表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

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表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

老発第    第 号

(頭紙)公布通知

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

地域支援事業交付金の算定方法について

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

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平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

事務連絡

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

Taro 社福軽減(新旧)

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

正誤表

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

Taro 【新旧】通知新旧

老発第    第 号

事務連絡 平成 30 年 7 月 31 日 各県民局健康福祉部健康福祉課御中 保健福祉部長寿社会課 高額介護合算療養費及び高額医療合算介護 ( 介護予防 ) サービス費の支給決定手続に 係る情報連携の本格運用の開始に当たっての事務の取扱いの方針について このことについて 平成 30 年 7 月 30

老発第    第 号

①【表紙】介護保険最新情報

事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

01 表紙 老人保健課

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

【事務連絡】「高額療養費制度の見直しに関するQ&A」の送付について

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

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予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

く指定障害児入所施設等の人員 設備及び運営に関する基準 ( 平成 24 年厚生労働省令第 16 号 ) 第 17 条及び第 54 条並びに児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 ( 平成 24 年厚生労働省令第 29 号 ) 第 12 条の規定に基づき市町村が定める基準

事務連絡 令和元年 8 月 2 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局 障害保健福祉部企画課 障害福祉サービス等報酬改定等に係るインタフェース仕様書 確定版 等の提示について 障害保健福祉行政の推進については 平素よりご尽力を賜り厚く御礼申し上げます 令和元年 10 月に実施さ

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

健保連業務支援 G 補足資料 高額療養費の制度改正事項 平成 29 年 8 月施行 1 の引き上げ ( 対象 :70 歳以上の者 ) 1 70 歳以上の外来におけるの引き上げ 70 歳以上の外来におけるが これまでの一般ので 12,000 円 現役並みので 44,400 円だったものが 一般ので 1

01 鑑文

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局老人保健課 介護保険最新情報 今回の内容 2019 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.2) ( 令和元年 7 月 23 日 ) の送付について 計 8 枚 ( 本紙を除く ) V

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

01 表紙 老人保健課

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通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局振興課 介護保険最新情報 今回の内容 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案 についての Q&A について 計 20 枚 ( 本紙を除く ) Vol.417 平成 27 年 2 月

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

事務連絡 平成 31 年 4 月 23 日 各都道府県障害保健福祉主管課御中 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援推進室 サービス管理責任者等研修の見直しに関する Q&A 等について 平素より障害保健福祉行政の推進に御尽力いただき厚く御礼申し上げます サービス管理責任者及び児

(様式2)特別徴収中止市町村リスト.xls

1_【鑑】「生活困窮者自立支援制度と介護保険制度との連携について(通知)」の一部改正について

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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事務連絡(平成30年大阪府北部を震源とする地震)

障害児・発達障害支援_

介護保険施設等における利用者の安全確保及び非常災害時の体制整備の強化・徹底について

各種健診等の連携についての考え方 一現行制度における各種健診等の連携. 基本健診において生活機能評価を同時実施 () 現在 老人保健法において 65 歳以上の対象者については 生活機能評価を基本健診において同時に実施するよう求めている 同時実施は 本人の利便性 受診率の向上 検査重複の回避に資する

別添 外来年間合算に関する運用事例について 平成 30 年 7 月 5 日 厚生労働省保険局 保険課 国民健康保険課 高齢者医療課

6. 介護給付費等の過誤処理について

みんなではぐくむ介護保険

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

参考資料

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

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Microsoft Word - 調査結果

平成17年 月 日

表紙だけ

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

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事務連絡 平成 29 年 12 月 20 日 都道府県 指定都市要介護認定担当課御中 老健局老人保健課長 平成 30 年 4 月 1 日以降の要介護認定制度等について 介護保険行政の推進につきましては 日頃からご協力を賜り厚くお礼申し上げます 平成 30 年 4 月 1 日以降の要介護認定制度等につ

た世帯に引き続き属するとみなす ( 対象サービス及び軽減内容 ) 第 3 条軽減対象者が利用者負担の一部軽減を受けることができる介護保険サービスは 当該サービスを提供する事業所及び施設の所在地の都道府県知事及び豊中市長に対して利用者負担の軽減を行う旨の申出を行った社会福祉法人が実施する次のサービスと

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

0表紙(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

資料 4-1 請求方法について 愛知県国民健康保険団体連合会 1. 新しい総合事業の審査支払の国保連合会の活用 新しい総合事業においても 市町村の審査支払に関する事務が軽減できるよう 現行の給付と同様 国保連合会の審査支払を活用できるよう規定が設けられている ( 法第 115 条の 45 の 3)

