第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル

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根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

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小松市告示第64号

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上のすみ切りを設け, その部分を指定道路の部分とすること ただし, 一方のすみ切りの部分に既存の建築物, 高い擁壁若しくは, がけ等があり, すみ切りを設けることが著しく困難と認められる場合で, 他方のすみ切りを別表に掲げる長さに各々 1メートルを加えた長さにした場合は, この限りでない ( 図 9

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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建築基準法施行規則第10条の2第1号

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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無題

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裾野市告示第  号

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藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

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第1章  総   則

Transcription:

沼津市道路の位置の指定基準 平成 17 年 4 月 28 日都市計画部長決裁 改正平成 23 年 2 月 8 日 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定に基づく道路の位置の指定について 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 第 144 条の4に定めるもののほか 必要な事項を定めるものとする ( 配置計画等 ) 第 2 条位置の指定を受けようとする道路 ( 以下 指定道路 という ) は 土地利用 交通等の現況等を十分考慮して配置しなければならない ( 指定道路の地目等 ) 第 3 条指定道路の土地は 当該用途に供する土地の範囲を明確にするために分筆するとともに 当該土地の地目を公衆用道路とするものとする ( 指定道路の接続等 ) 第 4 条指定道路は その両端を法第 42 条に規定する道路 ( 以下 道路 という ) に接続しなければならない ( 別記第 1 図 1) ただし やむを得ない場合は 袋路状道路 ( その一端のみが他の道路と接続したものをいう 以下同じ ) とすることが出来る ( 別記第 1 図 2 3) 2 前項の規定により 法第 42 条第 2 項に規定する幅員 4メートル未満の道 ( 以下 2 項道路 という ) に接続するときは 同項の規定により道路としてみなされた後退部分を分筆し 公衆用道路に地目変更しなければならない ( 別記第 2 図 ) ( 指定道路の幅員 ) 第 5 条指定道路は 別記第 3 図に示す指定幅員をもって指定するものとする ( 指定道路の車道幅員 ) 第 6 条指定道路の車道幅員は 4メートル以上確保されなければならない ( 別記第 3 図 ) 2 U 型側溝で覆蓋のないもの及び日本工業規格 JIS-A5372 落ちふた式 U 形側溝 (3 種 ) 相当の性能を有しないものは 車道幅員に含めない 3 両端が他の道路に接続する指定道路で区間距離が 100 メートルを超えるものにあっては 車道幅員を5メートル以上としなければならない ( 別記第 1 図 1) 4 袋路状の指定道路で その延長が 70 メートルを超えるものにあっては 車道幅員を6 メートル以上としなければならない ( 別記第 1 図 2( ホ )) 5 車道幅員は 原則として 同一とする ( 指定道路の延長 ) 第 7 条指定道路の延長は 指定道路の中心点を結んだ線の長さをいい 幅員が4メートル未満の部分は含めない 2 指定道路が次の各号のいずれかに該当する河川等を横断するときは 当該横断部分の延長は指定道路の延長に含めないものとする ( 別記第 4 図 ) ⑴ 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) 第 3 条第 1 項に規定する河川及び同法第 100 条に規定する準用河川 ⑵ 沼津市普通河川条例 ( 昭和 46 年条例第 16 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する普通河川 ⑶ 国有財産法 ( 昭和 23 年法律第 73 号 ) 第 3 条第 2 項第 2 号に規定する公共用財産のうち水路敷 堤敷等 ( 転回広場 ) - 1 -

