Microsoft PowerPoint - 5 資料１－５　委員会説明用v3.ppt

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ゆたかまるこ
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1 ケーブルテレビの現状資料 1-5

2 1. ケーブルテレビの普及状況 1

3 自主放送を行うケーブルテレビの加入世帯数普及率ケーブルテレビの加入世帯数普及率の推移 [ 万世帯 ] ケーブルテレビ加入世帯数は年々増加平成 18(26) 年 3 月末には1,913 万世帯普及率は38.% となった ( 自主放送を行う許可施設 ) 伸び率は鈍化傾向 (37.3%) (34.7%) (18.1% ) (1.7%) (19.5%) (24.5%) (16.5%) (8.1%) (9.2%) (7.%) 7 年度 8 年度 9 年度 1 年度 11 年度 12 年度 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 1( ) 内は加入世帯数の対前年度増加率 2 普及率は各年度末の住民基本台帳世帯数から算出 3 1 年度以前のデータは都市型ケーブルテレビについてのもの [ 普及率 %] 2

4 各都道府県におけるケーブルテレビの普及ケーブルテレビの普及率について普及率が全国平均 (38.%) を上回るのは 17 都府県 3% 台は 2 県のみ普及率の高い地域と低い地域の二極化が進んでいる普及率の低い地域を中心に更なる成長の余地があるとの見方も可能沖縄県長崎県山口県福岡県佐賀県大分県島根県広島県愛媛県高知県鳥取県岡山県京都府兵庫県香川県徳島県和歌山県石川県福井県滋賀県富山県岐阜県三重県大阪府愛知県奈良県長野県静岡県新潟県群馬県山梨県埼玉県秋田県山形県栃木県青森県福島県茨城県神奈川県岩手県宮城県東京都千葉県北海道都道府県名 CATV 契約数世帯比都道府県名 7.1%~1% 5.1%~7% 3.1%~5% 1.1%~3% CATV 契約数世帯比北海道 13.6% 滋賀県 14.8% 青森県 11.5% 京都府 1.7% 岩手県 13.8% 大阪府 58.% 宮城県 16.9% 兵庫県 49.7% 秋田県 8.7% 奈良県 12.5% 山形県 13.9% 和歌山県 2.1% 福島県.8% 鳥取県 41.6% 茨城県 11.8% 島根県 28.9% 栃木県 13.6% 岡山県 27.5% 群馬県 7.9% 広島県 23.% 埼玉県 45.9% 山口県 45.5% 千葉県 5.1% 徳島県 44.5% 東京都 5.5% 香川県 25.7% 神奈川県 48.5% 愛媛県 18.2% 山梨県 81.7% 高知県 18.6% 新潟県 13.% 福岡県 36.9% 長野県 54.3% 佐賀県 42.8% 富山県 5.2% 長崎県 27.7% 石川県 23.2% 熊本県 13.% 福井県 56.2% 大分県 45.4% 岐阜県 23.% 宮崎県 3.2% 静岡県 24.1% 鹿児島県 4.6% 愛知県 44.8% 沖縄県 17.9% 三重県 69.9% 熊本県宮崎県 1% 以下 1 普及率は各年度末の住民基本台帳世帯数から算出 2 地図については各都道府県の普及率を色分けしたもの鹿児島県 3

5 過去 5 年間の経営状況状況の変化過去 5 年間のケーブルテレビ事業者の経営状況の推移を見ると単年度黒字の事業者数及びその全体に占める割合は増加の傾向 (63.5% 8.9%) 累積黒字の事業者数及びその全体に占める割合も増加 (25.6% 4.6%) 単年度赤字累積赤字事業者の比率は徐々に減少 (35.6% 18.7%) ケーブルテレビ事業者全体の経営状況の変化平成 12 年度平成 12 年度平成 12 年度経営状況は改善の傾向平成 16 年度平成 16 年度平成 16 年度 25.6% 37.9% 35.6%.9% 単赤累赤単赤累赤単赤累黒単赤累黒単黒累赤単黒累赤単黒累黒単黒累黒 4.6% 4.3% 18.7%.3% 単赤累赤単赤累赤単赤累黒単赤累黒単黒累赤単黒累赤単黒累黒単黒累黒注対象は自主放送を行う許可施設事業者 (547 社 ) のうちケーブルテレビ事業を主たる事業とする営利法人 31 社 ( 許可施設には電気通信役務利用放送法の登録を受けた設備で有線テレビジョン放送法の許可施設と同等の放送方式のものを含む ) 4

