H25 港南区区民意識調査

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() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

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平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

調査概要 調査目的本調査は 今後の本市の防災施策の策定を進める上での基礎資料データの取得 震災後の自助 共助の取り組みの実態の把握を行い その結果を分析し 今後の防災施策に反映させることを目的とするものである また平成 22 年度の調査結果との比較を行い 東日本大震災前後での市民の災害 防災に関する

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【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

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1 防災に関する意識 (1) 災害被害の具体的イメージ ( 複数回答, 上位 4 項目 ) 平成 25 年 12 月 地震 80.4% 竜巻, 突風, 台風など風による災害 48.1% 河川の氾濫 19.6% 津波 17.8% ( 複数回答 )

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地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

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ボランティア行動等実態調査【速報】

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

1 水害に対する認識 (1) 水害に対する認識 問 1 あなたの家は, 今後 10 年以内に台風や集中豪雨により, 洪水, 高潮, 土砂崩れなどによる水害の被害を受ける可能性があると思いますか この中から 1 つだけお答えください 平成 28 年 1 月 被害を受ける可能性があると思う( 小計 )

厚生労働科学研究費補助金

首都圏で大地震が起きると 建物 が 倒 れ ま す! 揺れで建物が倒れます 窓ガラスが割れ 道路に飛び散ります 火災があちこちで起きます 特に木造の建物が集まっている 火災 が 起 き ま す! 地域では 大規模な火災が起きる場合があります 道路 が 通れ な く な り ま す! 建物が倒れて道路

南海トラフ地震発生時の不安 南海トラフ地震が発生した場合 不安や危険に思うことは何ですか?( は 3 つまで ) 66.7% の人が 自宅の倒壊や損壊 49.2% の人が 家族等の安否やその確認手段 と答えています 自宅の


平成 30 年度第 9 回ネット モニターアンケート防災意識及び大規模地震発生時の行動について アンケートの趣旨名古屋市は 今後発生が危惧されている南海トラフ巨大地震などの大災害に備え 平成 27 年度 新たに防災危機管理局を設立し 市全体の防災対策を総合的かつ計画的に推進していくとともに 地域防災

< 単純集計の要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか トップは昨年と変わらず 79.8% が 地震 と回答 北海道は 大雪 雪崩 中国 四国 は 津波 九州は 台風 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点ですか 全体平均は 3

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年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

港区マンション震災対策ハンドブック

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

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障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

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排尿トラブルに関する調査 結果報告書

未曾有の被害をもたらした東日本大震災は 安全 安心な生活と それを守るための平素からの防災 減災への取り組みや投資の大切さを あらためて認識する機会となりました 東日本大震災から間もなく2 年が経とうとしています そこで 経済広報センターは 全国の様々な職種 世代により構成されている当センターの 社

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Q3 南海トラフ巨 地震 についてお伺いします 南海トラフ巨 地震 とは 東海 東南海 南海 の 3 つの地震の連動を想定したもので その規模はマグニチュード 8 9 今後 30 年の間に 70% の確率で起こるといわれています あなたは この 南海トラフ巨 地震 を知っていましたか 1. よく知っ

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平 成 25 年 度

防災アンケート結果 2013/9/14 Q2: 東日本大震災で建物と室内に被害は? あった の内容 : クロスのひび割れ Q3: その時家族はどこにおられましたか? 番館 なかったあった 総計 番館 学校 仕事場 自宅 その他 総計

一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

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1 東日本大震災での多くの被害が発生!! 平成 23 年 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は 三陸沖を震源としたマグニ チュード 9.0 仙台市内での最大震度 6 強 宮城野区 という巨大な地震でした 東部沿岸地域では 推定 7.1m 仙台港 もの津波により 家屋の浸水やライフラ

被害想定や防災対策の具体的検証例

地震防災に関するアンケート調査結果について

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

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(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

平成23年度 旭区区民意識調査

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帰宅支援ハンドブック

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対象者の属性 1. 調査対象 2. 調査地域 3. 調査期間 4. 調査方法 5. 有効 ~59 歳の男性 女性全国 7 年 8 月 17 日 ( 金 )~8 月 日 ( 月 ) インターネット調査 1,211 人 6. 回答者の内訳 ( 単位 : 人 ) 歳代 歳代 4 歳代 5 歳代計 男性 1

