[ 特別障害給付金 ] 国民年金制度の任意加入期間に加入しなかったことにより 障害基礎年金等を受給していない障がい者の方について 国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情にかんがみ福祉的措置として創設された給付金制度です 対象者 平成 3 年 3 月以前に国民年金任意加入対象であった学生 昭和

Similar documents
手当 年金 4-1 障害基礎年金 身 知 精 難 窓口 : 保険年金課国民年金係 ( 電話 FAX ) 病気やケガで障がいがあり 日常生活が困難な方に支給される国民年金です 支給条件( 次のいずれにも該当 ) 1 障がいの原因となった病気 ケガについての初診日に国民年金に

3-2 障害厚生年金 身 知 精 窓口 : 松阪年金事務所 ( ) 窓口 : 松阪年金事務所 ( ) 病気やケガで障がいがあり 日常生活が困難な方に支給される年金です 支給条件 ( 次のいずれにも該当 ) 1 障がいの原因となった病気 ケガについての初診日

障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

<82B582A882E A6D92E894C5816A2E786477>

しおり

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

訪問介護(ホームヘルプサービス)

くらしのおてつだいH30 本文.indd

からだの不自由な人たちのために

Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

支給額 支給月 月額平成 29 年 4 月 ~ 14,580 円 年 4 回 ( 月 ) 障害福祉課 身体障害者手帳又は療育手帳 本人名義の銀行座 印かん 手当認定用診断書又は判定書が必要な場合もあります 個人番号 ( マイナンバー ) カード ( 詳しくは 78 ページをご覧くだ

1 どこに相談すればよいのでしょう?

年金 手当心身障害者扶養共済制度 障がいのある方を扶養している保護者が, 毎月掛金を納めることにより, 保護者が死亡 ( 重度障がいを生じた場合を含む ) した場合, 障がいのある方に年金が支給されます 任意加入の制度です 加入できる保護者の要件障がいのある方 ( 次の 障がいのある方の範囲 を参照

Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

Q1. 特別児童扶養手当ってどんなものですか? 児童の福祉増進を図るため 身体や精神に障害のある 20 歳未満の児童を養育する父母 または父母に代わって養育している人が受給できる手当です ここでの養育の基準は 児童を監護し 生計を維持していることを指します Q2. どの程度の障害だと該当しますか?

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

手当を受けられている方へのお願い手当を受けられている方は 次のようなときには資格喪失となる場合がありますので 必ずご連絡をお願いします (1) 施設に入所したとき (2) 障がいの程度が基準に該当しなくなったとき (3) 亡くなられたとき (4) 病院又は診療所に継続して3ヶ月を超えて入院するに至っ

障害者福祉ハンドブック

障害福祉制度あらまし目次

年金・手当など

しおり2017.indd

児童扶養手当とは 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童の健やかな成長を願い 児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進のために支給する手当です 1 手当を受けることができる人児童扶養手当は 次のいずれかに該当する児童を 父又は母が監護している場合に支給されます ( 父又は母が

1 障害基礎年金 ( 国民年金 ) 国民年金の加入中に けがや病気で障がい者となった場合に 障害基礎年金が受けられます 支給要件 1 国民年金の加入中に初診日のある方 220 歳未満のときに初診日のある方が 20 歳に達したとき 360 歳で加入をやめたが 65 歳以前に初診日があり 老齢年金を繰り

( 参考 ) 国民年金法施行令別表 厚生年金保険法施行令別表第 及び第

§14 障害の状態になったとき又は障害により退職したとき

4 受けられる手当 助成 児童手当 子ども課 ( ) 児童を養育している方に手当を支給することにより 家庭における生活の安定に寄与 し 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的として支給されます * 支給対象 中学校卒業まで (15 歳の誕生日後の最初の 3 月 31 日ま

