ダクトの吊り金物 形鋼振れ止め支持要領 (a) 横走りダクト (1) 吊り金物 (2) 形鋼振れ止め支持インサート金物インサート金物 ダクト 吊り用ボルト (M10) h ダクト L a 材 形鋼 (b) 立てダクト ( 形鋼振れ止め支持 ) 注 (2) のa 材及びインサート金物は 形鋼振れ止め支

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公共建築設備工事標準図 ( 機械設備工事編 ) 平成 28 年版 平成 28 年 3 月 2 日国営設第 190 号 この標準図は 国土交通省官庁営繕部及び地方整備局等営繕部が官庁施設の営繕を実施するための基準として制定したものです また この標準図は 官庁営繕関係基準類等の統一化に関する関係省庁連絡会議の決定に基づく統一基準です 利用にあたっては 国土交通省ホームページのリンク 著作権 免責事項に関する利用ルール (http://www.mlit.go.jp/link.html) をご確認ください 設備 環境課

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形鋼振れ止め支持部材選定表 ( 一 ) (a) 配管質量表 単位 kg/m 管径 40 50 65 80 100 質量 10 15 20 25 40 管径 125 150 200 250 300 質量 50 65 110 150 180 注配管質量は 満水状態で保温 ( 外装はカラー亜鉛鉄板 ) を施した鋼管 1mあたりの数値である (b) ダクト質量表 (1) アングル工法の場合 単位 kg/m ダクトの周長 (m) 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 保温無 5 10 20 25 30 35 45 保温有 30 45 65 85 90 115 140 (2) コーナーボルト工法の場合 単位 kg/m ダクトの周長 (m) 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 保温無 6 9 13 17 26 30 34 保温有 31 44 58 77 86 110 129 注保温有りのダクトの質量は ロックウール保温材を使用し カラー亜鉛鉄板の外装を施した数値である (c) 形鋼振れ止め支持部材選定表 ( 横走り管及びダクトの場合 ) 支持 支持部材 部材仕様 質量 寸法 (mm) 床支持の場合 壁支持の場合 kg L h a 材 ( 形鋼 ) インサート金物 a 材 ( 形鋼 ) インサート金物 1000 L-65x65x6 M12x2 L-40x40x3 M12x2 500 60 1500 L-75x75x9 M12x4 (240) 1000 L-65x65x6 M12x2 L-40x40x5 M12x2 1000 1500 L-75x75x9 M12x4 1000 L-75x75x9 M12x4 L-40x40x5 M12x2 500 125 1500 [-75x40x5x7 M12x4 (500) 1000 L-75x75x9 M12x4 L-50x50x6 M12x2 1000 1500 [-75x40x5x7 M12x4 1000 [-100x50x5x7.5 M12x4 L-65x65x6 M12x2 1000 250 1500 [-100x50x5x7.5 M12x4 (1000) 1000 [-100x50x5x7.5 M12x4 L-75x75x6 M12x2 1500 1500 [-100x50x5x7.5 M16x4 1000 [-100x50x5x7.5 M12x4 L-75x75x6 M16x2 1000 375 1500 [-125x65x6x8 M16x4 (1500) 1000 [-100x50x5x7.5 M12x4 L-90x90x7 M16x2 1500 1500 [-125x65x6x8 M16x4 注 ( イ ) 支持質量とは 吊り支持部材が受け持つ配管又はダクト自重とする 支持質量の ( ) 書きは 形鋼振れ止め支持間隔内の配管又はダクト自重を示す ( ロ ) インサート金物は (e) による 115