第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル未満の袋路状道路の場合にあっては 当該袋路状道路が他の道路に接続するまでの部分の延長を指定道路の延長に加算し ( 別記第 1 図 2( ロ )) 35 メートルを超える場合は 前項に規定する転回広場を設けなければならない ( 別記第 1 図 2( ニ )) 3 前条第 2 項に規定する河川等を指定道路が横断するときは この横断部分の延長を指定道路の延長に加算し 第 1 項に規定する転回広場を設けなければならない 4 袋路状道路でないもの又は幅員が6メートル以上の袋路状道路に接続する車道幅員が5 メートル以上 6メートル未満の指定道路で 中間に転回広場の設置が必要な場合において 市長が周囲の状況により避難及び通行に安全上支障がないと認めたときは その転回広場の数を1つ減ずることができる ( すみ切り等 ) 第 9 条既存の建築物等により 令 144 条の4 第 1 項第 2 号に規定するすみ切りを両側に設ける ( 別記第 6 図 1) ことが著しく困難であり 市長がやむを得ないと認めたときは 次に掲げる隅切りとすることができる ⑴ 片側すみ切り別記第 6 図 2に示すところによるすみ切り ⑵ 変則すみ切り別記第 6 図 3に示すところによるすみ切り 2 指定道路と他の道路若しくは指定道路相互が交差し 若しくは接続し 又は指定道路の屈曲により生ずる内角が 60 度未満のときは 原則として 底辺の長さが3メートル以上の二等辺三角形となる別記第 6 図 4に示すすみ切りを設けなければならない 3 指定道路と取付道路との接続部分に歩道があり 車道と歩道との間に段差 縁石ブロック等があるときは 歩道の切下げ等適切な措置を講じなければならない この場合において 接続する形状は別記第 6 図 5とする ( 勾配 ) 第 10 条指定道路の縦断勾配は 9パーセント以下とする 2 指定道路が他の道路に接続する部分及び指定道路が相互に交差する部分の延長 6メートルの縦断勾配は 2.5 パーセント以下とする ( 別記第 7 図 ) ただし 交差角が 60 度未満となる場合にあっては 隅角部が急勾配とならない距離まで延長したものとする 3 前 2 項に規定する縦断勾配とすることができない場合には 特定行政庁と協議するものとする 4 指定道路の横断勾配は 原則として2パーセント以下とする ( 舗装等 ) 第 11 条指定道路の路面は アスファルト舗装その他これらに類する舗装をするものとする 2 指定道路の縦断勾配がやむを得ず9パーセントを超える部分には 次に掲げる安全措置を講じなければならない ⑴ コンクリート又はアスファルトによる滑り止め舗装 ⑵ 適当な位置にコンクリート製の横断側溝 ( 蓋を格子蓋としたもの ) の設置 ( 道路の位置の表示及び排水施設 ) 第 12 条指定道路の位置の指定又はその位置の変更をしようとするときは 沼津市建築基準法施行細則 ( 平成 6 年沼津市規則第 3 号 ) 第 15 条の規定により 側溝 街渠その他の永久構造物により道路の位置を表示しなければならない - 2 -

2 指定道路の側溝は 両側に設けることを原則とし U 字溝にあってはその内法寸法が 24 センチメートル以上 L 字溝にあっては幅 45 センチメートル以上のコンクリート製で 開発区域内の下水及び雨水を有効かつ適切に排水できるように設置するとともに 流末は 公共排水路等に接続するものとする 3 側溝は コンクリート製とし 2 次製品を使用したときは 仕様書等を提出するものとする ( 別記第 8 図 ) 4 U 形側溝には 10 メートル以内ごとにグレーチング蓋を設置し L 形側溝には側溝の起終点及び 20 メートル以内ごとに集水桝を設置するものとする 5 指定道路内に設置するグレーチング蓋は 内蓋式とし T-14( 道路構造令 ( 昭和 45 年政令第 320 号 ) T 荷重 ) 以上の強度を有するものとする ( 指定道路内の通行 ) 第 13 条指定道路内は 通行に支障のないようにしなければならない なお 通行に支障がある場合には 指定は行われないものとする ( 安全施設 ) 第 14 条指定道路において 水路 がけ等により通行上危険を伴うおそれのある箇所又は落石等により当該道路の構造に損傷を与えるおそれのある箇所があるときは ガードレール 柵 擁壁等の適切な防護施設を設けなければならない 2 前項の防護施設に係る土地は 指定幅員に含むことができる ( 電柱電話柱の設置 ) 第 15 条電柱 電話柱及びその支柱等は 原則として道路敷地以外に設置すること ( 維持管理等 ) 第 16 条指定道路の所有者又は管理者は 指定道路の維持管理に努めなければならない 2 開発区域内に取付道路以外の2 項道路の後退部分があるときは その後退部分を分筆し 地目を公衆用道路にするよう努めなければならない ( 権利者の承諾等 ) 第 17 条道路の位置の指定を受けようとする者は 次に掲げる権利者等の承諾を得るものとする ⑴ 指定道路となる土地の所有者及びその土地に関して権利を有する者 ( 以下 土地の権利者 という ) ⑵ 既指定道路の土地の所有者 ( 既指定道路に指定道路を接続するときに限る ) ⑶ 第 4 条第 2 項の規定に該当する後退部分の土地の権利者 ( 該当する土地があるときに限る ) ⑷ 開発区域内の指定道路以外の土地に設ける水路部分の土地の権利者 ( 該当する土地があるときに限る ) 2 前項第 4 号の規定に該当する場合には 原則として その土地を分筆し 地目を用悪水路に変更するものとする 3 道路の位置の指定を変更しようとする者は 次に掲げる権利者等の承諾を得るものとする ⑴ 変更しようとする既指定道路の土地の権利者 ⑵ 指定道路を延長し 又は幅員を広げる場合においては 次に掲げる者ア指定道路を延長する部分の土地の権利者イ指定道路の幅員を広げる部分の土地の権利者 ⑶ 既指定道路の土地の所有者 ( 既指定道路に指定道路を接続するときに限る ) ⑷ 開発区域内の指定道路以外の土地に設ける水路部分の土地の権利者 ( 該当する土地があるときに限る ) - 3 -

