テンパール工業株式会社 本店

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付属書Ⅰ 取引先様取組み評価書


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品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

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目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

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社会環境報告書2013

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目次 1 はじめに 適用範囲 用語の説明 お取引先様に対して要求する必須条件 調達品に対して要求する必須条件 グリーン調達品の定義 グリーン調達の基準 グリーン調達の取り組み状況調査 附則..

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資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

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企業(東証一部上場)の環境先進性・調査アンケート

4 汚濁負荷量測定手法届出書記入例 78

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4

はじめに 近年 気候変動 生物多様性 水やエネルギー資源の枯渇など様々な環境問題に対応するため 環境保全の取り組みがますます重要になってまいりました YOKOGAWA グループは かけがえのない地球の環境保全が人類共通の最重要課題であることを認識し 企業活動と地球環境との調和をはかる環境経営の取り組

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

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ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

2017 年 1 月 18 日 植物由来プラスチック 合成繊維を対象に含む商品類型における 認定基準の部分的な改定について 公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 1. 改定の概要エコマークでは 植物由来プラスチック 合成繊維に関して 2014 年から調査を行い 2015 年 4 月に エコマー

項目 コンプレッサに関する下記 4 つの法令についてご紹介します 騒音規制法 振動規制法 第二種圧力容器 フロン排出抑制法 水質汚濁防止法 下水道法 Corporation, Inc. All rights reserved 2

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目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

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様式第 1 ( 裏面 ) 第 5 条第 3 項関係 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の別 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の構造 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の設備 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の使用の方法 施設において製造され 使用され 若し

環境経営レポート 2017 年度版 ( 対象期間 :2017 年 4 月 ~2018 年 3 月 ) 承認照査作成 小林和夫久保田寿男 田村豊 株式会社テスコム 発行日 :2018 年 11 月 30 日

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いないか B レ 野生生物や生物多様性への悪影響を及ぼ C レ 先住民族 居住者の生活や土地 文化を 侵害 D レ 児童労働や 劣悪な環境での労働を行っ ていないか E レ 武装勢力の資金源となる等 紛争に関連 F その他 ( 特定せず特定せず特定せず 金(Au タンタル (Ta タングステン (W


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2008年度環境活動レポート

~ 目次 ~ 1. 組織の概要 2. 対象範囲 3. 環境方針 4. 目標 5. 計画 6. 実績 7. 取組の評価 Ⅰ Ⅱ 8. 環境法令 9. 代表者評価

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

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ロゴマーク使用取扱要領 (2)

1. 組織の概要 事業所名及び代表者名 所在地 株式会社山豐 代表取締役山形マユ美 本社 滋賀県米原市岩脇 501 番地の 1 事業活動の内容 ( 認証 登録範囲 ) 産業廃棄物中間処理業 ( 再生砕石の製造販売 ) 産業廃棄物収集運搬業環境保全関係の責任者及び担当連絡先 環境管理

エコアクション 年環境レポート ( 対象期間 :2011 年 1 月 ~2011 年 12 月 ) 作成日 2012 年 2 月 10 日 厚川産業株式会社 1/5

14個人情報の取扱いに関する規程

JISQ 原案(本体)

29 環境保全推進体制 日野自動車は 1993 年 3 月に社長を委員長とする部門横断的組織として 日野環境委員会 を設置し 日野地球環境憲章に基づいて環境保全活動を推進しています 現在は さらなる監督と執行の強化を図るべく ものづくり本部長を委員長として取り組んでいます 日野自動車の環境保全活動の

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SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

5、ロット付番

エコアクション 年版

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

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環境経営方針 環境マネジメントシステムを積極的に活用 維持することにより 循環型社会の形成の一翼を担うことで 地球環境全体に貢献することを基本方針とします 当社の事業活動 製造 サービスを通じ 自然の環境保全を重要課題として取組み 以下の環境方針を定め 全ての事業活動を通じて その実現に取組みます

本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

セーレングループ環境データ集 2018

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

2010 年 12 月環境経済観測調査統計表 目次 ページ 表 1(1) 主業別 資本金別対象企業数及び回答率 1 表 1(2) 主業別 資本金別回答企業数及び構成比 1 表 2-1 我が国の環境ビジネス全体の業況 資本金別 主業別 2 表 2-2 発展していると考える環境ビジネス 資本金別 主業別

