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Transcription:

2017 年 3 月 14 日一般社団法人情報通信技術委員会 (TTC) 藤井伸朗

調査 分析の構成 SG における標準化活動状況 定量的評価データ ( ラポータ Work Item 勧告ダウンロード数 ) 国別の寄書提出件数の動向 リエゾンの動向 SG ごとの動向 Question の活動状況 A シリーズ勧告で規定された組織の活動状況 Focus Group, Joint Coordination Activities, Global Standards Initiatives, Joint Collaboration Team Review Committee の活動 2

調査 分析のねらい 活動者中心の分析を補完し 4 年間の研究会期を総合的に分析する 分析結果から ITU-T の進む方向を見極め SG 再編に向けた戦略を練る ITU-T の活性化と我が国が ITU-T を活用していくための提言を示す 3

分析データとその背景 ラポータ数 : 各国の標準化項目への関心 Work Item 数 : 効率よく標準化が進められているか SG 管理チームが機能しているか 寄書数 : 各国の研究改題への関心の高さ 研究課題の注目度 > 将来市場のポテンシャル リエゾン状況 : 標準化の特徴 連携を必要とする標準化か否か 勧告ダウンロード数 : 一般的な ITU-T 勧告への関心の高さ 関連技術の裾野の広さ 4

ラポータ数 SG2 SG3 SG5 SG9 SG11 SG12 SG13 SG15 SG16 SG17 SG20 国合計 正全正全正全正全正全正全正全正全正全正全正全 正 全 中国 3 4 4 7 1 3 8 11 1 1 6 9 1 4 1 3 9 1 5 28 54 日本 1 1 2 7 4 5 1 1 3 3 4 6 2 2 2 4 1 1 20 30 韓国 1 1 2 3 4 5 2 3 1 1 5 5 1 3 7 1 2 19 28 米国 1 1 1 2 1 1 1 3 3 4 8 3 4 2 2 15 22 ドイツ 7 7 1 2 2 1 2 1 1 11 13 フランス 1 1 1 1 3 3 2 2 1 1 2 1 1 1 9 12 英国 1 3 1 1 2 4 カナダ 1 1 1 2 1 1 1 3 5 イタリア 1 5 1 5 エジプト 1 1 1 2 1 2 4 ガーナ 1 1 1 1 2 UAE 1 1 1 3 1 5 その他 2 4 7 14 3 10 1 3 2 3 7 7 4 5 2 6 4 4 2 2 4 6 38 64 SG 合計 7 11 14 22 15 35 10 17 14 19 22 22 18 24 16 35 12 17 13 28 9 18 150 248 国数 5 8 13 20 9 17 4 7 6 7 13 13 7 10 9 13 9 12 7 10 9 11 中国は SG3 を除く全ての SG のラポータを獲得している 我が国は SG2 SG11 を除く全ての SG のラポータを獲得している 韓国は SG5 SG15 SG16 のラポータを獲得していない特徴がある 5

Work Item 数 勧告の作成計画に対応して Work Item が作成される Work Item 数の多い SG は多くの勧告作成計画 ( 改訂も含む ) を有している Work Item 数 (2015/12) Stale Item 数 (2015/6) Stale Item 数 (2015/12) Stale Item 数 (2016/7) SG2 SG3 SG5 SG9 SG11 SG12 SG13 SG15 SG16 SG17 SG20 27 20 100 32 84 89 69 140 115 96 36 4 0 0 0 2 1 5 4 16 0 4 0 3 0 0 0 0 0 9 5 0 9 1 6 12 5 5 4 4 3 2 1 StaleItem 率 33.3% 5.0% 6.0% 37.5% 6.0% 5.6% 5.8% 2.9% 2.6% 2.1% 2.8% Stale Item ( 長期間審議されず放置された Item) の比率の多い SG がある 6

勧告ダウンロード数 Rank Rec.Num Recommendation Title SG Count 1 H.264 Advanced video coding for 16 64091 generic audiovisual services 2 E.164 The international public 2 54373 telecommunication numbering plan 3 G.652 Characteristics of a singlemode 15 52484 optical fibre and cable 4 G.709/ Interfaces for the optical 15 41759 Y.1331 transport network 5 H.222.0 Information technology 16 35577 Generic coding of moving pictures and associated audio information: Systems 6 G.711 Pulse code modulation (PCM) 16 34668 of voice frequencies 7 H.265 High efficiency video coding 16 29642 8 G.959.1 Optical transport network 15 27008 physical layer interfaces 9 G.703 Physical/electrical 15 23414 characteristics of hierarchical digital interfaces 10 G.984.1 Gigabit-capable passive optical 15 21050 networks (GPON): General characteristics 上位 10 勧告は SG2, SG15, SG16 が作成したもので 全ては市場で活用されている 7

