度 ( 県 ) 表 1 県内生産額 ( 百万円 ) 国内生産額 ( 億円 ) H17 増減 (%) H17 H 寄与度年 H17 年年 H17 年奈良県国奈良県国農林水産業 94,122 69, , , 鉱業 3,883 4,392 13,787 10, ,356,863 2,109,679 3,032,700 3,070, 建設 673, , , , 電力ガス水道 183, , , , 商業 462, , ,476 1,062, 金融保険 302, , , , 不動産 689, , , , 運輸 276, , , , 情報通信 164, , , , 公務 307, , , , サービス業 1,471,550 1,507,843 2,027,885 2,073, 分類不明 36,137 27,472 42,123 39, 産業計 7,021,910 6,773,488 9,588,865 9,720,

4 3 県内生産額の産業別構成産業別構成 (13 部門 ) 経済のサービスサービス化によりによりサービスサービス業が増加傾向の割合割合は全国全国の 31.6% を少し下回下回る 31.1% 平成 17 年の県内生産額県内生産額の割合割合はが依然依然トップトップで 31.1% 次にサービスサービス業の 22.3% 増減をみるとをみるとは % 減となったのにとなったのに対しサービスサービス業は 2.5% 増加 ( 図 4 表 2) 商業商業についてはについては 6.5% 増加し構成比構成比は 7.3% となったが依然依然全国全国の 10.9% よりも低い水準水準公務公務が増加傾向増加傾向にあるのはにあるのは高齢化高齢化に伴う医療医療社会保障費社会保障費の増加増加がそのがその主な要因要因県内生産額の産業別構成産業別構成図 4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 3.2 H7 年年 H17 年 ( 全国 ) H17 年電力ガスガス熱供給業 (1.9) 建設情報通信業 (4.7) 商業不動産サービス業第 1 次産業農林水産業 (1.4) 第 2 次産業金融保険業 (4.3) 第 3 次産業運輸 (5.2) 公務 (4.0) 分類不明 (0.4) 表 2 県内生産額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 増減 (%) ( 参考 ) H7 年年 H17 年 H7 年年 H17 年 12 年 17 年全国シェア産業計 6,919,148 7,021,910 6,773, 再掲 01 農林水産業 110,718 94,122 69, 鉱業 5,908 3,883 4, ,543,708 2,356,863 2,109, 建設 840, , , 電力ガス水道 163, , , ( 電力ガス熱供給 ) 98, , , ( 水道廃棄物処理 ) 64,847 79,964 89, 商業 469, , , 金融保険 229, , , 不動産 619, , , 運輸 282, , , 情報通信 124, , , 公務 218, , , サービス業 1,265,019 1,471,550 1,507, 分類不明 45,388 36,137 27, 第 1 次産業 110,718 94,122 69, 第 2 次産業 3,488,640 3,137,525 2,772, 第 3 次産業 3,319,790 3,790,263 3,930,

5 4 県内生産額の特化係数 (13 部門 ) の特化係数特化係数は全国水準全国水準にあるもののにあるものの減少傾向減少傾向商業の特化係数特化係数は低い状態状態で推移県内生産額の特化係数 (13 部門 ) 図 5 分類不明サービス農林水産業鉱業公務 0.5 建設情報通信電力ガスガス熱供給運輸不動産平成 7 年平成 17 年商業金融保険平成 12 年全国部門平成 7 年平成 12 年平成 17 年農林水産業鉱業建設電力ガス熱供給商業金融保険不動産運輸情報通信公務サービス分類不明表 3 特化係数 = 県内生産額に占める各産業の構成比国内生産額に占める各産業の構成比 -3-

