資料6-2 泉委員提出資料2

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【体育協会調査】


岐阜県体育協会 財団法人滋賀県体育協会 財団法人京都府体育協会 財団法人大阪体育 協会 財団法人兵庫県体育協会 財団法人奈良県体育協会 社団法人和歌山県体育協会 財団法人鳥取県体育協会 財団法人島根県体育協会 財団法人岡山県体育協会 財団法人 広島県体育協会 財団法人山口県体育協会 財団法人香川県体

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資料6-1 泉委員提出資料1

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58 優秀指導者 59 優秀指導者 60 優秀指導者 61 優秀指導者 吉 岡 弘 県相撲連盟 門 脇 桂 県テニス協会 須 田 豊 三 郎 ( 財 ) 松江体育協会 岡 本 俊 男 県柔道連盟 川 本 忠 雄 県クレー射撃協会 桑 谷 仲 治 県陸上競技協会 成 瀬 甚 市 県柔道連盟 堀 秀 蔵

全国調査からみる子どもの運動・スポーツの現状と課題

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Transcription:

資料 6-2 日本体育協会公認スポーツ指導者制度と学校運動部活動への支援体制 公益財団法人日本体育協会 平成 29 年 7 月 11 日

日本体育協会公認スポーツ指導者制度のあゆみ 年 できごと 1965 昭和40 年 東京オリンピックに向けて積み上げた競技者育成 強化 のノウハウを全国に普及するため スポーツトレー ナー の養成を開始 1977 昭和52 年 財団法人日本体育協会公認スポーツ指導者制度を創設 1987 昭和62 年 文部大臣が 社会体育指導者の知識 技能審査事業に関 する規程 を告示 国が示す一定の基準を満たす事業を 実施出来る団体を認定する事業認定制度が創設された 1988 昭和63 年 国の 社会体育指導者の知識 技能審査事業に関する規 程 に基づき 指導者制度を改定し 資格ごとに事業認 定を受け養成に取り組む 2005 平成17 年 国の スポーツ指導者の知識 技能審査事業に関する規 程 廃止に伴い 制度改定 2015 平成27 年 本会が指導者育成を開始し50年を迎える 2

日本体育協会公認スポーツ指導者育成の仕組み 中央競技団体等 協同認定団体 日本体育協会 競技横断で求められるスポーツ医 科学 に基づく知識 技能に関する講習 共通 科目 研修と登録管理を担当 主な講習内容 スポーツの意義と価値 法的リスクマネジメント コーチの役割 コミュニケーションスキル 発育発達 トレーニング科学 スポーツ障害予防 暴力根絶 競技や役割に応じて求められるスポーツ 医 科学に基づく専門的な知識 技能に 関する講習 専門科目 研修を担当 養成講習会(大学 専門学校でも取得可) 協同認定 主な受講条件 満18歳以上 資格ごとに条件が異なる 登録 登録期間 4年間 研修 主な講習内容 レベル別技術指導 長期一貫指導法 競技規則 審判法 競技特有のトレー ニング科学 ス ポーツ医学 研修受講が資格更新の条件 資格ごとに諸条件あり 上位資格講習会 3

公認スポーツ指導者の区分と登録指導者数 登録指導者総数497,345名 平成28年10月現在 資格 役割 登録人数 スポーツ指導基礎資格 18歳以上 スポーツリーダー 地域におけるスポーツグループやサークルなどのリーダーとして 基 礎的なスポーツ指導や運営にあたる 324,712名 地域スポーツクラブ等において スポーツに初めて出会う子どもたち や初心者を対象にした指導やスポーツ教室の指導にあたる 108,381名 競技別指導者資格 指導員 18歳以上 上級指導員 22歳以上 コーチ 20歳以上 上級コーチ 22歳以上 教師 20歳以上 上級教師 22歳以上 地域スポーツクラブ等が実施するスポーツ教室の指導や事業計画の立 案等 組織の中心的な役割を担う 広域スポーツセンター等で競技別 指導にあたる 年齢 競技レベルに応じた指導にあたる 地域において 競技者育成のための指導にあたる 広域スポーツセン ターや各競技別のトレーニング拠点において 有望な競技者の育成を 行う ナショナルレベルのトレーニング拠点で 各年代で選抜された競技者 の育成強化にあたる 国際大会の監督 コーチとして 組織的な指導 にあたる 民間スポーツ施設等において競技別の専門的指導者として質の高い実 技指導を行う 会員 顧客 の年齢 技能レベルに合わせたサービス を提供する 民間スポーツ施設等において競技別の指導や会員に合わせたサービス 提供とともに 各種事業計画の立案 指導方針の決定等組織の中心的 な役割を担う 12,764名 17,481名 5,492名 3,290名 1,325名 4

