住宅取得等資金の非課税の適用を受ける場合の申告書作成 の操作手順を説明します
1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 01 2 作成開始 02 3 提出方法の選択等 03 4 適用する特例の選択 04 5 非課税の適用要件チェック ( その1) 05 ⑴ 住宅取得等資金の使途について 新築又は取得 を選んだ場合 06 ⑵ 住宅取得等資金の使途について 増改築等 を選んだ場合 07 6 非課税の適用要件チェック ( その2) 08 7 取得財産の入力 09 8 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力 010 9 課税制度選択 012 10 特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) 等の入力 013 11 過去の申告状況の入力 ( 申告書第二表 ) 015 12 取得財産の入力結果 016 13 課税財産の追加 017 14 贈与者が2 名で暦年課税を選択している場合 019 15 贈与者が2 名で相続時精算課税を選択している場合 020 16 住宅取得等資金の非課税の計算明細書 021 17 贈与税額計算結果 022 18 住所 氏名等の入力 024
確定申告書等作成コーナー ( トップ画面 ) から贈与税の申告書作成コーナーの 贈与税の申告書の作成を開始する前に 画面までの流れについては 確定申告書等作成コーナー ( 共通 ) の e-tax 編 又は 書面での提出編 をご確認ください 1 贈与税の申告書の作成を開始する前に 1 贈与税の申告書作成開始( 贈与税の申告書作成コーナーへ ) ボタンをクリックします 贈与税の申告書作成コーナーでは 贈与を受けた財産の評価を済ませた後に申告書の作成を開始してください なお 贈与を受けた財産が路線価方式により評価を行う土地 ( 地目が宅地 ) で 一定の場合に該当するときは 土地等の評価明細書作成コーナー を利用して土地等の評価を行うことができます 土地等の評価明細書作成コーナー をご利用になる場合は 贈与税の申告書の作成を開始する前に 画面の 土地等の評価明細書作成開始 ( 土地等の評価明細書作成コーナーへ ) ボタンをクリックしてください 1
2 作成開始 1 確定申告書等作成コーナーの よくある質問 及び 入力例 へのリンクが表示されます また 検索窓へキーワードを入力し 検索 ボタンをクリックすると よくある質問 の検索結果が表示されます 2 作成の進行状況が表示されます 上段 : 確定申告書等作成コーナーでの申告書等の主な作成の流れを表します 下段の文字リンク : 上段の詳細を表します 3 ご利用ガイド に各リンクがメニュー形式で表示されます ご利用になる際の注意事項等が記載されたページへのリンクですので 作成を行う前に必ずお読みください 4 過去に贈与税申告書形式入力コーナーで作成した保存データを読み込む方は 贈与税申告書形式入力コーナー保存データ読込 のリンクをクリックしてください 5 住宅取得等資金の非課税の適用 ボタンをクリックすると 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける贈与税の申告書の作成を開始します 震災に係る住宅取得等資金の非課税の適用を受ける贈与税の申告書 を作成する場合も 5 のボタンから作成を開始してください 2
3 提出方法の選択等 1 作成する申告書等を e-tax により提出するか 印刷して税務署に郵送等で提出するかを選択します 2 あなた ( 財産を取得した方 ) の生年月日を入力します ( 西暦での入力もできます ) 1 及び2について これまでの画面で選択 ( 又は入力 ) している場合には 選択 ( 又は入力 ) された状態で表示されます 3 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 3
4 適用する特例の選択 1 適用を受ける非課税のボタンをクリックします 次の画面以降は 住宅取得等資金の非課税の適用 ボタンをクリックした場合の画 面に従い説明します 1 住宅取得等資金の非課税平成 27 年 1 月 1 日から平成 31 年 6 月 30 日までの間に 父母や祖父母など直系尊属からの贈与により 自己の居住の用に供する住宅用の家屋の新築若しくは取得又は増改築等の対価に充てるための金銭を取得した場合において 一定の要件を満たすときは 非課税限度額 (11 ページ参照 ) までの金額について 贈与税が非課税となります 2 震災に係る住宅取得等資金の非課税 1 東日本大震災により滅失 ( 通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を含みます ) をした住宅に居住していた人 ( 居住しようとしていた人を含みます ) が 平成 27 年 1 月 1 日から平成 31 年 