練馬総合病院個人情報保護規定

Similar documents
Microsoft Word - 個人情報保護規程 docx

個人情報保護規程

個人情報保護規定

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

財団法人日本体育協会個人情報保護規程

個人情報管理規程

練馬総合病院個人情報保護規定

個人情報保護規程例 本文

松圓会個人情報保護規定 個人情報保護規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規定は 個人情報保護に関する基本方針 に基づいて医療法人財団松圓会 ( 以下 当法人 ) が取り扱う個人情報の適切な保護のための基本規定である 当法人は本規定に基づき 個人情報保護計画 を策定し 実施 評価 改善を

< D93E CC2906C8FEE95F195DB8CEC8B4B92E82E786C7378>

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

6) 個人情報管理担当者個人情報管理責任者によって選任され 各部門において個人情報保護計画等に基づく個人情報保護のための業務について 統括的責任と権限を有する者をいう 7) 個人情報取扱担当者個人情報のコンピューターへの入力 出力 台帳 診療申込書等の個人情報を記載した帳票等を保管 管理する担当者を

14個人情報の取扱いに関する規程

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

Microsoft Word - 個人情報管理規程(案)_(株)ふるさと創生研究開発機構(2016年1月27日施行).doc

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F195DB8CEC8B4B92E82E646F63>

劇場演出空間技術協会 個人情報保護規程

privacypolicy

荒尾市民病院 個人情報保護規程

(5) 個人データ 個人データ とは 個人情報データベース等を構成する個人情報をいう (6) 保有個人データ 保有個人データ とは 当会館が 開示 内容の訂正 追加又は削除 利用の停止 削除及び第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有する個人データであって その存否が明らかになることにより公益

個人情報の取り扱いに関する規程

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

拍, 血圧等 ) を, ユーザー本人または当社の提携先からと提携先などとの間でなされたユーザーの個人情報を含む取引記録や, 決済に関する情報を当社の提携先 ( 情報提供元, 広告主, 広告配信先などを含みます 以下, 提携先 といいます ) などから収集することがあります 4. 当社は, ユーザーが

個人情報管理規程

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

取扱いに特に配慮を要するものとして政令第 2 条で定める記述等が含まれる個人情報をいう (4) 個人情報データベース等 とは 個人情報を含む情報の集合物であって 次のいずれかに該当するもの ( 利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして政令第 3 条第 1 項で定めるものを除く

Microsoft Word 個人情報保護規定.doc

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

本サイトにおける個人情報の利用目的は以下のとおりです 当社は 本人の同意なく目的の範囲を超えて利用しません (1) 本サイト会員登録者の個人認証及び会員向け各種サービスの提供 (2) インターネットまたは電話を通じて提供する 宿予約サービス 及びそれに付帯関連する業務の遂行 (3) 上記 (2) に

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

個人情報保護に関する当院のガイドラインについて

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

個人情報保護方針

個人情報の保護に関する規程(案)

第 4 条センターは 個人情報保護方針 ( プライバシーポリシー ) を定め これを実施する 2 センターは 個人情報保護方針を 文書等で従業者に周知徹底させるとともに センターのホームページ上に公表する ( 規程の改定 ) 第 5 条センターは 個人情報保護法の運用 監督官庁のガイドライン等の変更

報主体の権利利益及びプライバシーの侵害の防止に関し 必要な措置を講じるよう勤める 2 本センターの職員等は 業務上知り得た個人情報を漏えいし または不当な目的に使用してはならない 第 2 章 管理体制及び責任 ( 管理体制 ) 第 6 条本センターは 個人情報の適切な管理を効果的に実施するため 役割

<433A5C C6B617A B615C B746F705C8E648E965C8D7390AD8F918E6D82CC8BB38DDE5C CC2906C8FEE95F195DB8CEC964082CC92808FF089F090E E291E88F575C95BD90AC E937894C55C D837A A CC2906C8FEE9

