VOL.10 ~2006 年 11 月号 ~ 住友信託銀行 確定拠出年金部 < 始めに> 平素は確定拠出年金の運営にあたり 格別のご高配を賜り 厚くお礼申し上げます さて すみしん DC NEWS LETTER VOL.10 を作成いたしましたのでご送付させていただきます 今後も 事務のポイントを中心に 引き続き年 4 回を目処にメールにてご提供していきたいと考えておりますので 何卒宜しくお願いいたします < 目 次 > 1. 確定拠出年金事務に関するご連絡 暗証番号の桁数変更についてのご連絡 P.1 確定拠出年金入力帳票等依頼票 の改訂について P.2 12 月提出の 退職所得の受給に関する申告書 の注意点 P.3 厚生年金基金 確定給付企業年金移換申出書 の改訂に P.6 ついて 2. 確定拠出年金事務のポイント 記入 押印省略通知書 ご利用上の注意点について P.7 1. 確定拠出年金事務に関するご連絡 この項では 確定拠出年金事務について 新たに追加された事項や変更になった事項等をご紹介させていただきます 暗証番号の桁数変更についてのご連絡 加入者等の皆様が 確定拠出年金インターネットサービスで使用する 暗証番号の桁数 は 現状 4 桁に固定されていますが 今後は 暗証番号を変更する際に4~7 桁の範囲での設定が可能となります 具体的には以下のとおりです 1. 変更時期 2007 年 1 月 4 日 ( 木 ) 2. 変更内容暗証番号を変更する際に 4~7 桁の範囲での設定が可能となります なお 使用できるのは半角数字のみであり 英字等は使用できません P1
3. 補足説明 (1) ユーザー ID の初期発行時 再発行時の暗証番号の桁数は 2007 年 1 月以降も 4 桁で変更はありません (2) NRK インターネットサービスの Web 画面 または NRK コールセンターで暗証番号を変更する際 2007 年 1 月以降は 変更後の暗証番号は4~7 桁の範囲とするようにとの表示または案内がなされます (3) 12 月以降納品する 加入者ハンドブック については 暗証番号の桁数が4 桁であるとの記述を削除いたします 確定拠出年金入力帳票等依頼票 の改訂について 各事業主様には 弊社へ入力帳票等をご請求いただく際に 確定拠出年金入力帳票依頼票 を送付していただいておりますが 今般 入力帳票以外の一部のツールについても当該帳票での請求を可能にする為 確定拠出年金入力帳票依頼票 を一部改訂いたしましたのでお知らせいたします 改訂個所は 次の通りです < 改訂箇所 > 1. 貴社名等記載欄に プラン番号 及び 企業コード 欄を追加し FAX 番号 欄を削除 2. 納品先記載欄への記入は 上部貴社名等欄と同一の場合は省略可能に変更 3. 宛名欄の記載を 年金信託部確定拠出年金室 から 確定拠出年金部 に変更 4. 帳票請求数の基本単位を1 枚から1 束に変更 枚数単位での請求をご希望の場合は備考欄にその旨の記載をお願いいたします 5. 従来の入力帳票以外の一部ツールの請求欄を追加 追加されたツールは次の通りです 1. 弊社宛専用封筒 2. 実施事業主事務の手引き 3. 帳票 CD-R 集 4. アルミトランクケース (FD 用 ) 5. FD ラベルシール 6. 入力帳票 加入通知書兼運用指図書 の請求欄を 他帳票等とは別に設定 加入通知書兼運用指図書 につきましては 事前印字に関して確認させていただく必要がありますので 当該請求欄及び備考欄にご記入の上 弊社担当までご一報のほどお願いいたします P2
確認項目としては 次の 2 項目です 1. 企業名 企業コード の事前印字の有無 2. 拠出限度種別の分類 ( 確定給付企業年金等の加入の有無 ) 以上の改訂個所をすべて反映した 確定拠出年金入力帳票等依頼票 を添付させていただきますので 今後は改訂後の 確定拠出年金入力帳票等依頼票 ( 下記 ) をご利用くださいますようお願いいたします 確定拠出年金入力帳票等依頼票 12 月提出の 退職所得の受給に関する申告書 の注意点 本項では 12 月に老齢給付金 ( 一時金及び年金 一時金併給 ) の裁定請求を行う場合の注意点やご連絡事項についてご説明します 以下の点にご留意下さいますようにお願い申し上げます 今年度年内の給付支払いをお考えの際には 急ではございますが 12 月 4 日 ( 月 ) までに弊社必着で書類を頂戴したくお願い申し上げます 裁定請求のお手続きは 加入者の保有商品を売却し現金化する等のお手続きがあり 