平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版) 1/4

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平成 22 年第 2 四半期エイズ発生動向 ( 平成 22(2010) 年 3 月 29 日 ~ 平成 22(2010) 年 6 月 27 日 ) 平成 22 年 8 月 13 日 厚生労働省エイズ動向委員会

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年齢 年齢 1. 柏 2. 名古屋 3. G 大阪 4. 仙台 5. 横浜 FM 6. 鹿島 -19 歳 0 0.0% 0 0.0% 2 2.7% 1 1.4% 3 4.0% 3 4.6% 歳 4 5.0% 5 6.7% 7 9.6% 2 2.7% 2 2.7% % 25-2

平成 27 年 2 月から適用する公共工事設計労務単価 1 公共工事設計労務単価は 公共工事の工事費の積算に用いるためのものであり 下請契約等における労務単価や雇用契約における労働者への支払い賃金を拘束するものではない 2 本単価は 所定労働時間内 8 時間当たりの単価である 3 時間外 休日及び深

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共通基準による観光入込客統計 ~ 共通基準に基づき 平成 22 年 月期調査を実施した 39 都府県分がまとまりました~ 平成 23 年 10 月 31 日観光庁 各都道府県では 平成 22 年 4 月より順次 観光入込客統計に関する共通基準 を導入し 信頼 性の高い観光入込客統計調査を

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

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2. 長期係数の改定 保険期間を2~5 年とする契約の保険料を一括で支払う場合の保険料の計算に使用する長期係数について 近年の金利状況を踏まえ 下表のとおり変更します 保険期間 2 年 3 年 4 年 5 年 長期係数 現行 改定後

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- 1 - Ⅰ. 調査設計 1. 調査の目的 本調査は 全国 47 都道府県で スギ花粉症の現状と生活に及ぼす影響や 現状の対策と満足度 また 治療に対する理解度と情報の到達度など 現在のスギ花粉症の実態について調査しています 2. 調査の内容 - 調査対象 : ご自身がスギ花粉症である方 -サンプ


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目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい

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(3) 最大較差 平成 17 年国調口平成 22 年国調口 H24.9 選挙名簿 在外選挙名簿 H25.9 選挙名簿 在外選挙名簿 最大 : 千葉 4 569,835 東京 ,677 最大 : 千葉 4 497,350 北海道 1 487,678 最小 : 高知 3 258,681 鳥取

図表 1 個人保険の新規契約 保有契約 ( 万件 % 億円) 新規契約 保有契約 件数 金額 ( 契約高 ) 件数 金額 ( 契約高 ) 前年度比 前年度比 前年度比 前年度比 平成 25 年度 1, , , ,575,

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Ⅰ. 調査設計 1. 調査目的 アレルギー疾患対策基本法が施行されており 地域の状況に合わせた適切なアレルギー疾患対策 の検討が進められている中 国内のアレルギー性鼻炎 ( 通年性 花粉症 ) の実態や 患者の保護者が 抱える悩みや情報ニーズを明らかにすることを企図し 本調査を実施しました その中で

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表 1) また 従属人口指数 は 生産年齢 (15~64 歳 ) 人口 100 人で 年少者 (0~14 歳 ) と高齢者 (65 歳以上 ) を何名支えているのかを示す指数である 一般的に 従属人口指数 が低下する局面は 全人口に占める生産年齢人口の割合が高まり 人口構造が経済にプラスに作用すると

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3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

別紙様式 3( 付表 1) 平成 年度介護職員処遇改善加算実績報告書積算資料 薄い黄色のセルに必要事項を入力してください 1. 加算受給額 ( 現行の加算 Ⅰと 現行の加算 Ⅱの比較額について ) 別紙様式 3の56を記載する場合のみ記載 別紙様式 3の34により報告した場合は記載不要です 単位 :

Transcription:

第 1 章調査の目的及び方法等 1. 調査の目的 (1) 調査の目的内閣府政策統括官 ( 共生社会政策担当 ) 付高齢社会対策担当では 昭和 49 年以降 高齢者問題に関する調査を毎年実施しており 平成 6 年度から より効果的 体系的な調査を実施するため 高齢社会対策の施策分野別 (5 分野 ) に 一般高齢者の意識に関する総合的な調査を行う 高齢者対策総合調査 を施策分野別に原則 5 年毎に計画的に実施するとともに 政策立案に寄与するため 政府の方針や経済社会情勢の変化を踏まえたテーマを設定した調査研究 ( 政策研究調査 ) を実施している 本年度においては 施策分野別に行ってきた調査のうち 高齢者の経済生活 及び 高齢者の住宅と生活環境 に関する実態と意識を把握するとともに 政府の方針や経済社会情勢の変化を踏まえたテーマを設定する調査研究を実施し 今後の高齢社会対策の推進に資することを目的とする 2. 調査の仕様 (1) 調査地域全国 ( 但し 2016 年 4 月に発生した 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本県熊本地方を震源とする地震 の影響を鑑み 大分県と熊本県の調査は中止とした (2) 調査対象者全国の 60 歳以上 ( 平成 28 年 1 月 1 日現在 ) の男女個人 ( 施設入所者は除く ) (3) 標本数男女あわせて 3,000 人 ( 但し 2016 年 4 月に発生した 平成 28 年 (2016 年 ) 熊本県熊本地方を震源とする地震 の影響を鑑み 大分県の2 調査地点および熊本県の2 調査地点の4 地点については調査を中止した そのため 3000 名から 80 名 (4 地点 20 名 ) を除いた 2920 名が調査対象 ) (4) 調査事項 経済生活 ( ア ) 経済的な暮らし向きに関する事項 ( イ ) 収入 支出に関する事項 ( ウ ) 資産に関する事項 ( エ ) 社会保障制度に関する事項 ( オ ) その他に関する事項 住宅と生活環境 ( カ ) 基本的生活に関する事項 ( キ ) 住宅 生活環境に関する事項 ( ク ) その他に関する事項 社会的な活動への参加 ( ケ ) 居住地域での社会的活動に関する事項 ( コ ) 社会的活動をするうえで役に立っていることに関する事項 1

(5) 調査方法調査員による面接聴取法 (6) 調査期間平成 28 年 6 月 4 日 ~6 月 26 日 (7) サンプリング方法層化 2 段無作為抽出を用いた 具体的には以下の手順 1 層化平成 27 年 1 月 1 日現在の住民基本台帳人口に基づいて 地域と都市規模とする 地域区分 全国の都道府県を単位として 次の 10 区分に分類 北海道 (1 道 ) 北海道東北 (6 県 ) 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県関東 (1 都 6 県 ) 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 北陸 (4 県 ) 東山 (3 県 ) 東海 (3 県 ) 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 近畿 (2 府 4 県 ) 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国 (5 県 ) 四国 (4 県 ) 九州 (8 県 ) 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 都市規模区分 大都市 ⅰ) 東京都 23 区 政令指定都市 中都市 ⅱ) 人口 10 万人以上の市 小都市 ⅲ) 人口 10 万人未満の市 町村 ⅳ) 郡部 ( 町村 ) 都市規模における市町村の別は 平成 28 年 4 月 1 日現在市制施行によるものとする 2 抽出各層 ( 地域 10 区分 都市規模 4 区分 ) について それぞれの層における母集団 ( 平成 27 年 1 月 1 日現在の住民基本台帳人口の 60 歳以上人口に基づく ) の大きさにより 150 地点を比例配分し 1 地点につき 20 サンプルずつとすることにより 設定標本数 3,000 を配分する 抽出された地点 ( 大字 町丁目 ) ごとに 60 歳以上の男女個人を 対象年齢に該当する人だけを数えて 一定の抽出間隔で 20 サンプルを抽出する 2

能内訳(8) 有効回収数ア. 標本数 有効回収数 回収率熊本県熊本地方を震源とする地震による対応後 当初予定 標本数 2,920 人 3,000 人 有効回収数 1,976 人 有効回収率 67.7% イ. 調査不能数 不能内訳熊本県熊本地方を震源とする地震による対応後 不能数 ( 率 ) 944 人 (32.3%) 不転居 25 人 (0.9%) 長期不在 35 人 (1.2%) 一時不在 188 人 (6.4%) 住所不明 27 人 (0.9%) 拒否 583 人 (20.0%) 本人死亡 21 人 (0.7%) その他 65 人 (2.2%) (9) 調査委託機関株式会社日本リサーチセンター (10) 企画分析委員会 高齢者の経済 生活環境に関する調査企画分析委員会 を設置し 下記の検討項目について2 回の会議を開催した 開催回開催日時主な議題 第 1 回 第 2 回 平成 28 年 8 月 5 日 ( 金 ) 10:00~12:00 平成 28 年 10 月 6 日 ( 木 ) 10:00~12:00 調査仕様および結果の共有 分析委員の執筆テーマ検討 報告書案の検討 分析委員の報告書検討 本調査は 内閣府政策統括官 ( 共生社会政策担当 ) の委託により株式会社日本リサーチセンターが学識経験者の協力を得て実施した 企画分析委員は以下のとおりとなっている (50 音順 敬称略 ) 香山リカ立教大学現代心理学部映像身体学科教授佐藤博樹中央大学大学院戦略経営研究科教授澤岡詩野公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団研究部主任研究員藤森克彦みずほ情報総研株式会社社会保障 藤森クラスター主席研究員 3

