Microsoft Word - 02参考資料_89九州(260324).docx

Similar documents
Microsoft Word - ①記者発表(表紙).doc

注 ) 建設副産物 : 建設工事に伴って副次的に得られる物品であり 建設廃棄物 ( コンクリート塊 建設発生木材など ) 及び建設発生土 ( 建設工事の際に搬出される土砂 ) の総称 注 2) 再資源化 縮減率 : 建設廃棄物として排出された量に対する再資源化及び縮減された量と工事間利用された量の合

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

<4D F736F F D2090C290588CA C8E8682C696DA8E9F2E646F63>

1 調査目的 建設副産物対策を総合的に推進することを目的に 諸施策の策定やその評価に必要な排出量や再資源化等の動向に関する実態を把握する 建設副産物とは 建設工事 ( 土木 建築 ) に伴い副次的に得られた物品例 : コンクリート塊 木材 汚泥 建設発生土など 建設副産物 廃棄物 ( 廃棄物処理法

建設リサイクル推進計画2008

3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

スライド 1

<4D F736F F D BE38F4294C C7689E C4816A2E646F6378>

第9章 建設リサイクル実施状況の把握等

<4D F736F F D208C9A90DD959B8E5995A882CC8F88979D8AEE8F802E646F63>

建設リサイクル推進計画 2015 ( 関東地域版 ) 平成 27 年 7 月 関東地方建設副産物再利用方策等連絡協議会

システム情報フロー システムの利用対象者と活用によるメリット建設リサイクル法等の提出書類の作成機能 システムの適用範囲工事発注者排出事業者処理業者情報登録発注前発注後施工計画時施工完了時 区分適用範囲 対象建設副産物対象地域 工事発注者排出事業者処理業者利用対象者システム活用によるメリット工事概要画

<4D F736F F D208E9197BF342D325F302D318D488E9694AD928D8ED28CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について 建

<4D F736F F D C9A90DD838A E838B C98C5782E995FB8DF4>

H230228CREDAS説明会-5.xdw

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

目次 第 1 章行動計画策定の背景等 背景と目的 対象 位置付け... 2 第 2 章建設発生木材の現状と将来予測 建設発生木材の発生 リサイクルの現状 建設廃棄物再資源化の現状 建設廃棄物の品目別排出量と最

642/08-コンクリート.indd

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 1 2 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 2 3 建設副産物情報交換システムの機能について 4 4 建設副産物情報交換シ

4. 建設リサイクルガイドライン 1. 目的建設リサイクル推進計画 2002 の目標値を達成するためには 事業の初期の段階から 実施の各段階においてリサイクルの検討状況を把握 チェックすることにより リサイクル原則化ルールの徹底など 公共工事発注者の責務の徹底を図ることが必要である このため 本ガイ

建設副産物情報交換システム(COBRIS)における調査データの確認の要点

産業廃棄物の排出 処理状況について 1. 調査方法 (1) 調査対象 1 調査対象 2 対象業種 3 対象廃棄物 47 都道府県 日本標準産業分類( 平成 19 年 11 月改訂 )/ 総務省 をもとに抽出した産業廃棄物の排出が想定される大分類 18 業種廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する産

2 建設資材利用 コンクリート * コンクリート骨材等に再生材を使用していない新材の場合 生コン ( 新材 ) なので 再生 資材利用量は 0 になる 1 建設資材利用の タブを選択 生コン ( 新材 ) の利用 量を記入する 生コン ( 新材 ) の場合は 再生資材の利用がないので 空白にする 注

Microsoft Word - 特記例

< F2D8C9A90DD838A E838B C7689E62E6A7464>

建設副産物に係る特記仕様書

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

< F2D90CF8E5A91E682568FCD959B8E5995A CC >

資料4 国土交通省資料

第 2 節廃棄物の排出 処理状況 1. 排出から処理 処分までの流れ (1) 発生量及び平成 22 年度の1 年間に県内で発生した産業廃棄物の発生量は 1,814 千トンであり 有償物量は 153 千トン は 1,661 千トンとなっている を種類別にみると が 6,638 千トンと最も多く 次いで

4. 再生資源の利用の促進について 建近技第 385 号 平成 3 年 10 月 25 日 4-1

<4D F736F F D208E9197BF342D315F93DE97C78CA794708AFC95A88F88979D8C7689E65F89FC92E C456312E332E646F6378>

<4D F736F F D E D834F E F18CB48D652E646F63>

産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成20年度実績)

COBRISにおける調査データの確認手順と各種機能について

untitled

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について

建設副産物対策近畿地方連絡協議会建設リサイクルシンポジウム 建設リサイクルの推進に向けて 大阪市立大学名誉教授都市リサイクル工学研究所山田優 1

Q&A 集質問発注機関の名称が変更されました CREDAS に新しい名称が存在しない場合, どのコードを選択すればよいですか 建設資材の利用量の欄において,0.03 など,0.05 未満の数値を入力した場合, 自動的に 0.0 と表示されてしまいます 0.05 未満の数値を入力したい場合どうすればい

