3 労働負担軽減経営体の労働条件の改善のための取組の概要 4 労働負担軽減経営体が導入する機械装置の種類 内容及び労働条件の改善の定量的な効果 5 労働負担軽減経営体の労働条件の改善により生じるゆとりを活用して 乳用後継牛の確保 災害時の協力等の地域酪農の発展に資する取組の内容 第 6 後継牛預託育

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( 別紙 1) 補助対象経費 公募要領第 4 に定める補助対象経費は 次の費目ごとに整理するものとする 1. 補助対象経費 備品費 費目細目内容注意点 本事業を実施するために直接必要な試験 調査備品の経費 ( ただし リース レンタルを行うことが困難な場合に限る ) 事業費 通信運搬費 本事業を実施

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

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公募要領 生産環境総合対策事業 ( 農業生産環境対策事業 ) 公募要領 5 10 平成 2 5 年 8 月

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

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申請書類の差し替えは固くお断りいたします

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( エ ) 導入した機械装置の利用法が公平を欠くものでないこと ( オ ) 収支計算書 会計帳簿を作成している等財務及び会計に関し必要な事項を明らかにしていること 第 3 補助対象の範囲 1 本事業における補助対象の範囲は 別表 1 に掲げるとおりとする 2 本事業において補助対象となる機械装置 (

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環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

第 3 事業の内容等地域の農林水産物 食品 食文化 景観等の魅力を国外に発信し 訪日外国人の誘致を目指す地域の取組を支援するため 次に掲げる取組を行う (1) 地域の食文化資源等の発掘地域の食 食文化等の中から世界に通用する魅力の再発見につながるよう 国内外の料理人や有識者等を地域へ派遣する また

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

別表 2 費目経費の内容等注意点 旅費事業を実施するため事業実施主体が 鉄道のグリーン車等 航空機のビジ行う各種活動の実施に必要な国内出張ネスクラス等の使用の可否は 事業及び海外出張に係る経費 ( 交通費 宿実施主体の旅費規程等に従うこと 泊費 日当等 ) とする 既存の内規等に基づき 出張伺い 報

費 複写費 現像 焼付費 通信費 ( 切手 電話等 ) 運搬費 研究実施場所借り上げ費 ( 研究機関の施設において補助事業の遂行が困難な場合に限る ) 会議費 ( 会場借料 食事 ( アルコール類を除く ) 費用等 ) リース レンタル費用 ( コンピュータ 自動車 実験機器 器具等 ) 機器修理費

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

以上かつ5ヘクタール以上の変動が生じた場合には 変更後の高収益作物転換計画を計画主体に提出するものとする 第 6 事業達成状況の報告 1 事業実施主体は 別記様式第 1 号により 高収益作物転換促進計画の目標年度 ( 事業完了予定年度の3 年後までのいずれかの年度とすることを原則とし 対象事業の進捗

01 事務次官通知(健保組合)

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国産乳製品供給安定対策事業費補助金交付要綱 改正 改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生畜第 2453 号農林水産事務次官依命通知平成 24 年 4 月 6 日付け23 生畜第 2788 号平成 26 年 3 月 24 日付け25 生畜第 2032 号 第 1 農林水産大臣は 国産乳製品供

基盤強化促進法 ( 昭和 55 年法律第 65 号 ) 第 23 条第 4 項に規定する団体をいう ) を含む ) をいう ) とする (3) 株式会社又は持分会社であって 酪農を含む農業を主たる事業として営むもの (4) 事業協同組合 事業協同組合連合会 ( 定款において 酪農を含む農業の振興を主

【H 制定】災害高機能型推進事業実施要領

土地改良施設 PCB 廃棄物処理促進対策事業実施要領 各地方農政局長国土交通省北海道開発局長内閣府沖縄総合事務局長北海道知事 殿 最終改正 平成 22 年 4 月 1 日付け 21 農振第 2327 号 平成 29 年 3 月 31 日付け 28 農振第 2260 号 農林水産省農村振興局長 第 1

公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金交付要綱 ( 通則 ) 第 1 条公益財団法人山梨県林業公社分収林事業支援補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付については 山梨県補助金等交付規則 ( 昭和 38 年山梨県規則第 25 号 ) に定めるもののほか この要綱の定めるところによる (

Microsoft Word - 明るい長寿社会づくり事業補助金交付要綱(最新版230401~)

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

6. 間接経費の使途間接経費は 競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善や研究機関全体の機能の向上に活用するために必要となる経費に充当する 具体的な項目は別表 1に規定する なお 間接経費の執行は 本指針で定める間接経費の主な使途を参考として 被配分機関の長の責任の下で適正に行うものとする 7