目 次 まえがき 1. 目的 1 2. 適用範囲 1 3. 引用規格 1 4. 用語の定義 2 5. 情報開示項目 ( 開示内容及び開示形式 ) 製品情報 環境情報 4 1) 法令 環境ラベル等への対応 4 2) 省エネルギーへの対応 5 3) 電磁波影響への対応 6 4)

1 組織の概要 事業者名及び代表者名株式会社宇野工務店代表取締役宇野三雄 所在地 本社 滋賀県大津市御殿浜 14 番 12 号 資材倉庫 滋賀県大津市御殿浜 13 番 16 号 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先 ( 電話番号等 ) 環境管理責任者宇野三雄連絡先

環境経営レポート

Transcription:

管理番号 TRE-A02 グリーン購入ガイドライン ( 第 13 版 ) 制定 :2005 年 3 月 10 日改訂 :2018 年 7 月 5 日 テンパール工業株式会社 732-0802 広島市南区大州三丁目 1 番 42 号 TEL(082)282-1341 FAX(082)282-8680

目次 はじめに 1 Ⅰ. 環境方針 1 Ⅱ. グリーン購入ガイドライン 2 1. グリーン購入について 2 (1) 目的 2 (2) 基本方針 2 2. グリーン購入ガイドラインに基づく取り組みと判断基準 2 (1) オフィス事務用品 サービス等のグリーン購入 2 (2) 部品, 材料, 製品等のグリーン購入 3 (3) 環境配慮製品に関する提案 ( グリーン提案 ) 4 (4) お取引企業の環境マネジメントシステム評価 4 ~お取引企業と協調した環境負荷の低減 ~ 3. お問い合せ先 5 付図 グリーン購入への取り組みフロー図 6 付表 1 グリーン提案申込書 ( 様式 1-1) 7 付表 2 グリーン提案申込書 補紙 ( 様式 1-2) 8 付表 3 環境マネジメントシステム構築状況に関するアンケート ( 様式 2) 9 付表 4 環境管理に関するアンケート ( 様式 3) 10 付表 5 環境負荷物質の使用に関する調査 ( 様式 4) 11

はじめに 21 世紀を迎え, 社会 経済のしくみや人々のライフスタイルも大きく様変わりし, 私たちを取り巻く環境も地球の温暖化をはじめ廃棄物の不法投棄や最終処分場の切迫, ダイオキシン 環境ホルモンの影響など様々な問題が生じています こうした状況の中, 国は資源と環境の制約のもとで持続的発展が可能な循環型社会の構築を目指して, 諸施策を積極的に推進しており, 国や地方公共団体はもちろんのこと, 一般企業や国民においても環境負荷低減に配慮した取り組みが求められています 当社においては, これまで自らの事業活動における環境管理の実践および技術 ノウハウを活用した環境に配慮した製品の提供など, 環境負荷の低減に向けて真摯な態度で取り組んでいます 1998 年 9 月には環境マネジメントシステムを構築し, 全社一体となった取り組みを一層推進しておりますが, このたび当社が調達する部品, 材料, 製品等について, これまで以上に環境に配慮したものを採用していくため, グリーン購入ガイドライン を制定し, お取引企業の皆様方と一体となって, 更なる環境負荷の低減を目指していくこととしました 今後, 本ガイドラインを基に具体的活動を展開していきますので, 皆様のご理解, ご協力をお願いいたします Ⅰ. 環境方針 環境方針 テンパール工業株式会社は, 漏電遮断器, 配線用遮断器, 分電盤, 計測器などを開発 製造 販売するにあたり, 環境汚染を予防することを経営の最重要課題として, 環境と調和し環境保護に配慮した企業活動を行い, 持続的発展が可能な社会の実現を目指します スローガン 地域と地球にやさしい環境をつくろう! 基本方針 1. 環境目標を定め, これを定期的に見直すなど環境マネジメントシステムの継続的向上をはかり, 環境負荷の低減に努める 2. 環境に関する法令, 条例, 協定などを順守する 3. 教育 訓練を実施し, 環境意識の高揚に努める 4. 環境保護に配慮した活動を実践し, 省エネルギー活動を推進する 5. 省資源活動の実践による廃棄物の発生抑制 ( リデュース ) を第一に, 再利用 ( リユース ), 再資源化 ( リサイクル ) の 3R 対策を推進する 6. 環境調和型の製品開発を推進する 7. 製品やサービスの調達にあたっては, 環境への負荷ができるだけ少ないものを選択する グリーン購入 を推進する 8. この環境方針は, 文書により全従業員に周知するとともに, 社外にも公開する 2018 年 1 月 30 日テンパール工業株式会社取締役社長三浦公章