⑸ 指定道路の一部を廃止する場合においては 次に掲げる者 ( 廃止する指定道路の部分に接する土地が 法第 43 条第 1 項の規定又は同条第 2 項の規定に基づく静岡県建築基準条例 ( 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 17 号 以下 県条例 という ) の規定に抵触しないときは 廃止する指定道路の部分に接する土地の権利者及びこの接する土地にある建築物の所有者の承諾は不要とする ) ア廃止する指定道路の部分に接する土地の権利者イ廃止する指定道路の部分に接する土地にある建築物の所有者 4 前項第 4 号の規定に該当する場合には 原則として その土地を分筆し 地目を用悪水路に変更するものとする 5 道路の位置の指定を廃止しようとする者は 次に掲げる権利者等の承諾を得るものとする ( 廃止する指定道路に接する土地が 法第 43 条第 1 項の規定又は同条第 2 項の規定に基づく県条例の規定に抵触しないときは 廃止する指定道路に接する土地の権利者及びこの接する土地にある建築物の所有者の承諾は不要とする ) ⑴ 廃止する指定道路の土地の権利者 ⑵ 廃止する指定道路に接する土地の所有者 ⑶ 廃止する指定道路に接する土地にある建築物の所有者付則この基準は 平成 17 年 5 月 2 日から施行する 付則この基準は 平成 23 年 2 月 8 日から施行する - 4 -

別記第 1 図 幅員と延長 1 両端接続道路 L W 延長 (L) が 100m 以下のとき車道幅員 (W) は 4m 以上 延長 (L) が 100m を超えるとき車道幅員 (W) は 5m 以上 法第 42 条に該当する道路 2 袋路状道路 ( イ ) ( ロ ) 接続道路が幅員 6m 未満の袋路状道路の場合 L 35m L2 6m>W 4m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 L1 L1+L2 35m ( ハ ) L W 公園 広場などの自動車の転回に支障ないものに接続 ( 管理者の承諾が必要 ) L 100m のとき W 4m L>100m のとき W 5m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 - 5 -

( ニ ) 延長 (L) が 35m を超える場合 L 70m 国土交通省告示第 1837 号 ( 指定基準第 3) に適合する転回広場の設置 6m>W 4m L1 35m L2 35m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( ホ ) W 6m L= 任意 法第 42 条に該当する道路 - 6 -

3 既存袋路状道路 ( 法第 42 条に該当する道路 ) の延長延長は原則 6m 以上の道路によるものとする 既存袋路状道路が法第 42 条第 2 項の道路の場合は別途協議のこと ( イ ) 指定道路延長 L( 任意 ) 3m 1m 既存袋路状道路 4m W 6m ( 道路中心線を一致させる ) 隅切 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( ロ ) 隅切 指定道路延長 L( 任意 ) 6m 既存袋路状道路 4m W 6m ( 片側の道路境界を一致させる ) 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 ( ハ ) 指定道路延長 L( 任意 ) 既存袋路状道路 6m W 6m ( 道路中心線を一致させる ) 法第 42 条に該当する道路 - 7 -

