平成17年7月11日(月)

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平成28年4月 地震・火山月報(防災編)


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助成団体一覧

☆配布資料_熊本地震検証

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2016年(平成28年) 熊本地震

【集約版】国土地理院の最近の取組

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アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

日本医師会ニュース「平成28年熊本地震」:情報提供第十報

スライド 1

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交付金事業実施状況報告及び推進事業実績報告並びに基金事業実施状況報告及び活性化事業実績報告について 別紙 1. 今年度に都道府県及び市町村が実施した推進事業及び活性化事業 ( 交付金等 ) 事業名 ( 事業メニュー ) 1. 消費生活相談機能整備 強化事業 都道府県は被災 4 県のみ 都道府県 -

熊本地震での「お知らせ」活用から見えた課題

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(2) 令和元年地価調査結果の概要 Ⅰ 調査目的等 地価調査は 地価公示と併せて一般の土地取引の価格に対する指標及び公的土地評価の基準等となるものであり 毎年 1 回 7 月 1 日現在の県内の基準地価格を判定し 公表している 基準地数 :482 地点 ( 住宅地ほか :467 地点林地 :15 地

2 物的支援の実施について 物資については 各避難所への搬送などの課題が指摘されているが 被災自治体には地震発生直後から国や周辺自治体等による物資供給が行われていたため 都など他地域への支援要請は限定的であった こうした状況にあって 都は 区市町村等関係機関との緊密な連携により被災地からの要請に基づ

特集大規模自然災害からの復旧 復興 参考 警察が検視により確認している死者数 50 名 災害による負傷の悪化または避難生活等における身体的負担による死者数 106 名 6 月 日に発生した豪雨による被害のうち熊本地震と関連が認められた死者数 5 名建物被害全壊 8,360 棟, 半壊 3

長崎県 : 諫早市 島原市 雲仙市熊本県 : 荒尾市 南関町 人吉市 あさぎり町 山江村 水俣市 津奈木町大分県 : 大分市 臼杵市 津久見市 佐伯市 玖珠町宮崎県 : 延岡市鹿児島県 : 長島町 (3) 津波津波注意報平成 28 年 4 月 16 日 1 時 27 分気象庁発表有明 八代海 16

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

た ( 派遣員数 4 名 ) (2) 全国知事会は 大分県等と連携しながら 引き続き情報共有に努めるとともに 各都道府県に対し 知事会の対応状況等を連絡することとしている (3) 全国知事会は 被災市町村と支援県によるカウンターパート方式による支援を決定 (4) 熊本県への救護班の派遣について 36

Microsoft PowerPoint 「平成28年熊本地震活動記録(第17報) 案-2.pptx

第 1 章熊本地震の概要 執筆 : 阿部直樹 ( 国立研究開発法人防災科学技術研究所 ) 1-1 熊本地震動の概要 2016 年 4 月 14 日 21 時 26 分頃 熊本県熊本地方の深さ約 11km を震源とする M6.5 の地震が発生し 熊本県上益城郡益城町において震度 7を観測した また約

概要 気象の状況 6 月 10 日に九州の南海上にあった梅雨前線が 11 日には九州北部までゆっくり北上し 前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み 前線活動が活発化した 熊本県では 九州の西海上から発達した雨雲が次々に流れ込んで 大雨が降りやすい気象状況となった 大雨の状況 熊本県では 11 日朝

日本医師会ニュース「平成28 年熊本地震」:情報提供第五報

被災地で支援を待つ 1 人ひとりのために 熊本県と連携をし 障がい者の方への全戸訪問を支援している 日本相談支援専門員協会からの派遣依頼を受け 山口県から現在まで 3 名の相談支援専門員が熊本県入り 相談支援専門員は 障がい者の地域生活において適切なサービスを受けられるよう相談支援活動を行う福祉の専

※本プレスリリースは特定非営利活動法ADRA Japan、特定非営利活動法人難民支援協会、特定非営利活動法人ピース ウィンズ・ジャパンおよび特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォームの共同リリースです

