非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

Similar documents
非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の

査請求人 ) が 平成 5 年分所得税確定申告書 ( 以下 本件請求保有個人情報 1 という ) の開示を求めるものである 処分庁は, 本件開示請求に対し, 本件請求保有個人情報 1は文書保存期間 (7 年 ) が満了し, 既に廃棄しているとして, 平成 27 年 12 月 2 2 日付け特定記号第

諮問庁 : 防衛大臣諮問日 : 平成 28 年 2 月 25 日 ( 平成 28 年 ( 行情 ) 諮問第 192 号 ) 答申日 : 平成 29 年 1 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 行情 ) 答申第 694 号 ) 事件名 : 洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準 運用上の留意事項等に

諮問庁 : 国立大学法人長岡技術科学大学諮問日 : 平成 30 年 10 月 29 日 ( 平成 30 年 ( 独情 ) 諮問第 62 号 ) 答申日 : 平成 31 年 1 月 28 日 ( 平成 30 年度 ( 独情 ) 答申第 61 号 ) 事件名 : 特定期間に開催された特定学部教授会の音声

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

の補正書 において, 審査請求の趣旨を この開示請求は本人の給与のみずましにかかわる書面である為 としているが, 原処分を取り消し, 本件対象保有個人情報の開示を求めている審査請求として, 以下, 原処分の妥当性について検討する 2 原処分の妥当性について (1) 給与所得の源泉徴収票について給与所

録された保有個人情報 ( 本件対象保有個人情報 ) の開示を求めるものである 処分庁は, 平成 28 年 12 月 6 日付け特定記号 431により, 本件対象保有個人情報のうち,1 死亡した者の納める税金又は還付される税金 欄,2 相続人等の代表者の指定 欄並びに3 開示請求者以外の 相続人等に関

19 条の4 第 2 項の規定により, 特別職の公務員であるから, 本件不開示情報は, 公務員としての職務遂行情報であり, 精神保健指定医が, 客観的な生体検査もなく, ただその主観に基づいて, 対象者を強制入院させることができるという性質の資格であること, 本件開示請求に係る精神保健指定医らが対象

<4D F736F F D2095BD90AC E D738CC2816A939A905C91E D862E646F63>

おいて開催されていた法の制度運営に関する検討会の報告 ( 平成 17 年 3 月 29 日 ) では, 法の運用に関する改善措置として, 理由付記に関して 特に, 文書不存在を理由とする不開示決定については, 例えば, 請求対象文書をそもそも作成 取得していない, 作成したが保存期間が経過したので廃

無い (3) 特定市が振興協会会長 Aと市教育委員会とで一体に推進した当該文化事業は事業の実施前と実施後のまちの変化における事業の効果について国への報告義務があり, 公正に適法に事業を行う責務の存在は当該文化事業の目標の1は中心市街地の賑わいの促進にあって中心市街地活性化ソフト事業であって公開されて

業務 とあるが, 当該支払の一時差止めに係る決定を除く と, されている すなわち, 決定に係る業務は, 事業管理課長である ウその決定に係る文書及びデータは存在する 事業管理課長の決定により, 年金機構は, 障害者の年金給付を一時差し止めるための電算処理をしている事実がある そして, その事実から

1 本件審査請求について (1) 本件審査請求に係る開示請求は, 法に基づき, 処分庁に対し, 本件対象文書の開示を求めたもの ( 以下 本件開示請求 という ) である (2) 本件開示請求を受けて, 処分庁は, 本件対象文書を作成しておらず不存在として, 不開示決定 ( 原処分 ) を行った (

諮問庁 : 株式会社日本政策金融公庫諮問日 : 平成 28 年 2 月 8 日 ( 平成 28 年 ( 独個 ) 諮問第 3 号 ) 答申日 : 平成 28 年 4 月 27 日 ( 平成 28 年度 ( 独個 ) 答申第 1 号 ) 事件名 : 本人に関する融資審査の検討資料の不訂正決定に関する件

ウ 特定個人 a に訂正してほしいとは, 私は書いてない これも日本年金機構の単純ミスなのか? それとも他に理由があるのか? 事実に基づいて, 説明を求める 私の公共職業安定所における氏名は, カタカナの 特定個人 b のスペースなしで管理されている 私の資格画面も氏名欄はカタカナである 国民年金保