(11) 本報告書を読む際の留意点 1 本文及び図表において調査票の質問文や選択肢を引用する場合, これらを簡略化して表記することがある 2 回答率 ( 各回答の百分比 ) は, 小数点以下第 2 位を四捨五入したため, 回答率の合計が 100.0% にならないことがある また, 同様に, 個別の選択肢を合計して小計を出している場合も, 各選択肢の回答率の合計が小計と一致しないことがある 3 本文中の回答率の差を示すポイントについては, 小数点以下第 1 位を四捨五入し, 整数値で表している 4 本文 図表 集計結果表で用いた記号等の意味は, 次のとおりである n: その質問に対する回答者数であり, 回答率の合計 100% が何人に相当するかを示す比率算出の基数である 複数回答:1 回答者が2 以上の回答をすることができる質問 複数回答質問における比率は 回答数の合計を回答者数 (n) で割った比率であり 通常その値は 100% を超える 0.0 : 回答者はいるが, その比率が表章単位に満たない値である : 回答者がいないことを示す クロス集計で 分析軸( 表側軸 ) の該当者が 30 人未満の場合は標本誤差が大きくなるため 原則的には分析の対象から除いている 5 標本誤差は回答者数 (n) と得られた結果の比率によって異なるが 層化 2 段無作為抽出法の場合の誤差 (95% は信頼できる誤差の範囲 ) は下表の右端の通りである 単純無作為抽出の場合 層化二段抽出の場合 (1.41 倍 ) 結果の % 10% 20% 30% 40% 50% 50% サンプル数 ( または90%) ( または80%) ( または70%) ( または60%) ( または50%) ( または50%) 設定数 2920 1.1% 1.5% 1.7% 1.8% 1.8% 2.6% 回収数 1976 1.3% 1.8% 2.0% 2.2% 2.2% 3.1% 大都市 440 2.8% 3.7% 4.3% 4.6% 4.7% 6.6% 中都市 816 2.1% 2.7% 3.1% 3.4% 3.4% 4.8% 小都市 502 2.6% 3.5% 4.0% 4.3% 4.4% 6.2% 町村 218 4.0% 5.3% 6.1% 6.5% 6.6% 9.4% なお 誤差には回答者の誤解などによる計算不能な非標本誤差も存在する 4

3. 調査対象者の基本属性 (1) 性別 (F1) F1 あなたの性別をお答えください ( は 1 つだけ ) 1 男 2 女 ( 図 131) 男女 全体 (n=1,976) 45.6 54.4 総数 男 女 1,976 人 902 人 1,074 人 100% 45.6% 54.4% (2) 年齢 (F2) F2 あなたは 満年齢でおいくつですか ( 図 132) 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80 歳以上 全体 (n=1,976) 17.0 27.5 21.3 16.6 17.6 総数 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80 歳以上 1,976 人 336 人 544 人 420 人 329 人 347 人 100% 17.0% 27.5% 21.3% 16.6% 17.6% 5

