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もくじ もくじ 安全上のご注意 3 ご使用になる前に 5 製品一覧 5 対応ディスプレイ 5 製品の取り扱いについて 5 廃棄について 6 付属品の確認 6 各部の名称とはたらき 6 インターフェースボードの取り付けについて 7 インターフェースボードの取り付け 取り外し時の前に 7 インターフェー

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安全上のご注意 必ずお守りください 人への危害 財産の損害を防止するため 必ずお守りいただくことを説明しています 誤った使いかたをしたときに生じる危害や損害の程度を区分して 説明しています 警告 注意 死亡や重傷を負うおそれがある内容 です 軽傷を負うことや 財産の損害が発生するおそれがある内容 で


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安全上のご注意 本製品は 精密機器です 本製品を安全に かつ 長期にわたってご使用していただくため 以下の注意書きをお読みください 人への危害 財産の損害を防止するため 必ずお守りください 誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分しています 危険 製品の取扱いを誤った場合 死亡または重傷

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警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 感電のおそれがあることを示しています 感電によるけがを防ぐため この記号が貼付されているカバーは開けないでください 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので 次の点を守ってください 必ず電源コードのアース端子を使用

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Transcription:

取扱説明書 ( 工事編 ) 業務用 Wi-Fi 基地局 Wireless LAN Access Point 品番 EA-7HW03AP1 工事説明付き このたびは パナソニック製品をお買い上げいただき まことにありがとうございます 取扱説明書 ( 工事編 ) をよくお読みのうえ 正しく安全にお使いください ご使用前に 安全上のご注意 (4~7 ページ ) を必ずお読みください 保証書は お買い上げ日 販売店名 などの記入を確かめ 取扱説明書とともに大切に保管してください

はじめに 取扱説明書 ( 工事編 )( 以下 本書という ) は 業務用 Wi-Fi 基地局 ( 以下 本装置という ) を利用される方が 正しく 安全に設置を行えることを目的として記載しています 本装置を取り扱う前に本書をよく読み 記載されている指示や注意を十分に理解してください また 本書は必要なときにすぐに参照できるように使いやすい場所に保管してください 取扱説明書は以下の3 種類です お使いになる前に 安全上のご注意などを記載しています 取扱説明書( 工事編 ) 本装置の設置方法などを記載しています 取扱説明書( 設定編 ) 本装置の操作や設定方法などを記載しています 商標について Wi-Fi は Wi-Fi Alliance の商標または登録商標です イーサネット/ Ethernet は 富士ゼロックス株式会社の登録商標です その他 本文中に記載の各会社名 各製品名は各社の商標または登録商標です お知らせ 本書の内容については 改良のため 予告なく変更する場合があります アクセスポイント AP 無線ユニット EA-7HW03AP1 は 業務用 Wi-Fi 基地局を示しています PoE インジェクタ は 別売品 (EA-7HW00PWR1) のことを示しています PoE 給電装置 は 別売品 (EA-7HW00PWR1) または市販の PoE インジェクタおよび PoE 給電スイッチングハブのことを示しています 免責事項について 本装置の故障 誤動作 不具合 あるいは停電時の外部要因によって通話 録音等の機械を逸したために生じた損害等の純粋経済損害につきましては 当社は一切の責任を負いかねますので あらかじめご了承ください 地震 雷 風水害などの天災 火災 第三者による行為 その他の事故 お客様の故意 過失および誤用 その他異常な条件下での使用により生じた損害 および本装置の使用または使用不能から生じる付随的な損害について 当社は一切の責任を負いかねますので あらかじめご了承ください 本装置は 医療機器 生命維持装置 航空交通管制機器 その他人命に関わる機器 装置 システムでの使用を意図しておりません 本装置をこれらの機器 装置 システムなどに使用され生じた損害について 当社は責任を負いかねますので あらかじめご了承ください 2

もくじ はじめに... 2 もくじ... 3 安全上のご注意... 4 設置 使用上のお願い... 8 機器 付属品の確認... 11 外観 寸法... 12 各部の名称と機能... 15 給電方式... 20 インターフェース仕様... 21 設置場所の決定... 23 取り付け工事... 24 各部の接続と給電方法... 27 初期化... 30 こんなときには... 31 セルフテストによるアラーム表示... 32 別売品... 33 仕様... 34 保証とアフターサービス... 36 3