の対象として 人事院事務総長引継書 を特定し, 同年 9 月 29 日付け行政文書開示決定通知書を審査請求人に送付した 2 審査請求人が主張する本件審査請求の趣旨及び理由審査請求人は, 事務引継書が1 名分しか存在しないという決定は不自然である, 他の職員についても事務引継書がなければ, 前任者から

異議申立てしていますが, 協会 ( 原文ママ ) として黙認しています 本件に関しても, 諮問庁は国のトップなのだから, もっともっと労働問題に積極的に取り組み, 労基法厳守で, 場合により, 行政処分すべきである 警察なら, スピード違反すれば即行政処分されますが, 労基法では, 基本強い行政処分

0 月 22 日現在, 通帳紛失の総合口座記号番号 特定番号 A-B~C 担保定額貯金 4 件 ( 特定金額 A): 平成 15 年 1 月 ~ 平成 16 年 3 月 : 特定郵便局 A 預入が証明されている 調査結果の回答書 の原本の写しの請求と, 特定年月日 Aの 改姓届 ( 開示請求者本人

として本件対象文書にかがみを加えたものを特定した 本件開示請求に対しては, 法 11 条に規定する開示決定等の期限の特例を適用し, まず, 平成 27 年 4 月 20 日付け防官文第 6779 号により, かがみについて開示決定を行った後, 同年 9 月 3 日付け防官文第 号により

く, 未支給年金受給権者の個人情報の開示を求めているとして, 法 12 条 自己を本人とする開示を請求することができる に当たらないため, 開示することはできないことを伝え, 取り下げの意思を確認した しかしながら, 異議申立人は, 不開示である旨の正式な回答がほしいとして, 開示請求を続けたもので

(1) 農林水産省の事務官である特定個人 Aが職務上作成した行政文書で公にできる行政文書は存在するはずであり, 公開しなければならない ( 諮問第 551 号 ) (2) 本来であれば, 開示できる文書が存在しない, 存否応答しない, 不存在と, 文書の性質によって, 処分内容が異なるはずである 特

第 3 諮問庁の説明の要旨 1 本件事案の概要本件は, 審査請求人が平成 29 年 8 月 29 日付けで法人文書の開示請求を行ったことに対し, 同年 9 月 29 日付け千大総第 307 号により, 法人文書の一部を不開示とする開示決定等処分 ( 処分 1) を行ったところ, 審査請求が提起された

っている以上, 被面接者においてそもそも特別な対応策を採る必要はないといえる ウよって, 本件対象文書の不開示部分は法 5 条 6 号に該当しないといえる (2) 意見書 ( 添付資料省略 ) ア裁判官の場合, 新任判事補志望者カードの全部が開示されている ( 資料 1) ことからすれば, 検事に関

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

理の手引 は, 開示の実施においては, 行政文書をありのまま開示する (23 枚目 ) として, 原則として加工はしない ( 同上 ) としている したがって本件対象文書の電磁的記録の開示に当たっては, 当該電磁的記録をそのままのデータ形式で開示すべきである また, 同様な趣旨で本件対象文書の電磁的

子ファイルを紙に出力する際に, 当該ファイル形式では保存されている情報が印刷されない場合が起こり得る これと同様に当該ファイル形式を他のファイル形式に変換する場合にも, 変換先のファイル形式に情報が移行しない場合が設定等により技術的に起こり得るのである 本件対象文書が当初のファイル形式を変換して複写

り公表されないことが日米両政府間で合意されており, これを公にすることは, 米国との信頼関係が損なわれるおそれがあると認められることから, 法 5 条 3 号に該当するため不開示とする決定 ( 原処分 ) を行った (3) これに対し, 異議申立人は, 国土交通大臣に対して, 原処分の取消しを求めて

ターの上司職員に隠匿 ( 隠滅 ) され送付がない為に, 法律に基づいた開示請求により送付をして頂きたいための開示請求であるが, 平成 19 年 10 月 22 日現在, 通帳紛失の郵便貯金 : 総合口座 特定番号 A ( 担保定額定期 : 枝番特定番号 B~Cを含む ):( 口座名義人 ) 開示請