防災に関する意識調査 回答者数町政モニター 90 人中 84 人 ( 回答率 93.3%) 回答内容 ( 複数回答があるため 回答者数と一致しない場合があります ) 問 1 災害が発生した場合 あなたが避難する避難場所をご存じですか 次の中から 1つ選んでください 1 知っている 63.33% 2

項目名:○○○○について

報道関係者各位 2019 年 8 月 9 日 SBI リスタ少額短期保険株式会社 [ 関東財務局長 ( 少額短期保険 ) 第 1 号 ] SBI リスタ少短 地震 防災 に関するアンケート調査を実施 ~ 地震だけでなくあらゆる自然災害への警戒意識 高まる~ SBI リスタ少額短期保険株式会社 ( 本

自主防災組織をつくろう

PowerPoint プレゼンテーション

Q. 断層帯の発生確率をおしえてください A. 地震調査委員会が発表した 立川断層帯の長期評価について ( 平成 15 年 8 月 7 日 ) によりますと 下記のような発生確率がでています 今後 30 年以内の地震発生確率 : 0.5%~2%( 1, 2) 今後 50 年以内の地震発生確率 : 0

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

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【ペット&ファミリー】ペットオーナーの防災対策意識調査

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調査結果サマリー 1. 災害時に はぐれた場合でも6 割以上が 優先して探し 避難所への移動時も9 割以上の方が 行動を共にする と回答 ( 次頁設問 1 2 3) 災害に見舞われた時 ペットの対処について尋ねたところ はぐれた場合でも 優先して探す と答えた方が62.9% また指定避難所への移動を

(3) 事前対策リスト ( 自助 ) 家の中の安全 避難救護 水や食料 避難生活用品 家具が転倒しないように固定する 耐震診断 耐震補強をする 寝室には家具を置かないか 寝床に向かって転倒しないようにする 玄関などの出入り口までは物を置かずに避難できるようにする ベランダの避難用の隔壁 避難ハッチ周

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外国人との共生・交流社会づくり推進指針(仮称)素案

Microsoft Word - 深谷市(地福)報告書090501修正

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4 災害時における他機関 他施設との協定の締結状況災害時に他機関 他施設との協定を結んでいる施設は 97 施設で 1 か所と締結している施設が多くありました 締結先は 地元自治会 町内会 病院 近隣施設 社会福祉施設 物流会社 福祉ネットワーク 市町村等でした 図 2 災害時における他機関 他施設と

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

調査結果

これまで、日本は、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、そして、未曾有の大災害である東日本大震災をはじめとして、各地で大きな地震が発生しています

消火器や水をはったバケツを準備している 2. いつも風呂の水をためおきしている 3. 家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止している 4. 食器棚や本棚は揺れによって中のものが飛び出さないように工夫している 5. タンスは固定し 扉が開いたり引き出しが飛び出さないように耐震ロック

問 1-2. 回答者の住宅特性 住宅タイプ別では 非木造 共同住宅 ( マンション等 ) が約 6 割 (61%) 所有関係別では 持家 が約 7 割 (69%) と最も多くなっています 住宅タイプ 所有関係別にみると 非木造 共同住宅 の 持家 が最も多く (211 件 ) 次いで 非木造 共同住

Microsoft Word - 平成24年度第1回かわさき市民アンケート概要版.doc


PowerPoint プレゼンテーション

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要約 < 質問 1-1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか 地震 が約 8 割で 3 年連続トップ 次いで 台風 大雨 洪水 < 質問 1-2> 質問 1-1 で選択した災害の次に 備えが必要だと思う災害は何ですか 2 番目に備えが必要な災害は 台風 次いで 大雨 洪水 津波 北海

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川越地区消防局 消防署組織図 消防局長 消防局 ( 代 ) 総務課 総務担当 消防団担当 財務担当職員担当 管理担当 予防課 予防担当 査察指導担当 保安担当 警防課 警防担当 装備担当 救急課 0

Uモニ  アンケート集計結果

防災についてのアンケート結果報告

災害への備えと対応に関する意識・実態調査報告書

4. 子育て 教育 福祉 に関して Ⅱ 調査の結果 /4. 子育て 教育 福祉 に関して 問 12 子育て環境の充実度あなたは 西成区は 安心して子育てができる環境が充実している と思いますか? 回答数 1 思う 32 2 どちらかといえば思う どちらかといえば思わない 思わ