安全上のご注意 必ずお守りください 人への危害 財産の損害を防止するため 必ずお守りいただくことを説明しています 誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して 説明しています 警告 注意 死亡や重傷を負うおそれがある内容 です 軽傷を負うことや 財産の損害が発生するおそれがある内容 です お守りいただく内容を 次の図記号で説明しています ( 次は図記号の例です ) してはいけない内容です 実行しなければならない内容です 気をつけていただく内容です 警告 ぬれた手で 電源プラグの抜き差しはしない ぬれ手禁止 分解禁止 禁止 感電の原因になります 分解 改造をしない火災や感電の原因になります ブレーカや配線器具の定格を超える使い方や 交流 100 V 以外の電圧での使用はしない定格を超えると 発熱による火災の原因になります 自動ドア 火災報知器などの自動制御機器の近くには設置しないアクセスポイントからの電波が自動制御機器に影響を及ぼすことがあり 誤動作による事故の原因になります 医療機器の近くには設置しないアクセスポイントからの電波が医療機器に影響を及ぼすことがあり 誤動作による事故の原因になります 4

安全上のご注意 必ずお守りください 警告 禁止 電源コード プラグ AC アダプタ本体を破損するようなことはしない ( 傷つける 加工する 熱器具に近づける 無理に曲げる ねじる 引っ張る 重い物を載せる 束ねるなど ) 傷んだまま使用すると 感電 ショート 火災の原因になります コードやプラグや AC アダプタの修理は お買い上げの販売会社 販売店 サービス実施会社へご相談ください アクセスポイント AC アダプタ本体を水につけたり 水をかけたり ぬらしたりしないショートにより 火災や感電の原因になります 塩害や腐食性ガスの発生する場所に設置しない取り付け部が劣化して 落下など事故の原因になります 荷重に耐えられない場所や不安定な場所には設置しない落下など事故の原因になります 雷が発生したときは アクセスポイント 電源プラグ 電源コード AC アダプタ本体 接続したケーブル類に触れない感電の原因になります 電源を入れたまま配線工事をしない感電の原因になります 使用を終了した装置は放置しないそのまま放置しておくと 落下など事故の原因になります 指定の AC アダプタ以外は使用しない指定以外のものを使用すると 火災や感電の原因になります 同梱された電源コードは他の製品に使用しない火災や感電の原因になります 必ず守る 煙が出たり 異常発熱したり 異臭 異音がした場合や落下 破損した場合は 電源プラグを抜き 本装置の使用を中止するそのまま使用すると 火災や感電の原因になります すぐに使用を中止し お買い上げの販売会社 販売店 サービス実施会社へご相談ください 5

安全上のご注意 必ずお守りください 警告 必ず守る 心臓ペースメーカーの装着部位から 15 cm 以上離す 電波によりペースメーカーの作動に影響を与える場合があります モルタル壁などへの取り付け時 取り付け金具 ねじ等をメタルラス ワイヤラスまたは金属板と接触しないように設置する装置の絶縁が劣化した場合 メタルラス等に漏電し 火災の原因になります 電源プラグは根元まで確実に差し込む差し込みが不完全ですと 感電や発熱による火災の原因になります 傷んだプラグ ゆるんだコンセントは使用しないでください 電源プラグのほこり等は定期的にとるプラグにほこり等がたまると 湿気等で絶縁不良となり火災の原因になります 電源プラグを抜き 乾いた布でふいてください 注意 禁止 工事中に本装置を落下させない けがの原因になることがあります 高温になる場所に設置しない装置内部の温度が上がり 火災や感電の原因になることがあります 金属のエッジを手でこすらない強くこすると けがの原因になることがあります 高温注意 動作中に本装置の背面に触れない やけどのおそれがあります 6

安全上のご注意 必ずお守りください 注意 必ず守る 長時間使用しないときや お手入れ 保守をするときは必ず電源プラグをコンセ ントから抜く 漏電や感電の原因になることがあります 設置するときは指定の固定方法で取り付ける正しく設置を行わないと ゆるみやはずれで落下し 事故の原因になることがあります 設置方法については 必ず本書をお読みください コンセントへの抜き差しは電源プラグを持って行う電源コードを引っ張ると コードが破損し 感電 ショートや火災の原因になることがあります 7