2 業種別排出量産業廃棄物の業種別排出量を図 1-2 及び表 1-1 に示す 調査の結果 電気 ガス 熱供給 水道業 ( 下水道業を含む ) からの排出量が最も多く 約 100,543 千トン ( 全体の 25.7%) 次いで建設業が約 81,845 千トン ( 同 20.9%) 農業 林業が約 8

請負者が提出するその他の書類

目次 1 建設副産物情報交換システムの目的及び位置づけ 建設副産物情報交換システムの開発経緯と目的 建設副産物情報交換システムの位置づけ 建設副産物情報交換システムの利用イメージと適用範囲 建設副産物情報交換システムの機能について...

<4D F736F F D208E9197BF342D335F302D318D488E968EF3928D8ED25F8AC493C288F5816A8CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

中部地区建設副産物留意点(仮称)

ア. 建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) の全部又は一部を解体する建設工事 ( 以下 解体工事 という ) 建築物等に用いられた建設資材に係る建設資材廃棄物をその種類ごとに分別しつつ当該工事を計画的に施工する行為イ. 建築物等の新築その他の解体工事以外の建設工事 ( 以下 新築工事

<4D F736F F D E93788AC28BAB8D7393AE8C7689E D815B AFC95A891CE8DF42992B28DB88C8B89CA2888C42

Microsoft Word 廃棄物_ビッグサイト__151001途中

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

図 -1 建設副産物と再生資源 廃棄物との関係 廃棄物 ( 廃棄物処理法 ) 原材料として利用が不可能なもの 有害 危険なもの 建設副産物 原材料として利用の可能性があるもの コンクリート塊 アスファルト コンクリート塊 建設発生木材 建設汚泥 建設混合廃棄物 再生資源 ( 資源有効利用促進法 )

ÿþ

(Microsoft Word - \215\234\215\336\216\216\214\261.doc)

建設副産物処理基準・再生資材利用基準

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

Microsoft PowerPoint T.y...I...z

建設副産物の物流状況等の試行モニタリング 実施要領 平成 27 年 3 月 国土交通省 総合政策局公共事業企画調整課環境 リサイクル企画室 i

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

<4D F736F F D208E9197BF342D325F302D318D488E9694AD928D8ED28CFC82AF8E9197BF816988C4816A2E646F63>

keikaku_kinyuurei.doc

<4D F736F F D B3817A8C9A90DD959B8E5995A8934B90B38F88979D D6A2E646F63>

目次 はじめに... 1 第 1 章エラーチェックツール利用方法... 2 第 2 章エラー解説 エラーの種類 エラーの確認方法... 4 (1) 一覧の確認... 4 (2) 詳細の確認... 5 (3) の確認 修正の際の注意事項 エラー内容...

<8D4C93875F F878B91E F8FF097E18C7689E62E786C73>

1 事業場における事業の概要 産業廃棄物適正処理報告書 産業廃棄物の減量及び適正な処理を図るために山口支店で講じている取組について 次のとおり報告します ホームページ URL 資本金又は資本金 記入者 全社員数 山口支店社員数 山口支店完工高 山口支店事業内容 山口支店事業展望

<88EA8EAE8B4C93FC97E12E786C73>

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

計画の実施状況 ( 産業廃棄物の種類 : 廃プラスチック ) 8. 3 出量 自ら熱回収を行った量 7 全. 優良認定処理業者への 再生利用業者への 3 再生利用業者への 4 熱回収認定業者以外の熱回収を行う業者への 5 7. のうち再生利用業者への のうち熱回収認定業者への 3

様式2-9産廃処理実績_xls (989KB)

4/4 様式 2 再生資源利用促進実施書 - 建設副産物搬出工事用 - 建築工事において 解体と新築工事を一体的に施工する場合は 解体分と 1. 工事概要 表面 ( 様式 1) に必ずご記入下さい 新築分の数量を区分し それぞれ別に様式を作成して下さい 裏面 2. 建設副産物搬出実施 建設副産物 1

埋戻しに使用する材料の標準仕様書 平成 25 年 9 月 ( 改訂 ) 上越市

産業廃棄物処理計画実施状況報告書(H24実績)

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

37_nasugurikonyuugyoukabushikigaisyak

<4D F736F F D C08F6F90E692B28DB E838A F090E08F C5816A2E646F63>

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

がれき類の再資源化施設事務取扱要領(H31.4.1)

参考資料2 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況 2016年

様式2-9産廃処理実績

はじめに 北九州市は 世界の環境首都 をめざし 資源循環型都市づくりに積極的に取り組んでいます 公共工事においてもリサイクルを推進し リサイクル資材について性能 品質 経済性 環境面等を総合的に評価し 認定する 北九州市建設リサイクル資材認定制度 を実施しています 2