6 ブロードバンド回線契約数の推移初期はケーブルインターネットがブロードバンドを牽引その後 DSL が普及し最近では FTTH の伸びが顕著に 22 加 2 入 18 者 16 数(14 単 12 位 1 : 8 万加 6 4 入)2 年度 H FTTH DSL ケーブル H13 年度 H14 年度 H15 年度 H16 年度 H17 年 6 月

7 ( 参考 ) 都道府県別のブロードバンドサービス別比率ほとんどの都道府県では依然として DSL 中心の構成であるが富山福井三重等は CATV の割合が高い一方東京滋賀は FTTH の割合が 3 割を超える 6

8 デジタルディバイドの現状及び解消に向けた目標いずれかのブロードバンドサービス FTTH ADSL ケーフルインターネットなど ~5, 人 ( 676 団体 ) 5,1~7, 人 ( 352 団体 ) 7.1~1, 人 ( 431 団体 ) 1,1~3, 人 ( 94 団体 ) 3,1~5, 人 ( 282 団体 ) 5,1~1, 人 ( 233 団体 ) 1,1 人以上 ( 245 団体 ) 37 団体 (45.4%) 団体 (58.5%) 団体 (64.5%) 64 団体 (66.8%) 188 団体 (66.7%) 175 団体 (75.1%) 187 団体 (76.3%) 未整備エリアこのエリアの整備を推進 191! 95 ( 枠内 ) の整備を推進 83! 次世代ブロードバンド環境の目標目標 1: デジタルディバイドの解消 28 年にブロードバンドゼロ市町村を解消 21 年にブロードバンドゼロ地域を解消 FTTH ~5, 人 ( 676 団体 ) 5,1~7, 人 ( 352 団体 ) 7.1~1, 人 ( 431 団体 ) 1,1~3, 人 ( 94 団体 ) 3,1~5, 人 ( 282 団体 ) 5,1~1, 人 ( 233 団体 ) 1,1 人以上 ( 245 団体 ) % 2% 4% 6% 8% 1% 8団体 4 団体 13団体 38 団体 13 団体 37 団体 64 団体未整備エリアこのエリアの ( 枠内 ) の 64! 整備を推進! 目標 2: 世界最先端のブロードバンドの整備 21 年までに次世代双方向ブロードバンド ( 上り 3Mbps 級 ) を 9% 以上の世帯で利用可能に % 2% 4% 6% 8% 1% 1% 加入可能 8~1% 未満 5~8% 未満 ~5% 未満未提供 7

9 2.FTTH に関する技術基準の概要 8

10 主な光ファイバを用いたケーブルテレビの例 1.HFC システム光ノードタップオフ中継増幅器タップオフケーブルテレビ局光ケーブル同軸ケーブル同軸ケーブル 2.FTTH システム光スプリッタ (PON の場合 ) ケーブルテレビ局光ケーブル光ケーブル PON (Passive Optical Network) 受動素子を利用して1 本のファイバに複数の加入者を収容する方式 9

11 FTTH におけるアクセス方式 FTTHの3つの形態 1 シングルスター (SS) 2 アクティブダブルスター (ADS) 3 パッシブダブルスター (PDS) 1 シングルスター (SS) ノード ( 局内 ) 光ファイバ ONU 光スプリッタ ONU ONU 約 5cm 2 アクティブダブルスター (ADS) ノード ( 局内 ) 光ファイバ ONU ONU ONU 光 1 心が分岐される 3 パッシブダブルスター (PDS(PON)) ノード ( 局内 ) 光ファイバ ONU ONU 入力出力 ONU 日本 CATV 技術協会資料より作成 1

12 伝送方式と光ファイバの心数必要な伝送路数通信 :2( 上り / 下り ) 放送 :1( 下り ) 14 心 22 心 31 心インターネット上りインターネット下りインターネット上りインターネット下り放送将来の予備方式通信 + 放送をそれぞれ別々のファイバで伝送 1 心は予備 ( テープ心線の活用 ) 放送 (μm) 放送通信を別心線で提供波長多重の標準 :G (μm) 3 波波長多重など波長多重の標準 :G 日本 CATV 技術協会資料より作成 11

