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第2節 茨木市の現況

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整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

第2節 茨木市の現況


第1章 計画の目指すもの

第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の趣旨 用語説明 6 終戦直後のベビーブーム期には 4.32 だったわが国の合計特殊出生率は, その後低下を続け, 15 年には 1.29 と戦後最低の水準を更新しました こうした出生率の低下は, 先進国共通 の現象ですが, 先進諸国の中でも, アメリカ,

1 計画策定の背景と趣旨 昭和 56(1981) 年の 完全参加 をテーマとする 国際障害者年 を契機に, 障害者福祉は大きく変化しました 国では, 平成 5(1993) 年 3 月に 障害者対策に関する新長期計画 が策定され, 同年 12 月には 障害者基本法 * が施行されました 以後も, 平成

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

子ども・子育て会議(第7回) 次世代育成支援対策推進法の延長等の検討について

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

広島市障害者計画 2013 ー 2017 平成 25 年 3 月 広島市

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八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

1 広島市障害者計画の策定について

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

地域子育て支援拠点事業について

泉大津

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

かわごえ子育てプラン(川越市次世代育成支援対策行動計画)

を生かした環境を構成することも求められます 3 安全で保健的な環境次に 施設などの環境整備を通して 保育所の保健的環境や安全の確保などに努めること としています 子どもの健康と安全を守ることは保育所の基本的かつ重大な責任です 全職員が常に心を配り 確認を怠らず 子どもが安心 安全に過ごせる保育の環境

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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Microsoft Word - 参考資料5-4.doc

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

西東京市介護保険事業計画(第3期)中間のまとめ構成案

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

2-2 大阪市における主な課題 大阪市の合計特殊出生率は全国と比較してさらに低くなっています 平成 18 年以降 出生数や合計特殊出生率が持ち直し 横ばい傾向にあるものの 総人口に占める年少人口 生産年齢人口の割合は減少しており 少子化への対応が喫緊の課題となっています 加えて 子育て層と考えられる

Microsoft Word - ■【滑川町総合振興計画】計画書_修正_ _NXPowe

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

三鷹市健康福祉総合計画2022

(1) 庁内外の関係機関と密に連携を図りつつ必要に応じてひとり親家庭を訪問 1 背景ひとり親家庭からの相談窓口に寄せられる相談件数は増加傾向にある また養育に問題を抱える父母からの相談 父母や子どもが精神的に不安定であるケースに関する相談等 相談内容やその背景も複雑化してきていることから 碧南市では

第 4 章基本的な考え方 1. 計画推進の基本的な視点 本計画は 以下に示す基本的な視点をふまえて 各施策 事業の展開を図っていきます 協働とパートナーシップにもとづく活動の充実地域福祉の主役は その地域に暮らす市民です 地域福祉の取り組みを進めていくためには 市民 事業者 行政がお互いに理解し 尊

計画の今後の方向性

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

スライド 1

まちの将来像 第 2 章次代の社会を担う子どもたちを育むまち 施策 1. すべての子どもの育ちを支援する施策概要 施策の必要性 本格的な人口減少社会の到来を迎える中 少子化問題に対応するため 妊娠期から子育て期にかけての切れ目のない支援の推進と 待機児童の解消など仕事と子育てを両立できる環境の整備を

札幌市教育振興基本計画第3章

歯科中間報告(案)概要

流山市子ども・子育て会議

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

計画の基本的な考え方 〇 〇本計画でのスポーツ〇 〇 スポーツをより身近なものとし スポーツの果たす多様な役割を踏まえて 本計画におけるスポーツを位置づけます 競技スポーツやレクリエーション活動だけでなく 健康づくりのためのウォーキング ハイキング 気分転換の散歩や軽い運動 サイクリング キャンプ活

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

平成19年6月

3 社会全体が支える力 を大きくするために Ⅲ-3-1 結婚 妊娠 出産 育児の切れ目のない支援の推進 施策体系 123

児童虐待防止対策体制総合強化プラン 平成 30 年 12 月 18 日 児童虐待防止対策に関する関係府省庁連絡会議決定 1. 目的 2016 年 5 月に全会一致で成立した児童福祉法等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 63 号 以下 平成 28 年改正法 という ) においては 子ども

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

第 1 部 施策編 4

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北見市特別支援教育の指針 平成 25 年 11 月

【資料3】「児童福祉法等の一部を改正する法律」の概要(7.22現在)

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

大村市子ども読書活動推進計画(素案)

