GA10 データロギングソフトウェア 導入ガイド

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Technical Information GA10 データロギングソフトウェア導入ガイド チャネルを自由に グループ分け 確認しやすい アラーム表示 (赤) レイアウトを カスタマイズ可能 分割位置 を変更可 Y軸の拡大縮小 重なった波形を自由に 並べて確認 見たい 波形だけを 表示 カーソルで値を確認 2点間の差分も その場で計算 最大 100 台 必要な箇所に メモ(マーク)を残して 後でチェック 測定中でも 記録開始時まで プレイバック 高速収集 100ms 記載内容は お断りなく変更することがあります 最大 2000 ch. 演算 200 ch. 2014. 1 初版 YK 2016. 1 2 版 YK

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i 目次 本書をご利用いただくにあたり...ii 1. GA10の基本的な使い方... 1-1 1.1 手軽にデータ収集する ( かんたん設定 )...1-1 1.2 詳しく設定してデータ収集する ( 詳細設定 )...1-5 2. Modbus 機器を接続する... 2-1 3. WTシリーズを接続する... 3-1 4. DAQWORXユーザの方へ... 4-1 4.1 DAQWORXをリプレースする...4-1 4.2 DAQWORXを併用する...4-4 4.3 DAQWORXとGA10の機能比較表 ( 参考 )...4-5 改訂情報...iii Media No. 2nd Edition : Jan. 2016 (YK) All Rights Reserved Copyright 2014, Yokogawa Electric Corporation

ii 本書をご利用いただくにあたり ご注意 商標 本説明書は データロギングソフトウェア GA10 について説明しています 本書の内容は 性能 機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります 本書の内容に関しては万全を期していますが 万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがありましたら お手数ですが 当社支社 支店 営業所までご連絡ください 本書の内容の全部または一部を無断で転載 複製することは禁止されています 本書で使用の当社製品名またはブランド名は 当社の商標または登録商標です Microsoft および Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Modbus は AEG Schneider 社の登録商標です Ethernet は 米国 XEROX Corporation の登録商標です 本書では各社の登録商標または商標には マーク マークは表示していません 本書で使用の各社製品名は 各社の商標 または登録商標です

1. GA10の基本的な使い方 1.1 手軽にデータ収集する ( かんたん設定 ) 1-1 かんたん設定で 手軽にデータ収集をしてみましょう GA10 GX20 MW100 PR, UPM, JUXTA シリーズやその他の Modbus 機器 WT シリーズを接続する場合は 2. を参照ください GA10 を WEB サイトからダウンロードし PC にインストールしてください InstallJ_x86.exe (64bit 版は InstallJ_x64.exe ) を右クリックして 管理者として実行 ウィザードにしたがって進めてください お試し版として使用する場合は ライセンスキーの入力は不要です

1-2 起動します スタートメニューから起動 最初は OK をクリック 設定 ( プロジェクト ) の名前をつけます 1. ファイル > プロジェクト新規作成 2. 名前を入力して OK 3. 作成されたアイコンをダブルクリック

1-3 機器を登録するだけで収集可能です 5. 検索された GX20 と MW100 をドラッグ & ドロップして登録 4. 機器を検索 * * 検索できないときは 新規登録ボタンから登録してください 機器名を選択 IP アドレス / シリアル設定を入力 6. 収集 / 記録を開始 以下の機器を接続する場合は 後述の説明を参照ください PR/UPM/JUXTA シリーズや他の Modbus 機器 :2 章 WT シリーズ :3 章 収集 : モニタリングのみ記録 : データをファイルに保存します 以上の操作で収集できます データ収集が開始されます上 : トレンドモニタ下 : ディジタルモニタ 機器ごとにグループが分かれます

1-4 記録した場合 ビューアでデータを確認できます 2. 見たいデータをダブルクリック 1. 右側のアイコンでデータ一覧画面に切り替えます ビューアが起動します

1.2 詳しく設定してデータ収集する ( 詳細設定 ) 詳細設定モードに切り替えます 1-5 右側のタブで画面を切替え 詳細設定ボタンをクリック 詳細設定モード 左のメニューについて 上から順番に設定します タグ No. やタグコメントを変更することができます タグ No. やタグコメントを入力できます タグを選択 選択した行のコピー & ペースト 一括 ON/OFF 自動順番付け ( インクリメント ) ができます

1-6 タグを自由にグループ分けすることができます 波形の色やメータ種類 Y 軸 スケールなどの表示方法を変更できます 表示 > 表示グループを選択 タグを自由にグループ分け ( 機器ごと 一定のタグ数で自動割付も可能です ) 表示グループ名 トレンドで使用する Y 軸 メータ表示の種類 軸に表示する最大 / 最小 ゾーン トリップ ゾーン : 波形の縦の位置を指定します例 )1~25, 25~75, 75~100 と設定 トリップ : 値の目印として横線を表示します例 )5.0 に設定