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累積火災件数 本震震最大震度 6 強の揺れを伴う地震の発生日時前累積火災件数 最大震度 7 の揺れを伴う地震の発生日時 0 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18 4/19 4/20 4/21 図 地震の発生日時と火災の出火推定日時の関係

被害情報 平成 29 年 11 月 13 日 16 時 30 分発表熊本県危機管理防災課 平成 28(2016) 年熊本地震等に係る被害状況について 第 258 報 1 この数値は 現段階の速報値であって 確定値ではありません 速報値 1 1 被害状況 ( 平成 29 年 11 月 13 日 13:

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た ( 派遣員数 4 名 ) (2) 全国知事会は 大分県等と連携しながら 引き続き情報共有に努めるとともに 各都道府県に対し 知事会の対応状況等を連絡することとしている (3) 全国知事会は 被災市町村と支援県によるカウンターパート方式による支援を決定 (4) 熊本県への救護班の派遣について 36

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平成28年熊本地震に対する日医の対応について

熊本地震の概要 発生日時 :4 月 14 日 ( 木 )21 時 26 分震源地 : 熊本県熊本地方 ( 北緯 東経 ) 震源の深さ :11km地震の規模 : マグニチュード6.5 各地の震度 : 震度 7 益城町震度 6 弱玉名市 西原村 宇城市 熊本市 発生日時 :4 月

推計震度分布図 ( 気象庁 ) 出典 気象庁ホームページ 推計震度分布図 (2) 平成 28 年 4 月 16 日 1 時 25 分頃に発生した地震ア発生日時 : 平成 28 年 4 月 16 日 1 時 25 分頃イ震央地名 : 熊本県熊本地方 ( 北緯 32 度 45.2 分 東経 130 度

窓口振込手数料が無料となる義援金口座 平成28年9月27日現在

災害救護速報 平成 28 年 4 月 25 日 ( 月 ) 15: 00 現在事業局救護 福祉部救護課 TEL: /FAX: 内容 数値等は 随時更新されます 下線部は前回速報からの追加 変更箇所 平成 28 年熊本地震災害に対する日本赤十字社の対応につ

4:10 防災科学技術研究所第 2 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 9:34 防災科学技術研究所第 3 回災害対策本部会議を開催 各班による状況報告による情報共有等を実施 11:50 防災科学技術研究所職員が熊本県庁 ( 熊本県災害対策本部 ) に到着 16:00

家屋の被害状況 被害の状況 県名全壊半壊一部損壊 熊本県 8,528 棟 20,303 棟 84,125 棟 大分県 2 棟 61 棟 2,345 棟 宮崎県 - 2 棟 20 棟 福岡県 - 1 棟 230 棟 熊本県内 一般廃棄物処理施設の被害状況 平成 28 年 5 月 29 日現在 平成 2

第 2 新潟県支部長岡赤十字病院救護班 1 班阿蘇圏域西原村 山梨県支部山梨赤十字病院救護班 1 班阿蘇圏域西原村 第 3 石川県支部金沢赤十字病院救護班 1 班上益城圏域益城町 三重県支部伊勢赤十字病院救護班 1 班阿蘇圏域南阿蘇村 滋賀県支部 大津赤十字病院 大津赤十字志賀病院 救護班 1 班上


TEC-FORCE 制度の概要 TEC-FORCE( 緊急災害対策派遣隊 ) とは大規模自然災害が発生し 又は発生するおそれがある場合において被災地方公共団体等が行う 被災状況の迅速な把握 被害の発生及び拡大防止 被災地の早期復旧その他災害応急対策に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施することを目

4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

ア活動中 (4 月 28 日 ( 木 )22:00~5 月 1 日 ( 日 )22:00) 支部 派遣元 施設 派遣救護班派遣圏域活動場所 北海道支部伊達赤十字病院救護班 1 班上益城圏域益城町 第 1 益城町 宮城県支部 仙台赤十字病院 救護班 1 班 上益城圏域 益城町総合体育館 山形県支部 北

地震発生後の九州地方整備局の活動 4 月 16 日の夜明け 本震の後に再度調査を実施しておりま す その際は 道路崩壊の調査 土砂崩壊の箇所の調査 被 災地に入るための安全ルートの確認等を実施しております 次に九州地方整備局の活動について紹介させていただき ます まず最初に地震発生後の初動体制につい

