世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

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2. 特別項目 : 耐久消費財の購入について (1) 購入したい商品 1 位は スマートフォン 生活家電も買い替え需要高い 回答者の世帯において最近 1 年間に購入した耐久消費財は 1 位 スマートフォン (31.9%) 2 位 ルームエアコン (2%) 3 位 LED 照明器具 (17.7%) だ

平成19年6月 

平成10年7月8日

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第38回 熊本の消費予報調査

要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額全体の平均は 1.8% 41 万 2 千円 ( 昨年冬比 7 千円 ) の予想 公務員の平均は 1.6% 56 万 6 千円 民間企業に勤める会社員の平均は 3.6% 37 万 2 千円と予想 2. ボーナスの使いみちボーナスの使いみちは 貯蓄 投資 に

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1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

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ECONOMY TOPICS

「節電対策パンフレット」(家庭向け)

全国におけるポジショニング

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

要 約 1. 冬季ボーナスの受取予想金額 昨年冬に比べて 7.3 % 3 万 3 千円減少の 41 万 9 千円と予想 ( 全体の平均 ) 2. ボーナスの使いみち ボーナスの配分は 貯蓄 投資 に 26.4 % 買物などの消費 に 24.6 % 借金 月賦などの返済 と 毎月の家計の赤字補填 の合

調査結果の概要 1. 自社チャンネルの加入者動向について 横ばい との見方が拡大自社チャンネルの全体的な加入者動向としては 現状 では 減少 (40.0%) が最も多く 続いて 横ばい (35.6%) 増加 (23.3%) の順となっている また 1 年後 については 横ばい (41.1%) が最も

要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額回答者全体の平均 ( 加重平均 ) は 昨年夏と比較して 7.2 % 3 万 2 千円減少の 40 万 9 千円と予想 各年代の平均額は 20 歳代で 25 万 5 千円 ( 昨年夏比 3 万 3 千円 ) 30 歳代で 37 万 2 千円 ( 同比 3

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目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

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平成28年平均 山形市消費者物価指数

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統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

(2) 直接的な被害 影響の内容第 図および第 表は 直接的な被害 影響を受けた事業所の具体的な被害 影響の内容を示したものである 全体では 支店 営業店 倉庫 工場等の損壊 が 51.8% で最も多く 商品 仕掛品 原材料等の損壊 が 23.5% となっている 産業分類別で

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調査結果の概要 1. 自社チャンネルの加入者動向については消極的な見通しが大勢を占めた自社チャンネルの全体的な加入者動向としては 現状 では 減少 (50.6%) が最も多く 続いて 横ばい (33.7%) 増加 (13.5%) の順となっている 1 年後 についても 減少 (53.9%) 横ばい

けた この間 生産指数は 上昇傾向で推移した (2) リーマン ショックによる大きな落ち込みとその後の回復局面平成 20 年年初から年央にかけては 米国を中心とする金融不安 景気の減速 原油 原材料価格の高騰などから 景気改善の動きに足踏みが見られたが 生産指数は 高水準で推移していた しかし 平成

調査要領 1. 調査の目的 : 4 月からの電力の小売り全面自由化に対する会員事業所の意識及びその影響を把握し 今後の参考資料とする 2. 調査実施機関 : 甲府商工会議所 3. 調査実施時期 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 )~31 日 ( 木 ) 4. 調査対象 : 当所会員 30

質問1

2018 年 2 月 15 日 長野経済研究所プレスリリース~ 消費動向調査結果 (2018 年 10~12 月調査 )~ 消費税増税時のポイント還元もあり キャッシュレス決済の利用意向は半数を超える 本調査は 県内の消費動向や消費意識に関わるテーマに対する考え方を分析するため 県内 1,000 世

家計と景気に関する意識・実態調査報告書

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I. 調査結果概況 景気判断 DI( 現状判断 ) は小幅に上昇し最高値を更新 仕入原価高止まりも客単価が上昇 10 月スーパーマーケット中核店舗における景気判断 49.1 と小幅に上昇し 2010 年 4 月の調査開始以降最高値を記録した 経営動向調査によると売上高 DI が 1.1 とはじめてプ


