イ果実果実 ( 濃縮果汁を除く 以下この項において同じ ) の名称を表示する なお 三種類以上の果実を使用した場合は 使用量が上位三位以下の果実の名称を その他果実 と表示することができる ロ濃縮果汁濃縮果汁を希釈したものは 濃縮還元 果汁 と 濃縮果汁を希釈していないものは 濃縮 果汁 と表示する

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( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

果実酒等の製法品質表示基準の Q&A 改正履歴 改正年月 ( 理由 ) 平成 28 年 6 月 ( 初版 ) 平成 29 年 12 月 ( 回答事例追加 ) 平成 30 年 4 月 ( 酒税法改正等 ) 問番号等問 5( 総則 -1) 問 5( 総則 -5) 問 5( 人名 -1) 問 1-5 問

九五〇象となる産品に関係する場合に限る 二千九年七月十日の欧州委員会規則(EC)第六〇六 二〇〇九号(ぶどう産品の分類 醸造法及び適用される制限に関する閣僚理事会規則(EC)第四七九 二〇〇八号の実施のための細則を定めるもの)(二千九年七月二十四日の欧州連合の官報(OJL一九三)一ページ) ただし

1 酒税法改正関係 ⑴ 酒類の品目等の定義の改正酒類の品目等の定義の主な改正内容は 次のとおりです イ平成 29 年 4 月 1 日から改正されるもの改正の概要 旧酒税法 新酒税法 改正内容 連続式蒸留しようちゆう 連続式蒸留焼酎 名称を変更 ( 常用漢字化 ) 単式蒸留しようちゆう 単式蒸留焼酎

食品表示法における酒類の表示の Q&A 目次 総則 ( 問 1) ( 問 2) ( 問 3) ( 問 4) ( 問 5) ( 問 6) ( 問 7) どのような食品が食品表示基準の適用を受けますか 食品表示基準では 加工食品は一般用加工食品と業務用加工食品に区分されますが それぞれどのような酒類が該

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法施行令

類業組合等に関する法律 ( 昭和 28 年法律第 7 号 ) 第 86 条の6 第 1 項の規定に基づく酒類の表示の基準において原産地を表示することとされている原材料及び米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律 ( 平成 21 年法律第 26 号 ) 第 2 条第 3 項に規定す

酒のしおり


(2) 酒税法第 28 条の3( 未納税引取 ) の規定を適用するために必要な酒税法上の手続 (10 点 ) 1 原則手続 ( 法 28の326) 税関長は 未納税引取の承認を与える場合には その承認の申請者に対し 相当の期限を指定して その酒類が所定の引取場所に引き取られたことについてのその場所の



08-03月くらし-3.3

Microsoft Word - 電子帳簿保存法施行規則(web掲載用) docx

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<4D F736F F D20819A FC90B3816A E B B838B838A834C B838B939982CC93C192E882CC8E968D8082CC955C8EA682C98AD682B782E98EA98EE58AEE8F802B895E97708FE382CC8EE688B582A CE8FC6955

2 ( 178 9)

に掲げる税額ロ給与等の支給期が毎半月と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の二分の一に相当する税額ハ給与等の支給期が毎旬と定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額の三分の一に相当する税額ニ給与等の支給期が月の整数倍の期間ごとと定められている場合別表第一の乙欄に掲げる税額に当該倍数を乗じて

281

○大阪府建設業法施行細則



●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

平成 30 年度税制改正等要望項目 要望 1 ワインの酒税増税時における中小 零細ワイナリーの救済策の充実強化 1 頁 ワインに係る酒税については 醸造酒類間 の税率格差是正という名目で平成 15 年 平成 18 年の増税に続き 平成 29 年度税制改正においても平成 32 年 平成 35 年に増税

調査規則の改正 別紙案1・2

-2 -


万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

食品表示法における酒類の表示の Q&A 改正履歴 年月 改正の概要 平成 27 年 4 月初版 ( 食品表示法施行 ) 平成 28 年 3 月一部改正 ( 製造所固有記号制度 ) 平成 29 年 4 月 平成 30 年 7 月 一部改正 ( 酒類業組合法改正等 ) 問 10 品目と併せて品名表示が可