13 紫外線波 WDM と3 波 WDM のシステム例インターネット通信上りインターネット通信下り放送将来の予備通信用光送信装置映像用光送信装置 G 光の色 ( 波長 ) 赤外線.8 波長多重分離インターネット通信上り (1.31μm) インターネット通信下り (1.49μm) 多チャンネル映像 (1.55μm) 1.6 (μm). 通信通信 ONU ONU 光モジュール例光モジュール例 LD: 発光素子通信用 ONU 映像用 ONU 1.6 (μm) PD: 受光素子 ( インターネットと放送の場合 2 波 WDM では 2 心 3 波 WDM では 1 心 ) 日本 CATV 技術協会資料より作成 12

14 FTTH 等によるケーブルネットワークの高度化の検討の経過 1 背景従来ケーブルテレビは主として幹線が光ファイバー引き込み線が同軸ケーブルであるHFC(Hybrid Fiber Coaxial) により提供近年ケーブルテレビネットワークの高度化 ( デジタル放送への対応多チャンネル化通信サービス提供等 ) 及び光関連の技術の進展 ( 光関連部品の性能向上及び価格低廉化電気通信事業者によるFTTH 導入 ) から一部のケーブル事業者においてFTTHを導入ケーブル事業者の許可に係る負担の軽減ネットワーク機器のマルチベンダ化や低価格化の促進等の観点から有線テレビジョン放送法の技術基準にFTTHに関する規定を追加すること等が求められるようになった 2 経緯 H16. 7 FTTH 等によるケーブルテレビネットワークの高度化のための技術的条件を情報通信審議会技術分科会へ諮問 H17. 3 同技術的条件に係る答申 H17.8~9 同技術的条件関連の総務省令等の改正に対する意見募集 H17.1 情報通信審議会有線放送部会へ有線テレビジョン放送法施行規則の改正について諮問答申 H17.12 省令等の施行 3 前回審議会答申で指摘された課題 BS-IF CS-IF のパススルー方式 FTTHのうち波長多重技術を用いたもの新たな技術によるケーブルテレビシステム 13

15 FTTH に関する技術基準の概要ケーブルテレビ事業者の FTTH 導入が容易となるよう FTTH の技術基準を整備し 25 年 12 月 1 日から施行局舎内 ( ヘッドエンド ) 2 放送への影響の評価方法を追加受信者宅従来の主観評価による判定法の他 1スペクトルマスク 2 客観的画質評価による判定法を追加光増幅器放送光送信機分岐 WDM 光ファイバ WDM V-ONU テレビ受信機通信 ONU 通信端末集合住宅通信 ( インターネットサービス等 ) 光送信機クロージャ各戸上り影響下り放送信号波長多重等光成端箱 MDF 室等 V-ONU 増幅器分配器 TV 波長棟内同軸配線 CN 比 45dB 以上受信者端子 1 伝送波長等を規定 1 放送信号伝送用光波長として15nm 帯を規定 2 光変調度光波長間隔等に配慮した設備の使用 3 性能規定点の追加一定以上の線路性能を有する戸建て集合住宅では現行の受信者端子に加え V-ONU 入出力などでも性能規定が可能 14

16 伝送方式にかかる技術的条件 (1) 1. 光波長放送伝送用の波長は 15nm 帯とする 15nm 帯 ; 153nm~1625nm (C バンド及び L バンド ) (153nm~1625nm) ITU-T 勧告 G 通信上り : 126~136nm 通信下り : 148~15nm 映像配信 : 155~156nm 通信上り通信下り映像配信 Future use nm 紫外線可視光赤外線 < 通信と放送を波長多重で伝送する場合の例 > ヘッドエンド光スプリッタ放送光信号 (15nm 帯 ) 放送 ONU 受信者宅通信 OLT 下り通信光信号 (149nm) 波長多重分離上り通信光信号 (131nm) 通信 ONU 15

17 2. 端子間分離度の規定伝送方式にかかる技術的条件 (2) 宅内機器間は一般的に 5dB 以上の端子間分離度を持つ光分岐器を使用光分岐器宅内端末機器端子間分離度の規定は光ファイバネットワークに適用しないネットワーク端子間分離度 5dB 以上宅内端末機器 3. 光送信機等の特性等 V-ONU 入力レベルを下表のとおり規定アナログデジタルが混在する多チャンネルサービスデジタル多チャンネルサービス再送信サービス V-ONU 光入力レベル強度変調方式 -8dBm -12dBm FM 一括変換方式 -12dBm -15dBm 16