資格 役割 登録人数 フィットネス指導者資格 20歳以上 ジュニアスポーツ指導員 地域スポーツクラブ等において 幼 少年期の子どもたちに遊びを通 した身体づくり 動きづくりの指導を行う 4,544名 スポーツプログラマー 主として青年期以降のすべての人に対し 地域スポーツクラブ等にお いて フィットネスの維持や向上のための指導 助言を行う 3,647名 フィットネストレーナー 民間スポーツ施設において スポーツ活動を行う者に対する相談及び 指導 助言を行う 472名 メディカル コンディショニング資格 スポーツマンの健康管理 障害 外傷の診断 治療 予防研究等にあ たる 競技会等における医事運営やチームドクターとしてサポートを 行う 5,806名 アスレティック トレーナー 20歳以上 競技者の健康管理 障害等の予防や応急処置 アスレティックリハビ リテーション及び体力トレーニング コンディショニング等にあたる 3,027名 スポーツデンティスト 歯科医師の立場から健康管理 スポーツ障害 スポーツ外傷の診断 予防 研究等にあたる 競技会等の医事運営の支援等を行う 136名 スポーツ活動現場において 競技者の栄養 食事に関する専門的なサ ポートにあたるとともに 競技者の栄養 食事に関する教育を行う 212名 スポーツドクター 医師 歯科医師 スポーツ栄養士 管理栄養士 マネジメント資格 20歳以上 アシスタントマネジャー 地域スポーツクラブにおいて クラブ員が充実したクラブライフを送 ることができるよう組織運営のための諸活動をサポートする 5,551名 クラブマネジャー 地域スポーツクラブにおいて 会員が快適に利用できるよう健全な経 営を行う 公認スポーツ指導者等のスタッフがそれぞれの役割に専念 できる環境を整備する 397名 その他 旧制度における資格保有者108名 5

協同認定団体 (64 団体 ) 日本陸上競技連盟 日本水泳連盟 日本サッカー協会 全日本スキー連盟 日本テニス協会 日本ボート協会 日本ホッケー協会 日本ボクシング連盟 日本バレーボール協会 日本体操協会 日本バスケットボール協会 日本スケート連盟 日本レスリング協会 日本セーリング連盟 日本ウエイトリフティング協会 日本ハンドボール協会 日本自転車競技連盟 日本ソフトテニス連盟 日本卓球協会 全日本軟式野球連盟 日本相撲連盟 日本馬術連盟 全日本柔道連盟 日本ソフトボール協会 日本フェンシング協会 日本バドミントン協会 全日本弓道連盟 日本ライフル射撃協会 全日本剣道連盟 日本近代五種協会 日本ラグビーフットボール協会 日本山岳 スポーツクライミング協会 日本カヌー連盟 全日本アーチェリー連盟 全日本空手道連盟 日本アイスホッケー連盟 全日本銃剣道連盟 日本クレー射撃協会 全日本なぎなた連盟 全日本ボウリング協会 日本ボブスレー リュージュ スケルトン連盟 日本綱引連盟 日本ゲートボール連合 日本ゴルフ協会 日本カーリング協会 日本パワーリフティング協会 日本グラウンド ゴルフ協会 日本トライアスロン連合 日本バウンドテニス協会 日本エアロビック連盟 日本ローラースポーツ連盟 日本バイアスロン連盟 日本ダンススポーツ連盟 日本アメリカンフットボール協会 社会スポーツセンター 日本プロゴルフ協会 日本プロテニス協会 日本プロスキー教師協会 日本スイミングクラブ協会 日本栄養士会 日本体育施設協会 日本歯科医師会 日本ドッジボール協会 日本チアリーディング協会 6

東京都教育庁と連携した部活動支援の取り組み 2010年 〇2010(平成22)年度から東京都 東京都体育協会と 日本体育協会の3者で人材バンクを運営 役割 東京都教育庁 希望する学校の取りまとめ マッチング後の諸調整 東京都体育協会 学校と指導者のマッチング 日本体育協会 指導者の募集 希望者の取りまとめ 人材バンク運用実績 2010(平成22)年度 2011(平成23)年度 2012(平成24)年度 2013(平成25)年度 登録指導者数 301名 377名 412名 415名 成立件数 21件 29件 72件 55件 2014(平成26)年度 2015(平成27)年度 2016(平成28)年度 登録指導者数 466名 510名 576名 成立件数 70件 57件 47件 7