6 月 30 日までの間に父母や祖父母など直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合又は 2 警戒区域設定指示等が行われた日においてその警戒区域設定指示等の対象区域内に所在していた住宅に居住していた人が その警戒区域設定指示等が行われた日からその警戒区域設定指示等が解除された日以後 1 年を経過する日までの間に父母や祖父母など直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合で 一定の要件を満たすときは 非課税限度額までの金額について 贈与税が非課税となります ( 非課税限度額など詳しくは 国税庁ホームページをご覧いただくか 最寄りの税務署にお尋ねください ) 4
5 非課税の適用要件チェック ( その 1) 5
1 住宅取得等資金の使途について 新築又は取得 又は 増改築等 のいずれかを選択してください 2 質問事項について はい 又は いいえ を選択してください 質問事項は 1の住宅取得等資金の使途で選んだ項目によって 次の (1) 又は (2) のとおりに表示されますので 表示内容に応じて選択してください (1) 住宅取得等資金の使途について 新築又は取得 を選んだ場合 6
(2) 住宅取得等資金の使途について 増改築等 を選んだ場合 3 チェックした内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 特例の適用要件に該当しない場合は 次の画面へ進むことができません メッセージに従いチェックした内容を確認してください 4 質問事項について選択することで特例の適用要件に該当しているかチェックを行いますが 既に確認済である場合はチェックを省略することができます その場合は4の 特例適用要件確認済として次へ ボタンをクリックし 次の画面へ進んでください 7
6 非課税の適用要件チェック ( その 2) 1 あなた ( 財産を取得した方 ) が新築若しくは取得又は増改築等をした住宅用の家屋が省エネ等住宅に該当する場合は はい を 該当しない場合は いいえ を選択してください 省エネ等住宅 の内容については 画面上にあるリンクをクリックしてご確認ください 2 住宅用の家屋の新築若しくは取得又は増改築等に係る契約の締結をした年月日を入力してください 3 平成 27 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書を提出した方は 提出年月日等の入力をしてください 4 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 8
7 取得財産の入力 1 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産 ボタンをクリックします 9
8 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力 1 8ページの 6 非課税の適用要件チェック ( その2) 画面の1で選択した住宅の種類及び2で入力した契約年月日によって表示される非課税限度額が異なりますので 表示内容を確認します 2 贈与者 ( 財産をあげた方 ) の氏名 住所 生年月日 あなた ( 財産を取得した方 ) からみた贈与者の続柄を入力します 10
3 取得した財産について入力します 取得した日 財産の所在地及び住宅取得等資金の金額を入力します また 財産の所在地には 預貯金の場合は金融機関等の名称 支店名 所在地等を入力し 現金の場合は贈与者 ( 財産をあげた方 ) の住所を入力してください なお 住宅取得等資金の所在地が国外の場合には 財産の所在地が国外である場合のチェックボックスにチェックを入れてください 4 2で入力を行った贈与者 ( 財産をあげた方 ) からの贈与により取得した住宅取得等資金について非課税の適用を受ける金額を入力してください 住宅取得等資金の贈与者 ( 財産をあげた方 ) が複数いる場合には 各贈与者 ( 財産をあげた方 ) からの贈与により取得した住宅取得等資金について非課税の適用を受ける金額の合計額が非課税限度額を超えないよう 各贈与者 ( 財産をあげた方 ) ごとの非課税の適用を受ける金額を入力してください 5 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 贈与により取得した住宅取得等資金の金額が非課税の適用を受ける金額を超えるかどうかによって 進む先の画面が異なります 贈与により取得した住宅取得等資金の金額が非課税の適用を受ける金額を超える場合 ( 課税価格に算入される金額が1 円以上ある場合 ) 12 ページの 9 課税制度選択 画面に進みます 贈与により取得した住宅取得等資金の金額が非課税の適用を受ける金額を超えない場合 ( 課税価格に算入される金額がない場合 ) 16 ページの 12 取得財産の入力結果 画面に進みます 受贈者ごとの非課税限度額 新築 取得 増改築等 に係る契約年月日 ~ 平成 2 7 年 1 2 月 3 1 日 平成 2 8 年 1 月 1 日 ~ 平成 2 8 年 3 月 1 5 日 種 類 省エネ等住宅 1,500 万円 1,200 万円 上記以外の住宅 1,000 万円 700 万円 非課税の適用を受けようとする住宅用の家屋の新築若しくは取得又は増改築等に係る契約の締結をした年月日に応じた金額が受贈者ごとの非課税限度額となります ( 注 ) 住宅の種類について詳しくは8ページの 6 非課税の適用要件チェック ( その2) 画面の 省エネ等住宅 リンクをご覧ください 11
