2 民間給与関係資料
平成 24 年職種別民間給与実態調査の概要 今回の報告の基礎となった本委員会の職種別民間給与実態調査の概要は 次のとおりである 1 調査の目的と時期この調査は 本市職員の給与を検討するため 平成 24 年 4 月現在における民間給与の実態を調査したものである 2 調査機関 本委員会 人事院 広島県人事委員会等 3 調査の範囲 (1) 調査対象事業所企業規模 50 人以上で かつ 事業所規模 50 人以上の本市内の民間事業所のうち 次の日本標準産業分類の大分類 ( ア~ソ ) に分類された539 事業所ア漁業イ鉱業 採石業 砂利採取業ウ建設業エ製造業オ電気 ガス 熱供給 水道業カ情報通信業キ運輸業 郵便業ク卸売業 小売業ケ金融業 保険業 -69-
コ不動産業 物品賃貸業サ学術研究 専門 技術サービス業 ( 中分類の学術 開発研究機関及び広告業に分類されるもの ) シ生活関連サービス業 娯楽業 ( 中分類のその他の生活関連サービス業に分類されるもの ) ス教育 学習支援業 ( 中分類の学校教育に分類されるもの ) セ医療 福祉 ( 中分類の医療業及び社会保険 社会福祉 介護事業に分類されるもの ) ソサービス業 ( 中分類の政治 経済 文化団体に分類されるもの ) (2) 調査対象職種 78 職種 ( 行政職相当職種 22 職種その他の職種 56 職種 ) 4 調査対象の抽出 (1) 事業所の抽出上記 3の (1) に記載した事業所を 組織 規模 産業により16 層に層化し これらの層から156 事業所を無作為に抽出し実地調査を行った 調査の完結した事業所は 第 10 表のとおりである (2) 従業員の抽出初任給関係以外の調査職種については これに該当する従業員が多数に上るときは 抽出した従業員について調査を行った なお 臨時の従業員及び役員はすべて除外した -70-
5 集計 (1) 調査実人員初任給関係 496 人 ( 行政職に相当する調査実人員 479 人 ) 初任給関係以外の調査職種 7,308 人 ( 行政職に相当する調査実人員 6,848 人 なお 調査職種該当者 ( 母集団 ) の推定数は30,210 人であり 行政職に相当するものは24,257 人である ) (2) 総計及び平均の算出に際しては 母集団に復元して行った 第 10 表産業別 企業規模別調査事業所数 産 業 企業規模 規模計 3,000 人 2,999 人~~以上 999 人~499 人~299 人~199 人~99 人 1,000 人 500 人 300 人 200 人 100 人 50 人 事業所事業所事業所事業所事業所事業所事業所事業所 産業計 144 36 19 22 14 12 21 20 鉱業 採石業 砂利採取業 建設業 23 6 1 6 2 2 1 5 製造業 40 11 4 6 4 3 6 6 電気 ガス 熱供給 水道業 情報通信業 運輸業 郵便業 36 9 6 3 3 4 6 5 卸売業 小売業 23 3 7 6 1 1 3 2 金融業 保険業 不動産業 物品賃貸業 10 5 0 1 2 0 2 0 教育 学習支援業 医療 福祉 サービス業 12 2 1 0 2 2 3 2 ( 注 ) サービス業 に含まれる産業は 学術 開発研究機関 広告業 その他の生活関連サービス業及び政治 経済 文化団体である -71-
第 14 表民間における初任給の改定状況 項目 採用あり 初任給の改定状況 採用なし 学歴企業規模増額据置き減額大学卒% % % % % 規模計 40.2 (5.8) (94.2) (0.0) 59.8 500 人以上 41.1 (6.2) (93.8) (0.0) 58.9 100 人以上 500 人未満 50 人以上 100 人未満 49.5 (6.1) (93.9) (0.0) 50.5 15.2 (0.0) (100.0) (0.0) 84.8 高校卒規模計 12.9 (14.5) (85.5) (0.0) 87.1 500 人以上 12.7 (29.4) (70.6) (0.0) 87.3 100 人以上 500 人未満 50 人以上 100 人未満 12.2 (0.0) (100.0) (0.0) 87.8 15.2 (0.0) (100.0) (0.0) 84.8 ( 注 ) ( ) 内は 新規学卒者の採用がある事業所を 100 とした割合である -92-
第 15 表民間における定期昇給制度の状況 役職段階 企業規模 項目 定期昇給制度あり 自動昇給査定昇給昇格昇給 定期昇給制度なし % % % % % 規模計 92.4 37.9 83.0 53.5 7.6 係員 500 人以上 89.2 37.2 83.8 55.0 10.8 100 人以上 500 人未満 95.9 36.2 84.9 48.9 4.1 50 人以上 100 人未満 94.9 44.3 75.9 59.5 5.1 規模計 87.6 30.1 78.4 50.6 12.4 課長級 500 人以上 82.9 26.1 78.5 53.3 17.1 100 人以上 500 人未満 93.5 29.5 81.6 44.9 6.5 50 人以上 100 人未満 89.9 44.3 70.9 54.5 10.1 ( 注 ) 定期昇給制度の内容は 複数回答である -93-
第 16 表民間における家族手当の支給状況 扶養家族の構成支給月額 配偶者 12,668 円 配偶者と子 1 人 18,396 円 配偶者と子 2 人 23,835 円 ( 注 ) 支給月額は 家族手当の支給につき配偶者の収入に対する制限がある事業所について算出した 備考本市職員の場合 扶養手当の現行支給月額は 配偶者については 13,500 円 配偶者以外については 1 人目及び 2 人目それぞれ 6,400 円である なお 15 歳に達する日後の最初の 4 月 1 日から 22 歳に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にある子がいる場合 その子 1 人につき 5,200 円が加算される 第 17 表民間における住宅手当の支給状況 支給の有無事業所割合 支給 54.5 % 非支給 45.5 % 借家 借間居住者に対する住宅手当月額の最高支給額の中位階層 27,000 円以上 28,000 円未満 備考本市職員の場合 住居手当の現行の最高支給限度額は 20,500 円である -94-
第 18 表民間における冬季賞与の考課査定分の配分状況 企業規模 項目 規模計 係員課長級部長級 ( 非役員 ) 一定率 ( 額 ) 分考課査定分一定率 ( 額 ) 分考課査定分一定率 ( 額 ) 分考課査定分 % % % % % % 58.8 41.2 49.8 50.2 48.2 51.8 500 人以上 57.5 42.5 43.1 56.9 40.6 59.4 100 人以上 500 人未満 58.6 41.4 52.5 47.5 51.2 48.8 050 人以上 100 人未満 63.4 36.6 64.5 35.5 65.9 34.1 第 19 表民間における月 45 時間を超え60 時間を超えない時間外労働の割増賃金率の状況 割増賃金率 適用従業員 ( 参考 ) 適用事業所割合累積割合割合累積割合 31% 以上 % 7.5 % 7.5 % 7.3 % 7.3 30% 21.9 29.4 24.2 31.4 29% 0.0 29.4 0.0 31.4 28% 0.0 29.4 0.0 31.4 27% 2.0 31.4 2.0 33.4 26% 0.0 31.4 0.0 33.4 25% 68.6 100.0 66.6 100.0 ( 注 ) 適用従業員及び適用事業所の割合は 小数点以下第 2 位を四捨五入しているため その計がそれぞれの累積割合と一致しない場合がある -95-