【WNI】第二回花粉飛散傾向2018

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ぐに花粉の飛散シーズンに入らなかったのは 暖冬の影響で休眠打破が遅れたことが影響していると考えられます ( スギの雄花は寒さを経験することにより 休眠を終えて花粉飛散の準備に入ると言われています ) その後 暖かい日や風が強い日を中心にスギ花粉が多く飛びましたが 3 月中旬には関東を中心に寒い日が続

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月中旬までの飛散量も昨年より少なく 半分程度の所もあります このため 東北では昨年よりもまだ症状が軽 い傾向ですが シーズンを通した飛散量は平年並で 昨年より多い予想なので 油断は禁物です 右の症状のグラフは スマホアプリ ウェザーニュースタッチ の 花粉 Ch. に 2017 年 1 月 19 日

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<2014年の花粉飛散傾向発表。2月上旬から花粉シーズン到来、対策は1月から>

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通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

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1 1 A % % 税負 300 担額

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年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

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海08:30~17:30 月火水木金土日祝北道08 健診機関リスト 北海道 リ P ト ス リ P 健診 リ P 健 健診 P 健診 リ P リ スリ 診 P リ P 健診 P 健 P ス P P P 健 P 健診 P P P P 健 健診 診 P P P リ P 機 機 P 健 ス 健 リ P P

人口増加に転じた宮城県, 人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県 人口増減率を別にみると, 増加は8 都県となっており, 東京都が0.53% と最も高く, 次いで沖縄県が4%, 愛知県が1%, 埼玉県が0.14%, 神奈川県が0.13% などとなっている 一方, 減少は39 道府県となっており, 秋田

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NEWS RELEASE ウェザーニューズ 都道府県ごとの花粉飛散開始時期とピークを発表 2017 年 12 月 5 日 花粉シーズン開始は 2 月初め 飛散パターンは メリハリ型 の予想 西 東日本の飛散ピークは 3 月上旬 飛散量は全国的に少なめの平年比 65% に 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 2018 年シーズンの第二回スギ ヒノキ花粉飛散傾向を発表しました 本発表は 花粉症に悩む方がいち早く花粉傾向を把握し 早めの対策に役立てていただくことを目的としています 今冬は平年並の寒さとなるところが多く 花粉シーズンの開始時期も平年並となる予想です 2018 年のスギ花粉は 2 月初めに九州南部や関東を中心に飛散が始まり 2 月中旬には近畿や東海など西 東日本の広範囲で飛び始め 3 月中旬にかけて飛散エリアは東北へ拡大します 西 東日本の広範囲で飛散ピークを迎えるのは スギ花粉は 3 月上旬 ヒノキ花粉は 3 月下旬 ~4 月中旬の予想です 飛散パターンは 暖冬だった 2017 年シーズンが ダラダラ継続型 だったのに対し 2018 年シーズンは短期集中の メリハリ型 となる見通しです また 飛散量は全国で平年 (2008 年 2017 年平均 ) の 65% となる見込みで 東日本を中心に平年の 50% 未満となる地域もある予想です ただ どのエリアも晴れて暖かくなる日や風が強い日には大量飛散の恐れがあるので 油断できません 花粉シーズンを迎える前に 飛散の特徴と注意点を確認し 早めの対策をしっかりと行ってください <ポイント> ü ü ü 今冬は平年並の寒さとなり 花粉の飛散開始は九州南部や関東の早い所で 2 月初めの予想 飛散パターンは 2017 年シーズンが ダラダラ継続型 だったのに対し 来春は メリハリ型 に 西 東日本の飛散ピークは スギ花粉は 3 月上旬 ヒノキ花粉は 3 月下旬 4 月中旬 本プレスリリースの素材ダウンロードはこちら ウェブ版プレスリリース 第二回花粉飛散傾向 https://jp.weathernews.com/news/20244/ 2018 年シーズンの花粉飛散傾向 飛散開始時期 : 九州南部や関東の早い所で 2 月初めから 飛散パターンは メリハリ型 に スギの雄花は 冬の寒さを経験することで 休眠から目覚め ( 休眠打破 ) 寒さがピークを 過ぎて暖かくなると 花粉を飛ばし始めます このため 冬の適度な寒さと春の気温の上昇 が 飛散開始のタイミングを左右します 花粉の飛散開始時期に影響する 2017 年 12 月 2018 年 2 月の気温は平年並となる所が 多くなる予想です このため 休眠打破が適 度に起こり 2018 年シーズンのスギ ヒノキ花 粉の飛散開始時期も 全国的に平年並とな スマホアプリ ウェザーニュースタッチ をダウンロード後 お知らせ からアクセス 第二回花粉飛散傾向 の詳細はこちら ウェザーニュースウェブサイト 第二回花粉飛散傾向 からアクセス https://weathernews.jp/s/topics/201712/030145/

