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Article ID: QTSI-110232JP Created: 2011/07/06 Revised: IBM System x3650 M3 での Bare Metal Recovery for NetVault Backup Server/Client 動作検証 1. 概要 NetVault Backup(NVBU) の Bare Metal Recovery for NetVault Backup Server/Client (BMR for NVBU Server/Client) オプションはスタンドアロン環境での OS のバックアップを実現するオプションです 本検証では IBM の NetVault Backup 折紙付構成である IBM System x3650 M3 / ServeRAID-M5015 / Broadcom 5709C と IBM System Storage TS2900 テープ オートローダー /HH LTO-5 を組み合わせた構成を用いて Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.0(x86 64) の uefi/lvm 構成 非 uefi/ 非 LVM 構成 Windows Server 2008 R2 の uefi 構成 非 uefi 構成での動作検証を実施します 2. 環境 ハードウェア (Host) Host IBM System x3650 M3 CPU Intel Xeon L5640 2.26GHz x1 Memory 4GB NIC Broadcom 5709C x 2 Storage Controller(Disk) ServeRAID-M5015 Storage Controller(Tape) IBM 3Gbps SAS HBA v2 Disk 構成 SAS 146GB x 2 Disk0:146GB (RAID1) ソフトウェア (Host) OS Red Hat Enterprise Linux 6.0 (x86 64)/ Windows Server 2008 R2 NVBU Server 8.5 3 Build 2 BMR for NVBU Server/Client 1.1.6 Page(s): 1/17

BMR for NVBU NIC bnx2.ko SVR/CLNT 上での SCSI megaraid_sas.ko 自動認識デバイス Partition 構成 (RHEL6.0 uefi/lvm 構成の場合 ) Partition1 /boot/efi EFI 200MB Partition2 /boot ext4 500GB Partition3 vg_rhel6uefi PV 67906MB lv_root / ext4 5000MB lv_home /home ext4 2000MB lv_swap swap swap 500MB (RHEL6.0 非 uefi/ 非 LVM 構成の場合 ) Partition1 /boot ext4 500MB Partition2 / ext4 4.88GB Partition3 swap swap 1.95GB Partition4 Extended Partition5 /home ext4 500MB 残り空き (Windows Server 2008 R2 uefi 構成の場合 ) Partition1 ESP 100MB Partition2 MSR 128MB Partition3 c:\ (NTFS) 31.25GB 残り空き (Windows Server 2008 R2 非 uefi 構成の場合 ) Partition1 100MB Partition2 c:\ (NTFS) 134.9GB 残り空き ハードウェア (Tape) Tape Autoloader IBM IBM System Storage TS2900 テープ オートローダー Drive HH LTO-5 x 1 3. 手順 3.1. 事前設定 3.1.1. バックアップ対象となる NVBU サーバの構成 NetVault Backup 8.5 簡単設定ガイド (http://www.bakbone.co.jp/docs/nvbu85_quick_setup_guide.pdf) 等を参考にして NVBU サーバを構成します Page(s): 2/17

3.1.2. NVBU クライアントの追加リストア後に NVBU サーバ環境がリストアされていることを確認するために NVBU クライアントを 1 台追加しておきます 3.1.3. テープ ライブラリの登録リストア後に NVBU サーバ環境がリストアされていることを確認するためにテープ ライブラリを追加しておきます Page(s): 3/17

3.1.4. 新規ユーザの追加リストア後に NVBU サーバ環境がリストアされていることを確認するために新規ユーザを追加しておきます 3.1.5. 背景の変更リストア後に OS 環境がリストアされていることを確認するために背景を変更しておきます Page(s): 4/17