6 需要の伸び率ではでは県内需要県内需要が弱かったためかったため企業間取引企業間取引であるである中間需 5. 需要の伸び要県民県民の消費消費投資投資県外県外へのへの移輸出移輸出のすべてがのすべてが減少奈良県企業間取引であるである中間需要中間需要をはじめをはじめ最終需要最終需要であるである県民県民の消費消費投資投資移輸出移輸出 ( 国でいう輸出輸出 ) のすべてが減少減少 ( 図 6) 全国輸出輸出が高い伸びまた経済活動経済活動が活発活発であったためであったため企業間取引企業間取引であるである中間需要中間需要の伸び率が H 年の時点時点からからより増加増加 ( 図 7)( 奈良県とのとの最大最大の相違点 ) 総需要中間需要奈良県全国図 6 図 7 (%) (%) H7 12H17 17 企業間取引のこと県内最終需要注 ) 総需要 = 中間需要 + 県 ( 国 ) 内最終需要 + 移輸出 ( 輸出 ) 県 ( 国 ) 内最終需要 = 消費 + 投資ポイント消費投資移輸出奈良県は年 H17H 年の間に経済経済を牽引牽引するする需要需要がすべてがすべて減少減少するする需要不足需要不足の状態に陥ってしまったってしまった総需要 H7 中間需要国内最終需要 12H17 17 消費投資輸出 6. 供給の伸び供給の伸び率ではでは構成要素構成要素であるである県内生産額県内生産額移輸入移輸入 ( 国でいう輸入輸入 ) ともに減少奈良県県内生産額県内生産額は 3.5% 減少移輸入移輸入も 3.3% 減少総供給総供給は 3.5% 減少 ( 図 8) 全国国内生産額国内生産額は 1.4% 増加輸入輸入も 33.8% も増加増加総供給総供給は +3.1% 増加 ( 図 9)( 奈良県とのとの最大最大の相違点 ) (%) 総供給奈良県図 8 図 9 (%) (%) H7 12H H17 17 県内生産額移輸入 (%) H 総供給全国内生産額国輸入ポイント注 ) 総供給 = 県 ( 国 ) 内生産額 + 移輸入 ( 輸入 ) 奈良県は需要不足需要不足に陥ったためったためそのその需要需要を充足充足するためのするための県内生産額県内生産額及び県内生産額県内生産額をまかなうための企業間取引企業間取引であるである中間需要 (= 投入 ) が減少減少自県で調達出来調達出来ないない原材料原材料を移輸入移輸入するする必要性必要性が低下低下これもこれも移輸入移輸入が減少減少したした一因一因 - 4 -

