目 次 1 音声コードとは? 2 音声コードの種類と違い 3 音声コードのサイズと文字量 4 音声化できない事例 5 音声コード用のレイアウトとコード表記 6 当社の音声コード作成 納品方法 7 音声コード用データ入稿方法 8 作成前の確認事項 9 スマートフォンのアプリと Tell me の使い方 10 文書作成上で使用される記号などの読み上げ ページの右下に音声コード (Uni_Voice) があります
1 音声コードとは? 音声コードは 文字データをデジタル情報にできる二次元コードです 約 18 ミリ四方のコードで約 800 文字 約 20 ミリ四方のコードで約 1000 文字の情報が入ります 音声コードの情報は 専用機械や携帯 スマートフォンを使って音声で読み上げることができ 視覚障がい者をはじめ だれでも活字情報を得ることができます これにより 情報バリアフリー化が促進されるとともに 情報提供主体においても 単一の紙媒体による多面的な情報提供が可能となり 情報提供サービスの効率化が図られます なお 音声コード (SP コード ) を再生する専用機械 ( 活字文書読上げ装置 Tell me( テルミー ) ) は 障害者自立支援法に基づく日常生活用具の給付対象品になっています 2 音声コードの種類と違い 音声コードは2 種類あります 1 SP コード専用の読み取り装置に対応した音声コード作成時に男性 女性の音声が選べます 携帯電話やスマートフォンでもコードを読み込むことはできますが 正しく読み上げることができません 2 Uni-Voice 携帯電話やスマートフォン ( アプリ ) に対応した音声コード音声コードを読み込むと携帯電話に文字として情報が掲載することができます 音声コードを再生する専用機械でも読み込むことができます その場合は男性の音声です 3 音声コードのサイズと文字量 サイズは 4 種類あります 基本はMサイズ (2つの音声コードとも共通) サイズ 音声コードのサイズ 文字量 (SP コード ) 文字量 (Uni-Voice) XS サイズ 約 7mm四方 約 77 文字 約 40 文字 S サイズ 約 13mm四方 約 343 文字 約 400 文字 M サイズ 約 18mm四方 約 800 文字 約 800 文字 L サイズ 約 20mm四方 約 1000 文字 約 1000 文字 2
4 音声化できない事例 文章は 音声化できますが 絵 写真 図 グラフ 表の内容は単純には音声化できませんので 音声コード用の編集が必要になります このため音声コードを作成する前には どのように音声化するかを予め決めておく必要があります 絵 写真 図 グラフ 表の内容を音声化する方法は以下のようになります 1 音声化しない 2 絵 写真のキャプション 図 グラフ 表のタイトルのみを音声化する 3 図 グラフ 表を音声コード用に編集し 音声化する 5 音声コード用のレイアウトとコード表記 1レイアウト音声コードは所定の位置に配置しないと読み取ることができません コードの中心位置が印刷物の端から 25mmとなるよう配置し コードの周囲に最低 4mmの余白が必要になります ( 印刷物の端から最大で 40mm余白が必要になります ) もし ページ全体に色があった場合は コードの周囲が白であれば大丈夫です ( 表紙を参考 ) 2コード表記そして実際の印刷物には 視覚障がい者が音声コードの位置を確認することができるような加工が必要となります ( 切り欠き加工 ) 1 穴あけ加工で半円の切り欠きを加工します 2 片面ページの場合は コードのあるページの用紙の端に1か所 両面ページや複数ページの場合は コードのあるページの用紙の端に2か所 ただし 印刷物と音声コードの内容に ページの所定の位置に音声コードがある ということを記載する場合は 切り欠きを1か所で大丈夫です 例 : 各ページの右下に音声コードがあります 3
6 当社の音声コード作成 納品方法 当社では以下の方法で音声コードを作成をします 読みの確認のため 必ず印刷物の見本をつけてください 音声コードの確認は 必ず実機 ( テルミーまたはアプリ ) で行います 1 音声コード作成のみ入稿されたデータを元に 音声コードを作成 確認をし 音声コードを納品いたします 音声コードは お客様で印刷データに貼付していただきます 2 音声コード作成と印刷 1で作成したコードをお客様が組版した印刷データを使い当社で貼付 印刷まで行います 3 音声コードの音声確認のみお客様が作られた音声コードを 専用の機械を使って音声の確認をいたします 納品方法当社では 書き出した音声コードと作成した Word 文書を一緒にして納品します SP コードの場合 作成したコードをそのまま貼るとサイズが大きいため Photoshop で 600dpi にすると指定のサイズに縮小されます