2 返還額の算定方法 (1) 前記 1の (1) (2) (5) 及び (6) の退職一時金に係る返還額 退職一時金の額に利子に相当する額を加えた額とされており この利子に相当する 額は当該一時金の支給を受けた日の属する月の翌月から退職共済年金等を受ける権利 を有することとなった日の属する月までの期

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足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

調布市要綱第  号

3 この条例において 幼児 とは 1 歳に達する日の属する月の翌月の初日から6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 4 この条例においては 児童 とは 6 歳に達する日以後の最初の4 月 1 日から15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者をいう 5

財財第  号

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

四日市市消防関係手数料条例の一部を改正する条例

附則第 2 項 第 3 項及び第 5 項 第 6 項又は第 14 条の規定による退職手当を受けたときは 当該職員の退職手当の基本額から 退職手当支給条例第 3 条第 1 項の規定によりその者の退職手当額を計算して得た額を差引いた残りの金額に相当する額を 退職の日におけるその者の給料月額により算定した

被用者年金一元化法による追加費用削減について 昨年 8 月に社会保障 税一体改革関連法の一つとして被用者年金一元化法が成立 一元化法では 追加費用財源の恩給期間にかかる給付について 以下の配慮措置を設けた上で 負担に見合った水準まで一律に 27% 減額することとし 本年 8 月まで ( 公布から 1

監 事 監 査 規 程

○事務職員の職名に関する規程

●国民年金法等の一部を改正する法律案

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

富山市妊産婦医療費助成条例 平成 1 7 年 4 月 1 日富山市条例第 号改正平成 1 8 年 3 月 3 0 日富山市条例第 4 4 号平成 1 9 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 4 号平成 2 0 年 3 月 2 6 日富山市条例第 1 7 号平成 2 0 年 3 月 2

一般財団法人岩手県市町村職員健康福利機構の会員に関する規程

沖縄市こども医療費助成要綱

粕屋町重度障害者医療費の支給に関する条例

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152 号 ) (6) 保険医療機関等健康保険法第 63 条第 3 項第 1 号に規定する保険医療機関若しくは保険薬局又は同法第 88 条第 1 項に規定する指定訪問看護事業者 ( 平 6 条例 30 平 8 条例 29 平 9 条例 16 平 10 条例 2 平 11 条例 15 平 14 条例

内部検査規程

第 3 条この条例において 医療費の助成の対象となる者 ( 以下 対象者 という ) は 中島村に住所を有する子どもの保護者とする ただし 生活保護法 ( 昭和 25 年法律第 144 号 ) の規定により保護を受けている者は この限りではない 2 医療保険各法に規定する医療保険に加入していること

Microsoft Word ①概要(整備令)

独立行政法人中小企業基盤整備機構職員退職手当支給規程

(3) 母子家庭の母又は父子家庭の父の前年 (1 月から9 月までに医療の給付を受けた場合にあっては 前々年をいう 以下同じ ) の所得 ( 規則で定める所得の範囲及び所得の額の計算方法により算出した額をいう 以下同じ ) が その者の所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号 ) に規定する控除

資料2-1(国保条例)

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

4-2砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例施行規則

(3) 障害共済年金 退職老齢年金給付 給料との調整ア障害共済年金との支給の調整傷病手当金は 同一の傷病について障害共済年金の支給を受けることができるときは 支給されません ただし その支給を受けることができる障害共済年金の額 ( 当該障害共済年金と同一の給付事由に基づき国民年金法による障害基礎年金

Microsoft Word - 概要

第 4 条市は 助成対象者に係る医療費 ( 入院時食事療養費を除く ) のうち医療保険各法に定める一部負担金 ( 法令の規定に基づく国若しくは地方公共団体の負担による医療に関する給付又は保険者等の負担による高額療養費及び高額介護合算療養費の支給若しくは附加給付がある場合は その額を控除した額とする

(2) 身体障害者福祉法 ( 昭和 24 年法律第 283 号 ) 第 15 条第 4 項の規定により身体障害者手帳の交付を受けた者で その障害の程度が身体障害者福祉法施行規則 ( 昭和 25 年厚生省令第 15 号 ) 別表第 5 号に定める身体障害者障害程度等級表の1 級又は2 級に該当するもの