形鋼振れ止め支持部材選定表 ( 二 ) (d) 形鋼振れ止め支持 ( 立て管の場合 ) 単位 mm 支持 支持部材 部材仕様 支持 支持部材 部材仕様 質量 寸法 a 材 インサート金物 質量 寸法 a 材 インサート金物 kg L(mm) ( 形鋼 ) 床の場合 壁の場合 kg L(mm) ( 形鋼 ) 床の場合壁の場合 60 (240) 1,000 L-50x50x6 250 1,000 L-90x90x10 M10x2 M12x4 1,500 L-65x65x6 (1,000) 1,500 L-90x90x13 M10x2 M12x6 125 1,000 L-65x65x8 375 1,000 L-90x90x13 M10x2 M12x4 (500) 1,500 L-75x75x9 (1,500) 1,500 L-130x130x9 注 ( イ ) 支持質量とは 吊り支持部材が受け持つ配管又はダクト自重とする 支持質量の ( ) 書きは 形鋼振れ止め支持間隔内の配管又はダクト自重を示す ( ロ ) インサート金物は (e) による M10x2 M12x6 (e) インサート金物は 鋼製インサート金物又はおねじ形メカニカルアンカーとし 次によるものとする コンクリート圧縮強度 18N/mm2 呼び径 M10 M12 M16 鋼製インサ 埋込深さ 28mm 45mm 56mm ート金物 許容引抜荷重 ( 長期 ) 2,000N 4,400N 6,500N おねじ形メカニカルアンカー 埋込深さ 45mm 60mm 70mm 許容引抜荷重 ( 長期 ) 2,500N 4,500N 6,100N 注重要な機器等を取付ける場合は 試験施工により耐力を確認の上 施工する (f) 接着系アンカーを使用する場合は 次によるものとする コンクリート圧縮強度 18N/mm2 呼び径 M10 M12 M16 接着系アンカーの埋込深さ 80mm 90mm 110mm 許容引抜荷重 ( 長期 ) 5,000N 6,100N 8,000N 注重要な機器等を取付ける場合は 試験施工により耐力を確認の上 施工する (g) 吊り用ボルトは 次によるものとする 呼び径 メートルねじ有効径 ウィットねじ有効径 M10 又は 9mm 9.03mm 以上 8.51mm 以上 M12 又は 12mm 10.87mm 以上 11.35mm 以上 M16 又は 16mm 14.70mm 以上 14.40mm 以上 注吊り用ボルトは 棒鋼を転造ねじ加工したものとする 吊り用ボルトとインサート金物は ねじ規格が同一のものとする 116

基礎施工要領 ( 五 ) (a) 送風機 ( 呼び番号 2 以上 ) 天井吊り基礎 注必要によりブレースを入れる A 部 ガセットプレート 支持材 B 部 立面図 防振材 ( ゴム又はスプリング ) ストッパーボルト 立面図 ダブルナット ゴムパッキン ファン架台 ストッパーボルト A 部詳細図 B 部詳細図 平面図 (b) 送風機 ( 呼び番号 2 未満 ) 天井吊り基礎 吊り金物 ターンバックル ダブルナット 126

ダクトの防火区画貫通部施工要領 (a) 長方形ダクト (b) 円形ダクト 防火ダンパー本体より支持 ダクト 1.5 mm 以上の鉄板 吊り金具 吊り金具 内径 300 mm超 注 ( イ) 長方形の防火ダンパーは 4 本吊りとする ただし 長辺が300 mm以下の場合は2 本吊りとする ( ロ) 円形の防火ダンパーは 4 本吊りとする ただし 内径が300 mm以下の場合は2 本吊りとする 吊り金具 内径 300 mm以下 137

ダクトの継手 継目及び分岐方法 (a) 継手 継目及び補強方法 ガスケットボルトナット形鋼 12~15mm 外側内側 10~15mm 5mm 以上 外側内側 テープ二重巻き 鋼製ビス ( 片側 4 本の例 ) リベット (1) アングルフランジ継手 (2) ボタンパンチスナップはぜ (3) ピッツバーグはぜ (4) 円形差込み継手 ( スパイラルダクト ) 縦方向 断面 横方向 ボルトで組む (5) 補強リブ (b) 分岐方法 (6) 形鋼補強 ( 注 ) 縦方向補強は 受けアングルを考慮する (7) 中間補強の施工例 吊り金物 形鋼 ガスケット ボルト 形鋼 ダクト ダクト チャンバー リベット リベット (1) 分岐ダクト (0.6 mm以下 ) (2) 分岐ダクト (0.8 mm 以上 ) (3) チャンバー分岐例 138

コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例 ( 一 ) 共板フランジ工法の構成と接合方法の例 (a) 構成図 5 2 4 1 6 3 (b) フランジ断面図幅 3 5 1ボルト 2ナット 3 共板フランジ 4コーナー金具 5フランジ押さえ金具 ( クリップなど ) 6ガスケット 4 6 高さ 注 ( イ) ダクト本体を成型加工してフランジにする ( ロ) フランジがダクトと一体のため 組立て時にコーナーピースを取付ける ( ハ ) 4 隅のボルト ナットと専用のフランジ押さえ金具 ( クリップ等 ) で接続する 139

コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例 ( 二 ) スライドオンフランジ工法の構成と接合方法の例 (a) 構成図 3 2 1 4 5 6 (b) フランジ断面図 6 5 1ボルト 2ナット 3スライドオンフランジ 4コーナー金具 5フランジ押さえ金具 ( ラッツ クランプ等 ) 6ガスケット 3 高さ 注 ( イ) 鋼板を成型加工してフランジを製作する ( ロ) フランジをダクトに差し込み スポット溶接する ( ハ ) 4 隅のボルト ナットと専用のフランジ押さえ金具 ( ラッツ等 ) で接続する 140

コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例 ( 三 ) (a) 共板フランジ工法のフランジ押さえ金具の取付間隔 ダクトサイズ A B B A A ダクト端部から押さえ金具までの距離 (150 mm以内 ) B 押さえ金具 ~ 押さえ金具間の距離 (200 mm以内 ) (b) スライドオンフランジ工法のフランジ押さえ金具の個数 ダクトの長辺 押さえ金具の 及び短辺 個 数 450 以下 0 450を超え750 以下 1 750を超え1500 以下 2 注 ( イ) 押さえ金具 1 個取付けの場合は フランジ辺の中央に取付ける ( ロ ) 押さえ金具 2 個取付けの場合は フランジ辺に均等に取付ける 141

の施工例 ( 一 ) (a) N の部位の例 (1) アングルフランジ工法ダクト (2) 共板フランジ工法ダクト (3) スライドオンフランジ工法ダクト アングルフランジ 共板フランジ スライドオンフランジ N ダクト接合部のダクト折り返し四隅部をする (b) A の部位の例 (1) 縦方向のはぜの (2) ピッツバーグはぜ部 (3) ボタンパンチスナップはぜ部 Aダクト縦方向のはぜ部をする 注 ( イ) 長方形ダクトの 低圧ダクトは N 高圧 1ダクトの ピッツバーグはぜは N ボタンパンチスナップはぜは N+Aとする 高圧 2ダクトは 正圧 1,000 Pa を超える場合は N+Aとし 特記によりBを行う 排煙ダクトは Nとする ( ロ) 円形ダクト 高圧 1ダクトは A Bとする 高圧 2ダクトは A Bの他 特記によりCを行う 142

の施工例 ( 二 ) (c) Bの部位の例 (1) アングルフランジ工法 (2) 共板フランジ工法 (3) スライドオンフランジ工法 B ダクト接続部をする (d) C の部位の例 (1) リベット ボルト廻り C ダクトの組立構成材 補強材等の部品であるリベット ボルト タイロッド等がダクトを貫通する部分をする 注 ( イ) 長方形ダクトの 高圧 2ダクトは 正圧 l,000 Pa を超える場合は N+Aとし 特記によりBを行う ( ロ) 円形ダクト 高圧 1ダクトは A Bとする 高圧 2ダクトは A Bの他 特記によりCを行う 143

吹出口及び吸込口ボックスの例 (a) シーリングディフューザーの接続 A A H H A A D 天井天井 D ネック径 D 参考寸法 mm A H 200 mmφ 以下 (C2-20) 400 250 200 mmφを超えるもの (C2-25) 500 300 (b) グラスウール製ボックスの補強 ダクト接続用短管 コーナー補強材 (0.6mm 以上 ) グラスウール製ダクト 開口用補強材 (0.6mm 以上 ) 注支持に必要な補強は 適宜追加する 144