●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

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子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

●アレルギー疾患対策基本法案

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

●空家等対策の推進に関する特別措置法案

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

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一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

●生活保護法等の一部を改正する法律案

法律第三十三号(平二一・五・一)

アレルギー疾患対策基本法の施行について

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- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

個人情報の保護に関する規程(案)

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

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資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

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の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目

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前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

●東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案

( 救済給付の要件 ) 第 3 条この要綱による救済給付の要件とする県単独補助事業は 次の各号に掲げる要綱に基づく事業とする 一山梨県子宮頸がん予防ワクチン接種促進事業費補助金交付要綱 ( 平成 22 年 6 月 16 日から平成 23 年 3 月 31 日まで ) 二平成 23 年度山梨県子宮頸が

二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

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- 2 - 状の信頼性が確保されることが電子契約における課題となっていることに鑑み 電子委任状の普及を促進するための基本的な指針について定めるとともに 電子委任状取扱業務の認定の制度を設けること等により 電子契約の推進を通じて電子商取引その他の高度情報通信ネットワークを利用した経済活動の促進を図るこ

●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

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Taro-07_学校体育・健康教育(学

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

Taro-(番号入り)案文・理由

個人情報保護規程

新旧対照表

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

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( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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- 1 - 農林水産省 経済産業省告示第一号国土交通省合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(平成二十八年法律第四十八号)第三条第一項の規定に基づき 合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する基本方針を定めたので 同条第四項の規定に基づき 公表する 平成二十九年五月二十三日農林水産大臣山本有

通知(写入)

一公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章基本方針 ( 第六条 第九条 ) 第三章公文書等管理審議会 ( 第十条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 公文書等 ( 公文書等の管理に関する法律 ( 平成二十一年法律第六十六号 以

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女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

時効特例給付制度の概要 制度の概要 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律 ( 平成 19 年 7 月 6 日施行 ) に基づき 年金記録の訂正がなされた上で年金が裁定された場合には 5 年で時効消滅する部分について 時効特例給付として給付を行うこととされた 法施行前

じ ) その他の処方せん医薬品又は高度管理医療機器の製造販売に係る業務の責任者との密接な連携を図らせること ( 安全確保業務に係る組織及び職員 ) 第四条第一種製造販売業者は 次に掲げる要件を満たす安全確保業務の統括に係る部門 ( 以下この章において 安全管理統括部門 という ) を置かなければなら

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

子宮頸がん死亡数 国立がん研究センターがん対策情報センターHPより

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

サイバーセキュリティ基本法の一部を改正する法律案参照条文(参照法令一覧) サイバーセキュリティ基本法(平成二十六年法律第百四号)1 情報処理の促進に関する法律(昭和四十五年法律第九十号)(抄)10 高度情報通信ネットワーク社会形成基本法(平成十二年法律第百四十四号)(抄)10

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

内閣府令本文

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

●国民年金法等の一部を改正する法律案

- 1 - 東日本大震災に対処するための土地改良法の特例に関する法律(趣旨)第一条この法律は 東日本大震災に対処するため 国又は都道府県が行う土地改良事業等について 土地改良法(昭和二十四年法律第百九十五号)の特例を定めるものとする (定義)第二条この法律において 除塩 とは 平成二十三年三月十一日

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

二いて 同法第二十八条の規定により記録した事項の訂正がなされた上でこの法律の施行の日(以下 施行日 という )以後に当該保険給付を受ける権利に係る裁定が行われた場合においては その裁定による当該記録した事項の訂正に係る保険給付を受ける権利に基づき支払うものとされる保険給付(当該裁定前に生じた保険給付

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

一国土強靱化基本法案目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章国土強靱化基本計画等 ( 第七条 第十条 ) 第三章基本的施策 ( 第十一条 第二十三条 ) 第四章国土強靱化戦略本部 ( 第二十四条 第三十三条 ) 第五章国土強靱化国民運動本部等 ( 第三十四条 第三十九条 ) 第六章雑則 ( 第

安全管理規程

国立病院機構熊本医療センターボランティア 活動受入規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 国立病院機構熊本医療センター ( 以下 病院 という ) においてボランティア活動を希望する個人又は団体を広く受け入れ円滑に活動できるよう支援し 地域社会とともに患者さまを側面から支援し 病院での療養生活を充実

