7 人間と共生する情報システムの実現を目指して シンビオティック システムの実現に向けて 人, 社会, 環境, 情報システムの協調系 7 人間と共生する情報システムの実現を目指して 松山隆司 * tm@i.kyoto-u.ac.jp 川嶋宏彰 * kawashima@i.kyoto-u.ac.jp 鷲見和彦 *, ** Sumi.Kazuhiko@ds.MitsubishiElectric.co.jp * ** 人間 13 17 5 IT A03 A03 A03 1 A03 Web http://vision.kuee. kyoto-u.ac.jp/informatics-a03/ 人間と共生する情報システムとは 21 21 1 1 2 2 環境型 : RF パートナー型 : 図 -1 IPSJ Magazine Vol.47 No.8 Aug. 2006 851
Symbiotic System ト を 動物 る 人間 情報システム 応 ( ) 人間 共生 情報システム と 体の 長 体の と 体 覚 動 体 と とダイナミクスを持つ 人間と情報システムのインタ ース. コン ータに の動作をさ るために, のつ, するコ ン を, される.. イコン インテ ング装置を たコ ン, グラ 像とい た分 すい 表される.. ( ) が, 体動作 表情 コ ン を み, を ルチメ 情報として. ( ルチメ 情報 測, 認識, ) 共生と 情報システムが自律的 自発的に動いて しい. 手の行動を 発する動作 ( ーダンスを持 た行動 ) い 共 する の 間 識 注意 対話 トコル トを る 体 生 さよ, ーボー, ス 意図 図 -1 人間と共生する情報システムの意義 位置づけ 20-1 CUI Character User Interface 852 47 巻 8 号情報処理 2006 年 8 月
7 人間と共生する情報システムの実現を目指して ( ) 人と交 る ルタイム ルチメ インタラクシ ン の 発 ( 情報システム ) () 人を する ルチメ 情報 法の 発 人間 ( ト ) 学的解 生 学的解 ( ) 人を観る ルチ ーダル認識法の 発 ( ) トを る 動物としての トの の解 ( ) 人と す 生 環境 動 る共生型 ボット ( 情報システム ) の 発 図 -2 人間と共生する情報システム実現のための研究課題 GUI Graphical User Interface MMUI Multi- Modal User InterfaceMMUI PUI Perceptual User Interface -1 PUI -1 proactive 図 -2 (I) ヒトを知る : (II) 人を観る : IPSJ Magazine Vol.47 No.8 Aug. 2006 853
Symbiotic System 像 元された 次元 図 -3 環境埋め込み型カメラネットワークと指差し動作の 3 次元解析 (III) 人を魅する : proactive (IV) 人と交わる : (V) 人と暮らす : 1-3 2-5 3-8 環境埋め込み型カメラネットワークによる人間の姿勢 動作の 3 次元理解 1 3 図 -3 8mm 3 3 図 -3 図 -4 作業への集中度の増加と観測される自己負荷量の増分との関係 3 2 3 図 -4 854 47 巻 8 号情報処理 2006 年 8 月
7 人間と共生する情報システムの実現を目指して 33 次元ディ ジタル化 図 -5 装着型能動視覚センサ 図 -7 視体積交差法による手持ち物体の 3 次元再構成 図 -6 装着型能動視覚センサによる注視対象の映像獲得. 注視点 ( 赤い点 ) に応じてパン チルト ズームが制御される 装着型能動視覚センサによる状況理解の共有 3 2 図 -5 注視点の 3 次元位置計測 3 Life Log 図 -6 手持ち物体の 3 次元ディジタル化 3 図 -7 4 3 自律ダイナミクスに基づく動的イベントのモデル化 IPSJ Magazine Vol.47 No.8 Aug. 2006 855
Symbiotic System 認識観測 ータとの共 に づ ルチメ 認識 生成 手に た行動パターン メ 生成 コミ ケーシ ン 間の たインタラクシ ンの実現 シンボル グラ ン ング実体 生成 ( ) 間 チ ー ング シン ー のスイッチング ( ) 間 分 トラクタへの み 1 2 3 観的 間 物 的 間 観測 間, ボット 像, 映像 象 認識長 的 的構造 ート トン ルコ ル としての 間 間の 関係 的 間的 分 システム ーラルネット物 量としての 間 間の 度 実 環境 図 -8 自律ダイナミクスを持つ情報システムによる動的イベントの表現 学習 認識 生成 動的イベントの分節化 学習 認識のための Hybrid Dynamical System 図 -8 5 1 1 タイミング構造に基づく表情の記述 生成 認識 proactive 856 47 巻 8 号情報処理 2006 年 8 月
7 人間と共生する情報システムの実現を目指して 意図的 い 0 0 5 表情 の獲得 自発的 い 0 0 5 - - 100 80 60 40 20 0-40 -20 0 20 40 60-10 0-10 -20-30 -40 0 10 20 30 40 50 - 図 -9 タイミング構造の分析による表情の分類 6 1 2 図 -9 漫才の動的構造の分析 1 図 -10 0 IPSJ Magazine Vol.47 No.8 Aug. 2006 857
Symbiotic System 0 10 20 30 40-3 -2-1 0 1 2 3 0 10 20 30 40-3 -2-1 0 1 2 3 図 -10 役柄ごとの発話移行区間長分布. ツッコミ ( 左 ), ボケ ( 右 ) おわりに IT IT 5 IT A03 謝辞 A03 13224051 参考文献 1 : Vol.19, No.2, pp.257-266 2004. 2 : 3, CVIM-137-017 2002. 3 Sumi, K., Tanaka, K. and Matsuyama, T. : Measurement of Human Concentration with Multiple Cameras, Proc. 9th. Int. Conf. on Knowledge-Based Intelligent Information & Engineering Systems, pp.129-135 2005. 4 Tsukizawa, S., Sumi, K. and Matsuyama, T. : 3-D Digitization of a Hand-held Object with a Active Wearable Vision Sensor, Proc. ECCV Workshop on Human Computer Interaction, pp.129-141 2004. 5 Kawashima, H. and Matsuyama, T. : Multiphase Learning for an Interval-based Hybrid Dynamical System, IEICE Trans. Fundamentals, Vol.E88-A, No.11, pp.3022-3035 2005. 6 : : FIT2005 pp.153-156 2005. 18 6 12 858 47 巻 8 号情報処理 2006 年 8 月