面的評価支援システム 操作マニュアル ( 別冊 ) 国土地理院数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換編 Ver 4.0.0 平成 28 年 3 月 環境省水 大気環境局自動車環境対策課
はじめに 面的評価支援システム操作マニュアル ( 別冊 ) 国土地理院数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換編 は 国土地理院の HP よりダウンロードした数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の地図データを 面的評価支援システム 用に変換するツールの使用方法についてまとめたものです 注意 国土地理院の HP よりダウンロードした数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の地図データのみを使用する場合 市区町村オブジェクトの自動作成 ( 本編 [Ⅳ-3-1 市区町村エリア ] 参照 ) はできません 市区町村オブジェクトの作成方法は本書 [Ⅱ 市区町村オブジェクトの作成について ] に示します 2
目次 Ⅰ 地図データの変換... 5 1 変換前準備... 6 2 変換ツール一式... 7 2-1 XML 形式に変換... 7 2-2 セットアップ... 10 2-3 面的評価支援システム 用フォーマット変換... 11 Ⅱ 市区町村オブジェクトの作成について... 13 1 市区町村オブジェクトの作成について... 14 1-1 数値地図 25000( 行政界 海岸線 ) を用いた作成... 14 1-2 手動による作成... 17
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Ⅰ 地図データの変換
1 変換前準備 変換を行う前に 以下のデータを準備する必要があります 表 1-1 必要なデータ No 項目 内容 備考 1 閲覧用ソフトウェア 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 閲覧用ソフト 国土地理院の HP よりダウンロード 一式 ウェア 2 地図データ 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 同上 3 変換ツール一式 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) を 面的評価支援システム 用フォーマットに変換するソフト 面的評価支援システム ダウンロード HP よりダウンロード (1) 閲覧用ソフトウェア国土地理院の HP より 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 閲覧用ソフトウェアをダウンロードし パソコンに展開します (2) 地図データ国土地理院の HP より 変換する市区町村の数値地図 25000( 空間データ基盤 ) をダウンロードし (1) で 展開したフォルダの viewer decode data フォルダに展開します (DATA フォルダは (1) の展開時には作成されないので 地図データ展開時に作成します ) 6
2 変換ツール一式 2 変換ツール一式 面的評価支援システム ダウンロード HP より 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換ツール をダウンロードし パソコンに展開します 作業フロー (1)XML 形式に変換 (2) セットアップ (3) 面的評価支援システム 用フォーマット変換 閲覧用ソフトウェアに付随する Decode.exe を利用し 数値地図を XML 形式に変換します 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換ツールを利用できる様にパソコンにセットアップします 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換ツールを利用し XML 形式のファイルから 面的評価支援システム 用フォーマット変換します 2-1 XML 形式に変換 1 閲覧用ソフトウェアの展開フォルダ内の Decode Decode.exe をダブルクリックします [ 数値地図データ解凍ソフイトウェア ] 画面が表示されます 1 2 次へ > をクリックします [ ファイル フォルダ ] 画面が表示されます 2 7
3 3 [ 入力 ]-[ ファイルセット一覧 CSV ファイル ] の参照ボタンをクリックし 閲覧ソフトウェアフォルダ内の収録されている csv ファイル cityname.csv を選択します [DTD フォルダ ][ データフォルダ ] が入力されます 4 4 [ 出力 ]-[ML 出力フォルダ ] の参照ボタンをクリックし XML の出力フォルダを選択します 備考 フォルダはあらかじめ 手動にて作成しておき ます 5 次へ > をクリックします [ ファイルセット選択 ] 画面が表示されます 5 6 左側の [ ファイルセット一覧 ] から XML 変換する地域を選択し 画面中央の >> をクリックします [ 選択ファイルセット ] に追加されます 7 次へ > をクリックします [ 地物選択 ] 画面が表示されます 6 7 8
2 変換ツール一式 8 次へ > をクリックします [ 出力ファイル ] 画面が表示されます 8 9 [ 文字コードセット ] の シフト JIS を選択します 10 次へ > をクリックします [ 確認 ] 画面が表示されます 9 10 11 実行をクリックします データが変換されます 11 9