消費者庁にも苦情相談を行い, 今にも消費者庁が動くであろうこと等を話し, 異議申立人に謝罪及びデータ削除を求めているとのことであった 当初監察部は, 異議申立人に謝罪に応じるよう促したが, 異議申立人が使用しているデータは, 登記事項証明書記載のデータと同一であり 法 を犯していないので謝罪には応じ

て本学が過去に公表した内容は除く ) 及び 3 当該事故に係る診療科, 機構への報告日その他報告内容に係る情報として事務担当者が加筆したメモ について全部開示を求める 少なくとも患者, 医師の個人情報に係らない部分については開示すべき そもそもこの報告書は同じような事故が起きないようにするために医師

ありどのような証言がなされたのか ( 請求人にとって虚偽と思われる証言が無いか等 ), また産業医が本人の意見を聞かずにどう判断し診療録に記載したのかを知る権利が請求人にはあると考える 3 請求人については, 特定理由等から特定機関等が千葉大学に対して診療録の開示を求める可能性もあり得るが, 千葉大

問にさらされることはむしろあるべき姿であり, それによって一層公益の増進に資するともいえる 特に, 本件のような面接試験の場合には, 試験結果の開示が, 面接試験以外の事由で受験者を選抜したのではないことを示すといった効果もあり, 面接試験が適正に行われることを確保するに大きく資すると言える したが

( イ ) 私は, 平成 27 年 4 月 8 日の年機構発 2 号 保有個人情報の開示をしない旨の決定について ( 通知 ) を見て驚いている 書類があるのに開示しないのは, 非常に遺憾である 特定年金事務所が, 私の 保有個人情報の開示請求 を受付けないことで, 私は会社との民事裁判平成 23

11総法不審第120号

基づき, 平成 27 年 9 月 29 日付けで, 特定労働基準監督署( 以下 特定署 という ) へ特定日までに提出された特定事業場の就業規則, 就業規則届及び意見書 36 協定書, 同月 30 日付けで, 特定署に提出された特定事業場の36 協定書 3 年分 に係る開示請求を行った (2) 三重

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

情報公開答申第733号本文(諮問第923号)

債務のうち所定の範囲内のものを当該事業主に代わって政府が弁済する旨規定する (2) 賃確法 7 条における上記 政令で定める事由 ( 立替払の事由 ) として 賃金の支払の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 51 年政令第 169 号 以下 賃確令 という )2 条 1 項 4 号及び賃金の支払の確

が成立するが 本件処分日は平成 29 年 3 月 3 日であるから 平成 24 年 3 月 3 日以降 審査請求人に支給した保護費について返還を求めることは可能であ る 第 3 審理員意見書の要旨 1 結論本件審査請求には理由がないので 棄却されるべきである 2 理由 (1) 本件処分に係る生活保護

( 別紙 ) 答申 : 行文第 24 号 諮問 : 行文第 24-1 号 答申第 1 審査会の結論実施機関が行った本件不開示決定処分については適正であったと認める 第 2 諮問事案の概要 1 行政文書の開示請求異議申立人は 平成 24 年 5 月 7 日 奈良市長 ( 以下 実施機関 という ) に

答申第203号(公表用)

2 異議申立ての理由 文書不存在 はあり得ないと考える 第 4 実施機関の説明要旨 実施機関から提出された理由説明書の要旨は次のとおりである 1 本件開示請求と関わる可能性がある文書がないか調査した 開示請求のあった文書が 沖縄県と福建省との友好省県締結に関わるものであることが推測されたことから 対

(Microsoft Word - 06 \223\232\220\\\217\221\201i\214\210\222\350\201j.doc)

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

1 審査会の結論 平成 28 年度市民税 県民税の賦課決定処分 に係る審査請求は棄却する べきであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要南区長 ( 以下 処分庁 という ) は 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 24 条及び第 294 条並びに横浜市市税

第1 審査会の結論

< F2D95F193B98E9197BF D86A D D96B1>

処分済み

11総法不審第120号

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

別紙 答申 1 審査会の結論 委託事業者の企画提案書 及び 選考会議の資料 について行われた部分公開の決定は 妥当である 2 異議申立ての趣旨 (1) 異議申立人 ( 以下 申立人 という ) は 神戸市情報公開条例 ( 以下 条例 という ) に基づき 以下の公開請求 ( 以下 本件請求 という