国別寄書数と割合 寄書数は中国 韓国 日本の合計が全体の 58% であり 欧州が 22% 米国が 11% となっている カナダ, 89, 1% スウェーデン, 99, 1% 英国, 154, 2% オーストリア, 202, 2% フランス, 386, 5% ドイツ, 445, 6% 日本, 608, 8% その他, 1086, 14% 米国, 883, 11% 中国, 2740, 35% 韓国, 1176, 15% 欧州合計 1626 8

リエゾンの状況 ITU-T 内 ITU-T/SDO 間での連携した標準化作成が進められているが その傾向は SG により大きく異なる 外 内, 1054, 32% 内 内, 736, 22% 内 外, 1496, 46% For Action Liaison の数と割合 9

リエゾン (out) から見た連携組織 PLC イーサーネット ホームアクセス セキュリティ 10

リエゾン (in) から見た連携組織 無線 有線共存 人体への電磁波ばく露 WHO monograph 11

SG2 の分析 サービス提供及び電気通信管理の運用的側面 SG2 国別寄書数 フランス, 5 イタリア, 4 ロシア, 4 スウェーデン, 4 エジプト, 7 EU, 8 その他, 28 韓国, 14 英国, 16 中国, 38 日本, 21 Q1/2 - Application of numbering, naming, addressing and identification plans for fixed and mobile telecommunication services SG2 の活動量は極めて小さい 12

SG3 の分析 経済的 政策的課題を含む料金及び会計原則 SG3 国別寄書数 韓国, 23 アルジェリア, 13 バハマ, 13 その他, 122 チュニジア, 7 アゼルバイジャン, 8 ブルキナファソ, 12 ブルンジ, 10 エジプト, 9 チャド, 9 バーレーン, 9 Q2/3 - Development of charging and accounting/settlement mechanisms for international telecommunications services, other than those studied in Question 1/3, including adaptation of existing D- series Recommendations to the evolving user needs SG3 は途上国からの寄書が極めて多い 13

SG5 の分析 環境及び気候変動 ポーランド, 26 SG5 国別寄書数 スウェーデン, 26 その他, 141 中国, 155 イタリア, 35 英国, 37 EU, 52 米国, 53 フランス, 92 日本, 131 韓国, 94 Q18/5 - Methodologies for the assessment of environmental impact of ICT SG5 に関心を持つ国は多いが 活動量の小さい研究課題も散見される 14

SG9 の分析 15 広帯域ケーブル及び TV ポーランド, 11 SG9 国別寄書数 スウェーデン, 2 フランコンゴギニア, 2, 2 ス, 4 ドイツ, 7 中国, 20 韓国, 64 その他, 4 米国, 24 日本, 29 Q12/9 - Objective and subjective methods for evaluating perceptual audiovisual quality in multimedia services within the terms of Study Group 9

16 SG11 の分析 信号要求条件 プロトコル及び試験仕様 スペイン, 10 ウクライナ, 6 ブラジル, 6 日本, 24 SG11 国別寄書数 ドイツ, 5その他, 27 米国, 5 ロシア, 27 韓国, 56 オーストリア, 184 中国, 135 Q11/11 - Protocols and networks test specifications; frameworks and methodologies

17 SG12 の分析 性能 サービス品質 (QoS) 及びユーザー体感品質 (QoE) SG12 国別寄書数 スウェーデン, 10 スイス, 8 デンマーク, 9 英国, 9 日本, 10 オーストリア, 10 フランス, 41 その他, 48 中国, 60 ドイツ, 119 米国, 63 Q13/12 - QoE, QoS and performance requirements and assessment methods for multimedia

SG13 の分析 クラウドコンピューティング 移動及び NGN を含む将来網 ポーランド, 23 フランス, 38 ドイツ, 35 日本, 81 アルジェリア, 10 米国, 23 SG13 国別寄書数 ロシア, 15 チュニジア, 9 その他, 43 韓国, 362 中国, 759 Q2/13 - Requirements for NGN evolution (NGN-e) and its capabilities including support of IoT and use of software-defined networking 18

19 SG15 の分析 伝達網 アクセス網及びホーム網の技術及びインフラストラクチャ イスラエル, 39 カナダ, 56 英国, 73 韓国, 74 フランス, 76 ドイツ, 160 SG15 国別寄書数 イタリア, 45 その他, 100 中国, 770 日本, 181 米国, 598 Q13/15 - Network synchronization and time distribution performance

