1. 自社株式の相続税 贈与税の納税が猶予及び免除されます 円滑な事業承継を支援するために 相続税や贈与税について税制の特例があります 相続税 現経営者の相続又は遺贈により 後継者 ( 注 1) が取得した自社株式 ( 注 2) の 80% 部分の相続税の納税が猶予及び免除されます 贈与税 現経営者

Similar documents

『事業承継の際の相続税・贈与税          の納税猶予制度』

H ( 火 ) H ( 水 ) H ( 金 ) H ( 火 ) H ( 月 ) H ( 火 ) H ( 土 ) H ( 日 ) H ( 木 ) H ( 火 ) H

事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

第 40 回 看護総合 2009 年 平成 21 年 2009/7/18-19 京都府京都市 2009 年 2010 年 精神看護 2009/7/23-24 島根県松江市 2009 年 2010 年 母性看護 2009/8/6-7 佐賀県佐賀市 2009 年 2010 年 看護教育 2009/8/2

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

 

<4D F736F F F696E74202D DC C5817A94F18FE38FEA8A948EAE939982C982C282A282C482CC91A1975E90C A91B190C582CC945B90C C814596C68F9C81698E968BC68FB38C7090C590A7816A82CC82A082E782DC82B520202

22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2

1 1 A % % 税負 300 担額

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

<4D F736F F F696E74202D E93788E968BC68FB38C7090C590A789FC90B38A E >

»°ËÞ½ŸA“⁄†QŸA“⁄Æ�°½No9


129


untitled

関東 優良産廃処理業者認定制度で優良認定を受けている許可証 組合員都道府県 許可地域組合員名所在地 茨城県 黒沢産業 ( 株 ) 茨城県 関 茨城県 茨城県 ( 株 ) マツミ ジャパン 茨城県 茨城県 ( 株 ) 国分商会 埼玉県

Microsoft Word 報告の手引き(HP掲載) .docx

使用の許可事業者の皆様へ こんなときに必要です! アルコール事業法 許可事項の変更手続き アルコール事業法は アルコールの酒類の原料への不正な使用を防止するため 許可制度のもと厳格な流通管理を行っています このため 許可申請時の内容に変更が生じた場合には 変更手続が必要になります 新製品のアルコール

株式の贈与 相続税を ゼロ に! 中小企業の事業承継税制と金融支援 - 中小企業経営承継円滑化法事業者向け手引き - 神奈川県

2 受入施設別献血量 ( 推計値 ) ブロ都ック道府県 合計 全国血液センター献血者数速報 (Ⅰ) 血液センター 平成 30 年 12 月分 L % L % 日 L L % 日 L L % 台 L L % 台 L 8, ,768

<925089BF955C81698CF6955C816A2E786C73>

平成 31 年 3 月 20 日更新 全国女性の参画マップ 平成 30 年 12 月作成 内閣府男女共同参画局

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

平成 27 年 2 月から適用する公共工事設計労務単価 1 公共工事設計労務単価は 公共工事の工事費の積算に用いるためのものであり 下請契約等における労務単価や雇用契約における労働者への支払い賃金を拘束するものではない 2 本単価は 所定労働時間内 8 時間当たりの単価である 3 時間外 休日及び深

事業承継税制の全体像は ( 図表 1) の通りである ( 図表 1) 事業承継税制の全体像 経営者 1 代目 経営者 2 代目 一括贈与 大臣認定 贈与税の課税 贈与税の納税猶予の適用 相続税の納税猶予制度と同様 雇用確保を含む 5 年間の事業継続を行い その後も株式を継続保有 生前贈与により株式の

参考. 改正前の制度概要 ( 改正対象は太字 ) (1) 税の納税猶予の全体像 ( 概要 ) の要件 会社の代表者であったこと 時には代表権を有していないこと と同族関係者で決議数の 50% 超の株式を保有かつを除いた同族内で筆頭株主であったこと 認定対象会社の要件 の要件 会社の代表者であること

納税猶予打切りリスクの緩和 利子税率の引き下げ 承継 5 年超で 5 年分の利子税の免除 債務控除方式の変更 債務控除を株式以外の財産から行うことで 納税猶予の効果を高める < 平成 27 年度税制改正 > 贈与税の納税猶予 免除制度の拡充 1 代目が存命中に 2 代目が 3 代目に納税猶予 免除制

