廃棄物の減量及び再利用に関する計画書 の書き方 Q&A 提出書類は? A. 提出していただく書類は 第 1 号様式の 廃棄物管理責任者選任届 と第 2 号様式 1 2の 廃棄物の減量及び再利用に関する計画書 になります 記入の方法は 送付いたしました見本 ( または市ホームページ ) をご覧ください 建築物所有者とありますが 実際の所有者のことですか? A. 計画書は建築物の所有者が提出してください 計画書 2-1/ 所有者欄 登記簿上の所有者の名前で提出することになります ( 条例第 20 条 2 項 ) 占有している企業の代表者等の名前を書くことはできません 例外的に 所有者から管理権を委任された者になる場合は 市と協議します ( 例 ) 学校長などそれ以外の場合入居中の管理責任は? 所有者から管理権を委任された者です 事業所撤退後の管理責任は? 所有者に管理権を戻します 所有者の印鑑がもらいにくいのですが? A. 届出は企業の代表者ではなく あくまでも所有者になります そのため 必ず所有者の印鑑が必要です 町田市では 廃棄物管理責任者の選任届や計画書の提出等 また 改善勧告 公表 受け入れ拒否などの一連の措置については 所有者に対して課せられます ( 条例第 20 条 ) これは 所有者が建物の建設や所有の段階で 建物から排出される廃棄物について高い意識を持ち 対策を考えなければならないという考えからです どうしても押印できない理由がある場合については 契約書や組織図など所有者との関係が分かる書類を添付して下さい 建物内の店舗など全てが対象になるのですか? A. 建築物内全ての事業者を対象にしています 事例大学内にある食堂事例スーパー内にある飲食店事例階ごとに企業が異なる場合 計画書 2-1/ 事業者名 建物内の全ての事業所が対象になります たとえ 廃棄物の管理を別に行っていても 入居している事業者については廃棄物を把握し 全て加えてください そのため 建物内で連携を取り合うことが大切です 計画書の取りまとめ方法 ( 例 ) 1. 廃棄物の管理をそれぞれ行っている場合連絡会を組織するか管理責任者が各事業者に説明を行い 計画書のコピーなど渡して管理責任者がまとめる 2. 廃棄物の管理を管理会社などが一括して行っている場合その管理会社が責任を持って行う 事業者の事情により連携がとれない場合は個別に3R 推進課までご相談下さい 所有者が変更になるが どのような手続きが必要ですか?
A. 1 管理責任者に変更がない場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者の住所 氏名 電話番号及び管理責任者に変更がない旨お知らせ下さい 2 管理責任者に変更がある場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者変更の旨お知らせいただき 30 日以内に 管理責任者選任届 を提出して下さい テナントごとに 選任届 と 計画書 を提出できますか? A. テナントビルなどの場合は 組織をつくり 代表者を決めるなど 建物ごとの廃棄物の対策をお願いします 廃棄物管理者が本部にいるなどの場合 A. 廃棄物管理責任者が本部にいるなど 責任者に加えて事業所で廃棄物実務を担当する方が別にいる場合は 担 当者 欄にも記入してください 廃棄物はどのように処理すれば良いのですか? A. 次の方法があります市の処理施設へ直接搬入廃棄物処理業者へ委託分別して再生資源回収業者へ委託市へ収集 運搬を依頼 少量排出事業者のみ 計画書 2-1/ 廃棄物処理業者 再生資源回収業者 事業系の廃棄物は自己で処理を行うのが原則 1. 正しく分別を行う 中間処理を施すなど廃棄物を適正に排出すること 2. 適正に収集運搬を行うこと 3. 廃棄物の最終的な処理を把握すること 市の処理施設へ直接搬入の場合市では 事業系一般廃棄物のうち 生ごみ 繊維くず 少量の畳 紙類 剪定枝の5 品目のみ有料で受け入れを行っています 生ごみ 繊維くず 少量の畳 紙類は町田リサイクル文化センターへ 剪定枝は剪定枝資源化センターへ搬入してください 廃棄物処理業者へ委託事業系ごみは 一般廃棄物 特別管理一般廃棄物 産業廃棄物 特別管理産業廃棄物に分類されます 処理しようとする廃棄物の種類にあった許可を持つ業者に委託してください 分別して再生資源回収業者へ委託ビン カン ペットボトル 新聞 ダンボールなどの紙類は 可能な限りごみにはせず 資源回収業者に処理を委託してください 市へ収集 運搬を依頼廃棄物の量が 週 2 回の収集で1 回 30リットル袋で2 袋以内に収まる少量排出事業所については 廃棄物処理業者との契約が困難であるということから 事前にご登録していただいた上で市が収集 運搬を行います 対象になる廃棄物は 工場への搬入と同じく可燃系の事業系一般廃棄物になります 収集を業者委託している場合 1. 業者任せにせず連携を取り合うこと 2. 廃棄物の種類ごとに処理の方法を確認し 見直しを行うこと 3. 一般的に資源として取り引きされている廃棄物以外については許可業者と契約すること