資料 9 男は仕事 女は家庭 という考え方について どう思いますか? 1% 4% 24% 30% 34% 7% 1% 5% 25% 26% 35% 7% 1% 3% 23% 32% 33% 7% 1 同感する 2 どちらかといえば同感する 3 どちらかといえば同感しない 4 同感しない 5 わからな

●アレルギー疾患対策基本法案

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた


●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

八幡市子どもの読書活動推進計画(第二次)

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

6 児童福祉法の改正 24 年 4 月には 障害者自立支援法と児童福祉法に分かれていた障がい児 の支援体制を一元化する改正がなされ 市町村が支給決定する障がい児通所支援 と都道府県が支給決定する障がい児入所支援が創設されました 7 障害者虐待防止法の施行 24 年 10 月には 障害者虐待の防止 養


基本目標 1( 日常生活 ) 地域住民みんながつながり支えあう 心豊かなコミュニティづくり 核家族化や少子高齢化の進行に伴いさまざまな課題が顕著に現われるなか ライフスタイルの多様化や 携帯端末の普及などによる人と人とのつながり方の多様化もあり みなさんが生活する家庭や地域社会におけるつながりが希薄

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

意見等募集の結果について 案件第 2 次茨木市子ども読書活動推進計画 ( 案 ) について 結果の公表場所 ホームページ 情報ルーム ( 市役所南館 1 階 ) 各図書館 意見募集期間 意見提出件数 平成 27 年 2 月 6 日から 2 月 27 日まで 3 人 25 件 意見募集時公表資料 第

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

11

 

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

第 1 章 札幌市幼児教育振興計画の策定 本計画は 主に幼稚園教育を対象とする 本計画は 平成 18 年度から概ね10 年間を計画期間とし 今後はこの方向性に基づいて早期に具体的な施策 ( アクションプログラム ) を打ち出していく 本計画は 社会情勢の変化などに対応し 必要に応じて計画の見直しを行

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

<8E9197BF81698E518D6C33816A95DB88E78E6D8E8E8CB A8F4389C896DA88EA97972E786C7378>

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

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平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

4 計画期間 平成 30 年度を初年度とし 平成 34 年度までの 5 年間とします 5 計画の対象 現に生活困窮状態にある または将来的に生活困窮状態に陥りやすい状況にある母の妊娠期か ら 20 代前半までの子ども及びその家庭 2

Q $ 巳 6 所感研修後の考察 ( 感想 政策提言 本市にどのように活かせるかなど ) を記入 所感 : 家庭教育支援体制の構築がいかに重要かつ必要であるか実感した 教育基本法第 条に父母その他の保護者は 子の教育について第一義的責任を有すると 定義されており 行政は家庭教育を支援するために必要な

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Transcription:

次世代育成支援行動計画とは 次世代育成支援行動計画とは 次世代育成支援行動計画は 次世代育成支援対策推進法に基づき 市町村 都道府県が策定する計画です この法律は 急速な少子化の進行等を踏まえ 子どもが健やかに生まれ育つ環境の整備を図るため 地方公共団体及び事業主に対し 子育て環境の整備や 仕事と子育ての両立のための取組について行動計画として策定することを義務付けています 平成 27 年 3 月 3 日までの時限立法ですが 行動計画は 5 年を 期として策定するため 平成 7 年度から 2 年度までを前期計画 22 年度から 26 年度までを後期計画として策定します 次世代育成支援対策推進法の概要 成立年月日 施行期日等 平成 5 年 7 月 9 日可決 成立平成 5 年 7 月 6 日公布公布の日から施行 ただし 地方公共団体の行動計画 の策定は平成 7 年 4 月 日から施行 概要 目 的 第 条この法律は 我が国における急速な少子化の進行並びに家庭及び地域を取り巻く環境の変化にかんがみ 次世代育成支援対策に関し 基本理念を定め 並びに国 地方公共団体 事業主及び国民の責務を明らかにするとともに 行動計画策定指針並びに地方公共団体及び事業主の行動計画の策定その他の次世代育成支援対策を推進するために必要な事項を定めることにより 次世代育成支援対策を迅速かつ重点的に推進し もって次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ かつ 育成される社会の形成に資することを目的とする 基本理念 第 3 条次世代育成支援対策は 父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に 家庭その他の場において 子育ての意義についての理解が深められ かつ 子育てに伴う喜びが実感されるように配慮して行われなければならない 市町村行動計画 第 8 条市町村は 行動計画策定指針に即して 5 年ごとに 当該市町村の事務及び事業に関し 5 年を一期として 地域における子育ての支援 母性並びに乳児及び幼児の健康の確保及び増進 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備 子どもを育成する家庭に適した良質な住宅及び良好な居住環境の確保 職業生活と家庭生活との両立の推進その他の次世代育成支援対策の実施に関する計画を策定するものとする

