iNetSec Intra Wall マイグレーションキット ユーザーズガイド

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Transcription:

まえがき 本書は inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行するにあたって必要な操作について説明しています 本書をよくお読みになり 作業を行ってください 略称 本書では 以下のように製品名を略して表記しています 製品名 inetsec Intr Wll マイグレーションキット inetsec Intr Wll マイグレーションツール 略称 マイグレーションキット マイグレーションツール 商標 Microsoft Windows は 米国 Microsoft Corportion の 米国 日本およびその他の国における登録商標または商標です その他 本書に記載されている商品名は 各社の商標または登録商標です 本製品のドキュメントに記載されている社名 システム名 製品名には 必ずしも商標表示 ( ) を付記しておりません 本書で使用している著作物 Microsoft Corportion のガイドラインに従って画面写真を使用しています 本書で使用している一部の画像データの著作権は富士通株式会社に帰属します これらの画像データの複製 転用を禁止します PFU Limited 2017 2

目次 第 1 章概要 4 1.1 マイグレーションキットとは...4 1.2 移行の流れ...5 第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 6 2.1 移行手順...6 2.1.1 別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合...6 2.1.2 同じ PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合...9 2.2 inetsec Smrt Finder の設定を変更する... 13 2.3 inetsec Intr Wll マネージャーを導入する... 14 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する... 15 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする... 17 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する... 19 2.7 inetsec Intr Wll での運用を開始する... 22 第 3 章留意事項 23 第 4 章マイグレーションツール実行時のエラーメッセージ 24 付録 A コマンドリファレンス 26 A.1 バックアップコマンド (pq_bckup.exe)... 26 A.2 リストアコマンド (pq_restore.exe)... 28 A.3 イベント情報エクスポートコマンド (pq_export_event.exe)... 30 A.4 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe)... 31 A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ... 33 3

第 1 章概要 inetsec Smrt Finder を運用している環境から inetsec Intr Wll を運用する環境に移行できます また inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll を併設運用している環境からも inetsec Intr Wll を単独で運用する環境に移行できます 移行には マイグレーションキットを利用します 1.1 マイグレーションキットとは マイグレーションキットは 以下のファイルで構成されます ファイル Redme.txt Documents UsersGuide\iNSIW_Migrtion.pdf pq_iw_migrtion.exe 説明 マイグレーションキット取扱説明書 本書 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を inetsec Intr Wll マネージャーに移行するためのツール ( 以降 マイグレーションツールと表記 ) です inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで動作します マイグレーションキット ( 圧縮ファイル ) は Support Web(*) からダウンロードします *:Support Web は inetsec Intr Wll をご購入いただいているお客様向けの専用サイトです 4

第 1 章概要 1.2 移行の流れ 1.2 移行の流れ inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する流れを説明します ここでは inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンとは別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合を例に説明します 6 1 4 2 5 7 3 1 移行元の inetsec Smrt Finder マネージャーで 移行に必要な設定を行います 2 移行先の inetsec Intr Wll マネージャーを導入し 設定準備モードを有効にします 3 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセグメント内に移行先の inetsec Intr Wll センサーを導入し 正しく動作することを確認します 4 移行元の inetsec Smrt Finder マネージャーが保持している情報を 移行先の inetsec Intr Wll マネージャーに移行します 移行には inetsec Smrt Finder および inetsec Intr Wll のバックアップコマンド (pq_bckup.exe) と マイグレーションツールを使用します 5 移行先の inetsec Intr Wll の動作を設定します 6 移行元の inetsec Smrt Finder センサーを停止します 7 移行先の inetsec Intr Wll マネージャーで設定準備モードを無効にし inetsec Intr Wll の運用を開始します 5

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行します 2.1 移行手順 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll への移行手順を説明します inetsec Intr Wll マネージャーを導入する PC が inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンかどうかによって操作が異なります inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンとは別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する 詳細は 2.1.1 別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合 (6 ページ ) を参照してください inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンに inetsec Intr Wll を導入する 詳細は 2.1.2 同じ PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合 (9 ページ ) を参照してください ヒント 移行中は すべての機能が使用できません inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンとは別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入すると 移行中の機能停止時間を短くできます 2.1.1 別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンとは別の PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合の移行手順を説明します = 手順 = 1 必要に応じて inetsec Smrt Finder マネージャーに マイグレーションキットがサポートしている修正プログラムを適用します マイグレーションキットがサポートしている inetsec Smrt Finder のバージョンについては マイグレーションキット取扱説明書を参照してください マイグレーションキットがサポートしていないバージョンが適用されている場合 移行できません 2 inetsec Smrt Finder のマネージャー管理画面で inetsec Intr Wll に移行するための設定を行います inetsec Intr Wll マネージャーや inetsec Intr Wll センサーなどの機器の接続を事前に許可し inetsec Smrt Finder のセンサー名およびセグメント名を設定します 詳細は 2.2 inetsec Smrt Finder の設定を変更する (13 ページ ) を参照してください 3 inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll を併設運用している場合 inetsec Intr Wll マネージャーをアンインストールします 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください inetsec Smrt Finder のみの運用となります 6

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 4 inetsec Intr Wll マネージャーを導入し 設定準備モードを有効にします 詳細は 2.3 inetsec Intr Wll マネージャーを導入する (14 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll マネージャーが導入され 機器の遮断が行われない状態になります 5 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーを導入し inetsec Smrt Finder センサーと同じセンサー名を付けます 詳細は 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する (15 ページ ) を参照してください 6 inetsec Smrt Finder マネージャーが保持している情報をバックアップします 詳細は inetsec Smrt Finder ユーザーズガイド を参照してください inetsec Smrt Finder のバックアップファイルが作成されます 作成されるファイルは inetsec Smrt Finder のバージョンによって以下のように異なります バージョン 作成されるファイル V1.0 pq_bk_01.dt pq_bk_01.md5 V2.0 pq_bk_02.dt pq_bk_02.md5 7 6 で作成されたすべてのバックアップファイルを 移行先の inetsec Intr Wll のマネージャーマシンにコピーします 8 inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします マイグレーションツールを実行すると 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報が削除され inetsec Smrt Finder マネージャーの情報に置き換えられます そのため 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします 詳細は 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする (17 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll のバックアップファイルは inetsec Smrt Finder のバックアップファイルをコピーしたフォルダーとは異なるフォルダーに格納してください 9 7 でコピーした inetsec Smrt Finder のバックアップファイルに含まれる設定情報を inetsec Intr Wll マネージャーに移行します 詳細は 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する (19 ページ ) を参照してください 10 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で inetsec Smrt Finder マネージャーで保持している情報が正しく移行されたことを確認します マイグレーションツール実行時に [ 移行情報の選択 ] で [ 全てを移行する ] を選択した場合 以下の表のすべての情報を確認してください マイグレーションツール実行時に [ 移行情報の選択 ] で [ 個別に移行する ] を選択した場合 以下の表のうち [ 個別に移行する ] でチェックを付けた情報を確認してください 移行した情報システム情報セグメントグループ情報機器情報イベント情報 確認する画面 [ システム ] 画面 - [ システム全体設定 ] タブ [ ユーザー ] 画面 [ システム ] 画面 - [ ユーザー固有設定 ] タブ [ センサー ] 画面 - [ セグメント一覧 ] タブ [ セグメントグループ ] 画面 [ システム ] 画面 - [ セグメントグループ固有 ] タブ [ 機器 ] 画面 [ イベント ] 画面 7