総企第237号

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

別添 社会福祉法人会計基準の制定について ( 平成 23 年 7 月 27 日厚生労働省雇用均等 児童家庭局長 社会 援護局長 老健局長連名通知 )- 対照表 - 雇児発 0727 第 1 号 雇児発 0727 第 1 号 社援発 0727 第 1 号 社援発 0727 第 1 号 老 発 0727

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

負担割合の引き上げ 一定以上所得者の利用者負担の見直し 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 制度の持続可能性を高めるため これまで一律 1 割に据え置いている利用者負担について 相対的に負担能力のある一定以上の所得の方の自己負担割合を 2 割とする ただし 月額上限があるため 見直し対象者の負担が必ず

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

サービスガイド(カラー表紙,目次)2018.8月

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)3課連名

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険に係る保険料の還付の促進及び還付加算金の取扱いの改善(あっせん)

( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

介護給付費請求に係る留意事項

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

別紙 1 すべての指定居宅介護支援事業所が作成すること 特定事業所集中減算 ( 平成 30 年度 ) Ⅰ 特定事業所集中減算について 毎年度 2 回 判定期間に作成された居宅サービス計画のうち 訪問介護 通所介護 福祉用具貸与 地域密着型通所介護 ( )( 以下訪問介護サービス等という ) のそれぞ

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

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~ 目次 ~ 1. はじめに 試験の実施日程等 接続試験の対象範囲 接続試験の実施期間 事前準備下り試験データの掲載 試験の実施方法等 ( 市町村システム ) 前提条件 制約条件

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宇部市乳幼児医療費助成要綱

Transcription:

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省介護保険計画課 介護保険最新情報 今回の内容 高額障害福祉サービス等給付費等の支給事務の調整に ついて 計 6 枚 ( 本紙を除く ) Vol.615 平成 30 年 1 月 10 日 厚生労働省老健局介護保険計画課 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします 連絡先 TEL : 03-5253-1111( 内線 2164) FAX : 03-3503-2167

事務連絡 平成 30 年 1 月 10 日 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 高額障害福祉サービス等給付費等の支給事務の調整について 介護保険制度の運営につきましては 平素より種々ご尽力をいただき 厚く御礼申し上げます 平成 28 年 5 月 25 日に可決成立した 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 65 号 以下 改正法 という ) において 高額障害福祉サービス等給付費等の支給対象拡大等の制度改正が行われることとなりました 改正法に係る整備政省令の公布は 平成 30 年 1 月以降となる予定ですが 上記の制度改正により 保険者においては下記のとおり各市町村の障害福祉担当課の支給事務にご協力いただくことが想定されるため ご了知の上 管内保険者への周知に特段のご配慮をお願いいたします 記 第 1 高額障害福祉サービス等給付費等の新制度について (1) 新制度の概要高齢障害者が介護保険サービスを利用する場合 障害福祉制度と介護保険制度の利用者負担上限が異なるために利用者負担が新たに生じること等により 介護保険サービスが円滑に利用できないという課題に対応するため 平成 30 年度より 一定の要件を満たす者 ( ) は その介護保険の自己負担について 高額障害福祉サービス等給付費 高額障害児通所給付費及び高額障害児入所給付費 ( 以下 高額障害福祉サービス等給付費等 という ) により償還する制度 ( 以下 新制度 という ) が設けられる 当該制度改正に伴い 保険者は 自己負担額 高額介護サービス費の支給金額等を障害福祉担当課に提供し 情報連携を図る必要がある