設置 使用上のお願い 本装置を正しくご使用いただくために 次の点をお守りください 設置工事のお願い 設置工事を行うには次のものが必要です 本装置には同梱されていませんので別途ご用意ください 1Ethernet ケーブル ( エンハンスドカテゴリ 5 以上 両端 RJ-45 モジュラープラグ付き ) 2 取り付け金具固定用のねじ (4 本 ) 呼び径 5 mm をご用意ください 本ねじは 壁面の材質に合わせて工事業者様にて準備願います 本装置は 防水タイプ(JIS C 0920 保護等級 2 防滴 Ⅱ 形 ) です 直接噴流や浸水は避けるよう施工願います また 水にぬれる場所に設置する場合は通気孔からの浸水を防ぐために 必ず本装置を縦方向にして LED が左側になるよう取り付けしてください 水平方向や上記以外の縦方向での取り付けをしないでください Ethernet ケーブル DC ケーブル USB ケーブルを本装置に接続するときは 水が各ケーブルを伝って本装置に直接流れ込むことを防ぐために U 字状に 水切り を設けてください USB 接続を行わない場合は 必ずカバーが取り付けられていることを確認してください 第二世代小電力データ通信システムの無線局を屋外固定局として運用するにあたっては 当該無線局の所者名または事業社名と連絡先を表示する必要があります 以下が表示内容です 無線局の表示 :2.4 GHz 帯小電力データ通信システムの無線局 所有者名または運用業者名 連絡先 : 電話番号または E メールアドレス もしくはホームページアドレスなど その他 電波干渉回避に有用な情報など 表示方法としてはシール 銘板 印刷 手書きなどで 無線装置本体 あるいは収容ケースなどの 特別な操作を必要としないで確認できる場所に表示してください 設置場所 使用上のお願い 設置工事業者以外は取り付け工事を行わないでください 正しく設置を行わないと ゆるみやはずれで落下し 事故の原因になります 暖房設備 ボイラーなどの 特に温度の上がる場所に置かないでください 本装置の表面や部品が変形 劣化し 故障の原因になります 火気を近づけないでください 本装置の表面や部品が変形 劣化し 故障の原因になります 硫化水素 リン アンモニア 硫黄 炭素 酸 塵埃 その他有毒ガスなどの発生する場所に置かないでください 電磁波発生源や磁気を帯びたもののある場所に置かないでください ( 高周波ミシン 電気溶接機 磁石など ) 雑音の発生や故障の原因になります 機器に強い衝撃や振動を与えないでください 落としたり ぶつけたりして強い衝撃が加わると 故障や破損の原因になります 廃棄時は 産業廃棄物として適切に処理してください 8

お手入れについて お手入れは 必ず電源を切った状態で行ってください 本装置の汚れは 乾いた柔らかい布でふいてください 汚れがひどい場合は 台所用中性洗剤を薄めた水に布を浸し 固く絞ってから軽くふき 乾いた柔らかい布で仕上げてください アルコール シンナー ベンジン ワックス 石油 石けん みがき粉 熱湯 粉石けんは使用しないでください 化学ぞうきんを使用するときは その注意書きにしたがってください 電波に関する留意点について 本装置は 電波法に基づく無線設備 (2.4 GHz 帯高度化小電力データ通信システムおよび 5 GHz 帯小電力データ通信システム ) の技術基準への適合が証明されています したがって 本装置を使用するときに無線局の免許は必要ありません また 本装置は日本国内のみで使用できます 本装置は 技術基準の適合が証明されておりますので 以下の事項を行うと法律により罰せられることがあります 本装置を分解 / 改造すること ( 周波数 アンテナの変更をしてはいけない ) 本装置の裏面に貼ってある認証ラベルをはがすこと 5 GHz 帯 (IEEE802.11a/n/ac) は電波法により屋外で使用可能な周波数が制限されています 5 GHz 帯 (IEEE802.11a/n/ac) の対応チャネルは 36ch~48ch(W52) 52ch~64ch (W53) 100ch~140ch(W56) です W52 および W53 は屋内使用限定です W56 は屋外でも使用可能です 屋外使用時には W52 と W53 を選択しないように設定を行ってください W53 および W56 に対応するため 電波制御機能 DFS TPC が使用されています 2005 年 5 月省令改定以前のチャネル (J52) を使用した無線 LAN 機器とは チャネルが一致しないために通信を行うことができません 2.4 GHz 帯 (IEEE802.11b/g/n) の使用周波数帯では 電子レンジ等の産業 科学 医療用機器のほか工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局 ( 免許を要する無線局 ) および特定小電力無線局 ( 免許を要しない無線局 ) ならびにアマチュア無線局 ( 免許を要する無線局 ) が運用されています 本装置を使用する前に 近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください 万一 本装置から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には 速やかに本製品の使用周波数を変更して 電波干渉をしないようにしてください この機器を 2.4 GHz 帯で運用する場合 干渉低減や周波数利用効率向上のため チャネル設定として CH1,CH6,CH11 のいずれかにすることを推奨します その他 本装置から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは ご購入になった販売窓口までご連絡ください 9