Ⅱ. グリーン購入ガイドライン 1. グリーン購入について (1) 目的このガイドラインは, 当社の 環境方針 に掲げるグリーン購入を積極的に推進するための基本的事項を示すものです 当社は, 本ガイドラインに基づき, オフィス事務用品や部品, 材料, 製品等について, 資源やエネルギーの有効利用, 廃棄物 環境汚染物質の削減など, 環境面に十分配慮したものの購入を進め, お取引企業と一体となって持続的発展が可能な社会の実現を目指します (2) 基本方針製品やサービスの購入 調達にあたっては, その必要性を十分に考慮し, 価格や品質, 利便性, デザインだけでなく環境のことを考え, 環境への負荷ができるだけ小さいものを優先的に購入するよう努めます 2. グリーン購入ガイドラインに基づく取り組みと判断基準 (1) オフィス事務用品 サービス等のグリーン購入 a. 取り組みの概要オフィスで使用する物品について, 環境にやさしいエコ製品 ( エコマーク, グリーンマークなどの社会的に認知された環境マーク貼付商品等 ) の積極的な購入に努めます また, 印刷等のサービスについても, グリーン購入法における 環境物品等の調達の推進に関する基本方針 などを踏まえ, 積極的に取り組んでいきます b. 判断基準 (a) オフィス事務用品 オフィス事務用品等の購入にあたっては, 以下の基準などを適用します 表 1 オフィス事務用品の判断基準 区分判断基準 オフィス事務用品等 ( 適用例 ) コピー用紙, ボールペン, バインダー, 什器, コピー機, ファクシミリ, パソコン, 蛍光灯 照明器具他 その他の物品 ( 適用例 ) 車両, 被服他 社会的に認知された環境マーク ( エコマーク, グリーンマーク, 再生紙使用マークなど ) 表示物品 グリーン購入ネットワーク (GPN) データベース登録物品のうちグリーン判断基準適合物品 ( 詳細は,GPN ホームページ URL:http://www.gpn.jp を参照 ) *GPN は, 環境庁 ( 当時 ) の呼びかけにより, 企業や自治体, 消費者団体, 環境 NGO などが設立発起団体となり, 環境負荷の少ない製品の優先的な購入を促進するための情報提供を行っている非営利法人 メーカー等が独自に設定した環境基準や環境マークおよび国の定めるグリーン調達判断基準等を参考に個別に購入判断を行う

(b) サービス サービスについては, 以下の取り組みを展開します なお, 今後もグリーン購入法における 環 境物品等の調達の推進に関する基本方針 や社会的な動向を踏まえ, 随時, 取り組みの対象範囲を 拡大していきます 表 2 サービスの判断基準 区分判断基準 印刷 ( 適用例 ) パンフレット, ポスター等の印刷発注を対象とする 印刷用紙 再生紙 ( 古紙配合率 70% 以上 ) を使用するよう努める 白色度 ( 白色度 80% 程度 ) を考慮した用紙を使用する インキ VOC( 揮発性有機化合物 ) の発生を抑制するため, 大豆油インキ, アロマフリーインキなどを使用する (2) 部品, 材料, 製品等のグリーン購入 a. 取り組みの概要部品, 材料, 製品等の調達にあたっては, 省資源 省エネルギーなどの環境配慮設計が行なわれたものを優先的に採用するよう努めます なお, 部品, 材料, 製品等については, オフィス事務用品のように社会的に認知された基準が少ないことから, お取引企業からの環境配慮製品に関する情報 提案を参考にさせていただきながら取り組んでまいりますので, ご協力をお願いします b. 判断基準 価格や品質, 利便性に加え, 以下の基準を多く満たす製品を優先的に採用します なお, 具体的 には部品, 材料, 製品等を購入する際の仕様書などに, それぞれに応じた基準等を明記し, 購入を 進めていきます 表 3 部品, 材料, 製品等の判断基準 省資源 省エネルギー 長寿命化 視点判断基準 再資源化 分解性 廃棄処分容易性 包装 梱包材 製品に再生素材, 再生資源を利用している 製品の小型化 軽量化が図られている 修理, 部品交換が容易となるよう製品の標準化が図られている 製品の省エネルギー化, 高効率化が図られている 製品の長寿命化が図られている リサイクル設計がなされている 分解, 分離が容易な設計がなされている 廃棄時の処理, 処分が容易な設計がなされている 有害物質の使用を抑制している ( 規制禁止物質を使用していない ) 包装 梱包材を回収し, 再利用されている 包装 梱包材に再生資源を利用している c. 有害化学物質の削減 環境負荷物質 ( 化学物質 ) については, 購入部品に使用される場合を含め全ての工程で使用中止あ るいは削減を実施します

