第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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目 次 第 1 条 目的 2 第 2 条 定義 2 第 3 条 基本原則 3 第 4 条 設置運用基準 4 第 5 条 届出義務者等の責務 5 第 6 条 設置者等の責務 7 第 7 条 目的外利用及び外部提供の制限 8 第 8 条 映像データの開示 10 第 9 条 報告 10 第 10 条 指導

杉並区

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

議員配布用依頼文<配付用>

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

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清瀬市防犯カメラの設置及び運用に関する条例解説及びガイドライン ( 目的 ) 第 1 条この条例は 公共の場所における防犯カメラの設置及び運用に関して必要な事項を定め 防犯カメラを適正に管理等することによって清瀬市安全安心なまちづくり条例 ( 平成 15 年条例 1 号 以下 まちづくり条例 という

議案第4号

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個人情報保護規程

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

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町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

議案第4号

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

防犯カメラの設置及び管理運用に関するガイドライン Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的防犯カメラは 犯罪の抑止に役立ち 安全で安心して暮らせるまちづくりに 効果があると認められる また 自主防犯活動団体等による防犯活動を補完することで犯罪抑止効果の高まりや地域住民の防犯意識の向上 自主防犯活

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的 大阪市は 政令指定都市の中でも街頭犯罪が多い都市となっており 安全で安心して暮らせるまちづくりのための対策が必要となっています その中で 防犯カメラは 24 時間撮影が可能であることから 犯罪の抑止効果があるとともに 犯罪発生時には容疑者の特定にも役立つ

Ⅱ. 防犯カメラの設置及び運用に当たっての留意事項 1 設置の目的防犯カメラの設置者は 犯罪 又は事故を防止するなどの目的を明確にし その目的を逸脱した運用を行わないようにしてください 2 撮影の範囲と設置場所防犯カメラで撮影された映像は その取扱いによっては 撮影された個人のプライバシーを侵害する

第 1 ガイドライン策定の目的及び対象 1 ガイドライン策定の目的美濃加茂市では犯罪のない安全で安心できる住みよい地域社会を実現するため 平成 21 年 10 月に 美濃加茂市防犯活動推進条例 を施行するとともに 同条例に基づく防犯計画を策定し 市民 事業者及び市が一体となって 犯罪のないまちづくり

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

( 登録の審査及び登録 ) 第 7 条市長は, 前条の規定による申請を受けたときは, 第 5 条に規定する登録の要件を満たしていることを確認の上, 届出のあった情報を登録するものとする ( 登録情報の利用 ) 第 8 条市長は, 次に掲げる事由に該当するときは, 市民等の生涯学習活動を促進し, 又は

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

平成25年4月

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横浜市市民活動推進条例の全部改正

目次 Ⅰ 本ガイドラインの対象となる防犯カメラ 設置目的 設置場所 防犯カメラの機能... 1 Ⅱ 防犯カメラの管理 運用に関して配慮すべき事項 設置に際しての協議 防犯カメラ運用規程の策定 撮影対象区域 設置してい

Taro-議案第13号 行政手続条例の

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

(7) 防犯カメラの設置工事等を, 次のア又はイのいずれかに該当する者にその全部又は一部を委任し, 又は請け負わせないこと ア呉市暴力団排除条例 ( 平成 24 年呉市条例第 1 号 ) 第 2 条第 1 号に規定する暴力団及び同条第 2 号に規定する暴力団員イ広島県暴力団排除条例 ( 平成 22

14個人情報の取扱いに関する規程

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

個人情報管理規程

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

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取扱いに特に配慮を要するものとして政令第 2 条で定める記述等が含まれる個人情報をいう (4) 個人情報データベース等 とは 個人情報を含む情報の集合物であって 次のいずれかに該当するもの ( 利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして政令第 3 条第 1 項で定めるものを除く

Ⅱ 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 1 設置目的の設定及び目的外利用の禁止 設置者は 防犯カメラの設置目的 ( 犯罪の防止等 ) を明確に定め その設置目的を逸脱した利用を行わないようにします 2 撮影範囲及び設置場所等 防犯カメラで撮影された画像は その取扱いによってはプライバシ