使用周波数帯域 :2.4 GHz 変調方式 :DS-SS 方式 /OFDM 方式想定干渉距離 :40 m 以下周波数変更の可否 : 全帯域を使用し かつ 構内無線局 特定小電力無線局 帯域を回避可能本装置には これを示す右記のマークが貼付されます 無線 LAN 製品使用時のセキュリティーについて 無線 LAN では LAN ケーブルを使用する代わりに 電波を利用してパソコン等と本装置間で情報のやり取りを行うため 電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続が可能であるという利点があります その反面 電波はある範囲内であれば障害物 ( 壁等 ) を越えてすべての場所に届くため セキュリティーに関する設定を行っていない場合 以下のような問題が発生する可能性があります 通信内容を盗み見られる悪意ある第三者が 電波を故意に傍受し ID やパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報 メールの内容等の通信内容を盗み見られる可能性があります 不正に侵入される 悪意ある第三者が 無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし 個人情報や機密情報を取り出す ( 情報漏洩 ) 特定の人物になりすまして通信し 不正な情報を流す ( なりすまし ) 傍受した通信内容を書き換えて発信する ( 改ざん ) コンピュータウイルスなどを流しデータやシステムを破壊する ( 破壊 ) などの行為をされてしまう可能性があります 本来 無線 LAN カードや本装置は これらの問題に対応するためのセキュリティーの仕組みを持っていますので 無線 LAN 製品のセキュリティーに関する設定を行って製品を使用することで その問題が発生する可能性は少なくなります セキュリティーの設定を行わないで使用した場合の問題を十分理解したうえで お客様自身の判断と責任においてセキュリティーに関する設定を行い 併せてご使用になる環境に応じたその他対応 ( 物理的なセキュリティーによる盗難対策や VPN 機能の利用による盗聴防止など ) を行ったうえで製品を使用することをお奨めします 10

機器 付属品の確認 以下の機器 付属品が揃っているか確認します 本体 AC アダプタ (1 個 ) と電源コード (1 本 ) 取り付け金具 (1 個 ) M6 ねじ (4 本 ) M3 ねじ (1 本 ) お使いになる前に (1 冊 ) 11

201.7±2.5 外観 寸法 本装置の仕様は予告なく変更することがあります 本体外観図 単位 :mm 38.5±1.5 201.7±2.5 12

172.5±2.5 116.2±1.5 11.5±1 取り付け金具外観図 単位 :mm 117.5±1.5 6±0.5 26.8±1.5 135±2.5 13

48±1.5 AC アダプタ外観図 単位 :mm 1200 +150-50 34±1.5 109±1.5 電源コード外観図 単位 :mm 1000±35 14

各部の名称と機能 正面 1 2 3 4 5 番号 名前 機能 装置の運用 / 障害状態を表示します 緑点灯 運用中 1 ACT LED 緑点滅 起動処理中 赤点滅 バージョンアップ処理中 赤点灯 障害検出 無線 IF 2.4 GHz の状態を表示します 2 2.4 G LED 緑点滅 通常運用中 消灯 起動中 / 閉塞状態 無線 IF 5 GHz の状態を表示します 3 5 G LED 緑点滅 通常運用中 消灯 起動中 / 閉塞状態 Ethernet のリンク状態を表示します 4 ETH1 LED 緑点滅フレーム送受信中緑点灯リンク確立 消灯 リンク断 Ethernet のリンク状態を表示します 5 ETH2 LED 緑点滅フレーム送受信中緑点灯リンク確立 消灯 リンク断 15

