第一輸出管理事務所 08.3.6 輸出許可申請の ろ 第一輸出管理事務所米満啓. 君知るや ろ の区分こんなこと聞くと 当然だろ 失敬言うな と切り返されそうですね 輸出管理屋なら大半が それを許可申請手続きの際の仕向地区分と知ってるでしょうから みなさん下記 ⅰ ~ⅳとう御存知とうわけです ⅰ ろ と許可申請手続きおける仕向国の地域区分である ろ 区分と申請項番の組合せで 申請窓口と提出書類パターンが決まる ⅱ 出典輸出令運用通達の別紙 ⅲ 提出書類通達の別表 3も上記 ⅱと同等 (ⅱよりも見やすので< 附録 >でこちらを紹介します ) ⅳ 包括許可取扱要領別表 A B のマトリックスも採り入れられてるでこんな悩み感じたことがありませんか? ⅴ なんで区分の数がこんな多のだろう? それ とう小分け何なんだ?( それ と思わせぶりな表記でありませんか?) ⅵ 同じ国 ( 例アイスランド ) が ろ や ほ と etc. 重複分類ってどううことなんだ? 運用通達より ⅶ 提出書類通達の手続き案内 (< 附録 >) を見ても 同じような記述の繰り返し で頭入らな たとえば同じ 地域 向けで次の つを分かち書きする意味何? 輸出令別表第 の3の項 () 掲げる貨物であって 貨物等省令第 条第 項第二号イからハまで又第三号ヘからタまでのずれか該当する貨物輸出令別表第 の3の項 () 掲げる貨物であって 貨物等省令第 条第 項第二号ニからトまで又第三号レからヤまでのずれか該当する貨物 D3 書類を本省 D3 書類を本省 ⅷ 運用通達 と があるの包括許可取扱要領 ( 下記 ) から削られてる とう次第で 少なくとも私よくわからなシロモノだったのです これから一歩ずつ 理解を深めてこうと思ます / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6. まず大枠をとらえようなぜつの国 ( たとえばアイスランド ) が複数の地域区分分類されるのか? それ申請項番応じて 項なら ろ 3 項なら とう具合 分類の仕方が異なるからです 区分の数が ( から ち まで) 個もあるのも それが理由です 従ってまず項番応じた区分パターンの大枠を押さえておくことが必要です 申請項番 対応する地域区分名 ろ ほ へ と と ち 項 (NSG 関連の規制 ) 〇〇〇 3 項 3 の 項 (AG 関連の規制 ) 〇〇〇〇〇 4 項 (MTCR 関連の規制 ) 〇〇〇 5~5 項 (WA 関連の規制 ) 〇〇〇〇次節から 上表の項番分類沿って説明します 3. NSG 関連の規制 ( 項 ) と地域区分 申請項番 対応する地域区分名 ろ ほ へ と と ち 項 (NSG 関連の規制 ) 〇〇〇 表もあるよう 項の申請時登場するの ろ の 3 区分 地域 ( ホワイト国 ) 地域 地域以外 ( 非ホワイト国 ) 地域 ろ地域 この3 地域を 安心度 で順序付けすると > > ろ 逆 ややこしさ でえば < < ろ となります で 安心度 の背景何か? 次のよう理解するとよでしょう 地域区分 ろ 一口解説ホワイト国非ホワイト国だが NSG 加入しており かつ比較的安全な印象の 4 か国 4 大国際輸出管理レジーム全加入のウクライナ トルコ核兵器開発放棄を宣言したブラジル 南ア旧ソ連で カザフ ベラルーシ バルト三国東欧で スロバキア スロベニア ルーマニア地中海のキプロス マルタ上記以外 ( NSG 加入国でも次の 6 か国 ろ 分類中国 ロシアクロアチア セルビア 旧ユーゴ内戦の当事者アイスランド メキシコ ) / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 概ね国際レジームへの加入状況がベースなってるものの それだけで割り切れな 複雑な国際関係を反映してるよう思えます 次具体的どんな違があるのか? 