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訂されている 幼稚園 小 中学校学習指導要領改訂の基本的な考え方として 次の 3つがあげられる 1. 子供たちに求められる資質 能力を明確にし それらを社会と共有していくという社会に開かれた教育課程を実現していく 2. 現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で 知識の理解の質を高めていく 3


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学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

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Transcription:

中学校技術分野次期学習指導要領について < 従来の検討スケジュール > 諮問 各教科等の改善に関する議論審議まとめ パブリックコメント答申各学校等への周知実施 今回の学習指導要領の改訂の特徴 < 今回の検討スケジュール > 諮問論点整理各教科等の改善に関する議論審議まとめパブリックコメント答申各学校等への周知 ( 解説 ) 実施 今回の学習指導要領の改訂の基本理念 部科学省 初等中等教育局 教育課程課 部科学省 涯学習政策局 情報教育課 教科調査官 国 教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官 上野耕史 < 社会に開かれた教育課程 > 1 社会や世界の状況を幅広く視野に れ よりよい学校教育を通じてよりよい社会づくりを 指すという理念を持ち 教育課程を介してその理念を社会と共有していくこと 学習指導要領の改訂全体像 基本理念 社会では何か起こっているのか? 技術のブレークスルー 実社会のあらゆる事象 情報がデータ化 ネットワークを通じて 由にやりとり可能に (lot) 集まった 量のデータを分析し 新たな価値を む形で利 可能に ( ビックデータ ) 機械が ら学習し 間を超える 度な判断が可能に ( 知能 (AI)) 多様かつ複雑な作業についても 動化が可能に ( ロボット ) これまで実現不可能と思われていた社会の実現が可能に これに伴い 産業構造や就業構造が劇的に変わる可能性 現 学習指導要領告 以降の技術に関するニュース 2008 年 : 衝突被害軽減ブレーキ EyeSight 搭載乗 発売 ( 富 重 業 ) 2011 年 : LINE リリース 2014 年 : 燃料電池 動 MIRAI( ミライ ) 発売 ( トヨタ 動 ) 2014 年 : ペッパーくん発表 ( ソフトバンク ) 2015 年 : AlphaGo( アルファ碁 : 囲碁プログラム ) がプロの囲碁棋 に初勝利 学習指導要領の改訂全体像 基本理念 < 現代的な課題 > 1 社会的 職業的に した 間として 我が国や郷 が育んできた伝統や 化に 脚した広い視野を持ち 理想を実現しようとする い志や意欲を持って 主体的に学びに向かい, 必要な情報を判断し, ら知識を深めて個性や能 を伸ばし, を切り拓いていけること 2 対話や議論を通じて, らの考えを根拠とともに伝えるとともに, 他者の考えかを理解し, 分の考えを広げ深めたり, 集団としての考えを発展させたり, 他者への思いやりを持って多様な 々と協働したりしていくことができること 3 変化の激しい社会の中でも, 感性を豊に働かせながら, よりよい や社会の在り を考え, 試 錯誤しながら問題を発 解決し, 新たな価値を創造していくとともに, 新たな問題の発 解決につなげていくことができること