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 11 inetsec Smrt Finder マネージャーの情報が inetsec Intr Wll マネージャーに正しく移行されていない場合 以下の操作を行います 1 8 で作成された inetsec Intr Wll のバックアップファイルの情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアします 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 2 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PF U inetsec Intr Wll です 3 リストアコマンド (pq_restore.exe) を実行します pq_restore.exe リストアフォルダー名 ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください バックアップファイルの内容は変更しないでください バックアップファイルの内容を変更してリストアした場合は リストア後に正常に動作しなくなる可能性があります リストアフォルダー名には暗号化されたフォルダーは指定できません 実行例 "C: bckup" フォルダーにあるバックアップファイルの情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアする場合 pq_restore.exe "C: bckup" バックアップファイルの情報が inetsec Intr Wll マネージャーにリストアされます 2 再度 5 の操作を行います このとき 以下の点を確認してください 移行したい inetsec Smrt Finder と同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーがすべて設置されているか inetsec Intr Wll センサーに 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じネットワークアドレスになる IP アドレスおよびサブネットマスクが設定されているか NAT 環境の場合 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll でセンサー名が一致しているか および inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll の両方でそれぞれセンサー名が重複していないか 3 再度 6~10 の操作を行います 12 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で inetsec Intr Wll の動作を設定します 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください 13 移行中に inetsec Smrt Finder の機器情報およびイベント情報が更新された場合 必要に応じて 再度 inetsec Smrt Finder マネージャーのバックアップを行い 最新の機器情報およびイベント情報を個別に移行します 機器情報を再度移行する場合 移行前に inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で行った設定のうち 機器に関するすべての設定が上書きされます イベント情報を再度移行する場合 移行前に inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で表示されていたイベントが上書きされます 8

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 14 inetsec Smrt Finder センサーを取り外します センサーを停止し LED ランプがすべて消灯していることを確認してから 電源ケーブルを抜いてください 15 すべての inetsec Intr Wll センサーの適用状況が 反映済 となるのを待ってから 設定準備モードを無効にします 詳細は 2.7 inetsec Intr Wll での運用を開始する (22 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll での運用が開始されます inetsec Intr Wll センサーが遮断モードに設定されている場合 以降は機器の遮断が行われます 2.1.2 同じ PC に inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンに inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合の移行手順を説明します = 手順 = 1 必要に応じて inetsec Smrt Finder マネージャーに マイグレーションキットがサポートしている修正プログラムを適用します マイグレーションキットがサポートしている inetsec Smrt Finder のバージョンについては マイグレーションキット取扱説明書を参照してください マイグレーションキットがサポートしていないバージョンが適用されている場合 移行できません 2 inetsec Smrt Finder のマネージャー管理画面で inetsec Smrt Finder のセンサーおよびセグメントに分かりやすい名前を付けます inetsec Smrt Finder センサーを inetsec Smrt Finder マネージャーに追加した直後は センサー名にはセンサーの LAN0 の MAC アドレス セグメント名にはネットワークアドレスが設定されます 移行時に管理しやすいように inetsec Smrt Finder センサーやセグメントに分かりやすい名前を付けます inetsec Smrt Finder を NAT 環境で利用している場合は 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと移行先の inetsec Intr Wll センサーの名前を一致させる必要があります そのため inetsec Smrt Finder センサーのセンサー名が重複しないように設定してください 3 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと移行先の inetsec Intr Wll センサーのセグメント情報を対応付けた表 ( セグメント対応表 ) を作成します 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと移行先の inetsec Intr Wll センサーの対応付けを確認するため 以下の情報を記載した対応表を作成してください 項目 備考 セグメント名 - センサー名 inetsec Smrt Finder のセンサー名が分かりやすい名前になっていることを確認してください NAT 環境の場合は 以下も確認してください 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll で同じ名前が設定されている inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll の両方で それぞれセンサー名が重複していない MAC アドレス - IP アドレス 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll で 同じネットワークアドレスになるように設定してください 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll で同じ値を設定することをお勧めします 9

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 項目 サブネットマスク 備考 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll で同じ値を設定してください 4 inetsec Smrt Finder のシステム情報 セグメント情報 機器情報 およびイベント情報を収集します 移行後に inetsec Smrt Finder の設定情報が inetsec Intr Wll に正しく移行されたかどうかを確認するために 移行元の inetsec Smrt Finder マネージャーで以下の情報を収集します システム情報を収集する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャー管理画面にアクセスし システム設定画面の [ システム全体設定 ] タブに表示されている設定情報をメモするか または画面のコピーを作成します セグメント情報を収集する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンで 以下のコマンドを実行してセグメント情報をエクスポートします pq_export_sensor.exe エクスポートファイル名 - 機器情報を収集する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンで 以下のコマンドを実行して機器情報をエクスポートします pq_export_device.exe エクスポートファイル名 イベント情報を収集する場合 inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンで 以下のコマンドを実行してイベント情報をエクスポートします pq_export_event.exe エクスポートファイル名 inetsec Smrt Finder のコマンドについては inetsec Smrt Finder ユーザーズガイド を参照してください 5 inetsec Smrt Finder マネージャーが保持している情報をバックアップします 詳細は inetsec Smrt Finder ユーザーズガイド を参照してください inetsec Smrt Finder のバックアップファイルが作成されます 作成されるファイルは inetsec Smrt Finder のバージョンによって以下のように異なります バージョン 作成されるファイル V1.0 pq_bk_01.dt pq_bk_01.md5 V2.0 pq_bk_02.dt pq_bk_02.md5 6 すべての inetsec Smrt Finder センサーを停止します 7 inetsec Smrt Finder マネージャーをアンインストールします 8 inetsec Intr Wll マネージャーを導入し 設定準備モードを有効にします 詳細は 2.3 inetsec Intr Wll マネージャーを導入する (14 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll マネージャーが導入され 機器の遮断が行われない状態になります 9 inetsec Smrt Finder センサーを撤去します 10 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーを導入し inetsec Smrt Finder センサーと同じセンサー名を付けます 詳細は 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する (15 ページ ) を参照してください 11 inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします 10