申請項番沿って整理したのが次の表です 輸出令 ろ 備考 項 ()~() B 本省 B 本省 C 本省 項 (3) 但し少量の試薬 標準物質 A 局 B 局 C 本省 上記以外 B 本省 B 本省 C 本省 項 (4) 但し省令 条四号イ B 本省 B 本省 C 本省 但し省令 条四号ロ A 局 B 局 C 本省 3 項 (5) B 本省 B 本省 C 本省 項 (6) 但し Li 同位元素分離装置 A 局 B 局 C 本省 3 但し核燃料物質成型加工装置 B 本省 B 本省 C 本省 項 (7) B 本省 B 本省 C 本省 項 (8) 但し省令 条八号イ B 本省 B 本省 C 本省 但し省令 条八号ロ A 局 B 局 C 本省 項 (9) A 局 B 局 C 本省 3 4 項 (0) 但し省令 条十号イ B 本省 B 本省 C 本省 但し省令 条十号ロ A 局 B 局 C 本省 3 項 (0 の ) B 本省 B 本省 C 本省 項 () ~ A 局 B 局 C 本省 3 4 (5) NSG の Part 由来する規制 ( 原子力専用設計品の規制ゆえ厳し ) NSG の Part 由来の規制だが 少量の試薬 標準物質限り 規制が緩和されてる 3 NSG の Part 由来する規制 ( 原子力関連機能ありとえ汎用品の規制ゆえやや緩やか ) 4 項加えて 告示貨物 or4 項 or5 項も該当する ケースが通達で述べられてるが そのような 項 +αの同時該当 の品目存在しな ( 論理的ありえな ) よって上表取り上げず 詳しく拙稿 輸出令関係通達おける幽霊屋敷 (www.st-xcont.com/hauntedhouse_problem.pdf) 参照 上表で 局 と申請窓口が各地の経済産業局であることを表します 局 扱で提出書類の要求が本省扱比べやや緩やかです ( 例えば最終需要者の事業内容資料や誓約書が要求されな ) また A B C 提出書類のパターンを表しますが 要求内容の濃さ A<B< C の順です 3 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 4.AG 関連の規制 (3 項 3 の 項 ) と地域区分 申請項番 ろ 対応する地域区分名 3 項 3 の 項 (AG 関連の規制 ) 〇〇〇〇〇 ほ へ と と ち 表もあるよう 3 項 3 の 項の申請時登場するの を加えた計 5 区分 地域 ( ホワイト国 ) 地域以外 ( 非ホワイト国 ) = + 地域 地域 地域 地域 = + 地域 安心度 の順並べると > > > > ややこしさ なら < < < < 上図で と の位置関係つて微妙な描き方をした理由 3 項 3 の 項のうち 3 項 () 但し貨物等省令 条 項二号 三号の仕様該当品 とそれ以外で 下表の通り区分パターンが異なるからです パターン内容基本パターン (3 項 ()/ 貨物等省令 条 ( 優遇 ) ( やや優遇 ) ( 厳格 ) 項二号 三号以外の品目 ) の 3 分類厳格パターン (3 項 ()/ 貨物等省令 条上記から を... 項二号 三号 ) ( 普通の厳格 ) ( 超厳格 ) 分割 つまり分類 の4 段階 4 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 で具体的 取り扱どう変わるのか 輸出令 省令項番 3 項 () 条 項一号 A 局 B 局 D 本省 条 項二号イ~ハ A 局 B 局 D3 本省 ( 不許可 ) ニ~ト A 局 B 局 D3 本省 D4 本省 条 項三号イ~ホ B 本省 B 本省 D 本省 ( 不許可 ) ヘ~タ A 局 B 局 D3 本省 ( 不許可 ) レ~ヤ A 局 B 局 D3 本省 D4 本省 3 項 () 条 項 A 局 B 局 D5 本省 3 の 項 () 条の 第 項 A 局 B 局 D6 本省 3 の 項 () 条の 第 項 A 局 B 局 D5 本省 次 各区分どんな国が含まれてるか見てみましょう 地域区分一口解説 ホワイト国 非ホワイト国だが AG 加入しており かつ比較的安全な印象の 9 か国 4 大国際レジーム全加入のトルコ ( ウクライナ漏れた ) 旧ソ連で バルト三国 ( カザフ ベラルーシ AG 未加入 ) 東欧で スロバキア スロベニア ルーマニア地中海のキプロス マルタ 上記以外 のうち 以外の諸国 のうち 次の か国アンゴラ イスラエル