第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催

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第 2 分科会 / 分科会 B 監査役会の運営 期中監査活動について ディスカッションポイント ( 例 ) 1. グループ討議の要領 グループ討議では 以下 (1)~(7) の事項から各グループそれぞれにおいて取り上げる事項を決め 各社の実例について情報交換を行ってください (1) 会議の運営等に関

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預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

規則フォーマット

企業アンケート ( 東証一部 二部の 941 社が回答 ) の結果等のポイント 指名委員会を設置済み 又は設置を検討中 検討予定の企業 : 55% 報酬委員会 : 5 3 ページ参照 社長 CEOの選定 解職の決定に関して監督を行なうことについて 社外取締役が役割を果たしている と回答 した企業 委


コーポレートガバナンス・ガイドライン

2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

取締役会規定

基本原則

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

コーポレート・ガバナンス基本方針

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

会計ニュース・フラッシュ

内部統制ガイドラインについて 資料

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マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

Microsoft Word - ~ doc

【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

EY総研インサイトVol.6

(6) 経営会議規程 (7) 取締役会議長 CEO COO および CFO 職務分掌規程 ( その他取締役または執行役の職務または権限を定める規程 ) (8) 取締役 執行役等の定年 任期 処遇等の基準 準則等について当会社としての内規を定める場合は 当該内規 (9) 取締役 執行役等のトレーニング

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また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

コーポレートガバナンス・ガイドライン

業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf

目次 調査趣旨 概要等 3 適用初年度の開示事例分析 6 補足調査 コーポレートガバナンスガイドラインの開示状況 18 ( 参考資料 ) コーポレートガバナンス コードの概要 24 本資料は当法人が公表情報を基に独自の調査に基づき作成しております その正確性 完全性を保証するものではございませんので

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

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平成16年5月20日

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

後の対応に反映させるべく取り組んでおります 補充原則 1-12 上場会社は 総会決議事項の一部を取締役会に委任するよう株主総会に提案するに当たっては 自らの取締役会においてコーポレートガバナンスに関する役割 責務を十分に果たし得るような体制が整っているか否かを考慮すべきである 他方で 上場会社におい

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

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コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

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6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

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議決権行使に係る事務取扱手続

大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

Institutional Shareholder Services Sumitomo Fudosan Kanda Building 16F 7 Kanda Mitoshirocho Chiyoda-ku, Tokyo T: 各位 2017 年 10

直前事業年度における ( 連結 ) 売上高 100 億円未満 直前事業年度末における連結子会社数 10 社未満 4. 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針 5. その他コーポレート ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

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独立役員、適時開示に関する東証規則改正案



スに関する基本方針 の第 2 条に開示しておりますので ご参照ください 3) 当社における取締役報酬の決定方針と手続は 当社ホームページに開示しております コーポレートガバナンスに関する基本方針 の第 1 条第 3 項に記載しておりますので ご参照ください 4) 当社における取締役の選解任と取締役候

原則 4-9 独立社外取締役の独立性判断基準及び資質 東京証券取引所の定める独立性の基準に沿って候補者を選定しております 補充原則 取締役会全体としての知識等のバランス 多様性 規模に関する考え方 当社の取締役会は経営全般 営業 生産 研究開発等それぞれの業務に精通し また業務全般に関

剰余金の配当に関するお知らせ

第 37 回監査役スタッフ全国会議のご案内 主 コーポレート ガバナンスの新時代と監査役スタッフ 題 本年 5 月の改正会社法施行に続き 6 月からは上場企業の行動規範 企業統治指針 ( コーポレートガバナンス コード ) の適用が始まりました また昨年からは機関投資家向けの行動原則 日本版スチュワ


取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の

平成 30 年 12 月 20 日 株式会社ディア ライフ コーポレートガバナンス コードに関する当社の取り組み 当社は 迅速 透明かつ健全な経営体制のもと 株主 顧客 取引先 従業員 社会等当社が関わるすべてのステークホルダーの利益を尊重し 良好な関係性を維持することが 当社グループの持続的成長と