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 マイグレーションツールを実行すると 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報が削除され inetsec Smrt Finder マネージャーの情報に置き換えられます そのため 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします 詳細は 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする (17 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll のバックアップファイルは inetsec Smrt Finder のバックアップファイルをコピーしたフォルダーとは異なるフォルダーに格納してください 12 5 で作成された inetsec Smrt Finder のバックアップファイルに含まれる設定情報を inetsec Intr Wll マネージャーに移行します 詳細は 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する (19 ページ ) を参照してください 13 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で inetsec Smrt Finder マネージャーで保持している情報が正しく移行されていることを確認します 以下の表のすべての情報を確認してください 移行した情報システム情報セグメント情報機器情報イベント情報 確認方法 [ システム ] 画面 - [ システム全体設定 ] タブで 4 で作成したメモまたは画面コピーの内容が正しく移行されていることを確認します [ センサー ] 画面 - [ セグメント一覧 ] タブで 3 で作成したセグメント対応表の内容 および 4 でエクスポートしたセグメント情報が正しく移行されていることを確認します [ 機器 ] 画面で 4 でエクスポートした機器情報ファイルの内容が正しく移行されていることを確認します [ イベント ] 画面で 4 でエクスポートしたイベント情報ファイルの内容が正しく移行されていることを確認します 14 inetsec Smrt Finder マネージャーの情報が inetsec Intr Wll マネージャーに正しく移行されていない場合 以下の操作を行います 1 11 で作成された inetsec Intr Wll のバックアップファイルの情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアします 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 2 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PF U inetsec Intr Wll です 3 リストアコマンド (pq_restore.exe) を実行します pq_restore.exe リストアフォルダー名 ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください バックアップファイルの内容は変更しないでください バックアップファイルの内容を変更してリストアした場合は リストア後に正常に動作しなくなる可能性があります リストアフォルダー名には暗号化されたフォルダーは指定できません 11

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.1 移行手順 実行例 "C: bckup" フォルダーにあるバックアップファイルの情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアする場合 pq_restore.exe "C: bckup" バックアップファイルの情報が inetsec Intr Wll マネージャーにリストアされます 2 再度 10 の操作を行います このとき 以下の点を確認してください 移行したい inetsec Smrt Finder と同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーがすべて設置されているか inetsec Intr Wll センサーに 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じネットワークアドレスになる IP アドレスおよびサブネットマスクが設定されているか NAT 環境の場合 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll でセンサー名が一致しているか および inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll の両方でそれぞれセンサー名が重複していないか 3 再度 11~13 の操作を行います 15 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で inetsec Intr Wll の動作を設定します 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください 16 すべての inetsec Intr Wll センサーの適用状況が 反映済 となるのを待ってから 設定準備モードを無効にします 詳細は 2.7 inetsec Intr Wll での運用を開始する (22 ページ ) を参照してください inetsec Intr Wll での運用が開始されます inetsec Intr Wll センサーが遮断モードに設定されている場合 以降は機器の遮断が行われます 12

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.2 inetsec Smrt Finder の設定を変更する 2.2 inetsec Smrt Finder の設定を変更する inetsec Smrt Finder で inetsec Intr Wll に移行するための設定を行います = 手順 = 1 inetsec Smrt Finder のマネージャー管理画面で inetsec Intr Wll マネージャーや inetsec Intr Wll センサーなどの接続を事前に許可します 以下の MAC アドレスを許可機器として登録します inetsec Intr Wll のマネージャーマシンの MAC アドレス inetsec Intr Wll センサーの MAC アドレス アプリケーション監視のテスト用サーバの MAC アドレス (*) アプリケーション監視のテスト用サーバにアクセスするクライアント PC の MAC アドレス (*) *: アプリケーション監視を使用する場合 2 inetsec Smrt Finder のマネージャー管理画面で inetsec Smrt Finder のセンサーおよびセグメントに分かりやすい名前を付けます inetsec Smrt Finder センサーを inetsec Smrt Finder マネージャーに追加した直後は センサー名にはセンサーの LAN0 の MAC アドレス セグメント名にはネットワークアドレスが設定されます 移行時に管理しやすいように inetsec Smrt Finder センサーやセグメントに分かりやすい名前を付けます inetsec Smrt Finder を NAT 環境で利用している場合は 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと移行先の inetsec Intr Wll センサーの名前を一致させる必要があります そのため inetsec Smrt Finder センサーのセンサー名が重複しないように設定してください 13

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.3 inetsec Intr Wll マネージャーを導入する 2.3 inetsec Intr Wll マネージャーを導入する inetsec Intr Wll マネージャーを導入して 設定準備モードを有効にします = 手順 = 1 inetsec Intr Wll マネージャーを導入します 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド の 2.2 マネージャーを導入する を参照してください 2 必要に応じて inetsec Intr Wll マネージャーに マイグレーションキットがサポートしている修正プログラムを適用します マイグレーションキットがサポートしている inetsec Intr Wll のバージョンについては マイグレーションキット取扱説明書を参照してください マイグレーションキットがサポートしていないバージョンが適用されている場合 移行できません 3 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 4 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PFU inetsec Intr Wll です 5 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) を実行して 設定準備モードを有効にします pq_stndby_mode.exe 確認メッセージが表示されます 6 yes と入力し [Enter] キーを押します コマンドが実行されます コマンドが正常に終了すると システム設定の更新が完了しました というメッセージが表示され 設定準備モードが有効になります 設定準備モードが有効化されている間 機器が遮断されません また inetsec Inspection Center と連携している場合は 設定準備モードが有効化されている間 検疫が実施されません 14

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する inetsec Intr Wll センサーを導入します = 手順 = 1 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーを導入します 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じネットワークアドレスになる IP アドレスおよびサブネットマスクを設定してください inetsec Smrt Finder のマネージャーマシンに inetsec Intr Wll マネージャーを導入する場合 移行時に管理しやすいように 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じ IP アドレスおよびサブネットマスクを設定することをお勧めします inetsec Intr Wll センサーを導入する方法については inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください 2 inetsec Intr Wll でアプリケーション監視およびマルウェア振る舞い検知機能を使用する場合 設置した inetsec Intr Wll センサーにスイッチのミラーポートが正しく接続されていることを確認します 1 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で [ センサー ] メニューをクリックします [ センサー ] 画面の [ センサー一覧 ] タブの内容が表示されます 2 [ セグメント一覧 ] タブをクリックします [ セグメント一覧 ] タブの内容が表示されます 3 設置した inetsec Intr Wll センサーが管理しているセグメントの [ アプリケーション監視 ] および [ マルウェア振る舞い検知 ] の動作モードが ミラーポート未設定 となっていないことを確認します 4 設置した inetsec Intr Wll センサーが管理しているセグメントのチェックボックスにチェックを付けます 5 [ セグメント設定変更 ] ボタンをクリックします [ セグメント設定変更 ] の内容が表示されます 6 [ アプリケーション監視 ] で [ 変更する ] にチェックを付け アプリケーション監視の動作モードを 監視 または 遮断 に設定します 設定準備モードが有効化されている間は アプリケーション監視の動作モードを 遮断 に設定しても機器が遮断されません ( 監視のみ行います ) 7 [OK] ボタンをクリックします 確認メッセージが表示されます 8 [OK] ボタンをクリックします セグメントにアプリケーション監視の動作モードが設定されます 9 アプリケーション監視の動作を確認します 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください 3 導入した inetsec Intr Wll センサーに 移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセンサー名を付けるなど 管理しやすい名前を付けます inetsec Smrt Finder を NAT 環境で利用していた場合は 移行元の inetsec Smrt Finder と移行先の inetsec Intr Wll のセンサー名を必ず一致させてください また inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll の両方で それぞれセンサー名が重複しないように設定してください inetsec Intr Wll センサーに移行元の inetsec Smrt Finder センサーと同じセンサー名を付ける場合の手順は以下のとおりです 1 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で [ センサー ] メニューをクリックします 15