る予想です 暖冬だった 2017 年シーズンの飛散パターンが ダラダラ継続型 だったのに対し 2018 年シーズンは短期集中の メリハリ型 となる見通しです 2 月初めには九州南部や関東を中心に飛散が始まり 2 月中旬には近畿や東海など西 東日本の広範囲で 2 月下旬には北陸や東北南部 3 月上旬には東北北部でも飛散が始まる予想です 飛散開始時期は 1 月末以降の寒さが緩むタイミングに大きく左右されるため 最新の情報をご確認ください また 都道府県ごとの飛散開始は ウェザーニューズ独自の花粉観測機 ポールンロボ にて 1 日に 10 個以上の花粉を観測した日が 2 日以上あった場合にそのエリアの飛散開始と定義し 発表していきます 飛散ピーク時期 : 西 東日本ではスギ花粉は 3 月上旬 ヒノキ花粉は 3 月下旬 4 月中旬スギ花粉の飛散ピークは 九州や四国 関東など早い所で 2 月下旬 西 東日本の広範囲で 3 月上旬 東北では 3 月中旬 下旬の予想です 3 月が終わりに近づくとスギ花粉のピークは越え 代わって西日本からヒノキ花粉が増えていきます 九州や東海 関東では 3 月下旬 ~4 月上旬 中国や四国 近畿では 4 月上旬 ~ 中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です また シラカバ花粉が飛散する北海道では 道南 道央はゴールデンウィーク前後 道北 道東は 5 月中旬に飛散ピークを迎える予想です 予想飛散量 : 全国的に少なめ! 平年の 65% 予想 関東は最大 70% 減も 2018 年のスギ ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は 全国で平年の 65% となる見込みで 東日本を中心に平年の 50% 未満となる地域が目立ちます 特に 記録的な日照不足となった関東は 東京都で平年の 50% 茨城県では平年の 28% となる予想です 一方 九州北部や青森県 北海道 ( シラカバ花粉 ) では 平年の 110% 以上と飛散量が多くなる地域もあります 全国的に花粉飛散量が多かった 2017 年シーズンと比べてみても 三重県や静岡県 関東北部では 50% 未満と 大きく下回る予想となっています ただ 風が強い日や雨の降った翌日などは一時的に花粉の飛散が増えるため 油断できません 飛散量が平年より少ない予想でも油断せず 花粉シーズンへの備えが必要です

ウェザーニューズの花粉飛散量の予想根拠について ウェザーニューズでは 12017 年夏 秋の天候 2 年ごとの飛散量傾向 ( 飛散量が多い表年 少ない裏年の 関係 ) 3 雄花リポートを分析して 花粉の飛散量を予想しています 12017 年夏 秋の天候前年の夏に十分な日照があり 気温が上昇するほど植物の光合成が盛んになり スギやヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量が多くなる傾向があります ( 北海道のシラカバ花粉も同様 ) また 秋の天候が雄花の中で生成される花粉数に影響を与えるともいわれています 2017 年の7 月は高気圧に覆われて晴れたところが多くなりました ただ 8 月は東日本や東北太平洋側を中心に低気圧や前線 冷たく湿った風 ( やませ ) の影響で曇りや雨が続き 記録的な日照不足となったところもありました さらに秋も台風第 21 号 22 号や秋雨前線 低気圧の影響により 全国的に曇りや雨の日が多くなりました つまり 2017 年の夏 秋ともに雄花の生育や花粉の生成に適した天候ではなかったと言えます このため 2018 年シーズンは 全国的に平年よりも花粉量が少ない見通しです 2 年ごとの飛散量傾向花粉の飛散は多い年と少ない年が交互にやってくることが多く 花粉が多く飛散する 表年 の翌年は 飛散量が減少する 裏年 となる傾向があります 2017 年は多くのエリアで 表年 だったため 2018 年は 裏年 となり 花粉の飛散量が減少する予想です ただ 北海道や九州では 表年 裏年 の飛散量の増減があまり明瞭ではなく 夏の天候に大きく影響される傾向があります 3 雄花リポート ウェザーニューズには ウェザーリポーターと呼ばれる会員から スマートフォンなどを通して 天気や植物などに関する様々なリポートが 1 日に平均 18 万通寄せられます 今回の花粉飛散予想では ウェザーリポーターと花粉の発生源となるスギ雄花を調査した 雄花リポート (2017 年 11 月 11 日 ~19 日実施 ) を活用しています 雄花リポート を調べたところ 全国的に 例年より少ない 同じくらい という報告が 2016 年の同調査よりも多く届きました 下記の写真は 期間中にウェザーリポーターから届いたスギの 雄花リポート です 秋田県横手市 神奈川県秦野市 群馬県伊勢崎市 山梨県富士川町 普通かな!? 多くは無い 全体的に去年より少ないです 去年と同じようです 全体的に 例年より少ない気がします

