( 別紙 ) 調査委員会報告書 ( 要約 ) グローバルアジアホールディングス株式会社取締役会御中 平成 26 年 9 月 30 日 Ⅰ 調査の目的第 5 回新株予約権による調達額 212,539,734 円及び手許現金預金の内 総額 212,290,000 円が平成 26 年 6 月 13 日 1

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(訂正・数値データ訂正)「平成25年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について

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(3) 分割の日程 ( 予定 ) 1 基準日設定公告 2013 年 9 月 13 日 ( 金 ) 2 基準日 2013 年 9 月 30 日 ( 月 ) 3 効力発生日 2013 年 10 月 1 日 ( 火 ) (4) 新株予約権の目的である株式の数の調整今回の株式の分割に伴い 当社発行の第 1

Ver.3.0 受付番号票貼付欄 合同会社設立登記申請書 フリガナ 1. 商号 1. 本店 1. 登記の事由設立の手続終了 1. 登記すべき事項 1. 課税標準金額金円 1. 登録免許税金円 1. 添付書類 定款代表社員, 本店所在地及び資本金を決定したことを証する書面代表社員の就任承諾書払込みがあ

(1) 連結貸借対照表 ( 添付資料 16 ページ ) (3) 連結株主資本等変動計算書 ( 添付資料 28 ページ ) 6. 個別財務諸表 (1) 貸借対照表 ( 添付資料 31 ページ ) (3) 株主資本等変動計算書 以上 2

各 位 2017 年 5 月 24 日会社名住友金属鉱山株式会社代表者名代表取締役社長中里佳明 ( コード番号 5713 東証第 1 部 ) 問合せ先広報 IR 担当部長元木秀樹 (TEL ) 単元株式数の変更 株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ 当社は 平成 29

平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証

2 関連当事者の確認の徹底と利益相反取引 競業避止義務に関わる確認の強化 関連当事者取引の有無の確認表の項目を細分化し 個人が普段は意識しにくい取引についても把握できるよう 関連当事者との取引に関する調査表 のフォーマットを改定し チェック機能を高める 本件取引の概要も含め 全役職員に対して具体的な

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第4期 決算報告書

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第4期電子公告(東京)

Microsoft Word 【公表】HP_T-BS・PL-H30年度

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の

過年度ディスクロージャー誌の一部訂正について

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平成 28 年 3 月 22 日 各 位 東京都千代田区麹町三丁目 2 番 4 号会社名株式会社スリー ディー マトリックス代表者名代表取締役社長岡田淳 ( コード番号 :7777) 問合せ先取締役新井友行電話番号 03 (3511)3440 ストック オプション ( 新株予約権 ) の取得及び消却

Microsoft PowerPoint - 売ä¸−管璃垉㇬㇤ㅛ

スライド 1

平成○年○月期 第○四半期財務・業績の概況(連結)

( 財 ) 財務会計基準機構会員 各位 平成 20 年 3 月 29 日 会 社 名 株式会社アパマンショップホールディングス ( コード番号 8889 ヘラクレス市場 ) 代 表 者 代表取締役社長 大村浩次 本社所在地 東京都中央区京橋一丁目 1 番 5 号 問合せ先 管理本部 執行役員管理本部

Microsoft Word 適時開示資料(投資単位).doc

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業務分掌規定

平成8年月日

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単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

新株予約権発行に関する取締役会決議公告 株主各位 平成 29 年 8 月 1 日千葉県流山市南流山三丁目 10 番地 16 サンコーテクノ株式会社代表取締役社長洞下英人 平成 29 年 7 月 18 日開催の当社取締役会において 当社の取締役 ( 監査等委員である取締役及び社外取締役を除く ( 以下

移行認定の申請書類目次

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

役員の債務保証料 1. 概要オーナー社長の場合は 自社の銀行借入金に代表者個人が連帯債務保証をしている場合があります このような場合は 法人からオーナー個人に債務保証料 ( 信用保証料 ) を支払うことが出来ます 当然 会社では法人税の計算上で損金計上することが出来ます 2. 注意点 (1) 債務保