ネットワークにかかる技術的条件放送への影響の有無を判定する方法として従来の主観評価による測定方法に新たに客観評価方法を追加現状 : 有線テレビジョン放送法施行規則に定められた放送方式以外の伝送からの影響は主観評価により判断 ( 平成 13 年総務省告示第 13 号 ) 15 名以上の非専門家評価者により受信画像における妨害の有無を判定する妨害 V-ONU テレビ受信機

18 ネットワークにかかる技術的条件放送への影響の有無を判定する方法として従来の主観評価による測定方法に新たに客観評価方法を追加現状 : 有線テレビジョン放送法施行規則に定められた放送方式以外の伝送からの影響は主観評価により判断 ( 平成 13 年総務省告示第 13 号 ) 15 名以上の非専門家評価者により受信画像における妨害の有無を判定する妨害 V-ONU テレビ受信機実施に際し作業量大現状の方法に加え以下の 2 とおりの評価方法を新たに導入いずれも測定器による評価のため評価者等の確保が不要 (1) スペクトルマスク妨害波のスペクトル強度が規定のスペクトルマスク以下であることを確認妨害 V-ONU 測定器 (2) 客観的画質評価テレビ受信機の映像の画質を ITU-T 勧告 J.144 に記載されている測定法により評価妨害のない基準画像と被評価画像の差分を測定し推定 DSCQS 値が規定値以下であることを確認 17

19 信号の伝送レベルにかかる技術的条件 (1) 受信者端子での性能規定の他一定条件下の宅内棟内伝送路では受信者端子以外でも電気又は光で性能規定を可能とする 1 電気信号により性能規定する場合戸建で 59dB 集合住宅で 45dB を満たす場合 V-ONU 出力の CN 比で性能規定を可能とする V-ONU 出力の CN 比ドロップクロージャ光成端箱内蔵同軸ケーブル光引込線 V-ONU TV 集合住宅戸建住宅の規模の別建物内で光 - 電気変換し各戸まで同軸配線 ( 棟内ブースタは 4 段以内 ) 建物入口で光 - 電気変換後に各戸まで光配線 NTSC 4dB 以上 42dB 以上 V-ONU 出力の CN 比 64QAM 26dB 以上光信号のまま各戸まで増幅 4dB 分配する場合以上注 : 電気信号では個別の放送信号のCN 比が規定されている OFDM 24dB 以上集合住宅クロージャ光成端箱 MDF 室等 V-ONU 棟内同軸配線 CN 比 59dB 以上電気信号電気信号 ( 受信者端子 ) 電気信号増幅器分配器増幅器分配器分配器棟内同軸配線 CN 比 45dB 以上各戸 TV 電気信号 ( 受信者端子 ) 18

20 信号の伝送レベルにかかる技術的条件 (2) 2 光信号により性能を規定する場合戸建で 59dB 集合住宅で 45dB を満たす場合光規定点での RIN と光レベルを測定しこれを基に V-ONU 出力の推定 CN 比を算出して判断ドロップクロージャ光引込線光成端箱光ファイバケーブル同軸ケーブル V-ONU TV V-ONU 出力の推定 CN 比住宅の規模の別 V-ONU 出力の推定 CN 比 NTSC 64QAM OFDM 光信号光信号棟内光ファイバ配線 CN 比 59dB 以上電気信号 ( 受信者端子 ) 戸建集合住宅建物内で光 - 電気変換し各戸まで同軸配線 ( 棟内ブースタは 4 段以内 ) 建物入口で光 - 電気変換後に各戸まで光配線光信号のまま各戸まで増幅分配する場合 42dB 以上 44dB 以上 42dB 以上 28dB 以上 26dB 以上注 : 光信号の規定については光変調器入力の搬送波のレベル差 2dB のため V-ONU の推定出力は V-ONU 出力より 2dB 高くなっている集合住宅クロージャ光成端箱光信号光光増幅器 MDF 室等分増幅器光岐光分 V-ONU 器送信機岐器光信号棟内光ファイバ配線 CN 比 45dB 以上 V-ONU 各戸 TV 電気信号 ( 受信者端子 ) 19