<4D F736F F D CC2906C8FEE95F195DB8CEC8B4B92F62E646F63>

<8B4B92F681458CC2906C8FEE95F195DB8CEC2E786C7378>

Microsoft Word - TechStarsプライバシーポリシー.docx

個人情報の保護に関する

個人情報の適正な取扱いに関する基本方針

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

<4D F736F F D B838B835A E815B8BC696B182C982A882AF82E98CC2906C8FEE95F195DB8CEC834B E646F63>

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

社会福祉法人愛正会 愛正会記念茨城福祉医療センター個人情報保護規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 という ) 及び厚生労働省が策定した 医療 介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン ( 以下 ガイド

3 部門管理者は 個人データの取扱いを外部に委託する場合には その委託先における個人データの取扱状況等の監督を行わなければならない 4 個人データの取扱いにかかる事項であってこの細則に定めのない事項については 取扱者の申請に基づき 部門管理者がこれを承認して行う 5 部門管理者は 個人データの組織的

1 資料 1 パーソナルデータの利活用に関する制度改正に係る法律案の骨子 ( 案 ) TM 2014 年 12 月 19 日 内閣官房 IT 総合戦略室 パーソナルデータ関連制度担当室

個人情報保護方針

防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン

Microsoft Word - 06_個人情報取扱細則_ doc

プライバシーポリシー ( 個人情報保護に関する基本方針 ) 株式会社ビットポイントジャパン ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報の保護とその適正な管理が重要であることを認識し 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 といいます ) 関連法令 ガイドラインその他の規範を遵守すると

個人情報保護宣言

Microsoft Word - guideline02

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F182C98AD682B782E98AEE967B95FB906A93992E646F63>

とはありません 5. 個人情報の利用目的 (1) 当社は お客様よりご提供いただいた個人情報を次の目的のために利用いたします 第二種金融商品取引業および当該業務に関連 付随する業務を行うため 金融商品 ( ファンド ) 第二種金融商品取引業に関する情報を提供するため 取引時確認を行うため お客様との

(5) 開示患者本人または別に定める関係者に対して これらの者が当院の保有する患者人に関する情報を自ら確認するために 患者本人等からの請求に応じて 情報の内容を書面で示すこと 書面として記録されている情報を開示する場合には その写しを交付することとする ( 個人情報の取得と利用目的の通知 ) 第 3

個人情報の保護に関する

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

東レ福祉会規程・規則要領集

東京弁護士会個人情報保護規則

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

Microsoft Word - 2 個人情報保護規程

財団法人吊古屋都市整備公社理事長代理順位規程

医療 介護関係を対象とするものであり また 診療録等の形態に整理されていない場合でも個人情報に該当する なお 本人が死亡した場合においても 当該本人の情報を保有している場合は 個人情報と同等の安全管理措置を講じなければならない 4 要配慮個人情報 とは 本人の人種 信条 社会的身分 病歴 犯罪の経歴

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F195DB8CEC82C98AD682B782E E08B4B96F12E646F63>

社団法人宮崎県シルバー人材センター連合会

Microsoft PowerPoint - 参考資料2


個人情報保護法への対応規定の様式例

個人情報保護管理規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年 5 月 30 日 法律第 57 号 以下 法 という ) 及び 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 平成 25 年 5 月 31 日 法律第 27 号 以下 番

(2) 電子計算機処理の制限に係る規定ア電子計算機処理に係る個人情報の提供の制限の改正 ( 条例第 10 条第 2 項関係 ) 電子計算機処理に係る個人情報を国等に提供しようとする際の千葉市情報公開 個人情報保護審議会 ( 以下 審議会 といいます ) への諮問を不要とし 審議会には事後に報告するも

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月


個人情報保護規程(参照法令)

個人情報保護方針の例

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F182CC8EE688B582C982C282A282C E646F6378>