2 本市の次世代育成支援行動計画 横浜市では 子育て環境の整備を進めるための計画として 平成 7 年 4 月に横浜市次世代育成支援行動計画 ( 前期計画 ) かがやけ横浜こどもプラン ( 平成 7 年度 ~ 2 年度 ) を策定しました さらに平成 8 年 4 月 こども青少年局が発足したことに伴い 局設置の目的である 生まれる前から乳幼児期を経て 青少年期に至るまでのライフステージを縦断する一貫した施策の展開 福祉 保健 教育などの施策分野を横断する取組 を推進するため 平成 20 年 4 月に 横浜市青少年プラン ( 平成 6 年 7 月策定 ) と統合し 次世代育成支援行動計画 ( 前期計画 ) かがやけ横浜こども青少年プラン として これを推進してきました 平成 2 年には 次世代育成支援対策推進法に基づき 平成 22 年度 ~ 26 年度を計画期間とする 次世代育成支援行動計画 ( 後期計画 ) を策定し 平成 22 年 6 月に公表しました 3 後期計画の計画期間 平成 22 年度から 26 年度の 5 か年間 4 後期計画の対象 生まれる前から乳幼児期を経て 青少年期に至るまでの おおむね 30 歳未満までの子ども 青少年とその家庭 ただし 施策の内容によっては 必要に応じて この年齢に幅を持たせるなど柔軟な対応を行う 5 本市が策定した他の計画との関係 取組の趣旨や対象などが重なる本市の他の計画については 基本的には各計画を尊重することとし これらと連携と整合を図りつつ 独自の領域を中心に計画を策定しました また 今後策定される予定の各計画についても 可能なかぎり整合を図りました 計画の推進にあたっては 各計画との連携を十分に考慮し また 新たな課題や環境の変化にも対応できるよう 柔軟性をもって計画を進めていきます 2

各計画との関連イメージ 市 本 期 た 期 計画 支援計画 画行動計画 本計画 2 育推進計画 次世代育成支援行動計画 が 育 2 本計画 3 進 計画 画行動計画 2 育 3 本計画 進 計画 育推進計画 2 計画 支援計画 3

第 章行動計画の目指すもの 第 章 理念 未来の世代を育むまち よこはま の実現 未来を創る子ども 青少年は 家族にとっても 社会にとっても 可能性を秘めたかけがえのない存在です 子ども 青少年は やがて大人として成長し その次の世代を育む側へと移っていきます 次世代育成とは 次代の親となる世代を育み それによりさらに次の世代の子ども 青少年を育んでいくという 社会全体の未来への責任ある取組です 子どもを取り巻くすべての市民が連携して 未来の世代を育むまち よこはま の実現をめざします 子ども 青少年が健やかに成長し 自立していくためには 周囲から温かく受け入れられ 安心して毎日を過ごすことのできる 保護 の機能と 社会に参加し自主性や社会性を育んでいくことのできる 自立支援 の機能が 成長段階に応じて適切に得られる環境を整備していくことが重要となります 子ども 青少年の自立を支えるため 子ども 青少年一人ひとりが 地域の中で見守られながら 安心して毎日を暮らすことができるとともに 世代や価値観の異なる他者とふれあいながら 様々な体験を重ね 自立に向けて生きる力を育んでいくことができるまちづくりを進めます また 子ども 青少年が安心して毎日を過ごすためには 子育ての基本となる家庭が安心して生み育てられる環境の整備が重要となります すべての子育て家庭が 子どもの成長や家庭の状況にあわせて必要な支援を受けることができ 子育ての喜びを実感しながら ゆとりを持って楽しく子育てができるまち また 子どもを持ちたいと思う人が 子どもを産み育てることに希望を持てるまちづくりを進めます 4