21 集合住宅等における棟内規格の意義光信号による性能の規定が定められたことにより一定以上の線路性能を有する戸建て集合住宅では現行の受信者端子に加え V-ONU 入出力などでも性能規定が可能ケーブル ( 及び地上デジタル ) 対応のための集合住宅の棟内基準の策定 ( 民間標準 ) が必要集合住宅棟内伝送システムの性能 (JCTEA STD-13-1.) 平成 17 年 5 月策定効果現在のケーブルつなぎ込みの問題を解決棟内規格対応かどうかでケーブルテレビ事業者は改修の必要性 ( つなぎ込み可能性 ) を即座に判断地上デジタル放送への対応推進地上デジタル対応マンション地デジ普及への後押し技術協会の活動の発展棟内システム標準化を契機により幅広い標準化へと展開マンションの高度化付加価値化規格を満たしたマンションには JCTEA マークインターネット対応マンションの付加価値同様ケーブルテレビ対応が付加価値となることへの期待 ( 社 )CATV 技術協会棟内システム基準 ( 民間標準 ) 準拠 2

22 前回審議会答申で指摘された課題 BS-IF CS-IF のパススルー伝送方式関連伝送方式 1 VHF~UHF BS-IF 及びCS-IFのテレビ信号を周波数多重 (FDM) した後一つの光波長に変換して伝送する方式 ( 課題 ) 一般的に使用可能な光増幅器において CN 比及び非線形歪特性が電気信号として影響を及ぼす可能性がある伝送方式 2 BS 帯域を変調する光送信器とVHF~UHF 帯域を変調する光送信器のそれぞれの波長を光増幅器で増幅可能な異なる波長に設定して混合伝送する方式 (2 波長光多重分配システム ) ( 課題 ) 二つ以上の波長そのものによる干渉により電気信号に戻したときに CN 比及び非線形歪特性に影響を及ぼす可能性がある ( 波長多重技術に関するもの ) これらの課題があることから民間 ( 技術協会ラボ等 ) における検討等を踏まえ必要に応じて強制規格も検討することとした FTTH 型ケーブルテレビシステム (BS / 広帯域 CS デジタル放送パススルー伝送方式 )(JCTEA TR-7)( 平成 18 年 3 月 ) を日本 CATV 技術協会で策定 21

23 3. ケーブルテレビにおける FTTH の導入状況 22

24 ケーブルテレビ事業者のネットワークの現状 (51 端子以上 ) 1 有線テレビジョン放送事業者同軸方式 HFC 方式 FTTH 方式再送信及び自主放送を行う事業者再送信のみを行う事業者電気通信役務利用放送事業者同軸方式 HFC 方式 FTTH 方式再送信及び自主放送を行う事業者 1 7 再送信のみを行う事業者 2 IP マルチキャスト方式により自主放送のみを行う事業者 4 同軸方式,HFC 方式 (FTTH を含む ) は,H 現在の事業者数 FTTH の事業者数は,H 現在の事業者数 HFC の事業者には,FTTH を併用する事業者もいる 23

25 FTTH の導入状況 H18 年 9 月末日現在北海道東北関東信越北陸東海近畿中国四国九州沖縄合計 1 心方式心方式四国 24.1% 九州 6.9% 沖縄.% 北海道 6.9% 東北 5.2% 関東 1.3% 1 心 16% 信越 6.9% 中国 22.4% 近畿 5.2% 東海 5.2% 北陸 6.9% 2 心 84% 地域別の FTTH 導入状況 FTTH の方式別導入状況注意 :1 心方式とは放送及び通信サービスを一本の光ファイバで提供するものまた,2 心方式とは放送と通信サービスを別の光ファイバで提供するもの 24

26 ケーブルテレビの放送方式等放送方式等の現状 Ⅰ 1 心方式直接変調外部変調 FM 一括変換一般放送 7 2 BS-IF 3 H18 年 9 月末日現在備考 Ⅱ 2 心方式 ( 放送用通信用の光ファイバが別心となるもの ) 一般放送 BS-IF H18 年 9 月末日現在備考直接変調外部変調 FM 一括変換

27 FTTH の導入の推移地方委任前 H17 年 12 月末 H18 年 1 月末 2 月末 3 月末 4 月末 5 月末 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末有線テレビジョン放送事業者数 ( 内 BS-IF パススルー実施事業者数 ) 電気通信役務利用放送事業者数有線テレビジョン放送事業者電気通信役務利用放送事業者 BS-IF 伝送 ( 有テレ事業者内数 ) 事業者数月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月平成 17 年平成 18 年 26