価格調査結果 上昇した品目数と下落した品目数 ( 前回調査比及び前比 ) ( 上昇した品目数 - 下落した品目数 ) ( 品目数 ) 平成 6 年平成 7

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2017 年 3 月 9 日 長野経済研究所プレスリリース ~ 消費動向調査結果 (2016 年 7 12 月調査 )~ 家計収入が改善するも 先行きに対する慎重姿勢は続く 本調査は 県内消費者の消費意識の現状 (2016 年 7-12 月 ) と見通し (17 年 1-6 月 ) について分析する

Economic Trends    マクロ経済分析レポート

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1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

滋賀県内企業動向調査 21 年 1- 月期定例項目結果 1. 自社の業況判断 (1) 自社の業況判断 DI は 四半期連続のプラス水準を維持も は 四半期ぶりにマイナス水準に低下 1. の動向 ( 図 1-1) 今回の調査 (1 年 1- 月期 ) での自社の業況判断 DI は前回 (-9 月期 )

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質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 を回答した方への質問 点数を決めるにあたって 最も大きな要素は何ですか? ( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 年 ご自身へのご褒美のた

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物価モニターによる価格の見取調査を行うことにより 生活関連物資等の価格の変 動を把握する 調査の実施に当たっては 消費者庁が指定した調査対象 25 品目に対して 物価モニターがメーカー 銘柄 ( 商品名 ) を選定する なお 各物価モニターは 毎回の調査において 同一店舗で同一商品の店頭表示価格につ

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1. ボーナスは定期的に支給されていますか? 年代累計で 奥さまは6 割強 ご主人は8 割強に定期支給 P.1 2. お互いに ボーナスの支給明細書 を見せていますか? あるいは お互いのボーナス支給額をご存知ですか? ボーナスの支給額を知らせる割合は 奥さま ご主人ともに微減 P.1 3. この夏

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表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 % 2 人 % 3 人 % 4 人 % 5 人 % 6 人 % 7 人 % 8 人以上 3 0.3% 未記入 39 4.

表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 % 2 人 % 3 人 % 4 人 % 5 人 % 6 人 % 7 人 % 8 人以上 5 0.6% 未記入

調査概要 : 東日本大震災発生後の生活者調査 東日本大震災後の暮らしと生活意識に関する調査概要 調査期間 :2011 年 4 月 15 日 ~19 日 クローズドモニターに対するインターネット調査 回収割付 男性 女性 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 20 代 30 代 40 代

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第2部

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2 10 大費目指数の動き 平成 29 年の10 大費目指数の動きを寄与度でみると, 光熱 水道 は他の光熱( 灯油 ) や電気代の値上がりなどにより 0.26, 食料 は生鮮魚介, 酒類の値上がりなどにより0.23となり, この2 費目合計で0.49と, 総合指数ののび率 (0.6%) のうち約

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Transcription:

物価と消費に関するアンケート 結果 ( 県外在住者 ) 震災後の消費低迷から回復の傾向 平成 年 月 東日本大震災の影響で寸断されていたサプライチェーンが回復したことや 消費者の自粛ムードが緩和されたことなどから 低迷していた景気に回復の兆しがみえる しかし この冬も関西電力から節電要請が行われていることや 歴史的な円高 欧州危機などによって企業経営は依然厳しい環境にある このような状況が家計にどのような影響を及ぼしているのか 消費者の動向を調査するために 滋賀銀行の店頭にご来店の女性を対象に 物価と消費に関するアンケート調査 を行い ここでは県外在住者の結果について分析する ( 県内在住者については別掲 ) 調査名 : 物価と消費に関するアンケート 調査時期 : 年 月 7 日 ( 水 )~ 日 ( 金 ) 調査対象 : 京都府の滋賀銀行本支店にご来店の県外在住の女性 有効回答数 : 人 暮らし向き DI 改善がみられる現在の 暮らし向き DI ( 良くなった やや良くなった ) と回答した割合から 悪くなった やや悪くなった と回答した割合を引いた値 ) は -7 となり 前回 ( 年 6 月 :-) から +8 ポイント上昇で改善した これは震災後に低迷していた企業の業績が回復しつつあることや 消費者の自粛ムードが緩和されたことなどで 暮らし向き DI も上昇しているとみられる また 今後半年間でどうなると思うか と見通しを尋ねたところ 今後の 暮らし向き DI ( 同上 ) は - で現状 (-7) から さらに - ポイントと大幅に低下した その中でも やや悪くなる と回答した割合が + ポイント (- % -%) と大きく増加した これは依然高水準が続いている円高や 欧州危機などの影響も要因の一つと考えられる 図. 暮らし向き DI の推移 ( 県外 ) 良くなった ( 良くなる ) やや良くなった ( やや良くなる ) やや悪くなった ( やや悪くなる ) 悪くなった ( 悪くなる ) D I (% ポイント ) - - - - - - - - - - -7-6 - -7-6 -8 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 ( 見込み ) - -6 - - - -7 - - - 注 ) 良くなった ( なる ) と やや良くなった ( なる ) はプラス表示に 悪くなった ( なる ) と やや悪くなった ( なる ) はマイナス表示 /