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上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

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ガイドライン策定の目的 和歌山県では 和歌山県安全 安心まちづくり条例 ( 平成 18 年 3 月 24 日条例第 26 号 ) に基づき 家庭及び地域における人と人との絆を大切にし お互いが支え合い 及び助け合うとともに 安全で安心な暮らしに配慮した環境の整備を行うまちづくりを推進しています その

個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

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1 防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン 1. ガイドラインについて (1) はじめに本市では これまで高槻警察署管内防犯協議会や地域安全センター等の団体を中心に子どもの見守り活動や青色防犯パトロール活動等の地域に根ざした防犯活動を実施し 地域の安全を守ってきました しかし近年 下校中などの

相模原市防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

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(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

第 4 条センターは 個人情報保護方針 ( プライバシーポリシー ) を定め これを実施する 2 センターは 個人情報保護方針を 文書等で従業者に周知徹底させるとともに センターのホームページ上に公表する ( 規程の改定 ) 第 5 条センターは 個人情報保護法の運用 監督官庁のガイドライン等の変更

注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

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一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)

弘前市告示第   号

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

個人情報保護法と 行政機関個人情報保護法の 改正点概要

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

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豊中市防犯カメラ設置事業補助金交付要綱(案)

不特定多数の人の出入りが想定されないマンション アパート等共同住宅の内部 事業所 工場の敷地内等をもっぱら撮影している場合は対象となりません (3) 装置画像を撮影する装置に ビデオ DVD ハードディスク等画像を記録する機能を備えたカメラ Ⅱ 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 1

文京区個人情報の保護に関する条例 平成五年三月三十日 条例第六号 目次 第一章 総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章 個人情報の収集等 ( 第六条 第九条の二 ) 第三章 保有個人情報の管理 ( 第十条 第十二条の二 ) 第四章 保有個人情報の利用 ( 第十三条 第十五条の三 ) 第五章 自己情報の

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社団法人宮崎県シルバー人材センター連合会

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

ブロック塀撤去補要綱

⑵ 街頭防犯カメラの設置は 補助金の交付申請を行った年度に着手し 当該年度内に完了できるものであること ⑶ 補助金の交付を受けようとする街頭防犯カメラに関し 他の法令等により 国 県又は市から同種の補助金の交付を受けていないこと ( 補助対象経費 ) 第 5 条補助の対象となる経費 ( 以下 補助対

<4D F736F F D E6D8E DBB939982C982E682E E82CC968497A782C CC8B4B90A782C98AD682B782E98FF097E181698A6D92E8816

4 保護管理者は 次の各号に掲げる組織体制を整備する (1) 職員 ( 臨時職員を含む 以下同じ ) がこの訓令に違反している事実又は兆候を把握した場合の保護管理者及び監査責任者への報告連絡体制 (2) 保有個人情報等の漏えい 滅失又は毀損等 ( 以下 情報漏えい等 という ) の事案の発生又は兆候

宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

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当該実施機関が保有しているものをいう ただし 公文書 ( 越谷市情報公開条例 ( 平成 11 年条例第 10 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する公文書をいう 第 7 号において同じ ) に記録されているものに限る (4) 事業者法人その他の団体 ( 実施機関並びに国及び他の地方公共団体を除く )

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( ア ) 国家公務員法 ( 昭和 22 年法律第 120 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する国家公務員 ( 独立行政法人通則法 ( 平成 11 年法律第 103 号 ) 第 2 条第 4 項に規定する特定独立行政法人の役員及び職員を除く ) ( イ ) 独立行政法人等 ( 独立行政法人等の保有

Transcription:

国分寺市防犯カメラの設置及び運用に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 公共の場所に向けられた防犯カメラの設置及び運用に関し必要な事項を定めることにより, 防犯カメラの適正な管理を行い, 市民等の権利利益を保護するとともに, 市民等が安心して安全に暮らし続けられるまちの実現に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において, 次の各号に掲げる用語の意義は, 当該各号に定めるところによる (1) 公共の場所道路, 公園, 広場その他規則で定める公共の用に供する場所をいう (2) 防犯カメラ犯罪の予防を目的として, 公共の場所を撮影するために固定して設置する映像撮影装置で, 映像表示及び映像記録の機能を有するもの ( 関連機器により当該機能を確保できるものを含む ) をいう (3) 市民等国分寺市 ( 以下 市 という ) の区域内に住む者若しくは市内で働く者, 学ぶ者若しくは公益的な活動を行う個人又は市内に滞在する者若しくは市内を通過する者をいう (4) 映像データ防犯カメラにより撮影された映像で, 記録媒体に記録されたもののうち, 当該映像から特定の個人を識別することができるものをいう ( 基本原則 ) 第 3 条防犯カメラを設置し, 又は運用するものは, 市民等がその容貌又は姿態をみだりに撮影されない自由を有することに鑑み, 防犯カメラの設置及び運用に関し, 適切な措置を講じなければならない ( 設置運用基準 )

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体 (3) 商店街振興組合法 ( 昭和 37 年法律第 141 号 ) に基づく商店街振興組合及び商店街振興組合連合会, 中小企業等協同組合法 ( 昭和 24 年法律第 181 号 ) に基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 (4) 鉄道事業法 ( 昭和 61 年法律第 92 号 ) 第 7 条 ( 事業基本計画等の変更 ) 第 1 項に規定する鉄道事業者 (5) 前各号に掲げるもののほか, 規則で定めるもの 2 前項の規定により設置運用基準を定めたもの ( 市を除く ) は, 公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするときは, 規則で定めるところにより, 市長に届け出なければならない 当該届出の内容を変更するときも, 同様とする ( 届出義務者等の責務 ) 第 5 条前条第 2 項の規定による届出の義務のあるもの及び市 ( 以下 届出義務者等 という ) は, 防犯カメラを設置するに当たっては, 次に掲げる措置を講じなければならない (1) 防犯カメラの設置台数をこの条例の目的に照らして必要最小限の台数とすること (2) 防犯カメラの撮影対象区域を明確にし, かつ, 必要最小限の範囲とすること (3) 防犯カメラの管理及び運用を適正に行わせるために, 防犯カメラ管理

責任者 ( 以下 管理責任者 という ) を置くこと (4) 防犯カメラの運用に関する業務を外部に委託する場合は, この条例に規定する防犯カメラの運用に関する責務を受託者に遵守させること 2 届出義務者等で防犯カメラを設置したもの ( 以下 設置者 という ) は, 撮影対象区域内又はその周辺の見やすい場所に防犯カメラを設置している旨, その名称その他規則で定める事項を表示しなければならない 3 設置者 ( 市を除く 第 9 条, 第 10 条第 1 項及び第 12 条第 2 項において同じ ) は, 防犯カメラを廃止するときは, その旨を市長に届け出なければならない ( 設置者等の責務 ) 第 6 条設置者, 管理責任者及び防犯カメラを取り扱う者 ( 以下 設置者等 という ) は, 次に掲げる事項を遵守しなければならない (1) 設置運用基準を遵守し, 防犯カメラの運用を適正に行うこと (2) 映像データから知り得た市民等の情報を他に漏らさないこと 設置者等でなくなった後も, 同様とする (3) 映像データを撮影時の原状により保管するものとし, 複製, 編集又は加工をしないこと ただし, 正当な理由があるときは, この限りでない (4) 映像データの表示又は保管をする場合において, 通信回線と接続している電子計算機を使用しているときは, 安全対策の措置を講ずること (5) 記録媒体を保管するときは, 施錠することができる保管庫に保管する等盗難及び紛失の防止のために万全の措置を講ずること (6) 映像データについて, 規則で定めるところにより, 業務内容に応じて適当と認められる保管期間を定めるとともに, 保管期間が経過した後は, 速やかに消去すること (7) 記録媒体を廃棄するときは, 粉砕, 溶解その他適切な方法を用いるこ