市町村支援の状況について

日本医師会ニュース「平成28年熊本地震」:情報提供第八報

熊本地震の緊急調査報告

【最終】1607広報嘉麻621-2.indd

4 月 28 日 16 時 00 分時点 平成 28 年熊本地震についての国土交通省の対応状況 国土交通省の主な対応状況 (1) 住環境 二次的避難所の確保 全旅連等に九州全域の旅館 ホテルへの被災者の受入れを要請し 保健師 が各避難所で聴取した利用希望をもとに 4 月 27 日現在 熊本県 福岡

ア活動中 (4 月 27 日 ( 水 )22:00~28 日 ( 木 )22:00) 支部 派遣元 施設 派遣救護 班 派遣圏域 活動場所 第 1 北海道支部伊達赤十字病院救護班 1 班上益城圏域嘉島町 福島県支部福島赤十字病院救護班 1 班上益城圏域益城町 群馬県支部前橋赤十字病院救護班 1 班阿

ア活動中 (5 月 11 日 ( 水 )00:00~12 日 ( 木 )00:00) 支部 派遣元 施設 派遣救護班派遣圏域活動場所 第 1 北海道支部 北見赤十字病院救護班 1 班上益城圏域 旭川赤十字病院救護班 1 班上益城圏域 保健福祉センターはぴねす 広安西小学校 益城中央小学校他 第 3

4 月 16 日 ~ 避難所支援 南阿蘇村社会福祉協議会では 発災直後より久木野総合福祉センターで避難者に対する支援や救援物資の対応などにあたった 衛星通信による電話設置 熊本地震 南阿蘇村災害ボランティアセンター立ち上げ 24 時間体制で避難所の対応 4 月 20 日 ~ 久木野総合福祉センター内

資料 1 熊本県地震災害に係る第 1 回災害ボランティアバス ( 県内災害ボランティア支援団体等 ) の結果について ひょうごボランタリープラザでは 4 月 19 日の第二次先遣隊による調査結果を踏まえ 様々な分野で被災地支援を進めるため 下記のとおり県災害ボランティア支援団体等による災害 ボランテ

先行的評価の対象とするユースケース 整理中. 災害対応に関するユースケース. 健康に関するユースケース. 移動に関するユースケース. 教育に関するユースケース. 小売 物流に関するユースケース 6. 製造 ( 提供した製品の保守を含む ) に関するユースケース 7. 農業に関するユースケース 8.

(2) 日赤災害医療コーディネートチームの派遣日赤災害医療コーディネートチームを熊本県支部災害対策本部及び 御船地区 阿蘇地区等に派遣し 救護班の活動調整や医療救護関係機関等との調整 協議にあたり 医療救護活動の戦略案の策定や 熊本県支部災害対策本部への助言等を行いました これまでに 21 チームを

V大阪58H1-H4

全国アスベスト適正処理協議会

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災害救護速報 平成 28 年 4 月 23 日 ( 土 )15:00 現在事業局救護 福祉部救護課 TEL: /FAX: 内容 数値等は 随時更新されます 下線部は前回速報からの追加 変更箇所 平成 28 年熊本地震災害に対する日本赤十字社の対応について

九州地方の主な地震活動

資 料 1

この資料は速報値であり 後日の調査で変更されることがあります 時間帯 最大震度別回数 震度 1 以上を観測した回数 弱 5 強 6 弱 6 強 7 回数 累計 4/14 21 時 -24 時 /15 00 時 -24 時 30


第 3 節利活用 上記のとおり 各情報発信手段は概ね問題なく活用されていたが 間接広報手段の積極的な活用 入力 確 認のフォーマット化と入力支援の環境整備 発信情報のメンテナンス テレビ (L 字情報 ) の更なる活用 に 対する課題や期待が挙げられた 以下では これらの課題や期待を実現するための手