背面 左側面 1 2 3 4 5 6 8 7 番号 名前 機能 1 INIT スイッチ構成データ ログデータを初期化します ( プッシュスイッチ ) 2 CONSOLE コネクタパソコンなど保守用のコンソールを接続します (RJ-45 コネクタ ) 3 MODE 1 2 本装置では使用しません 出荷状態から変更しないでください ( スライドスイッチ ) 4 DC IN ジャック 付属品の AC アダプタの DC IN プラグを接続します 5 ETH2 コネクタ Ethernet ケーブルを接続します (RJ-45 コネクタ ) 6 ETH1(PoE) コネクタ Ethernet ケーブルを接続し PoE 給電装置から給電します (RJ-45 コネクタ ) 7 ホルダー 束線バンドで AC アダプタの抜け防止に使用します 8 M6 雌ねじ (4 カ所 ) 壁面設置時に 付属品の M6 ねじを取り付けます 16

下側面 1 2 3 4 番号 名前 機能 1 ケンジントンロック 本装置盗難防止用に使用します 2 取り付け金具固定穴 取り付け金具を取り付けます 3 USB2 USB 機器を接続します (USB3.0 Type A) 4 USB1 USB 機器を接続します (USB3.0 Type A) お願い USB3.0 の機器と接続した場合 電波干渉により 2.4 GHz 帯 (IEEE802.11b/g/n) の性能が劣化する場合があります ケーブル等を用いて 本体から USB 機器を遠ざけて使用することを推奨します 17

取り付け金具 1 2 3 番号 名前 機能 1 引っ掛け穴 本装置を取り付け金具に引っ掛けします 2 壁面設置用穴 壁面設置時に使用します 3 固定穴 本装置と取り付け金具を付属品の M3 ねじで固定します 18

AC アダプタと電源コード 4 3 2 1 5 番号 名前 機能 1 DC IN プラグ 本装置の DC IN ジャックに接続します 2 DC ケーブル 本装置と AC アダプタを接続します 3 AC アダプタ 本装置に DC 電源を供給する AC アダプタの本体です 4 電源コード 電源コンセントから AC アダプタ本体に接続します 5 AC IN 端子 付属品の電源コードを接続します 19

給電方式 2 種類の給電方式を選択できます AC アダプタからの給電付属品の AC アダプタをご使用ください IEEE802.3at に準拠した PoE 給電装置からの給電 PoE 給電でご利用になるときは 以下の制限事項があります IEEE802.3at 利用時 USB 使用不可本条件が満たされない場合 装置にリセットがかかることがあります お願い 給電方法については 各部の接続と給電方法 を参照ください PoE 給電スイッチングハブをご利用になるときは 給電能力を class4(25.5 W) の固定設定にし てください 20

インターフェース仕様 Ethernet インターフェース仕様 < インターフェース仕様 > 使用速度 使用電源 ケーブルタイプ コネクタタイプ 伝送距離 10BASE-T/ DC カテゴリ 5 100BASE-TX IEEE802.3at エンハンスド RJ-45 100 m DC 1000BASE-T カテゴリ 5 IEEE802.3at <LAN(RJ-45) コネクタ > 1 2 3 4 5 6 7 8 ( 本体側コネクタ ) ピン番号 10/100Base 本装置側 (MDI) 10/100Base 本装置側 (MDI-X) 1000Base-T 本装置側 (MDI) 1000Base-T 本装置側 (MDI-X) 1 Tx+ Rx+ BI_DA+ BI_DB+ 2 Tx- Rx- BI_DA- BI_DB- 3 Rx+ Tx+ BI_DB+ BI_DA+ 4 未使用未使用 BI_DC+ BI_DD+ 5 未使用未使用 BI_DC- BI_DD- 6 Rx- Tx- BI_DB- BI_DA- 7 未使用未使用 BI_DD+ BI_DC+ 8 未使用未使用 BI_DD- BI_DC- 21

コンソールインターフェース仕様 < コンソール (RJ-45) コネクタ > 1 2 3 4 5 6 7 8 ( 本体側コネクタ ) ピン番号本装置側 (DTE) 1 RTS 2 DTR 3 TxD 4 GND 5 GND 6 RxD 7 未使用 8 未使用 22

設置場所の決定 以下の設置方法があります 平置き設置 壁面 天井 天井裏に付属の取り付け金具を用いて設置 無線ユニットの設置は製品を保持する十分な強度があり 平坦な面に行ってください 無線ユニット本体の質量は約 990 g です 無線ユニットは 振動等からの経年変化によるゆるみ 倒れが生じないよう 強固に設置してください 無線ユニットの近傍に金属やコンクリートなどアンテナの性能に影響するものがないことを確認してください 安全上のご注意 設置 使用上のお願い をよくお読みのうえ 設置場所を決定してください 23