なお, 当社の配線用遮断器, 漏電遮断器, 住宅用分電盤については,RoHS6 物質の含有量が規制 値以下の部品を使用します (3) 環境配慮製品に関する提案 ( グリーン提案 ) a. 取り組みの概要お取引企業から環境に配慮した製品 材料等に関する提案を随時受け付け, 評価基準に基づき, 環境負荷の低減およびコスト面で優れていると判断されるものについては, 当社の グリーン購入推奨リスト に掲載させていただき, 積極的に採用していきます b. グリーン提案の仕組み 素材 製造 使用および廃棄の各段階における環境配慮型の改善提案を募集します (a) 対象 1 オフィス事務用品 (*) 2 部品, 材料, 製品等 (*) オフィス事務用品のうち汎用的な製品 ( 文房具,OA 機器など ) については, エコマーク (b) 提案方法 やグリーンマークなどの社会的に認知された環境マークを取得したもの, グリーン購入法 の判断基準に適合するものを前提とし, それに加え, 従来にない機能を付加したことなど により大幅な環境負荷の低減が期待できる製品を基本的に対象とします 環境負荷への低減効果およびコスト等を記載した所定の様式 ( グリーン提案申込書 様式 1-1, 同補紙 様式 1-2 ) により, 提案を当社の窓口へ提出していただきます (c) 評価基準 提案内容につきましては, 下表に示す観点から評価を行います 表 4 提案内容の評価基準 区分 オフィス事務用品 部品, 材料, 製品等 (d) 提案の評価結果の取扱い 評価基準 [ 環境面での評価 ] 省資源再生素材利用 小型化, 標準統一化 省エネルギー省エネルギー性, 省消耗性, 高効率化 長寿命化耐久性向上, 信頼性向上, 修理保守容易性 再資源化 分解性再生素材の利用, 再資源化促進, 分解分理性向上 廃棄処分容易性処分容易性, 廃棄情報提供, 有害物質不使用 [ コスト面での評価 ] 購入価格 ランニングコスト リサイクル / 廃棄コスト 提案を評価した結果, 内容が優れ採用が可能と判断されるものは, 当社の グリーン購入推 奨リスト に掲載し, 積極的に採用させていただきます

(4) お取引企業の環境マネジメントシステム評価 ~お取引企業と協調した環境負荷の低減 ~ a. 取り組みの概要環境負荷の少ない循環型社会の構築に向け, 企業の果たすべき役割は非常に大きく, 企業自らが継続的な環境管理活動を展開し, 環境負荷の低減に積極的に取り組んでいかなければならないと認識しております こうしたことから, 今後はお取引企業の環境管理活動に関する取り組みについても, 製品やサービス購入時の重要な判断要素の一つとして位置付け, お取引企業と協調して一層の環境負荷の低減を目指すこととします b. 環境マネジメントシステム評価の仕組みお取引企業の環境管理活動の実施状況を把握させていただくため, 環境マネジメントシステム構築状況に関するアンケート ( 様式 2) を実施させていただきます このアンケートの結果は, 当社における取引先登録 ( 更新 ) 時または製品購入時の取引先選定などにおいて参考とさせていただきますので, 環境マネジメントシステムを構築されていないお取引先企業につきましては, 今後, 積極的に取り組んでいただきますようお願いします c. 環境負荷の大きいお取引先企業に対して, 環境管理に関するアンケート ( 様式 3) を実施させてい ただきます d. 当社が購入する部品 材料に環境負荷物質 ( 化学物質 ) を使用されているかどうかについて, 当社様式の 環境負荷物質の使用に関する調査 ( 様式 4) や 化学物質含有調査報告書 あるいは 不使用証明書 に相当する貴社様式の報告書 ( ただし, 貴社様式の場合は,RoHS で指定された 6 物質が全て記載されていること ) により調査させていただきます 3. お問い合せ先 本ガイドラインに関する全般的なお問い合わせは下記にお願いします テンパール工業株式会社技術本部生産管理部 ( 購買担当 ) 732-0802 広島市南区大州 3-1-42 TEL 082-282-1346 FAX 082-282-8847 * 本ガイドラインは, 社会情勢の変化等により必要に応じて改訂します