1 第 2 章都道府県知事の認定について 第 1 節第一種特例贈与認定中小企業者 贈与税の納税猶予制度の認定要件 ( 施行規則第 6 条第 1 項第 11 号 ) 贈与税の納税猶予制度の適用を受けるには 以下の要件等を満たすことが必要です 1 対象会社要件 中小企業者であること 上場会社等 風俗営業

平成29年3月高等学校卒業者の就職状況(平成29年3月末現在)に関する調査について

公文書管理条例等の制定状況調査結果 平成 3 0 年 3 月総務省自治行政局行政経営支援室

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

調査実施概況 小学校 ( 都道府県 ( 指定都市除く )) 教育委員会数 ( 1) 学校数児童数 ( 2) 全体 実施数 調査対象者在籍学校数 実施数国語 A 国語 B 主体的 対話的で深い学びに関する状況 ( 3) 算数 A 算数 B 質問紙 平均正答率 13~15 問 国語

文字数と行数を指定テンプレート

<4D F736F F D2081A030308B4C8ED294AD955C8E9197BF955C8E862E646F63>

(別紙1)

< E188CA8C9F8FD88A65955C2E786C73>

(1) 改正の内容 内容 現行制度 特例制度 納税猶予対象株式 納税猶予税額 発行済議決権株式総数の 3 分の 2 に達するまでの株式 贈与の場合 : 納税猶予対象株式に係る贈与税の全額 相続の場合 : 納税猶予対象株式に係る相続税の 80% 取得した全ての株式 贈与の場合 : 納税猶予対象株式に係

2. 長期係数の改定 保険期間を2~5 年とする契約の保険料を一括で支払う場合の保険料の計算に使用する長期係数について 近年の金利状況を踏まえ 下表のとおり変更します 保険期間 2 年 3 年 4 年 5 年 長期係数 現行 改定後

年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

景況レポート-表


平成 24 年度職場体験 インターンシップ実施状況等調査 ( 平成 25 年 3 月現在 ) 国立教育政策研究所生徒指導 進路指導研究センター Ⅰ 公立中学校における職場体験の実施状況等調査 ( 集計結果 ) ( ) は 23 年度の数値 1 職場体験の実施状況について ( 平成 24 年度調査時点

PowerPoint プレゼンテーション


11 m2~15 m2 7m2~10 m2 6m2以下 1 級地別記 7 別記 8 別記 9 2 級地別記 7 別記 8 別記 9 3 級地別記 7 別記 8 別記 9 ただし 次に掲げる当該世帯の自立助長の観点から引き続き当該住居等に居住することが必要と認められる場合又は当該地域の住宅事情の状況に

平成20年度税制改正対応

1. 社会福祉法人経営動向調査 ( 平成 30 年 ) の概要 目的 社会福祉法人と特別養護老人ホームの現場の実感を調査し 運営実態を明らかにすることで 社会福祉法人の経営や社会福祉政策の適切な運営に寄与する 対象 回答状況 対 象 特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人 489 法人 (WAM

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

<944D92868FC75F8F578C D834F F E F1817A35302E786C736D>

Microsoft Word - 05 第1章 中扉.doc

1 贈与税の納税猶予制度の認定要件 ( 施 規則第 6 条第 1 項第 11 号 ) 贈与税の納税猶予制度の適 を受けるには 以下の要件等を満たすことが必要です 対象会社要件 中 企業者であること 上場会社等 俗営業会社に該当しないこと 資産保有型会社 は資産運 型会社 ( 以下 資産保有型会社等

機関 公益財団法人日本スポーツ 1 H 仲裁機構 平成 19 年度 平成 20 年度 H 大阪弁護士会

第 18 表都道府県 産業大分類別 1 人平均月間現金給与額 ( 平成 27 年平均 ) 都道府県 鉱業, 採石業, 砂利採取業建設業製造業 円円円円円円円円円 全国 420, , , , , , , ,716 28

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-

秋田市会場最終結果一覧2.pdf

平成 27 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

厚生労働科学研究費補助金 (地域健康危機管理研究事業)

(Microsoft Word - \223o\230^\220\\\220\277\217\221\201iWord\224\305\201j.doc)

B 新潟県神戸市千葉市徳島県 新潟県神戸シニア選抜千葉市シニア徳島カバロスシニア (1 日目 ) 第 2 9:55-10:40 新潟県 0 ( ) 4 神戸市 (1 日目 ) 第 2 9:55-10:40 千葉市 1 ( (1 日目 ) 第 6 13:35-14:20 ) 1 徳島県 新潟県 0 (