9 課税制度選択 10 ページの 8 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力 画面で入力した内容から 贈与により取得した住宅取得等資金の金額が非課税の適用を受ける金額を超える場合 ( 課税価格に算入される金額が1 円以上ある場合 ) にこの画面が表示されます 1 入力を行った贈与者 ( 財産をあげた方 ) ごとに 住宅取得等資金の非課税適用後の残額 ( 課税価格に算入される金額 ) について課税制度を選択します 暦年課税を選択した場合 16 ページの 12 取得財産の入力結果 画面に進みます 相続時精算課税を選択した場合 13 ページの 10 特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) 等の入力 画面に進みます 相続時精算課税を選択する場合は あなた ( 財産を取得した方 ) が贈与者 ( 財産をあげた方 ) の直系卑属 ( 子や孫など ) である推定相続人又は孫である必要があります 今回の贈与者 ( 財産をあげた方 ) から平成 26 年分以前の年分に贈与により取得した財産について相続時精算課税の適用を受けている方は 暦年課税を選択することができませんので 相続時精算課税 ボタンをクリックしてください 12
10 特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) 等の入力 (1)~(5) については 10 ページの 8 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力 画面で入力した内容が表示されます (1) (4) 及び (5) については この画面では変更できません (6) については 12 ページの 9 課税制度選択 画面において 相続時精算課税 ボタンをクリックした際に確認しているため この画面では変更できません 1 入力中の特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) からの贈与について相続時精算課税の適用を受けるのが初めてであるかについて はい 又は いいえ を選択してください 2 1で はい を選択した方で 養子縁組などにより年の途中で入力中の特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) の推定相続人又は孫となった方は 推定相続人又は孫となった理由 及び 推定相続人又は孫となった年月日 を入力してください なお 入力に当たっては 画面上にある 年の途中で特定贈与者の推定相続人又は孫となった方 リンクをクリックして 入力方法等をご確認ください 3 1で いいえ を選択した方は 過去の申告書の控えなどを参照して 過去の年分の 13
申告において控除した特別控除額の合計額を入力してください 4 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください (1で はい を選択した場合には 16 ページの 12 取得財産の入力結果 画面へ進み 1で いいえ を選択した場合には 15 ページの 11 過去の申告状況の入力 ( 申告書第二表 ) 画面へ進みます ) 14
11 過去の申告状況の入力 ( 申告書第二表 ) 13 ページの 10 特定贈与者 ( 財産をあげた方 ) 等入力 画面の1で いいえ を選択した場合に この画面が表示されます 1 申告した税務署名 年分等を入力してください 受贈者の氏名 欄及び 受贈者の住所 欄は 入力中の特定贈与者( 財産をあげた方 ) について過去に提出した 相続時精算課税選択届出書 に記載したあなた ( 財産を取得した方 ) の氏名 住所が 現在のあなたの氏名 住所と異なる場合に 相続時精算課税選択届出書 に記載したあなたの氏名 住所を入力してください 2 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください (16 ページの 12 取得財産の入力結果 画面へ進みます ) 15