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附帯調査

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2019 年 2 月 28 日 住友生命保険相互会社 スミセイ わが家の防災 アンケート 2019 住友生命保険相互会社 ( 社長橋本雅博 ) は わが家の防災 をテーマに ご家庭の防災対策の実態や 意識を把握するアンケートを実施しました 以下は その集計 分析結果です 当アンケートは 東日本大震災

調査結果 対象 : 障害者 331 名調査期間 :2018 年 2 月 2 日 ~2018 年 2 月 8 日調査方法 : インターネット調査 避難時 避難所での生活において 過半数が 障害による支障がある と回答 震災が発生したと仮定し あなたが避難する際 障害による支障はあると思いますか? 19

はじめに 近年は 日本各地で地震が起こり 台風 土砂災害で毎年のように被害がでています いざという時に被害に合わないためには 日ごろから備えておくことが大切です 個人 家庭でできる備え 隣近所や自主防災会でできる備えを 関市自主防災会防災訓練メニュー としてまとめました 定期的に個人 家庭の備えを確

Transcription:

4. 大地震などの災害に備えた対策 (1) 問 9 地震や火災に備えて行っている対策ア地震や火災に備えて行っている対策 ( 全体 ) 地震や火災に備えて行っている対策は 寝室 台所などに住宅用火災警報器を設置している ( 71.4%) が最も多く 以下 携帯ラジオ 懐中電灯 医薬品などを準備している (67.8%) 食糧や飲料水を準備している ( 61.6%) が6 割台で続いています 問 9 あなたの家では 地震や火災に備えて どのような対策をとっていますか?( はいくつでも ) 0 20 40 60 80 (%) 寝室 台所などに住宅用火災警報器を設置している 携帯ラジオ 懐中電灯 医薬品などを準備している 食糧や飲料水を準備している 61.6 71.4 67.8 基本的に重いものは 高い所に置かないようにしている 家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止している いつも風呂の水を溜めおきしている 43.0 42.3 38.3 家族との連絡方法などを決めている スリッパやズック靴などをいつでも使えるように置いている 非常用トイレを準備している常備薬 入れ歯や補聴器など 生活に無くては困るものを持ち出せるようにしている防災訓練に積極的に参加している窓ガラスを強化ガラスに替えたり ガラス類にフィルムを貼っている住宅の耐震補強を行っている 特に何もしていない 29.3 22.9 20.4 14.5 12.8 9.6 8.7 2.6 1.5 20

イ地震や火災に備えて行っている対策 ( 経年比較 ) 地震や火災に備えて行っている対策について 平成 23 年度の調査と比較すると 特に 寝室 台所などに住宅用火災警報器を設置している は50.8% から71.4% と20.6ポイント増加しており 次いで 非常用トイレを準備している は8.8ポイント 家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止している は5.2ポイント それぞれ増加しています また この他もほとんどの項目が前回より増加しており 災害への備えが進んでいることがうかがえます 経年比較地震や火災に備えて行っている対策 0 20 40 60 80 (%) 寝室 台所などに住宅用火災警報器を設置している 携帯ラジオ 懐中電灯 医薬品などを準備している 50.8 71.4 67.8 69.1 食糧や飲料水を準備している 61.6 56.9 基本的に重いものは 高い所に置かないようにしている家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止しているいつも風呂の水を溜めおきしている家族との連絡方法などを決めている 43.0 43.0 42.3 37.1 38.3 35.2 29.3 30.3 スリッパやズック靴などをいつでも使えるように置いている 非常用トイレを準備している 11.6 22.9 20.5 20.4 常備薬 入れ歯や補聴器など 生活に無くては困るものを持ち出せるようにしている 防災訓練に積極的に参加している 窓ガラスを強化ガラスに替えたり ガラス類にフィルムを貼っている 住宅の耐震補強を行っている 14.5 11.6 12.8 10.0 9.6 9.9 8.7 10.5 特に何もしていない 2.6 4.1 1.5 1.9 H25() H23(n=1,128) 21

