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手法 という ) を検討するものとする この場合において 唯一の手法を選択することが困難であるときは 複数の手法を選択できるものとする なお 本規程の対象とする PPP/PFI 手法は次に掲げるものとする イ民間事業者が公共施設等の運営等を担う手法ロ民間事業者が公共施設等の設計 建設又は製造及び運営

RO ( 改修 Rehabilitate- 運営等 Operate) 方式ハ民間事業者が公共施設等の設計及び建 BT( 建設 Build- 移転 Transfer) 方式設又は製造を担う手法民間建設借上方式 2 優先的検討の対象とする事業及び検討開始時期一優先的検討の対象とする事業建築物の整備等に関

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

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費 ( 浄化槽を当該事業と併せて設置する場合は 当該集会所の便器から当該浄化槽までの配管に係る経費を含み 工事に要する費用に限る ) (4) 耐震診断事業自治会等がその所有する集会所に係る耐震診断を行う場合に要する経費 ( 補強ブランの作成費を含む ) 2 一の増改築工事が 前項第 2 号に掲げる事

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第 10 条財政調整引当資産は 次に掲げる財産を持って構成する (1) 前条に掲げる資産として寄付された財産 (2) 理事会で前条に掲げる資産に繰り入れることを決議した財産 第 11 条財政調整引当資産については 会長及び財産 資産管理責任者は その資産価値の維持を前提に 適正な管理に努めなければな

あった場合又は事業を休止し 若しくは廃止した場合は 遅滞なく規則で定めるところにより その旨を町長に届け出なければならない ( 不均一課税決定の取消し等 ) 第 8 条町長は 第 6 条第 1 項の規定により決定を受けたが次の各号のいずれかに該当するときは 不均一課税決定の全部若しくは一部を取消すこ

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⑶ その他市長が必要と認める書類 ( 交付の決定 ) 第 6 条市長は 前条の交付申請書を受け付けたときは 当該申請書に係る補助金交付の適否を審査し 必要と認めたときは 長岡京市私立幼稚園特色のある幼児教育推進補助金交付決定通知書 ( 別記様式第 4 号 ) により当該申請者に通知するものとする 2

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

1

作成を行う再開発準備組織および当該基本計画等の作成のうちコーディネート業務を行う T M C エまちなみデザイン推進事業の施行に関し, 良好なまちなみ形成方策等に係る検討を行う協議会組織 ( 補助の対象等 ) 第 3 条市長は, 市街地再開発事業等の施行者に対し予算の範囲内において, 次の各号に掲げ

第 4 条育児短時間勤務をしている職員の産業医手当の額は 給与規程第 12 条に定める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 扶養手当 ) 第 5 条育児

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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Transcription:

国立大学法人浜松医科大学 PPP/PFI 手法導入優先的検討細則 ( 平成 28 年 9 月 20 日細則第 34 号 ) ( 目的 ) 第 1 条この細則は 国立大学法人浜松医科大学施設マネジメント委員会規程 ( 平成 28 年規程第 31 号 ) 第 10 条の規定に基づき 多様な PPP/PFI 手法導入を優先的に検討するための指針 ( 平成 27 年 12 月 15 日民間資金等活用事業推進会議決定 ) を踏まえ 国立大学法人浜松医科大学 ( 以下 本法人 という ) の整備等に多様な PPP/PFI 手法を導入するための優先的検討を行うに当たって必要な手続きを定めることにより 新たな事業機会の創出や民間投資の喚起を図り 効率的かつ効果的な施設の整備等を進めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この細則において 次に掲げる用語の意義は当該各号に定めるところによる (1) PPP(Public Private Partnership) 大学施設等の建設 維持管理 運営等を行政と民間が連携して行うことにより 民間の創意工夫等を活用し 財政資金の効率的使用や行政の効率化等を図るものであり 公民が連携して公共サービスの提供を行う手法をいう (2) PFI(Private Finance Initiative) PFI 法に基づき 大学施設等の建設 維持管理 運営等を民間の資金 経営能力及び技術的能力を活用して行う手法 (PFI は PPP の代表的な手法の一つ ) をいう (3) ESCO(Energy Service Company) 省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し お客様の利益と地球環境の保全に貢献するビジネスであり 省エネ改修工事による光熱費の削減分で 全ての投資および顧客の利益を確保する手法をいう (4) PSC(Public Sector Comparator) 法人が自ら事業を実施する場合の事業期間全体を通じた財政負担の見込額をいう (5) 長期借入金金融機関から調達し 1 年を超える期間で返済する資金をいう (6) PFI 法民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律 ( 平成 11 年法律第 117 号 ) をいう (7) 大学施設等 PFI 法第 2 条第 1 項に規定する公共施設等をいう (8) 大学施設等の事業 PFI 法第 2 条第 2 項に規定する公共施設等の整備等に関する事業をいう (9) 利用料金 PFI 法第 2 条第 6 項に規定する利用料金をいう (10) 運営等 PFI 法第 2 条第 6 項に規定する運営等をいう (11) 大学施設等運営権 PFI 法第 2 条第 7 項に規定する公共施設等運営権をいう (12) 整備等建設 製造 改修 維持管理若しくは運営又はこれらに関する企画をいい 国民に対するサービスの提供を含む (13) 優先的検討この細則に基づき 大学施設等の整備等を検討するに当たって 多様な PPP/PFI 手法の導入が適切かどうかを 長期借入金により自ら施設の整備等を行う従来型手

