プログレッソ十勝 とことん通信 2017 12/26 第 9 号 この通信は 一ファンがプログレを今日も応援 明日も応援 幸せな気持ちを伝えるだけの情報で す U15.2017 年度総括青木コーチに独占インタビュー!! 個人の夢に向かって プログレッソの形をひとつ築いた 来年はやるしかい 結果を残す 全国大会出場を! とことんインタビュア ) お疲れ様です よろしくお願いします 青木コーチ ) よろしくお願いします U15-レベルが高い タレントも豊富 と ) まず今年度の U15 を振り返って頂けますか 青 ) 今年の U15 は上手な選手がそろっていました 1 年生の時から全国に行くならこの代かと と ) そうですか 青 ) う~ん U14 時期の取り組みに少し問題があったのか と ) 昨年の 3 年生の人数が少なかったので U14 の時から試合出場機会が結構ありましたよね 青 ) 試合には出ていたが 試合 勝敗のポイントと言うか そこの部分を身に付けられていなかった 全国レベルの選手もいる 毎試合出場できるか不安の選手もいる そんな選手層の広いチーム状況の中でどこに照準を合わせていくかが難しかった と ) チーム構成が? 青 ) これまでの経験では中間層のレベルを上げる構想でやってきたが 今年の U15 はタレントが多かったので僕自身に迷いがあった U14- 楽しみ もうやるしかない と )U14 は? 青 ) ここは内に秘めている物が強い また協調性も高い レベルの高い選手もいるし チームとしてまとまれば面白いと思う ただ情熱というか 欲が少ないので そこのところを出せるようにしなければならない また U12 の時に築き上げたサッカーに対しての頭の良さも持っている と ) 期待できそう 青 ) はい 楽しみです 来年は迷いがないので もう行くしかない やるしかないと
2 面 U13- 強くなる要素を持っている と )U13 は? 青 ) この年代は小学校からみている選手も多いので特徴 何を補えばいいのかわかっているので 今後の課題に取り組みやすい この世代は絶対に強くなりますよ 女の子もいる キャラクターも揃っている こういうチームはすでに強くなる要素を持っている と ) ちょっと優し過ぎませんかねぇ ~( 笑 ) 青 ) そうですね そこをこれから僕が 植え付ける ( 笑 ) だから U13 の選手と僕は合うのかな ( 笑 ) 彼らに限ったことではないのですが 最終的には 卒団後行った先のチームでピンと立った選手になって欲しい それを目指して今から各過程で取り組まなければならない 印象に残った試合- 何も言うことはなかった と ) 今年 思い出に残っている試合はありますか? チームの特徴が出た試合やキーポイントになった試合などでも良いですし 青 ) 最終節が一番印象に残っています と ) 室蘭ですか 青 ) はい あの試合は 昇格もない 全国もない中 自分の未来のため 夢のため 応援してくれた人のためとか サッカーをやっている本質に向かって戦っていた あの試合はもう何も言うことはなかった と ) それが観客席にもそれが伝わってきましたよ コーチ 選手が 3 年間取り組んできたことが ひとつひとつのプレーに出て チームメート コーチとの関係性 絆っていうものがピッチと言う舞台で表れていて 涙している親もいました 青 ) 最後の試合でしたからね 高校で家から離れる選手もいますし 成績について- 個人の夢に向かって と ) 成績についてですが 青 ) 申し訳ない 勝敗よりも個人の夢に向かって起用する試合が多かった と ) 選手交代の難しさ 青 ) 誰がどこに適しているか 選手の特徴が出るにはどこで出した方が良いのか 今年はこの適材適所が難しかった 常に違う可能性があるんじゃないか 守備的選手でも攻撃的要素を身に付けるともっと魅力のある選手になるのでは などを考えていた 高校 大学のことを思うと今後必要になってくる部分があるので 今経験させておけることは何か 今取り組まなければならないことは何かを考えて 彼らはこれからの選手たちなので 中学時代から繋げていかなければならない と ) 常に先を見据えて 青 ) はい そして常にやってくれると思ってピッチに送り出す もう一緒に心中するくらいの気持ちで どんな選手でも夢を持ったらやるんですよ と ) すごい! 人は変わる
