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[Version5 の場合 ] (a) のときの画面表示例 (b) のときの画面表示例 OS セットアップ ( シームレスセットアップ ) 保守ツール ( ユーティリティ ) 2/14

2.EXPRESSBUILDER のおもな収録内容 ( 表の各項目は EXPRESSBUILDER のバージョンにより追加 削減がありますのでご注意ください ) 収録内容 説明 フェーズ (*) オペレーティングシステムセットアップ ExpressPicnic シームレスセットアップで使用するパラメータファイルを作成するためのユーティリティです (b) Windows OEM-DISK For EXPRESSBUILDER Windows のマニュアルセットアップ またはシステム修復の際に必要となるフロッピーディスクです 対象となる機種がサポートする Windows の種類 /Edition によって 作成できるフロッピーディスクの種類が変わります (a), (b) システムのアップデート Windows のドライバ / 差分モジュールを適用します (b) サーバ監視 管理 ESMPRO/ServerAgent 管理対象となる Express5800 シリーズにインストールして 本体 (b) 装置の状態を監視するソフトウェアです ESMPRO/ServerManager クライアント ( 管理 PC) にて ESMPRO/ServerAgent からの情報を (b) 取得 表示するためのソフトウェアです DianaScope クライアント ( 管理 PC) からネットワークを通じて 管理対象とな (b) る Express5800 シリーズをリモートで操作するためのアプリケーションです ( サーバの画面をリモートでクライアント上へ表示して操作することができます ) オフライン保守ユーティリ オペレーティングシステムが起動しないような重大な障害発生時 (a) ティ に 障害原因を解析するためのユーティリティです システム診断ユーティリテ 本体装置の機能 および本体と拡張ボードとの接続などを検査する (a) ィ (T&D) ユーティリティです ディスクアレイ保守 管理 Power Console Plus LSI Logic 社製ディスクアレイコントローラ (MegaRAID) を管理す (b) るためのユーティリティです Adaptec Storage Manager Adaptec ディスクアレイコントローラ (HostRAID など ) を管理する (b) ためのユーティリティです Promise Array Management Promise 社製シリアル ATA インタフェースのディスクアレイコン (b) トローラを管理するためのユーティリティです Fast Check Promise 社製ディスクミラーリングコントローラを管理するため (b) のユーティリティです Universal RAID Utility 複数のベンダのコントローラを管理可能な NEC 独自の RAID 管理 (b) ユーティリティです その他オンラインドキュメント 本体装置や各種ユーティリティについて説明したドキュメントフ (b) ァイルです 一部 PDF 形式のファイルで提供しておりますので あらかじめ Adobe Reader をインストールしておいてください (Version4 以降は Adobe Reader を格納していません Adobe システムズ社のサイトより最新版をダウンロードしてください ) 各種 BIOS/FW のアップデート インターネットで配布されたシステム BIOS などを本体装置へ適用します (a) BMC Online Update インターネットで配布された BMC(Base board Management (b) Controller) ファームウェアを本体装置へ適用します テープ監視ツール テープ装置から通報される自己診断情報 (TapeAlert 情報 ) を基に 画面上へメッセージ出力などを行います (b) * 1. 概要 に記載の各実行フェーズ 3/14

3. シームレスセットアップ シームレスセットアップは ウィザード形式でセットアップに必要な情報を収集しながら RAID の 設定から Windows 各種ソフトウェアのインストールまでを一連の流れの中で進めていきます ヒントシームレスセットアップ実行のために Version3 以前では 空きフロッピーディスクが 1 枚必要です Version4 以降は フロッピーディスクが無くてもシームレスセットアップが可能ですが Version3 と同様にパラメータをフロッピーディスクに保存しながらセットアップを進めることもできます ExpressPicnic を使用すると シームレスセットアップに必要な情報を記録した パラメータファイ ル を作成することができます また 既存のファイルを基に新たなパラメータファイルを作成することも可能ですので サーバの大量導入時に活用できます ヒントパラメータファイルを保存しておくと 再セットアップの際に パラメータの入力を省略することができます クライアント サーバ 1 台目自動インストール 2 台目自動インストール セットアッフ 情報の作成 Express5800 シリース Express5800 シリース パラメータファイル 4/14

シームレスセットアップの流れ Version4 以前 EXPRESSBUILDER の起動 本体装置に添付された EXPRESSBUILDER CD-ROM からブートする 起動したメニューから シームレスセットアップ を選択する RAID の設定 本体装置にディスクアレイコントローラが接続されていたり HostRAID が有効になっていたりする場合は RAID 設定用のウィザードが立ち上がるので 必要に応じて RAID 設定情報を入力する RAID の構築 / ハードディスクの設定 ウィザードにて RAID を構築するように設定されている場合は 自動的に RAID を構築する 次に ハードディスクの先頭に保守用の領域を作成し この領域へ保守用の各ユーティリティをインストールする インストール対象の選択 インストールしようとしているオペレーティングシステムを選択する ハードウェアの設定のみ行い 後からマニュアルでオペレーティングシステムをインストールする場合は ここで その他 を選択する セットアップ情報の入力 Windows のセットアップに必要な情報を入力する また 必要に応じて ESMPRO など各種ソフトウェアのインストール情報を入力する なお ここでは日本語入力不可なので 日本語となる項目は英字で仮入力する セットアップの開始 セットアップが自動的に進行する (Windows CD-ROM へ交換し 使用許諾書に同意した後は インストール終了までオペレーターによる作業はありません ) ユーザー名 / 会社名の確認 必要があれば 仮に英字で入力したユーザー名 / 会社名を日本語で再入力する 5/14