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羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

その額に老人扶養親族 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき ) 60,000 円を加算した額 ) (3) 条例第 3 条第 2 項第 4 号に規定する心身障害者に 扶養親族等がないときは 3,604,000

届出 _ 根拠規範 46_ 鹿児島県鹿児島市 _1_5 ア 15 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者 ( イに該当する者を除く ) イ 6 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までの間にある者で 療養の給付等に係る診療が行われた月の属する年度 ( 当該診療の行われた月が4

3 平成 25 年 4 月に給与の支給規程を改訂し 平成 24 年分 10 月にまでさかのぼって実施する こととなり 平成 25 年 4 月の給与支給日に支払うこととなった平成 24 年 10 月から平成 25 年 3 月までの給与改訂差額 A 3 1 給与所得の収入金額の収入すべき時期は 契約又は

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

7 単身赴任手当 公署を異にする異動等に伴い住居を移転し, やむを得ない事情により同居していた配偶者と別条例第 11 条の 8 居し, 単身で生活することを常況とし, 距離制限を満たす職員に支給する (1) 支給要件 次の ( ア ) から ( エ ) に掲げる要件をすべて満たしていること ( ア

平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案《概要》

(4) 勤続 20 年を超え 30 年までの期間については 勤続 1 年につき 100 分の 200 (5) 勤続 30 年を超える期間については 勤続 1 年につき 100 分の 100 ( 退職手当の調整額 ) 第 5 条の3 退職手当の調整額は その者の在職期間の初日の属する月からその者の在職

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

をしていないもの と読み替えた場合に同号イに該当する所得割の納税義務者又は同項第 12 号中 妻と死別し 若しくは妻と離婚した後婚姻をしていない者又は妻の生死の明らかでない者で政令で定めるもの とあるのを 婚姻によらないで父となった男子であって 現に婚姻をしていないもの と読み替えた場合に同号に該当


4 遺族補償年金支給停止期間算定調書の作成遺族補償年金の支給停止期間の算定については 別紙 2の様式又はこれに準ずる様式による調書を作成し 算定過程等を明確にしておくこと 別紙 1 遺族補償年金前払一時金の支給事務に関する具体例 ( 第 1 次改正 全部 第 3 次改正 全部 第 6 次改正 全部)

(2) 福島県療育手帳制度要綱 ( 昭和 49 年児第 15 号福島県厚生部長通知 ) の規定により交付を受けた療育手帳に知的障害者として記載されている者 ( 第 4 号及び第 5 条第 4 項において 知的障害者 という ) で当該手帳に記載されている障害の程度の表示がAのもの (3) 精神保健及

2 前項第 1 号の制限額は, 次表のとおりとする 対象者制限額乳幼児等を養育している者扶養親族等及び児童がないときは,53 2 万円とし, 扶養親族等及び児童があるときは,532 万円に当該扶養親族等及び児童 1 人につき38 万円 ( 当該扶養親族等が所得税法 ( 昭和 40 年法律第 33 号

平成16年規程第02号_役員給与規程

Ⅱ 産前産後休業終了時改定の新設 ( 国共法第 条第 11 項及び第 1 項 ) 1. 改定の対象産前産後休業を終了した組合員が 当該休業を終了した日に当該休業に係る子を養育する場合において 共済組合に申出をしたときは 標準報酬の改定を行います ( 平成 6 年 月 1 日以後に終了した産前産後休業

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う

Microsoft Word - 第6章.docx

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

者となった日から翌年の 6 月 30 日 ( 当該受給者となった日が 1 月から 6 月までに属する場合は 当該受給者となった日の属する年の 6 月 30 日 ) までの期間とする (2) 条例第 2 条第 2 項第 2 号に掲げる重度心身障害者等である受給者毎年 8 月 1 日から翌年の 7 月

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高額医療貸付等規則

るところによる ( 昭 53 条例 31 昭 55 条例 19 昭 57 条例 6 昭 59 条例 14 昭 59 条例 39 平 6 条例 26 平 10 条例 5 平 12 条例 14 平 18 条例 13 平 19 条例 44 改 ) (1) 児童 18 歳未満の者 (18 歳に達した日の属す