農山漁村地域整備交付金実施要領 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2045 号 21 農振第 2454 号 21 林整計第 336 号 21 水港第 2724 号 ( 最終改正 ) 平成 30 年 3 月 30 日 29 生畜第 1501 号 29 農振第 2962 号 29 林整計第

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Microsoft Word _研修機関等認定要領

補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について 平成 22 年 9 月 27 日 22 経第 960 号大臣官房経理課長から大臣官房総務課長 大臣官房政策課長 大臣官房厚生課長 大臣官房地方課長 大臣官房環境バイオ マス政策課長 大臣官房国際部長 大臣官房統計部長 各局 ( 庁 ) 長 沖縄

担い手経営発展支援金融対策事業実施要綱 平成 28 年 1 月 20 日 27 経営第 2598 号農林水産事務次官依命通知最終改正平成 31 年 2 月 7 日 30 経営第 2277 号 第 1 目的我が国の農業においては 環太平洋パートナーシップ協定及び日 E U 経済連携協定 ( 以下 TP

小児医療施設施設整備費補助金交付要綱

国立水俣病総合研究センター 競争的研究費の内部監査実施要領 平成 30 年 3 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 国立水俣病総合研究センター競争的研究費の適正な運営 管理及び不正防止に関する規程 平成 30 年 4 月 1 日決定 に基づき 国立水俣病総合研究センターにおける競争的研

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

高度な食品製造システム コールドチェーン等の高品質な物流システムをはじめとする日本の食のインフラ技術を海外に展開するため 相手国政府関係者や企業の意思決定者等の招へい及び食のインフラ技術 サービス理解促進のための専門家派遣を支援する 2 事業の内容及び補助対象となる経費の範囲 (1) 食のインフラ輸

森林認証 認証材普及促進事業実施要領 制定平成 28 年 5 月 12 日付け 林第 132 号 第 1 趣旨森林認証制度の普及を図るとともに 認証の取得に対して支援することにより 森林認証材の供給体制を構築し 県内外のCLT 建築物等への活用を通じて 認証製品の販路拡大と県産材の需要拡大を図る な

Taro-適正化事業補助金交付要綱(

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

畜産 酪農収益力強化総合対策基金等事業実施要綱 農林水産事務次官依命通知制定平成 28 年 1 月 20 日付け27 生畜第 1574 号最終改正平成 30 年 2 月 1 日付け29 生畜第 1017 号 第 1 趣旨我が国の畜産 酪農は 農家戸数や飼養頭数が減少している現状にあり 生産基盤の強化

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( 変更等の届出 ) 第 7 条助成金の交付決定を受けた中小企業者の代表者は 次の各号に掲げる事由が生じたときは 当該各号に定める申請書を遅滞なく理事長に提出し その承認を受けなければならない (1) 助成事業の内容を著しく変更しようとする場合 または事業に要する経費の合計額を大きく変更しようとする

上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 上市町補助金等交付規則 ( 平成 2 年上市町規則第 2 号 以下 規則 という ) 第 21 条の規定に基づき 上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付に関し必要な事項を定め

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要領【H29年度版】

年度の4 月 10 日のいずれか早い期日までに 実績報告書 ( 第 3 号様式 ) に必要関係書類を添えて 知事に提出しなければならない ( 補助金の交付方法 ) 第 9 条知事は第 8 条に定める事業実績報告書が提出されたときは 完成検査を行ったうえ 補助金を交付する ( 財産の処分の制限 ) 第

(2) 事業実施主体の変更をしようとするとき (3) 別表の経費区分のうち 4 又は5の補助金交付額の 30% を超える増減があるとき ( 協議会の設置手続 ) 第 7 条協議会長は 総会等において設立の議決を得た場合は 県要領第 7 第 2 項第 1 号に規定する承認申請書を関係書類を添えて 愛媛

敦賀市除雪機械購入費補助金交付要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 道路除雪機械を購入しようとする者に対し 予算の範囲内で敦賀市除雪機械購入費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することにより 継続的な除雪体制の確保及び強化を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

(7) 飯舘村暴力団排除条例 ( 平成 26 年条例第 7 号 ) 第 2 条第 1 号に規定する暴力団 又は第 2 号に規定する暴力団員 第 3 号に規定する暴力団員等の統制の下にない こと ( 補助金の交付申請 ) 第 4 条実施主体が補助金の交付を受けようとするときは 補助金等要綱第 3 条第