熊本地震に係る対応について

大津市避難所運営マニュアル

関係機関と連携した取組 雇用調整助成金を活用した雇用維持について 福祉施設 医療施設への周知を 福祉部局 医療部局と連名で (5 月 10 日 ) 旅館業界への周知を 衛生部局と連名で (5 月 11 日 ) 自治体等に対し要請 塩崎厚生労働大臣 とかしき厚生労働副大臣 三ツ林厚生労働大臣政務官が

平成 28 年熊本地震における対応 平成 28 年熊本地震 ( 前震 :4/14 本震 :4/16) において 電力 ガス等の分野で供給支障等の被害が発生 関係事業者が広域的な資機材 人員の融通を実施するなど 迅速な復旧に努めた結果 当初の想定よりも 早期の復旧が実現 また 復旧見通しを早い段階で提

1 平成 28 年熊本地震の概要 発生日時 前震 平成 28 年 4 月 14 日 21 時 26 分 本震 平成 28 年 4 月 16 日 1 時 25 分 震央地名熊本県熊本地方同左 マグニチュード 震度 6 弱以上を観測した自治体 震度 7 益城町益城町 西原村 震度 6 強

水俣市 津奈木町大分県 : 大分市 臼杵市 津久見市 佐伯市 玖珠町宮崎県 : 延岡市鹿児島県 : 長島町 (3) 津波津波注意報平成 28 年 4 月 16 日 1 時 27 分気象庁発表有明 八代海 4 月 16 日 2 時 14 分解除 (4) 地震活動状況 (4 月 14 日 21 時 26

事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

<4D F736F F F696E74202D BD90AC E8C46967B926E906B82CC96688DD0CADFC8D92894ED8A518ED290948D C593FC82E

14 4 月 27 日 10 時 00 分時点 平成 28 年熊本地震についての国土交通省の対応状況 国土交通省の主な対応状況 (1) 住環境 二次的避難所の確保 全旅連等に九州全域の旅館 ホテルへの被災者の受入れを要請し 保健師が各避難所で聴取した利用希望をもとに 4 月 26 日現在 熊本県 福

目 次 支援策 手続きの名称等 頁 1 り災証明書の発行 1 2 被災者の生活再建支援 1 3 災害弔慰金等の支給 1 4 災害義援金の支給 1 5 生活福祉資金 ( 住宅補修費 災害援護費 ) の貸付 1 6 住宅ローンの返済 1 7 自宅再建に係る住宅ローンの利子の助成 2 8 日本財団わがまち

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図 2 県消費生活センターにおける相談件数の推移 (1 週間ごと ) 地震関連地震以外 H27 年度 数字は震災関連相談数 /15 2 4/22 3

平成 28 年熊本地震 における被災地への支援について ( 中間報告 ) 平成 28 年 4 月 14 日に発生した 熊本地震 に対しては, 発災直後から, 緊急消防援助隊や応急給水応援隊を被災地に派遣するとともに,16 日の本震直後には, 職員の緊急参集を行い, 災害対策本部を立ち上げ, 福岡市内

14 4 月 26 日 12 時 00 分時点 平成 28 年熊本地震についての国土交通省の対応状況 国土交通省の主な対応状況 (1) 住環境 二次的避難所の確保 全旅連等に九州全域の旅館 ホテルへの被災者の受入れを要請 全旅連は 他県の宿泊施設についても 熊本県からの要請があり次第 受入用意あり

団体別アンケート一覧.xls

2 福岡市の主な取組み福岡市においては, 命と直結する地震発生直後の支援については, スピードが最大の付加価値 となることや, 物資の仕分けやボランティアの配置については, 被災自治体に極力負担をかけない方法で行う必要がある ことなどを基本スタンスとして, 自己完結型支援 に取り組んだ また, WI

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平成 30 年 7 月豪雨に伴う岩手県応援本部の対応状況 平成 30 年 7 月 13 日 14 時 00 分現在 岩手県総務部総合防災室防災危機管理担当 電話 019(629) 平成 30 年 7 月豪雨により甚大な被害を受けた被災道府県を支援するため 7 月 10 日 10 時

