28- 北神戸第二地区 122 街区法面観測他業務 特記仕様書 第 1 章総則第 1 条適用本特記仕様書は 28- 北神戸第二地区 122 街区法面観測他業務 ( 以下 本業務 という ) に適用する 第 2 条業務範囲 本業務の範囲は 図 -1 位置図に示す範囲とする 第 3 条 履行期間 履行期間は 契約の翌日より平成 30 年 1 31 日までとする 第 4 条 主任技術者 請負者は 本業務請負契約書 11 条の規定に基づき 下記の何れかに該当する者を本業務の主任 技術者に定め 独立行政法人都市再生機構 ( 以下 機構 という ) に通知するものとする (1) 技術士 建設部門 ( 土質及び基礎 ) 又は 応用理学部門 ( 地質 ) 又は 総合技術監理部門 ( 建設部門 ) の資格を有し 技術士法による登録を行っている者 (2)RCCM 土質及び基礎部門 又は 地質部門 の資格を有し 登録証 の交付を受けている 者 (3) 地質調査技士の資格を有し 登録を行っている者 第 5 条 照査技術者 請負者は 本業務請負契約書 12 条の規定に基づき 下記の何れかに該当する者を本業務の照査 技術者に定め機構に通知するものとする (1) 技術士 建設部門 ( 土質及び基礎 ) 又は 応用理学部門 ( 地質 ) 又は 総合技術監理部門 ( 建設部門 ) の資格を有し 技術士法による登録を行っている者 (2)RCCM 土質及び基礎部門 又は 地質部門 の資格を有し 登録証 の交付を受けている 者 (3) 地質調査技士の資格を有し 登録を行っている者 第 6 条打合せ 1. 業務を適正かつ円滑に実施するため 主任技術者と監督員は常に密接な連絡をとり 業務の方針及び条件等の疑義を正すものとし その内容についてはその都度請負者が打合せ記録簿に記録し 相互に確認しなければならない 2. 業務着手後 及び設計図書で定める業務の区切りにおいて 主任技術者と監督員は打合せを行うものとし その結果について請負者が打合せ記録簿に記録し 相互に確認しなければならない 3. 主任技術者は 仕様書に定めのない事項について疑義が生じた場合は 速やかに監督員と協議するものとする 第 7 条業務計画書 1. 請負者は 契約締結後 15 日以内に業務計画書を作成し 監督員に提出しなければならない 2. 業務計画書には 契約図書に基づき下記事項を記載するものとする 業務概要 実施方針 打合せ計画 成果品の内容 部数 使用する主な図書及び基準 連絡体制( 緊急時含む ) 1
照査計画 その他 ( 特記事項 ) 第 8 条再委託等 1. 本業務請負契約書第 8 条第 1 項に規定する 主たる部分 とは 本業務における総合的企画 業務遂行管理 技術的判断 業務説明資料 報告書の作成方針決定 及び成果物の照査をいい 再委託等 ( 委任又は下請負 ) することはできない 2. 請負者は ワープロ コピー 印刷 製本 資料の整理 トレース 単純な集計 データ入力 計算処理 ( 単純な電算処理に限る ) の各業務を再委託等するに当たって 発注者の承諾を要さない 3. 請負者は 第 1 項及び第 2 項に規定する業務以外を再委託等するに当たっては 発注者の承諾を得なければならない 4. 請負者は 前項に規定する業務を再委託等する場合 書面により再委託等する者との契約関係を明確にしておくとともに 再委託等する者に対し再委託等する業務の実施について適切な指導 管理を行い 本業務を実施しなければならない なお 再委託等する者が 機構西日本支社の建設コンサルタント業務等指名競争参加資格者である場合 機構西日本支社の指名停止期間中は 再委託等することができない 第 2 章業務内容 第 1 条業務の目的当該地は平成 10 年に盛土造成しており 過去に法面側で地盤変状が確認されている そのため 過年度の調査業務 ( 平成 15 年 ~ 平成 28 年 ) において 断続的に地盤変状の観測を実施してきた また 学識経験者への技術相談の結果 対策工が必要との判断により 平成 28 年 4 より対策工を実施している 本業務は 対策工施工後の観測を継続し 変状の進行 収束に関して資料整理を行うものである 第 2 条 貸与品 1. 本業務で使用する技術関係資料等は監督員より別途貸与する 2. 契約書第 17 条第 1 項に規定する引渡場所は 募集販売センター販売業務第 1 チームとする 第 3 条業務内容 1. 現状の把握現地踏査を行い 過年度業務の成果品資料及びデータを参考にして地盤変状の実態を把握し 地盤変状の観測計画を立案する 計画の立案にあたっては 次の事項に十分留意して策定すること 学識経験者の意見書 技術相談 意見に関する記録簿 の内容 既存建築物の撤去工事及び法面の伐木工事前後の観測 122 街区地盤改良その他工事における動態観測 2. 観測の実施観測は 図 -2 観測箇所図に示す 12 箇所において 表 -1 観測数量表に沿って 1 挿入式傾斜計観測 (3 箇所 ) 2 地下水位観測 (3 箇所 ) 3 地表面変位観測 (10 箇所 ) を実施する なお 観測に必要な機器類は請負者で準備すること 観測計画の立案等にあたり 追加調査が必要と判断した場合は 技術的な論拠をもって積極 的に提案すること 3. 観測結果の資料整理観測した結果をとりまとめ 地盤変状の収束等に関する資料整理を行う 変位量及び地下水位と降雨量の相関関係をとりまとめ 資料整理を行う 2