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

目 次 1 再生資源利用 促進 計画書 ( 実施書 ) 作成の対象工事 1-1 再生資源利用 促進 計画書 ( 実施書 ) とは 各段階における計画書の作成等 1 2 提出書類の作成方法 2-1 建設副産物情報交換システム (COBRIS) による作成 建設リサイクルテ ータ

長崎県建設リサイクルガイドライン 平成 16 年 4 月 長崎県

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 2018 年 6 月 29 日 長野県知事 様 提出者住所松本市島立 943 セキスイハイム信越 中南信支店氏名支店長石原範久 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

プラ協マテリアル2017.indd



様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 29 年 6 月 27 日 千葉市長熊谷俊人 殿 提出者 住所千葉県船橋市浜町 ららぽーと三井ビル 12 階 氏名三井ホーム株式会社千葉支店 電話番号 支店長五井尚人 廃

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 再生資源利用〔促進〕計画書(

Microsoft PowerPoint - COBRIS版CREDAS画面イメージ.pptx

食品廃棄をめぐる現状

多量排出事業者の産業廃棄物処理計画実施状況報告書 ( 平成 2 年度実績 日清食品株式会社下関工場 多量排出事業者名称日清食品株式会社下関工場 所在地 ( 市町名 下関市事業の種類めん類製造業別紙 1-3 区分 産 業 廃 棄 物 種 類 燃え殻 汚泥 1,8 1, 廃油 廃酸 1 1


産業廃棄物の種類 : 汚泥 事業者コード : 8JS 地域コード : 事業者コード J で始まる全 桁コード が不明の場合 事業所名称を記入ください 単位 : +8 自ら再生利用を行った量 自ら熱回収を行った量 + 自ら埋立処分又は海洋投入処分を行った量 全処理委託量 優良認定処理業者への処理委託量

Microsoft Word 尾張東部基本計画.docx

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73>

Microsoft Word - 福岡市版H24改定.doc

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

< E93788E598BC694708AFC95A88F88979D8C7689E68F912D332E786477>

目次 1 はじめに 1 2 建設リサイクル報告様式( 計画書 実施書 ) の入手方法について 2 (1) 国土交通省エクセルファイルのダウンロード方法 2 (2) エクセルファイルの構成について 5 (3) 再生資源利用計画書 実施書 ( 建設資材搬入工事用 ) の記入 6 1. 工事概要 6 2.

Transcription:

参考資料 - 平成 24 年度建設副産物実態調査結果参考資料. 建設副産物の再資源化の動向関連資料 建設廃棄物は 前回調査( 平成 20 年度 ) に比して2.9ポイント増である 建設発生土は 前回調査( 平成 20 年度 ) に比して9.2ポイント増である 表. 平成 24 年度の建設副産物注 ) の再資源化率注 2) や再資源化 縮減率注 3) の状況及び 九注 5) 州地方における建設リサイクル推進計画 200 並びに 建設リサイクル推進計画 2008 注 4) の目標達成状況 平成 7 年度 (A) 平成 20 年度 (B) 平成 24 年度 (C) 平成 24 年度目標値 目標値達成状況 平成 24 年度目標値 目標値達成状況 アスファルト コンクリート塊の再資源化率 98.7% 98.0% 99.3%.3% 98% 以上達成 98% 以上達成 コンクリート塊の再資源化率 98.% 97.4% 99.0%.6% 98% 以上達成 98% 以上達成 建設発生木材の再資源化率注 6) 62.9% 80.3% 84.0% 3.7% 80% 達成 77% 達成 建設発生木材の再資源化 縮減率注 6) 90.9% 90.2% 92.%.9% 95% 以上未達成 95% 以上未達成 建設汚泥の再資源化 縮減率 6.6% 66.4% 88.9% 22.5% 82% 達成 82% 達成 建設混合廃棄物の排出量 36 万トン 2 万トン 22 万トン 万トン 7 万トン - 25 万トン - 建設混合廃棄物の排出量削減 - - - 平成 24 年度 (C) - 平成 20 年度 (B) 平成 20 年度比 6% 増加 平成 20 年度比 20% 削減 未達成 平成 7 年度比 30% 削減 建設廃棄物の再資源化 縮減率 92.0% 93.4% 96.3% 2.9% 95% 達成 94% 達成 利用土砂の建設発生土利用率注 7) 8.5% 79.4% 88.6% 9.2% 87% 達成 87% 達成 目標値の達成状況とは 平成 24 年度目標値に対する平成 24 年度実績値 (C) の達成状況を示す 四捨五入の関係上 率が合わない場合がある 九州地方における建設リサイクル推進計画 200 建設リサイクル推進計画 2008 注 ) 建設副産物 : 建設工事に伴って副次的に得られる物品であり 建設廃棄物 ( コンクリート塊 建設発生木材など ) 及び建設発生土 ( 建設工事の際に搬出される土砂 ) の総称 注 2) 再資源化率 : 建設廃棄物として排出された量に対する再資源化された量と工事間利用された量の合計の割合 注 3) 再資源化 縮減率 : 建設廃棄物として排出された量に対する再資源化及び縮減された量と工事間利用された量の合計の割合 注 4) 建設リサイクル推進計画 2008 ( 国土交通省平成 20 年 4 月策定 ) 参照 URL : http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/00/000423/02.pdf 注 5) 九州地方における建設リサイクル推進計画 200 ( 九州地方建設副産物対策連絡協議会平成 22 年 5 月策定 ) 参照 URL : http://www.qsr.mlit.go.jp/kensetu_joho/fukusanbutu/recycle200.pdf 注 6) 建設発生木材については 伐木材 除根材等を含む数値である 注 7) 利用土砂の建設発生土利用率 : 土砂利用量 ( 搬入土砂利用量 + 量 ) のうち土質改良を含む建設発生土利用量の割合 達成 平成 24 年度に全国の建設工事から排出された建設副産物に関する再資源化及び排出量等の調査結果をとりまとめた公表資料については 国土交通省のホームページをご参照下さい 参照 URL:http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000058.html