学習指導要領の改訂全体像 基本理念 躍的に進化した 知能は 所与の 的の中で処理を 速で う 間は みずみずしい感性を働かせながら どのように社会や をよりよいものにしていくのかなどの 的を考え出すことができる 的に応じた創造的な問題解決を うことができることが 間の強み この 間の強みを伸ばしていくこと (= よりよい社会と幸福な を ら創り出す資質 能 を育成すること ) が学校教育の役割 予測できない未来に対応する最善の 法社会の変化に受け で対処 主体的に向き合って関わり合い その過程を通して が らの可能性を最 限に発揮し よりよい社会と幸福な を ら創り出していく 技術分野の改訂の基本 針 1 現 学習指導要領 : よりよい社会を築くために 技術を適切に評価し活 できる能 と実践的な態度の育成を重視 2 社会の変化 : 新たな技術の開発 普及 技術開発における 本の地位の低下 3 実施状況 : 複数の側 から技術を評価する 設計 計画の に課題 1 度化 システム化された技術に えられた社会を きる国 には 技術が 活や社会 環境等に与える影響を評価し 活 の仕 を考えるなど 適切な技術の発達を主体的に えることのできる資質 能 が必要 2 我が国が科学技術創造 国として世界の産業をリードするためには 義務教育段階においても 技術 新を牽引する素地となる資質 能 の育成も必要技術の発達を主体的に え 技術 新を牽引することができるよう 技術を評価 選択 管理 運 改良 応 することによってよりよい 活や持続可能な社会を構築する資質 能 の育成をより 層重視 よりよい社会を築く学校教育の基本理念 = 今回の学習指導要領の改訂の基本理念 < 根本的な 針 > どのような学校教育が必要なのかをしっかりと認識することが必要 学習指導要領等を 学校教育を通じて 供たちが に付けるべき資質 能 や学ぶべき内容などの全体像を分かりやすく 渡せるものとする どのようにすれば必要な資質 能 が育成できるのかを認識し 実践することが必要 学習内容を や社会の在り と結びつけて深く理解し これからの時代に求められる資質 能 を に付け 涯にわたって能動的に学び続けることができるような授業改善 より い 標としての資質 能 を育成する 策を認識し 実践することが必要 教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図る 今回の学習指導要領の改訂のポイント 1 学びの地図 < 学習指導要領の枠組みの 直し 学びの地図 としての枠組みづくり > 1 何ができるようになるか ( 育成を 指す資質 能 ) 2 何を学ぶか ( 教科等を学ぶ意義と 教科等間 学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成 ) 3 どのように学ぶか ( 各教科等の指導計画の作成と実施 学習 指導の改善 充実 ) 4 供 の発達をどのように 援するか ( 供の発達を踏まえた指導 ) 5 何が に付いたか ( 学習評価の充実 ) 6 実施するために何が必要か ( 学習指導要領等の理念を実現するために必要な 策 ) 新しい時代に必要となる資質 能力を踏まえた教科 科目等の新設や目標 内容の見直し 新しい時代に必要となる資質 能力の育成 きて働く知識 技能の習得 よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという 標を共有し 社会と連携 協働しながら 未来の創り となるために必要な知識や を育む 社会に開かれた教育課程 の実現各学校における カリキュラム マネジメント の実現 何を学ぶか 学びを や社会に かそうとする学びに向かう 間性の涵養 何ができるようになるか 未知の状況にも対応できる思考 判断 表現 等の育成 どのように学ぶか 主体的 対話的で深い学び ( アクティブ ラーニング ) の視点からの学習過程の改善

今回の学習指導要領の改訂のポイント 2 カリキュラム マネジメント < これからの カリキュラム マネジメント > 1 各教科等の教育内容を相互の関係で捉え 学校教育 標を踏まえた教科等横断的な視点で その 標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと 2 教育内容の質の向上に向けて 供たちの姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき 教育課程を編成し 実施し 評価して改善を図る 連の PDCA サイクルを確 すること 3 教育内容と 教育活動に必要な 的 物的資源等を 地域等の外部の資源も含めて活 しながら効果的に組み合わせること 