ら退去を迫られやむを得ず転居したのであるから本件転居費用について保護費が支給されるべきであると主張して 本件処分の取消しを求めている 2 処分庁の主張 (1) 生活保護問答集について ( 平成 21 年 3 月 31 日厚生労働省社会援護局保護課長事務連絡 以下 問答集 という ) の問 13の2の

達したときに消滅する旨を定めている ( 附則 10 条 ) (3) ア法 43 条 1 項は, 老齢厚生年金の額は, 被保険者であった全期間の平均標準報酬額の所定の割合に相当する額に被保険者期間の月数を乗じて算出された額とする旨を定めているところ, 男子であって昭和 16 年 4 月 2 日から同

< F2D F8C668DDA A91E D86939A905C>

警備の下にあり 仮に本件対象文書が開示されたとしても院内への不法な侵入及び院内での不法な活動は困難であり 犯罪の予防 鎮圧等に支障を及ぼすとは考えられず 合理性を欠いている したがって 本件対象文書は法第 5 条第 4 号には相当せず 規程第 4 条第 3 号に定める事務局不開示情報に該当しないこと

う 9 枚の行政文書 及び開示すべきとされた 別紙に掲げる部分 の全て について, 民事裁判管轄権に関する日米合同委員会合意関連文書 ( 以下 文書 1 という ) 及び 合意に係る日米合同委員会議事録 ( 以下 文書 2 という ) を特定し, 前者を開示, 後者を不開示とする各決定 ( 原処分

返還の必要性を十分説明しており 手続は適法である 第 3 審理員意見書の要旨 1 結論本件審査請求には理由がないので 棄却されるべきである 2 理由 (1) 本件の争点は 本件保険が法第 4 条第 1 項に規定する 利用し得る資産 に該当するかどうかであるが その判断に当たっては 処分庁が判断の要素

< F2D F8C668DDA A91E D86939A905C>

諮問第 483 号 答 申 第 1 審査会の結論 千葉県教育委員会 ( 以下 実施機関 という ) の決定は妥当である 第 2 異議申立人の主張要旨 1 異議申立ての趣旨異議申立ての趣旨は 実施機関が平成 24 年 3 月 28 日付教財第 1947 号で行った行政文書不開示決定 ( 以下 本件決定

処分済み

< F2D F8C668DDA A91E D86939A905C>

ださい との付記があったことから, 処分庁が行政文書の特定を容易にできるよう, 審査請求人において法人設立時に提出されたものと思われる行政文書の名称を列記して記載したところである 本件請求を受けて, 処分庁は, 補正を要する事項があるとして, 平成 27 年 11 月 17 日付け特定記号第 136

11総法不審第120号

11総法不審第120号

諮問庁 : 国土交通大臣諮問日 : 平成 30 年 9 月 26 日 ( 平成 30 年 ( 行情 ) 諮問第 424 号 ) 答申日 : 平成 31 年 3 月 29 日 ( 平成 30 年度 ( 行情 ) 答申第 554 号 ) 事件名 : 不動産鑑定士に対する懲戒処分について に係る決裁文書の

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

横浜市情報公開・個人情報保護審査会答申

総務省が所管する地方税法ではなく 財務省が所管する国有財産法の適用を受けるとのことであり 実施機関の本件決定は失当である (2) 本件は 国税庁からの教示による公文書公開請求であり これを実施機関が非公開決定するとは言語道断である (3) 尖閣諸島の国有化は 日本と中国の外交問題に発展していることも

ウ商業地等である 町の土地の平成 28 年度分の固定資産税の課税標準額は 法附則第 18 条第 5 項及び第 25 条第 5 項の規定により 課税標準となるべき価格に0.7を乗じた額となる なお 岐阜市税条例 ( 昭和 25 年岐阜市条例第 14 号 以下 条例 という ) においては これと異なる