平成 26 年 3 月 28 日 消防庁 平成 25 年の救急出動件数等 ( 速報 ) の公表 平成 25 年における救急出動件数等の速報を取りまとめましたので公表します 救急出動件数 搬送人員とも過去最多を記録 平成 25 年中の救急自動車による救急出動件数は 591 万 5,956 件 ( 対前

<4D F736F F D D91208D918CF697A791E58A7795CE8DB7926C C F2E646F63>

「公立小・中・高等学校における土曜日の教育活動実施予定状況調査」調査結果

A-1_中央年報 「野菜」品目別産地別月別取扱高表H28(A4横)

平成 22 年第 2 四半期エイズ発生動向 ( 平成 22(2010) 年 3 月 29 日 ~ 平成 22(2010) 年 6 月 27 日 ) 平成 22 年 8 月 13 日 厚生労働省エイズ動向委員会

<4D F736F F D20486F744E E D BD90AC E93788AEE8AB28AC CF906B89BB97A6816A817C82BB82CC A2E646F63>


住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線

Microsoft Word - 公表資料2013本番

平成 25 年度税制改正解説相続税 ~ 基礎控除の引き下げ 税率構造の見直し等 法定相続人の数と基礎控除法定相続人の数と基礎控除 法定相続人の数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 60,000 千円 70,000 千円 80,000 千円 90,000 千円 100,000 千円 36,000

介護職員処遇改善加算実績報告チェックリスト 提出前に 次の書類が揃っているか最終の確認をお願いします このチェックリストは 提出する実績報告書類に同封してください チェック 介護職員処遇改善実績報告書 ( 別紙様式 3) 事業所一覧表 ( 別紙様式 3 添付書類 1) 必要に応じて 別紙様式 3 添

( 図表 1) 特別養護老人ホームの平米単価の推移 ( 平均 ) n=1,836 全国東北 3 県 注 1) 平米単価は建築工事請負金額および設計監

平成19年12月○日

Microsoft PowerPoint - スポーツ経済度ランキング.ppt

平成 26 年の救急出動件数等 ( 速報 ) 消防庁

中央年報 「野菜」品目別産地別月別取扱高表H26(A4横)


別紙様式 3( 付表 1) 平成 年度介護職員処遇改善加算実績報告書積算資料 薄い黄色のセルに必要事項を入力してください 1. 加算受給額 ( 現行の加算 Ⅰと 現行の加算 Ⅱの比較額について ) 別紙様式 3の56を記載する場合のみ記載 別紙様式 3の34により報告した場合は記載不要です 単位 :

< ( 平成 29 年 9 月分 )> 2010 年平均 =100 ブロック別 北海道地方 東北地方


2-5 住宅の設備

労働力調査(基本集計)平成25年(2013年)平均(速報)結果の要約,概要,統計表等

都道府県ごとの健康保険料率 ( 平成 30 年 ) 基本保険料率 / 特定保険料率の合算料率 都道府県 料率 都道府県 料率 都道府県 料率 都道府県 料率 北海道 東京 滋賀 香川 青森 神奈川 京都


これだけは知っておきたい地震保険

- 1 - Ⅰ. 調査設計 1. 調査の目的 本調査は 全国 47 都道府県で スギ花粉症の現状と生活に及ぼす影響や 現状の対策と満足度 また 治療に対する理解度と情報の到達度など 現在のスギ花粉症の実態について調査しています 2. 調査の内容 - 調査対象 : ご自身がスギ花粉症である方 -サンプ

別添2 乳児家庭全戸訪問事業の実施状況

共通基準による観光入込客統計 ~ 共通基準に基づき 平成 22 年 月期調査を実施した 39 都府県分がまとまりました~ 平成 23 年 10 月 31 日観光庁 各都道府県では 平成 22 年 4 月より順次 観光入込客統計に関する共通基準 を導入し 信頼 性の高い観光入込客統計調査を

「交通マナー」に関するアンケート調査結果

別紙様式 3 松山市長様 介護職員処遇改善実績報告書 ( 平成年度届出用 ) 記載例 事業所等情報 事業者 開設者 主たる事務所の所在地 事業所等の名称 事業所の所在地 フリガナ カブシキガイシャマツヤマ 名称株式会社松山 79- 都 道愛媛松山市 一丁目 1-1 府 県 電話番号 89-- FAX