具体的には以下の要件を満たす者となる 介護保険サービスに相当する障害福祉サービス ( 居宅介護 生活介護等 ) に係る支給決定を65 歳に達する前に5 年間引き続き受けていた者 障害福祉サービスに相当する介護保険サービス ( 訪問介護 通所介護等 ) を利用する者 障害支援区分 2 以上であった者 市町村民税非課税者又は生活保護世帯の者 65 歳に達するまでに介護保険法による保険給付を受けていない者 現行の高額障害福祉サービス等給付費等により償還する制度 ( 以下 既存制度 という ) についても 市町村の介護保険担当課から障害福祉担当課へ該当者の自己負担額の情報提供をしていただいているところであるが この自己負担額については 障害福祉サービスに相当する介護保険サービス以外の介護保険サービスも含む自己負担額である この点 新制度については 障害福祉サービスに相当する介護保険サービスに係る部分と当該相当部分以外の部分の自己負担額を分けて情報提供していただくことに留意が必要である (2) 市町村における具体的な事務新制度の支給事務については 既存制度と同様 国保連合会に委託をすることが可能となる見込みである ( この場合 市町村の介護保険担当課からの自己負担額の情報提供が不要となる ) なお 国保連合会に委託していない場合における具体的な事務の流れとしては 以下のような例が想定される 1 新制度の対象となる者が 障害福祉担当課に高額障害福祉サービス等給付費等の申請 2 障害福祉担当課より介護保険担当課に 当該対象者の自己負担額 ( 障害福祉サービスに相当する介護保険サービス ( ) に係る自己負担額と当該相当部分以外に係る自己負担額 ( 両自己負担額ともに月毎の高額介護サービス費の支給がある場合は支給後になお残る自己負担額 )) を照会 3 介護保険担当課から障害福祉担当課に両自己負担額を通知 4 障害福祉担当課で計算を行い 当該対象者に高額障害福祉サービス等給付費等を支給 障害福祉サービスに相当する介護保険サービスとは 訪問介護 通所介護 短期入所生活介護 地域密着型通所介護 小規模多機能型居宅介護をいい これらの基準該当サービスを含む 訪問看護や訪問リハビリテーション等の医療系サービスや居住系 施設系サー

ビスは含まれない また 介護予防サービスも含まれない なお 月額の高額介護サービス費が支給されている場合は 最終的な自己負担額 について 障害福祉サービス相当部分とそれ以外の部分とで按分することとなる ( 下図を参照 ) 9 割 ( 又は 8 割 ) 給付 高額介護サービス費 自己負担分 障害福祉サービス相当の介護サービス高サ費支給新制度の対象 障害福祉サービス相当以外の介護サービス高サ費支給 新制度対象外 例えば 高額介護サービス費の負担上限額が 15,000 円であり 障害相当のサービスに要する費用が 15 万円 障害相当サービス以外が 10 万円の場合 9 割給付は 22.5 万円 高額介護サービス支給額は 1 万円となり 新制度の対象となる自己負担部分は 9,000 円 {=15,000 150,000/(150,000+100,000)} 第 2 高額障害福祉サービス等給付費等と年間高額介護サービス費及び高額医療合算介護サービス費の併給調整について (1) 併給調整の概要現在 高額障害福祉サービス等給付費等は 介護保険優先原則の規定に基づき 介護保険における高額介護サービス費の支給後になお残る自己負担額について 障害福祉サービスの自己負担額と合わせた額が高額となる場合に 支給を行っている その際 高額医療合算介護サービス費については勘案せずに高額障害福祉サービス等給付費等を支給しているところである これについて 新制度の導入にあわせて 平成 30 年度より 高額障害福祉 サービス等給付費等は 高額医療合算介護サービス費の支給後の自己負担額 について支給することとなる さらに 平成 29 年 8 月より高額介護サービス費に年間上限が設定されているが 介護保険優先原則の考え方から 月間の高額介護サービス費に加えて年間の高額介護サービス費の支給後の自己負担額について 高額障害福祉サービス等給付費等を支給することとなる このため 月額の高額介護サービス費の支払のみを勘案して 高額障害福 祉サービス等給付費等の支給を行う場合 年間の高額介護サービス費や高額

医療介護合算サービス費 ( 以下 年間高額介護サービス費等 という ) の支 給があった場合には 高額障害福祉サービス等給付費等の支給が過払い ( 重 複支給 ) となる事態が生じることとなる 上記の過払いを避けるため 市町村の障害福祉担当課は以下の対応を行うことが想定される ( 詳細については 平成 30 年度施行予定の高額障害福祉サービス等給付費等の支給対象の拡大に係る事務手続等について ( 事前連絡 ) ( 平成 29 年 11 月 14 日付厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部企画課 障害福祉課事務連絡 以下 障害福祉課事務連絡 という ) 別紙参照 ) 1 年間高額介護サービス費等の支給がないものとして 毎月の高額障害福祉サービス等給付費等を支給する 2その後 年間高額介護サービス費等の支給がある場合には 1による高額障害福祉サービス等給付費等の支給額の調整を行うため 年間高額介護サービス費等の支給について 重複支給分について障害福祉担当課が当該年間高額介護サービス費等の受給者の代理として受領し なお残る自己負担部分がある場合には 当該年間高額介護サービス費等から重複支給分を除いた部分を当該受給者が受領する (2) 市町村における具体的な事務介護保険担当課においては (1)2のとおり 重複支給分について年間高額介護サービス費等の全部又は一部について その受給者の代理である障害福祉担当課に支給することとなる その場合 以下に示す具体的な事務の流れ ( 例 ) を参考に対応されたい 1 市町村の障害福祉担当課は 高額障害福祉サービス等給付費等の申請時に 重複支給となる年間の高額介護サービス費を障害福祉担当課が代理受領することについて介護保険の被保険者本人から同意を取得する 2 障害福祉担当課は 介護保険担当課に 高額障害福祉サービス等給付費等の申請があった者の自己負担額について照会を行う 3 介護保険担当課は通常どおり月額の高額介護サービス費を支給し 上記第 1の記載のとおり 当該支給後になお残る介護保険の自己負担額 ( 新制度の受給者については障害福祉サービス相当部分と相当部分以外の部分 ) 高額介護サービス費の支給金額等を障害福祉担当課に提供する 4 障害福祉担当課は月毎に高額障害福祉サービス等給付費等を支給する 5 年間の高額介護サービス費の支給がある場合 2の障害福祉担当課からの