( ニ )6m 未満の既存袋路状道路をその幅員で延長する場合 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 6m 未満の既存袋路状道路 転回広場 延長 L 35m 延長 L 35m 両端接続の道路又は幅員 6m 以上の袋路状道路 6m 未満の既存袋路状道路 転回広場 延長 L 35m 延長 L 35m - 8 -

別記第 2 図 法第 42 条第 2 項の道路に接続する場合 ( イ ) 一般的な場合 指定道路延長 L 2 項道路 道路後退線は分筆し地目を公衆用道路とし 原則舗装する 幅員 W ( ロ ) 河川 がけ等に接する場合 指定道路延長 L 2 項道路 4m 道路後退線は分筆し地目を公衆用道路とし 原則舗装する 幅員 W - 9 -

別記第 3 図 道路幅員及び車道幅員のとり方 ⑴ 車道幅員 指定道路幅員 ⑵ 車道幅員 指定道路幅員 ⑶ 車道幅員 暗渠 指定道路幅員 内法寸法が 50 cm以上のもの ⑷ 路肩 車道幅員 歩道 指定道路幅員 ⑸ 車道幅員 カ ート レール等 官民境界 既設水路等 指定道路幅員 ( 注 ) 指定した道路幅員内は建築基準法第 44 条の建築制限を受ける - 10 -

別記第 4 図 河川等を挟んで接続する場合 指定道路延長 L 水路等 1 項道路 河川占用許可 ( 占用部分の形態については河川管理者と協議 ) 幅員 W ガードレール等 ( 必要に応じて ) 4m a 指定道路延長 L=a+b b 1 項道路 水路等 河川占用許可 ( 占用部分の形態については河川管理者と協議 ) 幅員 W 4m ガードレール等 ( 必要に応じて ) 第 8 条第 3 項により転回広場の検討を行う場合は 占用部分の延長を指定道路の延長に加算すること - 11 -

別記第 5 図 転回広場の形状 ⑴ 中間に設けるもの ( イ ) ( ロ ) 道路中心線 2.5m 道路中心線 5m 2.5m 3m 5m 6m ( ハ ) ( ニ ) 5m 6m 道路中心線 道路中心線 3m 4m ( ホ ) 道路中心線 2.5m 10m - 12 -

⑵ 終端の設けるもの ( イ ) 35m 以内 道路中心線 5m 3m 5m 3m ( ロ ) 35m 以内 3m 道路中心線 5m 4m ( ハ ) 35m 以内 道路中心線 6m 3m 道路延長 - 13 -

別記第 6 図 隅切 1 両側隅切り 隅切 (2 等辺 3 角形 ) 2 片側隅切り 既存道路 5m 3m 指定道路 3 変則隅切り 既存道路 a b a 指定道路 (a 1m かつ b 1m) かつ (a+b 4m) - 14 -

4 交差 接続又は屈曲により生じる内角が 60 度未満のときの隅切り θ<60 隅切 ( 二等辺三角形 ) 3m θ 120 隅切不要 5 歩道を挟んで接続する場合 ( イ ) 指定道路延長 L 1 項道路 幅員 以下の歩道 歩道部を含み隅切形状を * とできるかは道路管理者と協議 幅員 W 4m 指定道路延長 L 1 項道路 4m 幅員 以下の歩道歩道部を含み隅切形状を*とできるかは道路管理者と協議幅員 W - 15 -

( ロ ) 道路管理者と協議により 特定行政庁が周囲の判断によりやむを得ないと認め 隅切を設ける必要がない場合 指定道路延長 L 幅員 を超える歩道 1 項道路 隅切の形状は道路管理者と協議 幅員 W 4m - 16 -

別記第 7 図 勾配 1 接続 既存道路 接続線 6m 指定道路 2 交差 6m 指定道路 6m 指定道路 交差 部分 指定道路 6m 指定道路 6m - 17 -

別記第 8 図 排水施設 指定道路及びこれに接する敷地の排水に必要な排水施設は 次図の構造と同等以上のものとすること L 型側溝 ( 現場打ち ) U 型側溝 ( 現場打ち ) 150 240 以上 150 指定道路 150 300 400 200 指定道路 120 150 150 150 L 型側溝 ( コンクリート 2 次製品 ) L 型側溝 (JIS A5372) 150 U 型側溝 ( コンクリート 2 次製品 ) 落ちふた式 U 型側溝 3 種 150-18 -