エジプト カンボジア コソボ シリア セントルシア台湾 南スーダン ミャンマー 北朝鮮 5 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 5.MTCR 関連の規制 (4 項 ) と地域区分 申請項番 ろ 対応する地域区分名 ほ へ と 4 項 (MTCR 関連の規制 ) 〇〇〇 表もあるよう 4 項の申請時登場するの ほ へ を加えた計 3 区分 と ち 地域 ( ホワイト国 ) 地域 地域以外 ( 非ホワイト国 ) ほ地域 へ地域 この3 地域を 安心度 で順序付けすると > ほ > へ 逆 ややこしさ でえば < ほ < へ となります で具体的な取扱の違どうなるか 輸出令 ほ へ 備考 4 項 ()~() B 本省 B 本省 C 本省 4 項 (3)~() A 局 B 局 C 本省 4 項 () 但し省令 7 条三号ハ非該当 A 局 B 局 C 本省 但し省令 7 条三号ハ該当 A 局 F 本省 F 本省 4 項 (3)~(6) A 局 B 局 C 本省 4 項加えて 告示貨物 or4 項 or5 項も該当する ケースが通達で述べられ てるが そのような 4 項 +αの同時該当 の品目存在しな ( 論理的あ りえな ) よって上表取り上げず ( 項の場合と同様 ) 次 各区分どんな国が含まれてるか見てみましょう 地域区分一口解説 ホワイト国ほ非ホワイト国だが MTCR 加入しており かつ比較的安全な印象の 5 か国 4 大国際レジーム全加入のトルコ ウクライナアイスランド ブラジル 南アへ上記以外 MTCR 加入国中 ロシアだけが へ 分類されてる 6 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 6.WA 関連の規制 (5 項 ~5 項 ) と地域区分 申請項番 ろ 対応する地域区分名 ほ へ と 5~5 項 (WA 関連の規制 ) 〇〇〇〇 表もあるよう 5~5 項の申請時登場するの と と ち の計 4 区分 地域 と 地域 ( + と ) ち地域 と この 4 地域を 安心度 で順序付けすると ち > と と > ち 逆 ややこしさ でえば < と と < ち となります と 地域 上図で と と の位置関係つて微妙な描き方をした理由を記します... WA 関連項番のうち 普通の規制品目つて下表の 基本パターン で扱われますが... ちょっと特殊な SL(Sensitive List) VSL(Very Sensitive List) ML(Munition List) の品目と APP 規制該当のコンピュータ 厳格パターン 従ます 地域区分との関係でえば 基本パターン と ち のつ 厳格パターン と ち の3つより手続きが変わるとうわけです パターン内容基本パターン (SL VSL ML APP 規 と ( 優遇 ) ち ( 厳格 ) の 分類制コンピュータ以外 すなわち告示貨物 4 項 5 項 省令 7 条三号ハ / ホ以外の品目 ) 厳格パターン (SL VSL ML APP 規上記から と を制コンピュータ すなわち告示貨物 4 ( 優遇 ) と ( 普通 ) 分割 項 5 項 省令 7 条三号ハ / ホ品目 ) つまり分類 ( 優遇 ) と ( 普通 ) ち 厳格 ) の3 段階 7 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 申請項番別の取扱下表の通り輸出令 と と ち 備考 5 項 ~7 項 但し非告示貨物 A 局 C 本省 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 8 項 但し告示貨物 省令 7 条三号ハ / ホのずれも該当せず A 局 C 本省 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 省令 7 条三号ハ / ホ該当 A 局 F 本省 A 本省 9~3 項 但し非告示貨物 A 局 C 本省 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 