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

<4D F736F F D A815B B83578C668DDA C8EA68AEE8F805F838F A815B5F5F8F4390B381468E528C608CA7838F EF091A291678D875F2E646F63>

国税通則法施行令新旧対照表

⑴ ⑵ ⑶


消費税法における個別対応方式と一括比例配分方式 河野惟隆 1 はじめに本稿の課題は 個別対応方式と一括比例配分方式とで 課税仕入れ等の税額の合計額が如何よう になるか つまり その大小関係は如何ようになるか ということを 明らかにすることである これを 次のように 条件を追加しながら 次のような順序

- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

Taro-(番号入り)案文・理由

2

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改 正 平成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1616 号 改 正 平成 17 年 12 月 27 日農林水産省告示第 1999 号 改 正 平成 18 年 1 月 11 日農林水産省告示第 26 号 改 正 平成 18 年 2 月 17 日農林水産省告示第 169 号 改 正 平成

42 青森県核燃料物質等取扱税条例 ( 課税の根拠 ) 第 1 条地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 4 条第 3 項の規定に基づき この条例の定めるところにより 核燃料物質等取扱税を課する ( 用語の意義 ) 第 2 条この条例において 次の各号に掲げる用語の

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⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

別紙 1 たばこ税法取扱通達 新旧対照表 ( 注 ) アンダーラインを付した箇所が新設し 又は改正した箇所である 改 正 後 改 正 前 ( 用語の意義 ) 第 1 条この通達において用いる次の各号の用語の意義は 当該各号に定めるところによる ⑴~⒀ ( 省略 ) ⒁ 課税標準たる数量法第 10 条


原料原産地表示制度の改正経緯 1 1 加工食品の原料原産地表示制度に関する検討会平成 28 年 1 月から同年 11 月までの全 10 回にわたり 農林水産省及び消費者庁の共催による 加工食品の原料原産地表示制度に関する検討会 ( 以下 検討会 という ) を開催 同年 11 月 29 日 検討会に

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取


⑴ ⑵ ⑶ ⑷ 1

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食酢の表示に関する公正競争規約及び施行規則(平成30年5月18日施行)

国民年金法による改定率の改定等に関する政令

一 建築士法の一部を改正する法律新旧対照条文 建築士法 ( 昭和二十五年法律第二百二号 ) 抄 ( 傍線部分は改正部分 ) 改正現行 ( 建築士の免許 ) 第四条一級建築士になろうとする者は 国土交通大臣の免許を受けなければならない 2 一級建築士の免許は 国土交通大臣の行う一級建築士試験に合格した

-2- 経済産業大臣茂木敏充国土交通大臣太田昭宏環境大臣石原伸晃防衛大臣小野寺五典(認定申請書の提出)第一条研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(平成二十年法律第六十三号)第二条第七項に規定する試験研究機関等(以下 試験研究機関等 という )

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新旧対照表

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

酒のしおり

⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑴ ⑵


法律事務所等の名称等に関する規程

合理性今要有望効に性関連する事項相当性回の政策体系における政策目的の位置付け 政策の達成目標租税特別措置の適用又は延長期間同上の期間中の達成目標 政策目標の達成状況 政策目標 23 酒類業の健全な発達の促進 酒類業の経営基盤の安定 5 年間の延長 ( 平成 35 年 3 月 31 日まで ) 酒類業

○H30条例19-1

目 次 Ⅰ 今回の一部改正の背景と改正前の原料原産地表示制度 1 1 改正の背景 1 2 改正前の原料原産地表示制度 1 Ⅱ 新たな原料原産地表示制度 1 1 食品表示基準別表第 15 追加品目と変更点 1 2 表示の対象と表示方法 2 3 新たな表示方法 3 (1) 又は表示 (2) 大括り表示