法に優先して検討することをいう ( 対象とする PPP/PFI 手法 ) 第 3 条この細則の対象とする PPP/PFI 手法は 次に掲げるものとする (1) 民間事業者が大学施設等 大学施設等運営権方式の運営等を担う手法 包括的民間委託方式 運営等 Operate 方式 (2) 民間事業者が大学施設等 BTO 方式 建設 Build- 移転 Transfer- 運営等 Operate の設計 建設又は製造及び BOT 方式 建設 Build- 運営等 Operate- 移転 Transfer 運営等を担う手法 BOO 方式 建設 Build- 所有 Own- 運営等 Operate DBO 方式 設計 Design- 建設 Build- 運営等 Operate RO 方式 改修 Renovate- 運営等 Operate ESCO (3) 民間事業者が大学施設等 BT 方式 建設 Build- 移転 Transfer ( 民間建設買取方式 ) の設計及び建設又は製造 民間建設借上方式を担う手法 (PPP/PFI 手法先導的検討のプロセス ) 第 4 条 PPP/PFI 手法先導的検討は 次の予算区分により適切な手続きを行うものとする (1) 施設整備費補助金の場合は 別紙 1 の施設整備費補助金の事業に係る PFI 手法導入優先的検討のプロセスに基づくものとする (2) 施設整備費補助金以外の場合は 別紙 2 の施設整備費補助金以外の事業に係る PPP/PFI 手法導入優先的検討のプロセスに基づくものとする ( 優先的検討の開始時期 ) 第 5 条優先的検討の開始時期は 次に掲げる場合とする (1) 大学施設等の整備等の方針を検討する場合 (2) 大学施設等の整備等を行うために基本構想 基本計画等を策定する場合 (3) 大学施設等の運営等の見直しを行う場合 (4) 未利用所有地資産等の有効活用を検討する場合 ( 優先的検討の対象とする事業 ) 第 6 条優先的検討の対象とする事業は 次の第 1 号及び第 2 号に該当する事業とする (1) 次のいずれかに該当する事業イ産学連携施設 宿泊施設 ( 学生宿舎 職員宿舎等 ) 福利厚生施設 駐車場などの大学施設等の事業ロ利用料金の徴収を行う大学施設等の事業ハその他民間事業者の資金 経営能力及び技術的能力を活用する効果が認められる大学施設等の事業