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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横浜市市民活動推進条例の全部改正

乳幼児健康診査について

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外部通報処理要領(ホームページ登載分)

歯科中間報告(案)概要

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

医療事故調査・支援センター~センターの役割と手引~

一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下 HIV感染者 という )(以下 エイズの患者等

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

 

●労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案

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整備省令(改正文)

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

Transcription:

第一七四回 参第一二号 目次 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案 第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章子宮頸がん予防方針等 ( 第三条 - 第六条 ) 第三章子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する具体的な施策 附則 第一節子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及等 ( 第七条 第 八条 ) 第二節子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進 ( 第九条 - 第十四条 ) 第三節子宮頸がん予防検診の実施の推進 ( 第十五条 - 第十九条 ) 第四節子宮頸部の前がん病変に係る適切な医療の提供の実施の推進 ( 第二十条 ) ( 目的 ) 第一章総則 けいり第一条この法律は 子宮頸がんの罹患が女性の生活の質に多大な影響を与えるものであ り 近年の子宮頸がんの罹患の若年化の進行が当該影響を一層深刻なものとしている状 況及びその罹患による死亡率が高い状況にあること並びに大部分の子宮頸がんにヒトパ ピローマウイルスが関与しており 予防ワクチンの接種及び子宮頸部の前がん病変 ( 子 宮頸がんに係る子宮頸部の異形成その他の子宮頸がんの発症前における子宮頸部の病変 をいう 以下同じ ) の早期発見と早期治療等の適時かつ適切な予防措置を講ずること により相当程度の高い確率で子宮頸がんを予防することができることが科学的に解明さ れていることを踏まえ 子宮頸がんに対するがん対策として 早急に子宮頸がん予防措 置を普及することが極めて重要であることにかんがみ 子宮頸がん予防方針の策定 子 宮頸がん予防措置の実施の推進のために講ずる具体的な施策等について定めることによ り 子宮頸がんの確実な予防を図ることを目的とする ( 定義 ) 第二条この法律において 子宮頸がん予防措置 とは 子宮頸がん予防ワクチン接種 子宮頸がん予防検診及び子宮頸部の前がん病変に係る医療の提供をいう 2 この法律において 子宮頸がん予防ワクチン接種 とは 子宮頸がんに関与するヒト パピローマウイルスに対する免疫の効果を得させるため 当該ヒトパピローマウイルス の感染の防止に有効であることが確認されているワクチンを人体に注射し 又は接種す ることをいう 3 この法律において 子宮頸がん予防検診 とは 細胞診 ( 子宮頸部から採取した細胞 により行う検査及び診断をいう ) とヒトパピローマウイルス核酸検査 ( 子宮頸がんに 関与するヒトパピローマウイルスの感染の有無を診断するための検査をいう ) を併用

して行う検査及び診断をいう 第二章子宮頸がん予防方針等 ( 子宮頸がん予防方針の策定 ) 第三条厚生労働大臣は 子宮頸がんの確実な予防を図るため この法律に基づく施策を円滑かつ着実に実施するための方針 ( 以下この条において 子宮頸がん予防方針 という ) を策定しなければならない 2 子宮頸がん予防方針は 次に掲げる事項について定めるものとする 一子宮頸がんの予防を推進する意義及び目標に関する事項二子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及並びに子宮頸がん予防措置に関する国民の意識の啓発に関する事項三子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進に関する事項四子宮頸がん予防検診の実施の推進に関する事項五子宮頸部の前がん病変に係る適切な医療の提供の実施の推進に関する事項六子宮頸がんの予防に関する体制の整備に関する事項七子宮頸がんの予防に関する施策の実施に当たっての関係者相互の連携及び協力に関する事項八子宮頸がんの予防の状況の把握及び分析に関する事項九その他子宮頸がんの予防に関する施策の円滑かつ着実な実施に関する重要事項 3 厚生労働大臣は 子宮頸がん予防方針の策定に当たっては 子宮頸がんの予防に関する国際的動向に十分配慮するよう努めなければならない 4 厚生労働大臣は 子宮頸がん予防方針を策定しようとするときは あらかじめ 関係行政機関の長に協議するとともに がん対策推進協議会及び厚生科学審議会の意見を聴かなければならない 5 厚生労働大臣は 子宮頸がん予防方針を策定したときは 遅滞なく これを公表しなければならない 6 厚生労働大臣は 子宮頸がんの予防に関する施策の効果に関する評価を踏まえ 少なくとも三年ごとに 子宮頸がん予防方針に検討を加え 必要があると認めるときは これを変更しなければならない 7 第三項から第五項までの規定は 子宮頸がん予防方針の変更について準用する ( 関係者相互の連携及び協力 ) 第四条国 地方公共団体 医療機関 健康増進事業実施者 ( 健康増進法 ( 平成十四年法律第百三号 ) 第六条に規定する健康増進事業実施者をいう 以下同じ ) 教育機関その他の関係者は 子宮頸がんの確実な予防を推進するため この法律に基づく施策の実施に当たり 相互に連携を図りながら協力するよう努めなければならない ( 子宮頸がんの予防の状況に関する登録制度の実施の促進等 ) 第五条国及び地方公共団体は 子宮頸がんの予防に関する施策の検証及び見直しにより