28 4. ケーブルテレビの伝送方式の概要

29 (1) パススルー伝送方式ケーブルテレビの伝送方式ヘッドエンド周波数変換周波数変換伝送路加入者 IF 地上デジタル放送受信機 (OFDM) Fn: 局部発振器同一周波数パススルーヘッドエンド周波数変換周波数変換 IF F1 Fn F1,Fn: 局部発振器周波数変換パススルー伝送路 JCL SPEC-6 加入者 CATV パススルー対応地上デジタル放送受信機 (OFDM) (2) トランスモジュレーション伝送方式 Max:23.234Mbps デジタルチューナヘッドエンド NIT 変換 64QAM 変調 Mbps (188Byte) JCL SPEC-7 伝送路加入者 STB (64QAM) テレビ受信機 28

30 デジタル CATV の国際標準化状況 ITU-T ANNEX C ANNEX A ANNEX B ANNEX D 提案国日本欧州米国伝送信号 MPEG-2 TS( トランスポートストリーム )(187+1 バイト :1 バイトは同期バイト ) TS ビットレート規定せず [29.162Mbps] 規定せず or 38.81Mbps 38.78Mbps 誤り訂正 RS( リードソロモン ) 符号 (24,188) RS 符号 (128,122) RS 符号 (27,187) エネルギー拡散 1+X 14 +X 15 X 3 +X+α 3 1+X+X 3 +X 6 +X 7 +X 11 +X 12 +X 13 +X 16 インターリーブ深さ 12 バイト畳み込み 128 シンボル畳み込み * 26 セグメント畳み込みビット配置回転対称配置 ( 象限内グレイ配置 ) 回転対称配置 +トレリス符号化絶対値差動符号化 2MSBs 2LSBs 無しトレリス符号無し 14/15 or 19/2 畳み込み無し伝送ビットレート規定せず [31.644Mbps] 規定せず or 42.88Mbps 43.5Mbps 変調方式 64QAM 16/32/64QAM 64QAM 16VSB シンボルレート規定せず [5.274Mbaud] 規定せず 5.57 or 5.36Mbaud 1.76Mbaud ロールオフ率 13% 15% 18% or 12% 11.5% 伝送帯域幅 6MHz 8MHz 6MHz 95 年 1 月勧告 96 年 11 月 ANNEX B に 256QAM 追加 * I =128,64,32,16,8 / 256QAM Rec. J.83 : Digital Multi-programme Systems for Television, Sound and Data Services for Cable Distribution 29

31 5. 国際標準化の状況 3

32 ITU-T SG9 とは ITU-T SG9: 統合型広帯域ケーブルネットワーク及び映像音声伝送有線上の映像等の伝送に関する標準化を取り扱う SG(Study Group) 具体的には (1) ケーブルテレビ網における伝送方式設備等 (2) 番組素材の伝送方式符号化等に関する標準化を実施他の SG がプロトコル品質セキュリティ等個別のテーマを扱うのに対しネットワーク全体を扱う点が特徴 ( 参考 ) ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector): 国際電気通信連合電気通信標準化部門 ITU 内で電気通信全般の標準化作業を取り扱う組織テーマ毎に計 13 の SG を設置 SG の構成や標準化の課題は 4 年間の研究会期毎に定められており現在は 25~28 年の会期中 31

33 ITU-T T SG9 4 大テーマ検討すべき課題日本発の標準化製品化実用化を目指すホームネットワーク STB 双方向サービスマルチメディア品質評価 32

34 FTTH による IP 映像伝送 (SG9( での状況 ) 今後必要な技術今後必要な技術 : : 品質規定品質規定 ( ( 放送級放送級 ) ) IP マルチキャスト映像配信 : J.mcvif 今後必要な技術今後必要な技術 : : 品質評価方法品質評価方法 FTTH FTTH FTTH STB: J.193, J.stbarch, J.stb-spec 今後必要な技術今後必要な技術 : : QoS QoS 保証保証インターネット VOD: J.12, 127 FTTH FTTH Internet STB FTTH FTTH VoIP/ Video Phone FTTH World Wide Web Television 品質規定 ( 公衆インターネット級 ) J.Ipqos( イタリア提案 ) 33

技術協会STD紹介

技術協会STD紹介 JCTEA STD-018-1.0 FTTH 型ケーブルテレビシステム光ネットワークの性能 ( 2007 年 10 月策定 ) 第 1 章一般事項 1 第 2 章システムの構成 4 2.1 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成例 4 2.2 FTTH 型ケーブルテレビシステムの構成要素 5 第 3 章伝送信号の種類 6 第 4 章電気信号に係る性能規定 7 4.1 ヘッドエンドの入力端子における入力信号

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