参考資料 -2 2. 排出量の動向関連資料 建設廃棄物は 前回調査( 平成 20 年度 ) に比して3.7% 増であるが 最終処分量は4.7% 減である 建設発生土は 前回調査( 平成 20 年度 ) に比して0.0% 減である () 建設廃棄物表. 建設廃棄物排出状況 ( ) 調査年度 排出量 再資源化量 縮減量 最終処分量 平成 20 年度 (A) 729 670 0 48 平成 24 年度 (B) 756 702 26 28 増減量 (B)-(A) 27 32 6-20 増減率 ((B)-(A))/(A) 3.7% 4.8% 60.0% -4.7% (2) 建設発生土表 2. 建設発生土の搬出状況 ( 単位 : 万 m 3 ) 調査年度 搬出量 工事間利用 土質改良プラント 内陸受入地 平成 20 年度 (A) 2,74 555 68,55 平成 24 年度 (B),957 623 89,244 増減量 (B)-(A) -27 68 2-307 増減率 ((B)-(A))/(A) -0.0% 2.3% 30.9% -9.8% 2

参考資料 -3 図 建設廃棄物の排出量 再資源化等量及び最終処分量,200,000 800 600 960 603 93 775 982 890 903 830 729 680 756 728 400 358 建設廃棄物排出量再資源化 縮減量最終処分量 200 56 92 73 48 28 0 H7 H2 H4 H7 H20 H24 図. 建設廃棄物の排出量 再資源化 縮減量及び最終処分量の経年変化,200,000 800 600 400 200 解体 2,96 89 新築 改築,562 民間土木 354 9 23 64 66 29 公共土木 5,802 600 623 修繕, 2 87 3 4 560 5 76 74 03 05 34 30 45 442 0 H7 H2 H4 H7 H20 H24 図 2. 建設廃棄物の工事区分別排出量の経年変化 3

参考資料 -4 2. 再資源化率等の状況関連資料 () 建設廃棄物の再資源化率等 建設廃棄物は 平成 7 年度以降上昇傾向にあり 特にアスファルト コンクリート塊 コンクリート塊は 平成 2 年度以降高い再資源化率を保っており 平成 24 年度においても更に再資源化率が増加している 建設発生木材は 平成 2 年度以降高い再資源化率を保っているが 再資源化 縮減率については 目標値に達成していない 建設汚泥の再資源化 縮減率は 平成 24 年度において 22.5 ポイント増加した 建設混合廃棄物の排出量は 平成 7 年度に比して 38% 減少した 0% 20% 40% 60% 80% 00% 建設廃棄物 アスファルト コンクリート塊 2コンクリート塊 3 建設発生木材 4 建設汚泥 5 建設混合廃棄物排出量 計 H7 H2 H4 H7 H20 H24 H7 H2 H4 H7 H20 H24 H7 H2 H4 H7 H20 H24 H7 H2 H4 H7 H20 H24 H7 H2 H4 H7 H20 H24 H7 H2 H4 H7 H20 H24 4% 5% 7% 9% 22% 2% 36.4% 37% 4% 43.8% 44.4% 48.7% 58.9% 59% 57.8% 62.9% 6.6% 66.4% 73% 77%( 全国目標値 ) 80%( 九州目標値 ) 83% 90.6% 92.0% 93.4% 96.3% 94%( 全国目標値 ) 95%( 九州目標値 ) 98% 以上 ( 全国 九州目標値 ) 98% 以上 ( 全国 九州目標値 ) 88.2% 90.9% 80.3% 90.2% 84.0% 92.% 88.9% 96% 98.7% 98.7% 98.0% 99.3% 92% 96.8% 98.% 97.4% 99.0% 95% 以上 ( 全国 九州目標値 ) 82%( 全国 九州目標値 ) 再資源化率実績値 H24 再資源化率目標値 再資源化 縮減率実績値 H24 再資源化 縮減率目標値 0 20 40 60 80 00 ( 万トン ) 20 37 33 36 2 22 25 万トン ( 全国目標値 ;H7 比 30% 減 ) 7 万トン ( 九州目標値 ;H20 比 20% 減 ) 図 3. 建設廃棄物の再資源化率等 4 排出量実績値 H24 排出量目標値 4