<4D F736F F D208CC2906C8FEE95F18EE688B58B4B92F62E646F63>

財団法人杉並区スポーツ振興財団個人情報保護規程

プライバシーポリシー EU 版 /GDPR 対応 株式会社オールアバウトライフワークス ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報保護の重要性を認識し 個人情報保護に関する方針 規定及び運用体制を含む個人情報保護に関するマネジメントシステムを確立 運用し 適切な取扱いと継続的な改善に努めることを目

個人情報の取り扱いについて TaoTao 株式会社 ( 以下 当社 という ) は お客様が安心して当社のサービスをご利用いただけるよう 個人情報保護方針に基づき お客様の個人情報 個人番号 特定個人情報 ( 以下 ここではすべてを総称し 個人情報 といいます ) のお取扱いに細心の注意を払っており

1 基本理念 1-1 院内規則の目的当院の全職員は この 院内規則 および 個人情報の保護に関する法律 同施行令 及び厚生労働省 医療 介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン にもとづき 患者さまとその関係者 ( 以下 患者等 という ) に関する 個人情報を適切に取り扱い

<93C18B4C8E64976C8F9195CA8E862E786C73>

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

学校法人久留米大学個人情報の保護に関する規程

利用者情報管理規程

特定個人情報取扱規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会 ( 以下 本会 という ) は 個人 番号及び特定個人情報を適正に取り扱うことを目的として 本規程を定める ( 用語の定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによる (1) 番号法行政手続に

Microsoft Word - 【口座開設】個人情報保護方針&個人情報の取扱い

個人データの安全管理に係る基本方針

自治会における 個人情報取扱いの手引き 霧島市市民環境部市民活動推進課

宮本病院個人情報管理規定 1 基本理念 1-1 院内規則の目的 当院の全職員は この 院内規則 および 個人情報の保護に関する法律 同施行令 厚生労働省 医療 介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン にもとづき 患者様とその関係者 ( 以下 患者等 という ) に関する個人

Microsoft Word - crossnet13.doc

保険調査における病院等からの個人情報の取得をめぐる問題について

Transcription:

美山病院個人情報保護規定 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) 本規定は 当病院内における個人情報の取扱に関する体制 基本ルールを策定し 個人情報保護に 関する病院としての社会的責任を果たし 病院内保有する情報の漏えいを防ぐことを目的とする 第 2 条 ( 本規定の対象 ) 本規定は 当院が保有する個人情報を対象とする 第 3 条 ( 用語の定義 ) 本規定で使用する用語は以下の通りとする (1) 個人情報生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるものをいう 他の情報と容易に照合することができ それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む 個人情報を以下に例示する 診療録 処方箋 手術記録 助産録 看護記録 検査所見記録 エックス線写真 紹介状 診療要約 調剤録等の診療記録 検査等の目的で 患者から採取された血液等の検体の情報 介護サービス提供にかかる計画 提供したサービス内容等の記録 職員 ( 研修医, 各部門実習生を含む ) に関する情報 ( 採用時の履歴書 身上書, 職員検診記録等 ) ただし 医療においては死者の情報も個人情報保護の対象とすることが求められており 当院では個人情報と同様に取り扱う (2) 個人情報データベース特定の個人情報を一定の規則 ( 例えば 五十音順 生年月日順など ) に従って整理 分類し 特定の個人情報を容易に検索することができるよう 目次 索引 符号等を付し 他人によっても容易に検索可能な状態においているものをいう 紙媒体 電子媒体の如何を問わない (3) 個人データ 個人情報データベース等 を構成する個人情報をいう 検査結果については 診療録等と同様に検索可能な状態として保存されることから 個人データに該当する 診療録等の診療記録や介護関係記録については 媒体の如何にかかわらず個人データに該当する (4) 保有個人データ個人データのうち 個人情報取扱事業者が 開示 内容の訂正 追加又は削除 利用の停止 消去及び第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有するものをいう ただし 1その存否が明らかになることによって 公益その他の利益が害されるもの 26ヶ月以内に消去する ( 更新することは除く ) ものは除く (5) 個人識別符号次のずれかに該当する文字 番号 記号その他の符号のうち 政令で定めるものをいう 1. 第一号個人識別符号 :DNA 指掌紋 顔 手の平 手の甲 指の静脈 歩容 声紋など 2. 第二号個人識別符号 : マイナンバー 医療保険の被保険者識別番号 介護保険の被保険者識別番号 基礎年金番号 国家資格の登録番号 運転免許証番号 旅費番号 住民票コードなど 1