変位量 変位速度及び地下水位の変動について 過年度の観測結果も含めて時系列にとりまと め 累積の変位量を把握できる資料整理を行う 観測結果のとりまとめ方法 地盤変状の評価方法について技術的な提案を積極的に行い グラフ 散布図等を用いて わかりやすい資料を作成すること 4. 関係機関 ( 学識経験者等 ) との協議資料作成関係機関との協議用資料を作成する なお 学識経験者の意見照会にあたっては 事前に監督員と打合せした上で行い 意見書 として納品すること 第 4 条 業務の留意点 観測作業にあたっては 観測対象箇所を事前に監督員と打合せし 安全に作業を実施すること 第 3 章その他第 1 条業務カルテの作成請負者は 業務請負代金額 100 万円以上の業務について 測量調査設計業務実績情報サ -ビス(T ECRIS) に基づき 業務カルテ を作成し監督員の確認を受けた後に ( 財 ) 日本建設情報総合センタ-にフロッピ-ディスクにより 又は公衆回線を通じてオンラインで提出するとともに ( 財 ) 日本建設情報総合センタ- 発行の 業務カルテ受領書 の写しを監督員に提出しなければならない 提出の期限は 以下のとおりとする なお 業務カルテの作成にあたっては 別に定める テクリス登録要領 を参考とする (1) 受注時登録デ-タの提出期限は 契約締結後 10 日以内とする (2) 完了時登録デ-タの提出期限は 業務完了後 10 日以内とする (3) なお 履行中に受注時登録デ -タの内容に変更があった場合は 変更があった日から 10 日以内に変更デ-タを提出しなければならない 第 2 条守秘義務 1. 請負者は 本業務請負契約書第 6 条第 1 項の規定により 業務の実施過程で知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない 2. 請負者は 成果品の発表に際しての守秘義務については 本業務請負契約書第 6 条第 2 項の承諾を受けた場合はこの限りでない 第 3 条 業務の完了及び誤りの訂正 本業務の完了は 成果品を提出し 検査に合格した時点とする なお 検査の合格後であっても誤りが発見された場合には 請負者の負担で速やかにこれを訂正す ること 第 4 条業務成績評定本業務の請負金額が 200 万円を超える場合は 業務等成績評定対象業務となり 請負者には 完成検査後当該業務における業務成績評定結果を通知する 第 5 条 成果品 成果品の納品仕様については以下のとおりとし 事前に監督員に確認すること (1) 報告書 (A4 版 ) : 製本 2 部 原稿一式及び電子データ 成果品については チューブファイル等にて納品すること 本業務にパソコンを使用する場合の OS は Windows 形式 とし ワープロソフトは Word 形式 表計算ソフトは Excel 形式 CAD ソフトは Auto CAD 形式 とし 別途 PDF 形式 のファイル も作成すること これらを CD にコピーし チューブファイル等に収めること 3
図面作成等に使用するファイル形式については 別に定める土木工事図面作成要領( 案 ) による 本業務は電子納品対象業務であり 納品に関する詳細については 別添 2の 電子納品対象委託業務に関する仕様書 ( 案 ) による 報告書等については 環境物品等の調達の推進等に関する法律( グリーン購入法 ) に従い 再生紙を使用するものとする 以上 表 -1 観測数量表 平 観測項目挿入式傾斜計 ( 手動 ) 地下水位 ( 手動 ) 地表面変位 ( 水準測量 ) 箇 所 数 成 28 年 12 1 2 3 4 5 平成 29 年備考 6 7 8 9 10 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 10 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 4
上津台 122 街区 ( 地盤安定解析 ) 長 野川 図 -1 位置図 5
図 -2 観測箇所図 6