7 生産活動の結果結果新たにたに生み出されたされた粗付加価値粗付加価値 ( GDP) は減価償 7. 粗付加価値の伸び却費を意味意味するする資本減耗引当資本減耗引当を除きすべてがすべてが減少奈良県経済活動の結果結果新たにたに生み出されたされた付加価値付加価値であるである粗付加価値粗付加価値 ( 3.9% ( 減少 ) 資本減耗引当資本減耗引当を除き雇用者所得雇用者所得をはじめをはじめすべてがすべてが減少減少 ( 図 10) 全国雇用者所得雇用者所得は全国全国と同様同様に大きくきく減少減少 ( 6.1% ( 減少 ) 粗付加価値計粗付加価値計も奈良県奈良県と同様同様に減少減少したがしたが自動車等自動車等に代表代表されるされる輸出型産業等輸出型産業等の営業余剰営業余剰が増加増加 ( 奈良県とのとの大きなきな相違点 )( 図 11) 図 10 (%) 粗付加価値計 8. 県際収支 (= 交易収支 ) 奈良県 10 図 11 (%) 2 企業が従業員従業員に支払支払う日当日当宿泊費宿泊費等のことのこと 1 H7 12H H7 家計外消費支出雇用者所得自県自県と他地域他地域とのとの交易状況交易状況をあらわすをあらわす県際収支県際収支 430 億円改善県内の企業間取引企業間取引が活発活発でなかったためでなかったため中間需要中間需要が減少減少し移輸入額移輸入額が減少減少したことがしたことが一因一因もうひとつの大きなきな要因要因は民間消費支出民間消費支出等の最終需要最終需要が減少減少し移輸入額移輸入額が減少減少したことしたこと 1 年 H17H 年の間に企業企業の撤退撤退が多かったかったで約 329 億円県際収支県際収支が悪化悪化 2 県内需要に勢いがいが無かったためかったため県外県外に依存依存していたしていた第 3 次産業の移輸入移輸入が減少減少し商業商業サービスサービス業等の第 3 次産業で県際収支県際収支は改善改善総額では 430 億円改善 ( 表 4 図 12 図 13) 県際収支県際収支の 8,328 億円は県外県外からのからの雇用者所得 ( 純 ) 約 8,726 億円注 ) で相殺相殺残額残額は貯蓄等貯蓄等へ表 4 図 12 移輸出額 2 兆 1,580 億円 (A) ( 583 億円 ( 対年比 )) 移輸入額 2 兆 9, 億円 (B) ) ( 1,013( 億円 ( 同上 )) 県際収支 ( 交易収支 ) 8,328 億円 (A)-( )-(B) ) ( 億円 ( 同上 )) 年県際収支 5,000 3,000 1, ,000 5,000 3,000 1, ,000 マイナス建設公務不動産分類不明鉱業農林水産業金融保険運輸電力ガスガス水道情報通信商業サービス業の県際収支県際収支は企業企業の撤退等撤退等によりにより悪化悪化したがしたが第 3 次産業の県際収支県際収支の改善改善によりにより総額総額では 430 億円改善 0 0 営業余剰 ,050 2,836 4,548 資本減耗引当企業の利益利益のことのこと ( 億円 ) 1,735 プラス 1 1 H17 年県際収支注 ) 出典 : 平成 19 年度奈良県県民経済計算県外からのからの雇用者所得 ( 純 ) 8,726 億円 = 県外からのからの雇用者所得 1 兆 0,474 億円 - 県外へのへの雇用者所得 1,748 億円粗付加価値計家計外消費支出全雇用者所得国建設公務不動産分類不明鉱業農林水産業運輸金融保険電力ガスガス水道情報通信商業サービス業 12H 営業余剰 ,150 2,430 3,981 ( 億円 ) 1,406 資本減耗引当図

8 9 スカイラインチャートで描いたいた奈良県奈良県の産業構造 (13 部門 (= 産業 )) 200% 20% 40% 60% 80% 奈良県平成 17 年 150% 100% のラインラインよりより上部上部の薄いグレーグレーの部分部分が交易収支でプラスプラスの 1,406 億円移輸入超過図 % 移輸入自給 50% 0% 農林水産業 200% 150% 鉱業建設電力ガス水道商業金融保険不動産運輸情報通信 20% 40% 60% 80% 主に製品製品としての移輸出分主に原材料原材料としての移輸入分公務移輸出超過サービス分類不明大阪府平成 12 年図 % 移輸入自給 50% シェアが奈良県奈良県よりより大きい 0% 農林水産業鉱業建設電力ガス水道商業金融保険不動産運輸通公信務放送サービス分類不明奈良県奈良県は農林水産業農林水産業商業商業情報通信情報通信サービスサービス業等の各部門で県内需要県内需要をまかないきれずをまかないきれず他府県他府県からから移輸入移輸入しているしている姿がよくわかる ( 図 14) 逆に大阪府大阪府は商業商業やサービスサービス業を移輸出移輸出しているしている姿がよくあらわれている ( 図 15) -6-