参考資料 -5 (2) 利用土砂の建設発生土利用率 利用土砂の建設発生土利用率は 平成 4 年度以降減少傾向にあったが 平成 24 年度は大幅に増加した 建設発生土 0% 20% 40% 60% 80% 00% H4 H7 H20 82.6% 8.5% 79.4% H24 88.6% 87%( 全国 九州目標値 ) 利用土砂の建設発生土利用率実績値 H24 利用土砂の建設発生土利用率目標値 図 4. 利用土砂の建設発生土利用率 5

参考資料 -6 (3) 建設廃棄物の品目別再資源化率等,200 ( ) 場外排出量 +2+3 再資源化再資源化率 再資源化量 2 縮減量 3 最終処分量 縮減率 アスファルト コンクリート塊 307 80 0 27 58.6% コンクリート塊 387 57 0 230 40.6% 建設汚泥 9 3 2 86 3.6% 5.3% H7 建設混合廃棄物 4 2 3 09 建設発生木材 5 3 7 4 5.5% 9.3% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 2 0 0 建設廃棄物全体 960 346 2 603 36.% 37.3% アスファルト コンクリート塊 30 297 0 3 96.0% コンクリート塊 457 42 0 35 92.3% 建設汚泥 6 0 3 48 6.7% 20.9% H2 建設混合廃棄物 37 0 36 建設発生木材 54 2 27 4 22.2% 73.2% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 3 3 0 0 建設廃棄物全体 93 745 30 56 80.0% 83.2% アスファルト コンクリート塊 36 32 0 4 98.7% コンクリート塊 490 474 0 6 96.8% 建設汚泥 64 23 8 33 36.4% 48.7% H4 建設混合廃棄物 33 4 3 27 建設発生木材 64 37 9 8 57.8% 88.2% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 5 0 0 5 建設廃棄物全体 982 860 30 92 87.6% 90.6% アスファルト コンクリート塊 280 276 0 4 98.7% コンクリート塊 437 429 0 8 98.% 建設汚泥 5 22 9 9 43.8% 6.6% H7 建設混合廃棄物 36 3 2 3 建設発生木材 65 4 8 6 62.9% 90.9% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 34 28 2 4 建設廃棄物全体 903 799 32 73 88.5% 92.0% アスファルト コンクリート塊 25 2 0 4 98.0% コンクリート塊 394 384 0 0 97.4% 建設汚泥 36 2 3 2 58.9% 66.4% H20 建設混合廃棄物 2 4 2 6 建設発生木材 48 38 5 5 80.3% 90.2% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 4 建設廃棄物全体 729 670 0 48 9.9% 93.4% アスファルト コンクリート塊 256 254 0 2 99.3% コンクリート塊 359 355 0 4 99.0% 建設汚泥 45 20 20 5 44.4% 88.9% H24 建設混合廃棄物 22 0 建設発生木材 56 47 5 4 84.0% 92.% その他 ( 廃プラスチック 紙くず 金属くず ) 7 4 2 建設廃棄物全体 756 702 26 28 92.9% 96.3% 注 ) 四捨五入の関係上 合計値とあわない場合がある 再資源化率 : (+2+3) 再資源化 縮減率 :(+2) (+2+3) 表 3. 品目別再資源化率 再資源化 縮減率,000 800 600 その他 2 建設発生木材 3 5 54 建設混合廃棄物 37 4 6 建設汚泥 9 コンクリート塊 387 457 5 64 33 64 490 34 65 36 5 437 4 7 48 56 2 36 22 45 400 394 359 200 アスファルト コンクリート塊 307 30 36 280 25 256 0 H7 H2 H4 H7 H20 H24 図 5. 品目別建設廃棄物の排出量 6