子宮頸がんの予防の一層の推進が図られるよう 子宮頸がん予防ワクチン接種の状況 ヒトパピローマウイルスの感染の状況 子宮頸部の前がん病変の発生及び保有の状況 子宮頸部の前がん病変に係る医療の提供の状況 子宮頸がんへの進行の状況その他の子宮頸がんの予防の状況を把握し 分析するための取組を支援するため これらに係る事実を収集するための登録に関する制度の実施の促進その他の必要な施策を講ずるものとする ( 財政上の措置についての適切な配慮 ) 第六条国及び地方公共団体は 第十四条及び第十九条に定めるもののほか この法律に基づく子宮頸がんの予防に関する施策を実施するため必要な財政上の措置について適切な配慮をするものとする 第三章子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する具体的な施策第一節子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及等 ( 知識の普及及び意識の啓発 ) 第七条国及び地方公共団体は 学校教育 社会教育及び家庭教育における子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する教育の推進 これらに関する広報活動の充実等により 子宮頸がん及び子宮頸がんの予防に関する正しい知識を普及し 並びにこれを通じた子宮頸がん予防措置に関する国民の意識の啓発を図るため 必要な施策を講ずるものとする ( 相談体制等の整備 ) 第八条国及び地方公共団体は 国民自らの子宮頸がんの予防に向けた取組を支援するため 子宮頸がん予防措置に関する相談に応じ 的確な情報の提供及び適切な指導又は助言を行うことができるよう 必要な体制の整備を図るものとする 第二節子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進 ( 実施の推進及び実施体制の整備 ) 第九条国及び地方公共団体は 相互に連携を図り 子宮頸がん予防ワクチン接種の実施を推進するとともに 子宮頸がん予防ワクチン接種を受けようとする者がその者の居住する地域にかかわらず等しく適時かつ適切な子宮頸がん予防ワクチン接種の機会を確保することができるよう 医療機関 健康増進事業実施者 教育機関その他の関係者の理解と協力を求め これらの者による子宮頸がん予防ワクチン接種への取組を促進するための援助を行うこと等により 子宮頸がん予防ワクチン接種を実施するための体制の整備を図るものとする ( 予防効果の観点からの重点化 ) 第十条子宮頸がん予防ワクチン接種については 我が国における子宮頸がんの罹患の現状を踏まえ 子宮頸がん予防ワクチン接種を受けることによる予防効果が高いと認められる範囲の年齢の者に対する子宮頸がん予防ワクチン接種の機会が確実に確保されるようにすることに特に重点を置いて推進されなければならない 2 前項の規定により重点を置いて推進される子宮頸がん予防ワクチン接種であって 同