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.4 inetsec Intr Wll センサーを導入する [ センサー ] 画面の [ センサー一覧 ] タブの内容が表示されます 2 導入した inetsec Intr Wll センサーの [MAC アドレス ] をクリックします [ センサー詳細画面 ] 画面が表示されます 3 [ センサー名 ] に移行元の inetsec Smrt Finder センサーの名前を入力し [OK] ボタンをクリックします inetsec Intr Wll センサーの名前が変更されます 4 [ セグメント一覧 ] タブをクリックします [ セグメント一覧 ] タブの内容が表示されます 5 [ 絞り込み検索 ] で [ センサー名 ] に変更した inetsec Intr Wll のセンサー名を入力し [ 絞り込み検索 ] ボタンをクリックします [ セグメント一覧 ] の表示が 入力したセンサー名で絞り込まれます 6 導入した inetsec Intr Wll センサーが管理しているセグメントの [IP アドレス ] をクリックします [ セグメント詳細画面 ] 画面が表示されます 7 [ ネットワークアドレス ] および [ サブネットマスク ] が 移行元の inetsec Smrt Finder センサーのセグメントと同じ値になっていることを確認します 移行元の inetsec Smrt Finder センサーのセグメントと異なる [ ネットワークアドレス ] および [ サブネットマスク ] を設定していると 正しく移行されません 4 [ セグメント一覧 ] タブをクリックします [ セグメント一覧 ] タブの内容が表示されます 5 [ セグメント一覧 ] で 移行したい inetsec Smrt Finder と同じセグメント内に inetsec Intr Wll センサーがすべて設置されていることを確認します inetsec Intr Wll センサーが設置されていないセグメントがある場合 inetsec Intr Wll センサーを導入してください ヒント ここでセンサー名以外の項目を設定しても マイグレーションツールの実行時に情報が削除され 移行元の inetsec Smrt Finder マネージャーの情報に置き換えられます 16

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする マイグレーションツールを実行すると 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報が削除され inetsec Smrt Finder マネージャーの情報に置き換えられます そのため 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします すべての情報をバックアップする inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll への移行に失敗した場合に備えて 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持しているすべての情報をバックアップします イベント情報をバックアップする 移行前の inetsec Intr Wll が保持しているイベント情報を記録として残しておく場合 CSV 形式ファイルにバックアップします すべての情報をバックアップする inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll への移行に失敗した場合に備えて 移行前の inetsec Intr Wll マネージャーが保持しているすべての情報をバックアップします = 手順 = 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 2 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PFU inetsec Intr Wll です 3 バックアップコマンド (pq_bckup.exe) を実行します pq_bckup.exe バックアップ先のフォルダー名 inetsec Smrt Finder のバックアップファイルが格納されているフォルダーとは異なるフォルダーを指定してください ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください バックアップ先のディスクに 10G バイト以上の空き容量があることを確認してからコマンドを実行してください ディスクに十分な空き容量がない場合は 不完全なバックアップファイルが作成されることがあります コマンドの実行中も マネージャーサービスは停止されません 実行例 inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報を "C: bckup" フォルダーにバックアップする場合 pq_bckup.exe "C: bckup" 指定したフォルダーにバックアップファイルが作成されます ヒント コマンドが失敗した場合は 指定したフォルダーが作成された状態で終了します バックアップファイルの内容は変更しないでください バックアップファイルの内容を変更してリストアした場合は 正常に動作しなくなる可能性があります 17

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.5 inetsec Intr Wll マネージャーの情報をバックアップする イベント情報をバックアップする 移行前の inetsec Intr Wll が保持しているイベント情報を記録として残しておく場合 CSV 形式ファイルにバックアップします ヒント inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll にイベント情報が正しく移行された場合 移行前の inetsec Intr Wll が保持しているイベント情報がすべて削除されます = 手順 = 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 2 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wllマネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PFU inetsec Intr Wll です 3 イベント情報エクスポートコマンド (pq_export_event.exe) を実行します pq_export_event.exe バックアップファイル名 ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください 実行例 "C: eventlist.csv" ファイルにイベント情報をバックアップする場合 pq_export_event.exe "C: eventlist.csv" inetsec Intr Wll マネージャーで保持しているすべてのイベント情報が指定したファイルにバックアップされます バックアップされるファイルの形式は以下のとおりです カラム番号 項目名 値の形式 1 発生日時 YYYY/MM/DD hh:mm:ss または YYYY/MM/DD hh:mm:ss ± hh:mm 2 イベント ID XXXXXXXX(8 文字 ) 3 レベル 以下のいずれか ERROR WARNING INFO 4 セグメントグループ 32 文字までの文字列 ( システム全体のイベントは - ) 5 メッセージ 1280 文字までの文字列 18

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を inetsec Intr Wll マネージャーに移行します 設定情報の移行には マイグレーションツールを使用します 以下の場合 マイグレーションツールを実行できません - inetsec Intr Wll マネージャーが併設運用モードでインストールされている場合 - inetsec Intr Wll のセンサー分散設置機能が有効になっている場合 マイグレーションツールの実行中は 以下の操作をしないでください - inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin 配下にあるコマンドの実行 - inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面へのログインおよび操作 *1: inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PFU inetsec I ntr Wll です = 手順 = 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンに 管理者権限でログインします 2 マイグレーションキットを展開したフォルダーにあるマイグレーションツール (pq_iw_migrtion.exe) をダブルクリックします inetsec Smrt Finder から移行する情報を設定する画面が表示されます 3 inetsec Smrt Finder マネージャーから移行する情報を設定します 1 [ 移行元バックアップファイルの格納フォルダーの指定 ] で [ 参照 ] ボタンをクリックし inetsec Smrt Finder マネージャーのバックアップファイルが格納されているフォルダーを指定します ネットワーク上のフォルダーは指定できません 指定できるフォルダーのパスの長さは 128 文字以内です 2 [ 移行に使用する一時領域の格納先フォルダーの指定 ] で [ 参照 ] ボタンをクリックし 移行中のデータを一時的に格納するフォルダーを指定します 19