3 面 と ) クラブユースは選手たちも思い出に残っている人が多いようですが 青 ) 負けた試合 前半から結構チャンスはあった シュートもするが入らず時間が経過していく中で 今度入るから大丈夫だ と選手 観客 僕も一瞬思ってしまった その時 あっ負けると 攻めているから大丈夫 ボールを支配しているから良いと考えてしまってはダメ 練習からどうしたらゴールを奪えるかを突きつめてやらなければいけなかった その時 練習に参加していていた卒団生が前を通過する と )( 卒団生 ) 頼もしいですね 青 ) はい こうなるんですよ 最近卒団生の活躍を見ていて プログレッソ時代に何かもっと出来ることはなかったのかと思うことが良くある と ) はい 青 )U15 でやっていたポジションが そのまま高校でも起用されることが多いので責任を感じる部分があります 逆に ひとつのポジションしかできない選手にならない様に気をつけないと と ) と言いますと? 青 ) 監督にいきなり違うポジションを言われても FW しかやったことがないので僕できません では もうその選手はフェードアウトしていく 中学生までの過程で急に配置を変えられるとか 新しいポジションに挑戦するとか なにか準備や経験が必要 最低 言われたときに やってみます と言えるスタートにいないと と ) しかしこれをカブスのリーグ中にやるわけですよね ちょっと大変 青 ) そうです しかしやらなければならない 急な変更は選手が迷うこともあるし チームがバラバラになることもあるが この先対応力が重要になってくるので と ) 私は誤解していました ( 笑 ) すいません 試合観戦していてコーチがそこまで考えているのは思ってもみませんでした ( 笑 ) おそらく私のような保護者は他にもいるんじゃないかな 青 ) 親御さんには本当に感謝しています 理解してくれて この親御さんだから出来ることなんだと感じています と ) ええ 青 ) プログレッソと言うチームを選んで入団してくれて その感謝の気持ちを 3 年間で返していきたい
4 面 怪我 韓国遠征- 過酷なスケジュールだったが 今後に繋がる と ) さてシーズン中 怪我や韓国遠征がありリーグの戦い方が難しかったのでは? 青 ) 怪我に関しては 練習でこちらからストップさせておけば良かった 無理して それが積み重なり怪我に繋がった選手がいたので それと韓国遠征 7 日間 その帰国後の試合は惨敗 やっぱりちょっと過酷なスケジュールでした と ) 試合では負けましたが 今後のことを考えると彼らにとって韓国遠征は貴重な体験ですよね なかなか国際試合なんて出場できないし 青 ) 選手たちも変わりました 英語や韓国語を話す相手に向かっていきましたね 普段大人しい選手がですよ と ) へぇー プレーも? 青 ) はい 全然違いました 日本人を意識したのでは 俺たちは日本の代表だと と ) 私の人生 そんなこと意識したことないなぁ 青 ) 好成績をあげたので来年以降も話がありそうなので 今年の U15 のお陰です クラブ全体-プログレッソの形 と ) 今年のクラブ全体についてお聞きしたのですが 青 ) 今年はスクールも始めて本当に忙しかった 来年は忙しいのを負ける理由にしたくないので結果も残したい それと 形をひとつ表わせたかな と ) それは? 青 ) はい U12 で言えばそんなに勝てていなかったチームが強くなっていくとか それほど目立たない選手が活躍していくとか U15 では チームの成績はいまいちだが J ユースに入団していくとか と ) それがプログレッソなんですね 青 ) この流れは今後もこだわって続けていきたい
5 面 来年度に向けて- 全国に出る! と ) 来年度に向けてお願いします 青 ) 結果にこだわりたい 今年 1 年 全国大会 1 部昇格の難しさを痛感した 選手が良いから勝てると言う甘いものではなく やっぱり獲りに行かなければ手に入れられない チーム 選手が誇れる結果を残したい と ) これは楽しみ 青 ) クラブとして全国大会出場をひとつ目標にして と )U12 U15 ともにですね 青 ) それと選手たちにはワンランク上げたところで試合をさせたい 常に自分を高める意識を持って と ) ひとつ上がった所でもその意識は続いていく 青 ) 今の U13 14 をみているとワクワク 楽しみしかない 来年は覚悟が決まっている 代表に選ばれるレベルの高い選手もいる 最終学年になるし今年とは違い強く要求していく そして全国に出る! 来年のこのインタビューで全国大会の経験を語ります それが目標ですね 卒団生に-これからも仲間 と ) 来年もこのインタビュー良いですか ( 笑 ) これは楽しみ 最後に卒団生に一言お願いします 青 ) 力があるので ひとりひとり自信を持ってピッチに立ってほしい そしてもっともっと大きい夢とか目標を持って それを言って と ) はい 青 ) そして厳しい状況の中 心が折れた時はプログレッソを思い出して プログレッソの仲間は大きな夢を馬鹿にする人はいないので仲間と会って 話して そして元気になって また厳しい世界に戻っていく と ) プログレッソっていいな 一生 仲間ですね 青 ) これからの彼らの活躍が楽しみです 夢とか頑張っている話を聞いていきたい あとがき青木コーチありがとうございました 1 時間 15 分にわたる熱いお話し 子供たちのことが大好きで心配な様子が伝わってきました 人は夢を持ったら変わる 何かやるんですよ! いい言葉ですね 響きました それでは来年 全国大会の話をたっぷりと