(6) 機密情報外部に公開することを禁止されている情報 及びサービスに関する固有の情報を指す (7) 匿名加工情報個人情報を個人情報の区分に応じて定められた措置を講じて特定の個人を識別することができないように加工して得られる個人情報であって 当該個人情報を復元して特定の個人を再識別することができないようにしたものをいう (8) 本人病院が保有する個人情報で識別される個人をいう (9) 職員医師 看護師 技師などの医療従事者 事務職員 その他職員 または委託契約に基づき当院施設内で当院に従事するものをいう 第 4 条 ( 対象となる情報 ) 本規定の対象となる情報は 病院内で保管するすべての情報を指し 電子データ 印字データの別を問わない 第 2 章個人情報保護体制第 5 条 ( 個人情報保護責任者 ) 1 当病院における個人情報保護責任者は 院長とする 2 院長は 診療情報管理 個人情報保護委員会 ( 以下 委員会 と言う ) 主宰し 病院内における個人情報保護に関する取組の推進に関する責任を負う 3 院長は 上記の責任を果たす上で必要な事項に関する決定権を有する 第 6 条 ( 診療情報管理 個人情報保護委員会 ) 1 当病院における個人情報保護に関する院長の諮問機関として当委員会を設置する 2 委員会は 個人情報保護に関する取組の計画立案 調査を行う 第 7 条 ( 個人情報保護委員 ) 1 委員会の委員を個人情報保護委員 ( 以下 委員 と言う ) とする 2 委員は 厚生労働省ガイドラインの則り 所属部門における個人情報保護に関する取組を推進する責務を負う 第 8 条 ( 個人情報苦情 相談窓口の設置 ) 1 本人からの情報開示 訂正 利用停止等の請求等 外部からの照会の受付窓口を医事課とする 第 3 章個人情報保護に関する基本的ルール 第 9 条 ( 個人情報保護に関する取組 ) 委員会は 病院内における個人情報保護に関し 取扱規則の策定 検討及び職員のセキュリティ対 策の実践等 必要な取組を行うものとする 2

第 10 条 ( 情報の取扱 ) 1 職員は 入職時に本規定及びその他個人情報保護に関する規則を遵守する旨の誓約書を提出すると同時に これらを遵守しなければならない 退職後においても 同様の遵守義務を負うものである 2 取引先 委託先等は 当病院に対して個人情報保護に関する当病院所定の契約もしくは誓約書を提出し 取引及び委託期間中はもとより 期間終了後においても情報管理に関し規則を遵守しなければならない 3 実習生 研修生等は 実習 研修開始時に本規定及びその他個人情報保護に関する規則を遵守する旨の誓約書を提出と同時に これらを遵守しなければならない 研修 実習終了後においても 同様の遵守義務を負うものである 第 11 条 ( 教育 ) 委員会は 定期的に職員を対象とした個人情報保護に関する教育を行う 第 12 条 ( 調査 ) 1 委員会は 病院内における個人情報保護の適切性について 適宜調査を行う 2 調査を行った場合 委員会は調査結果を院長に報告し 速やかに改善措置を検討 実施する 第 4 章個人情報の取扱に関する特則 第 13 条 ( 個人情報取扱基本方針 ) 院長は 個人情報保護に関する病院として基本方針を定め これを公表する 第 5 章個人情報の収集第 14 条 ( 個人情報の収集 ) 1 収集する個人情報の利用目的を明文化し 公表する 2 個人情報の収集は利用目的の達成に必要な限度において行う 3 収集済みの個人情報の利用目的の変更に要する場合は 予め委員会の検討を得たうえで 院長に上申し 変更後の利用目的を公表する 4 前項の規定にかかわらず 本人から個人情報を直接取得する場合 書面上の明記等により本人に対し 変更後の利用目的を公表する 第 15 条 ( 個人情報を収集する目的 ) 1 患者 利用者 関係者から個人情報を取得する目的は 患者 利用者 関係者に対する医療 介護の提供 医療保険事務 入退院等の病棟管理等 および健康診断や病院運営に必要な事項等 通常業務において必要な目的を達成するためである 2 職員に付いての個人情報収集の目的は雇用管理のためである 3 個人情報の利用目的はインターネットホームページ ポスターの掲示 リーフレットの配布して公表する 第 16 条 ( 個人情報を収集する方法 ) 1 本人の申告又は提供 3