12 月は日程次第では 給付金の支払い日が翌年へと年跨ぎになり 税務手続きの年度跨ぎ ( 後述 ) が生じてしまう懸念がございます 裁定を行う日本レコード キーピング ネットワーク株式会社 ( 以下 NRK) では 年末のお手続きが集中する期間でもあり 裁定お手続きを安全に行うため 同社での今年中の給付処理は 12 月 11 日までに受領したものに限らせて欲しいとの依頼がございました また 給付手続きを安全に行うため 弊社での内容確認期間を数日頂戴いたしたく 大変申し訳ございませんが12 月 5 日以降に弊社が頂戴した裁定手続きは 2007 年年初の給付お手続きとなる事に何卒ご理解を賜りたくお願い申し上げます 12 月 5 日以降に老齢一時金の裁定請求書類を提出いただく場合 以下の点にご注意ください 1 老齢一時金の課税年度について老齢一時金の課税年度は その支払い日によって決まります 12 月に裁定請求を行う場合 商品の売却による現金化などの手続きから DC 制度からの給付金支払日が翌年になることがございます ( 弊社 2006 年 12 月 5 日受付分以降については 給付金支払日は 2007 年 1 月 4 日以降になります ) P3
支払日が年をまたいで翌 2007 年になる場合 当 2006 年度の他所得 (DC 以外の他制度からの受給支払 ) が前年以前 14 年内他所得になるなど 退職所得の受給に関する申告書 の記入内容の修正が必要となります ( 例 ) 11 月 25 日に退職された方が 以下のようなスケジュールで給付を受けた場合 退職一時金支払日 :11 月 25 日裁定請求書類の提出 :12 月 19 日老齢一時金支払日 : 翌年 1 月 13 日 ( 仮定 ) 会社からの退職一時金は 退職所得の受給に関する申告書 ご記入の時点では当年他所得ですが DC 制度からの老齢一時金支払日時点では 前年以前 14 年内他所得 になります この場合 会社からの退職一時金について 退職所得の受給に関する申告書 の B 欄 ( 当年他所得 ) ではなく C 欄 ( 前 14 年他所得 ) に記入する必要がございます 2 退職所得の申告書 への記入について 記入にあたっては下記にご注意ください a. 当年及び前年以前 14 年内他所得がある場合 裁定請求書 が 12 月 5 日 ( 火 ) 以降に 弊社に到着した場合 老齢一時金の支払が2007 年 1 月以降と なります この場合 退職所得の受給に関する申告書 は 予め老齢給付金の課税年度を2007 年分として記入をお願い 申し上げます 他退職手当等ついては 次の表を参考にご記入ください 他所得の課税年度 老齢給付金の課税年度が 2006 年の場合 老齢給付金の課税年度が 2007 年の場合 2006 年 B 欄 E 欄 (Bの退職手当等について) 記入例 1 参照 C 欄 E 欄 (Cの退職手当等について) 記入例 4 参照 2005 年 ~1993 年 C 欄 同左 E 欄 (Cの退職手当等について) 記入例 4 参照 ~1992 年 C 欄 E 欄 (Cの退職手当等について) 記入例 4 照 記入不要 (16 年前の他所得となるため ) 詳細記入例は以下添付ファイルご参照ください ( 記入例は 上述 1の例の場合で 入社年月日および加入者資格取 得日が1965 年 4 月 1 日の場合についてです ) 退職所得の受給に関する申告書 P4
b. 退職所得が DC 制度からの給付のみの場合 運用商品の売却が完了次第 老齢一時金の支払処理を行いますが 以下をご参照のうえご記入願います 当社到着日 課税年度 12 月 4 日 ( 月 ) まで 2006 年度 12 月 5 日 ( 火 ) 以降 2007 年度 なお a bケースにおいて 12 月 4 日 ( 月 ) 以前にご提出いただいた場合であっても 書類に不備がございますと翌年の給付となることがありますのでご注意ください 3その他 a.12 月に受給権取得の場合の注意点加入者が12 月に60 歳到達による老齢受給権を取得し 12 月上旬に裁定請求を行う場合 最終月掛金 (11 月分 ) の拠出を待って 各種処理を行いますので この場合も支払が2007 年 1 月以降となります 退職所得の受給に関する申告書 は予め2007 年分としてご記入ください b.11 月に受給権取得の場合の注意点退職給与制度からの分割移換がある加入者が 11 月に60 歳到達による老齢受給権を取得し裁定請求を行う場合 未移換資産の最終入金が12 月下旬となることがあります この場合も支払が2007 年 1 月以降となりますので 退職所得の受給に関する申告書 は予め2007 年分としてご記入ください P5