年金.手当てp28 療育編


2. 特別障害給付金 象 次のいずれかに該当する方で 任意加入していなかった期間に初診日があり 現在 障害基礎年金 1 級 2 級相当の障がいに該当する方 平成 3 年 3 月以前に国民年金任意加入象であった学生 ( 夜間通学 通信制の学生は除く ) 昭和 61 年 3 月以前に国民年金任意加入象で

5. 手当 年金等 各種制度の対象者や支給額は 障害種別 等級 年齢や所得によって異なります 詳細は各担当窓口に お問い合わせください 手当 心身障害者福祉手当 ( 都の制度 ) 支給対象者 20 歳以上であって 次のいずれかの障害を有する方 1 身体障害者手帳 1 2 級 2 脳性まひ 3 進行性

児童扶養手当の受給資格 次のいずれかの要件に該当する児童を養育する ひとり親家庭 ( 母子家庭 父子家庭 ) の親 又は 父母に代わって児童を養育する方 ( 児童と同居し 監護し 生計を維持している祖父母など ) が受給できます なお この制度でいう 児童 とは 18 歳に達する日以後の最初の3 月

第14章 国民年金 

() 障がい年金法令で定める年金の障がい等級に該当する障がいの状態になった場合は, 障がい年金が支給されます 初診日 ( 障がいの原因となった病気やケガで, 初めて医師の診療を受けた日 ) の年齢, 加入していた年金の種類によって, 支給される年金が異なります 障がい者手帳の障がい等級と国民年金厚生

年金・社会保険セミナー

障害共済年金に係る事務

1 対象となる児童及び請求者 次のいずれにあてはまる18 歳に達する日以後最初の3 月 31 日までの児童 ( 中程度以上の障がいがある場合は 20 歳未満の児童 ) を監護している父 ( 母 ) 又は父 ( 母 ) に代わって児童を養育 ( 児童と同居し 生計を維持していること ) している人が請

障害基礎年金はどんなときに受けられるの? 障害基礎年金は 次の条件の全てに該当する方が受給できます 20 歳前 国民年金の被保険者期間中または被保険者の資格を失った後でも 60 歳以上 65 歳未満で日本国内に住んでいる間に 障害の原因となった病気やけがの初診日 ( 用語の明参照 ) があること (

強制加入被保険者(法7) ケース1

児童扶養手当とは 児童扶養手当とは, 父母の離婚などにより父又は母と生計を同じくしていない児 童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進を目的として支給される手当です 小美玉市 30

( 要綱様式 2 号 ) 町村 受付 年 月 日 進達 年 月 日 県保健福 祉事務所 受付年月日 受理年月日年月日 受理番号 ( ) 障害児福祉手当認定請求書 認 定 を 受 けよ う と す る 者 他 制 度 の 1 ( ふりがな ) 氏名 性別 2 生年月日 3 住所 4 特別児童扶養手当

福祉ガイド4医療 p15~16

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 )

Microsoft Word - 15 所得制限.doc

児童扶養手当(大阪府)

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

年金 手当について 特別障害給付金 任意加入対象者が, 任意加入をしていなかったことによって, 障害基礎年金を受けることができなかった方への福祉的措置として平成 17 年 4 月に創設された制度です 特別障害給付金 (1) 支給対象となる方次の1か2の期間に初診日があり, 障害基礎年金を受けることが

市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

合は 同号に規定する施設に入所している者から 当該利用契約入所者を除くものとする ) とする (1) 児童福祉法第 7 条第 1 項に規定する児童福祉施設 ( 母子生活支援施設を除く ) (2) 前号に掲げる施設のほか 条例第 3 条第 1 項に規定する受給資格者又は受給資格者に係る国民健康保険法

Microsoft Word - 療養補償給付又は療養給付.doc

1

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

国民年金

日本年金機構松本年金事務所電話 fax 別表 国民年金法および厚生年金法による障害等級表 年金障害程度 障 害 の 状 態 1 両眼の視力の和が0.04 以下のもの 2 両耳の聴力レベルが100デシベル以上のもの 3 両上肢の機能に著しい障害を有するもの 4 両上肢のす