茨木市人権擁護委員会事業補助要綱 茨木市人権擁護委員会補助要綱 ( 昭和 58 年 12 月 1 日実施 ) の全部を改正する ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市人権擁護委員会が実施する事業に対し 市が補助金を交付することにより人権擁護活動を促進し もって自由人権思想の普及高揚を図ることを目的

別 表(その1)

1. 事業の目的魚沼市には米以外にも素晴らしい商品や製品が多々あります また うおぬま と言えばブランドと言われるように 全国的にも名が知れ渡っております 現代社会ではインターネット販売の成長が著しく 年代を問わずネットショップの利用は広がっております しかしながら 当市の事業者等は その発信力が弱

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

公立大学法人滋賀県立大学特別研究費取扱規程(改正案)

係る消費税等相当額 ( 補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税に相当する額のうち 消費税法 ( 昭和 63 年法律第 号 ) に規定する仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額と当該金額に地方税法 ( 昭和 25 年法律第 号 ) に規定する地方消費税率を乗じて得た

する経費 (2) 社会福祉協議会企画指導員 福祉活動指導員及び福祉活動専門員設置要綱 ( 平成 11 年 4 月 8 日付け社援第 984 号厚生省社会 援護局長通知 ) に基づく福祉活動専門員の設置に要する経費 (3) 地区社会福祉協議会の運営に要する経費 (4) 福祉バスの管理及び運営に要する経

(3) 補助事業若しくは間接補助事業が予定の期間内に完了しない場合又はこれらの事業の遂行が困難となった場合には 速やかにその旨を知事に報告してその指示を受けること (4) 補助事業の状況 補助事業の経費の収支その他補助事業に関する事項を明らかにする書類 帳簿等を備え付け これらを平成 31 年 4

自然環境を支える地域づくり事業実施要領 ( 自然環境の保全活動 普及啓発活動への支援 ) 自然環境を支える地域づくり事業の実施 ( 自然環境の保全活動 普及啓発活動への支援 ) に当たっては 新潟県補助金等交付規則 ( 昭和 32 年新潟県規則第 7 号 以下 規則 という ) 及び新潟県環境企画関

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中山間地域所得向上支援事業 ( 以下 本体事業 という ) は 所得向上計画の策定 水田の畑地化等の基盤整備 生産 販売等の施設整備等を総合的に実施する事業とし その具体的な内容は農村振興局長等が別に定めるところによるものとする (2) 関連事業関連事業は 所得向上計画に基づき実施する (1) の本

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

(3) 事業要件本事業で助成する事業は 以下の要件をすべて満たすものとする 1 [ 自主性 ] 地方公共団体等が 自ら主体的に企画し 制作実施するものであること 2 [ 地域資源性 ] 当該地域において 保存 継承する必要が認められる伝統芸能等であること 3 [ 継続性 ] この事業が 次年度以降の

2 第 2 4に定める事業 (1) 子供食堂実施者は子供食堂を実施する場所が位置する都内区市町村に交付申請書類を提出する (2) 区市町村は子供食堂実施者からの申請書を取りまとめて知事に提出する 第 6 変更交付申請及び変更交付決定 1 この補助金の交付決定後の事情等により 申請内容を変更して追加交

品川区町会・自治会館等葬祭設補助金交付要綱

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茨木市遺族会事業補助要綱 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 茨木市遺族会の活動に対し 市が補助金を交付することにより 遺族福祉の向上に資することを目的とする ( 補助対象 ) 第 2 補助の対象となる事業は 茨木市遺族会が実施する戦没者に対する慰霊に関する事業とする ( 補助対象経費 ) 第 3 補

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( 補助対象者 ) 第 3 条本事業の補助対象者は 交付申請時点で 多様な働き方を推進する取組の計画を持つ京都府内に事業所を有する中小企業等で かつ 京都ジョブパークの企業支援を受けているもので以下のいずれかに該当するもの ( みなし大企業に該当しないものに限る ) とする ア区分に応じて1または2

緑のカーテン設置補助金交付要綱(素案)

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第 2 号様式 ( 第 4 条関係 ) 事業画書 事業の名称事業の目的 事業の 実施画 日時 場所 参加予 定人数 スタッフ 出演者数 予定観客数 事業の 内 容 周知の 方 法 その他 参考事項 共催者 : 後援者 : 協賛者 : 助成団体 : 注 1 事業の名称 欄には 交付申請書に記入した事業