滋賀県長浜市 広島県北広島町 高知県土佐市 熊本県菊陽町 今年は少なめ バラつきがあるものの 去年より明らかに少ない 昨年と同じ位ついているように感じます 雄花は育ってないと思います エリアごとの花粉飛散傾向スギ ヒノキ花粉の飛散傾向エリア ( 北海道はシラカバ花粉 ) この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 3 月下旬以降 寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始め 道南など早い所では4 月上旬 その他は4 月下旬に花粉シーズンに入るとみています 飛散ピークは 道南や道央ではゴールデンウィーク前後 道北や道北海道東では5 月中旬で 6 月に入ると段々と飛散量は少なくな ( シラカバる見込みです 花粉 ) シラカバ花粉の飛散量は平年の111% 2017 年シーズンの85% 程度とみています 飛散量は2017 年シーズンよりやや少ない見込みですが 平年を上回る予想なので 油断せずに対策をしてください スギ ヒノキ花粉の飛散ピーク予想 ( 北海道はシラカバ花粉 ) 東北北部 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 3 月になると段々寒さが緩み 太平洋側から花粉シーズンに入る予想です 飛散ピークは 3 月中旬 下旬で 4 月中旬以降から飛散量は段々と少なくなる見込みです 飛散量は地域によってややバラつきがあり 平年の 68% 117% 2017 年シーズンの 85% 121% 程度とみています どのエリアも晴れて暖かくなる日や風が強い日には大量飛散の恐れがあるので 注意が必要です なお 東北北部で春に飛散するのは主にスギ花粉で ヒノキ花粉はほとんど飛散しません

東北南部 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月下旬 3 月上旬に太平洋側から花粉シーズンに入る予想です 飛散ピークは 3 月上旬 中旬で 4 月中旬以降から飛散量は段々少なくなる見込みです 予想される飛散量は 平年の 53%~67% 2017 年シーズンの 86 116% 程度とみています どのエリアも晴れて暖かくなる日や風が強い日には大量飛散の恐れがあるので 注意が必要です なお 東北南部で春に飛散するのは主にスギ花粉で ヒノキ花粉はほとんど飛散しません 関東 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月上旬には花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬にスギ花粉 3 月下旬 4 月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年を大きく下回り 2017 年シーズンと比べても 43% 77% 程度に留まる見込みです ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください 北陸 甲信北部 ( 長野県北部 ) この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月下旬に花粉シーズンに入る予想です その後 3 月上旬にスギ花粉 4 月中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 46% 57% 2017 年シーズンの 50% 101% 程度とみています ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください なお 北陸で春に飛散するのは主にスギ花粉で ヒノキ花粉は少ない傾向にあります

東海 甲信南部 ( 山梨県 長野県中南部 ) この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月上旬 中旬に花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬 ~3 月上旬にスギ花粉 3 月下旬 4 月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年を大きく下回り 2017 年シーズンと比べても 34% 68% 程度に留まる見込みです ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください 近畿 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで南部から花粉が飛び始め 2 月上旬 中旬に花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬 ~3 月上旬にスギ花粉 4 月上旬 ~ 中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 42% 89% 2017 年シーズンの 54% 89% 程度に留まる見込みです ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください 山陰 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月下旬に花粉シーズンに入る予想です その後 3 月上旬にスギ花粉 4 月上旬 ~ 中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 70% に留まる見込みです ただ 2017 年シーズンと同程度となる予想なので 2017 年シーズンに花粉症の症状が辛かった方は特に注意が必要です