厚生年金基金 確定給付企業年金移換申出書の改訂について お手元にご送付しておりますCD-Rの帳票資料集の 厚生年金基金 確定給付企業年金移換申出書 につきまして修正がございましたので ご案内致します 今後 移換希望者への配布は添付の申出書をご利用いただきますようお願いいたします 厚生年金基金 確定給付企業年金移換申出書 変更箇所 A3 帳票右下部分 変更内容 移換不可 の場合 移換可 の場合 移換不可 の場合は 本申出書を以下の宛先に送付してください 100-0005 東京都千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビルヂング 3F 日本レコード キーピング ネットワーク株式会社 事務センター宛 本移換事務に関する問合せ先 :NRK ネットワーク事務センター 03-3216-6620 P6
2. 確定拠出年金事務のポイント この項では 確定拠出年金の事務について 皆様からよくいただくお問い合わせや参考となるワンポイント等を ご紹介させていただきます 帳票 記入 押印省略通知書 ご利用上の注意点について 本項では 記入 押印省略通知書 (EXCEL 帳票 ID40006) をご利用いただく上での注意点についてご説明させていただきます 記入 押印省略通知書 は 使用頻度の高い一部の帳票について 社名等の記入や使用印押印を省略することができる帳票です 既にご使用いただいたことがあるかと思いますが 使用方法 記入内容に不備があり 再度ご提出をお願いしているケースが多くございます 今回 特に不備の多いポイントについてご紹介いたしますので 今後 使用いただく際のご参考にしていただければと思います < 使用方法 > ご利用いただくケースとしては以下の1と2のパターンがあります 特に 1の場合は必須となりますので ご注意ください 1 加入通知書兼運用指図書 ( 複写帳票 ID20013) ご提出の場合 必須 加入者通知書兼運用指図書 には 事業主様のお届出印を押印する欄がないため ご提出いただく際には必ず 記入 押印省略通知書 をご一緒に提出いただく必要があります 2 加入者通知書兼運用指図書 以外の帳票への記入 押印を省略したい場合 任意 一度に多くの加入者様の異動が発生したケース等では 帳票 1 枚ごとに記入 押印する事務の負担が大きくなる為 一部の帳票 ( 1) においては 記入 押印省略通知書 を起票いただくことで 一部の項目 ( 2) の記入 押印が省略可能となります ( 1)( 2) 対象となる帳票 省略可能な項目については 実施事業所事務の手引き 第 1 章 -3 をご参照ください < 記入 押印省略通知書 に関連するよくある間違い> 以下で よくある不備のポイントをご紹介いたします 今後 当帳票をご利用になる際には 以下の点をご注意の上 起票いただきますようお願いいたします 1 記入 押印省略通知書 の添付が漏れているケースが見られます 加入通知書兼運用指図書 をご提出いただく場合は 記入 押印省略通知書 添付が必須となります 必ず 加入通知書兼運用指図書 と併せてご提出ください P7
2 各帳票への記入 押印があるのに 記入 押印省略通知書 が添付されているケースが見られます 加入者通知書兼運用指図書 を除く各種帳票 1 枚ごとに直接記入 押印いただいている場合には 別 途 記入 押印省略通知書 を起票いただく必要はありません 3 プラン番号 企業コード の記入が漏れているケースが見られます 加入通知書兼運用指図書 やその他の帳票で プラン番号 企業コード の記入が漏れているケースが多く見られます 記入 押印省略通知書 を起票いただいていても この2 項目は各帳票への記入必須項目であり 省略はできませんので 必ずご記入ください 省略できる項目については 実施事業所事務の手引き 第 1 章 -3 をご参照ください 4 記入 押印省略通知書 は 帳票 1 種類ごとに1 枚の起票が必要となります 1 枚の 記入 押印省略通知書 では 1 種類分の帳票の省略のみ可能となっています 記入 押印省略通知書 では複数の帳票名にチェックをすることはできませんので ご注意ください 数種類の帳票の記入 押印を省略する際には 各種帳票ごとに 1 通ずつ起票ください ( コピーも不可です ) P8