今回の学習指導要領の改訂のポイント 2 カリキュラム マネジメント < カリキュラム マネジメント を実現するために > 教科等を学ぶ本質的な意義を 切にしつつ 教科等間の相互の連携を図ることによって それぞれ単独では み出し得ない教育効果をもたらす教育課程とする 教科等間の相互の連携のために < 全ての教科等や諸課題に関する資質 能 に共通する要素を整理 > 1 何を理解しているか 何ができるか ( きて働く 知識 技能 の習得 ) 2 理解していること できることをどう使うか ( 未知の状況にも対応できる 思考 判断 表現 等 の育成 ) 3 どのように社会 世界と関わり よりよい を送るか ( 学びを や社会に かそうとする 学びに向かう 間性等 の涵養 ) 教科等を学ぶ本質的な意義を 切にしつつ 教科等間の相互の連携を図ることによって それぞれ単独では み出し得ない教育効果をもたらす教育課程とする 今回の学習指導要領の改訂のポイント 2ʻ 指す資質 能 の明確化 家庭分野 活の営みに係る 考え を働かせ, 住などに関する実践的 体験的な活動を通して, よりよい 活の実現に向けて, 活を 夫し創造する資質 能 を次のとおり育成することを 指す (1) 家族 家庭の機能について理解を深め, 家族 家庭, 住, 消費や環境などについて, 活の に必要な基礎的な理解を図るとともに, それらに係る技能を に付けるようにする (2) 家族 家庭や地域における 活の中から問題を いだして課題を設定し, 解決策を構想し, 実践を評価 改善し, 考察したことを論理的に表現するなど, これからの 活を展望して課題を解決する を養う (3) 分と家族, 家庭 活と地域との関わりを考え, 家族や地域の 々と協働し, よりよい 活の実現に向けて, 活を 夫し創造しようとする実践的な態度を養う 技術分野の改訂のポイント1 標 < 技術分野 標 > 技術の 考え を働かせ, ものづくりなどの技術に関する実践的 体験的な活動を通して, 技術によってよりよい 活や持続可能な社会を構築する資質 能 を次のとおり育成することを 指す (1) 活や社会で利 されている材料, 加, 物育成, エネルギー変換及び情報の技術についての基礎的な理解を図るとともに, それらに係る技能を に付け, 技術と 活や社会, 環境との関わりについて理解を深める (2) 活や社会の中から技術に関わる問題を いだして課題を設定し, 解決策を構想し, 製作図等に表現し, 試作等を通じて具体化し, 実践を評価 改善するなど, 課題を解決する を養う (3) よりよい 活の実現や持続可能な社会の構築に向けて, 適切かつ誠実に技術を 夫し創造しようとする実践的な態度を養う

今回の学習指導要領の改訂のポイント 2 カリキュラム マネジメント < カリキュラム マネジメント を実現するために > 教科等を学ぶ本質的な意義を 切にしつつ 教科等間の相互の連携を図ることによって それぞれ単独では み出し得ない教育効果をもたらす教育課程とする 教科等間の相互の連携のために < 全ての教科等や諸課題に関する資質 能 に共通する要素を整理 > 1 何を理解しているか 何ができるか ( きて働く 知識 技能 の習得 ) 2 理解していること できることをどう使うか ( 未知の状況にも対応できる 思考 判断 表現 等 の育成 ) 3 どのように社会 世界と関わり よりよい を送るか ( 学びを や社会に かそうとする 学びに向かう 間性等 の涵養 ) 各教科等を学ぶ本質的な意義を明確にするために < 考え の明確化 > 考え : どのような視点で物事を捉え どのように思考していくのか という 物事を捉える視点や考え 今回の学習指導要領の改訂のポイント 2ʻʼ 考え の明確化 葉による 考え 分の思いや考えを深めるため 対象と 葉 葉と 葉の関係を 葉の意味 働き 使い 等に着 して捉え その関係性を問 い直して意味付けること 社会的事象の地理的な 考え 社会的事象を 位置や空間的な広がりに着 して捉え 地域の環境条件や地域間の結び付きなどの地域という枠組みの中で 間の営みと関連付けること 社会的事象の歴史的な 考え 社会的事象を 時期 推移などに着 して捉え 類似や差異などを明確にしたり 