( 補助対象経費 ) 第 5 条この要綱における補助金の交付の対象とする経費 ( 以下 補助対象経費 という ) は 補助対象事業を実施するために必要な経費のうち 次に掲げるもの ( 消費税額を含む ) とする (1) 報償費 ( イベント等の講師 出演者等への報償 謝礼等 ) (2) 消耗品費 (

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

していずれか少ない額に第 4 欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする ただし 算定された額に 1,000 円未満の端数が生じた場合には これを切り捨てるものとする イアによる市町村ごとの交付額を合算する 4 補助事業は公募により実施するものとし 公募に関して必要な細目は 内閣府男女共同参画局長

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鹿屋市空き家バンク登録物件改修事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 市内の空き家を有効活用して本市への定住促進及び地域の活性化を図るため 空き家バンク登録台帳に登録された物件 ( 以下 登録物件 という ) の改修を行った者に対して 予算の範囲内において鹿屋市空き家バンク登録物件改

職員に優しい やる気の出る介護現場づくりモデル事業事業提案公募要領 事業の概要介護事業者等が実施する介護従事者の処遇や労働環境の改善につながる職員に優しい やる気の出る介護現場づくりに資するモデル事業の提案を公募 選定し 実施に要する経費を補助する 公募する事業 岡山県地域医療介護総合確保基金事業

魅力あるコミュニティ助成事業実施要綱第 1 条趣旨この要綱は 公益財団法人群馬県市町村振興協会 ( 以下 協会 という ) が 市町村振興宝くじ ( 通称サマージャンボ宝くじ 以下 宝くじ という ) の交付金等を財源として 自治会 町内会 その他これに準ずる地域住民が組織する団体 ( 以下 コミュ

(1) 事業計画書 ( 別記第 2 号様式 ) (2) 申請額内訳書 ( 別記第 3 号様式 ) (3) 収支予算書 ( 別記第 4 号様式 ) (4) 補助事業に要する経費を確認できる見積書の写し ( 交付決定 ) 第 7 規則第 5 条の規定による通知は 補助金交付決定通知書 ( 別記第 5 号

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京都市地方バス路線維持費等補助金交付要綱

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平成14年度財団法人東京都歴史文化財団

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

平成 25 年 9 月 2 日制定 京都市 JR 奈良線高速化 複線化第二期事業費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は,JR 京都駅と京都府南部地域を結ぶ広域交通網であるJR 奈良線の充実と, 沿線住民の利便性の向上等を図るために実施するJR 奈良線の高速化 複線化第二期事業 ( 以下

●品川区高齢者福祉団体登録要綱

よる申請書を大臣に提出しなければならない ( 交付の決定 ) 第 5 条大臣は 前条の申請書の提出があったときは その内容を審査し 補助金の交付の決定をしたときは 速やかにその決定の内容及びこれに付した条件を記載した補助金交付決定通知書により都道府県知事等に通知するものとする この場合において 適正

1 号 ) の規定によりなされた処分 手続その他の行為は それぞれこの規則の相当規定によりなされたものとみなす 附則 ( 平成 24 年 3 月 22 日規則第 16 号 ) ( 施行期日 ) 1 この規則は 平成 24 年 4 月 1 日から施行する ( 経過措置 ) 2 改正後の村上市議会政務調

建設工事入札参加業者等指名停止要領について

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酪農経営体生産性向上緊急対策事業実施要領 農林水産省生産局長通知制定平成 29 年 3 月 31 日付け 28 生畜第 1541 号改正平成 30 年 3 月 30 日付け 29 生畜第 1373 号 第 1 趣旨酪農経営体生産性向上緊急対策事業の実施に当たっては 酪農経営体生産性向上緊急対策事業実施要綱 ( 平成 29 年 3 月 31 日付け 28 生畜第 1530 号農林水産事務次官依命通知 以下 実施要綱 という ) 酪農経営体生産性向上緊急対策事業推進費補助金交付要綱 ( 平成 29 年 3 月 31 日付け 28 生畜第 1531 号農林水産事務次官依命通知 以下 補助金交付要綱 という ) 等に定めるもののほか この要領によるものとする 第 2 事業実施主体実施要綱別表の事業実施主体の生産局長が別に定める要件は以下の掲げるとおとする 1 事業実施及び会計手続を適正に行いうる体制を有していること 2 代表者の定めがあり かつ 組織及び運営についての規約の定めがある団体であること 第 3 取組主体実施要綱第 2 の 1 に定める楽酪応援会議であって 第 4 に定める要件を満たすものとする 第 4 楽酪応援会議の要件実施要綱第 2 の 1 の生産局長が別に定める楽酪応援会議の要件は 次のとおりとする 1 運営を行うための事務局が設置され 組織及び運営についての規約を定めているほか 事業実施及び会計手続を適正に行うことができる体制を有していること 2 次のいずれかの団体であって 酪農を営む者が所属するものであること ア公益社団法人イ公益財団法人ウ一般社団法人エ一般財団法人オ事業協同組合カ事業協同組合連合会キその他農業者の組織する団体 第 5 楽酪応援計画の要件実施要綱第 2 の 2 の生産局長が定める楽酪応援計画に記載する内容は 次に掲げる事項とする 1 楽酪応援会議の名称及びその構成員の概要 2 楽酪応援計画の達成に向けた構成員ごとの役割分担