1-7 データ時刻の選び方 画面やファイルが分割されない PC 時刻優先 をお奨めします バックアップ用途 DAQ32Plus リプレースの場合に 機器時刻優先 を選択ください PC での監視用途 ファイルを 1 つにまとめたい DAQLOGGER リプレース向け タイムスタンプ 収集 記録周期 PC 時刻優先 PCの時刻 自由に選択 できます バックフィル * モニタ画面 ( トレンド アラーム ) 1 つの画面で表示 データファイル 1 つのファイルで保存 機器時刻優先 機器の時刻 機器の周期を 適用 機器毎 収集周期ごとに画面分割 機器毎 収集周期ごとにファイル分割 データのバックアップ用途 DAQ32Plus リプレース向け (Darwin を 1 台のみをご使用 ) (*) バックフィルは下記条件で動作します 対象機種 :GX/GP/GM/DX/MV 本体の内部メモリにデータが残っていること 本体の FTP 機能 ON モニタ画面を変更する 最大で 16 分割まで設定できます 表示 > 収集 & モニタを選択 例 1:4 画面 ( 水平に 2 分割 ) 例 2:6 画面 ( 水平に 2 分割 ) 表示種類はトレンド ディジタル メータ アラーム プレビューを確認

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2. Modbus 機器を接続する 2-1 PR UPM JUXTA シリーズや 他の Modbus 機器を接続する場合は 機器の情報が記載された 定義ファイル を GA10 にあらかじめ登録します GA10 Modbus 定義ファイル 指定のフォルダに保存 Modbus 機器 Modbus レジスタや係数などの情報を記載 Modbus 定義ファイルを作成して 指定の場所に保存します 専用の Modbus 機器定義ファイル作成ツール で作成できます 4. 5. 1. 2. 1. 機器名の入力 2. ポート番号 コマンドディレイの入力 3. チャネルの情報設定 4. 設定内容の保存 5. Modbus 機種定義ファイルの出力 3. Modbus 機器定義ファイル作成ツール 出力したファイルを指定のフォルダに保存します 指定のフォルダ C: Program Files Yokogawa Electric Corporation SMARTDAC+ Data Logging Software Modbus

2-2 GA10 のサーバ機能を再起動させます スタートメニュー > コントロールパネル > 管理ツール > サービスを選択 DLGServer を選択し サービスの停止 サービス開始を行う GA10 の設定画面で 定義した機器を登録できるようになります その後の設定方法は通常と同様です 定義した機器がリストに追加されます

3-1 3. WT シリーズを接続する 接続用ソフトウェア GateWT for GA10 経由で接続できます ライセンス : 無償提供 対象機種 :WT210/230/500/1800 WT310/310E/330/330E は コマンドモード WT200 にて接続可通信ポート :Ethernet またはシリアル GA10 GA10 の設定画面で Gate for GA10 を選択 WT を接続して実行 GateWT for GA10 WT シリーズ GateWT for GA10 をインストールします 必ず Readme.txt をお読みください. GateWT for GA10 をインストールします Install.exe 右クリックして 管理者として実行 ウィザードにしたがって進めてください

3-2 GateWT for GA10 を起動します 2. 機器を選択して自動機器判別 1. 通信方法を選択 ETHER: アドレス (IP アドレス ) を入力 COM: シリアル設定のタブで予め設定 4. スキャンインターハ ル設定タブでスキャンインターハ ル (msec) を設定 タブ移動 タブ移動 3. 機器番号をダブルクリックすると読み込む CH の設定ができます 設定が終わったら GA10 で機器登録できます その後の設定方法は通常と同様です 6. 実行 / 状態タブでプロセス実行ボタンを押す 7.GA10 の設定画面で機器登録 機種 :Gate IP アドレス :localhost タブ移動 9. 接続状態に PC 情報が追加されることを確認 8.GA10 の収集 / 記録を開始

4-1 4. DAQWORX ユーザの方へ ロガーソフトをお使いの方は GA10へリプレースいただくことができます 対象製品 :DAQLOGGER, DAQ32Plus, MXLOGGER 4.1 参照 以下の使用状況に該当する場合は DAQWORX と GA10 を併用してお使いください 4.2 参照 項目 OS 機器通信機能ソフト 状況 Windows XP 以前の OS を使用している GA10 の対応していない旧機種または旧バージョンの機器を使用している GP-IB 通信を使用している 下記の DAQWORX の機能を使用している - イベントプロセッサ (E-mail 送信 FTP 転送 html 変換など ) - ファイルユーティリティ ( ファイルの分割 結合など ) - 演算チャネル AO チャネル DO チャネル ( 主に MXLOGGER) 下記のソフトウェアを使用している -AddTrigger -AddObserver -DataBrowser 4.1 DAQWORX をリプレースする お使いのロガーソフトの設定内容を確認し GA10 を新規に設定してください 設定内容の確認の際は 印刷機能 ( 一部の設定画面 ) をご活用いただくと便利です 設定内容を確認 リプレース 新規に設定 印刷機能の例 : DAQLOGGER 環境設定 DAQ LOGGER GA10 DX1000 DX1000 GX20 一部の設定画面では 内容を印刷する機能があります