単式蒸留しようちゆうの表示に関する公正競争規約及び同施行規則

目次 Ⅰ 消費税軽減税率制度の概要 4 Ⅱ 軽減税率の対象品目 5 1 飲食料品の範囲等 5 ⑴ 飲食料品 5 ⑵ 飲食料品から除かれるもの ( 軽減税率の対象とならないもの ) 6 ⑶ 飲食料品を販売する際に使用される包装材料等 7 ⑷ 飲食料品の輸入取引 7 2 一体資産 8 ⑴ 一体資産 8


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酒類の地理的表示に関する表示基準 ( 案 ) 抜粋 ( 定義 ) 第 1 項次の各号に掲げる用語の定義は 当該各号に定めるところによる (3) 地理的表示 とは 酒類に関し その確立した品質 社会的評価又はその他の特性 ( 以下 酒類の特性 という ) が当該酒類の地理的な産地に主として帰せられる場

2 前項の申請書には 次に掲げる書類を添付しなければならない ただし 当該申請者が 当該書類に記載された事項をインターネットの利用その他適切な方法により公表している場合であって 当該事項を確認するために必要な事項を記載した書類を同項の申請書と併せて提出するときは 当該事項を記載した書類の添付を省略す


法律第三十三号(平二一・五・一)

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七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

- 2 - 収納した歳入を その内容を示す計算書(当該計算書に記載すべき事項を記録した電磁的記録(電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下同じ )を含む )を添えて 会計管理者又は指定金融機

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20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

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承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

法人及び地方独立行政法人法 ( 平成 15 年法律第 118 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する地方独立行政法人ホ医療法 ( 昭和 23 年法律第 205 号 ) 第 1 条の 2 第 2 項に規定する医療提供施設又は獣医療法 ( 平成 4 年法律第 46 号 ) 第 2 条第 2 項に規定する


2012年○月○日(第1版)

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災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

●労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案

U U 地方議会議員の選挙における選挙運動用ビラの頒布解禁 ビラ頒布の解禁及びその上限枚数 Uについて U 公営 U について (1) 都道府県議会 (2) 指定都市議会 (3) 指定都市以外の市議会 右の枚数を上限として 頒布を解禁することとする U16,000 枚 (= 通常葉書の 2 倍 )

六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

Transcription:

果実酒等の製法品質表示基準を定める件 ( 国税庁告示第十八号 ) 酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律 ( 昭和二十八年法律第七号 以下 法 という ) 第八十六条の六第一項の規定に基づき 果実酒等の製法品質に関する表示の基準を次のように定め 平成三十年十月三十日以後に酒類の製造場 ( 酒税法 ( 昭和二十八年法律第六号 ) 第二十八条第六項又は第二十八条の三第四項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む ) から移出し 若しくは保税地域から引き取る果実酒及び甘味果実酒 ( 酒税法第二十八条の三第一項又は第二十九条第一項の規定の適用を受けるものを除く ) 又は酒類の販売場から搬出する果実酒及び甘味果実酒に適用することとしたので 法第八十六条の六第二項の規定に基づき告示する 平成二十七年十月三十日国税庁長官中原広 果実酒等の製法品質表示基準 ( 定義 ) 1 次の各号に掲げる用語の定義は 当該各号に定めるところによる ⑴ 国内製造ワイン とは 酒税法第三条第十三号に規定する果実酒及び同条第十四号に規定する甘味果実酒 ( 以下 果実酒等 という ) のうち 国内で製造 ( 同一の酒類の品目の果実酒等との混和を含む 以下同じ ) したもの ( 輸入ワインを除く ) をいう ⑵ 原材料 とは 酒税法第三条第十三号及び第十四号に掲げる原料並びに混和した果実酒等をいう ⑶ 日本ワイン とは 国内製造ワインのうち 酒税法第三条第十三号に掲げる果実酒 ( 原料として水を使用したものを除く )( 同号ニに掲げる果実酒にあっては 別表に掲げる製法により製造したものに限る ) で 原料の果実として国内で収穫されたぶどうのみを使用したものをいう ⑷ 輸入ワイン とは 保税地域( 関税法 ( 昭和二十九年法律第六十一号 ) 第二十九条に規定する保税地域をいう ) から引き取る果実酒等 ( 当該引取り後 詰め替えて販売するものを含む ) をいう ( 記載事項の表示 ) 2 次の各号に掲げる事項は それぞれ当該各号に掲げるところにより 果実酒等の容器又は包装に表示するものとする ⑴ 日本ワイン日本ワインには 日本ワイン と表示する ⑵ 原材料名国内製造ワインには 次に掲げる原材料を使用量の多い順にそれぞれ次に掲げるところにより表示する