項の範囲の年齢の者の一般的な心身の発達の程度 子宮頸がん予防ワクチン接種の予防効果の持続期間との関係等を総合的に勘案し 子宮頸がん予防ワクチン接種を受けることが最も適切であると認められる年齢として政令で定める年齢の者に対する子宮頸がん予防ワクチン接種については 市町村 ( 特別区を含む 以下同じ ) がこれを実施するよう努めるものとする この場合において 市町村は 医療機関及び教育機関に対し 当該市町村が実施する子宮頸がん予防ワクチン接種について 必要な協力を求めることができる ( 適切かつ有効な実施のための情報の提供等 ) 第十一条厚生労働大臣は 子宮頸がん予防ワクチン接種の適切かつ有効な実施を図るため 市町村 健康増進事業実施者 医療機関 教育機関その他の関係者に対し その有効性及び安全性を確保するために必要な事項その他の子宮頸がん予防ワクチン接種の実施に当たり認識することが必要な情報の提供その他の援助を行うものとする 2 厚生労働大臣は 子宮頸がん予防ワクチン接種を受けようとする者又はその保護者 ( 親権を行う者又は後見人をいう ) に対し 子宮頸がん予防ワクチン接種の有効性及び安全性に関する事項 接種時期及び接種回数その他子宮頸がん予防ワクチン接種を受け又は受けさせることの判断に資する重要な事項に関する情報が確実に提供されるよう 適切な措置を講ずるものとする ( 安全な実施のための措置 ) 第十二条厚生労働大臣は 医師その他の医療従事者に対する子宮頸がん予防ワクチン接種に関する研修の機会の確保その他の子宮頸がん予防ワクチン接種の安全な実施を図るために必要な措置を講ずるものとする ( ワクチンの安定供給の確保及び研究開発等の促進 ) 第十三条国及び地方公共団体は 子宮頸がん予防ワクチン接種の円滑な実施に資するよう 必要なワクチンの供給を確保するために必要な措置を講ずるとともに 子宮頸がん予防ワクチン接種による子宮頸がんの予防効果の一層の向上を図るため 予防効果の高い新型のワクチン並びに子宮頸がん予防ワクチン接種の予防効果の持続性の向上及び接種回数の減少によるこれを受ける者の負担を軽減することができるワクチンの開発に関する調査研究を促進するものとする ( 国庫補助 ) 第十四条国は 市町村に対し 第十条第二項の規定により市町村が実施する子宮頸がん予防ワクチン接種について これに要する費用の全部を補助するものとする 2 前項に規定するもののほか 国は 子宮頸がん予防ワクチン接種を実施する者に対し 予算の範囲内において 子宮頸がん予防ワクチン接種に要する費用の一部を補助することができる 第三節子宮頸がん予防検診の実施の推進 ( 実施の推進及び実施体制の整備 )

第十五条国及び地方公共団体は 相互に連携を図り 子宮頸がん予防検診の実施を推進するとともに 健康増進事業実施者及び医療機関の理解と協力を求め これらの者による子宮頸がん予防検診への取組及び必要な人材の確保を促進するための援助を行うこと等により 子宮頸がん予防検診を実施するための体制の整備を図るものとする 2 前項の規定による子宮頸がん予防検診を実施するための体制の整備に当たっては 子宮頸がん予防検診の受診率の向上が 子宮頸部の前がん病変の早期発見と適切な医療の提供による子宮頸がんへの進行の防止及び生活の質の向上に資することを踏まえ 子宮頸がん予防検診を受診しようとする者がその居住する地域にかかわらず等しく子宮頸がん予防検診を受ける機会を確保することができるようにするものとする ( 市町村が行う子宮頸がん検診の拡充による実施 ) 第十六条厚生労働大臣は 市町村が実施する子宮頸がん検診 ( 健康増進法第十九条の二の規定により実施する子宮頸がん検診をいう 第十九条において同じ ) について 子宮頸がん予防検診にまで拡充して実施され かつ その受診を促すための通知の送付その他の子宮頸がん予防検診の受診率の向上に資するための措置が併せてとられることとなるよう 市町村に対し必要な協力を求めるとともに そのために必要な援助その他の措置を講ずるものとする ( 適切かつ有効な実施のための情報の提供等 ) 第十七条厚生労働大臣は 子宮頸がん予防検診の適切かつ有効な実施を図るため 市町村その他の健康増進事業実施者 医療機関その他の子宮頸がん予防検診を実施する者に対し 子宮頸がん予防検診の項目及び方法並びに子宮頸がん予防検診の実施に当たり留意すべき事項 子宮頸がん予防検診の結果に関し通知に記載すべき事項及び当該受診者に対して説明すべき内容に関する事項等子宮頸がん予防検診の実施に関し必要な情報の提供その他の援助を行うものとする 2 厚生労働大臣は 子宮頸がん予防検診を受けようとする者に対し 子宮頸がん予防検診の安全性及び有効性 検査の方法 子宮頸がん予防検診の結果に応じた対処の方法その他の子宮頸がん予防検診を適切かつ有効に受診するために必要な情報が確実に提供されるよう 適切な措置を講ずるものとする ( 子宮頸がん予防検診の精度の向上のための施策 ) 第十八条厚生労働大臣は 子宮頸がんの確実な予防に資するよう 医師その他の医療従事者に対する研修の機会を確保すること等により 精度の高い子宮頸がん予防検診を行うことができる知識及び能力を有する人材の育成を促進するものとする 2 国及び地方公共団体は 子宮頸がん予防検診の精度の向上を図るため 子宮頸がん予防検診の方法等に関する調査研究及びその成果の活用を促進するものとする ( 市町村に対する国庫補助等 ) 第十九条国は 市町村に対し 第十六条の規定により子宮頸がん予防検診にまで拡充して市町村が実施する子宮頸がん検診のうち 子宮頸がんの予防効果の観点から特にその