取り付け工事 無線ユニットおよび取り付け金具の寸法は 外観 寸法 を参照ください 壁面設置について 説明します 天井や天井裏の設置については 壁面設置と同様な手順で行います 1 本装置の背面に付属品の M6 ねじ 4 本を取り付けます ( 推奨締め付けトルク :3.0 N m ± 0.4 N m {30.6 kgf cm ± 4.1 kgf cm}) M6 ねじ (4 カ所 ) 24

2 設置場所が平滑なコンクリート 金属 木 モルタル等のしっかりとした面であることを確認し 取り付け金具を固定します 設置面にねじ (2 本 ) を仮止めします 取り付け金具が平行になることを確認し 上下 4 本のねじをしっかりと締め付けます ( 推奨締め付けトルク :3.0 N m ± 0.4 N m {30.6 kgf cm ± 4.1 kgf cm}) お願い 取り付け金具を設置面へ固定するねじは 呼び径 5 mm を使用してください 本ねじは 壁面の材質に合わせて工事業者様にて準備願います 取り付け場所のねじ引き抜き強度は 1 本あたり 65 N{6.6 kgf} 以上必要です 3 壁面に固定された取り付け金具に本装置を固定します 背面の M6 ねじ (4 カ所 ) を取り付け金具の引っ掛け穴に引っ掛けます M6 ねじ (4 カ所 ) 引っ掛け穴 (4 カ所 ) 25

4 取り付け金具正面の引っ掛け穴と本装置背面の M6 ねじを合わせます 5 本装置の左右側面を持ち 本装置を下にスライドさせます 6 固定穴に付属品の M3 ねじをしっかりと締め付けます ( 推奨締め付けトルク :0.6 N m ± 0.1 N m) 取り付け金具を外すときは 本装置の左右側面を持ち 本装置を上にスライドさせます お願い 本装置に Ethernet ケーブル DC ケーブル USB ケーブルを接続するときは 水が各ケーブルを伝っ て本装置に直接流れ込むことを防ぐために U 字状に 水切り ( 下図参照 ) を設けてください 例として 壁面設置時の 水切り について説明します 水切り 26

各部の接続と給電方法 ネットワーク接続 本装置左側面にある ETH1(PoE) コネクタまたは ETH2 コネクタに Ethernet ケーブル ( エンハンス ドカテゴリ 5 以上推奨 ) を接続します PoE ユニットから給電する場合は ETH1(PoE) コネクタに接続します ETH1(PoE) コネクタまたは ETH2 コネクタ AC アダプタからの給電 AC アダプタから給電を行う場合は 束線バンドを用意してください 1 付属の AC アダプタの DC IN プラグを本体の外部インターフェース部にある DC IN ジャックにしっ かりと接続します DC IN ジャック 27

2 幅 3 mm 以下の束線バンドで DC ケーブルをホルダーに束線します お願い 束線バンドで DC ケーブルを締めすぎないようにご注意ください 28

PoE ユニットからの給電 PoE 給電は IEEE802.3at に準拠した PoE 給電装置から給電します PoE インジェクタから給電する方法を説明します 以下の手順で PoE インジェクタとその他のケーブルを接続してください 1 無線ユニットの ETH1(PoE) コネクタに接続されている Ethernet ケーブルのプラグを PoE イン ジェクタの DATA & POWER OUT ポート に カチッ と音がするまで差し込み つなぎます 2PoE インジェクタ本体に付属の電源ケーブルを接続してください 3PoE インジェクタの電源プラグを AC100 V コンセントに差し込んでください (PoE インジェクタの POWER LED ランプが黄点灯し その後緑点灯 ) 4 上位ネットワーク機器に接続されている Ethernet ケーブルのプラグを PoE インジェクタの DATA IN ポート に カチッ と音がするまで差し込み つなぎます ETH1(PoE) コネクタ お願い 無線ユニットから上位ネットワーク機器までの配線長は合計 100 m 以下としてください 接続したケーブルを引っ張るなど強い力を加えないでください PoE インジェクタの上には重い物を載せないでください 接続ケーブルと Ethernet ケーブル接続部は 浸水するような場所には配線しないでください 29