9 スカイラインチャートの見方参考産業連関表からから算出算出されるされる移輸出額移輸出額移輸入額移輸入額等を用いていてそのその県や地域地域の産業構造産業構造を明らかにする手法としてとしてスカイラインスカイライン分析分析があるがあるスカイライン図の横方向横方向は各産業各産業の生産額生産額の構成比構成比縦方向縦方向は各産業各産業の生産額生産額が県内需要県内需要を満たしているかを分析分析することができるすることができる縦方向に県内生産額県内生産額が 100% を超えていればえていれば県内需要県内需要を満たしたたした上で他の県等県等へ移輸出移輸出していることを示しているしている逆に 100% に満たないたない場合場合は県内需要県内需要を満たすためにたすために他県等他県等からから移輸入移輸入しているしている姿を描き出している例 ) 下図 ( 図 16) で県内県内の移輸出超過移輸出超過の A 産業と移輸入超過移輸入超過の B 産業を例にとるとにとると A 産業 B 産業県内自給ライン ( 縦軸で 100%) 1 - 移輸出ライン ( 縦軸で 100% 超 ) 2 3 移輸入超過 - 4 移輸出超過 5 - 例 ) 200% 100% を超える ( 県内需要を超える ) 分はすべて移輸出移輸出 20% 40% 60% 80% A 産業移輸入図 % 100% 移輸出 2 移輸出超過分 5 B 産業移輸出移輸入 3 移輸入超過分 4 移輸入自給 50% 県内生産額県内需要 1 県内生産額県内需要生産額の構成比 -7-

10 10. 経済 (= 生産 ) 波及効果生産波及の大きさはきさは 34 産業のうち 14 産業で上昇 20 産業で低下奈良県奈良県の平成 17 年の生産波及効果生産波及効果の高い産業産業 1 位鉱業鉱業 ( ( ) 2 位窯業窯業土石製品土石製品 ( ( ) 3 位パルプパルプ紙木製品木製品 ( ( ) など原材料投入率が高く輸送部門輸送部門を介在介在するする素材型素材型産業産業 ( 表 5 図 17) 平成 12 年平成 17 年の間に経済波及効果経済波及効果が高まったまった産業 1 位非鉄金属非鉄金属 2 位商業商業 3 位金融金融保険業保険業などこの 5 年間に資源価格資源価格の高騰高騰によりにより原材料価格原材料価格の上昇上昇や原材料投入率原材料投入率の上昇上昇等があったがあった産業 ( 表 5 図 17) 一般的一般的に中間投入率中間投入率注 1) が高まったまった場合場合や自給率自給率注 2) が上昇上昇したした場合場合は経済波及効果経済波及効果が高まるまる平成 17 年の奈良県経済奈良県経済は原材料等原材料等の中間投入率中間投入率が 0.3 ポイント上昇上昇したがしたが自給率自給率が 0.1% 低下経済波及効果経済波及効果は 34 産業のうちのうち過半数以上過半数以上の 20 産業で低下低下単純平均の経済波及倍率経済波及倍率 H 年 H17 年へ低下図 17 生産波及効果農林水産業鉱業飲食料品繊維製品パルプ紙木製品化学製品石油石炭製品石炭製品窯業土石製品鉄鋼非鉄金属金属製品一般機械電気機械情報通信機器電子部品輸送機械精密機械その他の製造工業製品建設電力ガスガス熱供給業水道廃棄物処理商業金融保険不動産運輸情報通信公務教育研究医療保健保健社会保障社会保障介護その他の公共公共サービス対事業所サービス対個人サービス年 H17 年表 5 ( 倍 ) 上昇率 1 位 2 位 3 位年 H17 年順位 H17 17-H - 上昇率農林水産業順位鉱業飲食料品繊維製品パルプ紙木製品化学製品石油石炭製品石炭製品窯業土石製品鉄鋼非鉄金属金属製品一般機械電気機械情報通信機器電子部品輸送機械精密機械その他の製造工業製品建設電力ガスガス熱供給業水道廃棄物処理商業金融保険不動産運輸情報通信公務教育研究医療保健保健社会保障社会保障介護その他の公共公共サービス対事業所サービス対個人サービス事務用品注 ) 分類不明産業計部門表による注 1) 中間投入率 = 県内生産額のうちのうち原材料等原材料等を購入購入するする割合割合のことのこと中間投入率中間投入率の逆数逆数が粗付加価値率粗付加価値率注 2) 自給率 = 県内需要を県内生産額県内生産額でまかなえるでまかなえる率のことのこと自給率 = 1- 移輸入率注 3) ) 事務用品事務用品分類不明分類不明は産業連関表産業連関表の調整部門調整部門のためのため順位順位及び産業計産業計からはからは省いたいた - 8 -