事象同 を因果関係などで関連付けたりすること 現代社会の 考え 社会的事象を 政治 法 経済などに関わる多様な視点 ( 概念や理論など ) に着 して捉え よりよい社会の構築に向けて 課題解決のための選択 判断に資する概念や理論などと関連付けること 数学的な 考え 事象を 数量や図形及びそれらの関係などに着 して捉え 論理的 統合的 発展的に考えること 理科の 考え 然の事物 現象を 質的 量的な関係や時間的 空間的な関係などの科学的な視点で捉え 較したり 関係付けたりするなどの科学的に探究する 法を いて考えること 楽的な 考え 楽に対する感性を働かせ や 楽を 楽を形づくっている要素とその働きの視点で捉え のイメージや感情 活や社会 伝統や 化などと関連付けること 造形的な 考え 感性や想像 を働かせ 対象や事象を 造形的な視点で捉え 分としての意味や価値をつくりだすこと 体育の 考え 運動やスポーツを その価値や特性に着 して 楽しさや喜びとともに体 の向上に果たす役割の視点から捉え の適性等に応じた する みる える 知る の多様な関わり と関連付けること 保健の 考え 個 及び社会 活における課題や情報を 健康や安全に関する原則や概念に着 して捉え 疾病等のリスクの軽減や 活の質の向上 健康を える環境づくりと関連付けること 技術の 考え 活や社会における事象を 技術との関わりの視点で捉え 社会からの要求 安全性 環境負荷や経済性等に着 して技術を最適化すること 活の営みに係る 考家族や家庭 住 消費や環境などに係る 活事象を 協 協働 健康 快適 安全 活 化の継承 創造 持続可能な え 社会の構築等の視点で捉え よりよい 活を営むために 夫すること 外国語によるコミュニケーショ 考え 外国語で表現し伝え合うため 外国語やその背景にある 化を 社会や世界 他者との関わりに着 して捉え 的 場 状況等 ンにおける 考え に応じて 情報や 分の考えなどを形成 整理 再構築すること 道徳科における 考え = 教科等を学ぶ本質的な意義の中核となるもの様々な事象を道徳的諸価値をもとに との関わりで広い視野から多 的 多 的に捉え の 間としての き について考え ること 各教科等における 考え を総合的に活 して 広範な事象を多様な 度から俯瞰して捉え 実社会や実 活の 脈や 探究的な 考え = 学校教育における教科等の教育と社会をつなぐものの き と関連付けて問い続けること 集団や社会の形成者として各教科等における 考え を総合的に活 して 集団や社会における問題を捉え よりよい 間関係の形成 よりよい集団 活 の 考え の構築や社会への参画及び の実現と関連付けること 異なるものが連携することで 単独では み出し得ない教育効果をもたらす 技術分野の改訂のポイント1ʼ 考え < 技術分野 標 > 技術の 考え を働かせ, ものづくりなどの技術に関する実践的 体験的な活動を通して, 技術によってよりよい 活や持続可能な社会を構築する資質 能 を次のとおり育成することを 指す < 技術の 考え > 活や社会における事象を, 技術との関わりの視点で捉え, 社会からの要求, 安全性, 環境負荷や経済性等に着 して技術を最適化すること 今回の学習指導要領の改訂のポイント 2ʻʼ 考え の明確化 活の営みに係る 考え : 家族や家庭 住 消費や環境などに係る 活事象において 協 協働 健康 快適 安全 活 化の継承 創造 持続可能な社会の構築等の視点から解決すべき問題を捉え よりよい 活を実現するために考えること し共に きる 活の創造 協 協働 健康 快適 安全 活 化の継承 創造持続可能な社会の構築 家族 家庭 活 住の 活 消費 活 環境 主として捉える 考え については きい丸で している 取上げる内容や題材構成等により どのような や考え を重視するかは異なる