初期化 初期化のコマンドを使わず 無線ユニットを直接初期化 ( 設定データ ログデータを工場出荷時の値に ) することができます 1INIT スイッチを竹串など先端の細いもので押した状態で AC アダプタや PoE インジェクタを接続し 電源を投入してください ( 投入後も INIT スイッチを押し続けてください ) 静電気を除去してから作業してください 2ACT LED が赤点滅になりましたら INIT スイッチを離してください ( 電源投入から約 60 秒かかります ) 3ACT LED が緑点灯になりましたら初期化された状態で起動が完了します ( 電源投入から約 120 秒かかります ) インターフェース 初期設定 備考 Wi-Fi インターフェース (2.4 G) 無効 インターフェース有効設定後の初期値 2.4 GHz, 1ch, HT40 Wi-Fi インターフェース (5 G) 無効 インターフェース有効設定後の初期値 5.2 GHz, 36ch, HT80 Ethernet 1(ETH1) 初期設定固定 IP (192.168.0.3/24) ( 起動後約 90 秒後にアクセス可能になります ) Ethernet 2(ETH2) 初期設定固定 IP (192.168.0.3/24) ( 起動後約 90 秒後にアクセス可能になります ) USB1/2 無効 30

こんなときには 本装置に障害が発生した場合の対処方法を説明します 点検を行い 対処方法で解決しない場合は お買い上げの販売会社 販売店 サービス実施会社へご相 談ください 症状点検対処方法 ACT LED が点灯しない 通信ができない その他 データの送受信ができない Wi-Fi 端末から本装置を検索できない コンソールからログインできない 本装置に設定が反映されない Ethernet ケーブルがはずれていませんか AC アダプタの DC IN プラグがはずれていませんか AC アダプタ /PoE インジェクタと電源コードがはずれていませんか Ethernet ケーブルがはずれていませんか Ethernet ケーブルが断線していませんか 無線ユニットと端末の間に通信を阻害する障害物がありませんか SSID を隠蔽する設定になっていませんか 無線ユニットに電源が供給されていますか コンソールの通信ソフトの設定は正しいですか ログイン名 パスワードは正しいですか 設定を確認してください PoE+ 給電時 PoE インジェクタの ETH1(PoE) ポートに ETH を接続してください (PoE 給電装置の給電ポートに接続してください ) DC IN ジャックに DC IN プラグを接続してください DC 電源 /PoE インジェクタ本体と電源コードを正しく接続してください Ethernet ケーブルを正しく接続してください Ethernet ケーブルの通電を確認するか ケーブルを変えて接続してください 障害物を取り除くか 無線ユニットの設置場所を変えてください 取扱説明書 ( 設定編 ) にしたがい SSID の隠蔽を解除するか あらかじめ Wi-Fi 端末に接続可能な設定をしてください PoE 給電装置もしくは DC 電源に電源が入っていることを確認してください 取扱説明書 ( 設定編 ) にしたがい 通信ソフトの設定を行ってください 正しいログイン名 パスワードにて再度ログインを行ってください 取扱説明書 ( 設定編 ) にしたがい 当該設定データ反映とリセットコマンドにより設定を反映させてください 31

セルフテストによるアラーム表示 本装置は起動時に自動的にセルフテストを行い 異常が検出されると本装置にある LED の表示により 検出された各種アラームを表示します セルフテストにて異常が出た場合は 電源を OFF して 本装 置をお買い上げの販売会社 販売店 サービス実施会社へご連絡ください アラーム種別 ACT 2.4G 5G ETH1 ETH2 FROMチェック異常 赤点灯 消灯 消灯 ー ー RAM チェック異常 赤点灯 消灯 消灯 ー ー 製造番号異常 赤点灯 消灯 消灯 ー ー MACアドレス異常 赤点灯 消灯 消灯 ー ー お知らせ LED のテストとして 起動時に LINK を除く全 LED が点灯します その後セルフテスト終了までは LINK を除く全 LED は消灯したままになります 正常終了時の LED 表示内容については 各部の名称と機能 をご参照ください INIT スイッチを ON( 初期化状態 ) で起動した場合は ACT LED が点滅します ETH1 LED / ETH2 LED は Ethernet の接続状態 ( 電源供給状態 ) に応じて 変化します 32

