メール入門講座テキスト インターネットを利用するには 自宅にあるパソコンをインターネットに接続するには プロバイダーとの契約が必要です イン ターネットの仕組み 回線の種類を知っておこう 1 プロバイダーとは? インターネットの利用には プロバイダーへの入会が必要です 光ファイバーや電話回線を介してパソコンをインターネットに接続し そのプロバイダーからインターネットにつながる回線が伸びているという仕組みです 光ファイバー光通信網を使って接続する方法で ADSL より速い速度で通信が可能 設置には工事が必要 ADSL 一般のアナログ電話回線を使って 高速なデータ接続が可能な方法 通常の電話回線があれば工事が不要 比較的安価がメリットだが 速度は 光 よりやや劣る CATV インターネットケーブルテレビの放送と同じケーブルを利用してインターネットを接続する方法 開通済みのテレビ回線があれば工事は不要 2 回線の種類使用時間に関わらず定額で利用でき パソコンの起動時は常にインターネットに接続した状態で使えるサービスを ブロードバンド接続 または 常時接続 と呼び 最近では主流の接続方法になっている 無線でインターネットに接続するサービス最近は屋外でもインターネットに接続するサービス会社が何社かある 1 WIMAX( ワイマックス ) 2 イーモバイル(NTT) いずれも契約が必要 所定の機器を購入すればどこででもインターネットに接続できる便利なもの 1-
メールソフトと機能 基本用語 メールアドレス郵便物でいうところの住所にあたります 電子メールは指定したメールアドレスに届けられます 添付ファイル写真や作成した文書のファイルなど メールの本文とは別に添付するファイルのことです サーバー情報を配信 蓄積している場所です 電子メールでは送信 受信の 2 種類のサーバーが使われ 送信者のパソコン 送信サーバー 受信サーバー 受信者のパソコンという経路で電子メールが届けられます ネチケットネット上のエチケットという意味の造語です インターネットでのコミュニケーションのおける独自のマナーをさします 1 ウィンドウズライブメールとは電子メールの利用には メールソフトが必要です ウィンドウズライブメール は マイクロソフトが無償提供しているソフトで ウィンドウズライブエッセンシャルズというパッケージに含まれています 2 電子メールでできること郵便と違い 電子メールが相手に届くまでの時間は一般的に数秒から数分です 遠く離れたところにいる相手にも素早く連絡がとれるのはもちろん 文字だけでなく 写真などのファイルも送受信することができます また ニュースなどの情報を提供するサービスも活用されています 3 画面構成 ウインドゥズライブメールを利用する上で必要となるメインウィンドウの画面構成 リボン機能のほぼすべてをここから利用できる フォルダーウィンドウ受信 送信などに分類し メールを保管するフォルダーが一覧表示される ショートカットメール カレンダー アドレス帳など機能を切り替えるためのショートカットがまとめられている メッセージ一覧選択しているフォルダー内にあるメールが一覧表示される ここで選択したメールの中身がプレビューウィンドウに表示される プレビューウィンドウ選択したメッセージの内容が表示される 2 カレンダーウィンドウこのソフトにはカレンダー機能があり カレンダーウィンドウから操作できる
メールの作成 送信 自分宛のテストメールを作成し 送信する 1 電子メールメッセージ をクリック 2 宛先を入力 アドレス帳からの入力の場合宛先ボタン アドレス帳から該当アドレスを選択 宛先ボタン OK 本文入力画面の宛先欄に宛先名が入力される 直接入力の場合宛先欄に直接アドレスを入力するか 又はアドレスのコピーを貼り付ける 3 件名を入力件名欄に テストメール と入力 4 本文を入力 です メール講座の練習を送信します と入力 5 送信ボタンをクリックフォルダーウィンドウの 送信トレイ に (1) と表示される 6 送信トレイをクリックし (1) の中身を開き誤字等の確認をする 7 確認が終われば もう一度 送信 ボタンを押し 送信トレイへ入れる 8 再度送信トレイをクリックし 画面上部のリボンの 送受信 ボタンをクリックする 9 送信トレイの中の件名が無くなれば送信された事になる 受信したメールを読む 自分宛に送信したメールを受信し 開いてみよう 1 りぼんのホームタブ画面の 送受信 ボタンをクリックし 受信する 2 メールが届いておればメッセージ一覧に太字でテストメールと表示され 先ほど送信したものが受信されたのが確認できる ( 未読のもは太字 既読のものは細字で表示 ) 3