11総法不審第120号

7 平成 28 年 10 月 3 日 処分庁は 法第 73 条の2 第 1 項及び条例第 43 条第 1 項の規定により 本件不動産の取得について審査請求人に対し 本件処分を行った 8 平成 28 年 11 月 25 日 審査請求人は 審査庁に対し 本件処分の取消しを求める審査請求を行った 第 4

Microsoft Word - 20年度(行情)答申第585号.doc

第一審査会の結論 豊中市教育委員会が行った 内部公益通報に係る調査の実施について ( 報告 ) を不 開示とした決定は妥当ではなく 別紙に記載した部分を除き開示すべきである 第二審査請求の経過 1 開示請求審査請求人は 平成 25 年 7 月 17 日 豊中市情報公開条例 ( 以下 条例 という )

2 審査請求の理由 (1) 審査請求書 ( 諮問第 586 号ないし第 589 号 ) ア審査請求の経緯 ( ア ) 特定年月日 A, 平成 26 年度司法書士試験筆記試験実施 ( イ ) 特定年月日 B, 平成 26 年度司法書士試験多肢択一式における法務省解答発表 ( ウ ) 特定年月日 C,

病が原子爆弾の傷害作用に起因する旨の厚生労働大臣の認定を受けなければならない ( 被爆者援護法 11 条 1 項 ) ⑶ 都道府県知事は ⑵ 記載の厚生労働大臣の認定を受け かつ 当該認定に係る負傷又は疾病の状態にあるとの要件に該当することについて都道府県知事の認定を受けた者に対し 医療特別手当を支

第 4 審理員意見書の結論 本件各審査請求は理由がないから 行政不服審査法 4 5 条 2 項に より いずれも棄却すべきである 第 5 調査審議の経過審査会は 本件諮問について 以下のように審議した 年月日審議経過 平成 30 年 3 月 6 日 諮問 平成 30 年 4 月 26 日審議 ( 第

して 当審査会に対し諮問をした 以上の事案の経緯は 諮問書 審査請求書及び懲戒処分書から認められる 2 関係する法令等の定め (1) 司法書士に対する懲戒及びその手続についてア法 47 条は 司法書士がこの法律又はこの法律に基づく命令に違反したときは その事務所の所在地を管轄する法務局又は地方法務局

控訴人は, 控訴人にも上記の退職改定をした上で平成 22 年 3 月分の特別老齢厚生年金を支給すべきであったと主張したが, 被控訴人は, 退職改定の要件として, 被保険者資格を喪失した日から起算して1か月を経過した時点で受給権者であることが必要であるところ, 控訴人は, 同年 月 日に65 歳に達し

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第183号.doc

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

11総法不審第120号

1 審査会の結論平成 30 年 1 月 12 日付けで審査請求人が行政文書公開請求した 深沢地域整備事業に関し J R 東日本の要望 条件 要請 意向等の文書 ( 復命書含む ) 及び前記の記載がある文書 に対して実施機関鎌倉市長が平成 30 年 3 月 12 日付けで行った行政文書一部公開決定処分

11総法不審第120号

平成14年7月3日

横情審答申第 1534 号 平成 3 0 年 11 月 15 日 横浜市長林文子様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 藤原靜雄 横浜市個人情報の保護に関する条例第 53 条第 1 項の規定に基づく諮問 について ( 答申 ) 平成 29 年 5 月 1 日総職健第 86 号による次の諮問につ

2 当事者の主張 (1) 申立人の主張の要旨 申立人は 請求を基礎づける理由として 以下のとおり主張した 1 処分の根拠等申立人は次のとおりお願い書ないし提案書を提出し 又は口頭での告発を行った ア.2018 年 3 月 23 日に被申立人資格審査担当副会長及び資格審査委員長あてに 会長の経歴詐称等

取得に対しては 分割前の当該共有物に係る持分割合を超える部分の取得を除いて 不動産取得税を課することができないとするだけであって 分割の方法に制約を設けているものではないから 共有する土地が隣接している場合と隣接していない場合を区別し 隣接していない土地を一体として分割する場合に非課税が適用されない

文書の探索が不十分であるか, または, 対象文書を情報公開の適用除外か解釈上の不存在と判断することが違法である 本件不開示情報は, いずれも, 法 5 条各号に該当しないか, 例え該当したとしても, 開示を定めたただし書き全てに該当する 本件不開示情報は, いずれも, 法 7 条に該当する とくに,

