MSX ん SC 4111 化ずれヵ ドルヅス MPC EX367 説明書 1
~ 目次 ~ 1. 概要... 3 2. 仕様... 3 3. 使い方... 6 3.1 必要なソフト... 6 3.2 起動手順... 6 3.3 カセット I/F について...6 3.4 DAC のテスト方法...7 3.5 LED のテスト方法... 7 4. 実際の動作... 8 5. その他... 10 2
1. 概要 このたびは MSX を SC-3000 化するカートリッジ MPC-EX256 をお買い上げ頂き 誠に有難うございます このカートリッジを MSX に装着すると SC-3000 のソフトを MSX 上で動かす事ができます (VDP アドレス等のパッチは必要 ) ジョイスティック キーボード ( 専用品が必要 ) サウンド(SN76489 相当 ) そしてカセットインターフェースはハード的に互換性があります 幸いな事に これらの I/O アドレスが MSX と重複しないので 実現できたものです 目の前にあるのは MSX なのに SC-3000 の BASIC などを起動すると 見た目は SC-3000 そのものです しかも ソフトのエミュレータではなく リアルなハードです この感覚を体験してみてください 2. 仕様 ハードウェアの仕様は下記の通りです (1) ジョイスティックポート 2 個 (A,B) D サブ 9 ピン オス SG-1000/SC-3000 用ジョイスティック対応 MSX 用ジョイスティックは そのまま使えません ジョイスティックポートの信号と MSX 仕様との比較 SC/SG 及び本機 MSX 仕様 1 UP FWD 2 DOWN BACK 3 LEFT LEFT 4 RIGHT RIGHT 5 ( 空き ) +5V 6 TRIG1 TRG1 7 ( 空き ) TRG2 8 COM OUT 9 TRG2 GND ご参考 : 本機の基板上で R33 をショートすると 5 ピンに +5V が出力されます (R33 の初期状態 : 未実装 ) 3
(2) カセット I/F カセットテープレコーダまたは IC レコーダへの SAVE/LOAD 可能 HIC-1(SC-3000 等に使用されているカセット I/F 用ハイブリッド IC) の代替回路を内蔵しています モノラルのプラグコードが必要です SAVE/LOAD はスイッチで切り替えます (3) キーボードコネクタ 26P 専用キーボード (MKB-SC3K1) を接続します 但し 専用キーボードはコスト高の為 将来的には PS/2 または USB キーボードの変換アダプタを提供予定です キーボードコネクタの信号 信号名 ピン番号 ピン番号 信号名 PA0 1 2 KS0 PA1 3 4 KS1 PA2 5 6 KS2 PA3 7 8 KS3 PA4 9 10 KS4 PA5 11 12 KS5 PA6 13 14 KS6 PA7 15 16 KS7 PB0 17 18 ( 空き ) PB1 19 20 ( 空き ) PB2 21 22 ( 空き ) PB3 23 24 ( 空き ) 1 GND 25 26 +5V PA 及び PB は 8255 のポート A,B です 本機の基板上にて 10KΩプルアップ (3.3V) されています KS は キースキャン信号 ( オープンドレイン ) です SC-3000 では 8255 のポート C2~0 を 74LS145 によってデコードした信号です +5V は絶対に 外部でショートさせたり 外部から逆流させないようにして下さい いくらでも電流が出せるわけではありません せいぜい 100mA までを目安に ご使用下さい ( 本機の消費電流は最大 200mA で MSX の 1スロットあたりの消費電流は 300mA までですから その差 100mA という考えです ) 1 専用キーボード(MKB-SC3K1) からリセットキーの信号が出力されます 本機では空きピンとなっているので 何もしません (4) サウンド SN76489 相当で CPLD にて実現しています I/O アドレスは 7Fh です (5)8255 8255 の機能を CPLD にて実現しています 但し フル実装だと容量がオーバーする為 SC3K 仕様に固定しています コントロールレジスタで I/O の設定を変えても反映されません I/O アドレスは 下記の通りです 0DCh~0DFh 4
8255 のポート内容は 下記の通りです I/O アドレス 8255 内容 割当 ポート名 0DCh PA キー入力用 PA0~7 キー入力 0DDh PB キー入力用 カセット LOAD PB0~3 キー入力 PB7 CMT LOAD 0DEh PC キースキャン LED カセット SAVE PC0~2 キースキャンプリンタ用 ( 本機は未実装 ) PC3 LED PC4 CMT SAVE PC5~7 プリンタ 0DFh コントロール入出力設定は無効 ビット操作のみ有効 (6)PCM 再生 PCM 機能は元々 SC-3000 にはありませんが 色々楽しめるように装備しました データを順次 レジスタへ書き込むだけで 抵抗ラダー DAC によってサウンドに変換します I/O アドレスは 下記の通りです PCM: 91h( プリンタポート ) または 0A4h(turboR 仕様 ) いずれかを DIP スイッチにて切替可能です (7) アドレスデコーダ CPLD 内に実装されています フルデコードしていますので ゴーストは出ません SN76489: 7Fh 8255: 0DCh~0DFh PCM: 91h( プリンタポート ) または 0A4h(turboR 仕様 ) (8) 基板 カートリッジ弊社 MPC-P60 サイズ (9) サウンド出力 PCM 出力と SN76489 出力をミキシング スロットの SOUND 入力へ (10) 設定 DIP スイッチ (4 回路 ) その内容は 下記の通りです No. 機能 1 DAC アドレス OFF:91h ON:A4h 2 LED 機能切替 OFF:8255 の PC3 表示 ON: カセット LOAD モニタ 3 未使用 未使用 4 未使用未使用 (11)LED カートリッジ表面に青色 LED1 個を装備しています 8255 の PC3 にて点灯 / 消灯可能です 本来 SC-3000 では未使用の信号 ( カセットのリモートリレーを想定していたと思われる ) です DIP スイッチ切り替えにより この LED はカセット LOAD 時のモニタになります 5