(2) 次のいずれかの事業費基準を満たす事業イ事業費の総額が 10 億円以上の大学施設等の事業 ( 建設 製造又は改修を含むものに限る ) ロ単年度の事業費が 1 億円以上の大学施設等の事業 ( 運営等のみを行うものに限る ) 2 前項にかかわらず 対象事業の例外として 次に掲げる事業を優先的検討の対象から除くものとする (1) 既に PPP/PFI 手法の導入が前提とされている大学施設等の事業 (2) 競争の導入による公共サービスの改革に関する法律 ( 平成 18 年法律第 51 号 ) に基づく市場化テストの導入が前提とされている大学施設等の事業 (3) 民間事業者が実施することが法的に制限されている大学施設等の事業 (4) 災害復旧事業や補正事業等 緊急に実施する必要がある大学施設等の事業 ( 適切な PPP/PFI 手法の選択 ) 第 7 条優先的検討の対象となる大学施設等の事業について 第 8 条の費用総額の比較による評価又は導入可能性調査による評価に先立って 当該事業の期間 特性 規模等を踏まえ 当該事業の品質確保に留意しつつ 別紙 3 の PPP/PFI 採用手法選択フローチャートに基づき 最も適切な PPP/PFI 手法 ( 以下 採用手法 という ) を選択するものとする この場合において 唯一の手法を選択することが困難であるときは 複数の手法を選択できるものとする ただし 次に掲げるものに該当する場合には 当該各号に定めるところにより 選択した採用手法の導入を決定することができるものとする (1) 民間事業者から PPP/PFI に関する提案がある場合であって 当該提案において 長期借入金により自ら施設の整備等を行う従来型手法 ( 以下 従来型手法 という ) による場合と採用手法を導入した場合との間での費用総額の比較等の客観的な評価により 当該採用手法の導入が適切であるとされている場合は 第 8 条の費用総額の比較による評価を省略し 第 9 条の導入可能性調査による評価を実施する (2) 事業実績に照らし 採用手法の導入が適切であると判断できる場合は 第 8 条の費用総額の比較による評価及び第 9 条の導入可能性調査による評価を省略する ( 費用総額の比較による評価 ) 第 8 条費用総額の比較による検討として 従来型手法による場合と 採用手法を導入した場合との間で 次に掲げる費用等の総額 ( 以下 費用総額 という ) を比較し 採用手法の導入の適否を評価するものとする (1) 大学施設等の整備等 ( 運営等を除く ) の費用 (2) 大学施設等の運営等の費用 (3) 民間事業者の適正な利益及び配当 (4) 調査に要する費用 (5) 資金調達に要する費用

(6) 利用料金収入 2 前条において複数の手法を選択した場合にあっては 各々の手法について費用総額を算定し その最も低いものと 従来型手法による場合の費用総額との間で同様の比較を行うものとする 3 採用手法の過去の実績が乏しいこと等により 費用総額の比較が困難と認めるときは 同条第 1 項にかかわらず 次に掲げる評価その他公的負担の抑制につながることを客観的に評価することができる方法により採用手法の導入の適否を評価することができるものとする (1) 民間事業者への意見聴取を踏まえた評価 (2) 類似事例の調査を踏まえた評価 ( 導入可能性調査による評価 ) 第 9 条前条の費用総額の比較による検討において 採用手法の導入が適していると判断された大学施設等の事業を対象として 専門的な外部コンサルタントを活用するなどにより 要求水準 リスク分担等の検討を行った上で 詳細な費用等の比較を行い 従来型手法による場合と 採用手法を導入した場合との間で 費用総額を比較し 採用手法の導入の適否を評価するものとする ( 評価結果の公表 ) 第 10 条費用総額の比較による評価の結果 PPP/PFI 手法の導入に適しないと評価した場合には 次に掲げる事項を 当該各号に定める時期に本法人のホームページ上で公表するものとする (1) PPP/PFI 手法を導入しないこととした旨その他当該大学施設等の事業の予定価格の推測につながらない事項を PPP/PFI 手法を導入しないこととした後 遅滞ない時期に公表 (2) 別紙 4 の PPP/PFI 手法簡易評価調書の内容を入札手続の終了後等 適切な時期に公表 2 第 8 条第 3 項による評価の結果 PPP/PFI 手法の導入に適しないと評価した場合には 次に掲げる事項を 当該各号に定める時期に本法人のホームページ上で公表するものとする (1) PPP/PFI 手法を導入しないこととした旨及び客観的な評価結果の内容 ( 当該施設整備事業の予定価格の推測につながらないものに限る ) を PPP/PFI 手法を導入しないこととした後 遅滞ない時期に公表 (2) 客観的な評価結果の内容 ( 当該大学施設等の事業の予定価格の推測につながるものに限る ) を入札手続の終了後等適切な時期に公表 3 導入可能性調査による評価の結果 PPP/PFI 手法の導入に適しないと評価した場合には 次に掲げる事項を 当該各号に定める時期に本法人のホームページ上で公表するものとする (1) PPP/PFI 手法を導入しないこととした旨その他当該大学施設等の事業の予定価格の推測につながらない事項を PPP/PFI 手法を導入しないこととした後 遅滞ない時期に公表 (2) 別紙 4 の PPP/PFI 手法簡易評価調書の内容 ( 第 9 条の導入可能性調査による評価結果を踏まえて更新した場合は当該更新した後のもの ) を入札手続の終了後等適切な時期に公表