参考 平成28年度 公立学校教員採用選考試験の実施状況調査

1. はじめに 中小企業経営者の高齢化が進展する中 事業承継の円滑化は喫緊の課題です 平成 30 年度税制改正において 事業承継の際に生ずる相続税 贈与税の負担を軽減する 非上場株式等についての相続税及び贈与税の納税猶予及び免除の特例 ( 以下 事業承継税制 ) が抜本的に改正されました 本改正では

医療法人への移行の案内.indd

贈与税の納税猶予制度の認定要件 ( 施 規則第 6 条第 1 項第 13 号 ) 贈与税の納税猶予制度の適 を受けるには 以下の要件等を満たすことが必要です 3 ( 贈与者 ) 先代経営者以外の株主等の要件 先代経営者からの贈与 は相続以後に 贈与を った者であること ( 先代経営者からの贈与 は相


Contents 1 Section Chapter Part Part Chapter Part1 9 Part2 12 Part3 14 Part4 16 Chapter Part1 17 Par

Transcription:

事業承継と税制 納税資金の負担が重く 事業を継続できるか不安だ 自社株式の価値が上がり 納税額が高額になりそうだ 納税猶予及び免除制度を利用したいが 手続がよく分からない 税務署における手続 具体的な納付税額や免除税額等の詳細については 国税庁又は税務署にお問い合せください

1. 自社株式の相続税 贈与税の納税が猶予及び免除されます 円滑な事業承継を支援するために 相続税や贈与税について税制の特例があります 相続税 現経営者の相続又は遺贈により 後継者 ( 注 1) が取得した自社株式 ( 注 2) の 80% 部分の相続税の納税が猶予及び免除されます 贈与税 現経営者からの贈与により 後継者 ( 注 1) が取得した自社株式 ( 注 2) に対応する贈与税の納税が猶予及び免除されます ( 注 1) 平成 27 年 1 月以降に発生した相続 贈与は 親族外の後継者も本税制の適用対象者となります ( 注 2) 本税制の対象となる自社株式は 後継者が相続 贈与前から既に保有していた分も含めて 発行済議決権株式総数の 3 分の 2 までの部分です ( 具体例 ) 本税制の適用を受けると 次の例の様に大きな効果が期待できます ( 相続税の場合 ) 後継者 A の納付税額 自社株式 7 億円 後継者 Aが取得その他財産 3 億円 非後継者 Bが取得合計 1 0 億円 ( 注 ) 相続人は 子 2 人 ( 後継者 A と非後継者 B) とする 納税猶予の適用を受けない場合約 2 億 8,000 万円 納税猶予の適用を受ける場合約 4,000 万円 ( 納税猶予税額 : 約 2 億 4,000 万円 ) 上記の自社株式 7 億円は 発行済議決権株式総数の 3 分の 2 部分であるものと想定しています 1

2. 納税猶予を受けるための主な要件 納税猶予を受けるためには 以下の要件等を満たすことが必要です (1) 会社の主な要件 相続税 贈与税 共通 中小企業者であること 業種目資本金従業員数又は製造業その他 3 億円以下 300 人以下 製造業のうちゴム製品製造業 ( 自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く ) 3 億円以下 900 人以下 卸売業 1 億円以下 100 人以下 小売業 5,000 万円以下 50 人以下 サービス業 5,000 万円以下 100 人以下 サービス業のうちソフトウェア業又は情報処理サービス業 3 億円以下 300 人以下 サービス業のうち旅館業 5,000 万円以下 200 人以下 上場会社 風俗営業会社でないこと 従業員が 1 人以上であること 資産保有型会社等に該当しないこと 資産保有型会社等とは 総資産に占める非事業用資産の割合が 70% 以上の会社 ( 資産保有型会社 ) 総収入金額に占める非事業用資産の運用収入の割合が 75% 以上の会社 ( 資産運用型会社 ) をいいます ただし 常時使用する従業員 ( 後継者自身と後継者と生計を一にする親族を除く ) が 5 名以上いるなど 事業実態があるものとして一定の要件を満たす場合には資産保有型会社等には該当しないものとされます (2) 先代経営者の主な要件 相続税 贈与税 共通 会社の代表者であったこと 相続開始直前又は贈与直前において 先代経営者と先代経営者の親族などで総議決権数の過半数を保有しており かつ これらの者の中で筆頭株主であったこと 贈与税 贈与時に代表者を退任していること ( 有給役員として残ることは可 ) (3) 後継者の主な要件 親族外の後継者も本税制の適用対象者となります 相続税 贈与税 共通 相続開始時又は贈与時において 後継者と後継者の親族などで総議決権数の過半数を保有し かつこれらの者の中で筆頭株主であること 相続税 相続開始の直前において役員であり 相続開始から5ヶ月後に代表者であること 贈与税 贈与時に20 歳以上 贈与の直前において3 年以上役員であり かつ 代表者であること 2