管理責任者はどのような人を選任すると良いですか? A. 次のような方を選任してください廃棄物に関して権限を持っている方実務を把握している方 計画書 2-1/ 廃棄物管理責任者 廃棄物管理責任者には 資格は必要ありません 責任がある方で ある程度廃棄物に関する業務を把握している方を選任していただければ結構です 各事業所の実情で異なるが所有者本人 事業所の所長 課長 管理会社の責任者など 廃棄物管理責任者に変更があった場合はどうするのか? A. その事実が生じた日から 30 日以内に新たに選任届を提出して下さい 施行規則第 10 条 2 項 事業系廃棄物とはどのようなものですか? A. 法律などで次のように定義づけられています事業系廃棄物産業廃棄物一般廃棄物 ( 事業系一般廃棄物 ) 産業廃棄物以外の事業系廃棄物家庭系廃棄物 ( 家庭系一般廃棄物 ) 事業系ごみ適正処理ルールブック ( または市のホームページ ) をご覧ください 在館人員はどのように出すのですか? A. 従業員 ( テナント含む ) と 外来者の 1 日平均の数字を出して下さい 単位はどの程度まで出すか? A. 必ずトン単位でお願いします また 数値は小数点第一位まで出して下さい 排出量が100キロ以下の排出の場合については排出量を0とせず 小数点以下の単位を多くして対応して下さい OA 紙 OA 紙以外の紙 雑誌を一緒に回収しているが どう記入すればよいか? A. いずれかの欄を使って 数値をまとめて記入して構いません 建物内に自動販売機が設置されているが そこから排出されるビン カン ペットボトルも記入するのか? A. 記入する必要はありません 町田市では指導上 自動販売機などから出た飲料容器は 販売機の設置及び製造を行っているメーカーの責任として重く見ています つまり 販売機の容器については設置してある事業所の事業活動から排出されたものではなく 回収したメーカーの事業活動により排出された廃棄物とみなしていますので 記入の必要はありません ただし メーカーが容器を回収していない場合は数量を報告して下さい 敷地内の剪定枝を敷地内で腐葉土にしているが 報告する必要はありますか? A. 剪定枝ほか 社会通念上廃棄物とされているものについては全て報告を行って下さい
可燃ごみはどこに記入するのですか? A. 可燃ごみ ( 燃やせるごみ ) や不燃ごみ ( 燃やせないごみ ) という大きな項目はありません 組成別に報告して下さい この報告書の目的は 事業所から排出される ごみ の減量を行うことにあります そのためには 事業所から排出される廃棄物の現状を把握する必要があります 可燃ごみ 不燃ごみについては 日頃から調査を行うなど組成の把握に努め その組成別に報告して下さい ( 家庭での分け方とは違います ) 廃棄物の分類が多すぎて書ききれないのですが? A. 欄を割って記入して頂くか 別紙でご記入下さい ( 電子データで提出の場合 欄を追加してください ) 計画書第 2 号様式 -2の目的は何ですか? A. 次のような目的があります 前年度実績 ( 現状の把握 ) 前年度実績の自己評価 ( 現状の分析 ) 現在の再利用の方法 ( 問題点の把握 ) 今年度見込み / 対前年度比 ( 数値での目標設定 ) 今年度の目標 ( 具体的な方法の提示 ) 処理の区分とはどういうことですか? A. 次のようになります 排出量 ( 再利用量 + 処分量 ) (B+C) 再利用量資源として実際に再利用している量処分量焼却や埋立などで廃棄物として処分している量 計画書 2-2/ 処理区分 排出量 1. 実量が望ましい 2. 定期的に組成を調査して換算値で記入 3. 委託している場合 業者の計量伝票のみで把握するのは注意が必要再利用量 処分量 1. 処分先の現地確認が望ましい 2. 書面や伝票類で確認を行う 3. 委託している場合 業者の口頭のみで確認するのは注意が必要 廃棄物の分別方法などで分からないことがあります A. 紙類正確な分別が重要厨芥類 ( 生ごみ ) 厨芥類 ( 生ごみ ) 燃やせるごみ
ビン カン社内の販売機など飲料メーカーが管理しているものについては特に記入の必要はない 計画書 2-2/ 種類 紙類回収業者などと良く話って分別を行うこと特に回収を委託している場合は排出者の判断で分別を行うと再利用の妨げになる ( 廃棄物と再生資源の両方を同じ業者に委託している場合は特に注意する ) 厨芥類厨芥類 ( 生ごみ )= 燃やせるごみではない ビン カン社内の販売機など飲料メーカーが管理しているものについては特に記入の必要はない しかし その排出量を押さえる努力は必要である また 契約する販売機や飲料容器については極力環境負荷か少ないものを選択する その他もやせるごみ 燃やせないごみいう種類を設けないこと