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する ネットワーク上のフォルダーは指定できません 指定できるフォルダーのパスの長さは 128 文字以内です 指定するフォルダーには 20G バイト以上 (*) の空き容量が必要です *: inetsec Intr Wll のインストールフォルダーに 10G バイト以上 移行に使用する一時領域の格納フォルダーに 10G バイト以上 指定するフォルダーに Users グループまたはマイグレーションツールを実行するユーザーの権限が付与されていることを確認してください 3 [ 移行情報の選択 ] で inetsec Smrt Finder マネージャーから inetsec Intr Wll マネージャーに移行する情報を選択します 全てを移行する inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報をすべて inetsec Intr Wll マネージャーに移行する場合に選択します この項目を選択すると inetsec Intr Wll マネージャーで保持している情報が削除され inetsec Smrt Finder マネージャーの情報に置き換わります 移行される inetsec Smrt Finder の情報 および削除される inetsec Intr Wll の情報は以下のとおりです 項目 移行される inetsec 削除される inetsec Smrt Finder の情報 Intr Wll の情報 ( マ ( マネージャー管理画面 ) ネージャー管理画面 ) 備考 システム情報 システム設定画面 - [ システム全体設定 ] タブ [ システム ] 画面 - [ システム全体設定 ] タブ 移行される情報は inetsec Smrt Finder と inetsec Intr Wll の両方で設定できる情報のみです セグメントグループ情報 ユーザー管理画面 ( システム設定画面 - [ ユーザー固有設定 ] タブの情報を含む ) センサー管理画面 - [ セグメント一覧 ] タブ セグメントグループ管理画面 ( システム設定画面 - [ セグメントグループ固有設定 ] タブの情報を含む ) [ 機器 ] 画面 [ ユーザー ] 画面 ([ システム ] 画面 - [ ユーザー固有設定 ] タブの情報を含む ) [ センサー ] 画面 - [ セグメント一覧 ] タブ [ セグメントグループ ] 画面 ([ システム ] 画面 - [ セグメントグループ固有設定 ] タブの情報を含む ) セグメント情報については inetsec Smrt Finder とネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致する inetsec Intr Wll のセグメントに情報が移行されます NAT 環境など ネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致するセグメントが複数存在する場合は センサー名も一致するセグメントに情報が移行されます inetsec Intr Wll にのみ表示される項目については 初期値が設定されます 機器情報 機器管理画面 [ 機器 ] 画面 機器の承認ステータスは以下の とおり移行されます - 許可 または 拒否 の場合 個別設定が有効になった状態で移行されます - 未承認 ( 検出 ) または 未承認 ( 申請中 ) の場合 移行先の inetsec Intr Wll で設定したポリシーに基づいて制御されます inetsec Intr Wll に移行元の inetsec Smrt Finder のセグメントと一致するセグメントが存在しない場合 そのセグメントで検知された機器情報は [ 機器 ] 画 20

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.6 inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を移行する 項目 移行される inetsec 削除される inetsec Smrt Finder の情報 Intr Wll の情報 ( マ ( マネージャー管理画面 ) ネージャー管理画面 ) 備考 面の [ 検知セグメント ] に - と表示された状態で移行されます inetsec Inspection Center と連携している場合 移行前の承認ステータスによって 移行後の検疫実施のポリシーが異なります - 許可 ( 検疫除外 ) の場合 検疫実施のポリシーは 検疫しない + 個別設定 となります - 許可 ( 検疫除外 ) 以外の場合 検疫実施のポリシーは 検疫する + 個別設定 となります イベント情報イベント参照画面 [ イベント ] 画面 - 個別に移行する inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報を個別に inetsec Intr Wll マネージャーに移行する場合に選択し 移行する情報にチェックを付けます この項目は [ 全てを移行する ] を選択し inetsec Smrt Finder マネージャーの設定情報をすべて inetsec Intr Wll マネージャーに移行した後で inetsec Smrt Finder で新たに機器が検出されるなど inetsec Smrt Finder が保持している情報に変更があり 情報を再度移行したい場合に選択します - システム情報 - セグメントグループ情報 - 機器情報 - イベント情報 ヒント 機器情報を個別に移行する場合 inetsec Intr Wll マネージャーに存在しないセグメントグループの機器情報は移行できません セグメントグループ情報を移行する前にイベント情報を移行した場合 移行先の inetsec Intr Wll に存在しないセグメントグループのイベントは ( 削除されたセグメントグループ ) と表示されます イベント情報にセグメントグループを対応付ける場合は セグメントグループ情報を移行した後にイベント情報を移行してください inetsec Inspection Center 検疫連携が有効になっている inetsec Smrt Finder からシステム情報を移行する前に機器情報のみを移行する場合は inetsec Intr Wll の inetsec Inspection Center 連携機能が無効のままとなるため 検疫に関する設定情報が移行されません 4 [ 次へ ] ボタンをクリックします 設定内容を確認する画面が表示されます 5 設定内容を確認し [ 開始 ] ボタンをクリックします 移行情報の選択で表示されている情報に inetsec Intr Wll の設定が置き換わります よろしいですか? というメッセージが表示されます 6 [ はい ] ボタンをクリックします 設定した内容に従って inetsec Smrt Finder マネージャーで保持している情報が inetsec Intr Wll マネージャーに移行されます 移行が正常に完了すると inetsec Intr Wll にデータの移行が完了しました というメッセージが表示されます 7 [ 完了 ] ボタンをクリックします 画面が閉じます 21

第 2 章 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する 2.7 inetsec Intr Wll での運用を開始する 2.7 inetsec Intr Wll での運用を開始する 設定準備モードを無効にし inetsec Intr Wll での運用を開始します = 手順 = 1 inetsec Smrt Finder センサーが停止および撤去されていることを確認します 2 inetsec Intr Wll のマネージャー管理画面で [ センサー ] メニューをクリックします [ センサー ] 画面の [ センサー一覧 ] タブの内容が表示されます 3 すべての inetsec Intr Wll センサーの適用状況 ( 機器情報 アプリケーション情報 センサー情報 システム情報 ) が 反映済 となるのを待ちます 4 設定準備モードを無効にします 1 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンで コマンドプロンプトを管理者権限で起動します 2 コマンドが配置されているフォルダーに移動します cd inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダー (*1) Bin *1:iNetSec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの初期値は c: Progrm Files PFU in etsec Intr Wll です 3 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) を実行します pq_stndby_mode.exe -reset 確認メッセージが表示されます 4 yes と入力し [Enter] キーを押します コマンドが実行されます コマンドが正常に終了すると システム設定の更新が完了しました というメッセージが表示され 設定準備モードが無効になります 設定準備モードが無効化されると 機器の遮断が開始されます inetsec Smrt Finder センサーを停止せずに inetsec Intr Wll の設定準備モードを無効にした場合 遮断した機器に表示される画面が表示されないことがあります 22