受けているときは これらの年金総額が 230 万円となるように計算されます 計算例 1. 単一の共済年金が支給されている場合 事例 1 退職共済年金 + 老齢基礎年金を受給している方の場合 現在の年金額退職共済年金 210 万円老齢基礎年金 60 万円 (= 組合員期間に係る基礎年金相当額 ) 退職

Microsoft Word - 【届出_根拠規範】12_千葉県鴨川市_1_1

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

利子相当額 という ) を加えた額に相当する金額 ( 以下 退職一時金利子加算額 という ) の返還に関し, その経過措置を定める 厚生年金保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 8 年法律第 82 号 以下 厚年法改正法 という ) 附則 3 0 条 1 項の委任に基づいて定められた, 厚生年金保

 

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

( 市町村の条例で定めるところにより当該市町村民税を免除された者を含む ) をいう (6) 所得を有しない者その属する世帯の世帯主及びすべての世帯員につき 医療保険各法の給付が行われた月の属する年度分の地方税法の規定による市町村民税に係る同法第 313 条第 1 項に規定する総所得金額及び山林所得金

する配偶者又は民法 ( 明治 29 年法律第 89 号 ) に定める扶養義務者がいるときは これらの者で主としてその者の生計を維持するものの前年の所得 (1 月から7 月までの受療に係る医療費については 前々年の所得とする 以下同じ ) が児童扶養手当法施行令 ( 昭和 36 年政令第 405 号

退職一時金返還のご案内

第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

( 助成対象者 ) 第 3 条助成の対象となる者 ( 以下 助成対象者 という ) は 医療保険各法の規定による被保険者又は被扶養者であり かつ 柏崎市内に住所を有する妊産婦 ( 以下 対象妊産婦 という ) 又は子ども ( 以下 対象児童 という ) の保護者とする ただし 次の各号のいずれかに該

年発 第 1 号平成 2 9 年 3 月 1 7 日 日本年金機構理事長 殿 厚生労働省年金局長 ( 公印省略 ) 公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令 の公布について 公的年金制度の持続可

今後の検討事項

一元化後における退職共済年金および老齢厚生年金の在職支給停止 65 歳未満の場合の年金の支給停止計算方法 ( 低在老 ) 試算表 1 年金と賃金の合算額が 28 万を超えた場合に 年金額の支給停止 ( これを 低在老 といいます ) が行われます 年金と賃金の合算額 (c) が 28 万以下の場合は

Ⅰ 関連情報 1. 特定個人情報ファイルを取り扱う事務 1 事務の名称 和歌山県市町村職員共済組合における公的年金業務等に関する事務 1. 全国市町村職員共済組合連合会 ( 以下 市町村連合会 という ) 及び指定都市職員共済組合 市町村職員共済組合及び都市職員共済組合 ( 以下 構成組合 という

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1 年分の年金額を超えることとなること ( 別紙 1 の 2 参照 )( 第 2 次改正 一部 ) (4) 障害補償年金に係る平均給与額の改定により年金額が改定された場合には 改定後の年金額によって支給停止期間の再算定を行うものであること ( 第 2 次改正 一部 ) 3 支給の停止が終了する月に係

議案第49号-医療福祉費支給に関する条例の一部改正【確定】

第 2 章掛金 ( 掛金 ) 第 3 条掛金は 対象職員の基準給与月額に 1,000 分の 33 を乗じて得た額を納付するものとする 2 掛金の内訳は 契約者が 1,000 分の 16.5 対象職員が 1,000 分の 16.5 をそれぞれ負担するものとする 3 基準給与月額は 毎年 4 月 1 日

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第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

議案第72号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について_議案・改正文

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

資料1 短時間労働者への私学共済の適用拡大について

2/3 八代市こども医療費の助成に関する条例 2 前項の申請は 保険医療機関等において診療を受けた日 ( ただし 養育医療費については自己負担金を納入した日 ) の属する月の翌月から起算して 1 年を経過した日以後においてはすることができない ( 保険医療機関等への支払 ) 第 6 条市長は 健康保