3 メッセージ一覧の テストメール をクリックするとメールの内容が表示される プレビューウィンドウの表示切替 受信メールを見るプレビューウィンドウの表示方法は 3 種類に切替ができる 1 メッセージ一覧の右側表示 2 同 の下側表示 3 プレビューウィンドウで表示以上の切り替えは リボンの表示タブ プレビューウィンドウ 選択 ( プレビューウィンドウ表示はオフを選択 ) 作成したメールを送信せずに一時保管 書きかけのメールを保存する場合は 1 メッセージ作成画面の左上の Windows live メールボタンをクリック 2 保存 をクリック 3 保存を知らせる画面が出たら OK をクリックし 保存されたことを確認する メッセージ作成画面を で閉じる 書きかけのメールは 下書きフォルダー に保管された 4 上記を再度編集するには 下書きフォルダーを開き編集する 完成すれば通常の送信手順で送信する 4
用途に応じたメールの形式 電子メールを作成するとき メールの内容によってメール形式を使い分けることができる 1 テキスト形式本文の文字の大きさ 書体は自由に選択できない 決められた大きさ 書体だけ使用してメッセージを書く ただし 別に作成した写真等のファイルを添付することができる 2 リッチテキスト (HTML 形式 ) この形式は テキスト形式に比べ文字の大きさ 書体の選択 文字に色を付けるなど多彩な機能を備えている また 写真なども添付もでき本文に貼り付けることも可能である 3 形式切り替えの方法メッセージ作成画面の切り替えボタンをクリックして前記 2 形式を切り替える テキスト形式の場合は リボンの 機能表示が薄色になり使用不可と なる ファイルの添付および写真の張り付け 文字の選択ほか 1 ファイルの添付テキスト リッチともに添付の手順は同じです メッセージ作成画面の 挿入 ボタンをクリック ファイルの添付 ボタンをクリック ファイルの保管場所からファイルを選択 開く ボタンをクリック メッセージ作成画面の件名の下にファイル名が表示され 添付が完了 2 リッチテキストで写真や文字など装飾したメールを作成するリッチテキスト作成画面の メッセージ タブおよび 挿入 タブから必要なボタンをクリックしメッセージをつくる 5
4 写真を表示して送信するリッチテキストのメッセージ作成画面の 挿入 タブをクリック 写真 をクリック 写真保存のファイルが表示される 写真を選択して 開く をクリック メッセージ作成画面に選択した写真が表示される そのほかフォトアルバムでの表示もできる ( 写真 5 枚使用 ) メールの返信 転送 同じメールを複数の人に送る 1 もらったメールに返事を出す受け取ったメールに返事を出す場合は 返信 機能を使う 受信メールを開いた画面 返信ボタンをクリック 返信メール作成用の画面が表示される 宛先 件名 本文など元のメール内容が表示されている 元のメールの上の部分へ返事を入力する 元のメールの内容を残しておくと そのメールに至るまでのやり取りの把握に役立つが 不要であれば削除してもよい 送信は通常の手順で行う 2 もらったメールを転送するもらったメールをほかの人に転送する場合は 転送したいメールを開いた状態で 転送 ボタンをクリック 転送メール作成用の画面が表示される 転送する相手のアドレスを入力 必要なら前記の返信と同様の編集をするが そのまま転送する場合は編集は不要 送信は通常の手順で行う 3 複数の人にまとめて送る通常のメッセージ作成画面を開きアドレス帳から送りたい人を複数選び 宛先欄に複数の宛先を表示させる 送信手順は通常方法 3 CC( シーシー ) とBCC( ビーシーシー ) メールの作成画面で CC と BCC の表示 をクリックすると それぞれの入力欄が表示される CC とはカーボンコピーの略で 参考までにメールに目を通してほしい相手のアドレス 6