第 3 章留意事項 inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に移行する場合の留意事項について説明します inetsec Smrt Finder マネージャーが日本語以外の言語でインストールされている場合 環境を inetsec Intr Wll に移行できません inetsec Smrt Finder で以下の機能を使用している場合 これらの機能の設定情報は inetsec Intr Wll に移行できません - 資産管理ソフトウェア連携 - 利用申請認証機能 (Active Directory) - チャート機能 - 個別提供機能 個別提供機能を使用している場合に設定情報を移行するときは 弊社サポートセンターにお問い合わせください 以下の情報は 移行先の inetsec Intr Wll センサーで検知した情報および inetsec Intr Wll マネージャーで設定した情報のまま 変更されません - センサー情報 - セグメントの IP アドレス サブネットマスク および デフォルトゲートウェイ inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll にセグメント情報を移行する場合 inetsec Smrt Finder とネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致する inetsec Intr Wll のセグメントに情報が移行されます NAT 環境など ネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致するセグメントが複数存在する場合は センサー名も一致するセグメントに情報が移行されます inetsec Smrt Finder センサー 1 台に設定されている複数のセグメントを 2 台以上の inetsec Intr Wll センサーに分割して移行する場合は inetsec Smrt Finder とネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致する inetsec Intr Wll のセグメントに情報が移行されます セグメントグループ情報を移行する前にイベント情報を移行した場合 移行先の inetsec Intr Wll に存在しないセグメントグループのイベントは ( 削除されたセグメントグループ ) と表示されます イベント情報にセグメントグループを対応付ける場合は セグメントグループ情報を移行した後にイベント情報を移行してください inetsec Smrt Finder から inetsec Intr Wll に inetsec Inspection Center 連携機能の設定情報を移行する場合 検疫のログイン状態は移行されません 移行後に クライアント機器から再度検疫ログインしてください inetsec Smrt Finder から役割を持つ機器を移行する場合 移行後に inetsec Intr Wll センサーが役割を判定するまでは機器に移行前の役割が表示されます 23

第 4 章マイグレーションツール実行時のエラーメッセージ マイグレーションツールの実行時に表示される エラーメッセージの意味と対処方法について説明します メッセージ 実行環境が不正なため 処理を続行できません SQL サーバサービスが起動していません 指定された移行元のバックアップファイルが正しくありません 意味と対処方法 inetsec Intr Wll のマネージャーマシンの実行環境が不正であるため マイグレーションツールを実行できません inetsec Intr Wll マネージャーが正しくインストールされているコンピュータで 管理者権限で実行してください SQL サーバサービスが起動していません SQL サーバサービスを起動して 再度実行してください 指定したフォルダーに 以下のいずれかのバックアップファイルがありません 移行元の inetsec Smrt Finder のバージョンが V1.0 の場合 pq_bk_01.dt pq_bk_01.md5 移行元の inetsec Smrt Finder のバージョンが V2.0 の場合 pq_bk_02.dt pq_bk_02.md5 指定したフォルダーにすべてのバックアップファイルを格納して 再度実行してください 指定された移行元のバックアップファイルはサポートしていません 実行しているユーザーは移行に使用する一時領域の格納先フォルダーを利用する権限がありません マイグレーションキットがサポートしていない inetsec Smrt Finder のバージョンで作成されたバックアップファイルが指定されています マイグレーションキットがサポートしている inetsec Smrt Finder のバージョンでバックアップファイルを作成してください マイグレーションキットがサポートしている inetsec Smrt Finder のバージョンについては マイグレーションキット取扱説明書を参照してください 移行に使用する一時領域の格納先フォルダーに指定したフォルダーに Users グループまたはマイグレーションツールを実行しているユーザーの権限が付与されていないため 移行できません 指定したフォルダーに Users グループまたはマイグレーションツールを実行するユーザーの権限を付与して 再度実行してください 指定された移行に使用する一時領域の格納先フォルダーは移行に使用できないため 別のフォルダーを指定してください データベースに問題が発生しました 処理を中断します 移行に使用する一時領域の格納先フォルダーに指定したフォルダーに すでに作業用フォルダーが存在しているため 移行できません 別のフォルダーを指定して 再度実行してください 移行元のデータベースまたは移行先のデータベースで何らかの問題が発生しています 移行に使用する一時領域の格納先フォルダーを変更して 再度実行してください 問題が再度発生する場合は inetsec Intr Wll マネージャーの保守情報を収集し 弊社サポートセンターにお問い合わせください この環境では本ツールが使用できません 最新版のマイグレーションツールを使用してください 移行先または移行元のマイグレーションツールのバージョンが一致していません 最新版のマイグレーションツールを入手し 再度実行してください センサー名 ネットワークアドレス およびネットマスクが一致するセグメントが複数存在します センサー名 セグメントのネットワークアドレスおよびサブネットマスクがすべて一致しているセグメントが複数存在しています inetsec Smrt Finder マネージャーと inetsec Intr Wll マネージャーの両方で それぞ 24

第 4 章マイグレーションツール実行時のエラーメッセージ メッセージ inetsec Smrt Finder マネージャーのインストール言語は日本語以外をサポートしていません inetsec Intr Wll のサポートしていない設定が有効化されています エラーが発生しました (Exception Messge) inetsec Inspection Center 連携で使用するポート番号 (8110) が 既に inetsec Intr Wll センサーで使用されているため 移行できません 意味と対処方法 れセンサー名 ネットワークアドレスおよびサブネットマスクが一致するセグメントが複数存在する場合は 異なるセンサー名に変更してください inetsec Smrt Finder マネージャーが日本語以外の言語でインストールされています このメッセージが表示される場合は 弊社サポートセンターにお問い合わせください このメッセージが表示される場合は 弊社サポートセンターにお問い合わせください inetsec Intr Wll マネージャーの保守情報を収集し 弊社サポートセンターにお問い合わせください センサーで使用するポートに 8110 を指定している場合 inetsec Inspection Center と連携できません inetsec Intr Wll マネージャーを再インストールし マネージャーとセンサー間で使用するポート番号に 8110 以外のポート番号を指定してください 25

付録 A コマンドリファレンス inetsec Intr Wll のコマンドについて説明します inetsec Smrt Finder のコマンドについては inetsec Smrt Finder ユーザーズガイド を参照してください バックアップコマンド (pq_bckup.exe) inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします リストアコマンド (pq_restore.exe) バックアップした情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアします イベント情報エクスポートコマンド (pq_export_event.exe) inetsec Intr Wll マネージャーで保持しているすべてのイベント情報を CSV 形式ファイルにエクスポートします 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) 設定準備モードを有効または無効に設定します コマンド実行時のエラーメッセージコマンド実行時に出力されるメッセージのレベルには 2 種類あります A.1 バックアップコマンド (pq_bckup.exe) inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報をバックアップします 仕様 コマンド名 配置先 引数 実行例 pq_bckup.exe inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの Bin フォルダー配下 バックアップ先のフォルダー名 [-s] バックアップファイルを格納するフォルダー名を指定します この引数は省略できません 指定したフォルダーが存在しない場合 フォルダーが作成されます すでにフォルダーが存在する場合は フォルダーの内容が上書きされます システム連携などで コマンドの復帰値を参照して処理を変える場合に指定します コマンドの復帰値はエラー内容に応じて変わります inetsec Intr Wll マネージャーが保持している情報を "C: bckup" フォルダーにバックアップする場合 pq_bckup.exe "C: bckup" 復帰値引数 -s を省略した場合 0: 正常終了 1: 異常終了 26