グリーン購入への取り組みフロー図 取組 お取引企業 市場 テンパール EMS への取組 ( 自己評価 ) アンケート提出 反映 評価基準に 基づき評価 グリーン購入の推進 エコマーク製品環境配慮設計製品 購入 取引先登録 購入先選定等 判断基準 ク リーン購入 カ イト ライン ク リーン購入 推奨リスト グリーン提案製品 積極的に採用 登録 提案 提案制度に基づき評価

(TRE-A02 様式 1-1) グリーン提案申込書 平成年月日 テンパール工業株式会社生産管理部 ( 購買担当 ) 御中 社名 代表者名 印 下記のとおり提案します 記 件名 ( 品名規格 ) 標準仕様 ( 従来品 ) グリーン提案 (*1) 他社への公開 適用の可否 (*2) 可 否 ( 理由 ) ( その他特記事項 ) * 1 提案に関する技術的資料 ( 仕様書, 試験成績書, 品質管理工程図等 ) を添付し, またコスト面 環境面に関する 資料 ( 補紙 ) も併せてご提出下さい *2 ご提案の採用時, 仕様 規格等の他社への公開及び適用を原則としますので, その可否をご記入下さい

(TRE-A02 様式 1-2) グリーン提案申込書 補紙 件 名 ( 品名規格 ) 評価要素 内 容 販売価格 ( 効果 ) 増加 同等 低減 ( 従来コスト ) ( 提案後 ) コスト面 ランニングコスト リサイクル / 廃棄処理コスト ( 効果 ) 増加 同等 低減 ( 従来コスト ) ( 提案後 ) ( 効果 ) 増加 同等 低減 ( 従来コスト ) ( 提案後 ) トータルコスト ( 効果 ) 増加 同等 低減 ( 従来コスト ) ( 提案後 ) 再生素材利用 省資源 小型軽量化 標準統一化 省エネルギー性 省エネルギー 省消耗性 高効率化 環 耐久性向上 境 長寿命化 信頼性向上 面 修理保守容易性 再生素材の利用 再資源化 分解性 再資源化促進 分解分離性向上 処分容易性 廃棄処分容易性 廃棄情報提供 有害物質不使用 * 提案に対する技術的資料 ( 仕様書, 試験成績書, 品質管理工程図等 ) の提出もあわせてお願いします なお, オフィス事務用品についてはパンフレットなどでもかまいません

(TRE-A02 様式 2) 環境マネジメントシステム構築状況に関するアンケート ご回答日平成年月日 貴社名ご回答部署名ご担当者名 ( 電話番号 ) ( ) 貴社 ( 貴事業所 ) の ISO14001 の認証取得についてお答えください ( 全社ご回答ください ) 質問事項ご回答欄備考 はい の場合 1.ISO14001 の認証を取得していますか はい いいえ取得日 ( 年月日 ) 認定機関 ( ) ( 前項の質問で いいえ の場合にお答えください ) はい の場合はい いいえ 2.ISO14001 の認証を取得する予定はありますか 認証取得予定時期 ( 年月 ) 貴社 ( 貴事業所 ) の環境管理活動の状況についてお答えください (ISO14001 の認証を取得されている場合は回答不要です ) 質問事項 ご回答欄 備 考 環境方針 1. 環境保全に関する方針を定め, 全従業員に周知していますか はい いいえ 2. 環境保全に関する目的 目標を設定していますか はい いいえ 計画 3. 目的 目標を達成するための計画を作成していますか はい いいえ 4. 事業活動に適用される環境法令を把握するとともに, 遵守していますか はい いいえ 5. 環境管理活動を実施する組織体制を確立し, 責任 権限を明確にされていますか はい いいえ 実施及び運用 6. 従業員に対し, 環境保全に関する教育 訓練を実施していますか はい いいえ 7. 環境管理マニュアルなど, 環境管理の手順を文書化していますか はい いいえ 8. 環境保全に関わる事故や災害などに対応する手順や方法が確立されていますか はい いいえ 点検及び是正措置 9. 環境保全に関する実績 状況を定期的に把握 監視するとともに, 監査を実施していますか はい いいえ 経営層による見直し 10. 経営層が継続的改善を図るため, 目標や計画などの見直しを行っていますか はい いいえ 貴社 ( 貴事業所 ) の取り組み状況についてお答えください ( 全社ご回答ください ) 質問事項 ご回答欄 備 考 1. インターネットや環境報告書などで環境情報を公表されていますか はい いいえ はい の場合, 具体的な取り組みをお書き下さい 2. グリーン購入 調達に取り組んでいますか はい いいえ ( 注 1) ご回答いただいた内容等に関しては, 外部へ公開することはありません ( 注 2) 当社から, 再度お尋ねしたり, 資料等の提出をお願いする場合もあります