補償金テーブル表について

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

PowerPoint プレゼンテーション

2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

Q1 社会保険とはどのような制度でしょうか 会社などで働く人たちが収入に応じて保険料を出し合い いざというときの生活の安定を図る目的でつくられた制度のことで 一般的に健康保険や厚生年金保険のことを 社会保険 といいます 健康保険法第 1 条では 労働者の業務外の事由による疾病 負傷若しくは死亡又は出

6 手当 助成 年金 (1) 特別障害者手当 ( 国手当 ) 対象者 20 歳以上であって 著しい重度の障害があり 日常生活において常時特別の介護を必要とする方 対象かどうかは 提出された診断書により総合的に判断されます ( 目安としては 身体障害者手帳 1 2 級 療育手帳 A1 A2 又は精神障

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

【完了(所得確認書様式)】記入例

住宅・年金・手当(A4)

高齢者福祉

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

老齢基礎年金 老齢基礎年金を受けられる方 老齢基礎年金は 原則として受給資格期間が 25 年 (300 ヵ月 ) 以上ある方が 65 歳になったときから受けられます 受給資格を満たしているときは 本人の希望により 60 歳から 70 歳までの間で年金を受け始める年齢を変更することができます (17

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

第 7 章 年金 福祉 1 年金 日本の公的年金制度は, 予測できない将来へ備えるため, 社会全体で支える仕組みを基本としたものです 世代を超えて社会全体で支え合うことで給付を実現し, 生涯を通じた保障を実現するために必要です 働いている世代が支払った保険料を高齢者などの年金給付に充てるという方式で

の対象外となります ( 年金には, 厚生年金部分と年金払い退職給付部分があり, この 場合, 厚生年金部分のみに養育特例が適用されます ) 2

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

Microsoft PowerPoint - 資料8-3_ユースケース資料.pptx

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

必要書類 全員 該当者のみ 加給年金額対象者有の場合 年金請求書戸籍抄本または住民票 年金証書 ( 写 ) 請求者で年金受給している方 ( 障害 遺族給付含む ) 遺族厚生 ( 共済 ) 年金 障害厚生 ( 共済 ) 年金年金受給選択申出書 *1 等受給権を有する方雇用保険被保険者証 ( 写 )*2

平成19年度市民税のしおり

01 表紙

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

強制加入被保険者(法7) ケース1

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

児童手当法施行規則の一部を改正する省令 3

Microsoft Word - ㆹã‡fiã‡−帳㕕02サーノ゙ス丕覧.doc

住宅・年金・手当(A4)

MR通信H22年1月号

( 各自の総を計算してください ) (3) 収入のある人の総を合算し 世帯の総を計算 本人の総 + 家族の総 = 世帯の総 (4) 世帯の総から控除額を差し引いたのち 12 で割って政令月収額を計算 世帯の総 - 控除額合計 12= 政令月収額 4 ページの 控除額一覧表 を参照して合計額を計算して

障害年金とは 障害年金は 病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に 現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です 障害年金には 障害基礎年金 障害厚生年金 があり 病気やけがで初めて医 師または歯科医師 ( 以下 医師等 といいます ) の診療を受けたときに 国民 年金 に

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

区分に応じ 当該各号に掲げる書類に必要な事項を記載して交付しなければならない (1) 条例第 2 条第 2 項第 1 号に掲げる重度心身障害者等である受給者重度心身障害者等医療費受給資格証 ( 様式第 3 号 ) 及び福祉医療費請求書 ( 様式第 6 号 ) 又は重度心身障害者等医療費 ( 療養費払

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378>

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

1. 給与所得による年間所得金額 (1) 下表により 就職時期などに応じ を計算 就職時期など 1 現在の勤務先に前年 1 月 前年分の 3,800,00 1 日以前から引き続き勤務している場合 ( 源泉徴収票の支払金額の欄に記載されている額 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 勤務した翌月から12