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Nagase Brothers Inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 5 日 株式会社ナガセ 代表取締役社長永瀬昭幸問合せ先 : 問合せ先 : 総務本部 0422(45)

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです KAPPACREATE CO.,LTD. 最終更新日 :2018 年 12 月 28 カッパ クリエイト株式会社代表取締役社長小澤俊治問合せ先 : 総務部

分野における豊富な知識と経験を有する人物を候補者としています (ⅴ) 社外取締役候補者及び社外監査役候補者の選任理由を株主総会招集通知にて開示しています 補充原則 当社の取締役会は法令または定款に定める事項並びに経営方針及び業務執行に関する重要案件について 審議決定または業務執行の報告を

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別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

Microsoft Word - 講演録添付資料.doc

特に 独立社外取締役の割合を高めることを指向していること 独立社外取締役も指名 報酬委員会において重要な役割を果たすべきとしたこと 取締役会の多様性においてジェンダーや国際性について具体的に言及したことを支持する 対話ガイドラインは 投資家と企業の双方の期待を形成するために有益である 6 7 コード

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

有価証券上場規程の一部改正新旧対照表 新旧第 4 章の2 企業行動規範等第 4 章の2 企業行動規範 ( 企業行動規範等 ) ( 企業行動規範 ) 第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範に関する規則 及び コーポレートガバナンス に関する規則


まず 取締役会は委員会及び執行役の人事を決定する すなわち 各委員会の委員は取締役の中から取締役会の決議で選定する (400Ⅱ) 各委員会の委員の人数は3 人以上でなければならず (400Ⅰ) 過半数は社外取締役でなければならない 3 (400Ⅲ) 委員会の委員は他の委員及び執行役を兼ねることはでき

本報告書の 2.1. 取締役報酬関係 報酬の額又はその算定方法の決定方針の開示内容 に記載のとおりです 4. 経営陣幹部の選任と取締役 監査役候補の指名を行うに当たっての方針と手続経営陣幹部 ( 部長 ) の選任については 以下のことを勘案の上 候補者を選び 取締役会決議を経て選任しております 1

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(2) コードの各原則に基づく開示 であっても 実施しない理由を必ず本欄に記載してください 実施しない理由の説明が必要となる各原則について 全てを実施している場合には 本欄を非表示とするのではなく 全てを実施している旨を必ず記載してください マザーズ又は JASDAQ の上場会社で 基本原則 の全て

コーポレートガバナンス基本方針

補充原則 1-21 上場会社は 株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 必要に応じ適確に提供すべきである 株主総会において株主の皆さまが適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 適時適切に提供してまいります また 株主間で情報格差が生じないよう十分

2017 年度監査懇話会 監査セミナー 内部通報制度の実務と監査役の役割 ~ コーポレートガバナンス コードを踏まえた最新動向について ~ 2018 年 2 月 9 日 国広総合法律事務所 弁護士五味祐子 1 はじめに ~ 内部通報制度の位置づけ 企業がリスク情報を早期把握し 自浄作用を果たすための

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Entrust Inc. 最終更新日 :2019 年 6 月 24 日 株式会社イントラスト代表取締役社長桑原豊問合せ先 : 経営管理部 証券コード :71

当社では 独立社外取締役の選任基準をガイドラインにおいて定めております また 独立社外取締役は 取締役会における率直 活発で建設的な検討への貢献をしております 補充原則 取締役会は ガイドラインにおいて 取締役会の多様性等の機関設計に係る考え方を定めております また 取締役の選任に関す


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです m-up,inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 9 日株式会社エムアップ代表取締役美藤宏一郎問合せ先 : 総務経理部電話番号 証券コード :3661



_コーポレートガバナンス基本方針

第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです OKFood Industry Co., Ltd. 最終更新日 :2018 年 6 月 28 日オーケー食品工業株式会社代表取締役社長大重年勝問合せ先 : 経営企画室証券コード