照会を受けた者について 年間の高額介護サービス費の支給額を障害福祉担当課に提供する この時点では照会を受けた被保険者への支給を行わない なお 照会を受けた被保険者以外の被保険者における年間の高額介護サービス費は順次支給を行うこと 6 障害福祉担当課において同意書の確認及び年間の高額介護サービス費のうち代理受領すべき金額の計算を行い ( 1 2) 障害福祉担当課が代理受領すべき金額及び年間の高額介護サービス費のうち介護保険の保険者がなお被保険者に支給すべき額の一覧を作成し 介護保険担当課に提供する 7 介護保険担当課は 一覧に従って年間の高額介護サービス費を障害福祉担当課及び各被保険者に支給する --------------------- ( 高額医療合算介護サービス費について支給している場合 ) 8 高額医療合算介護サービス費の支給がある場合 2の障害福祉担当課からの照会を受けた者について 高額医療合算介護サービス費の支給額を障害福祉担当課に提供する この時点では被保険者への支給を行わない 9 障害福祉担当課において同意書の確認及び高額医療合算介護サービス費のうち代理受領すべき金額の計算を行い ( 1 2) 障害福祉担当課が代理受領すべき金額及び高額医療合算介護サービス費のうち介護保険の保険者がなお被保険者に支給すべき額の一覧を作成し 介護保険担当課に提供する 10 介護保険担当課は 一覧に従って高額医療合算介護サービス費を障害福祉担当課及び各被保険者に支給する 1 年間の高額介護サービス費が発生する場合 その多くが既存制度対象者であることが想定される ( 下記 第 3 留意事項 参照 ) 既存制度が適用される場合 年間高額介護サービス費等がすべて障害福祉担当課の代理受領となるため 追加で計算事務は生じない 新制度が適用されるが利用したサービスがすべて障害福祉サービス相当部分である場合も同様である 2 新制度が適用され 障害福祉サービス相当部分とそれ以外のサービスの自己負担がある場合 年間高額介護サービス費等についても障害福祉サービス相当部分とそれ以外の部分とで按分する必要がある すなわち 年間高額介護サービス費等に 全体の自己負担額に対する障害福祉相当サービスに対応する自己負担額の割合を乗じて算出した額を障害福祉担当課が代理受領することとなる

障害福祉サービス相当部分 障害福祉サービス相当部分以外 年間高額介護サービス費等 障害福祉担当課が代理受領 被保険者本人が受領 第 3 留意事項 新制度の対象者は 市町村民税非課税者等であるが 月額の高額介護サービス費の負担上限額を当てはめた場合 多くの場合 上限額が 15,000 円又は24,600 円となる そのため負担額が446,400 円 (=37,200 円 12) 以上となり年間の高額介護サービス費が支給対象となる場合は少ないものと考えられ 年間の高額介護サービス費と高額障害福祉サービス等給付費等との調整が必要になるのは 既存制度の対象者が主となることが想定される なお 高額医療合算介護サービス費と高額障害福祉サービス等給付費等との調整については 新制度 既存制度のどちらの対象者についても対応が必要となることが想定される 年間高額介護サービス費等について 障害福祉担当課に支給を行う場合 でも 支給決定通知書は通常どおり被保険者への支給額全額の通知を行う こと 重複支給を回避するためには 第 2で例示した手法のみならず 年間の高額介護サービス費を支給後に高額障害福祉サービス等給付費等を支給する 被保険者へ一旦支給がされた後 障害福祉担当課が返還を求める等の方法が考えられるが どのような手法を行うかについては各市区町村の障害福祉担当課が判断するので 障害福祉担当課と密に連携を行い 情報の共有に努めること