2 直接の問診 3 患者の家族 知人 目撃者 救急隊員 関係者からの提供 4 他の医療機関 介護施設等からの紹介状等による提供 5 15 歳未満の方の個人情報については 診療に関して必要な事項以外は原則として保護者等から提供をうける 6 その他の場合は 本人 もしくは家族の ( 意識不明 認知症等で判断できない時 ) 同意を得て収集する 第 17 条 ( 特定の個人情報の収集の禁止 ) 病院は 次の各号に掲げる種類の内容を含む個人情報については 本人の同意がある場合又は法令等に特段の事情がある場合を除き これに収集 利用又は提供しないものとする ただし 各号に掲げる種類の内容を含む個人情報が疾病と関連する場合には この限りでない 本人による受診の申し出の行為をもって 当該医療機関が各号に掲げる特定の個人情報を収集することについては本人の同意があったものとする 1) 人種及び民族 2) 門地 本籍地 ( 所在都道府県に関する情報を除く ) 3) 信教 ( 宗教 思想及び信条 ) 及び政治的見解に関する事項 4) 犯罪歴 その他社会的差別の原因となる事項 第 6 章個人情報の利用 第 18 条 ( 利用範囲の制限 ) 1 個人情報の利用は 原則として収集目的の範囲内で 具体的な業務に応じ権限を与えられた者が 業務の遂行上必要な限りにおいて行う 2 患者 利用者の同意を得ている通常の業務を除き 委員会の承諾を得ないで 個人情報の目的外利用 第三者への提供 預託 通常の利用場所から持ち出したり第三者への提供することを禁止する 3 当院職員 派遣職員 委託外注職員および関係者は 業務上知り得た個人情報の内容をみだりに第三者に知らせ 又は不当な目的に使用してはならない その業務に係る職を退いた後も 同様とする 4 データ入力等 個人情報の取扱いを外部業者に委託する場合 委託先の個人情報取扱が適切かどうか確認した上 業務委託契約に 委託業務遂行以外の目的での利用禁止 業務終了後の情報の返還又は破棄 違反時の損害賠償等の文言を明記するものとする 長時間継続して業務を委託する場合には 委託先の個人情報取扱状況について随時確認を行うものとする 5 学会 研修会等への発表する個人情報は原則匿名とする 第 19 条 ( 個人情報の範囲 ) 個人情報の利用は 各号に定める場合を除き 通常業務においての必要な利用目的の範囲で行うものとする 1) 患者 利用者 関係者の了解を得た場合 2) 個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用する場合 4