3. 使い方 まずは 動かしてみましょう 使い方を説明します この写真は説明の為のものです 基板むきだしの試作機です 量産機との違いがあります 最終的に使用しなくなった部品は 量産機には載っていません また 試作機では部品入手の関係で 量産機と形状や大きさの異なる部品を使用しました 3.1 必要なソフトあらかじめ 動作に必要なソフトと ROM イメージを MSX のフロッピーディスクまたは SD メモリへコピーして下さい (SCLOAD DACTEST 等 ) ROM イメージは お手持ちのカートリッジから吸い出し 個人の範囲での使用に限定して下さい 3.2 起動手順 (1) 本機を MSX の拡張スロットに装着します 必ず 電源 OFF 状態で装着します (2) ジョイスティックを使用する場合は ジョイスティックコネクタに接続します (3) 専用キーボードまたは変換アダプタが有る場合 本機とケーブルで接続します (4) カセット SAVE LOAD を使用する場合 ピンコードにてカセット I/F ジャックとレコーダを接続します (5)MSX の電源を ON します MSX-DOS の起動を待ちます (6) たとえば SCLOAD にて ROM イメージを LOAD 実行します 3.3 カセット I/F について SAVE と LOAD で スイッチを切り替える必要があります 向かって左側が SAVE 右側が LOAD です 本機側のジャックは1つのみで SAVE と LOAD で兼用です レコーダ側は SAVE LOAD の都度プラグを差し替えて下さい ( お手数をおかけします ) ステレオジャックで SAVE と LOAD 信号を両方出し 2 つのプラグを備えたケーブルが有ればよかったのですが 入手できるか分からないので 切替方式にしました カセット LOAD モニタは 入力信号が無くても 最初から点灯している事があります ( 特に LOAD の直後 ) これはアナログ回路の特性によるもので 異常ではありません 入力信号が入ると 通常に戻ります 6
LOAD のレベル調整方法について 音量がある程度大きくないと正常に LOAD する事ができません 音量を適切に調整する必要があります これは レコーダの性能などによっても異なりますので 最初に何度かトライして どのくらいの音量が適切かを確認する必要があります DIP スイッチ 2 番を ON にしておくと カセット LOAD の信号を LED で確認する事ができます もし ピーという音が連続して鳴っている音源 ( 1) があれば それを再生しながら データレコーダの音量を徐々に上げていきます 音量が小さくて受け取れない状態では LED は消灯します ある程度のレベルがあると LED が点灯し初めます そのギリギリの状態では LED がチラチラします そのレベルから 少し音量を上げておきます これで実際のプログラムを LOAD してみます ご注意 : 音量を上げたあと 忘れずに IC レコーダの音量を下げて下さい うっかり再生した時に大きい音が鳴ってビックリします 1 先頭のピーという音で調整できれば良いのですが 普通にプログラムを SAVE したテープだと ピーはすぐに終わってしまい 調整に使いにくいです 連続した音が必要です カセット I/F のテスト用音源 手軽な音源としては SN76489 が有ります しかし SN76489 から直接カセット I/F への出力はできない為 代替手段としてマシン語のプログラムによってパルスを発生し それをカセット I/F から出力して カセットテープまたは IC レコーダに録音します TEST: DI TEST1: LD A,16 OUT (0DEH),A LD B,55H TEST2: DJNZ TEST2 LD A,0 OUT (0DEH),A LD B,55H TEST3: DJNZ TEST3 JR TEST1 ;XOR A にしないのは 波形のデューティを同じにする為 3.4 DAC のテスト方法 DACTEST ROM32K.ROM 91 [Enter] ROM32K.ROM は音声データのファイル名です テストする目的ならば 音声データに限らず 適当なデータファイルを使用しても構いません ( ノイズが聞こえる ) 91 は I/O ポートのアドレス (16 進数 ) です 3.5 LED のテスト方法 あらかじめ DIP スイッチ 2 番を OFF にしておきます たとえば BASIC から OUT &HDE,8 で LED が点灯します 0 で消灯します 7
4. 実際の動作 実際の動作と 画面をご紹介します (1)BASIC LEVEL III SCLOAD BASIC3.SG と入力します ( ファイル名 :BASIC3.SG は BASIC の ROM イメージ ) ちなみに 拡張子 PAT はパッチ情報が入っています BASIC が起動しました 専用キーボードからの入力を受け付け BASIC プログラムが実行できます 8
(2)BASIC プログラムの SAVE と LOAD BASIC プログラム入力 SAVE NEW 消えた事を確認 LIST LOAD LOAD 成功 (3) ゲームの実行 SCLOAD GPWORLD.SC VDP の I/O アドレスを書き換えています タイトル画面が出ました もちろん ジョイスティックで操作できます 9
ゲーム画面です 音もちゃんと出ます 5. その他 デモ動画は 下記よりご覧下さい www.youtube.com/watch?v=wobtru3qhsa 作成 2017 年 5 月 31 日 M.A.D. 前田 10