11 11 経済波及効果のフロー道路建設に 100 億円 =(10 10, 百万円 ) の新規投資新規投資が生じたじた場合場合の経済波及効果経済波及効果を例にとっていますにとっています建設業に直接投資 10,000 (A) 直接効果アスファルト鉄鋼などの原材料や電気ガスなどの燃料費 5,519 営業余剰等の粗付加価値 4,481 雇用者の給与など (B) 自給率県内で足りない原材料は県外から移輸入する 3,282 県内での需要増加額 2,237 建設業に生じた需要増加額が各産業に生産を誘発する逆行列係数図 18 第 1 次間接波及効果粗付加価値誘発生産誘発額 1,429 (E) 雇用者所得誘発 2, (F) (D) 3,382 (C) 雇用者所得が消費に回りさらに生産を誘発する雇用者所得合計 4,219 そのうち消費に回るのは平均消費性向 76.4% 家計が日用品電化製品等を消費する 3,223 自給率県内での需要増加額 2,114 県外から移輸入 1,109 逆行列係数県内での需要増加額が各産業に生産を誘発する第 2 次間接波及効果粗付加価値誘発生産誘発額 1,721 (H) 雇用者所得誘発 2, (I) (G) 経済波及効果 15,467 百万円 = (A)+(D)+(G) 粗付加価値 ( GDP) 誘発額 7,631 百万円 = (B)+(E)+(H) 雇用者所得誘発額 4,842 百万円 = (C)+(F)+(I) 約 4,800 億円 4,900 億円の消費消費が県外県外へ流出流出しているとしていると推計推計されるがされるが仮に 1,000 億円の消費消費を県内県内へ取り戻すとすと経済波及効果 1,484 億 5 千 3 百万円粗付加価値 ( GDP) 誘発額雇用者所得誘発額雇用者誘発数地方消費税増加額 786 億 9 千 7 百万円 [ 県内総生産 (=GDP) を約 2.1% 押し上げるげる効果!] 411 億 1 千 2 百万円 13,701 人 10 億 2 千 2 百万円注 1) 第 2 次間接波及効果にかかる平均消費性向を 76.4% として計算注 2) 雇用者は従業者から雇主家族従業者を除いた従業者 -9-

12 平成 17 年奈良県産業連関表の概要総需要 97,643 県内需要 = 中間需要 + 県内最終需要 76,063 県内生産額 = 中間需要 + 県内最終需要 + 移輸出 - 移輸入 67, ( 単位 : 億円 ) 図 19 移輸入 29, 中間需要最終需要県内最終需要総供給 97,643 県内生産額 67, 粗付加中間生産物の取引 ( 中間需要 = 中間投入 ) 家計外消費支出 1,200 雇用者所得 30, ,519 家計外消費支出 1,200 民間消費支出 26,967 一般政府消費支出 8,941 県内総固定資本形成 8,297 在庫純増 265 移輸出 21,580 価営業余剰 7,213 値資本減耗引当 7,545 37, 間接税 - 補助金補助金 1,865 移輸入 29, 平成 12 年奈良県産業連関表の概要総需要 101, 県内需要 = 中間需要 + 県内最終需要 78,977 県内生産額 = 中間需要 + 県内最終需要 + 移輸出 - 移輸入 70,219 ( 単位 : 億円 ) 図 20 移輸入 30,921 中間需要最終需要県内最終需要総供給 101, 県内生産額 70,219 粗付加中間生産物の取引 ( 中間需要 = 中間投入 ) 家計外消費支出 1,340 雇用者所得 31, ,787 家計外消費支出 1,340 民間消費支出 28,491 一般政府消費支出 8,402 県内総固定資本形成 9,392 在庫純増 2 移輸出 22,163 価営業余剰 7,535 値資本減耗引当 7,476 38, 間接税 - 補助金補助金 1,732 移輸入 30,