別売品 詳しくは お買い上げの販売会社 販売店 サービス実施会社へご相談ください PoE インジェクタ (EA-7HW00PWR1) 33

仕様 本体 項目 仕様 外部インター 無線 IEEE802.11b/g/n IEEE802.11a/n/ac(wave2)( 同時利用可 ) フェース 有線 10/100/1000BASE-T 2 ポート USB USB 3.0 2 ポート 保守 コンソールインターフェース 1 ポート 周波数 2.4 GHz 1ch~13ch 5 GHz W52 W53 W56 ( 省令により 屋外での W52 W53 の利用は禁止されています ) 送信電力 2.4 GHz:17 dbm/ 5 GHz:15 dbm(w52/53) 18 dbm(w56) アンテナ 板状逆 F アンテナ アンテナ利得 2.4 GHz:4 dbi/ 5 GHz:5 dbi 以下 無線 LAN 機能 マルチ SSID(16) WEP/WPA/WPA2(Personal/Enterprise) MAC 認証 /Web 認証 WMM ネットワーク機能 L2 ブリッジ L2/L3/L4 フィルタリング PPPoE L2TPv3 IPsec 保守機能 Telnet SSH Web FTP TFTP SNMP/TRAP NTP syslog 電源 DC 24 V PoE(IEEE802.3at) IEEE802.3at 利用時 USB 使用不可 消費電力 25.5 W 以下 動作環境 温度 : 0 ~40 ( 壁面設置時のみ 0 ~50 ) 湿度 :5 % RH~95 % RH( 結露なきこと ) 防水 防塵 IP42( 背面を除く ) 設置方法 平置き / 壁面 / 天井 外形寸法 W 201.7 mm H 201.7 mm D 38.5 mm ( 公差 突起物を除く ) 質量 約 990 g 34

AC アダプタ項目仕様入力電圧 AC 100 V-240 V ただし 付属の電源コードは AC100 V 用です AC 200 V で使用するときは 別途ご準備ください 出力電圧 / 電力 DC 24 V / 36 W 動作環境温度 :0 ~40 ( 本体の USB 1 ポート未使用時のみ 0 ~50 ) 湿度 :5 % RH~90 % RH( 結露なきこと ) 外形寸法 W 48 mm H 109 mm D 34 mm ( 公差 突起物を除く ) 質量約 300 g 35

保証とアフターサービス ( よくお読みください ) 使い方 お手入れ 修理などは まず お買い求め先へご連絡ください お買い上げの際に記入されると便利です販売店名電話 ( ) - お買い上げ日年月日 修理を依頼されるときは 障害発生時の対処方法 でご確認のあと 直らないときは 電源 ( ブレーカ ) を落として お買い上げ日と下記の内容をご連絡ください 製品名 品番 故障の状況 業務用 Wi-Fi 基地局 EA-7HW03AP1 できるだけ具体的に 保証期間中は 保証書の規定にしたがって修理 ( 交換 ) いたします 保証期間 : お買い上げ日から本体 1 年間 保証期間終了後は 診断をして修理できる場合はご要望により修理 ( 交換 ) させていた だきます 修理料金は次の内容で構成されています 技術料 部品代 出張料 診断 調整 点検などの費用 本体および付属品代 技術者を派遣する費用 補修部品の保有期間 7 年 当社は 本製品の修理 ( 交換 ) 用として本体および付属品を 製造打ち切り後 7 年保有してい ます 36

使い方 お手入れ 修理などは まずお買い求め先へご相談ください その他ご不明な点は下記へご相談ください パナソニックシステムお客様ご相談センター ホームページからのお問い合わせは https://sec.panasonic.biz/it/cs/cntctus/ ご使用の回線 (IP 電話やひかり電話など ) によっては 回線の混雑時に数分で切れる場合があります 本書の 保証とアフターサービス もご覧ください ご相談窓口におけるお客様の個人情報のお取り扱いについて パナソニック株式会社およびグループ関係会社は お客様の個人情報をご相談対応や修理対応などに利用させていただき ご相談内容は録音させていただきます また 折り返し電話をさせていただくときのために発信番号を通知いただいております なお 個人情報を適切に管理し 修理業務等を委託する場合や正当な理由がある場合を除き 第三者に開示 提供いたしません 個人情報に関するお問い合わせは ご相談いただきました窓口にご連絡ください 104-0061 東京都中央区銀座八丁目 21 番 1 号 Panasonic System Solutions Japan Co., Ltd. 2015 M1115-1047 PYQP1023ZB/J1