それから貼付をお願いいたします 当社でもサイズの縮小は対応できますので ご相談ください 7 音声コード用データ入稿方法 当社の音声コードの作成は 基本的に印刷物が責了または校了になった時に作成をします そして印刷物の見本が必ず必要です それがないと音声確認ができません 入稿は次のようなデータでお願いいたします 1 音声コード用の文字データで入稿 ( 当社でコード用の編集はいたしません ) 2 音声コード用の文字データで入稿 ( 当社でコード用の編集をいたします ) 3 印刷物のデータ入稿 ( 当社でデータから文字を抽出し コード用の編集をいたします ) 4 文字がなく 当社で文字入力とコード用の編集をいたします 1 2は Word での入稿をお願いします 3はどのようなデータで入稿されるか確認をさせていただきます 8 作成前の確認事項 前述した 音声化できない事例 のほかに いくつか確認させていただくことがございます 1 音声コードは 基本全てのページに入れます 白ページがある場合もコードを作成する必要があります コードを入れる場合は 白ページに このページには文字情報がありません などの文章をコード化すると分かりやすいと思います 2 音声コードの最初にページ数を入れる 4
9 スマートフォンのアプリと Tell me の使い方 1スマートフォンのアプリ (Uni-Voice) Uni-Voice で作成した音声コードを読み上げる スマートフォン用のアプリです ios 版 Android 版があり 無料でダウンロードできます 使い方は アプリを起動して確認してください 当社は ios 対応で音声コードを作成します 2 Tell me( テルミー ) SP コードの専用の読み取り機械です 使い方 詳しくは 説明書をご覧ください 1 電源を入れ 音声コードが本体の下にくるように用紙差込口に用紙を入れます 2 読み取りボタンを押します ( ポロン という音がなれば 読み上げがはじまります ) 途中で止めたい場合は一時停止ボタン 早送りや戻す場合はそれぞれのボタンを押してください 3 次の用紙を読み込む場合は 必ず一時停止ボタンを押してから次の用紙を差込み 読み取りボタンを押してください ポイント 速度調整ボタンで 読み上げ速度を調節することができます 遅くしたい場合には手前に 早くしたい場合には背面側にボタンを移動してください 5
10 文書作成上で使用される記号などの読み上げ 文書作成上で使用される記号などの読み上げを一覧にしました 参考にしてください 読み上げしない記号を読み上げしたい場合は 文章化する必要があります 入力文字 読み方 (SP コード ) 読み方 (Uni-Voice) ( ) や などの括弧類 読み上げません 読み上げません 1 イチまたはマルイチ イチまたはマルイチ ( 必ずスペースを入れないと読みの間隔があきません ) ⑴ 読み上げません 読み上げません @ アットマーク アット : 読み上げません コロン ~( 全角 )/ ~( 半角 ) カラまたはナミセン / 読み上げません カラまたはナミセン / チルダ 読み上げません 読み上げません ( 読みの間隔もあかないので 必ず読点に置き換えます ) /( 半角 ) 読み上げません スラッシュ -( 全角 )/ -( 半角 ) 読み上げません 読み上げません 単位記号 ( kmなど ) 読み上げません 読み上げません 100 ヒャクエン ヒャクエン 10% ジュッパーセント ジュッパーセント 336-0012 ユウビンバンゴウ サンサンロク ゼロゼロ イチニー ユウビンバンゴウ サンサンロク ゼロゼロ イチニー 1$ イチドル イチドル / ホシ ホシ / 読み上げません サンカク / 読み上げません シカク / 読み上げません ヒシガタ / 読み上げません マル ローマ数字 読み上げません 読み上げません 小数点のある数字 読み上げます 読み上げません数字を漢字に 小数点は 点 に変換 カンマのある数字 基本的には読み上げます 基本的には読み上げませんカンマをはずすと読み上げます 方 ホウ漢字によっては カタと正しく読むこともあります ホウ漢字によっては カタと正しく読むこともあります その他 ソノホカ ソノタ 等 ナド ナド / ヒトシ 作成中に 読み上げないことや 間違った読み方をする箇所があります 特に人名や住所や施設名などの固有名詞は 読み方を事前に校正紙などにまとめていただくと迅速に作業が進みます 他に分からない読み方は こちらから確認の連絡をする場合があります 出典 日本福祉サービス :Tell me 取扱説明書 廣済堂 :SP コード作成ガイド 特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会 : 音声コード導入研修会のレジュメ 6
MEMO 7