今回の学習指導要領の改訂のポイント 3 主体的 対話的で深い学び 主体的な学び 学ぶことに興味や関 を持ち のキャリア形成の 向性と関連付けながら 通しを持って粘り強く取り組み の学習活動を振り返って次につなげる 対話的な学び 供同 の協働 教職員や地域の との対話 先哲の考え を 掛かりに考えること等を通じ の考えを広げ深める 技術分野の改訂のポイント 2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程 > 指す資質 能 は単に何かをつくるという活動では育成できない 技術の 考え を働かせつつ 活や社会における技術に関わる問題を 出して課題を設定し 解決 策が最適なものとなるよう設計 計画し 製作 制作 育成を い その解決結果や解決過程を評価 改善するという活動の中で効果的に育成できる 技術の 考え に気付く 設計 計画 製作 制作 育成するための知識 技能の習得が必要 技術分野の学びを 次に社会につなげることが必要 深い学び 習得 活 探究という学びの過程の中で 各教科等の特質に応じた 考え を働かせながら 知識を相互に関連付けてより深く理解したり 情報を精査して考えを形成したり 問題を いだして解決策を考えたり 思いや考えを基に創造したりすることに向かう 参考 : 技術分野の学習過程 ( 材料の技術 ) 材という材料は植物細胞が死骸化した多孔質な細胞組織となっており, この孔に含まれる空気が断熱性を めていることや, プラスチックを 材と同様の多孔質の組織に変えることで, 耐 性が いというプラスチックの 所を残しつつ 材のような断熱性ももつ発泡プラスチックという新しい材料を作ることができることを理解させる その上で, 活を便利にするための製品を開発するといった問題の解決に取り組ませることで, 様々な材料の中から製品を使 する状況に適した特性をもつものを選択したり, 必要な特性をもたせるために既存の材料の組織を変えたりするなどの材料の技術についての知識を活 して課題を解決できる を育成する さらに, このような経験を基に, 社会の発展に必要となる新たな材料について考えさせることで, 問題解決における らの 夫と, 発泡プラスチックのような既存の技術, 炭素原 を網 のように結び付け筒状の組織とすることで鋼以上に丈夫で弾性ももたせたカーボンナノチューブなどの新素材に込められた 夫の共通点が いだされ, 材料の技術の理解が深まるとともに, よりよい 活や持続可能な社会の構築に向けて, 材料の技術を 夫し創造していこうとする態度の育成にもつながる 技術分野の改訂のポイント2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程と指導項 > A 材料と加 の技術 (1) 活や社会を える材料と加 の技術 (2) 材料と加 の技術による問題の解決 (3) 社会の発展と材料と加 の技術 内容の取扱い (5) 各内容における (1) については, 次のとおり取り扱うものとする イイでは, 社会からの要求, 安全性, 環境負荷や経済性などに着 し, 技術が最適化されてきたことに気付かせること (6) 各内容における (2) 及び内容の D 情報の技術 の (3) については, 次のとおり取り扱うものとする アイでは, 各内容の (1) イで気付かせた 考え により問題を いだして課題を設定し, 分なりの解決策を構想させること

技術分野の改訂のポイント 2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程と指導事項 > B 物育成の技術知識及び技能 技術分野の改訂のポイント2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程と指導事項 > C エネルギー変換の技術思考 判断 表現 等 (1) ア 物の成 などの原理 法則と基礎的な技術の仕組み (2) ア安全 適切な栽培 は飼育, 検査など (3) ア 活や社会, 環境との関わりを踏まえた技術の概念 (1) イ技術に込められた問題解決の 夫 (2) イ問題の発 と課題の設定, 電気回路や 学的な機構などの構想と設計の具体化, 製作の過程や結果の評価, 改善及び修正 (3) イ技術の評価, 選択と管理 運, 改良と応 参考 : 内容の取扱い (2) 内容の B 物育成の技術 については, 次のとおり取り扱うものとする ア (1) については, 作物の栽培, 動物の飼育及び 産 物の栽培のいずれも扱うこと 技術分野の改訂のポイント 2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程と指導事項 > 学びに向かう 間性等は指導事項には さない分野 標 (3) に された態度等の育成を 指して学校で設定 D 情報の技術における検討例 技術分野の改訂のポイント2 学習過程を踏まえた内容の構造化 < 技術分野の 指す資質 能 を育むための学習過程と主体的 対話的で深い学び> 自ら解決したい 解決しなければならないと思える課題 ( 主体的な学び ) 学習活動を自ら振り返り意味付けたり 身に付いた資質 能力を自覚 ( 主体的な学び ) (1) 進んで情報の技術と関わり, 主体的に理解し, 技能を に付けようとする態度 (2)(3) 分なりの新しい考え や捉え によって, 解決策を構想しようとする態度, らの問題解決とその過程を振り返り, よりよいものとなるよう改善 修正しようとする態度 (4) 情報の技術を 夫し創造していこうとする態度 既製品の分解等の活動を通してその技術の開発者が設計に込めた意図を読み取る学習活動 ( 対話的な学び ) 計画 設計 子供同士が対話し それによって思考を広げ深めていく ( 対話的な学び ) 技術の見方 考え方を働かせる学習活動 ( 深い学び ) 技術分野で目指す資質 能力が総合的に活用 発揮される学習活動 ( 深い学び )

技術分野の改訂のポイント 3 情報の技術の発達への対応 < 情報モラル セキュリティ関係 > D 情報の技術 (1) ア情報の表現, 記録, 計算, 通信の特性等の原理 法則と, 情報のデジタル化や処理の 動化, システム化, 情報セキュリティ等に関わる基礎的な技術の仕組み及び情報モラルの必要性について理解すること 内容の取扱い (4) 内容の D 情報の技術 については, 次のとおり取り扱うものとする ア (1) については, 情報のデジタル化の 法と情報の量, 著作権を含めた知的財産権, 発信した情報に対する責任, 及び社会におけるサイバーセキュリティが重要であることについても扱うこと イ (2) については, コンテンツに いる各種メディアの基本的な特徴や, 個 情報の保護の必要性についても扱うこと 技術分野の改訂のポイント 3 情報の技術の発達への対応 <プログラミング関係 > D 情報の技術 (2) ネットワークを利 した双 向性のあるコンテンツ関するプログラミングによる問題の解決ア情報通信ネットワークの構成, 安全に情報を利 するための仕組み, 安全 適切な制作, 動作の確認, デバッグ等イ問題の発 と課題の設定, メディアを複合する 法などの構想と情報処理の 順の具体化, 制作の過程や結果の評価, 改善及び修正 (3) 計測 制御に関するプログラミングによる問題の解決ア計測 制御システムの仕組み, 安全 適切な制作, 動作の確認, デバッグ等イ問題の発 と課題の設定, 計測 制御システムの構想と情報処理の 順の具体化, 制作の過程や結果の評価, 改善及び修正 参考 : 学校におけるプログラミング教育 < 学校算数本 > プログラミングを体験しながら論理的思考 を に付けるための学習活動を う場合には, 児童の負担に配慮しつつ, 例えば< 略 > 正多 形の作図を う学習に関連して, 正確な繰り返し作業を う必要があり, 更に 部を変えることでいろいろな正多 形を同様に考えることができる場 などで取り扱うこと < 学校理科解説 > の回りには, 温度センサーなどを使って, エネルギーを効率よく利 している道具があることに気付き, 実際に 的に合わせてセンサーを使いモーターの動きや発光ダイオードの点灯を制御するなどといったプログラミングを体験することを通して, その仕組みを体験的に学習するといったことが考えられる < 学校総合的な学習の時間 > プログラミングを体験しながら論理的思考 を に付けるための学習活動を う場合には, プログラミングを体験することだけにとどまらず, 情報に関する課題について探究的に学習する過程において, 分たちの暮らしとプログラミングとの関係を考え, プログラミングを体験しながらそのよさや課題に気付き, 現在や将来の 分の 活や き と繋げて考えることが必要 例えば, プログラミングを体験しながら, 活を便利にしている様々なアプリケーションソフトはもとより, に