4 項 A 局 B 本省 C 本省 5 項 A 局 C 本省 C 本省 ち地域 向けの APP 規制コンピュータ ( 省令 7 条三号ハ / ホ ) の書類セットが A パターンとうの意外でした A パターンで 需要者名を 申請理由書 を記 入することが要求されてます ( 運用通達の別表第 3-3-3) しかし F パターン あるような 需要者の事業内容資料や誓約書 使用環境資料などまでの要求ありま せん と 地域 よりキワドイ印象の ち地域 なの不思議なものと感じました 前々頁の 4 項 ()/ 省令 7 条三号ハ該当パターンの記述から類推すると 元々 F 本省 であったものが誤植遭ったのかもしれません 次 各区分どんな国が含まれてるか見てみましょう 地域区分 と と ち ホワイト国 一口解説 と と を併せたもの... 非ホワイト国だが特段のワケアリ( ち ) 当たらぬ地域 ワケアリの か国すなわち 輸出令別表第 4 の 3 か国と イラン イラク 北朝鮮 同別表第 3 の の 8 か国 ( イラク 北朝鮮別表第 4 と重複するので数入れず ) アフガン 中央アフリカ 旧ザイール = コンゴ民主共和国 エリトリア レバノン リビア ソマリア スーダン 8 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 7. なぜ包括許可取扱要領 と が登場しなのか 第 節の ⅷ で挙げた疑問つての答えです 前節で WA と と + と であることを示しました とうこと 項番別の取扱下表のようも表現できることを意味します 輸出令 と と ち 5 項 ~7 項 但し非告示貨物 A 局 A 局 A 局 C 本省 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 8 項 但し告示貨物 省令 7 条三号 A 局 A 局 A 局 C 本省 ハ / ホのずれも該当せず 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 省令 7 条三号ハ / ホ該当 A 局 F 本省 A 本省 9~3 項 但し非告示貨物 A 局 A 局 A 局 C 本省 但し告示貨物 A 局 B 本省 C 本省 4 項 A 局 B 本省 C 本省 5 項 A 局 C 本省 C 本省 地域 ( ホワイト国 ) 地域以外 ( 非ホワイト国 ) この 3 地域を 安心度 で順序 付けすると > と > ち 地域 と 地域 ち地域 逆 ややこしさ でえば < と < ち となります つまり と とう概念を使わなくても最初から問題なかったわけです あと好みの問題ですが 私なら と を使わな( 代わり を使う) 方が 変数( 地域区分の数 ) を減らせる 区分間の関係もよりシンプルなる 包括許可取扱要領との整合性も見えやすくなるとう理由からこのましと感じます 8. 書き終えて一言私個人として 頭の中が整理でき有意義な作業でした しかし本稿の知見 実用的知らなくても別困るものでありません 通達の指示従って 余計なことを考えず黙々と ( つまり 粛々 と ) 手を動かしてけば手続自体進められるのですから 問題あなたが マシン語の命令を黙々と実行する手続屋 の地位甘んずることができるかだと思ます ( できる 人も結構るらしですけどね) 世間で ただの手続屋そのうち AI 駆逐される ともますが それと別の話 スッキリ理解できてな状態を不満思うかどうか とう心の持ち方 職業人としての心意気の問題と思ます 9 / 7
第一輸出管理事務所 08.3.6 < 附録 > 提出書類通達の別表 3( 地域区分表 ) 0 / 7
/ 7 第一輸出管理事務所 08.3.6
/ 7 第一輸出管理事務所 08.3.6
3 / 7 第一輸出管理事務所 08.3.6
4 / 7 第一輸出管理事務所 08.3.6
第一輸出管理事務所 08.3.6 < 附録 > 提出書類通達の別表 ( 貨物 仕向地及び提出書類 ) 5 / 7
6 / 7 第一輸出管理事務所 08.3.6
7 / 7 第一輸出管理事務所 08.3.6