とにより, 記録媒体からの映像データの再生ができない状態にすること (8) 前各号に掲げるもののほか, 映像データ及び記録媒体について, 盗用, 改ざん, 滅失, 毀損, 漏えいその他の事故が生じないよう必要な措置を講ずること ( 目的外利用及び外部提供の制限 ) 第 7 条設置者は, 映像データを防犯カメラの設置目的以外に利用すること ( 以下 目的外利用 という ) 又は第三者に提供すること ( 以下 外部提供 という ) をしてはならない 2 設置者は, 前項の規定にかかわらず, 次の各号のいずれかに該当する場合は, 目的外利用又は外部提供をすることができる (1) 映像データから識別される特定の個人 ( 以下 本人 という ) の同意があるとき (2) 法令に定めがあるとき (3) 市民等の生命, 身体又は財産の安全を守るため, 緊急かつやむを得ないと認められるとき 3 設置者は, 前項の規定により外部提供をするときは, 外部提供を受けるものに対し, 外部提供に係る映像データについて, その利用の目的若しくは方法の制限その他必要な制限を付し, 又は漏えいの防止その他の映像データの適切な管理のために必要な措置を講ずることを求めるものとする ( 映像データの開示 ) 第 8 条設置者は, 本人から自己の映像データの開示を求められたときは, 本人に対し, 必要と認められる範囲内で合理的な方法により, 当該映像データを開示するよう配慮しなければならない ( 報告 ) 第 9 条市長は, 必要があると認めるときは, 設置者に対し, その管理する

防犯カメラの設置及び運用について報告を求めることができる ( 指導及び勧告 ) 第 10 条市長は, 第 4 条から第 7 条までの規定に違反する行為があると認めるときは, 設置者に対し, 当該違反行為の中止その他違反を是正するために必要な措置を採るべき旨の指導をすることができる 2 市長は, 前項の規定による指導に従わないものに対し, 期限を定めて, 当該指導に従うよう勧告することができる ( 公表 ) 第 11 条市長は, 前条第 2 項の規定による勧告をした場合において, 同項の期限内にその勧告に従わなかったときは, 規則で定めるところにより, その旨を公表することができる 2 市長は, 前項の規定による公表をしようとするときは, あらかじめ, 前条第 2 項の規定による勧告を受けたものに意見を述べる機会を与えなければならない ( 苦情への対応 ) 第 12 条設置者は, 当該防犯カメラの設置又は運用について市民等から苦情があったときは, 速やかに適切な対応をしなければならない 2 市民等は, 設置者が, 前項の規定による苦情について適切な対応をしなかったときは, 市長に対し, 苦情を申し出ることができる 3 市長は, 前項の規定による苦情の申出を受けたときは, 速やかに適切な対応に努めなければならない ( 市が設置した防犯カメラに係る映像データの取扱い ) 第 13 条市が設置した防犯カメラに係る映像データの取扱いについては, 第 7 条及び第 8 条の規定にかかわらず, 国分寺市個人情報保護条例 ( 平成 11 年条例第 34 号 ) の定めるところによる

( 委任 ) 第 14 条この条例の施行について必要な事項は, 別に定める 附則 ( 施行期日 ) 1 この条例は, 平成 27 年 11 月 1 日 ( 以下 施行日 という ) から施行する ( 経過措置 ) 2 この条例の施行の際, 現に公共の場所に向けて防犯カメラを設置しているもので第 4 条第 1 項各号 ( 第 1 号を除く ) のいずれかに該当するもの ( 以下 既存設置者 という ) は, 施行日から起算して3 月以内に, 当該防犯カメラの設置運用基準を定め, 市長に届け出なければならない 3 既存設置者については, 前項の規定により設置運用基準の届出がなされるまでの間は, 第 5 条から第 7 条まで, 第 10 条及び第 11 条の規定は, 適用しない ただし, 施行日から起算して3 月を経過した後は, この限りでない