付録 A コマンドリファレンス A.1 バックアップコマンド (pq_bckup.exe) 引数 -s を指定した場合 0: 正常終了 1: データベースのアクセスに失敗しました 2: ファイルのアクセスに失敗しました 3: 実行環境が不正なため処理を続行できません 5: フォルダーの指定形式に誤りがあります 6: コマンドがすでに実行されています 7: ディスク容量が不足しています 8: SQL サーバが起動していません 12: コマンドの引数に誤りがあります ヒント コマンドの復帰値は Windows の環境変数 ERRORLEVEL に保存されます 復帰値を確認するには コマンド実行後に 環境変数 ERRORLEVEL を参照してください 以下に例を示します > echo %ERRORLEVEL% 0 出力メッセージ コマンド実行時にコマンドプロンプトに出力されるメッセージの意味と対処については A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ (33 ページ ) を参照してください コマンドの留意事項 コマンドを実行するには Windows の管理者権限が必要です inetsec Smrt Finder のバックアップファイルが格納されているフォルダーとは異なるフォルダーを指定してください ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください バックアップ先のディスクに 10G バイト以上の空き容量があることを確認してからコマンドを実行してください ディスクに十分な空き容量がない場合は 不完全なバックアップファイルが作成されることがあります コマンドの実行中も マネージャーサービスは停止されません コマンドが失敗した場合は 指定したフォルダーが作成された状態で終了します バックアップファイルの内容は変更しないでください バックアップファイルの内容を変更してリストアした場合は 正常に動作しなくなる可能性があります 27

付録 A コマンドリファレンス A.2 リストアコマンド (pq_restore.exe) A.2 リストアコマンド (pq_restore.exe) バックアップした情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアします 仕様 コマンド名 配置先 引数 実行例 pq_restore.exe inetsec Intr Wll マネージャーのインストールフォルダーの Bin フォルダー配下 リストアフォルダー名 [-s] 事前にバックアップしたファイルが格納してあるフォルダー名を指定します この引数は省略できません システム連携などで コマンドの復帰値を参照して処理を変える場合に指定します コマンドの復帰値はエラー内容に応じて変わります [-force] 設定内容が同期されていないセンサー (*1) があっても 強制的にリストアします *1:[ センサー ] 画面の [ センサー一覧 ] タブの [ システム情報 ] が 未反映 と表示されています この引数は バックアップファイルまたは現在の環境のいずれかでセンサー分散設置機能が有効であり inetsec Intr Wll センサーに異常があるなどの原因ですべての inetsec Intr Wll センサーの設定が同期できない場合にのみ使用します 通常は使用しないでください "C: bckup" フォルダーにあるバックアップファイルの情報を inetsec Intr Wll マネージャーにリストアする場合 pq_restore.exe "C: bckup" 復帰値引数 -s を省略した場合 0: 正常終了 1: 異常終了引数 -s を指定した場合 0: 正常終了 2: ファイルのアクセスに失敗しました 3: 実行環境が不正なため処理を続行できません 4: 指定したフォルダーが存在しません 5: フォルダーの指定形式に誤りがあります 6: コマンドがすでに実行されています 7: ディスク容量が不足しています 8: SQL サーバが起動していません 10: ファイルの形式に誤りがあります 12: コマンドの引数に誤りがあります 14: 入力データに誤りがあります 99: 内部エラーが発生しました 28

付録 A コマンドリファレンス A.2 リストアコマンド (pq_restore.exe) ヒント コマンドの復帰値は Windows の環境変数 ERRORLEVEL に保存されます 復帰値を確認するには コマンド実行後に 環境変数 ERRORLEVEL を参照してください 以下に例を示します > echo %ERRORLEVEL% 0 出力メッセージ コマンド実行時にコマンドプロンプトに出力されるメッセージの意味と対処については A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ (33 ページ ) を参照してください 留意事項 コマンドを実行するには Windows の管理者権限が必要です ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください バックアップファイルの内容は変更しないでください バックアップファイルの内容を変更してリストアした場合は リストア後に正常に動作しなくなる可能性があります リストアフォルダー名には暗号化されたフォルダーは指定できません inetsec Smrt Finder のバックアップデータはリストアできません コマンドを実行すると 動作中の SQL サーバ IIS アプリケーションプール マネージャーが停止され リストアが完了した時点で再起動します ただし コマンドの実行前に停止していたサービスは再起動されません 29

付録 A コマンドリファレンス A.3 イベント情報エクスポートコマンド (pq_export_event.exe) A.3 イベント情報エクスポートコマンド (pq_export_event.exe) inetsec Intr Wll マネージャーで保持しているすべてのイベント情報を CSV 形式ファイルにエクスポートします イベント情報は 発生日時でソートされてエクスポートされます 仕様コマンド名 pq_export_event.exe 配置先マネージャーのインストールフォルダーの Bin フォルダー配下引数エクスポートファイル名エクスポートするファイル名を指定します この引数は省略できません ファイルがすでに存在している場合は ファイルの内容が上書きされます 実行例 "C: eventlist.csv" ファイルにイベント情報をエクスポートする場合 pq_export_event.exe "C: eventlist.csv" 復帰値 0: 正常終了 1: データベースのアクセスに失敗しました 2: ファイルのアクセスに失敗しました 3: 実行環境が不正なため処理を続行できません 8: SQL サーバが起動していません 11: ファイルの指定形式に誤りがあります 12: コマンドの引数に誤りがあります 99: 内部エラーが発生しました ヒント コマンドの復帰値は Windows の環境変数 ERRORLEVEL に保存されます 復帰値を確認するには コマンド実行後に 環境変数 ERRORLEVEL を参照してください 以下に例を示します > echo %ERRORLEVEL% 0 出力メッセージ コマンド実行時にコマンドプロンプトに出力されるメッセージの意味と対処については A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ (33 ページ ) を参照してください 留意事項 コマンドを実行するには Windows の管理者権限が必要です ネットワーク上のフォルダーを指定する場合は Windows の管理者権限でアクセスできるように あらかじめネットワークドライブを割り当ててください 30