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

障害年金ガイド 障害年金ガイド 平成 31 年度版 P1 障害年金とは P2 受給要件 P10 請求時期 P15 障害年金 障害手当金の額 P22 障害年金に該当する状態 P29 Q&A P36 手続き P39 お問い合わせ先

<8FE18A5192F B892E786C73>

特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

施設等受給者用 Q&A 問 1 施設等 に入所している児童の児童手当は施設の設置者等に支給されるとのことですが 施設等 とは具体的にはどのような施設が含まれますか? 問 2 施設等が児童手当を申請する場合 どのような児童が支給対象となりますか? 問 3 4 月から 施設等に入所している児童の児童手当

所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

8-2471_h1-4_cs4.indd

Transcription:

障害基礎年金等 障害基礎年金等は 病気やケガなどによって日常生活や就労が困難になるなど一定の障 がいがあると認められた方に支給されます [ 障害基礎年金 ] 対象者 ( 次の1から3のすべてに該当する方 ) 1 原則として国民年金に加入している間に初診日のある病気 けが等で障がいの状態になったこと ただし 60 歳以上 65 歳未満で日本国内に住んでいれば 加入をやめた後の病気 けが等によるものでも受けられます 2 障がい認定日に国民年金法に規定された1 級または2 級に該当する障がい程度であること 3 一定の保険料納付要件を満たしていること 支給制限 初診日が20 歳以前の場合 保険料を納めていなくても対象になります ただし この場合は本人の所得制限があります 給される年金額 1 級障害基礎年金 974,125 円 2 級障害基礎年金 779,300 円 年金額は物価スライド制により変更されます 障害基礎年金を受けている人に 生計を維持されている子(18 歳に到達した年度末までの子か20 歳未満の障がいのある子 ) がいる場合は加算があります 請求方法 障害基礎年金裁定請求書 診断書 病歴 就労状況等申立書ほか必要書類を添えて 市民環境課年金 市民サービス担当へ提出してください 受給資格の審査 認定および給付は日本年金機構で行います [ 障害厚生 ( 共済 ) 年金 ] 対象者等厚生年金や共済年金の加入中に初診日のある障がいの場合には 障害厚生 ( 共済 ) 年金の受給資格が生じます 1 級から3 級まであり 1 級と2 級の障害厚生年金を受けられるときは 障害基礎年金もあわせて支給されます 詳しくは岡谷年金事務所 ( 電話 23-3661) へお問い合わせください ( 共済年金の場合はそれぞれの共済組合事務局へ ) 22

[ 特別障害給付金 ] 国民年金制度の任意加入期間に加入しなかったことにより 障害基礎年金等を受給していない障がい者の方について 国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情にかんがみ福祉的措置として創設された給付金制度です 対象者 平成 3 年 3 月以前に国民年金任意加入対象であった学生 昭和 61 年 3 月以前に国民年金任意加入対象であった厚生年金 共済組合等の加入者の配偶者で 当時 任意加入していなかった期間内に初診日があり 現在 障害基礎年金 1 級 2 級相当の障がいに該当する方で 65 歳に達する日の前日までに当該障がい状態に該当された方に限ります 支給される給付金額 障害基礎年金 1 級に該当する方 月額 51,650 円 障害基礎年金 2 級に該当する方 月額 41,320 円 年金額は物価スライド制により変更されます ご本人の所得によっては 支給額が全額または半額に制限される場合があります 老齢年金 遺族年金 労災補償を受給されている方は その受給額相当は支給されません 請求方法 原則として65 歳に達する日の前日までに請求しなければなりません 特別障害給付金請求書 診断書 病歴 就労状況等申立書ほか必要書類を添えて 市民環境課年金 市民サービス担当へ提出してください 受給資格の審査 認定および給付は日本年金機構で行います 問い合わせ先 岡谷年金事務所電話 23-3661 FAX 22-4811 市民環境課年金 市民サービス担当電話 23-4811( 内線 1157~1158) FAX 23-4817 23