参考資料 -7,000 900 0 800 700 600 3 39 3 6 56 3 30 5 59 3 3 43 6 24 5 52 40 500 その他 400 建設発生木材 0 建設混合廃棄物 5 42 474 429 384 355 300 200 建設汚泥 5 コンクリート塊 57 00 アスファルト コンクリート 80 297 32 276 2 254 0 H7 H2 H4 H7 H20 H24 700 その他 600 木材 (H7) その他 0 建設発生木材 4 建設混合廃棄物 09 建設汚泥 86 コンクリート塊 230 アスファルト コンクリート塊 27 図 6. 品目別再資源化 縮減量 500 建設混合廃棄物建設汚泥 400 (H2) その他 0 建設発生木材 4 建設混合廃棄物 36 建設汚泥 48 コンクリート塊 35 アスファルト コンクリート塊 3 300 コンクリート塊 200 00 (H4) その他 5 建設発生木材 8 建設混合廃棄物 27 建設汚泥 33 コンクリート塊 6 アスファルト コンクリート塊 4 アスファルト コンクリート塊 0 H7 H2 H4 H7 H20 H24 7 (H7) その他 4 建設発生木材 6 建設混合廃棄物 3 建設汚泥 9 コンクリート塊 8 アスファルト コンクリート塊 4 図 7. 品目別最終処分量 (H20) その他 建設発生木材 5 建設混合廃棄物 6 建設汚泥 2 コンクリート塊 0 アスファルト コンクリート塊 4 (H24) その他 2 建設発生木材 4 建設混合廃棄物 建設汚泥 5 コンクリート塊 4 アスファルト コンクリート塊 2

参考資料 -8 (4) 建設発生土の搬出量及び土砂利用搬入量 単位 : 万 m 3 8,000 7,000 6,000 海面処分場 30 5,000 海面処分場 7 4,000 3,000 内陸受入地 5,778 海面処分場 54 内陸受入地 3,69 海面処分場 3 2,000,000 0 単位 : 万 m 3 5,000 内陸受入地 土質改良プラント 2,53 内陸受入地 90 土質改良プラント2.202 内陸受入地 88,55 土質改良プラント土質改良プラント工事間利用土質改良 54 57 工事間理用,492 プラント工事間利用工事間利用 68 工事間利用 685 85 72 555 内陸受入地土質改良,244 プラント 89 工事間利用 623 H7 H2 H4 H7 H20 H24 図 8. 建設発生土搬出状況 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000,500,000 500 0 新材 797 2,89 新材利用量約 9% 減少 再生砂 7 再生砂 20 土質改良土 88 土質改良土工事間利用 57 85 新材 643 2,046 工事間利用 72 新材利用量約 32% 減少 建設汚泥処理土 建設汚泥処理土 4 新材 437,030 再生砂 25 新材利用量約 % 減少 土質改良土 68 工事間利用 555 再生砂 9 建設汚泥処理土 2 土質改良土 89 新材 389 2,308 工事間利用 623 H4 H7 H20 H24 表 4. 利用土砂の搬入利用状況 図 9. 土砂利用搬入状況 ( 単位 : 万 m 3 ) 平成 7 年度 平成 2 年度 平成 4 年度 平成 7 年度 平成 20 年度 平成 24 年度 土砂利用量 2,660 2,756 4,575 3,475 2,9 3,42 2 工事間利用 669,492 85 72 555 623 3 土質改良土 54 90 88 57 68 89 6 建設汚泥処理土 0 0 0 4 2 7 再生砂 8 20 7 25 9 8 新材,937 807 797 643 437 389 9 搬入土砂利用量 2,660 2,407,756,429,089,3 0 349 2,89 2,046,030 2,308 利用土砂の建設発生土利用率 (2+3+6+7+0)/(9+0) 27.2% 70.7% 82.6% 8.5% 79.4% 88.6% 注 : 平成 7 年度は量を調査していない 注 2: 平成 2 年度の量は 00% 現場内完結工事を含まない 注 3: 丸囲いの番号は 図 4. 建設発生土搬出及び土砂利用搬入状況の番号と整合している 8

参考資料 -9 3. 建設廃棄物 建設発生土のリサイクルフロー () 建設廃棄物 アスファルト コンクリート塊及びコンクリート塊 7As 合材 ( 新材 ) 33 8% As 発生量 257 As 搬出量 256 2 工事間利用 0.4(0.2%) 3 再資源化施設へ 255 As 用骨材等 92 5 再資源化 254 99% 再資源化施設 As 破砕, 合材 8 再生 As 合材 388 92% 9As 合材利用量 42 [ うち ] 0.2% 4 最終処分 0.4 4 最終処分.4 0.4% 最終処分場 6 最終処分.3(%) 6 最終処分 2.(%) 再生砕石等 56 9 鉱さい 92 7% 54 Co 発生量 370 Co 搬出量 359 3 再資源化施設へ 357 5 再資源化 354 99% 再資源化施設 Co 破砕 8 再生砕石 554 40% [ うち ] 2 工事間利用 (0.2%) 再生コンクリート砂 8 粒度調整等 6 0 砕石類利用量,397 54% 7 砕石 ( 新材 ) 75 アスファルト コンクリート塊 コンクリート塊 再資源化率 2+5 =99.3% 再資源化率 2+5 =99.0% 図 0. アスファルト コンクリート塊及びコンクリート塊のリサイクルフロー 四捨五入の関係上 合計があわない場合がある 9