Version5 [Windows のケース ] EXPRESSBUILDER の起動 本体装置に添付された EXPRESSBUILDER DVD からブートする 起動したメニューから Os installation *** defalt *** を選択し シームレスセットアップトップ画面から シームレスセットアップを実行する を選択する パラメータのロード ExpressPicnican などで作成したインストール情報を利用する場合は この場面でロードする OS の選択 Windows を選択する ハードウェアの設定のみ行い 後からマニュアルでオペレーティングシステムをインストールする場合は ここで 上記以外の OS を選択する RAID の設定 本体に装備している RAID へ OS をインストールする場合は ここで RAID レベル等を設定する ( RAID コントローラ の欄にコントローラ名が表示されていない場合は RAID コントローラが認識できていませんので コントローラがサポート対象であるか確認願います ) メディアとパーティションの設定 インストールに使用する Windows OS を選択する パーティション (Windows システムドライブ ) のサイズを決定する 基本情報の設定 使用者名 会社名などのユーザー情報を入力する ( 使用者名 / 会社名は 日本語の入力も可 ) 6/14

ネットワークプロトコルの設定 ネットワークプロトコルなどを設定する ドメイン アカウントの設定 参加するドメインやワークグループの設定をする コンポーネントの設定 インストールする Windows コンポーネントを選択する チェックボックスで簡単に選択することが可能 アプリケーションの設定 ESMPRO や URU 等インストールする必要があるアプリケーションを選択する パラメータのセーブ 必要に応じて ウィザードで入力したパラメータをフロッピーディスクへ保存する セットアップの開始 セットアップが自動的に進行する (Windows CD-ROM へ交換し 使用許諾書に同意した後は インストール終了までオペレーターの作業はありません ) 7/14

Version5 [Linux のケース ] Linux サービスセットの購入が必要です EXPRESSBUILDER の起動 本体装置に添付された EXPRESSBUILDER DVD からブートする 起動したメニューから Os installation *** defalt *** を選択し トップメニューから シームレスセットアップを実行する を選択する パラメータのロード 以前に保存したインストール情報を利用する場合は この場面でロードする OS の選択 Linux をインストールする (Linux サービスセット用 ) を選択する RAID の設定 本体に装備している RAID へ OS をインストールする場合は ここで RAID レベル等を設定する ( RAID コントローラ の欄にコントローラ名が表示されていない場合は RAID コントローラが認識できていませんので コントローラがサポート対象であるか確認願います ) ディストリビューション選択 インストールするディストリビューションを選択し 製品シリアル NO. を入力する ( 製品シリアル NO. を入力しなければ先に進めません ) インストール方法の選択 [ ハードディスクからのインストール ] または [CD-ROM からのインストール ] を選択する 8/14

パーティション パッケージの設定 パーティションの設定は 工場組み込み出荷時パターン 1~3 または 手動で設定する から選択する その他のインストール設定 root パスワードを入力する (root パスワードは 6 文字以上 127 文字以下で設定してください ) 追加アプリケーションの指定 インストールするアプリケーションを選択する パラメータのセーブ 必要に応じて ウィザードで入力したパラメータをフロッピーディスクへ保存 する Linux 用ドライバディスクの作成 インストールに必要な Linux 用ドライバディスクを作成する Linux Recovery パーティション / 作業用パーティションの作成 画面の指示に従い Linux 用ドライバディスクを使用し Linux Recovery パーティション または作業用パーティション (CD-ROM からのインストールの場合 ) をハードディスク上に作成する ( すでに Linux Recovery パーティションが作成済みのときはスキップします ) 9/14

ディスクの取り出し / リブート 画面の指示に従い DVD/ CD/FD を取り出してリブートする ドライバの適用 画面の指示に従い Linux 用ドライバディスクを適用する Linux のインストール CD-ROM からのインストールの場合 画面の指示に従い ディストリビューションのインストールディスクへ入れ替える ( ハードディスクからのインストールの場合 ここで必要な操作はありません ) 初期設定 再起動後 Linux サービスセットに添付される 初期設定および関連情報について を参照し 必要に応じて初期設定を行う 10/14