件数表(神奈川)

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

11総法不審第120号

11総法不審第120号

大情審答申第 号

11総法不審第120号

処分済み

ている しかしながら 本件処分は条例の理念と条文の解釈運用を誤った違法なものであり 取り消されなければならない ⑶ 条例第 7 条第 1 項本文は 個人情報の外部提供の原則禁止を規定している また 同条同項ただし書の趣旨は 単に外部提供の原則禁止規定を解除したにとどまる すなわち 当該法令等が存在す

環境保全型農業直接支援対策交付金交付要綱 制定改正 平成 23 年 4 月 1 日付け22 生産第 号平成 24 年 4 月 6 日付け23 生産第 6218 号農林水産事務次官依命通知 ( 通則 ) 第 1 農林水産大臣は 環境保全型農業直接支援対策を実施するため 環境保全型農業直接支

通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

平成14年度財団法人東京都歴史文化財団

11総法不審第120号

Transcription:

諮問庁 : 財務大臣諮問日 : 平成 27 年 10 月 1 日 ( 平成 27 年 ( 行情 ) 諮問第 597 号 ) 答申日 : 平成 28 年 4 月 18 日 ( 平成 28 年度 ( 行情 ) 答申第 9 号 ) 事件名 : 戦艦大和の建造費用の出所, 特定個人の名前が記載されているか分かる文書の不開示決定 ( 不存在 ) に関する件 答申書 第 1 審査会の結論別紙に掲げる文書 ( 以下 本件対象文書 という ) につき, これを保有していないとして不開示とした決定は, 妥当である 第 2 異議申立人の主張の要旨 1 異議申立ての趣旨行政機関の保有する情報の公開に関する法律 ( 以下 法 という )3 条の規定に基づく開示請求に対し, 平成 27 年 8 月 20 日付け財計第 2643 号により財務大臣 ( 以下 処分庁 又は 諮問庁 という ) が行った不開示決定 ( 以下 原処分 という ) について, その取消しを求める 2 異議申立ての理由異議申立人の主張する異議申立ての理由は, 異議申立書及び意見書の記載によると, おおむね以下のとおりである ( 異議申立人は, 意見書に資料を添付しているが, その内容は省略する ) (1) 異議申立書原処分は明確な理由もなく保有が確認できなかったと記載がされており, 別途財文第 274 号では異なる理由での不開示決定がされたことから原処分の決定に疑義が生じる (2) 意見書 1 本来であれば, こちらから開示請求を行う理由はなく借りた資産については日本政府が責任をもって親族へ返還を行うことが当然の道理である これまで多くの時間が経過したが, 日本政府から特定個人 Aの資産が返還されることも, 特定個人 Aが尽力したことについても親族に伝えられることはなかった 手紙の存否はもとより, 借りた相手について記録がないということはあってはならないことである ついては, その内容について速やかに公開し返還に向けた対応を求めたい (3) 意見書 2 日本国において不利益とならないようこの場をもって解決したく, 誠意ある対応を求める 1