第 20 条 ( 収集目的範囲外の利用 ) 目的範囲の範囲を超えて個人情報の利用を行う場合には 患者 利用者 関係者本人の同意を必要 とする 第 7 章個人情報の適正管理 第 21 条 ( 個人情報の正確性の確保 ) 1 個人情報は 利用目的に応じ必要な範囲内において 正確かつ最新の状態で管理しなければならない 2 患者 利用者 関係者から 個人情報の開示 当該情報の訂正 追加 削除 利用停止等の希望を受けた場合は 各部署責任者または 医事課 が窓口となり すみやかに処理しなければならない 第 22 条 ( 個人情報の安全性の確保 ) 個人情報への不当なアクセス又は個人情報の紛失 破壊 改ざん 漏えい等の危険に対して 職員 への個人情報取扱いに関する教育の実施 普及 評価 改善をしなければならない 第 23 条 ( 個人情報の保管 ) 1 病院内で保管する個人情報は 施錠管理 アクセス権の制限等 合理的な安全管理対策を行う 2 職員は自ら所属する所属長または所属長が指名する代行権限者の承認なく 個人情報を院外に持ち出したり 漏らしてはならない 第 24 条 ( 個人情報の破棄 ) 1 保管期限を経過した個人情報 又は当初の目的を達成して不要となった個人情報は速やかに破棄するものとする 2 個人情報の廃棄にあたっては 外部に漏えいしないよう 印字データについてはシュレッダー処理 電子データについては修復不可能な状態でデータ消去を行わなければならない なお 廃棄をする場合は 外部業者が確実に廃棄したことを確認するものとする 第 25 条 ( 個人情報苦情 相談窓口の設置 ) 1 本人からの情報開示 訂正 利用停止等の請求等 外部からの照会の受付窓口を医事課とする 2 例外として 以下の場合には 第三者に提供することがある 3 第三者への提供は 原則として院長の承認を得て 必要な措置を講じた上でなければならない 第 26 条 ( 個人情報の第三者への提供 ) 1 個人情報の第三者への提供は 当院の利用目的の範囲内で行う 2 例外として 以下の場合には第三者に提供することがある 1 法令に基づく場合 2 人の生命 身体又は財産の保護に必要な場合 3 公衆衛生の向上又は児童の健全育成の推進のために特に必要な場合 3 第三者への提供は 原則として院長の承認を得て 必要な措置を講じた後でなければならない 5

第 8 章個人情報の開示 訂正 削除 追加 利用停止 第 27 条 ( 自己情報に関する権利 ) 1 当院が保有している個人情報について 患者 利用者から説明 開示を求められた場合 診療の現場における診療内容に関する事項は 主治医は 遅滞なく当院が保有している患者 利用者の診療に関する個人情報を希望する方法で説明し開示しなくてはならない 2 開示をした結果 誤った情報があった場合で 訂正 追加又は削除を求められたときは 主治医及び個人情報保護委員会は 遅滞なくその請求が妥当であるかを判断し 妥当であると判断した場合には訂正等を行い 患者 利用者に対してその内容を通知しなければならない 訂正しない場合は 遅滞なく患者 利用者に対してその理由を通知しなければならない 3 死者の情報は 患者 利用者本人の生前の意思 名誉等を十分に尊重しつつ 診療情報の提供等に関する指針 において定められている規定により 遺族に対して診療情報の記録の提供を行なう 4 開示に関する詳細な規定は 診療録の開示基準 を定める 第 28 条 ( 自己情報の利用又は提供の拒否権 ) 当院が保有している個人情報について 患者 利用者から自己情報についての利用又は第三者への提供を拒まれた場合 これに応じなければならない ただし 裁判所および令状に基づく権限の行使による開示請求等又は当院が法令に定められている義務を履行するために必要な場合については この限りでない 第 9 章漏えい事故発生時の対応 第 29 条 ( 緊急連絡体制 ) 個人情報の漏えい事故が発生した場合は 緊急連絡は 情報漏えい緊急連絡体制の定めるところに よる 第 30 条 ( 本規定への違反 ) 本規定への違反が明らかになった場合は 就業規則の定めに従い 違反を行った職員に対する処分 を行うものとする 第 31 条 ( 細則 ) 院長は 必要に応じて個人情報保護に関する細則を制定するものとする 第 32 条 ( 改定 ) 本規定の改訂は 委員会の発議によるものとする 第 33 条 ( 施行 ) 本規定は平成 平成 17 年 4 月 1 日から施行する 平成 20 年 4 月 1 日改訂平成 22 年 10 月 1 日改訂平成 24 年 10 月 1 日改訂平成 26 年 2 月 11 日改訂平成 30 年 1 月 1 日改訂 6