13 平成 17 年奈良県産業連関表用語解説 1. 産業連関表県の経済を構成する各産業は相互に網の目のように結び付き合いながら生産活動を行っています例えば自動車産業を例にとってみると 1 台の自動車を生産するためには車体エンジンタイヤなどの数多くの部品が必要ですまた車体やエンジンを作るためにも鋼板鋼材などたくさんの原材料を使用しますし当然モノを生産するためには労働力が必要ですこのようにそれぞれの産業はすべて他の産業や家計から生産のために必要な原材料や燃料などの財貨サービスを購入しこれを加工して別の財貨サービスを生産し生産物を他の産業や家計に販売していますこうした相互依存関係の上に成り立っている各産業活動のようすをまとめたものが産業連関表です 2. 県内生産額一定期間 ( 産業連関表では 1 年間 ) に行われた県内の生産活動によって生み出されたモノやサービスの金額のことで企業に例えれば売上に該当しますよく似た言葉に県内総生産 (=GDP) がありますが県内総生産は県内生産額から生産に必要とした原材料等を差し引いた粗利益 ( 人件費を含む ) に相当するものです 3. 粗付加価値各産業の生産活動によって新たに生み出された価値のことで県内総生産 (=GDP) にほぼ該当します 4. 中間投入各産業の生産過程で原材料などの経費として投入される費用のことです 5. 中間需要ある産業の生産物が他の産業の生産活動の過程でどれだけ原材料などとして販売されたかを示すものであくまでも産業間での生産物の取引において発生する需要のことです 6. 最終需要 7. 県内最終需要県民の消費県や市町村の支出企業等の設備投資や住宅建設等の投資県外への移輸出 (= 国でいう輸出にあたるもの ) をいいます上記の最終需要のうち移輸出を除いた県内で発生した最終需要のことをいいます 8. 移輸出奈良県で生産された財貨サービスを県外へ売却すること ( 国でいう輸出 ) をいいます 9. 移輸入奈良県外で生産された財貨サービスを県内へ購入すること ( 国でいう輸入 ) をいいます 10. 移輸出率 11. 移輸入率県内生産額に占める移輸出の割合をいいます県内需要額 (= 中間需要 + 県内最終需要 ) に占める移輸入の割合をいいます 12. 県際収支 = ( 交易収支 ) 13. 県内自給率各産業部門はその生産物の一部を他の府県に移出したり海外に輸出していますまたそれとは逆に県内需要のうち県内生産で賄いきれない分を他の府県から移入したり海外から輸入したりしていますこの移輸出と移輸入の関係を県際関係といい移輸出額と移輸入額との差を県際収支 (= 交易収支 ) といいます県内需要額を満たすための県内生産の財貨サービスの割合をいいますつまり県内で発生した需要に対して県内産品で賄われた割合をいい県内自給率が高くなれば県内での生産誘発額が増加し経済波及効果は大きくなります移輸入率 = 移輸入県内需要額自給率 =1- 移輸入率 -11-

産業連関表から見た県経済.xps

産業連関表から見た県経済.xps 17 (2005 ) (1) ( ) 原材料等の費用構成 ( 投入 ) 13 03 1 6773 01 652 02 147 03 5042 9780 2631 1 03 01 318 02 2 03 5042 8896 2 0422 2 9318 1 6773 1 2545 13 03 01 0.038858 02 0.008749 03 0.300589 0.156860 13 03