非常に長い期間, 苦痛に耐え続けた親族にとって, 納得のできる対応を日本政府にしてもらえるよう関係者には協力賜りたい ( その他は, 上記 (2) と同旨であるため省略する ) (4) 意見書 3 特定個人 Aの身元を明らかにすること及び親子関係の証明に当たっては財務省 総務省において, 生年月日の不一致, 氏名の不一致などそれぞれ異なる理由をもっていまだ明らかにされていないところである 特定個人 Aの勲績を明らかにするためにも特定個人 Aの勲功記番號が記載された資料を添付する 当時, 勲功記番號を暗号とし軍人を管理していた日本政府においてはこの番号をもって特定個人 Aの身元や勲績を特定できることと思う 当時, 幼い異議申立人は日本に行けば十分な資産があると特定個人 Aに教えられ, その言葉を頼って日本に来た その資産が奪われた状態だけでなく, 存在すらも隠され続けていることに納得ができない 日本政府の損失ひいては外交問題に発展しないためにもこの資料を活用してもらい, 解決することを望む 第 3 諮問庁の説明の要旨 1 経緯平成 27 年 7 月 13 日付け ( 同月 14 日受付 ) で法 3 条に基づき, 異議申立人から, 戦艦大和の建造にかかる費用について, 費用の一部を特定個人 Aが掘り当てた金塊によりまかなったと聞いている その証拠として, 特定個人 B が特定個人 Aより金塊を掘り当てたこと, 相当金額が記載された手紙を受け取っており, そちらに提出している 戦艦大和の建造について費用の出所, 特定個人 Aの名前が記載されているかわかる資料 ( 本件対象文書 ) について開示請求 ( 以下 本件開示請求 という ) が行われた これに対して, 財務大臣 ( 処分庁 ) は, 法 9 条 2 項の規定に基づき, 平成 2 7 年 8 月 20 日付け財計第 2643 号により, 行政文書不存在を理由として不開示決定 ( 原処分 ) を行った この原処分に対し, 平成 27 年 9 月 7 日付け ( 同月 8 日受付 ) で行政不服審査法 6 条に基づき, 異議申立人から, 原処分を取り消し, 本件開示請求に係る行政文書の開示を求めるとの異議申立てがあったものである 2 異議申立人の主張上記第 2の2(1) と同旨 3 諮問庁としての考え方 (1) 本件開示請求に係る行政文書について異議申立人は, 戦艦大和の建造について費用の出所, 特定個人 Aの名前が記載されているか分かる資料 ( 本件対象文書 ) の開示を請求している (2) 本件対象文書の存否について 2

ア特定個人 Aの名前が記載されているか否かにかかわらず, 戦艦大和の建造に掛かる費用の出所について記載された文書は, 少なくとも戦前に作成された文書であると考えられる イ戦前の防衛予算に係る行政文書について, 主計局において現在行政文書登録をしている文書はないものの, 念のため, 本件開示請求を受けた際に同局において戦前 戦後を含めて文書自体の存否, 記載の有無等を探索したが, 実際に本件開示請求に該当する文書を保有していなかったことから原処分を行った ウまた, 異議申立てを受けた際に再度主計局において文書を探索したが, 本件開示請求に該当する行政文書の保有は確認できなかった 4 結論以上のことから, 財務省は本件開示請求に係る行政文書を保有していないことから, 処分庁の行った原処分は妥当であり, 本件異議申立ては棄却すべきものと考える 第 4 調査審議の経過当審査会は, 本件諮問事件について, 以下のとおり, 調査審議を行った 1 平成 27 年 10 月 1 日諮問の受理 2 同日諮問庁から理由説明書を収受 3 同月 15 日異議申立人から意見書 1を収受 4 同月 30 日異議申立人から意見書 2を収受 5 同年 11 月 19 日異議申立人から意見書 3を収受 6 平成 28 年 3 月 25 日審議 7 同年 4 月 14 日審議第 5 審査会の判断の理由 1 本件対象文書について本件開示請求は, 本件対象文書の開示を求めるものであり, 処分庁は, 不存在のため不開示とする原処分を行った これに対し, 異議申立人は, 原処分の取消しを求め, 諮問庁は原処分を妥当としていることから, 以下, 本件対象文書の保有の有無について検討する 2 本件対象文書の保有の有無について (1) 戦艦大和の概要について, 当審査会事務局職員をして関係資料を確認させたところ, 戦艦大和は, 第三次海軍軍備補充計画においてその建造が計画され, 運用者が大日本帝国海軍とされており, 昭和 12 年に起工し, 昭和 16 年に完成したとのことであった そうすると, 仮に, 戦艦大和の建造について費用の出所, 特定個人 Aの名前が記載されているか分かる資料 が存在するとしても, その作成者は, 昭和 10 年代当時, 国家予算の配分を所掌していた旧大蔵省又は戦艦大和の建 3