J-SOX 自己点検評価プロセスの構築

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Ubicom Holdings, Inc. 最終更新日 :2019 年 6 月 26 日株式会社 Ubicomホールディング代表取締役社長青木正之問合せ先 : 財務経理本部証券コ

かつ的確に提供するなど議決権行使の環境整備に努め 株主の平等性確保に向けた取組みを進める また 株主による違法行為の差止め 代表訴訟提起等 議決権行使以外の株主の権利にも配慮し それらの権利が適切に行使されるよう配慮する (2) 株主以外のステークホルダーとの適切な協働安全と快適を提供する自動車部品


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです AXYZCO.,Ltd. 最終更新日 :2019 年 9 月 20 日 株式会社アクシーズ代表取締役社長伊地知高正問合せ先 : 経営企画室証券コード :1381

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第 9 回監査役スタッフ全国会議関連資料 分科会グループ討議における ディスカッションポイント ( 例 ) 分科会名 ( 日目 / 日目 ) 第 分科会 / 分科会 B テーマ 改正会社法等への対応状況と今後の課題 第 分科会 / 分科会 C 企業集団における三様監査とその他部門等との連携 第 4 分科会 / 分科会 D コーポレートガバナンス コードへの対応と課題 注意事項 グループ討議を実施する分科会 (= 第 分科会 / 分科会 A を除く全ての分科会 上記表のとおり ) にご参加の方用の 当日の議論のポイントを例示した ディスカッションポイント ( 例 ) です ご参加の分科会の ディスカッションポイント ( 例 ) について 事前に内容をよくご確認いただくと共に 自社の状況に関する事前準備の参考として下さい なお 当日 ここに掲げられた事項以外の事項でグループ内で議論してみたいことや他社に聞いてみたいことがあれば 会社概要シート ( 詳細は当協会ホームページ内 第 9 回監査役スタッフ全国会議のご案内 ご参照 ) 下段に記入欄を設けておりますので ご記入下さい 上記分科会にご参加の方には 会社概要シート にご記入のうえコピーを 日目用 日目用合わせて 8 部 ( グループ討議を実施する分科会へのご参加が片日のみの場合は 9 部 ) を当日必ずご持参ください グループ内で相互に交換し自己紹介等にご利用いただきます

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催頻度 所要時間に変化はあったか 監査役会での定例報告の内容 監査役以外の出席者とその役割について 社外監査役 社外取締役に対し監査役会や取締役会付議議案の事前説明は行っているか 事前説明の方法 説明に要する時間はどの程度か. 監査役監査 監査役はどのような会議体 ( 経営会議 常務会等 ) に出席しているか 議案について事前説明を受けているか 改正会社法等により監査役監査の実効性確保 ( 支援体制 情報収集等 ) に向けた社内体制や監査役のトレーニング環境等について変化はあったか 改正会社法等により監査役と社外取締役との連携に変化はあったか どのような連携を行っているか. 会計監査人関係 会計監査人の評価では何を重視しているか 評価項目 評価の方法 ( 点数化 執行部門への意見照会等 ) スケジュールについて 会計監査人の再任の決定時期 ( 株主総会の ヶ月前等 ) 再任 不再任の検討開始時期 期間について 会計監査人の選解任権が監査役に移行され 会計監査人の変更に関する考え方等に変化はあるか 会計監査人のローテーション制導入をどのように捉えているか 4 監査報酬の交渉はどの部門が行っているか また 監査報酬の妥当性判断における確認事項ならびに監査役はどのように関わっているか 5 改正会社法等により監査役と会計監査人との連携に変化はあったか また 社外監査役および社外取締役と会計監査人の連携はどのように行われているか 4. 企業集団の内部統制 改正会社法等により企業集団の内部統制に関する社内体制に変化はあったか 海外子会社の内部統制に関するリスクについて ( 子会社に対するリスク管理体制の整備等 ) 5. 取締役会の実効性評価 取締役会の実効性評価の担当部門 評価項目 評価方法について 取締役会の実効性評価に対して監査役はどのように関わっているか 監査役会の実効性評価を行っているか 行っている場合 どのような内容か 監査等委員会設置会社についてディスカッションポイントには挙げておりませんが 機関変更の検討の経緯や結果について議論いただいても結構です 以上