2-2 セットアップ 1 1 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換ツールフォルダ内の MakeAmap.dll 及び TdJgd.dll ファイルを System32 フォルダにコピーします ( 注 )System32 フォルダは OS のセットアップ方法により異なります 不明な場合は システム管理者に確認してください ( 参考 ) デフォルトで OS をセットアップした場合の System32 フォルダ位置を示します WindowsXP :C: Windows フォルダ WindowsNT :C: WinNT フォルダ Windows2000 :C: WinNT フォルダ 2 コマンドプロンプトを起動します 3 CD コマンドにより MakeAmap.dll をコピーしたフォルダに移動します 例 )cd c: windows system32 3 4 regsvr32 コマンドにより MakeAmap.dll ファイルをレジストリに登録します regsvr32 MakeAmap.dll 4 5 レジストリに正しく登録されると 登録完了メッセージが表示されます 6 OK ボタン選択後 2 で起動したコマンドプロンプトを終了してください 10
2 変換ツール一式 2-3 面的評価支援システム 用フォーマット変換 1 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) 変換ツールフォルダ内の ConvXml.exe をダブルクリックします [ 数値地図 25000 空間データ基盤変換 ] 画面が表示されます ➀ 2 2 [ 環境選択 ] の地図環境の選択 もしくは地図環境の新規作成を選択し インストールする地図環境を選択します 3 4 3 [ 変換元ファイル指定 ] の追加 もしくは一括追加を選択し 変換もとの XML ファイルを選択します 備考 一括追加の場合は XML ファイルの格納されている上位フォルダ を指定することにより 下位フォルダに存在する XML ファイルを 全て指示できます 4 [ 出力測地系 ] の 日本測地系出力 にチェックします 11
5 変換開始をクリックします データが変換されます 参考 例 変換した地図を利用するには 動作環境設定 プログラムにて 変換した地図を指定し キャッシュ作成を行ってください 手順については [ 面的評価支援システム操作マニュアル ( 本編 )] の [Ⅱ-1-7 面的評価支援システムの動作環境の設定 ] を参照してください 5 12
2 変換ツール一式 Ⅱ 市区町村オブジェクトの作成について 13
1 市区町村オブジェクトの作成について 国土地理院の HP よりダウンロードした数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の地図データを使用する場合 市区町村オブジェクトの自動作成 ( 本編 [Ⅳ-3-1 市区町村エリア ] 参照 ) はできません 下記に示す 2 つの方法のうち どちらかの方法で作成してください 1-1 数値地図 25000( 行政界 海岸線 ) を用いた作成 1 1-2 手動による作成 1 別途購入が必要です また 現在 平成 12 年度以前の地図データである必要があります ( 最新フォーマット対応予定です ) 1-1 数値地図 25000( 行政界 海岸線 ) を用いた作成 数値地図 25000( 行政界 海岸線 ) を変換し 市区町村オブジェクトを自動作成できる状態にします 1 [ スタート ] [ すべてのプログラム ] [ActiveMap for.net] [ 地図変換 ] を選択します [ 地図環境設定ユーティリティ ] 画面が表示されます 2 ➀ 2 変換をクリックします [ 地図変換 & セットアップ ] 画面が表示されます 3 3 地図環境の選択をクリックします [ 地図環境の選択 ] 画面が表示されます 4 4 変換先の地図環境を選択します 5 選択をクリックします 5 14
市区町村オブジェクトの作成について 6 [ 地図変換 & セットアップ ] 画面で変換する地図を選択します 変換する地図は 数値地図 25000 です 6 7 変換開始をクリックします [ 変換ファイルの指定 ] 画面が表示されます 7 8 8 [ 変換ファイル名 ] の参照をクリックします [ ファイルを開く ] 画面が表示されます 9 9 必要な地図データを選択します 10 開くをクリックします 10 11 [ 変換ファイル選択 ] 画面の次へをクリックします [ 変換先の指定 ] 画面が表示されます 11 15
12 変換先フォルダを確認し 完了をクリックします データが変換されます 12 13 OK をクリックします 13 14 終了をクリックします 14 15 終了をクリックします 参考 例 15 市区町村オブジェクトの作成については本編 [Ⅳ-3-1 市区町村エ リア ] を参照してください 16
市区町村オブジェクトの作成について 1-2 手動による作成 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の行政界を見ながら手動により作成します 市区町村オブジェクト作成までの手順については本編を参照してください 1 Menu[ 沿道設定 ] [1. 市区町村エリア ] [(1) オブジェクト作成 ] 1 多角形ツールを選択します 2 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の行政界上をクリックし 多角形を作成します 参考 例 Menu[ 初期設定 ] [2.GIS 地図 ] [(1) 地図設定 ]( 本編 p.62) にて 数値地図 25000( 空間データ基盤 ) の行政界の線を太く設定しておくと見やすくなります 2 行政界 参考 例 ツールの使用方法については本編 [Ⅲ-3. ツールバーの基本 ] (p.34) を参照してください 17