世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイント (% 6%) と増加した 一方 やや減った が + ポイント (-7% -%) 減った も + ポイント (-% -7%) と増加し 増加する家庭と減少する家庭が二極化している 図. 世帯収入 DI の推移 ( 県外 ) 増えたやや増えたやや減った減った D I (% ポイント ) - - - - 6-7 - -6 - -8 - - -8 - - -7 - -6-8 7 - -8-6 - - 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 ( 見込み ) 注 ) 増えた と やや増えた はプラス表示に 減った と やや減った はマイナス表示 /

物価 DI 上昇基調は和らぐ現在の 物価 DI ( かなり上がった やや上がった と回答した割合から かなり下がった やや下がった と回答した割合を引いた値 ) は +7 となり 前回 ( 年 6 月 : +) から -6 ポイント低下した 震災後は急激に上昇したが 今回調査では震災前 ( 年 月 :+) の水準に戻った これは 震災後に混乱したサプライチェーンが回復し 生産体制が持ち直したことにより モノ不足が解消されたことや 長引く円高の影響も要因の一つと考えられる 図. 物価 DI の推移 ( 県外 ) かなり上がったやや上がったやや下がったかなり下がった D I (% ポイント ) 8 6 - - - - - - 8 7 7-7 -7 - - - - - -6 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 年 月 年 6 月 ( 見込み ) 注 ) かなり上がった と やや上がった はプラス表示に かなり下がった と やや下がった はマイナス表示 /

耐久消費財の購入 変わらず厳しい状態が続く 耐久消費財の買い時として 今と比べて今後半年間でどうなると思うか と尋ねたところ 良くなる と やや良くなる の合計が % にとどまった 前回 ( 年 6 月 :%) と比べても横ばいで 依然厳しい状態が続く 一方 悪くなる と やや悪くなる の合計は 7% で前回 (%) から -8 ポイント減少した また 変わらない は 6% で前回 (6%) から +7 ポイント増加した 図. 耐久消費財の買い時 ( 今後半年間 ) ( 県外 ) 良くなるやや良くなる変わらないやや悪くなる悪くなる 年 月 8 6 年 6 月 8 6 年 月 6 7 年 6 月 6 年 月 6 6 % % % 6% 8% % /

支出 携帯電話 インターネット等通信費が高い割合 最近の世帯で支出が増えたもの あるいは減ったものは何ですか ( 複数回答 ) と尋ねたところ 支出が増えた項目で最も多かったのは 食料費 保健 医療費 (%) となった また 携帯電話 インターネット等通信料 は前回よりは減ったものの 依然高い水準となっており (% %) スマートフォンなどの携帯型端末機が急速に普及していることが背景にあるとみられる 一方 減った項目 では 外食などの飲食費 が % で前回 (%) に引き続き最も多く 次いで 旅行 レジャー費 (%) となった 震災後 消費者に広まった節約志向が未だ続いていることから外食や旅行を控えているとみられる 図. 世帯の支出の増減について ( 県内 ) 支出が増えたもの 年 月 年 6 月支出が減ったもの 食料費 6 住居費 6 光熱 水道費 衣料費 身のまわりの日用雑貨費 保健 医療費 6 6 8 6 7 8 生保 損保等の保険料 携帯電話 インターネット等通信費 教育費 車等の維持費 交通費 交際費 7 7 7 外食など飲食費 教養 自己啓発費 6 6 8 旅行 レジャー費 8 その他 6% % % % % % % % % % % % % 6% /