付録 A コマンドリファレンス A.4 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) A.4 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) 設定準備モードを有効または無効に設定します 仕様 コマンド名 配置先 引数 実行例 pq_stndby_mode.exe マネージャーのインストールフォルダーの Bin フォルダー配下 [-reset] 設定準備モードを無効にします [-reset -force] [-p] 設定内容が同期されておらず 設定準備モードが有効になっていない inetsec Intr Wll センサー (*1) があっても 強制的に設定準備モードを無効にします *1:[ センサー ] 画面の [ センサー一覧 ] タブの [ システム情報 ] が 未反映 と表示されています この引数は バックアップファイルまたは現在の環境のいずれかでセンサー分散設置機能が有効であり センサーに異常があるなどの原因ですべてのセンサーの設定が同期できない場合にのみ使用します 通常は使用しないでください 設定準備モードの設定内容を表示します 設定準備モードを有効にする場合 pq_stndby_mode.exe 設定準備モードを無効にする場合 pq_stndby_mode.exe -reset 設定準備モードの設定内容を表示する場合 pq_stndby_mode.exe -p 復帰値 0: 正常終了 1: データベースのアクセスに失敗しました 3: 実行環境が不正なため処理を続行できません 6: コマンドがすでに実行されています 8: SQL サーバが起動していません 12: コマンドの引数に誤りがあります 99: 内部エラーが発生しました 出力メッセージコマンド実行時に出力されるエラーメッセージの意味と対処方法は以下のとおりです 31

付録 A コマンドリファレンス A.4 設定準備モード有効化コマンド (pq_stndby_mode.exe) メッセージ 意味と対処方法 全センサー全ての適用状況が反映済になってから実行してください 同一セグメント内のすべての inetsec Intr Wll センサーに設定が反映されていないため 設定準備モードを無効にできません すべての inetsec Intr Wll センサーの [ システム情報 ] が 反映済 となるのを待ってから 再度コマンドを実行してください センサー異常時など 同一セグメント内に設定が同期できない inetsec Intr Wll センサーがある場合は 引数に -force を指定して 強制的に設定準備モードを無効にすることもできます 留意事項 コマンドを実行するには Windows の管理者権限が必要です コマンドを実行するには すべての inetsec Intr Wll センサーで設定準備モードの設定が反映されており [ センサー一覧 ] タブの [ システム情報 ] が 反映済 となっている必要があります ( 引数に -force を指定する場合を除く ) 設定準備モードを有効化 (pq_stndby_mode.exe を実行 ) または設定準備モードを無効化 (pq_stndby_mode.exe -reset を実行 ) すると inetsec Intr Wll マネージャーマシンで動作中の IIS アプリケーションプール マネージャーサービスが停止され 処理が完了した時点で再起動されます ただし コマンドの実行前に停止していたサービスは再起動されません 設定準備モードが有効化されている間 機器が遮断されません また inetsec Inspection Center と連携している場合は 設定準備モードが有効化されている間 検疫が実施されません 32

付録 A コマンドリファレンス A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ コマンド実行時に出力されるメッセージのレベルには 2 種類あります INFO ERROR INFO レベルのメッセージは コマンド処理の実行状態を示します 対処は不要です ここでは ERROR レベルのメッセージの意味と対処方法について説明します ERROR レベルのメッセージの意味と対処方法 メッセージ 実行環境が不正なため 処理を続行できません フォルダーが存在しません バックアップファイルの内容が正しくありません フォルダーの指定が正しくありません バックアップに失敗しました リストアに失敗しました バックアップまたはリストアが既に動作中です 意味と対処方法 マネージャーマシンの実行環境が不正であるか管理者権限がないため コマンド処理を実行できません マネージャーが正しくインストールされているコンピュータで 管理者権限で実行してください リストアコマンドおよびマネージャー保守情報収集コマンドのパラメーターに指定したフォルダー名が存在しません 存在するフォルダー名を指定して 再度コマンドを実行してください コマンドのパラメーターに指定したバックアップフォルダー内のデータが マネージャーのバックアップファイルではありません マネージャーのバックアップファイルを格納したフォルダー名を指定して 再度コマンドを実行してください 以下の場合は このエラーメッセージが出力されます パラメーターで指定したフォルダーへのアクセス権限がない場合 指定したフォルダー名が 231 バイト以上の場合 リストアの場合は フォルダーがバックアップコマンドでバックアップされたフォルダーではない場合 指定したフォルダーを確認して 再度コマンドを実行してください マネージャーで使用しているデータベースファイルを マネージャー以外の機能で参照している可能性があります マネージャーで使用しているデータベースファイルの参照を中止して 再度コマンドを実行してください リストアに失敗しました リストア前の状態に戻ります このメッセージが出力された場合は バックアップコマンドで作成されたバックアップファイルであるかを確認してください リストアコマンドを再実行してください バックアップコマンドまたはリストアコマンドがすでに動作中です 動作中のバックアップまたはリストアが完了するまで待機してください センサー分散設置機能が有効なバックアップデータをリストアする場合は 全センサーの適用状況が反映済になってから実行してください 同一セグメント内のすべてのセンサーに設定が反映されていないため リストアできません 同一セグメント内のすべてのセンサーの [ システム情報 ] が 反映済 となるのを待ってから 再度コマンドを実行してください センサー異常時など 同一セグメント内に設定が同期できないセンサーがある場合は 引数に -force を指定して 強制的に設定準備モードを無効にすることもできます センサー分散設置機能が有効なバックアップデータをリストアする場合は 設定準備モードを有効にしてから実行してください ディスク容量が足りないため バックアップに失敗しました 設定準備モードが有効になっていないため リストアできません 設定準備モードを有効にしてからコマンドを実行してください 詳細は inetsec Intr Wll ユーザーズガイド を参照してください コマンド実行に必要な空き容量が不足しています ディスクの空き容量を確認し 再度コマンドを実行してください 33

付録 A コマンドリファレンス A.5 コマンド実行時のエラーメッセージ メッセージ ディスク容量が足りないため リストアに失敗しました SQL サーバサービスが起動していません パラメーターの指定に誤りがあります 意味と対処方法コマンド実行に必要な空き容量が不足しています ディスクの空き容量を確認し 再度コマンドを実行してください SQL サーバサービスが起動していません SQL サーバサービスを起動してから再度コマンドを実行してください パラメーターの指定に誤りがあります コマンドのパラメーターを確認し 再度コマンドを実行してください ファイルの指定が正しくありません 以下の場合は このエラーメッセージが出力されます パラメーターで指定したファイルへのフォルダーにアクセス権限がない場合 パラメーターで指定したファイルへのフォルダーパスが存在しない場合 指定したフォルダー名が 229 バイト以上の場合 ( 相対パスの場合は 絶対パスに変換後のパス名 ) フォルダー名として使用できない文字 ( " < > ) が指定された場合 指定したファイルを確認し 再度コマンドを実行してください イベント情報のエクスポートに失敗しました イベント情報のエクスポートでエラーが発生しました 以下の場合は このエラーメッセージが出力されます パラメーターで指定したファイルにアクセス権限がない場合 データベースへの接続に失敗した場合 指定したファイルを確認し 再度コマンドを実行してください 34

inetsec Intr Wll マイグレーションキットユーザーズガイド P2WW-3801-01Z0 発行日 : 2017 年 2 月発行責任 : PFU Limited Microsoft Corportion のガイドラインに従って画面写真を使用しています 本書の内容は 改善のため事前連絡なしに変更することがあります 本書に記載されたデータの使用に起因する 第三者の特許権およびその他の権利の侵害については 当社はその責任を負いません 無断転載を禁じます PFU Limited 2017