第 分科会 / 分科会 C 企業集団における三様監査とその他部門等との連携 ディスカッションポイント ( 例 ) 全体 監査役監査の実効性を向上させるにあたって関連部門等との連携を行なう際に 監査役等や監査役スタッフはどのような点について留意しているか 内部監査部門等との連携 内部監査部門等と監査役等の監査計画 項目 対象範囲等には どのような違いがあるか 監査役等から内部監査部門等に対し 直接指示 依頼することがあるか 内部監査部門等と監査対象 監査計画の範囲 実施時期等のすりあわせ ( 時期をずらす あるいは時期を合わせるなど ) を実施しているか 4 内部監査部門等と監査役等は 往査時にどのように連携 ( 業務監査の立会い等 ) をしているか 5 内部監査部門等と監査役等の監査計画 監査結果 監査調書を どのように情報交換しているか 6 内部監査部門等と監査役等との情報交換の頻度はどの程度か またその際の議題はなにか 7 内部監査部門等と監査役等が情報交換を実施するにあたって監査役スタッフはどのような事前準備を行なっているか ( 日程調整 ディスカッションポイントの決定など ) また 情報交換の場や事後に監査役スタッフが意見提言を行なう場合があるか 会計監査人との連携 会計監査人の監査対象 監査計画の範囲 実施時期等の確認をいつ どのように行っているか また 実施時期等のすりあわせ ( 時期をずらす あるいは時期を合わせるなど ) を実施しているか 会計監査人の往査等への立会いは行っているか 監査役等の監査計画 監査結果 調書等を会計監査人に情報提供しているか 4 会計監査人と監査役等との情報交換の頻度はどの程度か またその際の議題はなにか 5 会計監査人と監査役等が情報交換を実施するにあたって監査役スタッフはどのような事前準備を行なっているか ( 日程調整 ディスカッションポイントの決定など ) また 情報交換の場や事後に監査役スタッフが意見提言を行なう場合があるか 4 国内グループ会社 ( 親会社 子会社 ) 監査役等との連携 監査役等とグループ会社監査役等との情報交換の頻度はどの程度か またその際の議題はなにか 4 監査役等から子会社監査役等 ( 親会社監査役等から監査役等 ) に対し 直接指示 依頼することがあるか 親会社監査役等が子会社監査役等の監査に同行する場合はあるか ( その際 同行する子会社はどのように選定されるか ) また 子会社の監査役監査の結果は 親会社監査役等に対してどのように報告されるか 監査役等とグループ会社監査役等が意見交換を実施するにあたって 監査役スタッフはどのような事前準備を行なっているか ( 日程調整 ディスカッションポイントの決定など ) また 情報交換の場や事後に監査役スタッフが意見提言を行なう場合があるか

5 海外グループ会社との連携 監査役等は海外グループ会社をどの程度の頻度で往査しているか また 往査対象の海外グループ会社をどのように選定 ローテーションしているか 海外グループ会社のリスクを管理し 監査する仕組みはどのようになっているか 国内グループ会社との違いはあるか リスク情報を監査役等はどのように入手するか 海外グループ会社の会計監査はどのようにしているか ( 親会社の会計監査人のメンバーファームが実施しているなど ) また 監査対象の海外グループ会社はどのように選定されているか 監査役等は監査結果をどのように入手するか 6 社外取締役等との連携 取締役会以外で 監査役等 ( 会 ) は社外取締役等と どのような場で情報交換を行っているか 監査役等 ( 会 ) と社外取締役等との情報交換の頻度 議題はなにか 7 その他関連部署との連携 監査役等は次の関連部署とどのように連携を行っているか ( リスク管理部門 ヘルプライン受付部門 グループ会社管理部門など )