造計画を含む第三次海軍軍備補充計画を実施した旧海軍省で, 作成時期は昭和 16 年以前と考えるのが合理的である なお, 旧海軍省は, 昭和 20 年 1 2 月に廃止され, 同省の所管に係る財産や所掌に係る業務は, 現在の財務省, 厚生労働省又は防衛省に継承されたとされている (2) 次に, 本件対象文書の探索方法や昭和 16 年以前に作成された文書の管理等について, 当審査会事務局職員をして諮問庁に確認させたところ, 諮問庁は次のとおり説明する ア本件対象文書は, 戦艦大和が建造された当時の歳入歳出予算に関する行政文書に編てつされている可能性があると考えられたことから, 現在の財務省において, 国の予算, 決算及び会計に関する制度の企画 立案, 作成等の事務を所掌する主計局において文書探索を実施することとした イ主計局で本件対象文書の探索を行うに当たり, その作成時期等が不明ながら, 戦艦大和の建造に係る積算内訳や支払内訳などの行政文書があれば, 当該行政文書に本件対象文書が編てつされている可能性があると考えられたことから, できる限り広範に探索を行うという観点で 防衛予算に係る行政文書 の全てを探索した その結果, 本件対象文書に該当する行政文書の保有は確認できなかった なお, 本件対象文書の探索は, 本件開示請求を受けた際及び異議申立てを受けた際に主計局において実施したが, 保有は確認できなかった ウ本件対象文書は, それが存在するとすれば, 大蔵省文書取扱規程 ( 昭和 8 年 9 月 25 日付け官房秘令第 155 号達 以下 昭和 8 年規程 という ) の定めに沿って取り扱われていたものと認められ, 同規程における行政文書の保存期間は永久保存又は15 年とされている なお, 同規程において保存期間は, その種類に応じて決裁日, 作成日又は帳簿閉鎖日のいずれかの属する年の翌年から起算するものとされている その後の旧大蔵省及び財務省における行政文書の管理等に関する内部規程は, 軽微な変更を除き, 昭和 27 年, 平成 13 年, 平成 23 年に施行されていることが確認できる 新たな規程が施行される場合, 旧規程は廃止され, 新たな規程に従うことになるため, 現在の財務省の行政文書の管理等は, 財務省行政文書管理規則 ( 平成 23 年 4 月 1 日財務省訓令第 10 号 以下 管理規則 という ) に基づいて行われている 管理規則における行政文書の保存期間については, 管理規則別表第 1の行政文書の保存期間基準に従って定められており, 国の予算, 決算に係る行政文書の保存期間は, 最長でも30 年とされている 保存期間の起算日は, 原則として, 行政文書を作成し, 又は取得した日の属する年度の翌年度の4 月 1 日であるから, 本件対象文書が存在するとすれば, 既に保存期間が満了していると考えられる 4

そして, 国の予算, 決算に係る行政文書の保存期間満了後の措置については, 独立行政法人国立公文書館に移管されるか, 廃棄されることになる したがって, 本件対象文書が存在していたとしても, 独立行政法人国立公文書館に移管されているか, 廃棄されていると考えられ, 実際に, 財務省においては, 本件対象文書を保有していない (3) 諮問庁から管理規則及び昭和 8 年規程の提出を受け, 当審査会において確認したところ, 国の予算, 決算に係る行政文書を含む財務省の行政文書の管理等は, 諮問庁の上記 (2) ウの説明のとおりであり, 本件対象文書を保有していないとする諮問庁の説明が不自然, 不合理とはいえず, これを覆すに足る事情も認められない そして, 諮問庁が上記 (2) イで説明する本件対象文書の探索方法 範囲も不十分とはいえないから, 財務省において本件対象文書を保有しているとは認められない 3 異議申立人のその他の主張について異議申立人のその他の主張は, いずれも当審査会の上記判断を左右するものではない 4 本件不開示決定の妥当性について以上のことから, 本件対象文書につき, これを保有していないとして不開示とした決定については, 財務省において本件対象文書を保有しているとは認められず, 妥当であると判断した ( 第 4 部会 ) 委員鈴木健太, 委員常岡孝好, 委員中曽根玲子 5

別紙戦艦大和の建造にかかる費用について, 費用の一部を特定個人 Aが掘り当てた金塊によりまかなったと聞いている その証拠として, 特定個人 Bが特定個人 Aより金塊を掘り当てたこと, 相当金額が記載された手紙を受け取っており, そちらに提出している 戦艦大和の建造について費用の出所, 特定個人 Aの名前が記載されているかわかる資料 6