3. 納税猶予を受けるための手続 納税猶予を受けるためには 都道府県知事の認定 税務署への申告 の手続が必要となります (1) 相続税の納税猶予についての手続 提出先 都道府県庁税務署都道府県( ) 庁税務署相続の開始 認定 税務署へ申告 納税猶予の開始 申告期限後 5 年間 相続開始後 8 ヶ月目までに申請 主な作成書類及び添付書類については 5 ページをご参照下さい 審査後 認定書が交付される 認定書の写しとともに 相続税の申告書等を提出 主な作成書類及び添付書類については 5 ページをご参照下さい 納税猶予税額及び利子税の額に見合う担保 * を提供 * 特例を受ける非上場株式の全てを担保提供すれば 納税猶予税額及び利子税の額に見合う担保提供があったものとみなされます 都道府県庁へ 年次報告書 を提出 ( 年 1 回 ) 認定時の要件を引き続き維持していることなどを報告 税務署へ 継続届出書 を提出 ( 年 1 回 ) 引き続き納税猶予の特例を受けたい旨などを届出 5 年経過後 税務署へ 継続届出書 を提出 (3 年に 1 回 ) 引き続き納税猶予の特例を受けたい旨などを届出 ( ) 提出先は 主たる事務所の所在地を管轄する都道府県庁 です 3

(2) 贈与税の納税猶予についての手続 提出先 都道府県庁税務署都道府県庁税務署贈与の実行 認定 税務署へ申告 納税猶予の開始 申告期限後 5 年間 贈与の翌年 1 月 15 日までに申請 主な作成書類及び添付書類については 5 ページをご参照下さい 審査後 認定書が交付される 認定書の写しとともに 贈与税の申告書等を提出 主な作成書類及び添付書類については 5 ページをご参照下さい 納税猶予税額及び利子税の額に見合う担保 * を提供 * 特例を受ける非上場株式の全てを担保提供すれば 納税猶予税額及び利子税の額に見合う担保提供があったものとみなされます 都道府県庁へ 年次報告書 を提出 ( 年 1 回 ) 認定時の要件を引き続き維持していることなどを報告 税務署へ 継続届出書 を提出 ( 年 1 回 ) 引き続き納税猶予の特例を受けたい旨などを提出 5 年経過後 税務署へ 継続届出書 を提出 (3 年に 1 回 ) 引き続き納税猶予の特例を受けたい旨などを提出 4

4. 納税猶予を受けるために必要な書類 認定 ( 相続税の場合 ) ( 提出先 : 主たる事務所の所在地を管轄する都道府県庁 ) 主な作成書類 主な添付書類 認定申請書 定款及び株主名簿の写し 登記事項証明書 遺言書又は遺産分割協議書の写し及び相続税の見込額を記載した書類 従業員数証明書 貸借対照表 損益計算書等 上場会社又は風俗営業会社でない旨の 誓約書 被相続人 相続人及び株式を保有している 親族の戸籍謄本又は抄本 納税猶予 ( 相続税の場合 ) ( 提出先 : 被相続人の住所地を管轄する税務署 ) 主な作成書類 相続税の申告書非上場株式等の明細及び納税猶予分の相続税額の計算に関する明細書等を添付 主な添付書類 都道府県知事から交付された認定書の写し 都道府県庁へ提出した認定申請書の写し 定款及び株主名簿の写し 登記事項証明書 従業員数証明書 後継者の戸籍謄本又は抄本 遺言書又は遺産分割協議書の写し及び相続人全員の印鑑証明書 ( 遺産分割協議書に押印したもの ) 貸借対照表 損益計算書等 贈与税の場合は 贈与契約書の写し等が必要になります 5