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161019_発表資料_後日訂正版_HP用

長崎県 : 諫早市 島原市 雲仙市熊本県 : 荒尾市 南関町 人吉市 あさぎり町 山江村 水俣市 津奈木町大分県 : 大分市 臼杵市 津久見市 佐伯市 玖珠町宮崎県 : 延岡市鹿児島県 : 長島町 (3) 津波津波注意報平成 28 年 4 月 16 日 1 時 27 分気象庁発表有明 八代海 16

熊本地震における応急仮設住宅等と地域支え合いセンターの現状と課題

H30年度助成応募書

熊本地震に係る広域応援検証・評価について[最終報告]

基礎 Q 地震の原因や特徴は? A 活断層の横ずれで発生し 余震の規模が大きいのが特徴です 日の熊本地震 M6.5) は 活断層 日奈久 ひなぐ ) 断層帯 の北側の一部がずれて起きました 余震が多発し その規模が大きいのも特徴です 同時多発的な地震が起きている九州中央部では活断層が連なる 別府 島

浦河沖を震源とする地震(第2報)

78 第 2 部広域応援の実態 ている さらに上記だけでは被災者の救援等の対策が十分実施できない場合は 全国知事会の調整の下で 全国都道府県における災害時の広域応援に関する協定 ( 平成 24 年 5 月 18 日締結 ) が発動する仕組みとなっており 今回の震災ではこれらの重層的なバックアップ体制

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

2 活断層との関係 第 1 章熊本地震の概要第 1 節熊本地震の発生状況や特徴等 2 活断層との関係 熊本地震の地震活動領域には 布田川断層帯 日奈久断層帯が存在しており 国の地震調査研究推進本部地震調査委員会によると M6.5 の前震は日奈久断層帯の高野 白旗区間の活動 M7.3 の本震は布田川断

佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1

Transcription:

平成 28 年 5 月 2 日 ( 月 ) 災害救援情報 福岡県社会福祉協議会福岡県共同募金会発行 TEL (092)584-3377 FAX (092)584-3369 第 11 号 平成 28 年熊本地震 に伴う災害ボランティアセンター 支援に係る県内市町村社協職員派遣者の決定について ( 第 6 クールから第 8 クール分 ) 平成 28 年熊本地震 に伴う災害ボランティアセンタ支援に係る県内市町村社協職員派遣について 各市町村社協から提出いただいた意向調査票をもとに 過去の災害ボランティアセンター運営や支援の経験等を踏まえ 総合的に協議 検討した結果 下記のとおり派遣者を決定しました なお 第 9 クール以降については 九州ブロックからの依頼があり次第 調整いたします クール派遣期間社協名氏名 第 6 5 月 10 日 ( 火 ) から 5 月 14 日 ( 土 ) 第 7 5 月 14 日 ( 土 ) から 5 月 18 日 ( 水 ) 第 8 5 月 18 日 ( 水 ) から 5 月 22 日 ( 日 ) 福岡県八女市宮若市中間市福岡県春日市田川市筑前町福岡県うきは市須恵町鞍手町 岡山裕之末継雄司遠藤大祥中井信介中島栄一園木崇嗣平畑尚史甲斐智英大鶴啓行中川史高山内機長池本賢一 1

緊急小口資金特例貸付に係る職員派遣について 平成 28 年熊本地震の発生を受け 生活福祉資金 ( 緊急小口資金 ) の特例貸付実施に伴い 全社協から 下記のとおり熊本県内の各市町村での特例貸付の受付業務の支援のための職員派遣要請があり 第 1 第 2 クールについて 本会職員を各 2 名派遣することとしました 1 派遣職員配置市町村熊本市 益城町 宇土市 宇城市 阿蘇市 合志市 大津町 菊陽町 南阿蘇村 西原村 御船町 嘉島町 甲佐町 2 特例貸付実施時期平成 29 年 5 月 9 日 ( 月 ) から 1 か月程度 ただし 熊本市 宇土市 阿蘇市 南阿蘇村 西原村は 6 日 ( 金 ) から実施 3 派遣期間及び担当ブロック クール期間担当ブロック 第 1 第 2 第 3 5 月 6 日 ( 金 )~8 日 ( 日 ) 九州 中国 四国 5 月 8 日 ( 日 )~13 日 ( 金 ) 九州 中国 四国 近畿 5 月 15 日 ( 日 )~20 日 ( 金 ) 関東 (A B) 北海道 東北 第 4 クール以降の支援については 受付開始後の申込み動向を踏まえ 全社協と熊本県社協が協議のうえ決定する 2