障害児福祉手当 特別障害者手当 日常生活において常時介護を必要とする在宅の重度障がい児 重度障がい者の皆さんに その負担の軽減を図ることを目的として 障害児福祉手当 特別障害者手当が支給されます 1 手当を受けることができる方 障害児福祉手当 日常生活において 常時介護を必要とする在宅の重度障がい児 (20 歳未満であって別表に定める程度の障がいを有する人 ) です 次のような場合は 手当は支給されません障がい児が 1 障がいを支給事由とする年金を受けることができるとき 2 障がい児入所施設などの施設に入所しているとき 特別障害者手当 日常生活において 常時特別の介護を必要とする在宅の重度障がい者 (20 歳以上であって別表に定める程度の障がいを重複して有する人等 ) です 次のような場合は 手当は支給されません障がい者が 1 障がい者支援施設や養護老人ホーム 特別養護老人ホームなどの施設に入 所しているとき 2 病院又は診療所に継続して 3 ヶ月を超えて入院しているとき 別表該当となる障がいの程度 区分障害児福祉手当特別障害者手当 視覚両目の視力の和が 0.02 以下のもの両目の視力の和が 0.04 以下のもの 聴 覚 両耳の聴力が補聴器を用いても音声を識別することができない程度のもの 両耳の聴力レベルが 100 デシベル以上のもの 上 肢 両上肢の機能に著しい障がいを有するもの両上肢のすべての指を欠くもの 両上肢の機能に著しい障がいを有するもの又は両上肢のすべての指を欠くもの若しくは両上肢のすべての指の機能に著しい障がいを有するもの 下 肢 両下肢の用を全く廃したもの両大腿を 1/2 以上失ったもの 両下肢の機能に著しい障がいを有するもの又は両下肢を足関節以上で欠くもの 体 その他 幹 体幹の機能に座っていることができない程度の障がいを有するもの 身体の機能の障がい又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって 日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの 体幹の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることができない程度の障がいを有するもの 身体の機能の障がい又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって 日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの 精 神 精神の障がいであって 前各号と同程度以上と認められる程度のもの 精神の障がいであって 前各号と同程度以上と認められる程度のもの 重複障がい 身体の機能の障がい若しくは病状又は精神の障がいが重複する場合であって その状態が前各号と同程度以上と認められるもの * 特別障害者手当については原則として 各障がい区分の重複しているものとする 24

2 手当を受ける手続き 手当を受けるには 住所地の市町村の障がい福祉担当窓口で次の書類を添えて請求の手続き をしてください 福祉事務所長の認定を受けることにより支給されます 1 受給資格者 ( 障がい児 者の方 ) の謄本又は抄本 2 受給資格者の属する世帯の全員の住民票の写し 3 所定の診断書 ( 市町村受付日の原則 3 か月以内のもの ) 4 所得状況届 5 その他必要書類 3 手当の支払及び手当額 手当は福祉事務所長の認定を受けると 認定請求をした月の翌月分から支給され 2 月 5 月 8 月 11 月の年 4 回 支払月の前月までの分 (3 ヶ月分 ) が請求時に指定した口座 ( 受 給者本人名義 ) へ支払われます * 過去に物価が下落した際に 年金と同様に平成 12~14 年度の手当額を特例的に据え 置いた影響で 法律が本来想定している水準 ( 本来水準 ) よりも 1.7% 高くなっている水 準 ( 特例水準 ) を解消するため 以下のとおり手当額が改定されます 手当額月額 障害児福祉手当 特別障害者手当 H30.4~ 14,650 円 26,940 円 4 支給制限 受給資格者又はその配偶者若しくは受給資格者の生計を維持している扶養義務者の前年の所 得が一定以上ある場合は その年度 (8 月から翌年の7 月まで ) は手当の支給が停止されます 所得制限限度額表 扶養親族等の数 本人所得額 ( 注 1) 配偶者 扶養義務者所得額 ( 注 2) 0 人 3,604,000 円未満 6,287,000 円未満 1 人 3,984,000 円 6,536,000 円 2 人 4,364,000 円 6,749,000 円 3 人 4,744,000 円 6,962,000 円 4 人 5,124,000 円 7,175,000 円 5 人 5,504,000 円 7,388,000 円 ( 注 1) 本人所得額には 所得税法に規定する老人控除対象配偶者 老人扶養親族がある場合は 1 人につき上記金額に 100,000 円 特定扶養親族及び 19 歳未満の控除対象扶養親族があ る場合は 1 人につき 250,000 円が加算されます ( 注 2) 配偶者 扶養義務者所得額には 扶養親族等の数が2 人以上で扶養親族等に老人扶養親族 がある場合は 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人 扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき )60,000 円が加算されます 25