者をいう (4) 保険証被保険者証 組合員証 加入者証又は被扶養者証等保険給付を受けるために発行された証をいう (5) 医療費医療保険各法 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 平成 17 年法律第 123 号 ) その他医療に関する法律等の規定による医療に要する費用の額 (

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愛媛県民間社会福祉事業従事者退職年金共済規程

第 2 条条例第 2 条第 1 項に規定する社会保険各法 ( 以下 社会保険各法 という ) は 次の各号に掲げる法律をいう (1) 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) (2) 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) (3) 私立学校教職員共済法 ( 昭和 28 年法律第

社団法人 宮城県民間社会福祉振興会 第2退職共済規程

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取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

Transcription:

退職一時金等の返還 1 返還対象者次に掲げる退職一時金等の支給を受けた者が 退職共済年金又は障害共済年金を受ける権利を有することとなったときに 当該退職一時金等の返還義務が発生します (1) 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律 ( 昭和 60 年法律第 108 号 ) 第 1 条の規定による改正前の地方公務員等共済組合法の規定による退職一時金 (2) 昭和 42 年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律及び公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律 ( 昭和 54 年法律第 76 号 ) 第 2 条の規定による改正前の公共企業体職員等共済組合法 ( 昭和 31 年法律第 134 号 ) 第 54 条の規定による退職一時金 (3) 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 2 条第 1 項第 14 号に規定する退職給与金 ( 当該退職給与金の基礎となった年金条例職員期間が施行法第 7 条第 1 項第 1 号の期間に該当するものに限る ) (4) 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 2 条第 1 項第 17 号に規定する共済条例の退職一時金 ( 当該共済条例の退職一時金の基礎となった旧長期組合員期間が施行法第 7 条第 1 項第 2 号の期間に該当するものに限る ) (5) 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 2 条第 1 項第 3 号イに規定する旧市町村共済法の規定による退職一時金 ( 当該退職一時金の基礎となった期間が施行法第 7 条第 1 項第 2 号の期間に該当するものに限る ) (6) 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 2 条第 1 項第 36 号に規定する国家公務員共済組合法 ( 昭和 33 年法律第 128 号 ) による改正前の国家公務員共済組合法 ( 昭和 23 年法律第 69 号 ) の規定による退職一時金 ( 当該退職一時金の基礎となった期間が地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 7 条第 1 項第 2 号の期間に該当するものに限る ) ( 注 ) (3) の 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 2 条第 1 項第 14 号に規定する退職給与金 には 恩給法による一時恩給を含む

2 返還額の算定方法 (1) 前記 1の (1) (2) (5) 及び (6) の退職一時金に係る返還額 退職一時金の額に利子に相当する額を加えた額とされており この利子に相当する 額は当該一時金の支給を受けた日の属する月の翌月から退職共済年金等を受ける権利 を有することとなった日の属する月までの期間に応じ 複利計算の方法によるものと されています なお この場合の複利計算に係る利率は 下表のとおりです 期 間 利率 ( 年利 ) 平成 13 年 3 月まで 5.5% 平成 13 年 4 月から平成 17 年 3 月まで 4.0% 平成 17 年 4 月から平成 18 年 3 月まで 1.6% 平成 18 年 4 月から平成 19 年 3 月まで 2.3% 平成 19 年 4 月から平成 20 年 3 月まで 2.6% 平成 20 年 4 月から平成 21 年 3 月まで 3.0% 平成 21 年 4 月から平成 22 年 3 月まで 3.2% 平成 22 年 4 月から 1.8%