災害ボランティアセンター等の動きについて 熊本県内災害ボランティアセンター等について 下記については 市町村ごとに受入対象や取組内容が異なっています また 状況は刻々と変化しています 詳細は 必ずその都度確認してください 社協名内容 HP アドレス等 熊本県 熊本県災害ボランティセンターを 4 月 15 日 ( 金 ) から熊本県社協内に設置 熊本県社会福祉協議会 HP http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/ 熊本市 益城町 宇城市 4 月 22 日 ( 金 ) に 熊本市災害ボランティアセンター を開設 避難所の運営支援 被災家屋の清掃等の活動が行われています また 4 月 30 日 ( 土 ) より熊本市東区に熊本市災害ボランティアセンターのサテライト施設を開設 被害の大きい市内東区を中心に効率的にボランティア活動が展開できるような体制となっています 4 月 21 日 ( 木 ) に 益城町災害ボランティアセンター を開設 避難所の支援や物資の配送を中心にボランティア活動が行われています 4 月 25 日 ( 月 ) に 宇城市災害ボランティアセンター が開設 個人宅の片付けを中心に活動を行っています 熊本市社会福祉協議会 HP http://www.kumamoto-city-csw.or.jp/ 熊本市社会福祉協議会 Facebook http://ur0.work/tixe 益城町社会福祉協議会 http://www.mashiki-shakyo.or.jp/ 益城町災害ボランティアセンター Facebook https://www.facebook.com/kumamoto.ma shiki/?fref=ts 宇城市社会福祉協議会 http://www.shakyou-uki.jp/ 3

社協名内容 HP アドレス等 西原村 阿蘇市 南阿蘇村 大分県竹田市 御船町 菊陽町 宇土市 4 月 24 日 ( 日 ) に 西原村災害ボランティアセンター を開設 4 月 29 日 ( 金 ) より安全が確認された住居や街路灯の片づけ 避難所支援 物資の仕分けなどが行われています 4 月 26 日 ( 火 ) に 阿蘇市災害ボランティアセンター を開設 被災現場における家屋の片づけなどを中心に活動が行われています 4 月 20 日 ( 水 ) に 南阿蘇村災害ボランティアセンター を開設 避難所の運営と救助物資の仕分けなどの活動が行われています 5 月 1 日 ( 日 ) に南阿蘇と連携し 関係団体と協力して 南阿蘇支援竹田ボランティアキャンプ を開設 熊本市から南阿蘇に通じる主要道路が土砂崩れで通れなかったり 余震で崩れる危険もあるため大分県側から安全なルートを確保されます ボランティア活動にあたっては 事前申し込みが必要 4 月 29 日 ( 金 ) に 御船町災害ボランティアセンター を開設 避難所の支援 救援物資の仕分け及び宅配 安全が確認できた家屋 敷地内の片付けなどが行われています 4 月 22 日 ( 金 ) に 菊陽町災害ボランティアセンター を開設 被災家屋の清掃や物資仕分け作業の活動が行われています 宇土市災害ボランティアセンター を開設 清掃センターでの仕分け 避難物資の仕分け 避難所のお手伝いなどの活動が行われています 西原村災害ボランティアセンター Facebook http://ur0.link/topg 西原村社会福祉協議会 http://www.asoyamabiko.hinokuni-net. jp/nishihara/ 阿蘇市社会福祉協議会 http://www.aso.ne.jp/a-syakyo/ 南阿蘇村社会福祉協議会 http://www.asoyamabiko.hinokuni-net. jp/minamiaso/index.html 南阿蘇支援ボランティア竹田ベースキャンプ公式 HP http://shienp.net/taketabasecamp 竹田市災害ボランティア関連情報 https://www.facebook.com/taketabase/ 竹田市社会福祉協議会 http://taketa-syakyo.com/ 御船町災害ボランティアセンター Facebook http://urx2.nu/trpq 御船町社会福祉協議会 http://www.shakyo.or.jp/hp/1664/ 菊陽町社会福祉協議会 Facebook https://www.facebook.com/kikuyo.saig aivc/?fref=ts 菊陽町社会福祉協議会 http://swkikuyo.or.jp/ 宇土市災害ボランティアセンター twitter https://twitter.com/utovc?ref_src=tw src%5etfw 宇土市社会福祉協議会ホームページ http://www.utoshakyou.jp/ 4