4-2 DAQLOGGER 設定内容を以下の箇所で確認できます ロガー > ロガー設定 ( 収集周期, 保存フォルダなど ) その他 > イベントプロセッサ > 設定 (E-mail 送信, ファイル変換など ) その他 > レポート > 設定 ( レポート ) DAQLOGGER マネージャ 詳細設定 ( スケール, ゾーン, 色など ) グループ設定 ( グループ分け ) タグ設定 ( タグ No., タグコメント ) 環境設定 ( 機器, 通信 ) モニタ DAQ32Plus 設定内容を以下の箇所で確認できます DARWIN 設定 ( 演算チャネル ) 環境 診断 校正 ( 機器, 通信 ) タグ設定 ( タグ No, タグコメント ) DAQ32Plus ランチャ オプション > オートプロセッサ ( ファイル変換, レポート ) ロガー 収集表示 > 収集条件 ( 収集周期, 保存フォルダなど ) 収集表示 > 表示詳細条件 ( スケール, ゾーン, 色など )

4-3 MXLOGGER 設定内容を以下の箇所で確認できます 表示詳細設定 * ( グループ, スケール, ゾーン, 色など ) イベントの設定 (E-mail 送信 ) 収集条件 ( 収集周期, 保存フォルダなど ) システム情報 ( 機器, 通信 ) * 収集開始を行う必要があります MXLOGGER ロガー チャネル ( タグ No, タグコメント ) GA10 新規に設定してください 設定する際は タグインポート機能 タグの自動割付機能 操作バーを活用いただくことで 設定の負担を軽くすることができます 詳細設定 > タグ 詳細設定 > 表示 > 表示グループ Excel やメモ帳などで作成したタグ名とタグコメントのリストを読み込めます 機器毎 タグ数での自動割付ができます 詳細設定 > タグまたは表示 選択した行のコピー & ペースト 一括 ON/OFF 自動順番付け ( インクリメント ) ができます

4-4 4.2 DAQWORX を併用する 1 並列使用 今の構成のまま GA10を追加で導入できます 2 上位接続 DAQWORXの上位ソフトとして導入することで 収集した データをGA10にまとめることができます 既設を一切変更せずに導入できます DAQWORXを併用 1 並列使用の例 2 上位接続の例 GA10 にデータを一元化できます Add Multi DAQ LOGGER GA10 Add Multi GA10 DAQ LOGGER μr1000 DX100 GX20 μr1000 DX100 GX20 既設 既設 1 並列使用 今お使いの PC に新たに GA10 をインストールし 新規に設定を行ってください 変更なし 並列使用の例 新規に設定してください Add Multi DAQ LOGGER GA10 μr1000 既設 DX100 GX20

4-5 2 上位接続 DAQWORX のロガーソフトが収集しているデータを GA10 に一元化します ロガーソフトで設定したタグ名は GA10 に自動反映されます 1. データ収集したまま モニタサーバを起動 上位接続の例 2. 機器登録画面で DAQLOGGER を選択 マネージャの M.SERV をクリック モニタサーバが起動します Add Multi GA10 DAQ LOGGER μr1000 DX100 GX20 機種 :DAQLOGGER ホスト名 :PC の IP アドレス ( または Localhost ) を入力 既設 4.3 DAQWORX と GA10 の機能比較表 ( 参考 ) 基本機能 DAQLOGGER DAQ32Plus MXLOGGER GA10 接続機種 多機種接続 Darwin 専用 MX100 専用 多機種接続 接続機器数 32 台 1 台 20 台 100 台 測定チャネル数 1600ch 300ch 1200ch 2000ch 演算チャネル数 60ch 240ch 200ch 収集周期 1s~ 0.5s~ 10ms~ 100ms~ (10ms~)* トリガ収集 オプション オプション オプション ロギンググループ別収集 ( マルチロギング ) オプション オプション オプション 自動データ変換 メール送信 データ処理 SMTP 認証対応 ( イベントプロセッサ ) FTP 転送 簡易レポート出力 レポート / 印刷 監視機能 遠隔監視 ( クライアント ) オプションオプションオプションオプショングラフィック監視オプションオプションオプション 本体機器 本体機器設定 各機器の付属ソフト 設定 操作 IO/AOモジュール操作 ユーティリティ ファイル結合 分割 再構成 ユーザ権限 ユーザ権限 その他 DDEサーバ OPC UAサーバ * GA10 を機器時刻優先モードで収集 MX100/MW100 で 10msec 収集を行った場合

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iii 改訂情報 資料名称資料番号 : GA10 データロギングソフトウェア導入ガイド : TI 04L65B01-02A 2014 年 1 月 / 初版新規発行 2016 年 1 月 /2 版 2 版 著作者 発行者 横河電機株式会社横河電機株式会社 180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32