申告期限後5年間5年経過後5. 納税猶予を続けるための主な要件 納税猶予を続けるためには 以下の主な要件を満たすことが必要です 満たせなかった場合には 納税猶予税額の全額あるいは一部の納付が必要となります 主な要件 相続税 贈与税共通 満たせなかった場合 後継者が会社の代表者であること 雇用の 8 割以上を 5 年間平均で維持すること 後継者が筆頭株主であること 上場会社 風俗営業会社に該当しないこと 猶予対象株式を継続保有していること 資産保有型会社等に該当しないこと 猶予対象株式を継続保有していること 資産保有型会社等に該当しないこと 全額納付 平成 26 年 12 月以前の贈与 相続については 雇用の 8 割以上を 5 年間 毎年 維持することが必要です なお 所定の手続きを行った場合は 残存年数の期間は 平均 で維持することとすることが可能です また 平成 29 年税制改正において計算方法の見直しが行われました 詳しくは 8P をご覧ください 譲渡した株式の割合分だけ納付 全額納付 納税が猶予されていた税額の全部又は一部と利子税は 上記納付する場合となった日から 2 ヶ月を経過する日 ( 納税猶予期限 ) までに納付する必要があります なお 利子税の額は 相続税 贈与税の申告期限の翌日から納税猶予期限までの日数に応じた額となります また 5 年経過後に納付することとなった場合には 当該 5 年間の利子税は免除されます 6

6. 納税猶予額が免除となるケース 一定の条件 ( 主なものを以下に例示 ) を満たす場合 納税猶予税額が免除されます 相続税 後継者 ( 相続人 ) が死亡した場合 贈与税 先代経営者 ( 贈与者 )( 注 1) 又は後継者 ( 受贈者 ) が死亡した場合 相続税 贈与税 共通 申告期限後 5 年間において やむを得ない理由により 後継者が代表権を有しなくなった日以後に 後継者が 猶予継続贈与 ( 注 2) を行った場合 申告期限後 5 年経過後に 後継者が 猶予継続贈与 ( 注 2) を行った場合 申告期限後 5 年経過後に 会社が破産手続開始の決定又は特別清算開始の命令等を受けた場合 ( 注 3) ( 注 1) 先代経営者 ( 贈与者 ) が死亡した場合 後継者 ( 受贈者 ) が猶予されていた贈与税は免除されますが 先代経営者から後継者への相続があったものとみなされ相続税の納税義務が生じる場合があります ただし 後継者が一定の手続を行うことにより 相続税の納税猶予に切り替えることができます ( 注 2) 猶予継続贈与 とは 納税猶予を受けている後継者 (2 代目経営者 ) が 株式を次の後継者 (3 代目経営者 ) に贈与し その後継者 (3 代目経営者 ) が納税猶予を受ける場合における贈与をいいます ( 下記図 3 参照 ) 後継者 (2 代目経営者 ) の納税猶予税額のうち 次の後継者 (3 代目経営者 ) が納税猶予を受ける株式に対応する部分が免除されます ( 注 3) 申告期限後 5 年経過後に 民事再生計画の認可決定があった場合など その時点における非上場株式等の価額に基づき 納税猶予税額の再計算を行い 再計算後の納税猶予税額で納税猶予を継続することができる場合があります 再計算前における納税猶予税額から再計算後の納税猶予税額を控除した差額は 免除されます 7

7. 平成 29 年度改正における見直し 平成 29 年度税制改正において 人手不足への対応 生前贈与の促進の観点から 以下のような見直しを行いました (1) 従業員が 1 人減っても納税猶予が継続 従業員数 4 人の企業の場合 5 年間の平均従業員数が 3 人以上であれば 雇用要件を満たすようになりました 雇用要件とは 原則として従業員数を 5 年間平均で 8 割以上維持しなければならないという要件です 見直し前 見直し後 4 人 80%=3.2 人 4 人以上 ( 端数切り上げ ) 4 人 3 人 5 人 4 人 4 人 80%=3.2 人 3 人以上 ( 端数切捨て ) 4 人 3 人 5 人 4 人 3 人 2 人 80% 3 人 2 人 80% 2 人 1 人 75% 2 人 1 人 75% 66% 66% 50% 50% (2) 相続時精算課税制度との併用が可能となり取消し時のリスクが低減 ( 例 ) 贈与税の納税猶予を受けていて 取り消された場合の納税額 見直し前 約 1 億 300 万円 約 6,800 万円 見直し後 相続時精算課税制度と併用すると 3,500 万円 ( 事例 ) 発行済議決権株式総数 300 株 1 株 100 万円 株価総額 3 億円 先代経営者が株式全てを保有しており 後継者である息子へ当該株式のうち 200 株 (3 分の 2) を贈与したが 要件を満たさなくなり 贈与税の納税猶予が取り消された場合 (3) 災害や取引先の倒産等が発生した場合の要件緩和 例えば 災害により事業用資産の 3 割以上が損壊した場合には 雇用要件が免除されます 8