(1) 問 9-1 家具や冷蔵庫などの固定をしていない理由家具や冷蔵庫などの固定をしていない理由として最も多いのは 固定したいと思っているが まだ器具を入手していない ( 35.5%) で3 割半ばとなっています 一方 特に理由はない も23.2% と多くなっています 問 9-1 問 9 で 家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止している に をつけなかった方にお尋ねします あなたが 家具や冷蔵庫などの固定をしていない理由は何ですか?( は 1 つ ) 特に理由はない 23.2% 14.1% 35.5% 固定したいと思っているが まだ器具を入手していない 固定する方法はわかっても 自分ではできないと思うから どうやって固定したらよいかわからないから 5.9% 6.5% 7.0% 7.8% 費用がかかるから n=626 地震が起きても転倒しないと思うから n=626 (1) 問 9-2 住宅用火災警報器を設置していない理由住宅用火災警報器を設置していない理由として最も多いのは 設置したいと思っているが まだ器具を入手していない (29.7%) で約 3 割となっています 問 9-2 問 9で 寝室 台所などに住宅用火災警報器を設置している に をつけなかった方にお尋ねします あなたが 住宅用火災警報器を設置していない理由は何ですか?( は1つ) 28.1% 29.7% 設置したいと思っているが まだ器具を入手していない 21.6% 11.9% 特に理由はない 設置する方法はわかっても 自分ではできないと思うから 2.6% 6.1% n=310 費用がかかるからどうやって設置したらよいかわからないから n=310 22

(2) 問 10 自治会町内会がすすめるべき取組自治会町内会がすすめるべき取組は いっとき避難場所や地域防災拠点への避難経路についての確認や周知 が53.5% で最も多く 以下 自治会町内会での備蓄 ( 毛布 懐中電灯 ヘルメットなどの防災グッズ ) ( 47.9% ) 声かけや安否確認の方法など ご近所や地域の方とのルールづくり ( 43.1%) が4 割台で続いています 問 10 大地震などの災害に備え 今後 自治会町内会がどのような取組をすすめるべきだと思いますか? ( は3つまで) 0 20 40 60(%) いっとき避難場所や地域防災拠点への避難経路についての確認や周知自治会町内会での備蓄 ( 毛布 懐中電灯 ヘルメットなどの防災グッズ ) 声かけや安否確認の方法など ご近所や地域の方とのルールづくり食糧や飲料水など 家庭での備蓄についての啓発活動 53.5 47.9 43.1 37.2 地域の防災訓練への参加 21.8 家具の転倒防止 ガラスの飛散防止の講習などの実施 10.5 その他 特にすすめるべき取組はない 1.4 2.7 5.3 (3) 問 11 避難時に手助けが必要な人への協力避難時に手助けが必要な人への協力では 大丈夫ですか? などの声かけ が74.1% で最も多く 以下 避難などの手助け ( 58.9% ) 家族や親族 知人への連絡 ( 46.5%) と続いています 問 11 大地震などの災害が起こった時に あなたご自身やご家族の安全は概ね確保されていると仮定して あなたの家族以外の避難時に手助けが必要な人 ( 例えば 自力で避難することが困難な高齢者や障害者 乳幼児 病人 妊産婦 日本語が不自由な外国人など ) に対して どのような協力ができそうだと思いますか? ( はいくつでも) 0 20 40 60 80 (%) 大丈夫ですか? などの声かけ 74.1 避難などの手助け家族や親族 知人への連絡災害状況や避難情報などの伝達相談相手や話し相手になる一時的な保護 預かり介助や応急手当外国人への通訳 情報提供おむつ ミルクなどの必需品の確保その他協力できそうにないわからない 7.1 4.6 1.1 3.5 3.8 3.6 18.0 22.4 30.3 38.7 46.5 58.9 23