今後新たに展開予定の日本体育協会の学校運動部活動への支援体制 1 短期間で取得可能な資格の創設 2 有資格指導者の学校部活動への派遣 8

①短期間で取得可能な資格の創設 教員指導者の現状 担当教科 現在担当する部活動の過去経験の有無 抜粋 平成26年7月公益財団法人日本体育協会 学校運動部活動指導者の実態に関する調査報告書 より 体育 経験あり 14% 体育以外 経 体育 経験なし 6% 験なし 46% 体育以外 経 験なし 41% 体育 経験あり 21% 体育 経験なし 4% 体育以外 経験 あり 34% 体育以外 経験あり 34% 体育 経験あり 体育 経験なし 体育 経験あり 体育 経験なし 体育以外 経験あり 体育以外 経験なし 体育以外 経験あり 体育以外 経験なし 指導者資格を有していない教員の内 約3割は日本体育協会公 認スポーツ指導者資格を取得したい意向がある 生徒の多様なスポーツニーズに応えるため それぞれの競技 における専門的知識の取得及びスポーツ活動中の事故に対する 安全管理 応急処置能力を有することは 部活動を運営する上で 極めて重要なことである 9

支援すべき学校教員数の推計 非保健体育科教員数 227,600名 89.7% 学校種別 教員数全体 中学校 253,704名 高等学校 234,970名 合計 488,674名 平成27年度学校基本調査 文部科学省 210,500名 89.6% 438,100名 89.7% 平成25年度学校教員統計調 査 文部科学省 より推計 運動部活動顧問数 70,500名 27.8% 54,700名 23.3% 125,200名 25.6% 非保健体育科で当該競技経 験なしの約5万5千人が支援 の優先順位が高い 意欲があっても多忙で受講 できない教員を支援するた め 1 2日程度で取得可 能な資格を創設する スポーツ基本計画掲載施策 保健体育科 運動部活動顧問 非保健体育科 運動部活動顧問 14,000名 (19.8%) 56,500名 80.2% 13,700名 25.0% 27,700名 22.1% 41,000名 75.0% 97,500名 77.9% 学校運動部活動指導者の実態に関する調査 日本体育協会平成26年度発表 より推計 学校運動部活動指導者の実 態に関する調査 日本体育協 会平成26年度発表 より推計 体育 経験あり 体育 経験なし 非体育 経験あり 9,600名 13.7% 4,300名 6.2% 24,200名 34.3% 11,500名 21.0% 2,200名 4.0% 18,600名 34.1% 21,100名 16.9% 6,500名 5.2% 42,800名 34.2% 非体育 経験なし 32,400名 45.9% 22,400名 40.9% 54,800名 43.8% 10 学校運動部活動指導者の実態に関する調査 日本体育協会平成26年度発表 より推計 10

担当教科 現在担当している競技の過去の経験有無 と 指導において最も問題 課題であると感じている項目 との関連 学校運動部活動指導者の実態に関する調査 日本体育協会平成26年度発表 より抜粋 中高を通じて 現在指導している競技を経験していない教員は 自分自身 の専門的指導力の不足を問題意識として感じている 11

②有資格指導者の学校部活動への派遣 人材派遣会社を活用した学校部活動への指導者派遣制度 案 人材派遣会社 中央競技団体 47都道府県体育協会 スポーツ指導者の育成 研修実施 登録管理 公認スポーツ指導者研修会受講 スポーツ指導者 データベース情報提供 日本体育協会公認スポーツ指導者資格 保有指導者 体育協会 協同認定団体が実施する研修会受講 人材派遣会社が実施する人材教育メニューの受講 現場指導 人材教育メニュー受講 日本体育協会公認スポーツ指導者の 学校部活動への派遣業務 派遣指導者への人材教育メニューの展開 EQ等 元アスリートを活用した教育イベント派遣業務 etc. 人材教育/システム 運用ノウハウを活用 派遣登録プラットフォーム 派遣料 学校長の監督及び 部活動顧問命令 情報提供 派遣料 直接 学校とのやり取 りとなる場合 不要 地方自治体/自治体/教育委員会 学校部活動 現場 日本全国中学校 高校数:計15,329校 中学校:10,404校 公立:9,628校 私立:776校 高等学校:4,925校 公立:3,604校 私立:1,321校 派遣料 地方自治体等が支 払う場合 不要 国公立校への派遣時にのみ 必要の可能性のあるステークホルダー 学校部活動への指導員派遣 情報提供 12