イ果実果実 ( 濃縮果汁を除く 以下この項において同じ ) の名称を表示する なお 三種類以上の果実を使用した場合は 使用量が上位三位以下の果実の名称を その他果実 と表示することができる ロ濃縮果汁濃縮果汁を希釈したものは 濃縮還元 果汁 と 濃縮果汁を希釈していないものは 濃縮 果汁 と表示する この場合において については 果実の名称を記載するものとする なお 三種類以上の果実の濃縮果汁を使用した場合は 使用量が上位三位以下の果実の濃縮果汁の名称を 濃縮還元その他果汁 又は 濃縮その他果汁 と表示することができる ハ輸入ワイン 輸入ワイン と表示する ニ国内製造ワイン使用した国内製造ワインの原材料を 原材料とみなしてイからハまでの規定により表示する ⑶ 原材料の原産地名国内製造ワインには 前号イ及びロに掲げる原材料 ( 同号ニの規定により同号イ及びロの原材料を表示する場合を含む ) の原産地名を 日本産 又は 外国産 と表示する ただし 日本産の表示に代えて都道府県名その他の地名を 外国産の表示に代えて原産国名 ( 関税法施行令 ( 昭和二十九年政令第百五十号 ) 第五十九条第一項に規定する輸入申告書に記載する原産地名をいう 以下同じ ) をそれぞれ表示することができる なお 同号ハの原材料 ( 同号ニの規定により同号ハの原材料を表示する場合を含む ) として使用した輸入ワインの表示には その原産国名を併せて表示することができる ⑷ 原産国名輸入ワインには 当該輸入ワインの原産国名を表示する ( 特定の原材料を使用した旨の表示 ) 3 国内製造ワイン ( 原料の果実としてぶどう以外の果実を使用したものを除く 第五項から第七項までにおいて同じ ) には 前項のほか 次の各号に掲げる表示をその容器又は包装の主たる商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第一項に規定する商標をいう 以下同じ ) を表示する側に行うものとする ⑴ 原材料に濃縮果汁を使用したもの ( 原料として水を使用したものに限る ) については 濃縮果汁使用 など 濃縮果汁を使用したことが分かる表示 ⑵ 原材料に輸入ワインを使用したものについては 輸入ワイン使用 など 輸入ワインを使用したことが分かる表示 ( ぶどう以外の果実を使用した旨の表示 ) 4 原料の果実としてぶどう以外の果実を使用した国内製造ワインには 第二項のほか そ