第 章行動計画の目指すもの 2 基本的な視点 計画の推進にあたり留意すべき基本的な視点として 次の 5 点を位置づけます すべての子ども 青少年への支援 第 章 子ども 青少年一人ひとりの置かれた状況を見ると 本人や保護者に障害のある家庭や ひとり親家庭 適切な養育が受けられない家庭など それぞれの状況は様々です 子どもの権利条約 にもあるように 子どもの生きる権利 育つ権利を保障する意味で 子どもの視点に立った支援を展開する必要があります こうした個別の状況に応じたきめ細かな支援が求められるとともに それを特別な個人の問題としてとらえて他の子ども 青少年と区別して支援するのではなく それぞれの状況や課題を地域社会で広く理解し 受け入れ すべての子ども 青少年を同じように地域の中で支えていくことが重要です 子ども 青少年が 一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支援と すべての子ども 青少年が共通に享受すべき支援との両方を得られる環境を整えていくため すべての子ども 青少年 を対象とすることを基本に計画を推進します 2 家庭の子育て力を高める支援 子ども 青少年の健やかな成長にとって 家庭が大きな役割を担っていることは誰もが認めるところですが 核家族化や地域のつながりの希薄化に伴い親族や地域からの支えが少なくなるなど 子育てにおける家庭の負担が大きくなっており 不安や孤立感を抱える家庭も少なくありません 特に 子ども 青少年や保護者に障害のある家庭やひとり親家庭などについては 個別の状況に応じたきめ細かな支援が求められているほか 児童虐待や配偶者からの暴力 (DV) 等により子ども 青少年に適切な養育環境を整えられない家庭に対しては 適切な養育環境を提供し親子がともに地域で継続して生活ができるよう 家庭の全体像を踏まえた支援を進めることも重要です 各家庭が子育てに十分に力を発揮できるよう 個別の状況にかかわらず すべての家庭 を対象に積極的な支援を行うことを基本に計画を推進します 児童の権利に関する条約 子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた 989 年の国連総会において採択され 990 年に発効した 日本は994 年に批准している 5

第 章行動計画の目指すもの 3 成長段階に合わせた一貫した支援 第 章 子ども 青少年が 成長段階に合わせた切れ目ない支援を受けられるよう 生まれる前から乳幼児期を経て青少年期に至るまでの長期的な視点に立った ライフステージを一貫した施策を展開することを基本に計画を推進します 特に 乳幼児期については 子どもが基本的な生活習慣や社会性を養ううえでも 子育て家庭が子どもを生み育てることに積極的な価値を見出すうえでも 重要な時期だといえます 子どもたちが 健やかな成長の基礎となる身近な人への信頼感や自己肯定感を持つとともに 規則正しい生活習慣を身につけていけるよう 子どもの成長の出発点となるこの時期を重点的に支えていきます さらに 支援にあたっては 福祉 保健 医療 教育などの分野だけでなく 労働 まちづくり 住宅施策など 生活全般にわたる分野で施策を展開していきます 4 子ども 青少年の自立に向けた支援 子ども 青少年は やがて大人として成長し 次代の親世代となっていきます 子ども 青少年が 世代や価値観の異なる他者とふれあいながら 様々な体験を重ねることを通じて 自らの意志で物事の決定や行動ができ その結果に対して責任を負えるとともに 他者への配慮やコミュニケーション能力などの社会性を身につけていけるよう 自立に向けた支援を行っていくことを基本に計画を推進します 特に 思春期を迎えた青少年は 体と心の発達の中で 様々な悩みにぶつかることから 他者との関わりの中で思春期の悩みを乗り越えることのできる環境を整えていきます また 育ちの過程で困難にぶつかり ひきこもりや無業状態などの状況にある若者についても それぞれの社会 経済的な状況を考慮しながら 就労を視野に入れた適切な支援を行うなど 自立に向けた新たなスタートを応援する環境を整えていきます 5 社会全体による支援 子ども 青少年の健やかな成長を支えることは 社会全体の未来への責任です 行政はもとより 家庭 地域 保育所 幼稚園 学校 企業など 社会全体の様々な担い手が 次世代育成を自らの課題として捉え それぞれの役割を担いながら次世代育成に積極的に関わっていくことを基本に計画を推進します 特に 子ども 青少年が日々を過ごしながら成長していく地域は 子ども 青少年の自立に欠かせない 多様な他者とのふれあいの場として重要な役割を担っていることから 地域の大人一人ひとりが 地域の子ども 青少年に関心を持ち 見守り 積極的に関わる環境を整えていきます また 子ども 青少年が多くの時間を過ごす学校は 学習の場であるとともに 活動の幅が広がっていく学齢期に社会性を育む場としても重要な役割を担っており 地域全体が学校により積極的に関わっていく環境を整えていきます 6