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 資 料 2 

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各位 平成 28 年 4 月 25 日 会社名代表者名 問合せ先 株式会社フジ代表取締役社長尾﨑英雄 ( コード番号 8278 東証第一部 ) 専務取締役専務執行役員経営企画担当佐伯雅則 ( 電話番号 ) 過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出に関するお知らせ 当社は

申請人 代表取締役 連絡先の電話番号 法務局支局御中出張所

中間決算短信の提出について.PDF

単元株式数の変更、株式の併合及び定款の一部変更に関するお知らせ

新株予約権発行に関する取締役会決議公告

神奈川県相模原市西橋本 斉藤学様対象期間 : 2016/07/01 ~ 2016/07/30 M2JFX 取引報告書 お客様 ID : 作成日 : 2016/07/31 08:25 ページ番号 : 1 お取引明細 決済対象注文情報 スワップ 注文番号成

マツダ株式会社

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株価算定報告書

Microsoft Word - 公益法人会計の仕訳

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

EDINET 提出書類 株式会社三栄建築設計 (E0405 訂正有価証券報告書 表紙 提出書類 有価証券報告書の訂正報告書 根拠条文 金融商品取引法第 24 条の 2 第 1 項 提出先 関東財務局長 提出日 2019 年 1 月 16 日 事業年度 第 25 期 ( 自 2017 年 9 月 1

東京電力エナジーパートナー

また 当社が資本の減少を行う場合等 目的たる株式数の調整をすることが適切な場合は 当社は合理的な範囲で適切に目的たる株式数の調整を行うものとし 調整により生ずる1 株未満の端数は切り捨てる (2) 新株予約権の総数 200 個とする ( 前記 3. 記載のとおり上限個数 ) なお 新株予約権 1 個

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負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 5,815 3,877 自己保有普通株式等 ( 純資産の部に計上されるものを除く ) の額 9 6 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通株式等の額 特定に係

3. 資本剰余金からの配当について ( ご参考 ) 今回の配当は 全額 その他資本剰余金 を配当原資とするため 資本の払戻し に該当し 一般的な 利益剰余金 を配当原資とする配当とは税務上の取扱いが異なります 今回の配当は 所得区分が 配当所得 ( みなし配当 ) 部分と みなし配当以外 の部分に分

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

国家公務員共済組合連合会 民間企業仮定貸借対照表 旧令長期経理 平成 26 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 円 ) 科目 金額 ( 資産の部 ) Ⅰ 流動資産 現金 預金 311,585,825 未収金 8,790,209 貸倒引当金 7,091,757 1,698,452 流動資産合計 3

株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

計 算 書 類

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株式取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条当会社の株式および新株予約権に関する取扱い ( 株主の権利行使に際しての手続等を含む ) および手数料については 定款第 10 条の規定に基づき 本規程の定めるところによるほか 振替機関である株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という )

Nikon Information(募集新株予約権(株式報酬型ストックオプション)の割当てに関するお知らせ)

(2) 併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合平成 30 年 10 月 1 日をもって 同年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿に記載された株主さまの所有株式 5 株につき 1 株の割合で併合いたします 3 併合により減少する株式数併合前の発行済

社会福祉法人指導監査基準 ( 財務管理 措置費 ) 1 経理規程 着眼点根拠法令等備考 (1) 経理規程は, 適正に作成されているか 留意事項 1(4), 定款例 34, 規程 (2) 内部牽制組織が確立されているか 留意事項 1, 平 12 児発 471 号 1 会計責任者及び出納職員は, 理事長

第 9 章純資産の会計 問題 43 問題 43 資本剰余金の振替え 借方科目金額貸方科目金額 次の独立した取引の仕訳を示しなさい ⑴ 資本準備金 2,000,000 円とその他資本剰余金 800,000 円を資本金とすることを株主総会で決議し その効力が生じた ⑵ 資本金 500,000 円を資本準

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

件数表(神奈川)