第 4 分科会 / 分科会 D コーポレートガバナンス コードへの対応と課題 ディスカッションポイント ( 例 ). コーポレートガバナンス コード ( 以下 CGC ) 第 4 章 取締役会等の責務 と監査役等の役割 CGC 基本原則 4 が 取締役会の役割 責務について その役割 責務の一部は監査役及び監査役会が担うこととなる としていることの意義 ( ア ) プリンシプルベース アプローチを踏まえて 例えば 以下の点についてどのように考えるか ( ア ) 監査役等が その役割 責務を十分に果たすためには 自らの守備範囲を過度に狭く捉えることは適切でなく 能動的 積極的に権限を行使し 取締役会においてあるいは経営陣に対して適切に意見を述べるべきである とされていることの意義 (CGC 原則 4-4 関連 ) 従来の実務に変容を来すものか ( イ ) 社外取締役への情報提供の観点からの監査役等と社外取締役との連携 (CGC 補充原則 4-4 関連 ) 監査役会事務局等の果たすべき役割 ( ウ ) 独立社外者のみによる会合に代わるものとして 監査役会等の場に社外取締役が出席する機会を設けることの是非 (CGC 補充原則 4-8 関連 ) 監査役会等の時間配分 進行等の工夫の余地 ( エ ) 経営陣幹部 取締役の指名 報酬等の決定に関する手続についての監査役等の関わり方 (CGC 原則 4-0 補充原則 4-0 関連 ) 任意の諮問委員会への監査役等の参加の是非 任意の諮問委員会への諮問対象に監査役等の指名 報酬等を含めることの是非 ( オ ) 取締役 監査役の兼任状況の合理性の検証 (CGC 補充原則 4- 関連 ) ( カ ) 取締役会の実効性評価についての監査役等の関わり方 (CGC 補充原則 4- 関連 ) 監査役会等の実効性評価の要否 是非. 監査役等に言及する CGC の原則についての監査役等の対応 例えば 以下の各原則についてどのように考えるか ( ア ) 買収防衛策 ( 取締役会 監査役による必要性 合理性の検討 株主への十分な説明 )(CGC 原則 -5) どのような観点から検討を行うべきか

( イ ) 株主の利益を害する可能性のある資本政策 ( 取締役会 監査役による必要性 合理性の検討 株主への十分な説明 )(CGC 原則 -6) どのような観点から検討を行うべきか ( ウ ) 経営陣から独立した内部通報窓口の設置 ( 社外取締役と監査役による合議体を窓口とする等 )(CGC 補充原則 -5) 執行側の内部通報窓口の要否 相互の連携等 ( エ ) 情報開示の充実 ( 取締役会が取締役 監査役候補の指名を行うに当たっての方針と手続の開示 個々の選任 指名についての説明等 )(CGC 原則 -) 具体的な開示内容にどこまで関わるべきか ( オ ) 監査役会による外部会計監査人の選定 評価基準の策定 独立性 専門性の確認 外部会計監査人と監査役 ( 監査役会への出席を含む ) との十分な連携の確保等 (CGC 補充原則 - ) ローテーション制度の議論も踏まえた外部会計監査人の選定等 ( カ ) 内部監査部門と監査役の連携の確保 (CGC 補充原則 4-) 監査役等による内部監査部門への指示 内部監査部門から監査役等への報告 内部監査部門を監査役等の 直属 とすることの是非 ( キ ) 監査役の支援体制 トレーニング (CGC 原則 4-4-4) 外部の専門家の助言を得られる体制となっているか 監査役等 特に社外監査役等のトレーニングは十分か ( 業務監査 会計監査双方の観点から ). 取締役 経営陣による CGC 対応についての監査役等の関わり 監査 の対象か 例えば 以下の点についてどのように考えるか ( ア ) 執行側との各原則の解釈についての議論 ( イ ) コーポレート ガバナンスに関する報告書の開示内容が事実に反さないかの検証 ( ウ ) 開示された内容が今後の方針である場合に 適切な対応がなされているかの検証 CGC を踏まえた内規が整備されている場合はどうか 以上