各 位 平成 26 年 5 月 20 日 会社名株式会社ジェイテック代表者名代表取締役社長藤本幸之助 (JASDAQ コード 2479) 問合せ先取締役管理本部長佐野清一郎 (TEL 03-6228-7265 ) 中期経営計画の提出等について 当社は 平成 27 年 3 月期 ~ 平成 29 年 3 月期に係る中期経営計画を策定いたしましたので 当該中期経営計画を記載した資料を提出いたします なお 以下のとおり 中期経営計画について 投資家向け説明会を開催いたします 開催日時開催場所 平成 26 年 5 月 29 日 13:30~14:30 東京都中央区日本橋兜町 3-3 兜町平和ビル日本証券アナリスト協会内会議室 なお 本件については 当社のホームページに掲載しております URL 掲載日 http://www.j-tec-cor.co.jp/ir/index.html 平成 26 年 5 月 20 日 添付資料 平成 27 年 3 月期 ~ 平成 29 年 3 月期中期経営計画 以上
平成 27 年 3 月期 ~ 平成 29 年 3 月期中期経営計画 平成 26 年 5 月 20 日上場会社名株式会社ジェイテック ( コード番号 :2479) (URL http://www.j-tec-cor.co.jp/) 問合せ先代表取締役社長藤本幸之助取締役管理本部長佐野清一郎 TEL:03-6228-7265 1. 今後 3 か年の中期経営計画 (1) 当中期経営計画提出時点における前事業年度の総括当連結会計年度におけるわが国経済は 政府による各種政策の効果が発現するなか 企業収益の改善や個人消費の持ち直しがみられるなど 景気は緩やかに回復しつつあります しかしながら海外景気の下振れリスクや 消費税率引き上げに伴う駆け込み需要後の反動が見込まれるなど 先行きは依然として不透明な状況となっております このような状況のなか 当社グループの主力事業である技術職知財 (Intellect fortune) リース事業の主要取引先である大手製造業では技術開発投資を継続しており 技術開発や製品設計に対応可能な高いスキルをもつ技術者や 早期戦力化が見込める新卒テクノロジストへの需要は底堅く推移しております そのため新卒テクノロジストについても研修終了後 順次派遣先での就業を開始していることから 当社グループの稼働率は引き続き高い水準を維持しております また 平成 24 年 10 月 1 日付で株式会社エル ジェイ エンジニアリングを連結子会社化したことにより 従来の機械 電気電子 ソフトウエア分野に加えて 新たに建築分野でのサービス提供を開始しております これらの結果 当連結会計年度の業績は売上高 3,405 百万円 ( 前年同期比 26.6% 増 ) 営業利益 95 百万円 ( 前年同期比 47.9% 増 ) 経常利益 94 百万円 ( 前年同期比 43.3% 増 ) 当期純利益 65 百万円 ( 前年同期比 37.0% 増 ) となりました (2) 今後の経営課題日本経済は 長期間にわたり進行した円高の影響や新興国を中心としたグローバリゼーションの拡大により 生産部門については海外移転を加速させていることから 国内では産業の空洞化が進んでおります 一方当社グループの顧客企業である国内製造業の研究開発部門は 国内に多くとどまっておりますが 今後は経営資源の効率化が急務であります 資源のない我が国が これまで培ってきた経営資源である知財を有効活用するために より一層その知財を扱えるポテンシャルの高いテクノロジストのニーズが高まっております このような環境下で当社グループが更なる成長を実現するため 以下の事項を課題として認識し対応してまいります 1) 優秀な人材確保及びテクノロジストのスキル向上と育成 2) 取引先企業の選別と取引先業種の平準化 3) 組織力の強化とコンプライアンスの徹底 1 / 4
(3) 中期経営計画の概要及び策定の背景 ~ 中期経営計画の基本方針 ~ THE POWER OF THE INTELLECT FORTUNE MAKES THE FUTURE < 知財の力で未来を創る > 当社グループは 安定的な成長を続けるために 以下の2 項目を当中期経営計画の目標とすることにより 技術職知財リース事業の事業基盤をより強固にし 更なる企業価値の向上ならびに株主価値の向上を実現します 1 更なる成長発展に向けた収益基盤の強化 当社グループの継続した成長には顧客基盤の拡大が不可欠となります そのためには新たな付加価値を創造できる優秀な人材の確保が重要となります 増加している受注への対応として 人数確保のみによった採用をすることは中長期的には顧客の信用を失い 当社グループの成長を妨げることになることから技術者の採用については能力を重視し これまで我が国が培ってきた世界に誇れる知財 (Intellect fortune) を継承できる技術力だけでなく 高いヒューマンスキルを兼ね備えたテクノロジストの採用 育成を行うことにより グローバルな顧客企業のニーズにあった 質の高い技術開発支援を継続して提供してまいります 2 財務基盤の一層の強化と安定した株主還元財務上の問題点であった利益剰余金のマイナスについては計画どおり前期にて解消されました 今後の目標としては当社グループの持続成長を支えるため 一層の財務体質強化を進めつつ 社内分配と安定継続的な配当を基本とした株主還元を行ってまいります 2. 