4. その他のセットアップ方法 マニュアルセットアップ マニュアルセットアップは 手作業でディスクアレイの設定からオペレーティングシステム および各種管理ソフトウェアをインストールする方法です 次のような場合 必要に応じてマニュアルセットアップを実行してください A. シームレスセットアップ未対応のボードを接続しているとき 各装置のユーザーズガイドにEXPRESSBUILDERでサポートしているオプション一覧が記載されていますので参照してください ユーザーズガイドに記載がない場合は 次のホームページから参照できます http://www.ace.comp.nec.co.jp/ ( ExpressPicnic をクリックして情報を参照してください) ビルド トゥ オーダーにより OS 組み込み出荷された状態からセットアップを開始する場合には 本操作を行う必要はありません 1 セットアップしようとする大容量記憶装置コントローラの取り扱い説明書を準備する セットアップ前に ボード添付の取り扱い説明書を一読してください 2 ディスクアレイコントローラの場合は コントローラの取扱説明書に従って RAID の設定 を行う 3 EXPRESSBUILDER から セットアップしようとする Express5800 シリーズを起動させ る 4 Version5 のときは EXPRESSBUILDER へドライバをロードしておく トップメニューから EXPRESSBUILDER にドライバをロードする を実行して 別 途提供されたドライバをロードしてください 5 シームレスセットアップを実行し 次のような内容に設定されていることを確認する パラメータファイルを使用してセットアップを進めますか? と問い合わせがあったときは はい を選択する パラメータファイルを格納するフロッピーディスクは ドライバが格納されたフロッピーディスクと共用して構いません アレイディスクの設定画面が表示された場合は [ 既存 RAID を使用する ] をチェックする コントローラによっては 設定画面が現れないことがあります 11/14

[ 大容量記憶装置用 OEM-FD の適用をする ] をチェックする このオプションをチェックすることで フロッピーディスクで提供されているドラ イバを読み込ませて シームレスセットアップを進めることができます 5 シームレスセットアップの途中で [ 大容量記憶装置用ドライバ ] をコピーする 大容量記憶装置コントローラに添付されているフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブにセットし 以降は画面のメッセージに従って操作してください B. シームレスセットアップが未サポートの OS をインストールしたいとき 以下の OS をインストールするときは 次の手順でインストールしてください - Windows Server 2003 Small Business Server - Windows Server 2003 Datacenter Edition - Windows Server 2003 x64 Editions - Windows XP Professional x64 Edition - Linux(Version5 の場合 Linux サービスセットで購入されたディストリビューションは シームレスセットアップに対応しています ) 1 EXPRESSBUILDER を起動し シームレスセットアップを選択する Version4 または Version5 の場合は 必要があれば RAID の設定 構築を行います 2 インストール OS の種別選択時に その他 を選択する RAID の設定などが完了した時点で いったん処理を終了します 3 以降は 各 OS のインストール方法に従ってインストールを続行するマニュアルセットアップが可能な機種については オンラインドキュメントに インストレーションサプリメントガイド が収録されていますので これを参照してください 12/14

C. 特殊な RAID 設定を行いたいとき 1 接続したアレイコントローラに応じて ボード上のツールを起動する ボード上のツールを起動する場合は ユーザーズガイド または各ボードに添付のマニュアルに従って POST から起動してください 2 ボード上のツールから RAID の設定を行うツールの操作については ユーザーズガイド または各ボードに添付のマニュアルを参照してください 3 EXPRESSBUILDER を起動し シームレスセットアップを選択する 4 以降は 通常通りシームレスセットアップを実行する [ アレイディスクの設定 ] 画面が起動したときは 既存 RAID を使用する をチェックしてください D. 保守用パーティションを作成したくないとき ビルド トゥ オーダーにより OS 組み込み出荷された状態では すでに保守用パーティションが作成されています Version5では 保守用パーティションに関する機能はサポートしていません 1 ディスクアレイコントローラを接続している場合は 各ボードに応じて RAID を設定する上記 C-1 C-2を参照してください 2 以降は 各 OS のインストール方法に従ってインストールを続行する上記 B-3を参照してください 13/14

5. 注意事項 EXPRESSBUILDER からシステムを起動する場合 メディアが添付されていた装置においてのみ実 行してください 注意 対象機種とバージョンが不一致の場合 エラーとなり異常終了します EXPRESSBUILDER を終了するときは トップメニューの 終了 を選択してください 各ユーテ ィリティやシームレスセットアップの実行中に 電源を切るなどして強制終了させないでください ヒント Version4 以前の場合 シームレスセットアップ実行中に電源を切った場合 次に電源投入して EXPRESSBUILDER を起動させると セットアップの続きから始まります このとき 初期状態に戻したいときは EXPRESSBUILDER 起動時の Now Loading 画面 (Ver3.xxx の場合は EXPRESSBUILDER ロゴ画面 ) のとき N キーを 10 回以上押してください ( クリアが成功すると トップメニュー 画面に戻ります ) シームレスセットアップは 以下の OS( ) は未サポートです ( 4. その他のセットアップ方法 の手順 Bを参照してください ) - Windows Server 2003 Small Business Server - Windows Server 2003 Datacenter Edition - Windows Server 2003 x64 Editions - Windows XP Professional x64 Edition - Linux(Version5 の場合 Linux サービスセットで購入されたディストリビューションは シームレスセットアップに対応しています ) バージョン / 対象モデルによって シームレスセットアップに対応している OS に差があ る場合があります Version5 の場合 EXPRESSBUILDER を 72 時間継続して使用すると自動的に再起動されます 14/14