所得額 = 年間収入金額 - 必要経費 ( 給与所得控除額等 )- 諸控除 ( 下表参照 ) 住民税の課税に際して以下のような控除が行われた場合には 所得額から一定額が控除されます 諸控除 の種類及び額 勤労学生控除 270,000 円 雑損 医療費当該控除額 配偶者特別控除等 当該控除額 ( 最高 33 万円 ) 社会保険料控除 ( 受給資格者本人 ) 当該控除額 社会保険料相当額( 配偶者及び扶養義務者 ) 80,000 円 寡婦( 夫 ) 控除 270,000 円 ( 子を扶養し かつ所得が 500 万円以下の寡婦 350,000 円 ) 障害者控除( )270,000 円 特別障害者控除( ) 400,000 円 ( ) 障害者 特別障害者控除について 受給資格者本人の所得から控除できるのは 障がい 者である控除対象配偶者又は扶養親族に係るものに限ります 5 手当を受けている方の届け出 手当を受給している方は 次のような場合届出をしていただくことになっています 忘れず に市役所又は町村役場に届け出てください 受給資格がなくなった時 受給資格喪失届を提出していただきます 次のような場合は受給資格がなくなります 該当する場合は届け出てください 障害児福祉手当を受給している方 1 障がいを支給事由とする年金を受けることができるようになったとき 2 障がい児入所施設などの施設に入所したとき 3 20 歳に達したとき 特別障害者手当を受給している方 1 障がい者支援施設や養護老人ホーム 特別養護老人ホームなどの施設に入所したとき 2 病院又は診療所に継続して 3 ヶ月を超えて入院したとき 経過措置による福祉手当を受給している方 1 障がいを支給事由とする年金を受けることができるようになったとき 2 養護老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設に入所したとき 受給者が死亡した時 死亡届を戸籍法の届出義務者に提出していただきます 氏名や住所を変更する時 変更届を提出していただきます 現況の届出 手当を受給されている方は毎年提出していただきます 毎年 8 月 11 日から 9 月 10 日までの間に前年の所得状況の確認のため所得状況届 ( 現況届 ) を提出していただきます 福祉事務所から通知が来たら忘れずに提出して ください 受給資格がないのに届出をしないまま手当を受給し 後日資格喪失の事実が判明した場合は遡って手当を返還していただくことになります 返還金が生じないようご注意ください 26