参考資料 -0 2 建設発生木材 2% 2 工事間利用 場外搬出量 56 83% 3 再資源化施設へ 47 再資源化施設 82% 6 再資源化施設後再利用 46 8%4 焼却施設へ5 焼却施設 6% 5 最終処分 4 0.%8 再資源化施設後最終処分量 0. %7 再資源化施設減量化量 7% 9 焼却施設減量化量 4 最終処分 4 % 0 焼却施設後最終処分 再資源化 縮減率 (2+6+7+9) =92.% 再資源化率 (2+6) =84.0% 図. 建設発生木材のリサイクルフロー 四捨五入の関係上 合計があわない場合がある 0

参考資料 - 3 建設汚泥 0.5% 2 工事間利用 0.2 場外搬出量 45 88% 3 再資源化施設へ 40 再資源化施設 44% 5 再資源化施設後再利用 20 45% 6 再資源化施設減量化量 20 % 4 最終処分 5 最終処分 5 再資源化 縮減率 (2+5+6) =88.9% 再資源化率 (2+5) =44.4% 図 2. 建設汚泥のリサイクルフロー 四捨五入の関係上 合計があわない場合がある

参考資料 -2 4 建設混合廃棄物 2 工事間利用 0 場外搬出量 22 55% 3 再資源化施設へ 2 0.3%4 焼却施設へ 0. 45% 5 最終処分 0 再資源化施設 49% 6 再資源化施設後再利用 5% 8 再資源化施設後最終処分量 0.%7 再資源化施設減量化量 0.02 0.% 9 焼却施設減量化量 0.02 0.2% 0 焼却施設後最終処分 0.05 最終処分 再資源化 縮減率 (2+6+7+9) =49.6% 再資源化率 (2+6) =49.5% 図 3. 建設混合廃棄物のリサイクルフロー 四捨五入の関係上 合計があわない場合がある 2

参考資料 -3 (2) 建設発生土搬出及び土砂利用状況 建 0 2,308 単位 : 万 m 3 設発生土発 32% 8 新材 ( 山砂等 ) 389 2 工事間利用 ( 内陸部工事 海面事業等 ) 623 ( うちストックヤート 経由 43) % 8% 9 搬入土砂利用量,3 土 生量 場外搬出量,957 5% 3 土質改良プラント 89 3% 0.% 6 建設汚泥処理土 2 0.3% 7 再生砂 9 ( コンクリート塊より ) 砂利用 64%,244 5 内陸受入地 67% 0 2,308 量 ( うちストックヤート 経由 74) 利用土砂の建設発生土利用率 (2+3+6+7+0) =88.6% 9+0 図 4. 建設発生土搬出及び土砂利用搬入状況 四捨五入の関係上 合計があわない場合がある 3

参考資料 -4 4. コンクリート塊の再生利用について工事現場から排出されるコンクリート塊は そのほとんどが道路の路盤材等の再生砕石等として利用され 約 99% が再資源化されています 表 5. コンクリート塊の再資源化率 ( 拡大推計結果 )( 単位 : 千トン ) () コンクリート塊の排出量 30,97 (2) コンクリート塊の再資源化量 30,75 (3) コンクリート塊の再資源化率 (2)/() 99.3% しかしながら 今後 公共工事の減少等によりコンクリート塊の需給バランスが崩れるなどして 供給過多となった場合の新たな利用手法の一つとして コンクリート塊の骨材利用が考えられます 平成 7 年から 9 年にかけて コンクリート用再生骨材に係る JIS が制定されたことを受け コンクリート用再生骨材 (H,M,L) を用いた生コンクリート ( 以下 再生骨材コンクリート ) の利用実績を調査しました その結果 約 4 百トンの利用が明らかになりました 表 6. 再生骨材コンクリートの利用実績 ( 単純集計結果 ) 利用実績 ( 千トン ) () コンクリート用再生骨材 (H) を用いた生コンクリート 0.0 (2) コンクリート用再生骨材 (M) を用いた生コンクリート 0.0 (3) コンクリート用再生骨材 (L) を用いた生コンクリート 0.4 合計 0.4 四捨五入の関係上 合計値が合わない 再生骨材コンクリートの利用実績については 回収された調査票の利用実績が少ないことから 拡大推計の精度が確保されないため 単純集計結果を公表しています ( 参考 ) 再生骨材の種類 種類 ( 高品質 ) 再生骨材 H ( 中品質 ) 再生骨材 M ( 低品質 ) 再生骨材 L JIS 番号 名称 制定時期 JISの性格 JIS A 502( コンクリート用再生骨材 H) 平成 7 年 3 月 20 制定 解体コンクリート塊に対し 破砕 摩砕等の高度な処理を行って骨材としての品質を向上させた一般用途のコンクリートに用いる再生骨材の規格 JIS A5308 に引用されることを目標とした再生骨材規格 JIS A 5022( 再生骨材 Mを用いたコンクリート ) 平成 9 年 3 月 20 日制定 解体コンクリート塊に対する破砕 摩砕等を比較的簡易な方法で行って製造した再生骨材を利用し 乾燥収縮や凍結融解の影響を受けにくい部材に用いることを想定した再生骨材コンクリート規格 再生骨材 M の品質は附属書として規定 主な用途 一般用途のコンクリート 杭 耐圧版 基礎梁 鋼管充填コ ンクリートなど JIS A 5023( 再生骨材 Lを用いたコンクリート ) 平成 8 年 3 月 25 日制定 解体コンクリート塊を破砕して製造した再生骨材を利用し 比較的低強度の用途に用いることを想定した再生骨材コンクリート規格 再生骨材 L の品質は附属書として規定 捨てコン等 高い強度 高い耐久性が要求されない用途 経済産業省資料より抜粋 4