3.2. バックアップ 3.2.1. BMR for NVBU Server/Client の起動 バックアップ対象マシンを BMR for NVBU Server/Client CD から起動します 3.2.2. ネットワークの設定 BMR for NVBU Server/Client は スタンドアロン環境で動作をしますが 内部的にはネットワーク通信を行います よって ネットワークの設定が必要になります DHCP サーバが同じネットワークに存在する場合 自動的に IP アドレス等の情報が取得されます 手順 3.2.3 に進んで下さい DHCP サーバが同じネットワークに存在しない場合は Network Configuration ユーティリティを起動し 適切な設定を行います 画面左上の Network Configuration アイコンをクリックします Page(s): 5/17

画面が起動したら いずれかのインターフェースを選択し Edit をクリックします ここでは eth0 を選択します 表示される Network 設定画面で IP アドレスとサブネットマスクを指定して OK をクリックします Page(s): 6/17

Network Configuration 画面に戻り Activate をクリックします 構成が変更された旨が表示されます 変更を保存して継続するか確認されます Yes をクリックします 設定が保存されたことが表示されます OK をクリックします Page(s): 7/17

指定した Network Interface が Active になっていることを確認します 以上で Network の設定は終了です 3.2.3. バックアップ デバイスの登録 NVBU Console で Device Management アイコンをクリックします Page(s): 8/17

Device Management 画面が表示されます オートローダーを使用するので Add メニューから Add Library を選択します ( 単体ドライブを使用する場合は Add Stand Alone Device を選択します ) Add Library 画面が表示されます Library Selection タブで表示されている自分自身を表す NetVault マシン名 NVTMP_SERVER をダブルクリックします すると そのマシンに接続されている利用可能なテープ装置が表示されます 本構成では TS2900 が表示されます さらに Robotic Libraries の下に表示されたテープ装置をダブルクリックします すると 右側に NVBU が認識しているテープ装置のイメージが表示されます イメージが使用しようとしているデバイスであれば Drive Selection タブに移動します ( 異なる場合は Type プルダウンメニューから適切なデバイスを選択します ) Page(s): 9/17

Library Selection タブと同様に NVTMP_SERVER をダブルクリックします すると そのマシンで利用可能なドライブが表示されます 本構成では LTO-5 ドライブである IBM TS2250 が表示されます さらに 表示されたドライブをダブルクリックします すると 右側に NVBU が認識しているデバイスのイメージが表示されます NVBU が認識しているドライブとこれから使用しようとしているデバイスが一致していることを確認し 画面左上の保存アイコンをクリックします ( 一致していない場合は Type プルダウンメニューから適切なものを選択します ) デバイスが追加された旨の画面が表示されます OK をクリックし画面を閉じます Device Management 画面に戻ると追加したテープ装置が表示されます Page(s): 10/17

3.2.4. ディザスタ リカバリ (DR) 用メディアの定義運用を簡易にするため DR で使用するメディアを定義します 登録したデバイスで DR 用に使用するブランク メディア上で右クリックし Properties メニューを選択します ( ブランク メディアが無い場合は 不要なテープ メディアをブランク処理するなどして用意して下さい ブランク処理をする際には メディア上のデータが不要であることを確認してから行って下さい ) Media Properties 画面が表示されます Media Label として DR メディアを特定するための適切な名前を入力します ここでは DRmedia と入力しています 入力が終わったら OK ボタンをクリックします Device Management 画面上で対象のメディアにラベルが割り当てられたことを確認します Page(s): 11/17

3.2.5. バックアップ ジョブの実行 NVBU Console で Backup アイコンをクリックします バックアップ画面が表示されます Selections タブで NVTMP_SERVER -> VaultDR APM -> self とドリルダウンし その下に現れる Disk あるいは Partition のうちシステムのバックアップに必要なものを選択します 本検証では DISK 0 を選択します さらに Job Title として適切な名前を指定します 信号のアイコンをクリックしジョブを実行します 下記に Partition 構成が異なる 4 つの構成のバックアップ画面を示します ( バックアップ対象が RHEL6.0 で uefi/lvm 構成の場合 ) ( バックアップ対象が RHEL6.0 で非 uefi/ 非 LVM 構成の場合 ) Page(s): 12/17