別紙 1( 第 4 条関係 ) 施設整備費補助金の事業に係る PFI 手法導入優先的検討のプロセス 浜松医科大学における手続き 1PFI 手法導入検討の開始 2 対象事業 対象対象外検討対象外 3 適切な PFI 手法の選択 事業実績に照らし 採用手法の導入が適切であると判断できる場合 導入可能性調査の評価を行うことが前提とされている場合 左記以外 5 導入可能性調査による評価 有利 4 費用総額の比較による評価 有利 不利 PFI 不採用評価結果公表 不利 PFI 不採用評価結果公表 6 施設整備費補助金を要求する PFI 事業を概算要求 文部科学省における手続き 国立大学法人等施設整備に関する検討会 及び PFI 検討会 にて事業評価 浜松医科大学における手続き S 評価 A,B,C 評価 浜松医科大学の判断により 事業計画の見直し等 7PFI 手法導入による施設整備

別紙 2( 第 4 条関係 ) 施設整備費補助金以外の事業に係る PPP/PFI 手法導入優先的検討のプロセス 浜松医科大学における手続き 1PPP/PFI 手法導入検討の開始 2 対象事業 対象対象外検討対象外 3 適切な PPP/PFI 手法の選択 事業実績に照らし 採用手法の導入が適切であると判断できる場合 導入可能性調査の評価を行うことが前提とされている場合 左記以外 5 導入可能性調査による評価 有利 4 費用総額の比較による評価 有利 不利 PPP/PFI 不採用評価結果公表 不利 PPP/PFI 不採用評価結果公表 6PPP/PFI 手法導入による施設整備

別紙 3( 第 7 条関係 ) PPP/PFI 採用手法選択フローチャート按分 施設の新設又は改修を伴うもの 該当する 該当しない 設計及び建設 ( 製造 ) と運営等を一括して委託するもの 1 該当する 該当しない 建設 ( 製造 ) に民間資金を活用するもの 長期借入金以外 長期借入金 1 民間事業者が大学施設等の設計 建設又は製造及び運営等を担う手法 DBO 方式を除く 2 2 民間事業者が大学施設等の設計 建設又は製造及び運営等を担う手法 DBO 方式 2 3 民間事業者が大学施設等の設計及び建設又は製造を担う手法 2 1 例えば (1) 新たに建設 ( 製造 ) を行う大学施設等についても 別の大学施設等とともに 一括して当該大学施設等を新たに建設 ( 製造 ) する民間事業者以外の者に運営等を委託することによって 運営等に係る財政負担の抑制が期待できる場合 (2) 当該大学施設等に係る将来の状況の変化が大きい ( 急速な技術革新の進展や利用に係る需要の大幅な変化等が予想される ) ことから 建設 ( 製造 ) 後の運営等に係る契約内容や要求水準の検討が困難である場合等は 該当しない を選択することが考えられる 2 これらの手法については 不動産の利活用 ( 定期借地権方式 大学所有床の活用 占用許可等の公的空間の利活用等 ) と併せて実施することも考えられる 4 民間事業者が大学施設等の運営等を担う手法下記方式の特徴を踏まえて 簡易な検討の対象とする手法を決定する (1) 大学施設等運営権方式次に掲げる事項の全てに該当する場合に採用することができる 大学施設等の管理者等が大学施設等の所有権を有していること 大学施設等が利用料金の徴収を行うものであること (2) 運営等 Operate 方式 (1) に該当しない場合でも採用することができる (3) 包括的民間委託方式 大学施設等の維持管理又はこれに関する企画に掲げる二種類以上の業務について 民間事業者に一括して委託する場合に採用することができる

別紙 4( 第 10 条関係 ) PPP/PFI 手法簡易定量評価調書 従来型手法の費用等 (PSC) 長期借入金により大学施設等の管理者等が自ら整備等を行う手法 採用手法の費用等 ( 選択した PPP/PFI 手法 ) 整備等 ( 運営等を除く ) 費用 運営等費用 利用料金収入 資金調達費用 調査等費用 税金 税引後損益 合計 合計 ( 現在価値 ) 財政支出削減率 その他 ( 前提条件等 )

別紙 4( 第 10 条関係 ) PPP/PFI 手法簡易定量評価調書記載の根拠 (1) 従来型手法による場合の費用 (PSC) の算定根拠大学施設等の整備等 ( 運営等を除く ) の費用大学施設等の運営等の費用 利用料金収入 調査に要する費用 資金調達に要する費用 民間事業者の適正な利益及び配当 ( 税引後損益 ) (2) 採用手法を導入した場合の費用の算定根拠大学施設等の整備等 ( 運営等を除く ) の費用大学施設等の運営等の費用 利用料金収入 資金調達に要する費用 調査に要する費用 税金 民間事業者の適正な利益及び配当 ( 税引後損益 ) (3) その他の仮定事業期間 割引率