12 取得財産の入力結果 入力した内容に誤りがないか確認します 修正を行う場合は 修正 ボタンを 削除を行う場合は 削除 ボタンをクリックしてください 1 他の贈与者 ( 財産をあげた方 ) から住宅取得等資金の贈与がある場合は 贈与者 ( 非課税の適用を受ける財産 ) を追加する ボタンをクリックすると 10 ページの 8 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力 画面が表示されますので 同様の操作で2 人目の入力をしてください 2 入力した内容に誤りがなく 贈与により取得した財産が住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産のみである場合には 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックします(21 ページの 16 住宅取得等資金の非課税の計算明細書 画面へ進みます ) また 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産以外の財産を贈与により取得している場合には 非課税の適用を受けない財産の入力 ボタンをクリックしてください (17 ページの 13 課税財産の追加 画面へ進みます ) 非課税の適用を受けない財産の入力 ボタンをクリックした場合は 住宅取得等資金の非課税の適用を受ける財産の入力内容の修正ができなくなりますので 非課税の適用を受けない財産の入力 ボタンをクリックする前に 入力データの一時保存 ( 作成を中断する場合 ) ボタンをクリックし 入力した情報を保存してください 16
13 課税財産の追加 16 ページの 12 取得財産の入力結果 画面の2で 非課税の適用を受けない財産の入力 ボタンをクリックした場合に この画面が表示されます 1 一般の贈与( 基礎控除額 110 万円 ) ボタンをクリックすると 一般の贈与がある方の入力 ( 贈与者情報の入力 ) 画面に進みます 詳しくは 操作の手引き 1. 一般の贈与の場合 ( 暦年課税 ) 編 をご確認ください 2 配偶者控除の適用を受ける財産( 配偶者控除額最高 2,000 万円 ) ボタンをクリックすると 贈与税の配偶者控除の特例要件チェック 画面に進みます 詳しくは 操作の手引き 2. 配偶者控除の特例の適用を受ける場合 ( 暦年課税 ) 編 をご確認ください 3 相続時精算課税の適用財産を追加する( 特別控除額最高 2,500 万円 ) ボタンをクリックすると 相続時精算課税適用財産の入力 画面に進みます 詳しくは 操作の手引き 3. 相続時精算課税の適用を受ける場合編 をご確認ください 4 他の特定贈与者で相続時精算課税の適用財産を追加する ボタンをクリックすると 特定贈与者( 財産をあげた方 ) 等の入力 画面に進みます 詳しくは 操作の手引き 3. 相続時精算課税の適用を受ける場合編 をご確認ください 17
事例では 課税価格に算入される金額 (300 万円 ) について 相続 時精算課税を選択していますが 暦年課税を選択した場合の画面や贈与 者が 2 名いる場合の画面は 19 ページや 20 ページのとおりです 18
14 贈与者が 2 名で暦年課税を選択している場合 暦年課税の適用財産を追加する ( 基礎控除額 110 万円 ) ボタンをクリックすると 贈与者の情報を保持していますので 一般の贈与がある方の入力 ( 取得財産の入力 ) 画面に進みます 詳しくは 操作の手引き 1. 一般の贈与の場合 ( 暦年課税 ) 編 をご確認ください 19
15 贈与者が 2 名で相続時精算課税を選択している場合 相続時精算課税の適用財産を追加する ( 特別控除額最高 2,500 万円 ) ボタンが 2つとなっていますが ボタンをクリックした際の画面の進み方は事例と同じです 20
16 住宅取得等資金の非課税の計算明細書住宅取得等資金の非課税の計算結果 ( 申告書第一表の二 ) を確認します 修正を行う場合は < 戻る ボタンをクリックしてください 1 入力した内容に誤りがなければ 次へ > ボタンをクリックしてください 21
17 贈与税額計算結果納付税額等を確認します 修正を行う場合は < 戻る ボタンをクリックしてください 1 入力した内容に誤りがなければ 入力終了 ( 次へ )> ボタンをクリックしてください 相続時精算課税を選択した場合のみ 相続時精算課税の計算結果を見る ボタンが表示されます 22
贈与税額が 0 円であっても住宅取得等資金の非課税の適用を受け る場合には期限内申告が必要ですので ご注意ください 23
18 住所 氏名等の入力 1 あなた ( 財産を取得した方 ) の住所や氏名等を入力します 2 入力した内容に誤りがなければ 申告書等作成終了次へ> ボタンをクリックしてください 住所検索 ボタンを使用すると 郵便番号の入力内容から検索した住所及び税務署情報 ( 都道府県 税務署名 ) を 画面上の対応する入力項目へ自動的に表示することができます 郵便番号で検索できなかった方は 市区町村選択 ボタンをクリックして都道府県市区町村を選択してください 24