3 労働負担軽減経営体の労働条件の改善のための取組の概要 4 労働負担軽減経営体が導入する機械装置の種類 内容及び労働条件の改善の定量的な効果 5 労働負担軽減経営体の労働条件の改善により生じるゆとりを活用して 乳用後継牛の確保 災害時の協力等の地域酪農の発展に資する取組の内容 第 6 後継牛預託育成強化計画の要件実施要綱第 2 の 3 の生産局長が定める後継牛預託育成強化計画に記載する内容 次に掲げる事項とする 1 楽酪応援会議の名称及びその構成員の概要 2 後継牛預託育成強化計画の達成に向けた構成員ごとの役割分担 3 後継牛預託育成経営体及び後継牛預託育成経営体に後継牛を預託する酪農を営む者の労働条件の改善のための取組の概要 4 後継牛預託育成経営体が行う施設の補改修 機械装置 資材の導入の種類 内容及び労働条件の改善の定量的な効果 5 後継牛預託育成経営体及び後継牛預託育成経営体に後継牛を預託する酪農を営む者の労働条件の改善により生じるゆとりを活用して 地域酪農の発展に資する取組の内容 第 7 事業の細目及び具体的な手続等実施要綱第 5 の 1 の生産局長が別に定める事業の細目及び具体的な手続等は本要領に定めるものの他 労働負担軽減事業については別紙 1 に 後継牛預託育成体制整備事業については別紙 2 に それぞれ定めるとおりとする なお 本事業に係る補助率は別表 1 に定めるとおりとし 全国推進指導事業に係る補助対象経費は別表 2 に定めるものとする 第 8 事業実施計画の作成 承認 1 事業実施主体は 別紙 1 及び別紙 2 の手続により提出された事業実施計画を取りまとめ 必要な書類等の確認等を行った上で 別記様式第 1 号により事業実施計画書を作成し 生産局長の承認を受けるものとする 2 本事業における補助の対象は 事業実施計画書が承認された月から行われる取組とする 3 事業実施主体は 1 で提出のあった事業実施計画に 補助金交付要綱の第 11 に定める軽微な変更以外の変更がある場合には 1 に準じて変更の承認を受けるものとする 第 9 事業の目標年度及び成果目標並びに事業評価 1 実施要綱第 5 の 2 の生産局長が別に定める事業の目標年度及び成果目標並びに事業評価の方法は 実施要綱第 4 の 1 及び 2 に掲げる事業ごとに 別紙 1 及び別紙 2 にそれぞれ定めるとおりとする 2 事業実施主体は 1 で設定した成果目標について 別紙 1 及び別紙 2 の手続に基づき 事業評価の報告をとりまとめ 事業実施年の翌々年度の 7 月 30 日までに生産局長及び都道府県知事へ報告するものとする