えない部分で, 様々な製品や社会のシステムなどがプログラムにより働いていることを体験的に理解するようにすることが考えられる 参考 : 学校におけるプログラミング教育 例えば, カプセルトイの販売機とシ ュースの 動販売機を べてみる カプセルトイの販売機に べ, シ ュースの 動販売機は何が起きているのか分からない お を れボタンを押すことで, 選んだシ ュースとおつりが出る 動販売機の中では何が起きているのだろう 供たちは 動販売機の中で プログラム が動いていることを知り, 近な 活の中には, プログラムで動いていると想像されるものがたくさんあることに気付く ここでシ ュースの 動販売機の中で起きていることをプログラミングする体験を取り れることによって, プログラムは 機械の中にあるもの 機械に 間が考えた動きをさせるための命令であること 効率的に, 順序 てた命令 の積み重ねであること などを理解する 近にプログラムで動いているものに関 をもった児童は, 電気 道 公共交通機関などのライフラインを維持管理するためにもプログラムが働いていることや,AI( 知能 ) やビッグデータの活, ロボットの活 によって, 私たちの 活がより快適になり効率的になっていることにも気付いていくことが考えられる それらのプログラムの恩恵だけではなく, プログラムを悪 したコンピュータウイルスやネット詐欺などの存在にも触れることで, 様々な新たな技術が開発され 分たちの 近な存在になる, 間らしさとは何か 間にしかできないこととは何か 間としてどのように暮らしていけばいいのだろうか など, 分の き を考え直すことも期待できる

改訂技術分野の改訂のポイント 4 技術に関する態度等 < 内容の取り扱い> (1) 内容の A 材料と加 の技術 については, 次のとおり取り扱うものとする ア (1) については, 我が国の伝統的な技術についても扱い, 緻密なものづくりの技などが我が国の伝統や 化を えてきたことに気付かせること (4) 内容の D 情報の技術 については, 次のとおり取り扱うものとする ア (1) については, 情報のデジタル化の 法と情報の量, 著作権を含めた知的財産権, 発信した情報に対する責任, 及び社会におけるサイバーセキュリティが重要であることについても扱うこと (6) 各内容における (2) 及び内容の D 情報の技術 の (3) については, 次のとおり取り扱うものとする イ知的財産を創造, 保護及び活 しようとする態度, 技術に関わる倫理観, 並びに他者と協働して粘り強く物事を前に進める態度を養うことを 指すこと 技術分野の改訂のポイント 5 指導計画関係 < 内容の取り扱い > (5) 各内容における (1) については, 次のとおり取り扱うものとする ウ第 1 学年の最初に扱う内容では,3 年間の技術分野の学習の 通しを てさせるために, 内容の A 材料と加 の技術 から D 情報の技術 までに す技術について触れること (6) 各内容における (2) 及び内容の D 情報の技術 の (3) については, 次のとおり取り扱うものとする ウ第 3 学年で取り上げる内容では, これまでの学習を踏まえた統合的な問題について扱うこと 学習指導要領改訂スケジュール 26 年度 (2014) 27 年度 (2015) 28 年度 (2016) 29 年度 (2017) 30 年度 (2018) 31 年度 (2019) 32 年度 (2020) 33 年度 (2021) 34 年度 (2022) 東京オリンピックパラリンピック 幼稚園 小学中徹底校 = 題材 指導 法等の検討教+ 必要な教材 教具の準備教科書検定採択 供給使用開始点問整審答理申26 27 11 8 20 27 中学校 H33 年度全 実施周知 徹底 30 年度 ~ 全面実施 =H33 年度の3 年 は全て新学習指導要領で学ぶ =H31 年度の1 年 から 新学習指導要領での指導を計画的に進める周知 先行実施 32 年度 ~ 全面実施 改訂審諮中教審における検討論議まとめ周知 徹底 先行実施 教科書検定採択 供給 33 年度全面実施 使用開始 高等学校 周知 徹底 先行実施 教科書検定 採択 供給 34 年度 ~ 年次進行で実施 使用開始