( 協会担保提供 ( 根抵当権 ) 利益相反 ) ( 定時 臨時 ) 主総会議事録 ( 例 ) 1. 開催日時 : ( 曜日 ) 時分から時分 定刻 が定款の規定に基づき議長となり 開会を宣言するとともに 下記のとおり本総会の議案の決議に必要な定足数を満たす主が出席している旨 報告された < 式の状

(4) 1 株未満の端数が生じる場合の処理本株式併合の結果 1 株未満の端数が生じた場合は 会社法第 235 条の定めに基づき 一括して処分し その処分代金を端数が生じた株主様に対して端数の割合に応じて分配いたします (5) 効力発生日における発行可能株式総数本株式併合による発行済株式数の減少に伴い

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 1 四半期 27,832 10, , 年 6 月期第 1 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

各位 平成 20 年 2 月 18 日 会社名株式会社松屋代表者代表取締役社長秋田正紀 ( コード番号 8237 東証第一部 ) 問合せ先コーホ レートコミュニケーション部担当部長武藤勝 (TEL. 代表 ) 連結子会社である株式会社スキャンデックスにおける 会社分割 ( 新

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平成○年○月期 第○四半期財務・業績の概況(連結)

2019 年 1 月 29 日 各 位 会社名楽天株式会社代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 本開示文書についての問合せ先役職副社長執行役員最高財務責任者氏名廣瀬研二電話 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当

営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され

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営業報告書

2018 年 8 月 10 日 各 位 上場会社名 エムスリー株式会社 ( コード番号 :2413 東証第一部 ) ( ) 本社所在地 東京都港区赤坂一丁目 11 番 44 号 赤坂インターシティ 代表者 代表取締役 谷村格 問合せ先 取締役 辻高宏

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められている 1 なお 当面の間 許可の有効期間の更新に係る事後申立てに限り 合意された手続実施結果報告書 ( 以下 実施結果報告書 という ) による取扱いも可とすることとされ その場合には 監査 保証実務委員会研究報告第 20 号 公認会計士等が行う保証業務等に関する研究報告 ( 以下 監査 保

令和元年 6 月 14 日 各位 会社名日本空港ビルデング株式会社代表者名代表取締役社長執行役員兼 COO 横田信秋 ( コード番号 9706 東証第 1 部 ) 問合せ先常務取締役執行役員企画管理本部長田中一仁 (TEL ) ( 訂正 数値データ訂正 )

2 併合の方法 比率平成 30 年 10 月 1 日をもって 平成 30 年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主様の所有株式 5 株につき1 株の割合で併合いたします 3 減少株式数株式併合前の発行済株式総数 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 124,415,013

めセキュリティ面での高い安全性を強みとして 国内で多数の実績があります 平成 28 年に設立した BPO スクエア朝霞 ( 埼玉県 ) を中心に全国 11 拠点を保有し またベトナ ムの大手 IT 企業と海外 BPO 事業での協業を行うなど その事業範囲も多角化しています このような状況の下 当社と

Microsoft Word - 第10期決算公告

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り, 変更後においても当社株式の売買単位あたりの価格水準を維持するとともに, 議決権数に変更が生じないことを目的として併合を行なうものです (2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合 2017 年 10 月 1 日をもって, 同年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記録さ

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【01-1】H28末〆通知(案) ver

当該増資による発行株式数募集後における発行済株式総数 割当先 Watermunt Spare Parts 5. 大株主及び持株比率 (2)A 種優先株式発行前 ( 平成 20 年 月 30 日現在 ) 発行後 なし Watermunt Spare Parts 100 % ( 注 3) 本増資により

2006年5月10日

株主各位 平成 29 年 8 月 2 日東京都港区虎ノ門三丁目 1 番 1 号 ITbook 株式会社代表取締役会長兼 CEO 恩田饒 ストック オプション ( 新株予約権 ) の発行に関する取締役会決議公告 当社は 平成 29 年 7 月 19 日開催の取締役会において 当社取締役 執行役員および

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2. 株式併合 (1) 株式併合を行う理由上記 1. 単元株式数の変更 のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株にするにあたり 中長期的な株価変動を勘案しつつ 投資単位を適切な水準に調整するため 株式併合を行います (2) 併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の方法