(3) 未既婚 ( 事実婚を含む )(F3) F3 あなたは 現在 結婚していますか 事実婚も含めて下さい ( は 1 つだけ ) 1 結婚したことがない 2 現在 配偶者 ( あるいはパートナー ) がいる 3 配偶者 ( あるいはパートナー ) と死別したので 現在 配偶者 ( あるいはパートナー ) はいない 4 配偶者 ( あるいはパートナー ) と離別をしたので 現在 配偶者 ( あるいはパートナー ) はいない ( 図 133) 結婚したことがない 現在配偶者がいる 離別したので現在配偶者はいない 死別したので現在配偶者はいない 配偶者あるいはパートナーはいない ( 計 ) 全 体 (n=1,976) 3.8 72.2 18.9 5.1 27.8 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 4.1 84.7 2.9 8.2 15.3 65 ~ 74 歳 (n=444) 6.3 83.8 5.6 4.3 16.2 75 歳以上 (n=288) 85.8 10.8 1.7 14.2 1.7 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 5.4 80.1 7.2 7.2 19.9 65 ~ 74 歳 (n=520) 69.0 21.2 6.2 31.0 3.7 75 歳以上 (n=388) 44.1 49.2 4.6 55.9 2.1 * この質問以降 配偶者 には事実婚におけるパートナーを含むものとする (4) 同居者 (F4) F4 あなたは 現在 どなたと一緒に暮らしていますか 養子の方も含めて下さい ( はいくつでも) 1 配偶者 ( あるいはパートナー ) 2 親 ( 配偶者の親を含む ) 3 子 ( 子の配偶者を含む ) 4 孫 ( 孫の配偶者を含む ) 5 その他 ( 親族以外も含む ) 6 同居者はいない 100.0 80.0 70.3 ( 図 1341)( 複数回答 ) 85.2 60.0 40.0 20.0 0.0 6.3 配偶者親子孫その他 * 調査票では養子を実子と同様に回答してもらっているため この質問以降 子 には養子を含むものとする 6 同居者はいない 同居者がいる ( 計 ) 全 体 (n=1,976) 70.3 6.3 41.8 11.3 2.2 14.8 85.2 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 82.9 16.5 38.8 5.9 1.2 11.2 88.8 65 ~ 74 歳 (n=444) 82.0 9.7 41.4 8.3 2.3 10.4 89.6 75 歳以上 (n=288) 83.3 1.4 40.3 14.9 1.0 9.0 91.0 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 77.7 15.7 45.8 7.2 3.0 5.4 94.6 65 ~ 74 歳 (n=520) 67.9 4.2 39.0 9.2 2.1 17.7 82.3 75 歳以上 (n=388) 42.0 0.3 46.4 18.8 3.4 25.8 74.2 41.8 11.3 2.2 14.8

( 図 1342) 二世代世帯 ( 子どもと同居 ) 三世代世帯単身世帯二世代世帯 ( 親と同居 ) ( 親 子どもと同居 ) 三世代世帯夫婦のみ世帯 ( 子ども 孫と同居 ) その他 全体 (n=1,976) 14.8 38.4 2.9 28.3 2.7 10.1 2.8 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 11.2 41.8 7.1 25.3 8.2 4.1 2.4 65 ~ 74 歳 (n=444) 10.4 42.3 3.6 28.2 5.0 7.2 3.4 75 歳以上 (n=288) 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 5.4 9.0 38.6 48.3 9.0 1.0 25.7 32.5 0.0 6.0 14.2 6.6 1.7 1.8 65 ~ 74 歳 (n=520) 17.7 38.8 2.3 29.2 1.2 7.9 2.9 75 歳以上 (n=388) 25.8 24.5 28.6 0.3 17.5 3.4 (5) 別居の子の有無 (F5) F5 あなたは 現在 別居のお子さんはいらっしゃいますか 養子の方も含めて下さい ( は 1 つだけ ) 1 別居の子あり 2 別居の子はいない ( 図 135) 別居の子あり 別居の子はいない 全体 (n=1,976) 78.4 21.6 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 70.0 30.0 65 ~ 74 歳 (n=444) 75.7 24.3 75 歳以上 (n=288) 83.0 17.0 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 71.7 28.3 65 ~ 74 歳 (n=520) 80.2 19.8 75 歳以上 (n=388) 82.2 17.8 7

(6) 最終学歴 ( 中退を含む )(F6) F6 あなたが 最後に卒業 ( 中退 ) したのはどんな学校でしたか ( は 1 つだけ ) 1 小学校 中学校 2 高等学校 3 短期大学 高専 専門学校 4 大学 大学院 5 その他 6 わからない ( 図 136) 短期大学 高専 専門学校 その他 小学校 中学校高等学校大学 大学院わからない 全体 (n=1,976) 29.7 45.9 10.9 12.7 0.3 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 14.1 41.8 11.8 32.4 0.6 65 ~ 74 歳 (n=444) 23.2 50.0 5.6 21.2 75 歳以上 (n=288) 41.3 36.1 2.8 18.4 0.7 0.7 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 13.3 52.4 22.3 10.2 0.6 1.2 65 ~ 74 歳 (n=520) 27.5 52.3 15.4 4.8 75 歳以上 (n=388) 45.1 38.7 11.9 0.8 1.5 2.1 (7) 収入のある仕事の有無 (F7) F7 あなたは 現在 収入のある仕事をしていますか 1 収入のある仕事をしている 2 収入のある仕事をしていない ( 図 137) 収入のある仕事をしている 収入のある仕事をしていない 全体 (n=1,976) 32.9 67.1 男性 60 ~ 64 歳 (n=170) 75.3 24.7 65 ~ 74 歳 (n=444) 47.5 52.5 75 歳以上 (n=288) 12.5 87.5 女性 60 ~ 64 歳 (n=166) 48.8 51.2 65 ~ 74 歳 (n=520) 29.0 71.0 75 歳以上 (n=388) 11.1 88.9 8