受診率を向上させることが必要な政令で定める年齢で実施されるものについて これに 要する費用の全部を補助するものとする 2 前項に規定するもののほか 国は 市町村に対し 子宮頸がん予防検診にまで拡充し て市町村が実施する子宮頸がん検診に要する費用について 必要な財政上の措置を講ず るものとする 第四節子宮頸部の前がん病変に係る適切な医療の提供の実施の推進 第二十条厚生労働大臣は 子宮頸がん予防検診の結果子宮頸部の前がん病変が発見され た場合における子宮頸部の前がん病変の状態に関する的確な診断及びその結果に基づく 適切な対処により子宮頸部の前がん病変が子宮頸がんに進行することを防止するため 医師その他の医療従事者に対する適切な医療の提供に関する研修の機会の確保その他の 適切な医療の提供の実施のために必要な施策を講ずるものとする 附則 ( 施行期日 ) 1 この法律は 公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日か ら施行する ( 検討 ) 2 政府は 子宮頸がん予防ワクチン接種の実施状況等を勘案し 子宮頸がん予防ワクチ ン接種の法制上の位置付け 子宮頸がん予防ワクチン接種に係る健康被害の救済措置の 在り方等について 速やかに検討を加え その結果に基づいて所要の措置を講ずるもの とする ( 厚生労働省設置法の一部改正 ) 3 厚生労働省設置法 ( 平成十一年法律第九十七号 ) の一部を次のように改正する 第四条第一項中第十七号の三を第十七号の四とし 第十七号の二の次に次の一号を加 える 十七の三子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律 ( 平成二十二年法律第 けい 号 ) 第三条第一項に規定する子宮頸がん予防方針の策定に関すること 第八条第一項第四号中 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成十年法律第百十四号 ) を 子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律 感 染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成十年法律第百十四号 ) に改める 第十一条の三中 ( これに基づく命令を含む ) を 及び子宮頸がん予防措置の実 施の推進に関する法律並びにこれらに基づく命令 に改める

理由子宮頸がんの罹患が女性の生活の質に多大な影響を与えるものであり 近年の子宮頸がんの罹患の若年化の進行が当該影響を一層深刻なものとしている状況及びその罹患による死亡率が高い状況にあること並びに大部分の子宮頸がんにヒトパピローマウイルスが関与しており 予防ワクチンの接種及び前がん病変の早期発見と早期治療等の適時かつ適切な予防措置を講ずることにより相当程度の高い確率で子宮頸がんを予防することができることが科学的に解明されていることを踏まえ 子宮頸がんに対するがん対策として 早急に子宮頸がん予防措置を普及することが極めて重要であることにかんがみ 子宮頸がんの確実な予防を図るため 子宮頸がん予防方針の策定 子宮頸がん予防措置の実施の推進のために講ずる具体的な施策等について定める必要がある これが この法律案を提出する理由である

この法律の施行に伴い必要となる経費 この法律の施行に伴い必要となる経費は 平年度約五百五十億円の見込みである