各都道府県の申請窓口 お問合せ先平成 29 年 4 月現在 北海道経済部地域経済局中小企業課 011-204-5331 060-8588 北海道札幌市中央区北 3 条西 6 丁目青森県商工労働部地域産業課 017-734-9374 030-8570 青森県青森市長島 1 丁目 1 番 1 号岩手県商工労働観光部経営支援課 019-629-5547 020-8570 岩手県盛岡市内丸 10 番 1 号宮城県経済商工観光部中小企業支援室 022-211-2742 980-8570 宮城県仙台市青葉区本町 3 丁目 8 番 1 号秋田県産業労働部産業政策課 018-860-2215 010-8572 秋田県秋田市山王 3 丁目 1 番 1 号山形県商工労働部中小企業振興課 023-630-2354 990-8570 山形県山形市松波 2 丁目 8 番 1 号福島県商工労働部経営金融課 024-521-7288 960-8670 福島県福島市杉妻町 2 番 16 号茨城県商工労働観光部中小企業課 029-301-3560 310-8555 茨城県水戸市笠原町 978 番 6 栃木県産業労働観光部経営支援課 028-623-3173 320-8501 栃木県宇都宮市塙田 1 丁目 1 番 20 号群馬県産業経済部商政課 027-226-3339 371-8570 群馬県前橋市大手町 1 丁目 1 番 1 号埼玉県産業労働部産業支援課 048-830-3910 330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂 3 丁目 15 番 1 号千葉県商工労働部経営支援課 043-223-2712 260-8667 千葉県千葉市中央区市場町 1 番 1 号東京都産業労働局商工部経営支援課 03-5320-4783 163-8001 東京都新宿区西新宿 2 丁目 8 番 1 号産業労働局中小企業部中小企業支援課神奈川県 046-235-5620 ( かながわ中小企業成長支援ステーション ) 神奈川県海老名市下今泉 705 番地 1 243-0435 県立産業技術総合研究所 2 階新潟県産業労働観光部産業政策課団体 小規模企業支援室 025-280-5235 950-8570 新潟県新潟市中央区新光町 4 番地 1 富山県商工労働部経営支援課 076-444-3252 930-8501 富山県富山市新総曲輪 1 番 7 号石川県商工労働部経営支援課 076-225-1525 920-8580 石川県金沢市鞍月 1 丁目 1 番地山梨県産業労働部企業立地 支援課 055-223-1541 400-8501 山梨県甲府市丸の内 1 丁目 6 番 1 号長野県産業労働部産業立地 経営支援課 026-235-7195 380-8570 長野県長野市大字南長野字幅下 692 番 2 号岐阜県商工労働部商業 金融課 058-272-8389 500-8570 岐阜県岐阜市薮田南 2 丁目 1 番 1 号静岡県経済産業部商工業局経営支援課 054-221-2807 420-8601 静岡県静岡市葵区追手町 9 番 6 号愛知県産業労働部中小企業金融課 052-954-6332 460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸 3 丁目 1 番 2 号三重県雇用経済部中小企業 サービス産業振興課 059-224-2447 514-8570 三重県津市広明町 13 番地 9