( バックアップ対象が Windows Server 2008 R2 で uefi 構成の場合 ) ( バックアップ対象が Windows Server 2008 R2 で非 uefi 構成の無い場合 ) Page(s): 13/17

3.2.6. バックアップ ジョブの完了の確認 Job Management 画面でバックアップ ジョブが完了したことを確認します 3.2.7. システムの再起動バックアップが完了したら 画面右上の電源ボタンを押してシステムの再起動を行います 再起動の際には BMR for NVBU Server/Client CD を抜いてハードディスクから OS を起動します 3.3. リストア 3.3.1. 疑似障害リストアを試すために疑似的な障害を発生させます 本検証では 同じサイズの別のハードディスクを用意しました なお BMR for NVBU Server/Client のリストアでは リストア先のディスクは 新規または既存の Partition がすべて削除されたディスクが必要です 3.3.2. リストア対象マシンでの準備 3.2 バックアップ の手順 3.2.1 から 3.2.3 までを参考に BMR for NVBU Server/Client の起動 ネットワーク設定 バックアップ デバイスの登録を行います 3.3.3. メディアのスキャンデバイスを登録すると 過去に BMR for NVBU Server/Client で書き込んだデータは他の NVBU サーバが書き込んだデータという扱いとなり FOREIGN という状態で表示されます 今回起動した環境で過去のバックアップ データを扱うために バックアップ データが存在するメディアをスキャンします 対象メディア上で右クリックし Scan を選択します スキャン処理が完了すると FOREIGN という表示が消えます Page(s): 14/17

3.3.4. リストア先ディスク上で Partition がないことの確認 BMR for NVBU Server/Client では リストア先として Partition が存在しないディスクが必要です バックアップ画面を開き Disk までドリルダウンします さらに Disk をさらに Partition に展開しようとすると Failed to exchange message from client. Body error と表示されます ディスク上に Partition が存在しない場合 このようなメッセージが表示されます 3.3.5. リストア ジョブの実行 NVBU Console から Restore アイコンをクリックし Restore 画面を表示します さらに NVTMP_SERVER -> VaultDR APM -> 対象のセーブセット -> self マシン アイコン -> Disk の順に展開し リストア対象の Disk や Partition を選択します ジョブ タイトルとして適切な名前を入力し 信号のアイコンをクリックし ジョブを実行します 下記に Partition 構成が異なる 4 つの例のリストア画面を示します ( バックアップ対象が RHEL6.0 で uefi/lvm 構成の場合 ) Page(s): 15/17

( バックアップ対象が RHEL6.0 で非 uefi/ 非 LVM 構成の場合 ) ( バックアップ対象が Windows Server 2008 R2 で uefi 構成の場合 ) ( バックアップ対象が Windows Server 2008 R2 で非 uefi 構成の場合 ) Page(s): 16/17

3.3.6. リストア ジョブの完了の確認 Job Management 画面でリストア ジョブが Complete したことを確認します 3.3.7. リストアした OS の起動 および NVBU の構成がリストアされたことの確認ハードディスクから OS が起動することを確認します NVBU の Client Management 画面 Device Management 画面 User Level Access 画面にて バックアップ前に加えた設定がリストアされていることを確認します さらに OS 上で加えた背景の変更もリストアされていることを確認します 4. まとめ 本検証では IBM の NetVault Backup 折紙付構成である IBM System x3650 M3 / ServeRAID-M5015 / Broadcom 5709C と IBM System Storage TS2900 テープ オートローダー /HH LTO-5 を組み合わせた構成を用いて Red Hat Enterprise Linux 6.0(x86 64) の uefi/lvm 構成 非 uefi/ 非 LVM 構成 Windows Server 2008 R2 の uefi 構成 非 uefi 構成での BMR for NVBU Server/Client のバックアップ リストアの動作検証を行い 問題なく動作することを確認しました 以上 Page(s): 17/17