単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

Transcription:

各位 平成 26 年 10 月 7 日 社名グローバルアジアホールディングス株式会社代表者名代表取締役社長瀋培今 (JASDAQ コード 3587) 問合せ先取締役楊晶 TEL 03-5510-7841( 代表 ) 社内調査委員会からの調査報告書の受領について 当社取締役会は 平成 26 年 7 月 22 日付 社内調査委員会設置に関するお知らせ で開示いたしましたとおり 当社のかかる預金の流出の可能性やその事実経緯 違法行為の有無等について事実関係を明らかにして適切な対策を講じることを目的として設置された社内調査委員会から 調査委員会報告書 ( 以下本報告書 ) を受領いたしましたのでお知らせいたします 本報告書の提出を受けまして 中立的な立場から 1) 更なる踏み込んだ調査 2) 責任の所在 3) 何故この様な問題が生じたのか原因の究明 4) 再発防止策の提言 を目的としまして第三者委員会の設置を検討することとし 委員の選定を含めまして設立が決まり次第改めて発表させていただきます 調査委員会報告書 ( 要約 ) につきましては 別紙をご覧ください 尚 本報告書の内容につきましては 今後設置される予定の第三者委員会による調査に対する影響を考慮すると共に 場合によっては刑事事件に発展する可能性もあり 警察による捜査に対する影響も考慮し 要約形式で発表させていただきます また 個人名 企業名は個人情報保護の観点から 伏せて記載しております 以上

( 別紙 ) 調査委員会報告書 ( 要約 ) グローバルアジアホールディングス株式会社取締役会御中 平成 26 年 9 月 30 日 Ⅰ 調査の目的第 5 回新株予約権による調達額 212,539,734 円及び手許現金預金の内 総額 212,290,000 円が平成 26 年 6 月 13 日 16 日 17 日付で出金された件について 前取締役管理本部長 ( 現代表取締副社長 ) である菊地博紀氏から経過概要をヒアリングし 実際に出金したとされる前代表取締役社長 M 氏 前総務担当社員 A 氏から その支出先別に支出金額をヒアリングし 取締役会にて承認された資金使途として妥当と認められるもの それ以外のものを明確に区分し 認められる以外の支出については その回収可能性を評価することを目的とする なお 出金当時 取締役であったS 氏は 実際の出金に関わっておらず 今回のヒアリング対象から除外した また 株式会社プリンシバル コーポレーションは 現在グローバルアジアホールディングス株式会社へ社名変更している Ⅱ 第 5 回新株予約権行使の内容 平成 26 年 5 月 28 日開催の取締役会にて 全員可決承認された内容は 下記のとおり である 1) 割当日 平成 26 年 6 月 13 日 2) 新株予約権総数 45,678 個 3) 発行価額 2,420,934 円 4) 潜在株式数 4,567,800 株 5) 調達資金の額 新株予約権発行による調達額 2,420,934 円 新株予約権行使による調達額 210,118,800 円 合計額 212,539,734 円 発行諸費用 13,499,940 円 差引額 199,039,794 円 6) 具体的な使途 未払金の支払 23,000,000 円平成 26 年 6 月 ~7 月 当社管理部門補強費用 90,000,000 円平成 26 年 6 月 ~10 月 食品関連企業の買収資金 86,039,000 円平成 26 年 6 月 ~12 月 合計額 199,039,000 円 7) 出席取締役代表取締役 M 氏 取締役 S 氏 取締役 菊地博紀