(TRE-A02 様式 3) 環境管理に関するアンケートご回答日平成年月日 貴社名ご回答部署名ご担当者名 ( 電話番号 ) ( ) 貴社 ( 貴事業所 ) の立地についてお答えください 質問事項ご回答欄備考 1. 貴社 ( 貴事業所 ) は次のどれに該当しますか 1 特定工場 2 特定施設設置工場 12 のいづれにも該当しない 2. 貴社 ( 貴事業所 ) に関連のある環境法令は何ですか ( 複数回答可 ) 1 大気汚染防止法 2 水質汚濁防止法 3 下水道法 4 騒音規制法 5 振動規制法 6 その他の法令 条例 ( ) 貴社 ( 貴事業所 ) のエネルギー消費量についてお答えください エネルギー ご回答欄 エネルギー ご回答欄 1. 工業用水使用量 m3/ 年 ( 年度 ) 6.LPG 使用量 m3/ 年 ( 年度 ) 2. 市水使用量 m3/ 年 ( 年度 ) 7. 重油使用量 kl/ 年 ( 年度 ) 3. 地下水使用量 m3/ 年 ( 年度 ) 8. 灯油使用量 kl/ 年 ( 年度 ) 4. 電力使用量 kwh/ 年 ( 年度 ) 9. ガソリン kl/ 年 ( 年度 ) 5. 都市ガス使用量 m3/ 年 ( 年度 ) 10. 軽油 kl/ 年 ( 年度 ) 貴社 ( 貴事業所 ) の環境保全対策についてお答えください 質問事項ご回答欄 はい の場合, 具体的な取り組みをお書き下さい 1.SOx,NOx, 有機溶媒などの規制対象となる排気ガスを放出していますか はい いいえ 2. 悪臭を発生することがありますか はい いいえ 3. 排水には規制対象となる物質を含んでいますか はい いいえ 貴社 ( 貴事業所 ) の設備 施設についてお答えください 貴社 ( 貴事業所 ) で使用されている有機溶剤など特定化学物質にについてお答えください 設備 施設 ご回答欄 設備 施設 ご回答欄 有機溶剤など特定化学物質 ご回答欄 1. はんだディップ槽 台 式 ( 年度 ) 10. その他 ( 届出ているもの ) 台 式 ( 年度 ) 1. kg/ 年 ( 年度 ) 2. メッキ設備 台 式 ( 年度 ) a) 台 式 ( 年度 ) 2. kg/ 年 ( 年度 ) 3. 塗装設備 台 式 ( 年度 ) b) 台 式 ( 年度 ) 3. kg/ 年 ( 年度 ) 4. 脱脂洗浄施設 台 式 ( 年度 ) c) 台 式 ( 年度 ) 4. kg/ 年 ( 年度 ) 5. 焼却炉 台 式 ( 年度 ) d) 台 式 ( 年度 ) 5. kg/ 年 ( 年度 ) 6. 金属加工機械 台 式 ( 年度 ) e) 台 式 ( 年度 ) 6. kg/ 年 ( 年度 ) a) プレス 台 式 ( 年度 ) f) 台 式 ( 年度 ) 7. kg/ 年 ( 年度 ) b) フライス盤 台 式 ( 年度 ) g) 台 式 ( 年度 ) 8. kg/ 年 ( 年度 ) c) 圧延機械 台 式 ( 年度 ) h) 台 式 ( 年度 ) 9. kg/ 年 ( 年度 ) d) せん断機 台 式 ( 年度 ) i) 台 式 ( 年度 ) 10. kg/ 年 ( 年度 ) 7. 射出成形機 台 式 ( 年度 ) j) 台 式 ( 年度 ) 11. kg/ 年 ( 年度 ) 8. 印刷機械 ( 原動機付 ) 台 式 ( 年度 ) k) 台 式 ( 年度 ) 12. kg/ 年 ( 年度 ) 9. 空気圧縮機 台 式 ( 年度 ) l) 台 式 ( 年度 ) 13. kg/ 年 ( 年度 ) ( 注 1) ご回答いただいた内容等に関しては, 外部へ公開することはありません ( 注 2) 当社から, 再度お尋ねしたり, 資料等の提出をお願いする場合もあります