今期の業績予想及び今後の業績目標 ( 連結 ) ( 単位 : 百万円 ) 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 平成 26 年 3 月期 ( 実績 ) 3,405 95 94 65 平成 27 年 3 月期 ( 予想 ) 3,670 110 110 80 平成 28 年 3 月期 ( 目標 ) 平成 29 年 3 月期 ( 目標 ) 3,890 139 139 100 4,123 176 176 120 2 / 4
3. 業績予想及び業績目標の前提条件 数値根拠 (1) 人員計画について顧客企業の開発部門 設計部門に技術サービスを提供するテクノロジスト数は 新卒を主体とした採用を含め グループ全体で以下を計画しております 平成 27 年 3 月期 : 新卒テクノロジスト採用実績 29 名計 524 名体制平成 28 年 3 月期 : 年間採用目標 30 名計 554 名体制平成 29 年 3 月期 : 年間採用目標 30 名計 584 名体制 (2) 稼働率について テクノロジストの稼働率は過去 3か年の実績をもとに想定しております 傾向としては 新卒採用を主としていることから4 月に稼働率が一時的に下がりま すが その後回復し通期では平均 96% 以上の稼働率となっております 上期 下期 通期 平成 24 年 3 月期 : 94.0% 98.6% 96.3% 平成 25 年 3 月期 : 96.8% 98.1% 97.6% 平成 26 年 3 月期 : 97.0% 98.4% 97.7% 参考 ) 過去 3か年の稼働率実績 (3) 組織体制 営業体制についてより多く優秀な人材を確保し 獲得した受注に対応していくことで 当中期経営計画は十分に達成可能と考えており 今後更なる事業成長のため現在のスリムな経営体制を維持し より一層の財務基盤の強化を行う事が必要であると考えていることから 新規出店や営業所の統廃合等は計画しておりません 3 / 4
(4) 事業環境 当社グループの顧客企業である国内製造業においては 我が国がこれまでに培った知財 (Intellect fortune) を活用し 開発効率の強化を進め グローバル競争に打ち勝つことで 新たな高付加価値を創造し続けることが求められております このような状況の中 当社グループへの期待と果たすべき役割は大きく重要であると認識しております これらの期待に応えるべく 今後も顧客企業へ質の高い技術開発支援を継続してご提供し続けられるよう テクノロジストの育成と営業力強化等 より一層の企業価値の向上に努めてまいります (5) 株主価値の向上以上の計画を確実に進めることにより収益基盤の強化と拡充を進めてまいります また 今後の積極的な事業展開に備えるため内部留保に努めることで財務基盤の強化も図りつつ 今後も安定的かつ継続的な株主還元を行っていきたいと考えております 以上 将来見通しに関する注意事項本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり 売買の勧誘を目的としたものではありません 本資料における将来予想に関する記述につきましては 目標や予測に基づいており 確約や保証を与えるものではありません また 将来における当社の業績が 現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で ご利用ください また 業績等に関する記述につきましても 信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが 当社はその正確性 安全性を保証するものではありません 本資料は 投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても お客様ご自身のご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示させていただくものであり 当社はいかなる場合においてもその責任は負いません 4 / 4