8) 出席監査役 佐藤和利 川村茂 込山和人 Ⅲ 調査委員 株式会社プリンシバル コーポレーション ( 以下 ( 株 ) プリンシバルに略 ) 委員長 内部監査室長 伊東茂文 ( 公認会計士 ) 委員 監査役 込山和人 ( 弁護士 ) 委員 コンプライアンス委員長 鈴木康司 ( 弁護士 ) 委員 取締役 楊晶 Ⅳ 調査の日時等 第 1 回 実施日時 平成 26 年 7 月 22 日 13 時 ~14 時 実施場所 ( 株 ) プリンシバル本社ビル 4 階会議室 出席者 菊地博紀 込山 鈴木 伊東 第 2 回 実施日時 平成 26 年 7 月 22 日 17 時 ~18 時 実施場所 ( 株 ) プリンシバル本社ビル 3 階会議室 出席者 前総務担当社員 A 氏 込山 鈴木 伊東 第 3 回 実施日時 平成 26 年 7 月 28 日 13 時 ~13 時 30 分 実施場所 込山弁護士事務所 出席者 前代表取締役社長 M 氏 込山 伊東 第 4 回 実施日時 平成 26 年 8 月 8 日 13 時 30 分 ~14 時 30 分 実施場所 込山弁護士事務所 出席者 前総務担当社員 A 氏 T 弁護士 * 込山 伊東 楊 * 前総務担当社員 A 氏の弁護士となります Ⅴ 調査の結果 第 1 回当調査委員会は 上記資金の入出金状況について 以下のとおり菊地博紀氏より説明を受けた 1 普通預金口座へ平成 26 年 6 月 13 日 16 日 17 日と 3 回に分けて総額 212,539,734 円の入金があり 入金日同日に総額 212,290,000 円の出金があったこと 2 出金には M 氏とA 氏が上記資金を現金にて引出したこと 3 平成 26 年 1 月に菊地博紀氏が解任された後 当該預金通帳及び銀行印は 前代表取締役社長 M 氏が管理していたことの説明を受けた

第 2 回当調査委員会は 調査目的に沿った説明を行った 前総務担当社員 A 氏は 上記資金を借入金返済等に使用した旨を述べたが その相手先別の支払内訳明細については説明がなかった また その支払の事実を証する証憑類は 顧問弁護士 ( 第 4 回ヒアリングに同席したT 弁護士ではない ) に預託してあるとの説明を受けた 第 3 回 当調査委員会は 前代表取締役社長 M 氏から 上記内容の支出の事実は認めるが その相手先別の支払内訳明細は 不明であるとの説明を受けた 第 4 回当調査委員会は 上記資金の入出金明細について 領収書等 ( 写 ) をA 氏より受領した 受領した領収書 契約書等の信憑性について内容分析を行い ( 株 ) プリンシバルの帳簿にて 重複計上の有無の確認を行った その結果 会社の支出として認められるもの 認められる以外のもの ( 使途不明なものを含む ) の明細は 下記のとおりとなる 1) 会社の支出金として 認められるもの 日付 相手先 金額 H26.6.27 飲食店 11,550 円 H26.6.27 コンビニエンスストア 1,836 円 H26.6.20 印刷会社 1,519,600 円 H26.6.20 印刷会社 216 円 H26.6.24 貸会議室会社 53,784 円 H26.6.23 発送事務会社 2,000,000 円 H26.6.20 証券代行会社 3,246,484 円 H26.6.20 不動産会社 1,000,000 円 H26.6.18 法律事務所 1,500,000 円 H26.6.18 事務代行会社 4,469,500 円 H26.6.20 事務代行会社 1,500,000 円 H26.6.26 公認会計士事務所 1,200,000 円 H26.6.26 公認会計士事務所 3,000,000 円 H26.6.26 公認会計士事務所 3,000,000 円 H26.6.24 弁護士事務所 1,944,000 円 H26.5.29 貸倉庫会社 30,525 円 H26.5.29 貸会議室会社 27,972 円 H26.5.29 ホームページ運営企業 5,250 円 H26.5.29 年金事務所 189,980 円 H26.5.01 S 氏 3,500,000 円 合計 28,200,697 円