参考退職一時金の返還額の計算 ( 昭和 53 年 6 月に退職一時金を受給した場合 ) 返還額 = 円 ( 1 + 0.055 ) 273/12 ( 1 + 0.04 ) 48/12 1 退職一時金の額 2 平成 13 年 3 月までの元利相当額計算 3 平成 13 年 4 月以後の元利相当額計算 ( 1 + 0.016 ) 12/12 ( 1 + 0.023 ) 12/12 4 平成 17 年 4 月以後の元利相当額計算 6 平成 18 年 4 月以後の元利相当額計算 ( 1 + 0.026 ) 12/12 ( 1 + 0.030 ) 12/12 6 平成 19 年 4 月以後の元利相当額計算 7 平成 20 年 4 月以後の元利相当額計算 ( 1 + 0.032 ) 12/12 ( 1 + 0.018 ) X/12 8 平成 21 年 4 月以後の元利相当額計算 9 平成 22 年 4 月から平成 23 年 3 月までの元利相当額計算 = 円 3.3805974 1.1698586 1.016 1.023 1.026 1.03 1.032 1 2 3 4 6 6 7 8 ( 1.018 ) Ⅹ/12 = 円 4.4829144 ( 1.018 ) Ⅹ/12 平成 22 年 3 月に退職共済年金の受給権が発生したとした場合は 元利金込みの額として ( 円 4.4829144) 円となりますが 平成 22 年 4 月以後に退職共済年金の受給権が発生する場合は ( 1.018 ) Ⅹ/12 が加算されます 1 退職一時金の額昭和 53 年 6 月に支給された退職一時金の金額が入ります 2 平成 13 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算です 退職一時金の返還額に係る利息の計算は 退職一時金の支給を受けた日の属する月の翌月から退職共済年金の受給権発生した日の属する月までで算定することとされていますが 平成 13 年 3 月までは利息が 5.5% であったため 分けて計算しています 273/12 は 利息計算は月ごとに算定することとされていますが 分母の 12 は1 年 =12 月を示し 273 は 退職一時金の支給を受けた日の属する月の翌月である昭和 53 年 7 月から平成 13 年 3 月までの月数を示します 3 平成 13 年 4 月から平成 17 年 3 月までの元利相当額計算

前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 2の期間の後の平成 13 年 4 月から平成 17 年 3 月までの利息 4.0% の期間に係るものです 48/12 の分子 48 は 平成 13 年 4 月から平成 17 年 3 月までの月数を示します 4 平成 17 年 4 月から平成 18 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 3の期間の後の平成 17 年 4 月から平成 18 年 3 月までの利息 1.6% の期間に係るものです 12/12 の分子 12 は 平成 17 年 4 月から平成 18 年 3 月までの月数を示します 5 平成 18 年 4 月から平成 19 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 4の期間の後の平成 18 年 4 月から平成 19 年 3 月までの利息 2.3% の期間に係るものです 12/12 の分子 12 は 平成 18 年 4 月から平成 19 年 3 月までの月数を示します 6 平成 19 年 4 月から平成 20 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 5の期間の後の平成 19 年 4 月から平成 20 年 3 月までの利息 1.6% の期間に係るものです 12/12 の分子 12 は 平成 19 年 4 月から平成 20 年 3 月までの月数を示します 7 平成 20 年 4 月から平成 21 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 6の期間の後の平成 20 年 4 月から平成 21 年 3 月までの利息 3.0% の期間に係るものです 12/12 の分子 12 は 平成 20 年 4 月から平成 21 年 3 月までの月数を示します 8 平成 21 年 4 月から平成 22 年 3 月までの元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 7の期間の後の平成 21 年 4 月から平成 22 年 3 月までの利息 3.2% の期間に係るものです 12/12 の分子 12 は 平成 21 年 4 月から平成 22 年 3 月までの月数を示します 9 平成 22 年 4 月以後の元利相当額計算前記 1の一時金の返還に係る元利計算で 前記 8の期間の後の平成 22 年 4 月以後の利息 1.8% の期間に係るものです X/12 の分子 X は 平成 22 年 4 月以後退職共済年金等の受給権が発生するまでの月数を示します ( この説明は 平成 22 年 4 月現在の状態で説明しておりますので それ以後利息の変動がありましたらご了承ください )