消費行動 通販 ネットでの購入を利用する消費者が増える 最近の消費行動に変化はありますか ( 複数回答 ) と尋ねたところ 増えた消費行動としては 通販 ネットでの購入 (%) が最も多く 前回 ( 年 6 月 :%) より + ポイントと大幅に上昇した こちらもスマートフォンの携帯型端末機の普及により ネットショッピングを利用する人が増えているとみられる また 次いで多かったのは セルフガソリンスタンドの利用 ( %) で高騰が続くガソリン価格を少しでも抑えようとする人が多いようだ 一方 減った消費行動では 外食 (8 人 ) が最も多くなった 図 6. 世帯の消費の増減について ( 県外 ) 増えた消費行動 年 月 年 6 月 減った消費行動 衝動買い 8 まとめ買い PB 商品の購入 7 通販 ネットでの購入 7 セルフガソリンスタンドの利用 外食 8 理 美容院の利用 6 6 省エネ家電製品の購入 エコカー ( ハイブリッド車など ) の購入 住宅用太陽光発電の導入 7 電気 水道の使用量 6 6 国内旅行 海外旅行 その他 7 6% % % % % % % % % % % % % 6% 6 /

特別項目 < 今冬の節電対策状況について > 節電対策 既にしている が約半数 今冬の節電対策について尋ねたところ 約半数 (%) が 既にしている と回答し 約 割 (%) が 実施する予定 と回答した 年 6 月時点より 既にしている と回答した人が + ポイント上昇し 夏から節電を継続して実施している人が多いとみられる 図 7 節電対策を実施する予定か ( またはしているか )( 県外 ) 既にしている実施する予定実施しない 今回 月 前回 6 月 8 8 % % % 6% 8% % (%) 7 /

具体的にどのような節電対策を行うか 照明をこまめに消灯する が 8 割以上 節電のためにどのような対策をするか ( 複数回答 ) と質問したところ 節電対策を 既にしている 実施する予定 と回答した人のなかで最も多かったのは 照明をこまめに消灯する ( 順に 88% 87%) 次いで 保温効果の高い寝具を使ったり 衣服 肌着などを着用する ( 順に 7% %) となった 既にしている と回答した人で特徴的なのが 電化製品のコンセントを抜くあるいは 主電源を切る (6%) で 実施する予定 と回答した人 (%) より 6 ポイントも上回り すぐにできることから始めている人が多いことがわかる また この冬 注目が集まる石油ストーブは 積極的に利用する ( する予定 ) ( 順に % 6%) と回答した人は 割弱となった 図 8 節電対策のために実施した対策 ( 実施する予定 )( 県外 ) 照明をこまめに消す 88 87 保温効果の高い寝具を使ったり 衣服 肌着などを着用する 7 電化製品のコンセントを抜くあるいは 主電源を切る 6 エアコンの設定温度を下げる 8 8 既にしている実施する予定 窓に厚手のカーテンや断熱シートを使用して 室内の保温効果を高める 石油ストーブを積極的に利用する 6 その他 6 8 (%) 8 /

節電対策の為にどのようなものを購入するか 身近なものから購入する傾向 節電の為に購入したもの ( する予定 ) ( 複数回答 ) と質問したところ 節電対策を 既にしている と回答した人のなかで最も多かったのは 機能性のある肌着 着る毛布などの衣料 繊維製品 (8%) 次いで 湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ (%) となった また 実施する予定 で最も多かったのは 湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ (%) で次いで 機能性のある肌着 着る毛布などの衣料 繊維製品 (7%) となった この結果から 手に入れやすい身近なものから購入し 節電対策を始める人が多いことがわかる また 節電対策で石油ストーブを積極的に使用する ( する予定 ) の人が 割弱であった ( 順に % 6%) のに対し 購入する人の割合は 割程度 ( ともに %) であり 既に家にある石油ストーブを使用する人が多いとみられる 図 節電対策のために購入したもの ( 購入するもの )( 県外 ) 機能性のある肌着 着る毛布などの衣料 繊維製品 7 8 湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ 省エネ機能のついた電気機器 6 LED 照明 ( 従来型からの切り替え ) 厚手のカーテンや窓に貼る断熱シート 7 6 既にしている実施する予定 石油ストーブ 扇風機など暖かい空気を循環させるもの 8 その他 6 7 (%) 株式会社しがぎん経済文化センター山西麻美 /