を CC 欄に入力し 同じメールを送信するといった使い方をする BCC は ブラインドカーボンコピーの略で CC 欄と同様に利用できる 受信者同士が互いのメールアドレス見ることのできる CC に対し BCC 欄に入力したアドレスはほかの受信者には見えません 署名 並び替え 整理 1 署名の作成知人へのメールでは 名前やメールアドレスを記した署名を付けるのがマナーですが その都度署名を書くのは面倒です あらかじめ作ったものが自動的に作成時に挿入されるようにする Windows Live メール ボタンをクリック オプション メール をクリック 署名 タブをクリック 新規作成 署名 1 署名を作成する 2 署名の挿入作成した署名を挿入するには メールの作成画面 その他 ボタンをクリック 署名 署名 1 メール作成画面のカーソル位置に署名が挿入される 4 自動的に署名を挿入する Windows Live メール ボタンをクリック オプション メール をクリック 署名 タブ すべての送信メッセージに署名を追加する にチェックを入れる メールを作成画面を開いた時にすでに署名が入っているので便利です 5 フォルダー内のメールを並び替える名前順や日付順などメールを並び替える フォルダー内のメールが増えると目当てのメールを探すのに手間がかかる こんな時並び替えて素早く探す 7
受信トレイで試してみよう 受信トレイをクリック リボンの表示タブをクリック 並べ替えボタンをクリック 並べ替え基準を選択 並べ替え完了 各フォルダーも同じ手順で並び替える 6 受信メールを分類して整理する ( フォルダーの作成 ) 整理整頓のため 新しくフォルダーを作成し 受信メールを分類する 受信トレイを右クリック フォルダーの作成 をクリック フォルダー名を入力 フォルダーを置く場所を指定 OK 新しいフォルダーに受信トレイの中にあるメールを移動させる 移動したいメールをドラッグし 新しいフォルダーにドロップする いわゆるドラッグ & ドロップを行う 8
知人のメールアドレスをアドレス帳に登録する 1 知人 友人のメールアドレスをアドレス帳に登録アドレス帳をクリック アドレス帳画面 知り合い ボタンをクリック 知り合いの簡易登録画面 名前 アドレスを入力 アドレス帳に追加 ボタンをクリック アドレス帳に追加された アドレス帳を開いて確認してみよう 2 受信したメールの相手をアドレス帳に登録対象のメールをクリックして選択 送信者の横にある アドレス帳に追加 をクリック 送信者名前 アドレスが入力された状態で 知り合いの追加 画面が開く 確認後 アドレス帳に追加 ボタンをクリック 完了 3 グループをアドレス帳に登録する多数のメンバーで構成するグループをアドレス帳に登録しておくと 会合などの案内に便利 アドレス帳ボタンをクリック リボンの 分類 ボタンをクリック 新しいカテゴリーの 9
作成 画面 カテゴリー名を入力 アドレス帳に登録済みの中からメンバー選択しクリック 下の空白マスに選択した名前が表示される 完了すれば 保存 ボタンをクリック グー ループがアドレス帳に登録された 4 文字の大きさを変え 読み易くするメールの件名 内容の文字サイズを変更して読み易くする Windows live メール ボタンをクリック オプション メールをクリック 作成タブ メールのボックスの時の大きさ (Pt) を変更入力 完了 10
その他 1 アカウント ( メールサーバー ) の確認インターネットに接続するために契約しているプロバイダーが管理するメールサーバーの設定を入力する必要がある すでにインターネットが開通済みのパソコンは 設定の必要はないが プロバイダーとの契約内容書類と その内容を確認してみよう リボンのホームタブ フォルダープレビューの名前を右クリック プロパティをクリック 各タブを開いてアカウントを確認する 右クリック 11
2 ウオッチ とはメッセージ一覧中 対応忘れ防止などの理由で件名ごとに赤字で強調すること ホームタブ ウオッチしたいメッセージを選択 リボンの ウオッチ ボタンをクリック 列表示のメッセージが出るが いいえ ボタンを押す メッセージに赤色が付いた 3 カレンダーメールの画面構成の中にカレンダーの表示がある 不必要なら非表示にできる 表示した場合の利用方法は リボンの表示タブ カレンダーウィンドウ ボタンをクリック 表示 非表示を切り替える ( 表示の場合 ) ホーム タブ 新しいアイテム ボタンをクリック 予定を入力 保存して終了 ボタンをクリック 完了 12
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