2) 会社の支出金として 認められる以外のもの ( 使途不明のもの ) 日付 相手先 金額 H26.6.20 環境関連会社 (1) 10,000,000 円 H26.6.20 個人 C 氏 (2) 8,000,000 円 H26.6.26 個人 C 氏 (2) 45,000,000 円 H26.6.17 個人 C 氏 (2) 10,000,000 円 H26.6.25 個人 D 氏 (2) 70,000,000 円 H26.6.26 住宅不動産会社 (3) 30,000,000 円 H26.6.04 証券代行会社 (4) 50,000 円 H26.6.09 監査法人 (4) 300,000 円 H26.6.11 監査法人 (4) 200,000 円 H26.6.12 監査法人 (4) 1,000,000 円 H26.6.13 監査法人 (4) 502,400 円 H26.6.13 印刷会社 (4) 500,000 円 H26.5.30 不動産管理会社 (4) 39,031 円 H26.6.06 法務局 (4) 20,000 円 H26.5.09 年金事務所 (4) 189,980 円 H26.5.09 年金事務所 (4) 189,980 円 H26.6.02 個人 E 氏 (4) 1,200,000 円 H26.4.23 個人 E 氏 (4) 200,000 円 H26.5.02 個人 E 氏 (4) 1,000,000 円 H26.5.27 印刷会社 (4) 1,220,400 円 H26.5.16 信用金庫 (4) 1,080 円 H26.5.16 信用金庫 (4) 1,080 円 H26.5.21 ホームページ運用会社 (4) 5,250 円 H26.5.13 公認会計士事務所 (4) 1,400,000 円 H26.5.13 公認会計士事務所 (4) 1,400,000 円 H26.5.15 公認会計士事務所 (4) 1,409,500 円 H26.5.15 公認会計士事務所 (4) 1,400,130 円 H26.5.20 事務代行会社 (4) 530,000 円 H26.6.30 平成 26 年 6 月末現金調整額 (5) 6,541,914 円 合計 192,300,745 円 (1) について A 氏から領収証の提示があったが その信憑性に疑義があり プリンシバルの会計帳簿に該当する借入金の計上もないことから 当該借入金返済のための支払事実について 疑わしいと判断される

(2) について A 氏から金銭消費貸借契約書及び領収証の提示があったが その信憑性に疑義があり プリンシバルの会計帳簿に該当する借入金の計上もないことから 当該借入金返済のための支払事実について 疑わしいと判断される (3) について A 氏から金銭消費貸借契約書の提示があったが プリンシバルの会計帳簿に該当する借入金の計上がないことから 当該借入金返済のための支払事実について 疑わしいと判断される (4) について A 氏から経費支払について 領収証の提示があったが この内 12,758,831 円については プリンシバルの会計帳簿に既計上の金額であり 経費の立替とは認められない (5) について平成 26 年 6 月 30 日での帳簿残高と現金有高 ( 残高 0 円 ) との差額調整である なお 直近での会計監査人の現金実査は 平成 26 年 6 月 13 日に実施されており その時点での現金有高は 6,641,646 円であった Ⅵ 調査の結論上記の結果から 本調査委員会では 平成 26 年 6 月 13 日 16 日 17 日付で出金された総額 212,290,000 円の内 上記の 2) 会社の支出金として 認められる以外のもの ( 使途不明のものを含む ) のとおり 192,300,745 円については 会社の支出金として 認められる以外のもの ( 使途不明なものを含む ) と判断する 本調査委員会には 強制的な調査権はなく すべての取引実態を当事者へのヒアリング及び証憑の内容分析から確定するには 限界がある 今後は 刑事告訴を検討し 民事返還訴訟を提起して 会社の支出として認められる以外のものの内容を明確化し 認められる以外の支出金を早急に回収する必要がある 現段階では 当該支出金の回収に問題が生じており 回収可能性は低いと判断されるため 前代表取締役社長 M 氏に対する長期的金銭債権として計上し 貸倒引当金を設定することが妥当である 平成 27 年 3 月期第 1 四半期では 回収できる可能性が不明であるから 仮払金として計上し 貸倒引当金を設定した会計処理は 妥当である 平成 27 年 3 月期第 2 四半期において 仮払金の未回収金額は 長期的金銭債権へ振替えることが妥当と思われる なお 今回の調査委員会の結論を踏まえ 早急に 第三者委員会を設置し 今回の問題点と今後の改善策を明確にすることが重要である 以上