山陽 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月中旬に花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬 ~3 月上旬にスギ花粉 4 月上旬 ~ 中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 71% 89% 2017 年シーズンの 66% 92% 程度に留まる見込みです ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください 四国 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月中旬に花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬にスギ花粉 4 月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 45% 87% 2017 年シーズンの 52% 89% 程度に留まる見込みです ただ 風の強い日や雨上がりの晴天時などは大量飛散の恐れがあるので 油断せず対策をしてください 九州北部 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 2 月の寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月中旬には花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬にスギ花粉 3 月下旬 ~4 月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 地域によってややバラつきがあり 平年の 65% 119% 2017 年シーズンの 59% 101% 程度とみています どのエリアも晴れて暖かくなる日や風が強い日には大量飛散の恐れがあるので 注意が必要です

九州南部 この冬は平年並の寒さとなって休眠打破が適度に起こり 花粉シーズンの開始時期は平年並となる見込みです 寒さが緩むタイミングで花粉が飛び始め 2 月中旬には花粉シーズンに入る予想です その後 2 月下旬にスギ花粉 3 月下旬 ~4 月上旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えるとみています 予想される飛散量は 平年の 101% 107% 2017 年シーズンの 91% 118% 程度とみています どのエリアも晴れて暖かくなる日や風が強い日には大量飛散の恐れがあるので 注意が必要です 各都道府県の花粉飛散傾向 都道府県 花粉飛散量 ( 平年比 :%) 花粉飛散量 (2017 年比 :%) 花粉シーズンイン予想 花粉シーズンアウト予想 北海道 111 85 4 月下旬 6 月上旬 青森県 117 107 3 月中旬 5 月上旬 岩手県 68 121 3 月上旬 5 月上旬 秋田県 76 85 3 月中旬 5 月上旬 宮城県 61 116 2 月下旬 5 月上旬 山形県 67 97 3 月上旬 5 月上旬 福島県 53 86 2 月下旬 5 月上旬 茨城県 28 43 2 月上旬 5 月上旬 栃木県 30 46 2 月中旬 5 月上旬 群馬県 30 47 2 月中旬 5 月上旬 埼玉県 48 77 2 月上旬 5 月上旬 千葉県 51 65 2 月上旬 5 月上旬 東京都 50 71 2 月上旬 5 月上旬 神奈川県 51 69 2 月上旬 5 月上旬 山梨県 45 68 2 月中旬 5 月上旬 長野県 47 59 2 月下旬 5 月上旬 新潟県 59 101 2 月下旬 5 月上旬 富山県 46 50 2 月下旬 5 月上旬 石川県 57 65 2 月下旬 5 月上旬 福井県 55 67 2 月下旬 5 月上旬 静岡県 32 34 2 月上旬 5 月上旬 愛知県 48 58 2 月中旬 5 月上旬 岐阜県 49 57 2 月中旬 5 月上旬 三重県 31 34 2 月中旬 5 月上旬

滋賀県 42 54 2 月下旬 5 月上旬 京都府 69 80 2 月下旬 5 月上旬 大阪府 55 60 2 月中旬 5 月上旬 兵庫県 77 88 2 月中旬 5 月上旬 奈良県 51 83 2 月中旬 5 月上旬 和歌山県 89 89 2 月中旬 5 月上旬 岡山県 71 66 2 月中旬 5 月上旬 広島県 75 74 2 月中旬 5 月上旬 鳥取県 70 108 2 月下旬 5 月上旬 島根県 70 97 2 月下旬 5 月上旬 山口県 89 92 2 月中旬 5 月上旬 徳島県 55 57 2 月中旬 5 月上旬 香川県 55 56 2 月中旬 5 月上旬 愛媛県 87 89 2 月中旬 5 月上旬 高知県 45 52 2 月中旬 5 月上旬 福岡県 115 101 2 月中旬 4 月下旬 佐賀県 119 100 2 月中旬 4 月下旬 長崎県 111 75 2 月中旬 4 月下旬 大分県 65 59 2 月中旬 4 月下旬 熊本県 83 66 2 月中旬 4 月下旬 宮崎県 101 91 2 月上旬 4 月下旬 鹿児島県 107 118 2 月中旬 4 月下旬 全国 65 75 - - 花粉飛散量の平年値 :2008 年 2017 年の 10 年平均飛散量 花粉飛散量の求め方について花粉の飛散量は 沖縄県を除く 46 都道府県に約 1,000 台 (2017 年 ) 設置された花粉観測機 ポールンロボ が観測した数値をもとに算出されています また 花粉飛散傾向の予想は 前年の夏 秋の天候や 年ごとの飛散量傾向 ( 飛散量が多い表年 少ない裏年の関係 ) また全国から寄せられる雄花リポートを分析した結果です