社協名内容 HP アドレス等 嘉島町 大津町 4 月 26 日 ( 火 ) に 嘉島町災害ボランティアセンター を開設 避難所に係る支援物資の仕分け 配布作業 給水作業を中心に活動が行われています 4 月 22 日 ( 金 ) に 大津町災害ボランティアセンター を開設 避難所運営のお手伝いや清掃活動 救援物資受け入れのお手伝い 指定避難所周辺の清掃等 高齢者宅の瓦礫の清掃や室内の片づけ等を中心に活動が行われています 嘉島町ホームページ http://www.town.kashima.kumamoto.jp/q /aview/701/822.html 嘉島町 Facebook http://qq3q.biz/tyoq 大津町社会福祉協議会 http://o-shakyo.info/ 大津町社会福祉協議会 Facebook http://urx.mobi/tpeb 大津町社会福祉協議会ブログ http://blog.goo.ne.jp/o-shakyo 菊池市 4 月 19 日 ( 火 ) に 菊池市災害ボランティアセンター を開設 敷地内や家屋の片づけを中心に活動が行われています 菊池市社会福祉協議会 http://kikuchi-shakyo.or.jp/ 菊池市社会福祉協議会 Facebook https://www.facebook.com/kikuchi.shak yo 甲佐町 4 月 25 日 ( 月 ) に 甲佐町災害ボランティアセンター を開設 被災者宅の片づけ等を中心に活動が行われています 甲佐町社会福祉協議会 http://kosa-shakyo.or.jp/ 合志市 山都町 4 月 22 日 ( 金 ) に 合志市災害ボランティアセンター を開設 要援護者の方を対象に 生活復旧を目的としたボランティア活動が行われています 4 月 21 日 ( 木 ) にボランティアについての総合相談窓口として 山都町災害ボランティアセンター総合相談窓口 を開設 支援物資の搬入 搬出 数量確認と避難所での調理支援等の活動が行われています 合志市社会福祉協議会ホームページ http://www.koshi-shakyo.or.jp/top/ 合志市社会福祉協議会 Facebook http://urx2.nu/trcj 山都町社会福祉協議会 http://yamatoshakyo.or.jp/ 5

大分県内災害ボランティアセンター等について 下記については 市町村ごとに受入対象や取組内容が異なっています また 状況は刻々と変化しています 詳細は 必ずその都度確認してください 社協名内容 HP アドレス等 由布市 4 月 20 日 ( 水 ) に 由布市災害ボランティアセンター を開設 支援要請がほとんどなくなったため 4 月 26 日 ( 火 ) をもって 新規ボランティアの募集を終了されました ボランティア登録をされている方には 今後 状況により支援要請を行われます 由布市社会福祉協議会 http://yufu-shakyo.jp/ 四国ブロック 中国ブロック 近畿ブロックの支援 4 月 28 日 ( 木 ) より 四国ブロック 中国ブロック 近畿ブロックが熊本県内の各災害ボランティアセンターの運営支援を行っています 5 月 1 日 ( 日 ) は 四国ブロックより 5 名 中国ブロックより 6 名 近畿ブロックより 14 名の職員が 熊本県内の各社協支援のために応援に入っています ボラサポ 九州 の募金について 中央共同募金会では 熊本地震で被災された方がたへの支援 救援活動を行う NPO ボランティアグループなどの活動に役立てていただくため 4 月 19 日より支援金の募金を始められています このたび 募金活動と助成の名称を ボラサポ 九州 ( 正式名称 : 赤い羽根 災害ボランティア NPO 活動サポート募金 九州 ) と決定されました 助成の概要や募金の詳細については 下記 HP をご覧ください 中央共同募金会 http://www.akaihane.or.jp/ 6