SG16 の分析 20 マルチメディア符号化 システム及びアプリケーション ブラジオーストル, 18 ラリア, 10 英国, 10 スウェーデン, 29 米国, 69 日本, 85 SG16 国別寄書数 その他, 27 ドイツ, 116 中国, 495 フランス, 117 韓国, 235 Q3/16 - Multimedia gateway control architectures and protocols

SG17 の分析 21 セキュリティ SG17 国別寄書数 インド, 12 コンゴ, 11 その他, 39 デンマーク, 13 イラン, 14 ロシア, 17 カナダ, 21 米国, 31 日本, 48 中国, 198 韓国, 189 Q6/17 - Security aspects of ubiquitous telecommunication services

SG20 の分析 IoT と SC&C (smart city & communities ) を含むアプリケーション アルゼンチン, 5 SG20 国別寄書数 インドネシア, 4 その他, 16 インド, 8 米国, 12 日本, 12 ロシア, 14 中国, 122 フランス, 21 スペイン, 25 韓国, 69 Q2/20 - Requirements and use cases for IoT 22

Focus Group (FG) の状況 FG 名成果物親組織記事 FG IMT-2020 network aspects of IMT-2020 FG AC Aviation Applications of Cloud Computing for Flight Data Monitoring FG DFS Digital Finance Service FG SSC Smart Sustainable Cities FG Innovation Bridging the Gap: from Innovation to Standards FG SWM Smart Water Management 技術報告書 3 件 SG13 次世代モバイル5G 勧告草案 6 件 技術報告書 4 件 TSAG 航空機行方不明対策 技術報告書 21 件 TSAG モバイルマネー ( ビルゲーツ財団主導 ) 継続 技術仕様書 5 件 SG5 スマートシティ 研究項 技術報告書 16 件 目作成に貢献 技術報告書 2 件 TSAG 途上国の格差是正 技術報告書 3 件 SG5 スマートシティ FG は課題の具体化に効果的であり 技術報告書からの研究項目の抽出が SG により進められている FG 成果文書をスムーズに SG の勧告案として移行するガイドラインが改訂された (A.7) 23

Review Committee の 9 つの成果 ITU-T の標準化体制と協調活動に関する問題抽出のためのアンケート調査 分析により見直しの必要性を明確化 ; TSAG の中に 標準化連携強化 作業方法改善 SG 再編をそれぞれ検討するラポータグループを構成 SG 活動モニタリング評価による各 SG の標準化活動の可視化と効率化に貢献 ; ITU-T の協調連携機構の検証による Focus Group の活用の有効性の確認 GSI の廃止 グループ数の削減 ; Technology Watch レポートの有効性評価と有効活用の継続 ; CTO 会議の活用による新課題の発掘及び CTO 会議の継続 ; ITU-T 研究委員会の再編検討のためのハイレベル原則提案 ; FG の成果文書をその親 SG に効率的に移管するためのガイドライン (A.7) を改訂 ; 標準化戦略策定機能の実現 ; 垂直型 SG(IoT に関する SG20) の実現 24

まとめ 技術標準を作成する組織は ITU-T に限らず フォーラム コンソーシアム多岐に亘る傾向にあるが その結果はデジュール標準として途上国を含めて世界に普及させる必要がある 中国のアクティビティが突出しており 中国の動向を把握する必要がある その中で 多国籍企業の製品戦略に関わる技術については積極的に対応していくべきである 我が国の寄書による技術提案が効率よく標準化に反映させるべく ラポータのポジションの獲得を戦略的に進めるべきである 将来の世界市場 そこに向けた企業のサプライチェーンを考慮した標準化戦略をとるべく技術別の整理が必要である SG3, SG5, SG20 に対する途上国の関心が高い ユースケースの提案で途上国の将来市場開拓に影響すべきである 25

( 参考 ) 中国 韓国の寄書提出元 提出元件数割合 China Unicom 552 20.15% China Telecom 501 18.28% Huawei 464 16.93% 中国 337 12.30% China Mobile 306 11.17% FiberHome 215 7.85% ZTE 164 5.99% 北京郵電大学 74 2.70% 重慶大学 60 2.19% 南京郵電大学 24 0.88% Alcatel-Lucent 上海 18 0.66% 湖北大学 8 0.29% アリババ 7 0.26% DaTang Telecom 6 0.22% CAICT 2 0.07% MediaTek 1 0.04% CATR 1 0.04% 合計 2740 提出元件数割合 ETRI 739 62.84% 韓国 393 33.42% KAIST 15 1.28% SK Telecom 9 0.77% 韓国外国語大学 8 0.68% Korea Telecom 7 0.60% Ericsson-LG 3 0.26% KISA 2 0.17% 合計 1176 26