各都道府県の申請窓口 お問合せ先平成 29 年 4 月現在 福井県産業労働部産業政策課小規模企業応援室 0776-20-0367 910-8580 福井県福井市大手 3 丁目 17 番 1 号滋賀県商工観光労働部中小企業支援課 077-528-3732 520-8577 滋賀県大津市京町 4 丁目 1 番 1 号京都府商工労働観光部ものづくり振興課 075-414-4851 602-8570 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町大阪府商工労働部中小企業支援室経営支援課 06-6210-9490 559-8555 大阪市住之江区南港北 1 丁目 14 番 16 号咲洲庁舎 25 階兵庫県産業労働部産業振興局経営商業課 078-362-3313 650-8567 兵庫県神戸市中央区下山手通 5 丁目 10 番 1 号奈良県産業振興総合センター創業 経営支援部経営支援課 0742-33-0817 630-8031 奈良県奈良市柏木町 129 番地 1 号和歌山県商工観光労働部商工労働政策局商工振興課 073-441-2742 640-8585 和歌山県和歌山市小松原通 1 丁目 1 番鳥取県商工労働部企業支援課 0857-26-7249 680-8570 鳥取県鳥取市東町 1 丁目 220 番地島根県商工労働部中小企業課 0852-22-5288 690-8501 島根県松江市殿町 1 番地岡山県産業労働部経営支援課 086-226-7353 700-8570 岡山県岡山市北区内山下 2 丁目 4 番 6 号広島県商工労働局経営革新課 082-513-3370 730-8511 広島県広島市中区基町 10 番 52 号山口県商工労働部経営金融課 083-933-3185 753-8501 山口県山口市滝町 1 番 1 号徳島県商工労働観光部企業支援課 088-621-2369 770-8570 徳島県徳島市万代町 1 丁目 1 番地 香川県商工労働部経営支援課 087-832-3344 760-8570 香川県高松市番町四丁目 1 番 10 号愛媛県経済労働部産業支援局経営支援課 089-912-2480 790-8570 愛媛県松山市一番町 4 丁目 4 番 2 号高知県商工労働部経営支援課 088-823-9697 780-8570 高知県高知市丸ノ内 1 丁目 2 番 20 号福岡県商工部中小企業振興課 092-643-3425 812-8577 福岡県福岡市博多区東公園 7 番 7 号佐賀県産業労働部経営支援課 0952-25-7182 840-8570 佐賀県佐賀市城内 1 丁目 1 番 59 号長崎県産業労働部産業政策課 095-895-2650 850-8570 長崎県長崎市江戸町 2 番 13 号商工観光労働部商工労働局商工振興金融課 ( 商業分 ) 096-333-2316 熊本県商工観光労働部新産業振興局産業支援課 ( 工業分 ) 096-333-2319 862-8570 熊本県熊本市中央区水前寺 6 丁目 18 番 1 号大分県商工労働部経営創造 金融課 097-506-3226 870-8501 大分県大分市大手町 3 丁目 1 番 1 号宮崎県商工観光労働部商工政策課経営金融支援室 0985-26-7097 880-8501 宮崎県宮崎市橘通東 2 丁目 10 番 1 号鹿児島県商工労働水産部経営金融課 099-286-2944 890-8577 鹿児島県鹿児島市鴨池新町 10 番 1 号沖縄県商工労働部中小企業支援課 098-866-2343 900-8570 沖縄県那覇市泉崎 1 丁目 2 番 2 号 10

( 支援機関等のご紹介 ) 税理士税理士は 顧問税理士として中小企業との関わりが深く 税務面はもちろん 企業経営に関する総合的なサポートを行っています 日本税理士会連合会 TEL:03-5435-0931( 代 ) http://www.nichizeiren.or.jp/ 独立行政法人中小企業基盤整備機構 ( 独 ) 中小企業基盤整備機構は 中小企業の経営に関するサポートをしています がんばる中小企業経営相談ホットライン TEL:0570-009111 http://www.smrj.go.jp 事業引継ぎ支援センター事業引継ぎ支援センターは 事業承継に関わる様々な相談をお伺いします また 後継者探しにお困りの中小企業の後継者探しのお手伝いを行っています 各都道府県の事業引継ぎ支援センターの連絡先 中小企業庁ホームページ http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/140409jigyou.pdf < 経済産業局のお問合せ先 > 北海道経済産業局中小企業課 011-709-1783 中国経済産業局中小企業課 082-224-5661 東北経済産業局中小企業課 022-221-4922 四国経済産業局中小企業課 087-811-8529 関東経済産業局 中小企業金融課 048-600-0425 九州経済産業局中小企業金融室 092-482-5448 中部経済産業局中小企業課 052-951-2748 内閣府沖縄総合事務局中小企業課 098-866-1755 近畿経済産業局中小企業課 06-6966-6023 < 本パンフレットのお問合せ先 > 中小企業庁財務課 100-8902 東京都千代田区霞が関 1-3-1 TEL:03-3501-5803 中小企業庁ホームページ http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/index.html 11