特別児童扶養手当 精神又は身体に障がいのある満 20 歳未満の児童の福祉の増進を図ることを目的として 特別児童扶養手当が支給されます 1 手当を受けることができる方 精神や身体に別表に該当する程度の障がいのある児童を監護する父もしくは母 ( 所得の多い方 ) 又は 父母にかわって児童を養育している人です 次のような場合は 手当は支給されません 児童が 1 日本国内に住所がないとき 2 障がいを支給事由とする年金を受けることができるとき 3 児童福祉施設に入所しているとき父 母又は養育者が日本国内に住所がないとき 別表児童の障がい等級表 1 級 2 級 1 両目の視力の和が 0.04 以下のもの 2 両耳の聴力レベルが 100 デシベル以上のもの 3 両上肢の機能に著しい障がいを有するもの 4 両上肢のすべての指を欠くもの 5 両上肢のすべての指の機能に著しい障がいを有するもの 6 両下肢の機能に著しい障がいを有するもの 7 両下肢を足関節以上で欠くもの 8 体幹の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることができない程度の障がいを有するもの 9 前各号に掲げるもののほか 身体の機能の障がい又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって 日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの 10 精神の障がいであって 前各号と同程度以上と認められる程度のもの 11 身体の機能の障がい若しくは病状又は精神の障がいが重複する場合であって その状態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの 1 両目の視力の和が 0.08 以下のもの 2 両耳の聴力レベルが 90 デシベル以上のもの 3 平衡機能に著しい障がいを有するもの 4 咀嚼 ( そしゃく ) の機能を欠くもの 5 音声又は言語機能に著しい障がいを有するもの 6 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指を欠くもの 7 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指の機能に著しい障がいを有するもの 8 一上肢の機能に著しい障がいを有するもの 9 一上肢のすべての指を欠くもの 10 一上肢のすべての指の機能に著しい障がいを有するもの 11 両下肢のすべての指を欠くもの 12 一下肢の機能に著しい障がいを有するもの 13 一下肢を足関節以上で欠くもの 14 体幹の機能に歩くことができない程度の障がいを有するもの 15 前各号に掲げるもののほか 身体の機能の障がい又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの 16 精神の障がいであって 前各号と同程度以上と認められる程度のもの 17 身体の機能の障がい若しくは病状又は精神の障がいが重複する場合であって その状態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの 2 手当を受ける手続き 手当を受けるには 次の書類を添えて請求の手続きを行い 県知事の認定を受けることが必要です 1 請求者と対象児童の戸籍謄本 ( 外国人の方は登録済証明書 ) 27

2 請求者と対象児童が含まれる世帯全員の住民票の写し 3 所定の診断書 ( 療育手帳が A 判定の場合又は身体障害者手帳の 1~3 級が交付されている場合はその写しにより診断書を省略できる場合があります ) 4 その他必要書類 1 2は 公用 で交付を受けることができる場合があります 3 手当の支払及び手当額手当は県知事の認定を受けると 認定請求をした月の翌月分から支給され 4 月 8 月 12 月 ( 各月の 11 日ただし 12 月期は 11 月 11 日 ) の3 回 支払月の前月までの分が請求時に指定した口座 ( 受給者本人名義 ) へ支払われます 手当額 1 級該当児童 1 人につき月額 51,700 円 (H30.4 月 ~) 2 級該当児童 1 人につき月額 34,430 円 4 支給制限 手当を受けている人やその配偶者及び扶養義務者の前年の所得が一定以上ある場合は その年度 (8 月から翌年の7 月まで ) は手当の支給が停止されます 所得制限限度額表 扶養親族の数 本人所得額 配偶者及び扶養義務者所得額 0 人 4,596,000 円未満 6,287,000 円未満 1 人 4,976,000 円 6,536,000 円 2 人 5,356,000 円 6,749,000 円 3 人 5,736,000 円 6,962,000 円 4 人 6,116,000 円 7,175,000 円 5 人 6,496,000 円 7,388,000 円 ( 注 ) 所得税法に規定する老人控除対象配偶者 老人扶養親族がある場合は 1 人につき上記金額に 100,000 円 ( ただし 配偶者及び扶養義務者の場合は 60,000 円 ) 特定扶養親族がある場合は 1 人につき 250,000 円が加算されます 所得額 ( 控除後の所得額 ) の計算方法年間収入金額 - 必要経費 ( 給与所得控除額 )- 諸控除 諸控除の種類及び額 勤労学生控除 270,000 円 寡婦 ( 夫 ) 控除 270,000 円 ( 子を扶養し かつ所得が 500 万円以下の場合 350,000 円 ) 雑損 医療費 配偶者特別控除等 当該控除額 社会保険料控除 80,000 円 障害者控除 270,000 円 特別障害者控除 400,000 円 問い合わせ先 社会福祉課障がい福祉担当 電話 23-4811( 内線 1255~1257) FAX 22-8492 28