(4) 問 12 地域の防災訓練への参加 地域の防災訓練への参加は はい が 31.8% いいえ が 65.1% と 参加していない 人が 6 割半ばとなっています 問 12 あなたは 地域の防災訓練に参加していますか?( は 1 つ ) 3.1% 31.8% はい 65.1% いいえ 問 12-1 防災訓練へ参加していない理由防災訓練へ参加していない理由は 参加したいと思っているが 日程が合わない (33.7%) が3 割半ばで最も多く 以下 防災訓練をいつ行っているかわからない (29.7%) 普段から地域との関わりがないので 参加しづらい ( 22.5%) が2 割台で続いています 一方 特に理由はない (20.7%) も約 2 割と多くなっています 問 12-1 問 12で いいえ と答えた方にお尋ねします 参加していない理由は何ですか?( は3つまで) 0 10 20 30 40(%) 参加したいと思っているが 日程が合わない 防災訓練をいつ行っているかわからない 29.7 33.7 普段から地域との関わりがないので 参加しづらい 22.5 自治会町内会が訓練を行っていない 6.8 防災訓練に参加する必要性を感じていない 4.7 特に理由はない 5.1 20.7 n=706 24

地域活動への参加状況別地域の防災訓練への参加状況問 41 地域活動の参加経験の有無で (1)~(12) のいずれか1つでも選択した方を 地域活動へ参加している (13) を選択した方を 地域活動へ参加していない に区分すると 全体 1,085 人のうち 地域活動へ参加している は578 人 地域活動へ参加していない は 289 人 は218 人となっています 上記の地域活動への参加状況別に地域の防災訓練への参加状況をみると 地域活動へ参加している人は 防災訓練へ参加している 割合が48.8% と 地域活動へ参加していない人が 防災訓練へ参加している 割合 (11.4%) を大きく上回っています 問 41 地域活動の参加経験の有無 (1) 自治会町内会 子供会 シルバークラブなどの役員活動 (2) 地域の祭りやイベント クリーンアップ 交流会などの企画や運営への参加 (3) 地域の交通安全や防災 防犯などの活動 (4) 高齢者や障害者の施設などでのボランティア活動 (5) 身近な道路 公園 川などの清掃 美化活動 (6) 資源回収やリサイクル活動 (7) 子育てサークル 高齢者サークル スポーツ 趣味などのサークル活動 (8) 習い事や稽古事 スポーツなどの指導 (9) 地域のNPOやボランティア団体の運営の手伝い (10) 近所の高齢者や障害者の見守りや介助 (11) 近所の子どもの見守りや預かり (12) その他 (13) 特にない 選択なし () 地域活動へ参加している (578 人 ) 地域活動へ参加していない (289 人 ) (218 人 ) 地域活動への参加状況別地域の防災訓練への参加状況 防災訓練へ参加している防災訓練へ参加していない (%) 地域活動へ参加している (n= 578) 48.8 49.3 1.9 地域活動へ参加していない (n= 289) 11.4 86.5 2.1 0% 50% 100% 25

(5) 問 13 ペット飼育の有無 ペットを飼っているかについては はい が 19.4% いいえ が 79.3% と 飼ってい る人は約 2 割となっています 問 13 あなたは ご自宅でペットを飼っていますか?( は 1 つ ) はい いいえ (%) 19.4 79.3 1.4 0% 50% 100% 問 13-1 災害発生時のペット対策災害発生時のペット対策については 何もしていない が 38.1% と最も多くなっています 対策を行っている中では ペットを連れて避難するため 避難用グッズ ( ペット用食料 ゲージなど ) を用意している が37.6% と最も多く 次いで ペットを連れて避難するため 日頃からゲージに入れるしつけをしている が21.9% となっています 問 13-1 問 13で はい と答えた方にお尋ねします 災害発生時のペット対策を何かしていますか?( は3つまで) 0 10 20 30 40 50(%) ペットを連れて避難するため 避難用グッズ ( ペット用食料 ゲージなど ) を用意している 37.6 ペットを連れて避難するため 日頃からゲージに入れるしつけをしている 21.9 ペットは自宅に置いていくため 動物に安全な場所を確保している 9.5 その他 5.2 何もしていない 2.9 38.1 n=210 いっとき避難場所 の活用方法は決まっていますか? 大地震が発生したら まずは いっとき避難場所 に集まり 隣近所の安否や被害を確認します そして はさまれていたり閉じ込められている方がいたら 危険のない範囲で救助に向かいましょう また 消火器や水バケツで消せる程度の小さな火災の消火を行いましょう 24 年度のアンケート調査では 174 自治会町内会のうち 設定しているところが 159 (91%) で 内訳は 複数箇所設定が 58(33% ) 1 箇所設定が 101(58%) となっています いっとき避難場所 を活用した訓練を実施し いざというときに備えましょう 26