の果実を使用したことが分かる表示をその容器又は包装の主たる商標を表示する側に行 うものとする ( 地名の表示 ) 5 国内製造ワインに地名を表示する場合は 第二項第三号の規定による表示のほか 日本ワインに限り 次の各号に掲げる地名のみをその容器又は包装に表示できるものとする ⑴ 原料として使用したぶどうのうち 同一の収穫地で収穫されたものを 85 パーセント以上使用した場合の当該収穫地を含む地名 ( 表示する地名が示す範囲に醸造地がない場合には 産ぶどう使用 など ぶどうの収穫地を含む地名であることが分かる方法により表示するものとする この場合において については 当該ぶどうの収穫地を含む地名を記載するものとする ) ⑵ 醸造地を含む地名 ( 醸造地を含む地名であることが分かる方法により表示を行うとともに 別途 ぶどうの収穫地を含む地名ではないことが分かる表示を行うものとする ) ( ぶどうの品種名の表示 ) 6 国内製造ワインの原料として使用したぶどうの品種名については 次の各号に掲げるものであって 表示するぶどうの品種の使用量の合計が 85 パーセント以上を占める場合に限り 当該ぶどうの品種名をその容器又は包装に表示できるものとする この場合において 第八項第一号に規定する別記様式以外への表示は 日本ワインに限り 表示できるものとする ⑴ 使用量の最も多いぶどうの品種名 ⑵ 使用量の多い上位二品種のぶどうの品種名 ( 使用量の多い順に表示するものとする ) ⑶ 使用量の多い上位三品種以上のぶどうの品種名 ( それぞれに使用量の割合を併記し かつ 使用量の多い順に表示するものとする ) ( ぶどうの収穫年の表示 ) 7 国内製造ワインの原料として使用したぶどうの収穫年については 表示する収穫年に収穫したぶどうの使用量が 85 パーセント以上を占める日本ワインに限り その容器又は包装に表示できるものとする ( 表示の方式等 ) 8 第二項の規定により表示する事項及び法第八十六条の五の規定に基づき表示する酒類の品目 酒類製造業者の氏名又は名称 製造場の所在地 容器の容量 アルコール分等については 次に定めるところにより表示する ⑴ 表示の方式別記様式により表示する ただし 別記様式による表示と同等程度に分かりやすく一括して表示することとして差し支えない ⑵ 表示に使用する文字表示 ( 酒類の品目の表示を除く ) に使用する文字は 8ポイント ( 日本工業規格 Z

八三〇五 ( 一九六二 ) に規定するポイントをいう 以下同じ ) の活字以上の大きさの 統一のとれた日本文字とする ただし 容量 200 ミリリットル以下の容器にあっては 6 ポイントの活字以上の大きさとして差し支えない 9 第三項の規定による表示に使用する文字は 10.5 ポイントの活字以上の大きさの統一 のとれた日本文字とする ただし 容量 360 ミリリットル以下の容器にあっては 7.5 ポ イントの活字以上の大きさとして差し支えない 別記様式 ( 第八項関係 ) 日本ワイン品目原材料名 ( 原材料の原産地名 ) 製造者内容量アルコール分原産国名備考 1 日本ワインに該当する場合は 日本ワイン と表示する 2 発泡性を有する果実酒等 ( アルコール分が 10 度未満のものに限る ) である場合は 酒類の品目に続けて発泡性を有する旨及び税率の適用区分を表す事項を表示する なお 酒類の品目は 容器又は包装の主たる商標を表示する側に表示した場合には省略することができる 3 原材料の原産地名は 原材料名の次に括弧を付して表示する 4 酒類製造業者の氏名又は名称及び製造場の所在地等は 製造者 等として表示する なお その記載に当たっては 食品表示法 ( 平成二十五年法律第七十号 ) の規定に従うものとする 5 容器の容量は 内容量 として表示する 内容量は 酒類の品目とともに主たる商標を表示する側に表示した場合には省略することができる 6 この様式は 縦書きとすることができる 7 この様式に掲げる表示のほか 食品表示法その他法令により表示すべき事項及び消費者の選択に資する適切な表示事項を枠内に表示することができる 8 この様式の枠を表示することが困難な場合には 枠を省略することができる 9 日本ワイン の表示に続き表示する項目は 任意の順に表示することができる 附則 この告示の規定は この告示の適用の日前に果実酒等を容器の容量分充てんした容器に対 する表示又は当該容器の包装に対する表示については 適用しない

別表 ( 第一項第三号関係 ) 1 他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器内で発酵させた果実酒について 発酵後 当該容器にブランデー 糖類 香味料 ( 国内で収穫されたぶどうの果汁又は当該ぶどうの濃縮果汁に限る ) 又は日本ワインを加える製法 2 酒税法第三条第十三号イからハまでに掲げる果実酒に 香味料 ( 国内で収穫されたぶどうの果汁又は当該ぶどうの濃縮果汁に限る ) を加える製法 ( 当該加える香味料に含有される糖類の重量が当該香味料を加えた後の果実酒の重量の百分の十を超えないものに限る ) 3 酒税法第三条第十三号イからハまでに掲げる果実酒に糖類を加える製法