第 10 費用対効果の評価実施要綱第 6 の生産局長が別に定める費用対効果の評価の基準は 実施要綱第 4 の 1 及び 2 に掲げる事業ごとに 別紙 1 及び別紙 2 にそれぞれ定めるとおりとする 第 11 事業実施状況の報告 1 実施要綱第 8 の生産局長が別に定める事業実施状況の報告は 別紙 1 及び別紙 2 の手続に基づき 別記様式第 2 号により 事業実施主体が事業実施状況報告書を作成し 事業実施年度の翌年度の 7 月 30 日までに 生産局長及び都道府県知事に対して行うものとする 2 生産局長及び都道府県知事は 1 の事業実施状況の報告により 本事業の進捗状況や目標の達成状況を確認することとし 必要に応じて 事業実施主体やその他関係者に対し 助言又は指導を行うことができるものとする 第 12 不正行為等に対する措置生産局長及び都道府県知事は 事業実施主体その他本事業による給付又は助成を受ける者が 本事業の実施に関連して不正な行為をした場合又はその疑いがある場合においては 事業実施主体に対して当該不正又はその疑いのある行為に関する事実関係及び発生原因の究明並びに再発防止のための是正措置等の適切な措置を講ずるよう求めるものとする この場合 都道府県知事は 事業実施主体等に対して適切な指導を行い 当該不正な行為に関する事実関係及び発生原因 講じられた是正措置等について 地方農政局長又は生産局長に報告するものとする 第 13 事業名等の表示本事業により導入した機械装置及び整備した施設には 本事業の名称 事業実施年度 事業実施主体名並びに労働負担軽減経営体又は後継牛預託育成経営体の名称等を表示するものとする 附則 ( 平成 29 年 3 月 31 日付き 28 生畜第 1541 号 ) この要領は 平成 29 年 4 月 1 日から施行する 附則 ( 平成 30 年 3 月 30 日付き 29 生畜第 1373 号 ) この改正は 平成 30 年 4 月 1 日から施行する

別表 1( 第 7 関係 ) 事業名補助率 1 労働負担軽減事業 (1) 楽酪応援会議推進事業 (2) 機械装置導入事業 2 後継牛預託育成体制整備事業 (1) 楽酪応援会議預託推進事業 (2) 後継牛預託育成体制整備事業 3 全国推進指導事業定額 定額 1/2 以内 定額 1/2 以内

別表 2( 第 7 関係 ) 費目 細目 内容 留意事項 備品費 必要な試験 調査備品の経費 ( ただし リース又はレンタルを行うことが困難な場合に限る ) 取得単価が 50 万円以上の機器及び器具については 見積書 ( 原則 3 者以上 該当する設備備品を 1 社又は2 社のみが扱っている場合を除く ) やカタログ等を添付すること 事業費 会場借料 必要な会議等を開催する場合の会場費として支払われる経費 通信運搬費 必要な郵便代 運送代に係る経費 借上費 必要な事務機器等の借上げ経費 印刷製本費 必要な資料等の印刷にかかる経費 資料購入費 必要な図書 参考文献に掛 かる経費 普及啓発費 必要なHP 作成のためのサ ーバ利用等の経費 消耗品費 必要な以下の物品に係る経 費 短期間( 補助事業実施期 内 ) 又は一度の使用によっ て消費されその効用を失う 物品 (3 万円未満のものに 限る ) CD-ROM 等の記録媒体 (3 万円未満のものに限る ) 光熱水量 必要な電気 ガス 水道料 金の経費 ( ただし 基本料 は除く ) 旅費 委員旅費 必要な会議の出席又は技術 指導等を行うための旅費と して 依頼した専門家に支 払う経費 専門員旅費 新聞 定期刊行物等 広く一般に定期購読されているものは除く

謝金 賃金 委託費 必要な資料収集 各種調査 打合せ 成果発表等の実施に必要な経費 必要な資料収集 整理 専門的知識の提供等について協力を得た人に対する謝礼に必要な経費 必要な業務を目的として本事業を実施する民間団体等が雇用した者に対して支払う実働に応じた対価 ( 日給又は時間給 ) の経費本事業の交付目的たる事業の一部分 ( 例えば 事業の成果の一部を構成する調査の実施 取りまとめ等 ) を他の者 ( 事業実施主体が民間企業の場合 自社を含む ) に委託するために必要な経費 謝金の単価の設定根拠となる資料を添付すること 事業実施主体に従事する者に対する謝金は認めない 雇用通知書等により本事業にて雇用したことを明らかにすること 補助事業従事者の出勤簿及び作業日誌を整備すること 委託を行うに当たっては 第三者に委託することが必要かつ合理的 効果的な業務に限り実施できるものとする 補助金の額の 50% 未満とすること 民間企業内部で社内発注を行う場合は 利潤を除外した実費弁済の経費に限る 役務費 必要な分析 試験 加工等を専ら行う経費 雑役務費 手数料 必要な謝金等の振り込み手数料 印紙代 必要な委託の契約書に貼付る印紙の経費 社会保険料 事業を実施するために新たに直接雇用した者に支払う社会保険料の事業主負担分の経費 通勤費 事業を実施するために新たに直接雇用した者に支払う通勤の経費 賃金は 補助事業等の実施に要する人件費の算定等の適正化について ( 平成 22 年 9 月 27 日付け 22 経第 960 号大臣官房経理課長通知 ) に準じて算定するものとする