(2) 前記 1の (3) の退職給与金に係る返還額旧施行日の前日に年金条例職員であった者にあっては 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 4 条及び第 5 条第 1 項の規定の適用がなかったものとし かつ その者が受けた退職給与金を同日に適用を受けていた退職年金条例に係る退職給与金とみなした場合に 同日に年金条例職員以外の職員であった者にあっては 旧施行日以後の組合員であった間 同日以後の組合員期間の直前のその者が受けた退職給与金の基礎となった年金条例職員期間に係る年金条例職員であったものとみなし かつ その者が受けた退職給与金を当該年金条例職員期間に係る退職年金条例の規定による退職給与金とみなした場合に それぞれ当該退職年金条例が次のアからウまでに掲げる退職年金条例のいずれの区分に属するかに応じ当該アからウまでに定める金額とされています ア恩給組合条例当該恩給組合条例の規定により再就職後の退職に係る退職年金から控除すべきこととなる金額の18 倍に相当する金額 ( 当該恩給組合条例において15 分の1に相当する金額を控除することとされている場合には 15 倍に相当する金額 ) イ恩給組合条例以外の退職年金条例で恩給法第 64 条ノ 2 ただし書の規定に相当する 規定が設けられているもの 当該規定により返還すべきこととなる金額 ウ前記ア及びイに掲げる退職年金条例以外の退職年金条例 当該退職年金条例において恩給法第 64 条ノ 2 のただし書の規定と同一の規定が設 けられているものとみなした場合に当該規定により返還すべきこととなる金額 (3) 前記 1 の (4) の退職一時金に係る返還額 ア旧市町村共済法の適用を受けていた者

旧施行日の前日に旧市町村共済法の規定の適用を受けていた者にあっては その 者が受けた共済条例の退職一時金を旧市町村共済法の退職一時金とみなした場合に 前記 (1) により返還すべきこととなる金額とされています イ前記ア以外の者旧施行日の前日に共済条例の適用を受けていた者にあっては 地方公務員等共済組合法の長期給付等に関する施行法 ( 昭和 37 年法律第 153 号 ) 第 4 条及び第 6 条第 1 項の規定の適用がなかったものとし かつ その者が受けた共済条例の退職一時金を同日に適用を受けていた共済条例の退職一時金とみなした場合に 旧施行日の前日に旧長期組合員以外の職員であった者にあっては 旧施行日以後の組合員であった間 同日以後の組合員期間の直前のその者が受けた共済条例の退職一時金の基礎となった旧長期組合員期間に係る旧長期組合員であったものとみなし かつ その者が受けた共済条例の退職一時金を当該旧長期組合員期間に係る共済条例の規定による共済条例の退職一時金とみなした場合に それぞれ当該共済条例が次の1から3 までに掲げる共済条例のいずれの区分に属するかに応じ当該 1から3までに定める金額とされています 1 旧市町村共済法第 41 条第 4 項の規定に相当する規定が設けられている共済条例その者が受けた共済条例の退職一時金を旧市町村共済法の退職一時金とみなした場合に前記 (1) により返還すべきこととなる金額 2 恩給法第 64 条ノ2ただし書の規定に相当する規定が設けられている共済条例当該規定により返還すべきこととなる金額 3 前記 1 及び2に掲げる共済条例以外の共済条例当該共済条例において旧市町村共済法第 41 条第 4 項の規定と同一の規定が設けられているものとみなし その者が受けた共済条例の退職一時金を旧市町村共済法の退職一時金とみなした場合に前記 (1) により返還すべきこととなる金額 (4) 返還すべき金額が 1,000 円未満である場合の取扱い 前記 (1) から (3) までにより返還すべき金額を算定した場合において その金額が

1,000 円未満であるときは返還は要しません (5)2 以上の退職一時金等を受けた場合の取扱い 2 以上の退職一時金等の支給を受けた場合には 当該一時金等のそれぞれについて返 還すべき金額を計算します 3 遺族共済年金の受給権者の退職一時金等の返還 遺族共済年金受給権者についても前記 2 の方法により 死亡した者が返還すべきであった 金額 ( 既に返還された金額を除く ) を返還しなければならないこととなっています 4 返還の方法前記 1から3による退職一時金等の返還は 退職共済年金 障害共済年金又は遺族共済年金を受ける権利を有することとなった日の属する月の翌月から 1 年以内に 一時に又は分割して行わなければならないこととされています ただし 退職共済年金等の受給権者が その返還すべき金額を退職共済年金等の支給額から控除することにより返還する旨を当該退職共済年金等を受ける権利を有することとなった日から60 日以内に組合に申し出たときは 当該退職共済年金等の支給期月ごとの支給額の2 分の1を限度として返還すべき金額に達するまで順次控除していくこととされています