参考資料 -5 5. 九州地方の県別の建設副産物再資源化等状況 表 7. 県別の建設副産物再資源化等状況 ( 単位 :%) アスファルト コンクリート塊 コンクリート塊 建設発生木材 ( 縮減除く ) 建設発生木材 ( 縮減含む ) 建設汚泥 ( 縮減含む ) 建設混合廃棄物排出量 ( 万トン ) 建設廃棄物全体 利用土砂の建設発生土利用率 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 九州 全国 平成 24 年度目標値 九州 全国 99.7 99.3 99.2 99.3 99.7 99.3 97.9 99.3 99.5 98% 以上 98% 以上 (97.3) (99.0) (98.8) (98.9) (96.3) (98.9) (98.0) (98.0) (98.4) 99.2 99. 99.4 99.0 99.7 98.9 97.9 99.0 99.3 98% 以上 98% 以上 (96.9) (99.3) (98.) (98.6) (95.7) (98.8) (97.2) (97.4) (97.3) 87.5 8.6 93.4 8.7 78.8 76.9 85.0 84.0 89.2 80% 77% (84.5) (79.9) (85.3) (68.0) (76.4) (84.6) (79.5) (80.3) (80.3) 9. 90.3 94.9 94.5 88.7 80.5 96.9 92. 94.4 95% 以上 95% 以上 (90.3) (93.) (89.5) (8.3) (89.3) (93.5) (93.6) (90.2) (89.4) 94.7 74.4 64.5 78.4 96.0 48.9 94.9 88.9 85.0 82% 以上 82% 以上 (59.3) (73.0) (92.) (84.) (76.7) (54.2) (93.8) (66.4) (85.) 9.0.3.3 2.6 2.4 2.8 3.0 22.5 279.5 7 万トン 25 万トン (0.) (.9) (0.9) (2.2) (2.9) (.9) (.2) (2.2) (267.0) 97.0 95.4 96.6 96.8 96.7 92.8 96.4 96.3 96.0 (90.7) (92.7) (95.8) (95.8) (93.0) (94.8) (96.0) (93.4) (93.7) 73.9 89.2 93.3 84.8 97.0 95.2 89.3 88.6 88.3 (67.0) (86.7) (84.2) (78.8) (77.0) (9.5) (82.3) (79.4) (78.6) H20 比 -20% H7 比 -30% 95% 94% 87% 87% 注 ) 四捨五入の関係上 合計値とあわない場合がある 注 : 段目は 平成 24 年度の値 2 段目の ( ) は 平成 20 年度の値注 2: 建設発生木材については 伐木材 除根材等を含む数値である 各建設副産物の再資源化等状況の算出方法 アスファルト コンクリート塊 コンクリート塊 : 再資源化率 =( 再使用量 + 再生利用量 )/ 排出量 建設発生木材 ( 縮減除く ): 再資源化率 =( 再使用量 + 再生利用量 + 熱回収量 )/ 排出量 建設発生木材 ( 縮減含む ): 再資源化 縮減率 =( 再使用量 + 再生利用量 + 熱回収量 + 縮減量 ( 焼却による減量化量 ))/ 排出量 建設汚泥 ( 縮減含む ): 再資源化 縮減率 =( 再使用量 + 再生利用量 + 縮減量 ( 脱水等による減量化量 ))/ 排出量 土砂 ( 含む ): 利用土砂の建設発生土利用率 =( 土砂利用量のうち土質改良を含む建設発生土利用量 )/ 土砂利用量 土砂利用量とは 搬入土砂利用量 + 量である また 量については 00% 現場内完結工事を含めます 5